JPH0793700B2 - 受像機 - Google Patents
受像機Info
- Publication number
- JPH0793700B2 JPH0793700B2 JP60041978A JP4197885A JPH0793700B2 JP H0793700 B2 JPH0793700 B2 JP H0793700B2 JP 60041978 A JP60041978 A JP 60041978A JP 4197885 A JP4197885 A JP 4197885A JP H0793700 B2 JPH0793700 B2 JP H0793700B2
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- JP
- Japan
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- distance
- visual
- frequency
- distance measuring
- amplifier
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は受像機に関するものである。
従来のテレビ受像機の映像増幅器のピーキング周波数は
一般に2〜3MHzの間にピークをもたせているのが普通で
ある。そして、この時の最適視距離は3〜4H(HはCRT
の高さを示す)であるので、視距離がかわると、視覚特
性との間に不整合が生ずるという問題点があった。
一般に2〜3MHzの間にピークをもたせているのが普通で
ある。そして、この時の最適視距離は3〜4H(HはCRT
の高さを示す)であるので、視距離がかわると、視覚特
性との間に不整合が生ずるという問題点があった。
この発明は前記のような問題点を解決するためになされ
たもので、最良の画像を視察することのできる受像機を
得ることを目的とする。
たもので、最良の画像を視察することのできる受像機を
得ることを目的とする。
第2図はRobson等による視覚特性の測定結果を示したも
ので、ν1は感度が最大となる空間周波数である。
ので、ν1は感度が最大となる空間周波数である。
第3図はCRTの監視状態を示し、aはアスペクトレシ
オ、dはCRTの縦寸法で規格された視距離、θは視角を
表わす。空間周波数をν、水平走査周波数をH、水平
走査の有効走査率をηH,ビデオ信号周波数をVとす
ると、 ν=1.5ν1にシステムピークがあるとき、鮮鋭度が最
大になることが実験的に求められているから、(1)式
について、dを変数としてピーク周波数を求めた結果を
第4図に示す。
オ、dはCRTの縦寸法で規格された視距離、θは視角を
表わす。空間周波数をν、水平走査周波数をH、水平
走査の有効走査率をηH,ビデオ信号周波数をVとす
ると、 ν=1.5ν1にシステムピークがあるとき、鮮鋭度が最
大になることが実験的に求められているから、(1)式
について、dを変数としてピーク周波数を求めた結果を
第4図に示す。
この第4図から明らかなように、最適画像を得るために
は視距離dによって、ピーク周波数を変化させてやる必
要があることがわかる。
は視距離dによって、ピーク周波数を変化させてやる必
要があることがわかる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図で、1は
周波数特性補正(以下特補正という)部、2はビデオ
信号処理部、3は測距装置である。視距離の測定は従来
カメラに使われているAF(自動焦点)用の測距装置、ま
たは本出願人により別途出願された特開昭55-115023号
公報による測距装置、さらにまた、赤外線や超音波等の
反射を利用した測距装置等を使い、視距離dを得る。こ
の視距離dを用いて、第4図に示した特性になるよう、
特補正部1で補正を行う。この特補正部1として
は、第5図に示す様にCCD等の電荷転送素子を用いたト
ランスバーサルフイルタのドライブクロックの周波数を
距離情報に応じて切換えることによって実現可能であ
る。
周波数特性補正(以下特補正という)部、2はビデオ
信号処理部、3は測距装置である。視距離の測定は従来
カメラに使われているAF(自動焦点)用の測距装置、ま
たは本出願人により別途出願された特開昭55-115023号
公報による測距装置、さらにまた、赤外線や超音波等の
反射を利用した測距装置等を使い、視距離dを得る。こ
の視距離dを用いて、第4図に示した特性になるよう、
特補正部1で補正を行う。この特補正部1として
は、第5図に示す様にCCD等の電荷転送素子を用いたト
ランスバーサルフイルタのドライブクロックの周波数を
距離情報に応じて切換えることによって実現可能であ
る。
前記特補正部1で補正された信号は従来のビデオ信号
処理部2でコントラスト、ブライトネス直流再生等の処
理が行われてCRTに入力される。
処理部2でコントラスト、ブライトネス直流再生等の処
理が行われてCRTに入力される。
尚、前述の説明はアナログ処理ということで行ったが、
デイジタル処理でも、その処理アルゴリズムは同様に行
うことができる。すなわち、デイジタル信号処理を行う
テレビ受像機では、特補正も、所謂、FIR(Finite Im
pulse Response)のデイジタルフイルタのf特性を、遅
延素子(ラッチ回路、シフトレジスタ等)の駆動クロッ
クを変化させることで可変にすることが可能である。
デイジタル処理でも、その処理アルゴリズムは同様に行
うことができる。すなわち、デイジタル信号処理を行う
テレビ受像機では、特補正も、所謂、FIR(Finite Im
pulse Response)のデイジタルフイルタのf特性を、遅
延素子(ラッチ回路、シフトレジスタ等)の駆動クロッ
クを変化させることで可変にすることが可能である。
この発明は以上説明したとおり、入力映像信号を増幅し
て受像素子に供給する映像増幅器と、視距離を測定する
測距手段と、前記測距手段により得られた視距離に基づ
いて、前記映像増幅器の周波数特性を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記視距離の増大に応じ
て、前記映像増幅器のピーキング周波数を低くする構成
にしたので、視覚特性に整合のとれた、常に精細で高画
質の画像が視察できるという効果がある。
て受像素子に供給する映像増幅器と、視距離を測定する
測距手段と、前記測距手段により得られた視距離に基づ
いて、前記映像増幅器の周波数特性を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、前記視距離の増大に応じ
て、前記映像増幅器のピーキング周波数を低くする構成
にしたので、視覚特性に整合のとれた、常に精細で高画
質の画像が視察できるという効果がある。
第1図は、この発明の一実施例の主要部を示すブロック
図、第2図はテレビ受像機の視覚特性を示す図、第3図
はCRTの監視状態を示す図、第4図は視距離とピーク周
波数との関係を示す図、第5図は第1図に於ける特補
正回路の具体例を示す図である。 図において、 1は特補正部、2はビデオ信号処理部、3は測距装置
である。
図、第2図はテレビ受像機の視覚特性を示す図、第3図
はCRTの監視状態を示す図、第4図は視距離とピーク周
波数との関係を示す図、第5図は第1図に於ける特補
正回路の具体例を示す図である。 図において、 1は特補正部、2はビデオ信号処理部、3は測距装置
である。
Claims (1)
- 【請求項1】入力映像信号を増幅して受像素子に供給す
る映像増幅器と、 視距離を測定する測距手段と、 前記測距手段により得られた視距離に基づいて、前記映
像増幅器の周波数特性を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記視距離の増大に応じて、前記映像
増幅器のピーキング周波数を低くする ことを特徴とする受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60041978A JPH0793700B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60041978A JPH0793700B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201575A JPS61201575A (ja) | 1986-09-06 |
JPH0793700B2 true JPH0793700B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12623287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60041978A Expired - Fee Related JPH0793700B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793700B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2798800B2 (ja) * | 1990-09-18 | 1998-09-17 | 三洋電機株式会社 | テレビジョン受像機の調整方法 |
JP4506847B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2010-07-21 | ソニー株式会社 | 階調変調装置、画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3268445D1 (en) * | 1982-10-09 | 1986-02-20 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Integrated digital filter circuit for the luminance channel of colour television sets |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP60041978A patent/JPH0793700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61201575A (ja) | 1986-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |