JPH0793787A - 光学的記録再生装置 - Google Patents
光学的記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0793787A JPH0793787A JP23935893A JP23935893A JPH0793787A JP H0793787 A JPH0793787 A JP H0793787A JP 23935893 A JP23935893 A JP 23935893A JP 23935893 A JP23935893 A JP 23935893A JP H0793787 A JPH0793787 A JP H0793787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- gain
- tracking
- pep
- offset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トラッキング制御信号のオフセットとゲインの
補正をトラッキング不可領域(PEP部)からでも出来
るようにする。 【構成】円板状記録媒体上の案内溝3に光スポット22
を照射し、光スポット22を案内溝3を横切るように走
査して速度を検出する速度検出器40と、トラッキング
制御信号のオフセット及びゲインを検出するオフセット
調整回路13,ゲイン調整回路14を有する。 【効果】トラッキング制御信号のオフセットとゲイン補
正を回路を追加することなく、確実に行う。
補正をトラッキング不可領域(PEP部)からでも出来
るようにする。 【構成】円板状記録媒体上の案内溝3に光スポット22
を照射し、光スポット22を案内溝3を横切るように走
査して速度を検出する速度検出器40と、トラッキング
制御信号のオフセット及びゲインを検出するオフセット
調整回路13,ゲイン調整回路14を有する。 【効果】トラッキング制御信号のオフセットとゲイン補
正を回路を追加することなく、確実に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録再生装置に
関し、特に光スポットを記録媒体上の案内溝に追従させ
るトラッキングサーボ系のオフセット及びゲインを一定
に保つことが出来る光学的記録再生装置に関するもので
ある。
関し、特に光スポットを記録媒体上の案内溝に追従させ
るトラッキングサーボ系のオフセット及びゲインを一定
に保つことが出来る光学的記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの5″系ではISO規格によ
りPEP(媒体等の情報が記録されているプリフォーマ
ット部)があり、この情報により媒体種別を確認後、ト
ラッキング系の補正を実施する。その際、クロストラッ
クシーク(トラックを横切る方向へ走査する)によって
例えば数千本横切ったことでシークを終了する。通常P
EP部ではトラッキング誤差信号は零であるはずだが、
検出器23(図1)等のバラツキによりあたかもトラッ
クを横切ったように見えることがあり(PEP幅0.5m
m,トラッキング誤差信号採取速度24mm/sec(周
期55.8μsec),PEPデータによるクロストラ
ックパルス周期44.6μsec)そのとき、PEP部
で速度が早くなったと判定し、減速しようとするため、
トラッキング可能領域へ到達できない、または規定のト
ラックを横切ることができないという問題がある。トラ
ッキング誤差信号の採取速度をもっと早くすればよい
が、回路を簡単化し、マイクロプロセッサがトラッキン
グ誤差信号を採取出来る速度(トラック1本を横切った
ときに少なくとも2コデータを採取できる速度)に設定
しなければならないため、速度を早くすることが出来な
い。トラッキングサーボ系の補正に関しては特願昭60
−180252号公報に記載されているがトラッキング
不可領域(PEP部)については考慮されていない。
りPEP(媒体等の情報が記録されているプリフォーマ
ット部)があり、この情報により媒体種別を確認後、ト
ラッキング系の補正を実施する。その際、クロストラッ
クシーク(トラックを横切る方向へ走査する)によって
例えば数千本横切ったことでシークを終了する。通常P
EP部ではトラッキング誤差信号は零であるはずだが、
検出器23(図1)等のバラツキによりあたかもトラッ
クを横切ったように見えることがあり(PEP幅0.5m
m,トラッキング誤差信号採取速度24mm/sec(周
期55.8μsec),PEPデータによるクロストラ
ックパルス周期44.6μsec)そのとき、PEP部
で速度が早くなったと判定し、減速しようとするため、
トラッキング可能領域へ到達できない、または規定のト
ラックを横切ることができないという問題がある。トラ
ッキング誤差信号の採取速度をもっと早くすればよい
が、回路を簡単化し、マイクロプロセッサがトラッキン
グ誤差信号を採取出来る速度(トラック1本を横切った
ときに少なくとも2コデータを採取できる速度)に設定
しなければならないため、速度を早くすることが出来な
い。トラッキングサーボ系の補正に関しては特願昭60
−180252号公報に記載されているがトラッキング
不可領域(PEP部)については考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トラッキングサーボ系
のオフセット及びゲインを一定に保つ機能を備えた光学
的記録再生装置において、補正を開始するため目標速度
を設定し、トラックを横切る方向へ走査したとき(速度
の検出方法としてはトラッキング誤差信号の周期にて速
度を判断する)、トラッキング可能領域又は規定のトラ
ックを横切ることが出来ないという問題がある。その解
決案としては第1にPEPを通過する時間だけトラッキ
ング誤差信号をマスクする(この場合、カウンタ回路を
追加する必要がある)、第2に目標速度を高めに設定
し、一定時間経過後、トラッキング誤差信号をマイクロ
プロセッサがサンプリング出来る速度に落し、トラッキ
ングサーボのオフセット及びゲインを規定値内に補正す
る。
のオフセット及びゲインを一定に保つ機能を備えた光学
的記録再生装置において、補正を開始するため目標速度
を設定し、トラックを横切る方向へ走査したとき(速度
の検出方法としてはトラッキング誤差信号の周期にて速
度を判断する)、トラッキング可能領域又は規定のトラ
ックを横切ることが出来ないという問題がある。その解
決案としては第1にPEPを通過する時間だけトラッキ
ング誤差信号をマスクする(この場合、カウンタ回路を
追加する必要がある)、第2に目標速度を高めに設定
し、一定時間経過後、トラッキング誤差信号をマイクロ
プロセッサがサンプリング出来る速度に落し、トラッキ
ングサーボのオフセット及びゲインを規定値内に補正す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】PEP情報読取り後、目
標速度を高め(トラッキング誤差信号をサンプリング出
来る速度の約1.5倍)に設定し、ヘッドを外周へ移動
する。一定時間経過後(PEP部を通過する時間)、速
度(トラッキング誤差信号をマイクロプロセッサがサン
プリング出来る速度)を落すことによりトラッキングサ
ーボ系の補正が出来るようにする。
標速度を高め(トラッキング誤差信号をサンプリング出
来る速度の約1.5倍)に設定し、ヘッドを外周へ移動
する。一定時間経過後(PEP部を通過する時間)、速
度(トラッキング誤差信号をマイクロプロセッサがサン
プリング出来る速度)を落すことによりトラッキングサ
ーボ系の補正が出来るようにする。
【0005】
【作用】トラッキングサーボ系のオフセット及びゲイン
を補正するときヘッドをトラックを横切る方向に走査し
てトラッキング誤差信号をサンプリングする必要があ
る。サンプリングする方法はいろいろあるがマイクロプ
ロセッサによってサンプリングするときある一定の速度
以下でなければサンプリング出来ない。PEP情報読取
り後、PEPを通過するまでの時間、目標速度を上げて
時間経過後、目標速度を規定速度にすることにより補正
を可能とする。
を補正するときヘッドをトラックを横切る方向に走査し
てトラッキング誤差信号をサンプリングする必要があ
る。サンプリングする方法はいろいろあるがマイクロプ
ロセッサによってサンプリングするときある一定の速度
以下でなければサンプリング出来ない。PEP情報読取
り後、PEPを通過するまでの時間、目標速度を上げて
時間経過後、目標速度を規定速度にすることにより補正
を可能とする。
【0006】また、PEP部通過時間分、トラッキング
誤差信号をマスクするという方法もあるが、カウンタ回
路を追加する必要がある。
誤差信号をマスクするという方法もあるが、カウンタ回
路を追加する必要がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面により詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示すトラッキン
グ信号のオフセット、ゲイン自動設定装置のブロック図
である。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示すトラッキン
グ信号のオフセット、ゲイン自動設定装置のブロック図
である。
【0008】図1において、20はレーザ光の光源、2
1は対応レンズ、3はディスク上の案内溝、22はディ
スク上に照射された光スポット、23は案内溝から反射
されたら光ミラー34で導入する検出器、12は検出器
23からの出力11を入力して増幅するアンプ、13は
MPU50からのオフセット指示信号17により制御さ
れるオフセット調整回路、14はMPU50からのゲイ
ン指示信号18により制御されるゲイン調整回路、25
はゲイン調整回路14からのトラッキング信号45をス
イッチ46を介して入力し、これを補償する補償回路、
25は補償回路25からの出力を増幅するパワーアン
プ、35は光学系を搭載したヘッド、40は移動するヘ
ッド35の速度を検出する速度検出器、37はヘッド3
5の速度を入力して、フィードバック制御するためのユ
ースアクチュエータ制御回路、38はコースアクチュエ
ータ制御回路37からの出力を受けて、これを増幅する
パワーアンプ、39はコースアクチュエータ、27はゲ
イン調整回路14からのトラッキング信号45をA/D
変換器19を通してピークを検出するピーク検出回路で
ある。
1は対応レンズ、3はディスク上の案内溝、22はディ
スク上に照射された光スポット、23は案内溝から反射
されたら光ミラー34で導入する検出器、12は検出器
23からの出力11を入力して増幅するアンプ、13は
MPU50からのオフセット指示信号17により制御さ
れるオフセット調整回路、14はMPU50からのゲイ
ン指示信号18により制御されるゲイン調整回路、25
はゲイン調整回路14からのトラッキング信号45をス
イッチ46を介して入力し、これを補償する補償回路、
25は補償回路25からの出力を増幅するパワーアン
プ、35は光学系を搭載したヘッド、40は移動するヘ
ッド35の速度を検出する速度検出器、37はヘッド3
5の速度を入力して、フィードバック制御するためのユ
ースアクチュエータ制御回路、38はコースアクチュエ
ータ制御回路37からの出力を受けて、これを増幅する
パワーアンプ、39はコースアクチュエータ、27はゲ
イン調整回路14からのトラッキング信号45をA/D
変換器19を通してピークを検出するピーク検出回路で
ある。
【0009】図1においてはディスク上の案内溝3に光
スポットを照射して、情報を記録再生する光学的記録再
生装置において、トラッキングサーボ制御を行う以前
に、先ず自動焦点系サーボ制御中のヘッドをPEP部に
位置付ける。あらかじめ、ゲイン指示信号17、オフセ
ット指示信号18に初期値を入力しておくPEPデータ
を採取後、43に速度指示信号xを入力し、ヘッドを外
周へ移動させて一定時間経過後、MPU50がピークを
サンプリングできる速度に変更するため、43に速度指
示信号yを入力する。MPU50は規定速度に達したか
どうかを42により確認し、規定速度に達している場
合、ピーク検出器27で得られたトラッキング信号MA
X28とMIN29を採取する。これを規定個数(例え
ば256個)採取した後、MPU50はMAXとMIN
のそれぞれの平均値を計算する。次にその中心値((M
AX(AV平均値G)+MIN(AVG))/2−基準
値(例えば(80)H))を計算し、その結果が規定範囲
内になければ、それに相当する値をオフセット指示値1
7に入力する。振巾値は(MAX(AVG)−MIN
(AVG))を計算して、その結果が規定範囲内でなけ
れば、それに相当する値をゲイン指示値18に入力す
る。指示値変更後、トラッキングオフセット、ゲインが
規定範囲になるまで上記の動作を繰返し、シーク動作を
終了する。
スポットを照射して、情報を記録再生する光学的記録再
生装置において、トラッキングサーボ制御を行う以前
に、先ず自動焦点系サーボ制御中のヘッドをPEP部に
位置付ける。あらかじめ、ゲイン指示信号17、オフセ
ット指示信号18に初期値を入力しておくPEPデータ
を採取後、43に速度指示信号xを入力し、ヘッドを外
周へ移動させて一定時間経過後、MPU50がピークを
サンプリングできる速度に変更するため、43に速度指
示信号yを入力する。MPU50は規定速度に達したか
どうかを42により確認し、規定速度に達している場
合、ピーク検出器27で得られたトラッキング信号MA
X28とMIN29を採取する。これを規定個数(例え
ば256個)採取した後、MPU50はMAXとMIN
のそれぞれの平均値を計算する。次にその中心値((M
AX(AV平均値G)+MIN(AVG))/2−基準
値(例えば(80)H))を計算し、その結果が規定範囲
内になければ、それに相当する値をオフセット指示値1
7に入力する。振巾値は(MAX(AVG)−MIN
(AVG))を計算して、その結果が規定範囲内でなけ
れば、それに相当する値をゲイン指示値18に入力す
る。指示値変更後、トラッキングオフセット、ゲインが
規定範囲になるまで上記の動作を繰返し、シーク動作を
終了する。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、トラッキングのオフセ
ット・ゲインの補正を回路を追加することなく、簡単な
構成で実現できる。
ット・ゲインの補正を回路を追加することなく、簡単な
構成で実現できる。
【図1】本実施例を説明する全体図である。
【図2】タイミングチャートである。
20…光源、 21…対物レンズ、 23…検出器、 25…アンプ、 38…パワーアンプ、 50…マイクロプロセッサユニット、 39…コースアクチュエータ、 37…コースアクチュエータ制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】円板状の記録媒体上の案内溝に光スポット
を照射して、光スポットをトラックを横切るように走査
して速度を検出する手段と、トラッキング制御信号のオ
フセット及びゲインを検出する手段をもつ光学的記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23935893A JPH0793787A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 光学的記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23935893A JPH0793787A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 光学的記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0793787A true JPH0793787A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17043573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23935893A Pending JPH0793787A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 光学的記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793787A (ja) |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP23935893A patent/JPH0793787A/ja active Pending
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