JPH079310B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH079310B2
JPH079310B2 JP61187076A JP18707686A JPH079310B2 JP H079310 B2 JPH079310 B2 JP H079310B2 JP 61187076 A JP61187076 A JP 61187076A JP 18707686 A JP18707686 A JP 18707686A JP H079310 B2 JPH079310 B2 JP H079310B2
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JP
Japan
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power supply
air conditioner
outdoor unit
photocoupler
unit
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JP61187076A
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JPS6341763A (ja
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元志 西尾
泰生 黒田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は空気調和装置に関し、さらに詳細にいえば、
室外ユニットと室内ユニットとを有しているとともに室
外ユニット側に保護接点を有している空気調和装置に関
する。
〈従来の技術〉 従来から、空気調和能力を向上させるために、室外ユニ
ットと室内ユニットとで構成された空気調和装置が広く
使用されるようになっている。そして、この種の空気調
和装置は、通常室外ユニットを主局として室内ユニット
に制御信号、および電源電圧を供給し、しかも室外ユニ
ットにおいて異常状態が検出された場合に室内ユニット
の動作を停止させることが必要である。
第3図は、このような要求を満足させることができるも
のとして、従来から使用されている空気調和装置の要部
を示す電気回路図であり,室外ユニット(41)に供給さ
れる交流電源(42)と直列に保護接点(43)を接続して
いるとともに、上記交流電源(42)と保護接点(43)の
直列接続回路の両端子を、接続線路(44)(45)を介し
て室内ユニット(46)の降圧トランス(47)に接続して
いる。そして、上記直列接続回路の一方の端子と降圧ト
ランス(47)の他方の端子との間に、コンプレッサ(4
8)、接続線路(49)、および室内側サーモ(50)をこ
の順に直列接続している。
したがって、室外ユニット(41)において異常状態が検
出された場合には、保護接点(43)が開成され、降圧ト
ランス(47)に対する電源電圧の印加が遮断されるの
で、室内ユニット(46)の制御部(例えばマイクロコン
ピュータ)を非作動状態とすることができる。
また、室内ユニットおよび室外ユニットからなり、かつ
ユニット間に1対の通電ラインを有し、室外ユニットの
一方の通電ラインと室内ユニットの他方の通電ラインと
の間に、室内制御部用のフォトカプラと、サイリスタ点
弧回路により制御されるサイリスタと、室外制御部用の
フォトカプラとを直列接続してなる空気調和装置(特開
昭59-15744号公報参照)と、三相交流電源の、室内ユニ
ットと室外ユニットにおける互に異なる相端子間に、圧
縮機用電磁リレーを動作させる直流リレーのa接点と、
電流検出回路と、信号線と、圧縮機用保護接点と、圧縮
機用電磁リレーとをこの順に直列接続してなる空気調和
装置(特開昭59-231344号公報参照)とが提案されてい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 第3図に示す空気調和装置においては、保護接点(43)
が開成されると同時に室内ユニット(46)の制御部に対
する電源供給が遮断されてしまうので、室内ユニット
(46)において、異常状態が発生したことを表示するこ
とができないとともに、ドレンポンプの残留運転を行な
うこともできないという問題がある。
単に上記の問題を解決するだけであれば、電源電圧供給
用の接続線路の他に、室外ユニット(41)における保護
装置が動作したことを示す情報を伝送するための接続線
路を追加すればよいのであるが、室外ユニットと室内ユ
ニットとの間の接続線路が増加することは極力避けたい
という要求を満足させ得なくなってしまうという問題が
ある。
特開昭59-15744号公報に記載された空気調和装置、又は
特開昭59-231344号公報に記載された空気調和装置にお
いては、両ユニット間の接続線路を増加させることな
く、室外ユニットにおける保護装置が動作したことを示
す情報を室内ユニットの制御部に伝送することができ
る。しかし、保護装置が動作した場合、すなわち異常が
発生した場合、ドレンポンプを動作させることは全く開
示されていないのであるから、ドレンがオーバーフロー
する危険性があるという不都合がある。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
室外ユニットと室内ユニットとの間の接続線路数の増加
を抑制した状態で、異常状態が発生した場合における室
内ユニットの異常表示動作、ドレンポンプ動作を行なわ
せることができ、しかも運転開始当初に異常状態が発生
した場合には異常表示動作のみを行なわせることができ
る空気調和装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の空気調和装置
は、室外ユニット側から1対の接続線路を通して室内ユ
ニットに電源電圧を供給しているとともに、室外ユニッ
トの一方の電源端子と室内ユニットの他方の電源端子と
の間に、コンプレッサ駆動用リレー、保護接点、接続線
路、温度調節用接点、およびフォトカプラをこの順に直
列接続しており、さらにフォトカプラからの信号を入力
とする室内側制御手段を有しており、室内側制御手段
が、運転開始当初か否かを判別し、運転開始当初である
と判別された場合、フォトカプラからの異常発生を示す
判別結果に応答して異常状態の表示のみを行なわせ、運
転開始当初でないと判別された場合、フォトカプラから
の異常発生を示す信号に応答して異常状態の表示および
ドレンポンプの動作を行なわせるものである。
〈作用〉 以上の構成の空気調和装置であれば、室外ユニットにお
いて全く異常が発生していない状態においては、保護接
点が閉成された状態であるから、温度調節用接点により
コンプレッサ駆動用リレーを介してコンプレッサの動作
を制御することができるとともに、温度調節用接点の動
作と対応してフォトカプラが動作するので、常時電源電
圧が供給されている室内側制御手段により正常動作して
いる状態であることを識別することができる。
また、室外ユニットにおいて異常が発生している状態に
おいては、保護接点が開成されるのであるから、コンプ
レッサ駆動用リレー、およびフォトカプラが動作を停止
する。そして、この状態においても室内側制御手段には
電源電圧が供給されているので、室内ユニットにおける
異常状態の表示、ドレンポンプの運転を行なわせること
ができる。また、異常状態の表示と、ドレンポンプの運
転とに関して、運転開始当初においてはドレンが殆ど溜
まっていないことを考慮して異常状態の表示のみを行な
い、運転開始当初でなければドレンが溜まっている可能
性があることを考慮して異常状態の表示とドレンポンプ
の運転とを行なわせることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の空気調和装置の一実施例を示すブロ
ック図であり、室外ユニット(1)と室内ユニット
(2)との間を3本の接続線路(31)(32)(33)によ
り電気的に接続している。
さらに詳細に説明すると、上記室外ユニット(1)は、
接続線路(31)(33)の間に電源(11)が接続されてい
るとともに、接続線路(32)(33)の間にコンプレッサ
駆動用リレー(12)、および保護接点(13)が直列接続
されている。そして、上記コンプレッサ駆動用リレー
(12)の接点を介してコンプレッサ(14)、および室外
送風機(15)に電源電圧を供給するようにしている。
上記室内ユニット(2)は、接続線路(31)(33)の間
に降圧トランス(21)の一次側が接続されているととも
に、接続線路(31)(32)の間にフォトカプラ(22)、
および温度調節用リレー接点(23a)が直列接続されて
いる。そして、上記降圧トランス(21)の二次側に整
流,平滑回路(34)等を介して、I/Oポート、A/D変換
器、D/A変換器、およびマイクロコンピュータ等からな
る制御部(24)が接続されており、操作部(25)からの
信号、室温センサ(26)からの信号が供給されている。
また、上記フォトカプラ(22)からの信号がON-OFF検出
部(27)を介して制御部(24)に供給されている。さら
に、上記制御部(24)からの制御信号が、温度調節用リ
レーコイル(23)、室内送風機(28)、ドレンポンプ
(29)、および表示器(20)に供給されている。尚、上
記フォトカプラ(22)と並列に、保護抵抗(22a)、お
よび保護ダイオード(22b)が接続されている。
第2図は上記の構成の空気調和装置の動作を説明するフ
ローチャートであり、同図Aが運転開始当初の動作を、
同図Bは運転継続中の動作をそれぞれ示している。
同図Aにおいては、先ず、ステップにおいて操作部
(25)から運転信号が供給されるまで待った後、ステッ
プにおいてサーモがONであるか否かを判別する。そし
て、サーモがONでないと判別された場合には、ステップ
において送風運転を行なう。逆に上記ステップにお
いてサーモがONであると判別された場合には、ステップ
において温度調節用リレー接点(23a)をONとし、ス
テップにおいて上記温度調節用リレー接点(23a)がO
Nになってから所定時間(例えば数秒程度の時間)が経
過するまで待った後、ステップにおいてフォトカプラ
(22)が動作しているか否か、即ち、ON-OFF検出部(2
7)においてON状態が検出されたか否かを判別する。そ
して、OFF状態が検出された場合には、ステップにお
いて表示器(20)を駆動することにより、異常状態が発
生していることを表示し、ステップにおいて異常停止
する。逆に、上記ステップにおいてON状態が検出され
た場合には、ステップにおいて正常運転を行なう。
即ち、この場合には、運転開始当初であり、ドレンは殆
ど溜まっていないのであるから、ドレンポンプ(29)の
運転を行なう必要は全くなく、表示器(20)による異常
状態の表示のみを行なうのである。
第2図Bにおいては、ステップにおいて温度調節用リ
レー接点(23a)がONであるか否かを判別する。そし
て、温度調節用リレー接点(23a)がOFFであると判別さ
れた場合には、ステップにおいて送風運転を行なう。
逆に上記ステップにおいて温度調節用リレー接点(23
a)がONであると判別された場合には、ステップにお
いてフォトカプラ(22)が動作しているか否かを判別す
る。そして、フォトカプラ(22)が動作していると判別
された場合には、ステップにおいて正常運転を行な
う。逆に、上記ステップにおいてフォトカプラ(22)
が動作していないと判別された場合には、ステップに
おいてドレンポンプ(29)を駆動することにより残留運
転を行ない、ステップにおいて表示器(20)を駆動す
ることにより異常表示を行なう。
即ち、この場合には、かなりの時間運転を行なっている
のであるから、ドレンが溜まっている可能性が高く、異
常状態が発生すると同時に全ての動作を停止させるとド
レンがオーバーフローする危険性があるので、ドレンポ
ンプ(29)を駆動することにより上記の危険性を確実に
回避させ、その後、表示器(20)を駆動することにより
異常表示を行なわせることができる。
以上、要約すれば、運転中において異常が発生すると、
室内ユニット(2)への電源供給は継続されるのである
が、保護接点(13)がOFFになり、フォトカプラ(22)
への通電を遮断するので、制御部(24)により異常状態
が発生したことを検出することができる。そして、この
場合には、ドレンがオーバーフローする危険性があるの
で、ドレンポンプ(29)を駆動して上記の危険性を回避
した後、表示器(20)を駆動することにより、異常状態
が発生したことを知らせることができる。したがって、
表示器(20)を見ることにより異常状態が発生している
ことを識別し、必要な対処(例えばサービスマンコール
等)を行なうことができる。
また、運転開始当初においては、温度調節用リレー接点
(23a)をONとして所定時間経過した時点でフォトカプ
ラ(22)が動作しているか否を判別することにより、保
護接点(13)が復帰しているか否かを判別することがで
きる。そして、保護接点(13)が復帰していないと判別
された場合には、既にドレンポンプ(29)の運転を行な
ってから異常停止していたのであるから、ドレンが溜ま
っていることはない。したがって、表示器(20)を駆動
することにより異常状態が解消されていないことを表示
しただけで異常停止する。
〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、室外ユニットと室内ユニット
との間を電気的に接続する接続線路の数を増加させるこ
となく、室外ユニットにおいて異常状態が発生したこと
を室内ユニット側に知らせることができ、しかも室内ユ
ニットの電源供給状態を確保することができるので、残
留運転、異常表示等を行なうことにより保守を行ない易
くすることができるとともに、上記の機能を達成させる
ための構成を簡素化することができ、しかも、残留運転
が全く不要な場合には異常表示のみを行なうことができ
るという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の空気調和装置の一実施例を示すブロ
ック図、 第2図は動作を説明するフローチャート、 第3図は従来例を示す電気回路図。 (1)……室外ユニット、(2)……室内ユニット、
(11)……電源、(12)……コンプレッサ駆動用リレ
ー、(13)……保護接点、(21)……降圧トランス、
(22)……フォトカプラ、(23a)……温度調節用リレ
ー接点、(24)……制御部、(31)(32)(33)……接
続線路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−15744(JP,A) 特開 昭59−231344(JP,A) 特開 昭60−99938(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外ユニットと室内ユニットとを有する空
    気調和装置において、室外ユニット側から1対の接続線
    路を通して室内ユニットに電源電圧を供給しているとと
    もに、室外ユニットの一方の電源端子と室内ユニットの
    他方の電源端子との間に、コンプレッサ駆動用リレー、
    保護接点、接続線路、温度調節用接点、およびフォトカ
    プラをこの順に直列接続しており、さらにフォトカプラ
    からの信号を入力とする室内側制御手段を有しており、
    室内側制御手段が、運転開始当初か否かを判別し、運転
    開始当初であると判別された場合、フォトカプラからの
    異常発生を示す信号に応答して異常状態の表示のみを行
    なわせ、運転開始当初でないと判別された場合、フォト
    カプラからの異常発生を示す信号に応答して異常状態の
    表示およびドレンポンプの動作を行なわせるものである
    ことを特徴とする空気調和装置。
JP61187076A 1986-08-08 1986-08-08 空気調和装置 Expired - Lifetime JPH079310B2 (ja)

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JP61187076A JPH079310B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 空気調和装置

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JP61187076A JPH079310B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 空気調和装置

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JPS6341763A JPS6341763A (ja) 1988-02-23
JPH079310B2 true JPH079310B2 (ja) 1995-02-01

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JP61187076A Expired - Lifetime JPH079310B2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08 空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915744A (ja) * 1982-07-19 1984-01-26 Toshiba Corp スプリツト形空気調和機
JPS59231344A (ja) * 1983-06-15 1984-12-26 Hitachi Ltd 空気調和機の制御回路

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JPS6341763A (ja) 1988-02-23

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