JPH0793613A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH0793613A
JPH0793613A JP5238356A JP23835693A JPH0793613A JP H0793613 A JPH0793613 A JP H0793613A JP 5238356 A JP5238356 A JP 5238356A JP 23835693 A JP23835693 A JP 23835693A JP H0793613 A JPH0793613 A JP H0793613A
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train
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Takao Suzuki
隆雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改札の際に乗降予定列車の運行状況の案内や
乗継ぎ列車の発車時刻の案内などの付加価値の高い情報
をリアルタイムに乗降客に提供するという利便性を実現
する。 【構成】 本発明の自動改札装置は、投入された乗車券
に記憶された情報に基づいて改札通過の可・不可を決定
する自動改札機1を有する自動改札装置であって、列車
の運行状況を列車運行情報として記憶する列車運行管理
システム3から通信手段4を介して前記の列車運行情報
を取り込み、自動改札機1に投入された乗車券上に列車
運行情報に基づいた印字を行なう印字部205とを具備
して、乗車券上にリアルタイムに列車運行情報を印字す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動改札装置に係り、特
に乗車券に対して乗車予定列車の運行状況などの付加情
報を印字することを可能とした自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動改札装置においては、それに
投入された乗車券に対して情報書き込みを磁気的に行な
うとともに、その券片の表面に印字を行なっている。こ
の印字機能を用いて、例えばSF(ストアードフェア)
カードやSR(ストアードライド)カードや回数券、普
通券などの表面上に、乗降の際の改札通過時に乗車駅や
乗車日付などの情報の印字を行なっている。このような
乗車駅や乗車日付などの印字はいわゆる固定印字と呼ば
れるものである。
【0003】しかしながら、従来の自動改札装置では乗
車券上に印字可能な情報としては、上記のような自動改
札装置内だけのクローズドシステムでも印字可能な乗車
日付やSFカードの残金額などの情報に限られていた。
したがって、例えば利用者(乗降客)にとって鉄道等の
交通機関の実際の利用上最も有用でリアルタイム性の高
い情報、例えば乗車予定の列車の遅延状況や運休あるい
は増発や発車番線の変更などの刻々と変更する可能性の
高い情報については、自動改札装置を通過する時点では
利用者に対して十分に伝えることができない。したがっ
て利用者はそれらの情報を例えば駅構内の電光掲示板で
確認するなどしなければならないという実際的な運用上
の煩雑さの問題があった。
【0004】駅の改札業務としては本来、乗車券の正当
性の判断の他にも、列車の到着遅延や運休や発車番線
(ホーム)の変更などの列車運行情報を乗降客に対して
知らせるというもう一つの主要な業務の側面をも有して
いるが、従来の自動改札装置を導入することで、むしろ
そのような列車運行情報の乗降客に対する告知業務が改
札口では行ない難くなると言う問題があった。
【0005】あるいは、そのようなリアルタイムな情報
を自動改札装置に配置された表示画面に表示する、ある
いは改札口付近に情報表示用のディスプレイパネルを配
置して表示するという方策も案出されるが、そのような
表示を確認するために利用者は一旦立ち止まるなどしな
ければならなくなり、改札通過の阻害を引き起こすとい
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するために成されたもので、その目的は、利用
者(乗降客)にとって鉄道等の交通機関の実際の利用上
最も有用でリアルタイム性の高い情報、例えば乗車予定
の列車の遅延状況や運休あるいは増発や発車番線の変更
などの刻々と変更する可能性の高い情報を利用者に提供
することが可能な自動改札装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自動改札装置は、投入された乗車券に記憶
された情報に基づいて改札通過の可・不可を決定する自
動改札機を有する自動改札装置であって、列車の運行状
況を列車運行情報として記憶する列車運行管理システム
から通信手段を介して前記列車運行情報を取り込み、前
記自動改札機に投入された前記乗車券上に前記列車運行
情報の少なくとも一部分の情報に基づいた印字を行なう
列車運行情報印字部とを具備することを特徴としてい
る。
【0008】あるいは、投入された乗車券に記憶された
情報に基づいて改札通過の可・不可を決定する自動改札
機を有する自動改札装置であって、列車の運行状況を列
車運行情報として記憶する列車運行管理システムから通
信手段を介して前記列車運行情報を取り込むデータ集計
機と、前記乗車券に記憶されている乗車予定列車情報を
読み取る読取部と、前記読取部により前記乗車券から読
み取られた乗車予定列車情報に対応する列車の運行情報
を前記データ集計機によって取り込んだ前記列車運行情
報から検索して抽出する列車運行情報検索部と、前記列
車運行情報検索部によって抽出された前記乗車予定列車
情報に対応する列車運行情報を前記乗車券に印字する列
車運行情報印字部とを具備することを特徴としている。
【0009】あるいは、投入された乗車券に記憶された
情報に基づいて改札通過の可・不可を決定する自動改札
機を有する自動改札装置であって、列車の運行状況を列
車運行情報として記憶する列車運行管理システムから通
信手段を介して前記列車運行情報を取り込むデータ集計
機と、前記自動改札機の動作のモニタリングを行なうと
ともに前記データ集計機で取り込まれた前記列車運行情
報を表示手段に表示する監視機と、前記乗車券に記憶さ
れている乗車予定列車情報を読み取る読取部と、前記読
取部により前記乗車券から読み取られた乗車予定列車情
報に対応する列車の運行情報を前記データ集計機によっ
て取り込んだ前記列車運行情報から検索して抽出する列
車運行情報検索部と、前記列車運行情報検索部によって
抽出された前記乗車予定列車情報に対応する列車運行情
報を前記乗車券に印字する列車運行情報印字部とを具備
することを特徴としている。
【0010】あるいは、上記の自動改札装置において、
前記データ集計機に対して複数の自動改札機が接続され
て該複数の自動改札機の各々に対して前記列車運行情報
がそれぞれ伝送されるとももに、該複数の自動改札機の
各々が列車運行情報印字部をそれぞれ具備することを特
徴としている。
【0011】
【作用】本発明の自動改札装置によれば、一般に鉄道シ
ステムにおいて用いられている列車運行管理システムか
ら列車の運行状況のデータ(列車運行情報)をデータ集
計機で取り込み、その列車運行情報に基づいて乗車券に
対応した乗車予定列車の運行状況を各乗車券上に印字す
るので、乗降客は改札通過時に乗車予定列車の運行状況
を各自の乗車券上に印字されて知らされる。したがって
乗降客は列車の運行状況をリアルタイムに知ることが可
能となる。このようにして乗降客は乗車予定列車の運行
状況のような付加価値の高い情報を改札通過の際にリア
ルタイムに得ることができる。
【0012】また、乗降客はそれぞれの持つ乗車券を見
れば列車運行状況が一目で把握できるので、駅務員の乗
降客に対する列車運行状況の告知・説明業務の負担が飛
躍的に軽減(省力化)できるという利点もある。その場
合、特に不測の事態によって列車が運休した際などに
は、従来は改札口等での駅務員の乗降客への対応業務が
極めて繁雑なものとなり著しくは業務遂行が実際上不可
能となるといった問題さえあったものが、本発明に係る
自動改札装置によれば、そのような改札口等での駅務員
の乗降客への対応業務を飛躍的に軽減することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の自動改札装置の一実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の自動改札装置の構成の概要
を示す図である。なお、以降の説明においては、説明の
簡潔化のために、本発明の主要部に係る列車運行情報の
印字を行なう機能に関する部分を中心として説明する
が、本発明の自動改札装置は従来の乗降客の改札通過を
制御する自動改札機としての一般的な機能をも有してい
ることは言うまでもない。
【0015】本発明の自動改札装置は、改札口に設置さ
れて改札を行なう自動改札機1と、その自動改札機1の
動作状態を監視する監視機2と、列車運行管理システム
3から通信手段4を介して列車運行情報を受け取ってこ
れを監視機2を介して自動改札機1に伝達する機能およ
び各自動改札機1の収入金等の集計を行なうデータ集計
機5とから、その主要部が構成されている。
【0016】このうち自動改札機1および監視機2とで
自動改札システム6が形成され、さらに自動改札システ
ム6とデータ集計機5とで収入金データ集計システム7
が形成されている。
【0017】また列車運行管理システム3は、列車運行
管理制御装置8と案内表示機9とからその主要部が構成
されている。そして列車運行管理システム3と収入金デ
ータ集計システム7とが通信手段4によってオンライン
に接続されて、列車運行管理システム3の列車運行管理
制御装置8から列車運行情報をリアルタイムにデータ集
計機5へと伝送する。そしてデータ集計機5へと伝送さ
れた列車運行情報はさらに監視機2を介して自動改札機
1へと伝送される。
【0018】図2は、本発明の自動改札装置の構成の主
要部を示すブロック図である。
【0019】自動改札機1は上位伝送部201によって
上位機つまり監視機2およびその上位にあたる列車運行
管理システム3からデータ集計機5を介して伝送されて
きた列車運行情報を受信してメモリ202に記憶する。
【0020】自動改札機1に乗車券が投入されると、そ
の乗車券を搬送制御部203が搬送する。そして乗車券
の磁気記憶媒体に記憶されている情報の読取りや書き込
みを磁気読取書込部204によって行なう。こうして乗
車券から読み取られた情報に基づいて、その乗車券の券
種や乗車予定列車を判別し、その券種や乗車予定列車に
関する情報を前記のメモリ202に記憶されている列車
運行情報の中から検索して抽出し、その列車運行情報を
印字部205によって乗車券片表面の印字用スペースの
部分に印字する。また人間検知部206は、自動改札機
1を通過する乗降客および乗車券の投入を検知してその
乗降客の改札通過の可・不可を乗車券の情報に基づいて
制御する。そしてこれらの各部位の動作はI/O(入出
力インタフェース)207を介して接続されたメインC
PU208によって制御されている。なお、このメイン
CPU208は本発明に係る列車運行情報検索部として
の機能をも有している。
【0021】図3は、本発明の自動改札装置に係る列車
運行管理制御装置8の構成の概要を示すブロック図であ
る。
【0022】外部記憶装置301には、列車運行情報が
そのHDDあるいはFDDなどの記憶媒体にあらかじめ
登録されている。この外部記憶装置301に登録されて
いる列車運行情報に基づいて、例えば駅の改札口周辺や
プラットホームやコンコースなどに設置された案内表示
機9に列車運行情報が表示される。また列車運行管理制
御装置8の画面表示装置303にも表示されるととも
に、必要に応じて列車運行管理制御装置8の印字装置3
04からプリントアウトされる。列車運行管理制御装置
8の外部記憶装置301に登録されている列車運行情報
は、列車運行管理制御装置8のデータ集計機伝送部30
5によって集約されて下位伝送部306により通信手段
4を介して収入金データ集計システム7へと伝送され
る。またキー入力装置302で係員によって手入力され
た情報もこの収入金データ集計システム7へと伝送され
る。列車運行管理制御装置8におけるこれらの各部位の
動作は、それに内設されているメインCPU307によ
ってI/O(入出力インタフェース)308を介して制
御される。またメインCPU307には入力コマンドや
OS等の記憶や入出力されるデータの一時的なストレー
ジのためのメモリ309が接続されている。
【0023】外部記憶装置301に登録されている列車
運行情報は、一般にまず列車運行管理システムのその日
の立ち上げ時に規定分(通常は 1線ごとの上・下線で 2
列車分ずつ)を送信し、それ以降は列車の発車時刻ごと
に新たな情報を送信して、常にリアルタイムな列車運行
情報に更新している。そして特に何らかの列車運行上の
変更が生じた場合には、その情報を例えば係員がキー入
力装置302で入力して列車運行情報を変更する。そし
てこれに基づいて案内表示機9等の表示が変更される。
【0024】一方、この外部記憶装置301に登録され
ている列車運行情報は、通信手段4を介して収入金デー
タ集計システム7の自動改札機1にも伝送されて、前述
したように自動改札機1の印字部205により乗車券に
印字される。このとき、列車運行情報に変更が生じた場
合には、前記の要領でリアルタイムに更新された列車運
行情報が伝送されて、自動改札機1の印字部205で乗
車券に印字される。したがって常にリアルタイムな列車
運行情報が改札通過時に乗車券に印字されることにな
る。
【0025】図4は、本発明の自動改札装置により列車
運行情報等の印字が施された乗車券401の一例を示す
図である。図中で点線で囲んで示した部分402が本発
明に係る自動改札機1により印字された列車運行情報で
ある。このように乗車券片上に列車運行情報402が印
字される。したがって乗降客は改札通過後には所持して
いる自分の乗車券を見るだけで自分の乗車予定の列車な
どのリアルタイムな列車運行情報を得ることができる。
なお列車運行情報が印字された部分402以外の部分の
印字は、例えばこの乗車券の発券時にマルスなどの発券
装置(図示省略)で印字された運賃や行き先などの固定
的な情報である。
【0026】次に、本発明の自動改札装置の動作(およ
び運用)の概要を説明する。
【0027】列車運行管理制御装置8は毎朝の始発列車
の出発前にシステムを立ち上げられる。この時点でデー
タ集計機5が立ち上がっていれば、列車運行管理制御装
置8の外部記憶装置301に登録されている当日一日分
の列車運行情報をデータ集計機5に送信する。あるいは
データ集計機5が立ち上がっていなければ、データ集計
機5が立ち上がった時点で前記の一日分の列車運行情報
のデータ伝送を行なう。
【0028】列車運行情報のデータが伝送されて来る
と、データ集計機5は直ちに各監視機2に対して列車運
行情報を配信する。さらに監視機2は各自動改札機1に
対して列車運行情報を配信する。この自動改札機1に記
憶される列車運行情報は、まず毎朝の始発列車の出発前
にシステムを立ち上げる際に列車運行管理システム3か
ら伝送された当日一日の列車運行情報に更新される。
【0029】そして自動改札機1は更新された列車運行
情報をメモリ202に記憶しておき、投入された乗車券
に応じた情報を検索して抽出し、これを投入された乗車
券に印字する。すなわち、自動改札機1に乗車券が投入
されると、その乗車券の券種・列車番号などの磁気情報
を自動改札機1の磁気読取書込部204が読み取ってそ
の券種・列車番号などの磁気情報に対応した列車運行情
報402のデータをメモリ202に記憶された情報のな
かから検索して読み出し(抽出し)、これに基づいて印
字部205が乗車券片401の表面上の所定の印字指定
位置つまり印字部分402にその列車運行情報を印字す
る。
【0030】このとき印字される列車運行情報として
は、図4に示した例の他にも、例えば、(印字例1)
「この列車は15番線より発車します」(出発番線案内) (印字例2)「新大阪から神戸方面の列車は10:58 発岡
山行です」(乗継案内) (印字例3)「今度の新大阪方面の列車は 8:23 発博多
行きです」(自由席券の場合の乗車案内) (印字例4)「自由席は 1〜 5号車と13〜16号車です」
(自由席号車の案内) (印字例5)「この列車は本日の下り新幹線最終列車で
す」(営業終了案内) のような内容の情報なども印字してもよいことは言うま
でもない。この他にも、列車運行管理制御装置8から得
ることのできる列車運行情報であればどのような情報で
も用いることができる。実用上は適宜必要な情報を印字
するように設定すればよい。
【0031】列車の運行が変更になった場合には、以下
のような処理を行なって列車運行情報の変更を行なう。
【0032】係員は前述したように列車運行管理制御装
置8のキー入力装置302により列車の運休や到着遅延
などによる列車運行時刻や到着番線や使用車両(使用列
車編成)の変更などを手入力して確定操作を行なう。
【0033】この確定操作が行なわれると直ちにその情
報が列車運行管理システムの案内表示機9および収入金
データ集計システム7のデータ集計機5に送信される。
【0034】収入金データ集計システム7ではデータ集
計機5で一旦受信した情報をさらに監視機2を介して自
動改札機1へとダウンラインしてゆく。
【0035】そして自動改札機1ではダウンラインされ
て来た列車運行の変更を含む列車運行情報をメモリ20
2に記憶させて、列車運行情報のリアルタイムなデータ
変更を行なう。こうして変更された列車運行情報に基づ
いて自動改札機1の印字部205が乗車券上にリアルタ
イムな列車運行情報の印字を行なう。なお図4において
はそのような列車運行情報に変更があった場合の乗車券
上への列車運行情報402の印字の一例を示したが、こ
の他の種類の内容を印字してもよいことは前述した通り
である。
【0036】なお、本発明の自動改札装置は、上記実施
例の用途の他にも、例えば運休となった列車の指定席乗
車券に対してリアルタイムに改札通過を不可とするよう
な用途などにも用いることができる。この場合にも自動
改札機1は列車運行管理システム3からリアルタイムに
運休情報を得ることができ、これに基づいて、投入され
た乗車券に対して改札通過を不可とするとともに払い戻
しあるいは代替列車の発券などの情報をその乗車券上に
印字するなどの動作を行なって、乗降客に対して払い戻
しあるいは代替列車の振替えを促すといった運用も可能
である。
【0037】また、図5は本発明の自動改札装置に係る
列車運行管理システムの構成を示す図である。列車運行
管理システム3は列車運行情報を伝送する(列車運行情
報を送り出す)ため、従来の一般的な列車運行管理シス
テムに対してのハードウェア上の改造点としては、運行
管理制御装置8にデータ集計機の列車運行管理制御装置
505を付加すればよい。このような構成とすることも
可能である。列車運行管理システム3と自動改札システ
ム7とは、その間を通信手段4によって結ぶだけでよ
く、また通信手段4としても従来のから各鉄道で用いら
れてきた通信網の一部を利用することなども可能である
ため、従来から用いられてきた列車運行管理システムに
対しての本発明の適用を簡易に行なうことができる。な
お図5に示すような構造の列車運行管理システムは図3
に示した自動改札装置のシステム構造とほぼ同様である
ので、説明の煩雑な繰り返しを避けるために各部位の詳
細な説明は省略する。
【0038】また、上記実施例においては図4に示すよ
うな新幹線の指定席券などの券片の外形寸法が比較的大
きな乗車券の場合(本実施例では縦×横の長さが 120m
m×57.5mmの乗車券の場合)について示したが、本発
明はこれのみには限定されないことは言うまでもない。
この他にも、印字可能な面積の制約はあるが例えば特定
電車区間の自動券売機発券による乗車券などのような小
型の乗車券や、プリペイドカードなどに対しても、上記
のような列車運行情報のリアルタイムな印字が可能であ
る。
【0039】以上のように、本発明の自動改札装置によ
れば、改札の際に乗降予定列車の運行状況の案内や乗継
ぎ列車の発車時刻の案内などの付加価値の高い情報をリ
アルタイムに乗降客に提供するという利便性を実現する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、利用者(乗降客)にとって鉄道等の交通
機関の実際の利用上最も有用でリアルタイム性の高い情
報、例えば乗車予定の列車の遅延状況や運休あるいは増
発や発車番線の変更などの変更される可能性の高い情報
を利用者に提供することが可能な自動改札装置を実現す
ることができる。また本発明に係る自動改札装置によれ
ば、駅務員の乗降客に対しての列車運行状況の告知・説
明業務の負担を飛躍的に軽減(省力化)することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動改札装置の概要を示す図である。
【図2】本発明の自動改札装置の構成の主要部を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の自動改札装置に係る列車運行管理制御
装置8の構成の概要を示すブロック図である。
【図4】本発明の自動改札装置により列車運行情報等の
印字が施された乗車券401の一例を示す図である。
【図5】本発明の自動改札装置に列車運行情報を伝送す
る列車運行管理装置の構成の主要部を示す図である。
【符号の説明】
1…自動改札機 2…監視機 3…列車運行管理システム 4…通信手段 5…データ集計機 6…自動改札システム 7…収入金データ集計システム 8…列車運行管理制御装置 9…案内表示機 201…上位伝送部 202…メモリ 203…搬送制御部 204…磁気読取書込部 205…印字部 206…人間検知部 207…I/O 208…メインCPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された乗車券に記憶された情報に基
    づいて改札通過の可・不可を決定する自動改札機を有す
    る自動改札装置であって、 列車の運行状況を列車運行情報として記憶する列車運行
    管理システムから通信手段を介して前記列車運行情報を
    取り込み、前記自動改札機に投入された前記乗車券上に
    前記列車運行情報の少なくとも一部分の情報に基づいた
    印字を行なう列車運行情報印字部とを具備することを特
    徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 投入された乗車券に記憶された情報に基
    づいて改札通過の可・不可を決定する自動改札機を有す
    る自動改札装置であって、 列車の運行状況を列車運行情報として記憶する列車運行
    管理システムから通信手段を介して前記列車運行情報を
    取り込むデータ集計機と、 前記自動改札機に投入された乗車券に記憶されている乗
    車予定列車情報を読み取る読取部と、 前記読取部により前記乗車券から読み取られた乗車予定
    列車情報に対応する列車の運行情報を前記データ集計機
    によって取り込んだ前記列車運行情報から検索して抽出
    する列車運行情報検索部と、 前記列車運行情報検索部によって抽出された前記乗車予
    定列車情報に対応する列車運行情報を前記乗車券に印字
    する列車運行情報印字部とを具備することを特徴とする
    自動改札装置。
  3. 【請求項3】 投入された乗車券に記憶された情報に基
    づいて改札通過の可・不可を決定する自動改札機を有す
    る自動改札装置であって、 列車の運行状況を列車運行情報として記憶する列車運行
    管理システムから通信手段を介して前記列車運行情報を
    取り込むデータ集計機と、 前記自動改札機の動作のモニタリングを行なうとともに
    前記データ集計機で取り込まれた前記列車運行情報を表
    示手段に表示する監視機と、 前記乗車券に記憶されている乗車予定列車情報を読み取
    る読取部と、 前記読取部により前記乗車券から読み取られた乗車予定
    列車情報に対応する列車の運行情報を前記データ集計機
    によって取り込んだ前記列車運行情報から検索して抽出
    する列車運行情報検索部と、 前記列車運行情報検索部によって抽出された前記乗車予
    定列車情報に対応する列車運行情報を前記乗車券に印字
    する列車運行情報印字部とを具備することを特徴とする
    自動改札装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の自動改札装置にお
    いて、 前記データ集計機に対して複数の自動改札機が接続され
    て該複数の自動改札機の各々に対して前記列車運行情報
    がそれぞれ伝送されるとももに、 前記複数の自動改札機の各々が列車運行情報印字部をそ
    れぞれ具備することを特徴とする自動改札装置。
JP5238356A 1993-09-24 1993-09-24 自動改札装置 Withdrawn JPH0793613A (ja)

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JP5238356A JPH0793613A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 自動改札装置

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JP5238356A Withdrawn JPH0793613A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 自動改札装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5715727B1 (ja) * 2014-06-25 2015-05-13 日本信号株式会社 ゲート装置およびゲートシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5715727B1 (ja) * 2014-06-25 2015-05-13 日本信号株式会社 ゲート装置およびゲートシステム

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