JPH0793216B2 - 点火コイル装置 - Google Patents
点火コイル装置Info
- Publication number
- JPH0793216B2 JPH0793216B2 JP4051388A JP5138892A JPH0793216B2 JP H0793216 B2 JPH0793216 B2 JP H0793216B2 JP 4051388 A JP4051388 A JP 4051388A JP 5138892 A JP5138892 A JP 5138892A JP H0793216 B2 JPH0793216 B2 JP H0793216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- ignition coil
- ignition
- coil device
- winding group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
- F02P15/08—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/03—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P7/00—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
- F02P7/02—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
- F02P7/03—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
- F02P7/035—Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means without mechanical switching means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
- F02P9/002—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ1つの1次巻
線および2次巻線から成る少なくとも2つの巻線群と、
点火プラグから2次巻線に導かれている接続線と、複数
の鉄心部分およびその間の透磁率の低い部分を有する磁
気回路とを備え、その際異なった点火時期において遮断
される少なくとも2つの断続器が使用されかつ個別1次
巻線はそれぞれ、断続器の1つを介して共通の電源に接
続可能であり、更に巻線群は磁気回路と、1次巻線の一
方における電流の遮断の際そのとき2次巻線において誘
起される電圧のうち、同じ巻線群の2次巻線に誘起され
る電圧のみが、点火火花の発生に対して申し分のない大
きさであるように磁気結合されており、かつ前記巻線群
内の巻線の間隔が巻線群相互間の間隔より小さく選定さ
れている、内燃機関の多プラグ用、無分配器形点火装置
用点火コイル装置に関する。
線および2次巻線から成る少なくとも2つの巻線群と、
点火プラグから2次巻線に導かれている接続線と、複数
の鉄心部分およびその間の透磁率の低い部分を有する磁
気回路とを備え、その際異なった点火時期において遮断
される少なくとも2つの断続器が使用されかつ個別1次
巻線はそれぞれ、断続器の1つを介して共通の電源に接
続可能であり、更に巻線群は磁気回路と、1次巻線の一
方における電流の遮断の際そのとき2次巻線において誘
起される電圧のうち、同じ巻線群の2次巻線に誘起され
る電圧のみが、点火火花の発生に対して申し分のない大
きさであるように磁気結合されており、かつ前記巻線群
内の巻線の間隔が巻線群相互間の間隔より小さく選定さ
れている、内燃機関の多プラグ用、無分配器形点火装置
用点火コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の点火コイル装置は、ドイツ連
邦共和国特許公開第2846425号公報の第1図から
既に公知であるが、ここでは個別巻線群の1次巻線およ
び2次巻線は相互に別個に種々異なった鉄心部分に配置
されている。
邦共和国特許公開第2846425号公報の第1図から
既に公知であるが、ここでは個別巻線群の1次巻線およ
び2次巻線は相互に別個に種々異なった鉄心部分に配置
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点とその解決手段】上述
の公知の点火コイルは比較的高い材料コストが生じ、ス
ペースを要する構造となりしかも別の巻線群の1次巻線
の影響に対して2次巻線をコストのかかる付加手段によ
って保護しなければならない。
の公知の点火コイルは比較的高い材料コストが生じ、ス
ペースを要する構造となりしかも別の巻線群の1次巻線
の影響に対して2次巻線をコストのかかる付加手段によ
って保護しなければならない。
【0004】本発明の点火コイル装置においては、請求
項1の要旨に記載の構成によって上記の欠点が申し分な
く回避される。
項1の要旨に記載の構成によって上記の欠点が申し分な
く回避される。
【0005】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0006】図1において、本発明の点火コイルおよび
それが使用されている点火コイル装置の回路が図示され
ている。図1のaは点火コイルの一方は切欠いて示さ
れ、他方の点火コイルは回路記号的に示され、それらに
付属の点火回路素子を有する本発明の点火コイル装置の
実施例の略図であり、図1のbは閉磁路ヨークを取除い
て上方からみた平面図である。点火コイル1及び点火コ
イル装置は、図示されていない車両、例えば自動車の同
じく図示されていない内燃機関に対して使用されるもの
である。点火装置は、自動車のバッテリーとすることが
できる電源2から給電される。電源2のマイナス極から
アースに接続された線3が出ており、またプラス極から
作動スイッチ(点火スイッチ)4を有する給電線5が出
ている。給電線5は巻線群7の1次巻線6に導かれてお
りかつ引続き断続器8を介してアース線3まで延びてい
る。巻線群7には、2次巻線9が属している。2次巻線
の両巻線端はそれぞれ、2つの点火プラグ10,11そ
れぞれを介してアース線3に接続されている。この実施
例では、点火プラグ10はダイオード12を介して、ま
た点火プラグ11はダイオード13を介して2次巻線9
に接続されている。1次巻線6の分路に、ダイオード1
4を設けることができる。1次巻線6および2次巻線9
は相互に同軸的に配置されており、その際これら2つの
巻線6,9は重なり合っており、1次巻線6の方が内側
にある。1次巻線6および2次巻線9を有する巻線群7
は、注入樹脂15による鋳込み成形によって多脚鉄心の
脚部29上に固着されている。
それが使用されている点火コイル装置の回路が図示され
ている。図1のaは点火コイルの一方は切欠いて示さ
れ、他方の点火コイルは回路記号的に示され、それらに
付属の点火回路素子を有する本発明の点火コイル装置の
実施例の略図であり、図1のbは閉磁路ヨークを取除い
て上方からみた平面図である。点火コイル1及び点火コ
イル装置は、図示されていない車両、例えば自動車の同
じく図示されていない内燃機関に対して使用されるもの
である。点火装置は、自動車のバッテリーとすることが
できる電源2から給電される。電源2のマイナス極から
アースに接続された線3が出ており、またプラス極から
作動スイッチ(点火スイッチ)4を有する給電線5が出
ている。給電線5は巻線群7の1次巻線6に導かれてお
りかつ引続き断続器8を介してアース線3まで延びてい
る。巻線群7には、2次巻線9が属している。2次巻線
の両巻線端はそれぞれ、2つの点火プラグ10,11そ
れぞれを介してアース線3に接続されている。この実施
例では、点火プラグ10はダイオード12を介して、ま
た点火プラグ11はダイオード13を介して2次巻線9
に接続されている。1次巻線6の分路に、ダイオード1
4を設けることができる。1次巻線6および2次巻線9
は相互に同軸的に配置されており、その際これら2つの
巻線6,9は重なり合っており、1次巻線6の方が内側
にある。1次巻線6および2次巻線9を有する巻線群7
は、注入樹脂15による鋳込み成形によって多脚鉄心の
脚部29上に固着されている。
【0007】多脚鉄心は、磁気回路の構成部である。磁
気回路は、−時計方向に見て−多脚鉄心の垂直脚29か
らまず横方向ヨーク16、それから別の垂直脚28、透
磁率の低い部分a、閉磁路ヨーク17、最後に再び透磁
率の低い部分aを介して多脚鉄心の最初の垂直脚29に
戻る。部分aは有利な空隙ないし空隙の磁気特性に類似
した磁気特性を有する部分とすべきである。破線18に
よって、多脚鉄心と閉磁路ヨーク17とを相互に固定連
結する固定部材が示されている。別の垂直脚28は同様
巻線群19を支持する。この巻線群には1次巻線20お
よび2次巻線21が所属している。巻線群19の1次巻
線20および2次巻線21はここでは回路記号的に示さ
れているにすぎない。この巻線群は勿論構造的に巻線群
7と同じように構成することができる。巻線群19にお
いても、1次巻線20の分路にはダイオード22が設け
られており、2次巻線21の巻線端はそれぞれ2つの点
火プラグの一方を介してアース線3に接続されている。
その際この場合も点火プラグ23にはダイオード25が
前置されており、点火プラグ24にはダイオード26が
接続されている。1次巻線20の一方の巻線端部は給電
線5に接続されており、他方の巻線端部は断続器27を
介してアース線3に接続されている。2つの断続器8,
27は異なった点火時期を有する。図示の実施例におい
て、その都度2つの断続器8,27の一方が遮断される
点火時期は、内燃機関のクランク軸との関連において、
相互に同じ角度間隔を有するように、選択されている。
気回路は、−時計方向に見て−多脚鉄心の垂直脚29か
らまず横方向ヨーク16、それから別の垂直脚28、透
磁率の低い部分a、閉磁路ヨーク17、最後に再び透磁
率の低い部分aを介して多脚鉄心の最初の垂直脚29に
戻る。部分aは有利な空隙ないし空隙の磁気特性に類似
した磁気特性を有する部分とすべきである。破線18に
よって、多脚鉄心と閉磁路ヨーク17とを相互に固定連
結する固定部材が示されている。別の垂直脚28は同様
巻線群19を支持する。この巻線群には1次巻線20お
よび2次巻線21が所属している。巻線群19の1次巻
線20および2次巻線21はここでは回路記号的に示さ
れているにすぎない。この巻線群は勿論構造的に巻線群
7と同じように構成することができる。巻線群19にお
いても、1次巻線20の分路にはダイオード22が設け
られており、2次巻線21の巻線端はそれぞれ2つの点
火プラグの一方を介してアース線3に接続されている。
その際この場合も点火プラグ23にはダイオード25が
前置されており、点火プラグ24にはダイオード26が
接続されている。1次巻線20の一方の巻線端部は給電
線5に接続されており、他方の巻線端部は断続器27を
介してアース線3に接続されている。2つの断続器8,
27は異なった点火時期を有する。図示の実施例におい
て、その都度2つの断続器8,27の一方が遮断される
点火時期は、内燃機関のクランク軸との関連において、
相互に同じ角度間隔を有するように、選択されている。
【0008】既述の点火コイルは、図示の点火コイル装
置との関連において次のように動作する。
置との関連において次のように動作する。
【0009】作動スイッチ4が閉成されるや否や、点火
装置は作動準備状態になる。
装置は作動準備状態になる。
【0010】点火プラグ10,11,23,24はそれ
ぞれ、4シリンダ内燃機関の1つのシリンダに所属しか
つその都度、点火プラグ10,11に所属する2つのシ
リンダが同時に点火され、一方点火プラグ23,24が
所属するシリンダは同様同時に、しかし別の時期に点火
されるものとする。その際比較的僅かなコストで非常に
効果的な点火を行なうことができる。というのは2つの
巻線群7,19に対して1つの共通の、ほぼ閉成されて
いる磁気回路16,17が使用されているからである。
ぞれ、4シリンダ内燃機関の1つのシリンダに所属しか
つその都度、点火プラグ10,11に所属する2つのシ
リンダが同時に点火され、一方点火プラグ23,24が
所属するシリンダは同様同時に、しかし別の時期に点火
されるものとする。その際比較的僅かなコストで非常に
効果的な点火を行なうことができる。というのは2つの
巻線群7,19に対して1つの共通の、ほぼ閉成されて
いる磁気回路16,17が使用されているからである。
【0011】透磁率の低い部分aが設けられているた
め、巻線群7および巻線群19の間の磁気結合は、次の
ように“疎”に行なわれる。即ち1次巻線6,20の一
方の電流の遮断の際、他方の巻線群の方に属する2次巻
線における誘導電圧が、火花発生に対して必要な値以下
に確実にとどまるようである。確実性を一層高めようと
する場合、ダイオード12,13,25,26および/
またはダイオード14,22を設けることができる。ダ
イオード12,13,25,26は、他方の巻線群の1
次巻線における電流遮断によって発生される、接続され
た2次巻線における誘導電圧に対して遮断作用する。そ
の理由はこれらダイオードが比較的低い電圧にしか応答
しないからである。これらダイオードを使用してもたい
してコストがかからない。
め、巻線群7および巻線群19の間の磁気結合は、次の
ように“疎”に行なわれる。即ち1次巻線6,20の一
方の電流の遮断の際、他方の巻線群の方に属する2次巻
線における誘導電圧が、火花発生に対して必要な値以下
に確実にとどまるようである。確実性を一層高めようと
する場合、ダイオード12,13,25,26および/
またはダイオード14,22を設けることができる。ダ
イオード12,13,25,26は、他方の巻線群の1
次巻線における電流遮断によって発生される、接続され
た2次巻線における誘導電圧に対して遮断作用する。そ
の理由はこれらダイオードが比較的低い電圧にしか応答
しないからである。これらダイオードを使用してもたい
してコストがかからない。
【0012】ダイオード14,22は、電流方向および
1次巻線6,20の巻線方向の選択によって、他方の巻
線群に属する1次巻線における電流が遮断されるとき、
誘導的な補償電流が流れるようにしている。これによっ
て、他方の巻線群が点火に使用されるとき、2次巻線に
おける誘導電圧の過度の上昇が妨げられる。
1次巻線6,20の巻線方向の選択によって、他方の巻
線群に属する1次巻線における電流が遮断されるとき、
誘導的な補償電流が流れるようにしている。これによっ
て、他方の巻線群が点火に使用されるとき、2次巻線に
おける誘導電圧の過度の上昇が妨げられる。
【0013】巻線群7における1次巻線6と2次巻線9
との間ないし巻線群19における1次巻線20と2次巻
線21との間の間隔を比較的小さくし、これに対して一
方の巻線群の巻線と他方の巻線群の巻線との間隔を比較
的大きく選択しているので、本発明は、磁気回路に複数
の鉄心部分間にそれぞれ透磁率の低い部分が設けられて
いることが保証されてさえいれば、任意の形の鉄心によ
って実現される。
との間ないし巻線群19における1次巻線20と2次巻
線21との間の間隔を比較的小さくし、これに対して一
方の巻線群の巻線と他方の巻線群の巻線との間隔を比較
的大きく選択しているので、本発明は、磁気回路に複数
の鉄心部分間にそれぞれ透磁率の低い部分が設けられて
いることが保証されてさえいれば、任意の形の鉄心によ
って実現される。
【0014】図1には2脚しか示されていないが、4シ
リンダ内燃機関に対してこの種の鉄心を選択する際、例
えば4脚を選択しかつ4脚のそれぞれに1つの巻線群を
設けて、巻線群の1次巻線を2つないし4つの断続器に
よって制御することができかつ各シリンダに対応する点
火プラグに、所属の2次巻線から高電圧を供給すること
ができる。
リンダ内燃機関に対してこの種の鉄心を選択する際、例
えば4脚を選択しかつ4脚のそれぞれに1つの巻線群を
設けて、巻線群の1次巻線を2つないし4つの断続器に
よって制御することができかつ各シリンダに対応する点
火プラグに、所属の2次巻線から高電圧を供給すること
ができる。
【0015】図1のa)およびb)において巻線群7,
19それぞれは別個に、注入樹脂によって鋳込まれてい
るが、これに対して図2のa)およびb)に示す別の実
施例では(図1と同じ素子には同じ番号が付してあ
る)、脚28,29上に固着されている巻線群は、1つ
の共通の注入樹脂ブロック30によって取り囲まれてお
り、その際この場合および既述のすべての場合にも鉄心
自体を大部分注入樹脂によって取り囲むことができ、こ
のために個別素子は損傷からおよび他の障害作用から確
実に保護される。
19それぞれは別個に、注入樹脂によって鋳込まれてい
るが、これに対して図2のa)およびb)に示す別の実
施例では(図1と同じ素子には同じ番号が付してあ
る)、脚28,29上に固着されている巻線群は、1つ
の共通の注入樹脂ブロック30によって取り囲まれてお
り、その際この場合および既述のすべての場合にも鉄心
自体を大部分注入樹脂によって取り囲むことができ、こ
のために個別素子は損傷からおよび他の障害作用から確
実に保護される。
【0016】破線18は、多脚鉄心を閉磁路ヨークに連
結する固定部材を示すものである。
結する固定部材を示すものである。
【0017】断続器8,27を、例えばトランジスタの
ような電子素子によって形成することも勿論できる。
ような電子素子によって形成することも勿論できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば構造が小さ
く材料費も安価で、固有の1次および2次の巻線からな
る1つの巻線群の2次巻線を別の巻線群の1次巻線の影
響から付加手段を設けることなく保護できる。
く材料費も安価で、固有の1次および2次の巻線からな
る1つの巻線群の2次巻線を別の巻線群の1次巻線の影
響から付加手段を設けることなく保護できる。
【図1】本発明の点火コイルおよびそれが使用されてい
る点火コイル装置の回路略図と点火コイルの一部ヨーク
を取除いて示す平面略図である。
る点火コイル装置の回路略図と点火コイルの一部ヨーク
を取除いて示す平面略図である。
【図2】本発明の点火コイルの別の実施例の側面図およ
び一部ヨークを取除いて示す平面図である。
び一部ヨークを取除いて示す平面図である。
1 点火コイル、 2 電源、 6,20 1次巻線、
9,21 2次巻線、7,19 巻線群、 8,27
断続器、 16,17 ヨーク、 28,29 鉄心
部分ないし脚部、 a 透磁率の低い部分
9,21 2次巻線、7,19 巻線群、 8,27
断続器、 16,17 ヨーク、 28,29 鉄心
部分ないし脚部、 a 透磁率の低い部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−147136(JP,A) 特開 昭58−25210(JP,A) 実開 昭56−154139(JP,U)
Claims (8)
- 【請求項1】 それぞれ1つの1次巻線および2次巻線
から成る少なくとも2つの巻線群と、点火プラグから2
次巻線に導かれている接続線と、複数の鉄心部分および
その間の透磁率の低い部分を有する磁気回路とを備え、
その際異なった点火時期において遮断される少なくとも
2つの断続器が使用されかつ個別1次巻線はそれぞれ、
断続器の1つを介して共通の電源に接続可能であり、更
に巻線群は磁気回路と、1次巻線の一方における電流の
遮断の際そのとき2次巻線において誘起される電圧のう
ち、同じ巻線群の2次巻線に誘起される電圧のみが、点
火火花の発生に対して申し分のない大きさであるように
磁気結合されており、かつ前記巻線群内の巻線の間隔が
巻線群相互間の間隔より小さく選定されている、内燃機
関の多プラグ用、無分配器形点火装置用点火コイル装置
において、該点火コイルは、 a)2つの脚部(28,29)と該両脚部(28,2
9)を一端で連結する横方向ヨーク(16)とから成る
一体成形された鉄心部分と、 b)前記2つの脚部(28,29)に対して垂直方向に
位置し、閉磁路ヨーク(17)として用いられる別の鉄
心部分と、 c)透磁率の低い2つの部分(a,a)とを有し、該部
分はそれぞれ、前記一方の脚部(28)と前記閉磁路ヨ
ーク(17)として用いられる鉄心部分との間の部分
(a)および前記他方の脚部(29)と前記閉磁路ヨー
ク(17)として用いられる鉄心部分との間の部分
(a)であり、かつ d)前記それぞれの脚部(28,29)がそれ自体1つ
の巻線群(7,19)を支持していることを特徴とする
点火コイル装置。 - 【請求項2】 それぞれの巻線群(7:19)それ自体
は1次巻線(6:20)および2次巻線(9:21)が
鉄心部分(16:17)に同軸的に配置されておりかつ
その際これら2つの巻線(6,9ないし20,21)は
重畳的に配置されている請求項1記載の点火コイル装
置。 - 【請求項3】 それぞれの巻線群は別個に、注入樹脂
(15)によって鋳込まれている請求項2記載の点火コ
イル装置。 - 【請求項4】 巻線群全体は共通に、唯一の注入樹脂ブ
ロック(30)によって取り囲まれている請求項2記載
の点火コイル装置。 - 【請求項5】 2つの巻線群(7:19)の1次巻線
(6:20)それぞれは、2つの断続器(8,27)を
介して1つの共通の直流電源(2)に接続可能でありか
つ前記2つの断続器(8,27)の一方がそれぞれ遮断
される点火時期は、内燃機関のクランク軸との関連にお
いて同じ角度間隔を有する請求項1から4までのいずれ
か1項記載の点火コイル装置。 - 【請求項6】 透磁率の低い部分(a)は空隙または類
似の磁気特性を有する部分によって形成される請求項5
記載の点火コイル装置。 - 【請求項7】 1次巻線(6:20)はそれぞれその分
路に、他方の巻線群の1次巻線における電流の遮断の際
に発生する誘導電流を通すダイオード(14:27)を
有している請求項5記載の点火コイル装置。 - 【請求項8】 2次巻線(9:21)はそれぞれ、他方
の巻線群の1次巻線における電流の遮断の際に発生する
誘導電圧に対して阻止方向に極性付けられている少なく
とも1つのダイオード(12ないし13:25ないし2
6)に直列接続されている請求項5記載の点火コイル装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3314410.9 | 1983-04-21 | ||
DE19833314410 DE3314410A1 (de) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | Zuendspule fuer die mehrkerzige und verteilerlose zuendanlage einer brennkraftmaschine |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59078768A Division JPS60216520A (ja) | 1983-04-21 | 1984-04-20 | 点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121254A JPH05121254A (ja) | 1993-05-18 |
JPH0793216B2 true JPH0793216B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=6196943
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59078768A Granted JPS60216520A (ja) | 1983-04-21 | 1984-04-20 | 点火コイル |
JP4051388A Expired - Lifetime JPH0793216B2 (ja) | 1983-04-21 | 1992-03-10 | 点火コイル装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59078768A Granted JPS60216520A (ja) | 1983-04-21 | 1984-04-20 | 点火コイル |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4509495A (ja) |
JP (2) | JPS60216520A (ja) |
DE (1) | DE3314410A1 (ja) |
GB (1) | GB2139426B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3314410A1 (de) * | 1983-04-21 | 1984-10-25 | Bosch Gmbh Robert | Zuendspule fuer die mehrkerzige und verteilerlose zuendanlage einer brennkraftmaschine |
DE3411843A1 (de) * | 1984-03-30 | 1985-10-10 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Fuer mehrkerzige und verteilerlose zuendanlagen in brennkraftmaschinen bestimmte zuendspule |
JPH0793215B2 (ja) * | 1985-03-25 | 1995-10-09 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関の点火装置 |
FR2619164B1 (fr) * | 1987-08-06 | 1989-12-01 | Equip Electr Moteur | Bobine d'allumage, en particulier pour moteur a combustion interne de vehicule automobile, et element dissipateur de chaleur pour une telle bobine |
US5315982A (en) * | 1990-05-12 | 1994-05-31 | Combustion Electromagnetics, Inc. | High efficiency, high output, compact CD ignition coil |
US5692483A (en) * | 1995-06-30 | 1997-12-02 | Nippondenso Co., Ltd. | Ignition coil used for an internal combustion engine |
DE102007058076A1 (de) | 2007-12-03 | 2009-06-04 | Robert Bosch Gmbh | Magnetkern |
US8176888B2 (en) | 2011-02-14 | 2012-05-15 | Ford Global Technologies, Llc | Method for starting a mixed fuel engine |
US9525274B2 (en) * | 2014-04-29 | 2016-12-20 | Federal-Mogul Ignition Company | Distribution of corona igniter power signal |
JP6416045B2 (ja) * | 2015-06-18 | 2018-10-31 | 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 | 内燃機関用点火コイル |
JP6678040B2 (ja) | 2016-02-15 | 2020-04-08 | 株式会社Soken | 点火装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1428635A (en) * | 1922-09-12 | Ignit | ||
US2100210A (en) * | 1937-11-23 | Ignition system for internal com | ||
US2093700A (en) * | 1934-12-29 | 1937-09-21 | Kellogg Switchboard & Supply | Ignition apparatus |
SE396444B (sv) * | 1972-08-21 | 1977-09-19 | Kyberna Gmbh | Tendanordning for en forbrenningsmotor |
US3980922A (en) * | 1974-01-30 | 1976-09-14 | Kokusan Denki Co., Ltd. | Capacitance discharge type breakerless ignition system for an internal combustion engine |
DE2723781A1 (de) * | 1977-05-26 | 1978-12-07 | Bosch Gmbh Robert | Zuendanlage mit einer mechanisch nicht bewegten hochspannungsverteilung |
FR2407362A1 (fr) * | 1977-10-27 | 1979-05-25 | Sev Marchal | Dispositif a commutation de flux pour la production et la distribution de la tension d'allumage d'un moteur a combustion interne |
US4203404A (en) * | 1978-03-13 | 1980-05-20 | Texaco Inc. | Distributorless ignition method and system for a multicylinder internal combustion engine |
JPS5620769A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-26 | Nippon Soken Inc | Igniter |
DE2936600A1 (de) * | 1979-09-11 | 1981-03-26 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Zuendspule fuer zuendanlagen von brennkraftmaschinen |
JPS5675962A (en) * | 1979-11-22 | 1981-06-23 | Hitachi Ltd | Ignition coil of internal combustion engine |
JPS56154139U (ja) * | 1980-04-17 | 1981-11-18 | ||
US4446842A (en) * | 1981-06-01 | 1984-05-08 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Ignition system |
JPS5825210A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Daiyamondo Denki Kk | 内燃機関用点火コイル |
DE3314410A1 (de) * | 1983-04-21 | 1984-10-25 | Bosch Gmbh Robert | Zuendspule fuer die mehrkerzige und verteilerlose zuendanlage einer brennkraftmaschine |
-
1983
- 1983-04-21 DE DE19833314410 patent/DE3314410A1/de active Granted
-
1984
- 1984-02-06 US US06/577,264 patent/US4509495A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-03-30 GB GB08408302A patent/GB2139426B/en not_active Expired
- 1984-04-20 JP JP59078768A patent/JPS60216520A/ja active Granted
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051388A patent/JPH0793216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8408302D0 (en) | 1984-05-10 |
JPS60216520A (ja) | 1985-10-30 |
GB2139426B (en) | 1986-07-30 |
DE3314410C2 (ja) | 1991-02-28 |
GB2139426A (en) | 1984-11-07 |
DE3314410A1 (de) | 1984-10-25 |
US4509495A (en) | 1985-04-09 |
JPH0587967B2 (ja) | 1993-12-20 |
JPH05121254A (ja) | 1993-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1107348A (en) | Breakerless magneto device | |
JPH0793216B2 (ja) | 点火コイル装置 | |
JP2597126B2 (ja) | 内燃機関の点火火花を発生する方法および装置 | |
JPS60218810A (ja) | 内燃機関の点火コイル | |
JPH03154311A (ja) | 点火コイル | |
US4245594A (en) | Ignition device | |
DE3671502D1 (de) | Zuendsystem fuer brennkraftmaschine. | |
US4599985A (en) | Ignition coil for multi-cylinder internal combustion engine | |
US6328025B1 (en) | Ignition coil with driver | |
US5228425A (en) | Ignition system for internal combustion engine | |
US4203404A (en) | Distributorless ignition method and system for a multicylinder internal combustion engine | |
ES2116876A1 (es) | Bobina de encendido para un motor de combustion interna. | |
RU2126494C1 (ru) | Система зажигания для двигателей внутреннего сгорания с двойным зажиганием | |
US3908622A (en) | Ignition system | |
JPH0192576A (ja) | 内燃機関の点火装置 | |
JPH061738B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
JP2010106739A (ja) | 多重点火式内燃機関用点火装置 | |
IT1275159B (it) | Sistema di accensione induttiva per motori a combustione interna con anticipo controllato elettronicamente | |
WO2001083982A3 (de) | Zündanlage für eine verbrennungskraftmaschine | |
GB1147353A (en) | Improvements in ignition systems for internal combustion engines | |
JP2549628Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JPS63501808A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
RU2174187C2 (ru) | Система зажигания | |
JP2735590B2 (ja) | 燃料噴射型スパーク点火エンジンにおける噴射装置および点火装置 | |
JPS5913341Y2 (ja) | 内燃機関用点火装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |