JPH0793023A - オーディオ・ビジュアル装置 - Google Patents

オーディオ・ビジュアル装置

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JPH0793023A
JPH0793023A JP5236348A JP23634893A JPH0793023A JP H0793023 A JPH0793023 A JP H0793023A JP 5236348 A JP5236348 A JP 5236348A JP 23634893 A JP23634893 A JP 23634893A JP H0793023 A JPH0793023 A JP H0793023A
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JP
Japan
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control
message
circuit
value
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5236348A
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English (en)
Inventor
Keisuke Fujimoto
桂輔 藤本
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オーディオ・ビジュアル装置に関し、故障診
断、不良解析、ニーズ分析を支援することを目的とす
る。 【構成】各部の動作を監視する診断回路と、不揮発性メ
モリと、前記診断回路の診断結果が異常を指示すると、
該異常発生状況を前記不揮発性メモリに記憶させる制御
手段と、からなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ・ビジュア
ル装置(AV装置)に関する。さらに詳しくいえば、本
発明は、AV装置における故障診断、不良解析、ニーズ
分析などの支援を目的とする構成に関する。
【0002】本発明は、特に、車載されるラジオ受信機
に適用可能であるが、それのみに限定されない。
【0003】
【従来の技術】AV装置が不良動作を起こしたためメー
カにて修理を行う場合、多くは、利用者の説明をもとに
同じ不良動作を再現させ、その状態において不良箇所を
究明するということが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、利用者の記
憶が曖昧であったり、利用者が説明しきれないほど複雑
な経緯があると、同じ不良動作を再現させることが困難
になって、処置に手間取ってしまうという恐れがある。
【0005】そして、さらには、同じ不良動作を再現で
きなくて、処置を施さずに利用者に返却せざるを得ない
ことに陥ってしまうという恐れもある。同じことは、不
良動作自体に再現性がない場合においても言える。
【0006】また、不良箇所が分かっても、そこが不良
となるに至った原因が分からないと、修理しても、同じ
箇所が再度に渡って不良となる恐れがある。
【0007】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、AV装置において、故障診断、不良解析、ニー
ズ分析を支援することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のオーディオ・
ビジュアル装置は、各部の動作を監視する診断回路と、
不揮発性メモリと、前記診断回路の診断結果が異常を指
示すると、該異常発生状況を前記不揮発性メモリに記憶
させる制御手段とを有する構成である。
【0009】請求項2のオーディオ・ビジュアル装置
は、不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに装置の利
用状況を記憶させ、記憶させた該利用状況を繰り返し更
新する制御手段とを有する構成である。
【0010】
【作用】本発明における不揮発性メモリは、エネルギー
供給なしで半永久的に情報を保持できるものに加えて、
バッテリーバックアップによって情報を保持できるよう
に構成される揮発性RAMも含む。
【0011】請求項1のAV装置は、装置の異常発生状
況を不揮発性メモリに記憶させておいて、故障診断、不
良解析を支援する。
【0012】請求項2のAV装置は、装置の利用状況を
不揮発性メモリに記憶させておいて、故障診断、不良解
析、ニーズ分析を支援する。
【0013】
【実施例】次に、本発明によるAV装置が、実際上どの
ように具体化されるのかを、車載されるラジオ受信機を
一例にして説明する。
【0014】〔 構成について 〕図1は、本発明の実
施例を示すブロック図である。本装置を車載するにあた
っては、アンテナ1が端子2に接続され、左右のスピー
カ9、10が端子7、8にそれぞれ接続される。また、端
子27には電源が供給される。
【0015】前記端子2は、アンテナ部3に接続され
る。該アンテナ部3から出力されるRF信号は、ラジオ
受信部4に入力する。該ラジオ受信部4から出力される
オーディオ信号は、オーディオ部5に入力する。
【0016】該オーディオ部5から出力されるオーディ
オ信号は、アンプ部6に入力する。該アンプ部6から出
力される左右のスピーカ駆動信号は、前記端子7、8に
それぞれ接続される。
【0017】前記アンテナ部3、前記ラジオ受信部4、
前記オーディオ部5、前記アンプ部6の構成について
は、後述する。
【0018】バス通信制御回路11a 、11b 、11c 、11d
、11e は、バスライン14に接続される。また、該バス
ライン14には、複数の外部装置と本装置とのデイジーチ
ェーン形式の接続を可能にする端子12、13が接続され
る。
【0019】前記バス通信制御回路11a が出力する制御
信号は、前記アンテナ部3に接続される。前記アンテナ
部3が出力する制御信号は、前記バス通信制御回路11a
に接続される。
【0020】前記バス通信制御回路11a においては、前
記アンテナ部3が出力する制御信号を後述するメッセー
ジに変換して前記バスライン14に送信することが行われ
る。
【0021】また、前記バス通信制御回路11a において
は、前記バスライン14に伝送される後述するメッセージ
の送信先が前記アンテナ部3であれば、そのメッセージ
を受信し、該メッセージが指示する制御信号を前記アン
テナ部3に出力することが行われる。
【0022】同様に、前記バス通信制御回路11b 、11c
、11d 、11e と、前記ラジオ受信部4、前記オーディ
オ部5、前記アンプ部6、ポート15との間においては、
それぞれ互いに制御信号またはデータを入出力すること
が行われる。
【0023】それら前記バス通信制御回路11b 、11c 、
11d 、11e においては、入力する前記制御信号またはデ
ータを後述するメッセージに変換して前記バスライン14
に送信することがそれぞれにおいて行われる。
【0024】また、それら前記バス通信制御回路11b 、
11c 、11d 、11e においては、前記バスライン14に伝送
される後述するメッセージの送信先が、それぞれ前記ラ
ジオ受信部4、前記オーディオ部5、前記アンプ部6、
CPU17であれば、そのメッセージを受信し、該メッセ
ージが指定する制御信号またはデータを出力することが
それぞれにおいて行われる。
【0025】前記CPU17、ROM18、RAM19、タイ
マ20、E2 PROM22、前記ポート15、ポート21、ポー
ト23、ポート25は、バス16に接続される。それらにおい
ては、該バス16を介して相互にデータ転送が行われる。
【0026】前記ポート15においては、前記バス通信制
御回路11e から入力するデータを前記バス16に出力する
ことが行われる。該データは、前記バス16を介して前記
CPU17によって読込まれる。
【0027】また、前記ポート15においては、前記バス
16を介して前記CPU17によって設定されるデータを前
記バス通信制御回路11e に出力することが行われる。
【0028】前記タイマ20においては、年・月・日・時
・分・秒・ミリ秒単位に計時することが行われる。該計
時結果は、前記バス16を介して前記CPU17によって読
込まれる。
【0029】前記ポート23からは、受信周波数などの表
示を指示する表示信号J23が出力される。該表示信号J
23は、表示器24に入力する。該表示器24においては、入
力する前記表示信号J23に応じた表示が行われる。
【0030】温度センサ26からは、本装置の内部温度を
指示する温度検知信号J26が出力される。該温度検知信
号J26は、前記ポート25に入力する。該温度検知信号J
26は、前記バス16を介して前記CPU17によって読込ま
れる。
【0031】前記端子27は、ノイズフィルタ28の入力に
接続される。該ノイズフィルタ28の出力は、スイッチ回
路29、レギュレータ30に入力する。
【0032】前記スイッチ回路29においては、入力する
スイッチ制御信号J21に応じて電源E31の供給をオン・
オフすることが行われる。該電源E31は、前記アンプ部
6を構成する最終段のドライバ回路、つまり、前記スピ
ーカ9、10のドライバ回路に供給される。
【0033】前記レギュレータ30においては、前記スピ
ーカ9、10のドライバ回路以外の回路に電源E32を供給
することが行われる。
【0034】前記スイッチ制御信号J21は、前記ポート
21から出力される。前記スイッチ制御信号J21は、前記
バス16を介して前記CPU17によって設定される。ま
た、前記スイッチ制御信号J21は、前記アンプ部6にも
接続される(図示せず)。
【0035】前記CPU17においては、後述する制御が
実行される。前記ROM18には、該制御の制御手順が記
憶される。前記RAM19には、該制御に必要なデータが
記憶される。また、前記E2 PROM22においては、後
述するデータが記憶される。該データの記憶は、本装置
の電源をオフにしても維持される。
【0036】なお、前記CPU17、前記ROM18、前記
RAM19、前記タイマ20については、それらをワンチッ
プ化したマイクロコンピュータ33を用いる構成とするの
が好ましい。
【0037】また、前記バス16にインターフェイス回路
34を接続し、該インターフェイス回路34と外部装置とを
接続する端子35を設けても良い。この場合、前記インタ
ーフェイス回路34は、前記端子35から入力するデータを
前記バス16に出力し、前記バス16から入力するデータを
前記端子35に出力するように構成される。
【0038】それら外部装置と入出力するデータは、前
記バス16を介して前記CPU17によって読込まれ、ま
た、設定される。このとき、後述する制御において外部
装置と交換されるメッセージは、前記インターフェイス
回路34、前記端子35を介して伝送される。
【0039】〔 アンテナ部の構成について 〕図2
は、前記アンテナ部3の構成を示すブロック図である。
前記アンテナ1が接続される前記端子2は、抵抗R50、
R51の直列回路を通してグラウンドに接続される。
【0040】前記抵抗R50の両端は、比較回路52のプラ
ス入力、マイナス入力にそれぞれ入力する。該比較回路
52が出力する比較結果55は、前記バス通信制御回路11a
に入力し、メッセージに変換されて前記バスライン14に
送信される。
【0041】前記抵抗R50と前記抵抗R51との接続点
は、スイッチ回路SW53の共通端子a に接続される。該ス
イッチ回路SW53の端子b は、前記ラジオ受信部4の入力
に接続される。該スイッチ回路SW53の端子c は、発振器
54の出力に接続される。
【0042】該スイッチ回路SW53においては、入力する
スイッチ制御信号56に応じてその共通端子a をその端子
b 、または、その端子c に接続することが行われる。該
スイッチ制御信号56は、前記バス通信制御回路11a から
出力され、前記バスライン14から受信するメッセージに
よって設定される。
【0043】前記スイッチ回路SW53においてその共通端
子a がその端子b に接続しているとき、前記アンテナ1
が前記抵抗R50まで断線なく接続していると、前記比較
回路52が出力する比較結果55は、前記アンテナ1が受信
する電波によって前記抵抗R50に電圧降下が生じて不一
致を指示する。
【0044】一方、断線などによって前記アンテナ1が
前記抵抗R50に正常に接続していないと、前記比較回路
52が出力する比較結果55は、一致を指示する。
【0045】前記スイッチ回路SW53においてその共通端
子a がその端子c に接続しているとき、前記アンテナ1
が前記抵抗R50まで断線なく接続していると、前記比較
回路52が出力する比較結果55は、前記発振器54によって
前記抵抗R50に電圧降下が生じて不一致を指示する。
【0046】一方、断線などによって前記アンテナ1が
前記抵抗R50に正常に接続していないと、前記比較回路
52が出力する比較結果55は、一致を指示する。
【0047】〔 ラジオ受信部の構成について 〕図3
は、前記ラジオ受信部4の構成を示すブロック図であ
る。前記アンテナ部3から出力されるRF信号は、スイ
ッチ回路SW67の端子b に接続される。該スイッチ回路SW
67の共通端子a は、アンテナ同調回路68の入力に接続さ
れる。該アンテナ同調回路68の出力は、スイッチ回路SW
69の端子b に接続される。
【0048】該スイッチ回路SW69の共通端子a は、RF
同調回路70の入力に接続される。該RF同調回路70の出
力は、スイッチ回路SW71の端子b に接続される。該スイ
ッチ回路SW71の共通端子a は、混合回路72の入力に接続
される。該混合回路72の出力は、スイッチ回路SW73の端
子b に接続される。
【0049】該スイッチ回路SW73の共通端子a は、中間
増幅回路74の入力に接続される。該中間増幅回路74の出
力は、検波回路75の入力に接続される。該検波回路75か
らは同調局のオーディオ信号が、前記オーディオ部5に
出力される。
【0050】前記スイッチ回路SW67、前記スイッチ回路
SW69、前記スイッチ回路SW71、前記スイッチ回路SW73の
端子c には、発振器60の出力が共通に接続される。
【0051】前記スイッチ回路SW67においては、入力す
るスイッチ制御信号62に応じてその共通端子a をその端
子b 、または、その端子c に接続することが行われる。
【0052】同様に、前記スイッチ回路SW69、前記スイ
ッチ回路SW71、前記スイッチ回路SW73においては、それ
ぞれが入力するスイッチ制御信号63、64、65に応じてそ
の共通端子a をその端子b 、または、その端子c に接続
することがそれぞれにおいて行われる。
【0053】前記スイッチ制御信号62、63、64、65は、
前記バス通信制御回路11b から出力され、前記バスライ
ン14から受信するメッセージによって設定される。
【0054】前記発振器60においては、入力する発振周
波数制御信号61に応じて発振周波数を調節することが行
われる。該発振周波数制御信号61は、前記バス通信制御
回路11b から出力され、前記バスライン14から受信する
メッセージによって設定される。
【0055】前記中間増幅回路74においては、受信レベ
ル66を出力することが行われる。該受信レベル66は、前
記バス通信制御回路11b に入力し、メッセージに変換さ
れて前記バスライン14に送信される。
【0056】前記スイッチ回路SW67、SW69、SW71、SW73
のいずれかにおいてその共通端子aがその端子c に接続
しているとき、そのスイッチ回路の後段に接続されてい
る回路が正常に作動すれば、前記受信レベル66は適正値
を指示する。
【0057】一方、そのスイッチ回路の後段に接続され
ているいずれかの回路に不良動作があれば、前記受信レ
ベル66は適正値から外れた値を指示する。
【0058】〔 オーディオ部の構成について 〕図4
は、前記オーディオ部5の構成を示すブロック図であ
る。前記ラジオ受信部4から入力するオーディオ信号
は、バッファ回路80、電子式ボリューム回路81、フェー
ダバランス回路82、プリアンプ回路83を経緯して、前記
アンプ部6に出力される。
【0059】前記電子式ボリューム回路81においては、
スイッチ操作(図示せず)によってボリューム値が設定
される。前記プリアンプ回路83においては、スイッチ操
作(図示せず)によってトーンコントロール値が設定さ
れる。
【0060】これらボリューム値92、トーンコントロー
ル値93は、前記バス通信制御回路11c に入力し、メッセ
ージに変換されて前記バスライン14に送信される。な
お、該トーンコントロール値93は、低域、中域、高域、
または、グラフィックイコライザのように複数から構成
される場合もある。
【0061】前記バッファ回路80の出力、前記電子式ボ
リューム回路81の出力、前記フェーダバランス回路82の
出力、前記プリアンプ回路83の出力は、スイッチ回路SW
88の端子b 、c 、d 、e にそれぞれ接続される。
【0062】該スイッチ回路SW88の共通端子a は、積分
回路89の入力に接続される。該積分回路89の出力は、A
/D変換器90の入力に接続される。該A/D変換器90の
出力は、前記バス通信制御回路11c に入力し、メッセー
ジに変換されて前記バスライン14に送信される。
【0063】前記スイッチ回路SW88においては、入力す
るスイッチ制御信号91に応じてその共通端子a をその端
子b 、または、その端子c 、d 、e に接続することが行
われる。該スイッチ制御信号91は、前記バス通信制御回
路11c から出力され、前記バスライン14から受信するメ
ッセージによって設定される。
【0064】前記ラジオ受信部4から入力するオーディ
オ信号が無信号状態であるとき、前記スイッチ回路SW88
において接続されている前段の回路にノイズが発生する
と、前記A/D変換器90の出力はそのノイズの積算値を
指示する。
【0065】〔 アンプ部の構成について 〕図5は、
前記アンプ部6の構成を示すブロック図である。前記オ
ーディオ部5から入力するオーディオ信号は、前記スピ
ーカ9、10を駆動するドライブ回路111 、115 の入力に
接続される。
【0066】前記端子7を構成する端子7a、7bと、前記
ドライブ回路111 の出力とは、それぞれ抵抗R109 、R
110 を介して接続される。同様に、前記端子8を構成す
る端子8a、8bと、前記ドライブ回路115 の出力とは、そ
れぞれ抵抗R113 、R114 を介して接続される。
【0067】前記抵抗R109 の両端は、比較器106 のプ
ラス入力、マイナス入力にそれぞれ接続される。同様
に、前記抵抗R113 の両端は、比較器112 のプラス入
力、マイナス入力にそれぞれ接続される。
【0068】これら比較器106 、112 における比較結果
は、前記バス通信制御回路11d に入力し、メッセージに
変換されて前記バスライン14に送信される。
【0069】前記電源E31は、前記ドライブ回路111 、
115 に供給される(図示せず)。また、前記電源E
31は、A/D変換器100 の入力に接続される。該A/D
変換器100 の出力は、前記バス通信制御回路11d に入力
し、メッセージに変換されて前記バスライン14に送信さ
れる。
【0070】また、前記電源E31は、ハイパスフィルタ
101 を通して積分回路102 の入力に接続される。該積分
回路102 の出力は、A/D変換器103 の入力に接続され
る。該A/D変換器103 の出力は、前記バス通信制御回
路11d に入力し、メッセージに変換されて前記バスライ
ン14に送信される。
【0071】前記制御信号J21は、タイマ104 のスター
ト入力に接続される。該タイマ104のストップ入力に
は、前記抵抗R109 の一端の電位107 と前記抵抗R113
の一端の電位108 とを加算回路105 で加算した信号が接
続される。
【0072】前記タイマ104 においては、前記スタート
入力がスタートを指示するように設定されてから、前記
ストップ入力が最初にストップを指示するように設定さ
れるまでの時間が計時される。
【0073】前記タイマ104 は、前記制御信号J21が前
記スイッチ回路29をオンに制御するときに計時を開始
し、前記ドライブ回路111 、115 のいずれかが前記スピ
ーカ9、10を駆動したときに計時を停止するように構成
される。
【0074】前記タイマ104 の計時結果は、前記バス通
信制御回路11d に入力し、メッセージに変換されて前記
バスライン14に送信される。
【0075】〔 記録データの構成について 〕図6
は、前記E2 PROM22に記憶されるデータの一例を示
すデータ構造図である。該データは、前記CPU17にお
いて実行される後述する制御によって書き換えられる。
【0076】先ず、同図(a) に基づいて説明する。170
には、本装置に電源が投入されていた累計時間が記憶さ
れる。171 には、本装置が使用されていたときの最高温
度が記憶される。171 には、本装置が使用されていたと
きの最低温度が記憶される。173 には、本装置の利用状
況を調査した回数が記憶される。前記累計時間を該値と
併用する構成でも良い。
【0077】174 には、本装置が使用されていたときの
平均温度が記憶される。175 には、本装置が使用されて
いたときの平均ボリューム値が記憶される。176 には、
本装置が使用されていたときの平均トーンコントロール
値が記憶される。なお、トーンコントロール値が前記の
ように複数の場合、該領域も複数である。
【0078】177 には、放送局聴取率が各放送局毎に記
憶される。178 には、平均受信レベルが各放送局毎に記
憶される。レコーダ領域179 には、不良動作が検知され
たときに、同図(b) に示すデータが追加・記憶される。
【0079】次に、前記レコーダ領域179 に記憶される
データを同図(b) に基づいて説明する。同図(b) は一組
のデータ構造を示していて、前記レコーダ領域179 にお
いては、該構造を有するデータを複数組記憶できる領域
が確保される。
【0080】ステータス190 には、不良動作を指示する
コードが記憶される。191 には、不良動作が検知された
年が記憶される。同様に、192 、193 、194 、195 、19
6 には、不良動作が検知された月、日、時、分、秒がそ
れぞれ記憶される。ミリ秒も記憶するように構成しても
良い。
【0081】197 、198 、199 、200 、201 には、不良
動作が検知されたときの温度、受信周波数、受信レベ
ル、ボリューム値、トーンコントロール値がそれぞれ記
憶される。前方リンク202 には、該データの直前に記憶
されていた同データの記憶位置を指標する値が記憶され
る。
【0082】〔 メッセージの構成について 〕図7、
8は、前記バスライン14に送信されるメッセージの一例
を示すメッセージ構造図である。メッセージは、図7
(a) に示すように、送信先210 、送信元211 、種別212
、データ213 の順に構成される。
【0083】同図(b) は、前記スイッチ回路SW53の切換
えを指示するメッセージである。前記スイッチ回路SW53
の接続は、スイッチ切換217 の値に応じて切り換わる。
【0084】同図(c) は、前記比較結果55を通知するメ
ッセージである。前記比較結果55は、比較結果221 によ
って通知される。
【0085】同図(d) は、前記スイッチ回路SW67、SW6
9、SW71、SW73の切換えを指示するメッセージである。
前記スイッチ回路SW67、SW69、SW71、SW73の接続は、第
1スイッチ切換225 、第2スイッチ切換226 、第3スイ
ッチ切換227 、第4スイッチ切換228 の値に応じてそれ
ぞれ切り換わる。
【0086】同図(e) は、前記発振器60の発振周波数を
指示するメッセージである。前記発振器60の発振周波数
は、発振周波数232 の値に応じて調節される。
【0087】同図(f) は、前記受信レベル66を通知する
メッセージである。前記受信レベル66は、受信レベル23
6 によって通知される。
【0088】同図(g) は、前記スイッチ回路SW88の切換
えを指示するメッセージである。前記スイッチ回路SW88
の接続は、スイッチ切換240 の値に応じて切り換わる。
【0089】同図(h) は、前記A/D変換器90の出力を
通知するメッセージである。前記A/D変換器90の出力
は、信号レベル244 によって通知される。
【0090】同図(i) は、前記ボリューム値92、トーン
コントロール値93を通知するメッセージである。前記ボ
リューム値92、トーンコントロール値93は、ボリューム
値248 、トーンコントロール値249 によってそれぞれ通
知される。なお、トーンコントロール値93が前記のよう
に複数の場合、該トーンコントロール値249 も複数の値
を通知する。
【0091】図8(a) は、前記A/D変換器100 の出力
を通知するメッセージである。前記A/D変換器100 の
出力は、電源電圧263 によって通知される。
【0092】同図(b) は、前記A/D変換器103 の出力
を通知するメッセージである。前記A/D変換器103 の
出力は、電源高次成分267 によって通知される。
【0093】同図(c) は、前記タイマ104 の計時結果を
通知するメッセージである。前記タイマ104 の計時結果
は、アンプ立上時間271 によって通知される。
【0094】同図(d) は、前記比較器106 、112 の比較
結果を通知するメッセージである。前記比較器106 、11
2 の比較結果は、第1比較結果275 、第2比較結果276
によってそれぞれ通知される。
【0095】同図(e) は、外部装置から前記E2 PRO
M22に記憶されているデータを読出すためのメッセージ
である。280 によって読出す領域の先頭アドレスが指定
され、281 によって読出す領域のデータ長が指定され
る。なお、同図中のEXTは、外部装置を意味する。
【0096】同図(f) は、前記E2 PROM22に記憶さ
れているデータを外部装置に通知するためのメッセージ
である。285 によって該データが通知される。
【0097】同図(g) は、外部装置から前記E2 PRO
M22に記憶されているデータを変更するためのメッセー
ジである。289 によって変更する領域の先頭アドレスが
指定され、290 によって変更する領域のデータ長が指定
される。また、291 によって変更データが指定される。
【0098】同図(h) は、外部装置から自己診断を制御
するためのメッセージである。295によって実施する自
己診断が指定される。また、296 によって自己診断を実
施するときの試験条件が指定される。
【0099】同図(i) は、自己診断結果を外部装置に通
知するためのメッセージである。自己診断結果は、試験
結果300 によって通知される。
【0100】〔 利用状況調査制御について 〕図9
は、前記CPU17において実行される利用状況調査制御
の制御手順を示すフローチャートである。該制御は、上
位制御によって定期的に起動される。
【0101】ステップH350 においては、前記使用時間
170 に1が加えられる。または、該制御の起動間隔Tを
加えるようにしても良い。そして、制御はステップH35
1 に移行する。
【0102】ステップH351 においては、前記温度検知
信号J26が読込まれ、前記温度検知信号J26が指示する
温度が求められる。そして、該温度と前記最高温度171
とが比較される。該温度が前記最高温度171 より大きけ
れば、該温度が前記最高温度171 に記憶される。
【0103】また、該温度と前記最低温度172 とが比較
される。該温度が前記最低温度172より小さければ、該
温度が前記最低温度172 に記憶される。そして、制御は
ステップH352 に移行する。
【0104】ステップH352 においては、前記サンプル
数173 に1が加えられる。そして、制御はステップH35
3 に移行する。
【0105】ステップH353 においては、((S-1) *TPAV
+TPNEW )/S が計算され、前記平均温度174 に記憶され
る。ここで、S は前記サンプル数173 、TPAVは前記平均
温度174 、TPNEW は前記ステップH351 において求めら
れた温度である。そして、制御はステップH354 に移行
する。
【0106】ステップH354 においては、前記メッセー
ジにより受信したボリューム値248をもとに、((S-1) *V
LAV +VLNEW )/S が計算され、前記平均ボリューム値175
に記憶される。
【0107】ここで、S は前記サンプル数173 、VLAV
前記平均ボリューム値175 、VLNEWは前記メッセージに
より受信したボリューム値248 である。そして、制御は
ステップH355 に移行する。
【0108】ステップH355 においては、前記メッセー
ジにより受信したトーンコントロール値249 をもとに、
((S-1) *TNAV +TNNEW )/S が計算され、前記平均トーン
コントロール値176 に記憶される。
【0109】ここで、S は前記サンプル数173 、TNAV
前記平均トーンコントロール値176、TNNEW は前記メッ
セージにより受信したトーンコントロール値249 であ
る。なお、トーンコントロール値93が前記のように複数
の場合、該計算も、それぞれのトーンコントロール値ご
とに行われる。そして、制御はステップH356 に移行す
る。
【0110】ステップH356 においては、現在同調して
いる受信周波数から放送局が求められる。現在同調して
いる受信周波数は、別に実行される同調制御(説明は省
略する)によって前記RAM19に記憶される。
【0111】そして、同ステップH356 においては、
((S-1)*PRATE+1)/S が計算され、求めた放送局に対応す
る前記放送局聴取率177 に記憶することが行われる。こ
こで、S は前記サンプル数173 、 PRATEは求めた放送局
に対応する前記放送局聴取率177 である。そして、制御
はステップH357 に移行する。
【0112】ステップH357 においては、前記メッセー
ジにより受信した受信レベル236 をもとに、((S-1)*P
RATE *RVAV +RVNEW )/(S*PRATE) が計算され、前記ステ
ップH356 において求めた放送局に対応する前記放送局
平均受信レベル178 に記憶することが行われる。
【0113】ここで、S は前記サンプル数173 、 PRATE
は前記ステップH356 において求めた放送局に対応する
前記放送局聴取率177 、RVAVは同放送局に対応する前記
放送局平均受信レベル178 、RVNEW は前記メッセージに
より受信した受信レベル236である。そして、該制御は
終了する。
【0114】〔 不良検知制御について 〕図10(a) 、
(b) 、図11(a) 、(b) 、図12は、前記CPU17において
実行される不良検知制御の制御手順を示すフローチャー
トである。
【0115】図10(a) に示す制御は、上位制御において
前記図7(c) のメッセージが受信されたとき、上位制御
によって起動される。同様に、図10(b) 、図11(a) 、
(b) 、図12に示す制御は、上位制御において前記図8
(a) 、(b) 、(c) 、(d) のメッセージが受信されたと
き、上位制御によってそれぞれ起動される。
【0116】上位制御において前記図7(c) のメッセー
ジが受信されると、図10(a) に示すステップH360 が実
行される。ステップH360 においては、前記比較結果22
1 が検査される。該値が一致を指示していれば、制御は
ステップH361 に移行する。一方、該値が不一致を指示
していれば、該制御は終了する。
【0117】ステップH361 においては、後述する記録
タスクを起動することが行われる。そして、該制御は終
了する。
【0118】上位制御において前記図8(a) のメッセー
ジが受信されると、図10(b) に示すステップH362 が実
行される。ステップH362 においては、前記電源電圧26
3 が適正値であるかどうかが検査される。該値が適正値
であれば該制御は終了する。一方、該値が適正値を外れ
ていれば、制御はステップH363 に移行する。
【0119】ステップH363 においては、前記制御信号
J21が、前記スイッチ回路29をオフにするように設定さ
れる。このとき、前記ドライバ回路111 、115 への電源
供給は停止する。そして、制御はステップH364 に移行
する。
【0120】ステップH364 においては、後述する記録
タスクを起動することが行われる。そして、該制御は終
了する。
【0121】上位制御において前記図8(b) のメッセー
ジが受信されると、図11(a) に示すステップH370 が実
行される。ステップH370 においては、前記電源高次成
分267 が検査される。該値が適正値であれば該制御は終
了する。一方、該値が適正値を外れていれば、制御はス
テップH371 に移行する。
【0122】ステップH371 においては、前記制御信号
J21が、前記スイッチ回路29をオフにするように設定さ
れる。このとき、前記ドライバ回路111 、115 への電源
供給は停止する。そして、制御はステップH372 に移行
する。
【0123】ステップH372 においては、後述する記録
タスクを起動することが行われる。そして、該制御は終
了する。
【0124】上位制御において前記図8(c) のメッセー
ジが受信されると、図11(b) に示すステップH373 が実
行される。ステップH373 においては、前記アンプ立上
時間271 が検査される。該値が適正値であれば該制御は
終了する。一方、該値が適正値を外れていれば、制御は
ステップH374 に移行する。
【0125】ステップH374 においては、前記制御信号
J21が、前記スイッチ回路29をオフにするように設定さ
れる。このとき、前記ドライバ回路111 、115 への電源
供給は停止する。そして、制御はステップH375 に移行
する。
【0126】ステップH375 においては、後述する記録
タスクを起動することが行われる。そして、該制御は終
了する。
【0127】上位制御において前記図8(d) のメッセー
ジが受信されると、図12に示すステップH380 が実行さ
れる。ステップH380 においては、前記第1比較結果27
5 が検査される。該値が不一致を指示していれば、制御
は、ステップH381 に移行する。
【0128】ステップH381 においては、前記第2比較
結果276 が検査される。該値が不一致を指示していれ
ば、該制御は終了する。
【0129】一方、前記ステップH380 、前記ステップ
H381 において、前記第1比較結果275 、前記第2比較
結果276 のいづれかが一致を指示していると、制御はス
テップH382 に移行する。ステップH382 においては、
後述する記録タスクを起動することが行われる。そし
て、該制御は終了する。
【0130】〔 不良検知記録制御について 〕図13
は、前記CPU17において実行される不良検知記録制御
の制御手順を示すフローチャートである。該制御は、前
記不良検知制御によって記録タスクが起動されたときに
実行される。
【0131】ステップH390 においては、前記タイマ20
から計時結果が読まれる。続くステップH391 において
は、前記温度センサ26が出力する温度検知信号J26が読
まれ、該温度検知信号J26が指示する温度が求められ
る。
【0132】続くステップH392 においては、前記図7
(f) のメッセージから前記受信レベル236 が得られる。
続くステップH393 においては、前記図7(i) のメッセ
ージから前記ボリューム値248 が得られる。
【0133】続くステップH394 においては、前記図7
(i) のメッセージから前記トーンコントロール値249 が
得られる。
【0134】続くステップH395 においては、前記レコ
ーダ領域179 の空き領域に、前記図6(b) のフォーマッ
トで、前記ステップH390 で得られた計時結果、前記ス
テップH391 で得られた温度、前記ステップH392 で得
られた受信レベル、前記ステップH393 で得られたボリ
ューム値、前記ステップH394 で得られたトーンコント
ロール値が書き込まれる。
【0135】また、同ステップH395 においては、同領
域を構成する前記ステータス190 に、前記不良検知制御
から指定される値が書き込まれる。前記不良検知制御
は、該値に対し不良検知内容ごとにユニークな値を指定
するように構成される。
【0136】また、同ステップH395 においては、同領
域を構成する前記受信周波数198 に、前記した同調制御
が指示する受信周波数が書き込まれる。また、同領域を
構成する前記前方リンク202 には、最後に記録された不
良検知記録領域を指示する指標値が書き込まれる。そし
て、該制御は終了する。
【0137】〔 記録読出制御について 〕図14(a)
は、前記CPU17において実行される記録読出制御の制
御手順を示すフローチャートである。該制御は、上位制
御において前記図8(e) のメッセージが受信されたと
き、上位制御によって起動される。
【0138】ステップH400 においては、前記先頭アド
レス280 、前記データ長281 で指定される前記E2 PR
OM22の記憶データが読出される。
【0139】続くステップH401 においては、前記図8
(f) のフォーマットでメッセージが作成され、前記バス
ライン14に送信される。該メッセージの前記データ285
には、前記ステップH400 において読出されたデータが
組み込まれる。そして、該制御は終了する。
【0140】〔 記録更新制御について 〕図14(b)
は、前記CPU17において実行される記録更新制御の制
御手順を示すフローチャートである。該制御は、上位制
御において前記図8(g) のメッセージが受信されたと
き、上位制御によって起動される。
【0141】ステップH402 においては、該メッセージ
の前記先頭アドレス289 、データ長290 で指定される前
記E2 PROM22の記憶領域に、前記データ291 で指定
されるデータが書き込まれる。そして、該制御は終了す
る。
【0142】〔 試験制御について 〕図15、図16、図
17は、前記CPU17において実行される試験制御の制御
手順を示すフローチャートである。該制御は、上位制御
において前記図8(h) のメッセージが受信されたとき、
上位制御によって起動される。
【0143】該メッセージの前記試験種別295 によって
アンテナ断線試験が指定されると、図15に示す制御が上
位制御によって起動される。同様に、該メッセージの前
記試験種別295 によって高周波動作試験、オーディオ・
ノイズ試験が指定されると、それぞれ、図16、図17に示
す制御が上位制御によって起動される。
【0144】〔 試験制御(アンテナ断線試験)につい
て 〕前記図8(h) のメッセージの前記試験種別295 に
よってアンテナ断線試験が指定されると、図15に示すス
テップH410 が実行される。
【0145】ステップH410 においては、前記図7(b)
のメッセージが、前記アンテナ部3における前記スイッ
チ回路SW53の接続を端子c 側に切り換えるように作成さ
れ、前記バスライン14に送信される。そして、制御はス
テップH411 に移行する。
【0146】ステップH411 においては、前記図7(c)
のメッセージを受信することが行われる。続くステップ
H412 においては、該メッセージの前記比較結果221 を
検査することが行われる。該値が不一致を指示していれ
ば、制御はステップH413 に移行する。
【0147】ステップH413 においては、前記試験結果
300 が正常を指示するように前記図8(i) のメッセージ
が作成され、前記バスライン14に出力される。そして、
制御はステップH415 に移行する。
【0148】一方、前記ステップH412 において、前記
比較結果221 が一致を指示していれば、制御はステップ
H414 に移行する。ステップH414 においては、前記試
験結果300 が異常を指示するように同メッセージが作成
され、前記バスライン14に出力される。そして、制御は
ステップH415 に移行する。
【0149】ステップH415 においては、前記図7(b)
のメッセージが、前記スイッチ回路SW53の接続を端子b
側に切り換えるように作成され、前記バスライン14に送
信される。そして、該制御は終了する。
【0150】〔 試験制御(高周波動作試験)について
〕前記図8(h) のメッセージの前記試験種別295 によ
って高周波動作試験が指定されると、図16に示すステッ
プH420 が実行される。ステップH420 においては、変
数iが1に設定される。そして、制御はステップH421
に移行する。
【0151】ステップH421 においては、前記図7(e)
のメッセージが、前記ラジオ受信部4における前記発振
回路60の発振周波数を調節するように作成され、前記バ
スライン14に送信される。
【0152】このとき、前記変数iが1であれば、該メ
ッセージの前記発振周波数232 は中間周波数に設定され
る。前記変数iが1以外であれば、該メッセージの前記
発振周波数232 は、前記試験条件296 によって指定され
る周波数が設定される。そして、制御はステップH422
に移行する。
【0153】ステップH422 においては、前記図7(d)
のメッセージが、前記ラジオ受信部4における前記スイ
ッチ回路SW67、SW69、SW71、SW73のいづれか一つだけに
ついてその接続を端子c 側に切り換えるように作成さ
れ、前記バスライン14に送信される。
【0154】このとき、前記変数iが1であれば、前記
スイッチ回路SW73を切り換えるように該メッセージは作
成される。同様に、前記変数iが2、3、4であれば、
それぞれ、前記スイッチ回路SW71、SW69、SW67を切り換
えるように該メッセージは作成される。そして、制御は
ステップH423 に移行する。
【0155】ステップH423 においては、前記図7(f)
のメッセージを受信することが行われ、該メッセージの
前記受信レベル236 が記憶される。そして、制御はステ
ップH424 に移行する。
【0156】ステップH424 においては、前記図7(d)
のメッセージが、前記ラジオ受信部4における前記スイ
ッチ回路SW67、SW69、SW71、SW73の全てについてその接
続を端子b 側に切り換えるように作成され、前記バスラ
イン14に送信される。そして、制御はステップH425 に
移行する。
【0157】ステップH425 においては、前記変数iが
検査される。前記変数iが4より小さければ、制御はス
テップH427 に移行する。一方、前記変数iが4以上で
あれば、制御はステップH426 に移行する。
【0158】ステップH427 においては、前記変数iに
1が加えられ、制御は前記ステップH421 に戻る。
【0159】ステップH426 においては、前記ステップ
H423 において記憶した受信レベル(4つ)を前記試験
結果300 に組み込んだ前記図8(i) のメッセージが作成
され、前記バスライン14に送信される。そして、該制御
は終了する。
【0160】〔 試験制御(オーディオ・ノイズ試験)
について 〕前記図8(h) のメッセージの前記試験種別
295 によってオーディオ・ノイズ試験が指定されると、
図17に示すステップH430 が実行される。
【0161】ステップH430 においては、変数iが1に
設定される。そして、制御はステップH431 に移行す
る。
【0162】ステップH431 においては、前記変数iが
1のとき、前記図7(g) のメッセージが、前記オーディ
オ部5における前記スイッチ回路SW88の接続を端子b 側
に切り換えるように作成され、前記バスライン14に送信
される。
【0163】同様に、同ステップH431 においては、前
記変数iが2、3、4のとき、前記図7(g) のメッセー
ジが、前記オーディオ部5における前記スイッチ回路SW
88の接続をそれぞれ端子c 、d 、e 側に切り換えるよう
に作成され、前記バスライン14に送信される。そして、
制御はステップH432 に移行する。
【0164】ステップH432 においては、前記図7(h)
のメッセージを受信することが行われ、該メッセージの
前記信号レベル244 が記憶される。そして、制御はステ
ップH433 に移行する。
【0165】ステップH433 においては、前記変数iが
検査される。前記変数iが4より小さければ、制御はス
テップH435 に移行する。一方、前記変数iが4以上で
あれば、制御はステップH434 に移行する。
【0166】ステップH435 においては、前記変数iに
1が加えられ、制御は前記ステップH431 に戻る。
【0167】ステップH434 においては、前記ステップ
H432 において記憶した信号レベル(4つ)を前記試験
結果300 に組み込んだ前記図8(i) のメッセージが作成
され、前記バスライン14に送信される。そして、該制御
は終了する。
【0168】
【発明の効果】請求項1のAV装置は、前記のように、
装置の異常発生状況を不揮発性メモリに記憶させておく
ように構成されるので、従来とは異なって、不良動作発
生時の経緯を正確に得ることが可能になった。
【0169】そして、不良動作発生時の経緯を正確に得
ることが可能になったので、その情報により故障診断、
不良解析は支援されるようになった。
【0170】請求項2のAV装置は、前記のように、装
置の利用状況を不揮発性メモリに記憶させておくように
構成されるので、従来とは異なって、装置の利用状況を
正確に得ることが可能になった。
【0171】そして、装置の利用状況を正確に得ること
が可能になったので、その情報により故障診断、不良解
析、ニーズ分析は支援されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における構成を示すブロック図
である。
【図2】アンテナ部の構成を示すブロック図である。
【図3】ラジオ受信部の構成を示すブロック図である。
【図4】オーディオ部の構成を示すブロック図である。
【図5】アンプ部の構成を示すブロック図である。
【図6】記録データの構成を示すデータ構造図である。
【図7】メッセージの構成を示すデータ構造図である。
【図8】メッセージの構成を示すデータ構造図である。
【図9】利用状況調査制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】不良検知制御の制御手順を示すフローチャート
である。
【図11】不良検知制御の制御手順を示すフローチャート
である。
【図12】不良検知制御の制御手順を示すフローチャート
である。
【図13】不良検知記録制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】記録読出/記録更新制御の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図15】試験制御の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】試験制御の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】試験制御の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 3 アンテナ部 4 ラジオ受信部 5 オーディオ部 6 アンプ部 11a 、11b 、11c 、11d 、11e バス通信制御回路 14 バスライン 17 CPU 22 E2 PROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各部の動作を監視する診断回路と、 不揮発性メモリと、 前記診断回路の診断結果が異常を指示すると、該異常発
    生状況を前記不揮発性メモリに記憶させる制御手段とを
    有することを特徴とするオーディオ・ビジュアル装置。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリと、 前記不揮発性メモリに装置の利用状況を記憶させ、記憶
    させた該利用状況を繰り返し更新する制御手段とを有す
    ることを特徴とするオーディオ・ビジュアル装置。
JP5236348A 1993-09-22 1993-09-22 オーディオ・ビジュアル装置 Pending JPH0793023A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5236348A JPH0793023A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 オーディオ・ビジュアル装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308599A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置におけるエラー履歴管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308599A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置におけるエラー履歴管理方法

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