JPH0792951B2 - 早送り頭出し制御方法 - Google Patents

早送り頭出し制御方法

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JPH0792951B2
JPH0792951B2 JP59114749A JP11474984A JPH0792951B2 JP H0792951 B2 JPH0792951 B2 JP H0792951B2 JP 59114749 A JP59114749 A JP 59114749A JP 11474984 A JP11474984 A JP 11474984A JP H0792951 B2 JPH0792951 B2 JP H0792951B2
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JP
Japan
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fast
rewinding
time
tape
songs
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JP59114749A
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健睦 新井
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、曲間に無音部をおいて複数の曲を録音した磁
気テープにおける早送り頭出し制御方法に関する。
〔従来の技術〕
音楽カセットは曲間に遊びを置いて複数の曲を録音して
あるので、曲間を計数しながら早送り又は巻戻しで現在
の曲よりn曲先又は後の曲を迅速に取出(頭出)し、そ
れを演奏(PLAY)することができる。
早送りでの従来の頭出しは第4図(a)に示すように演
奏方向Pと同じ方向に但し高速でテープを進め(矢印FF
で示す)、曲間数が指定された数になった該曲間で早送
りを停止し、次の曲の演奏に入るが、曲間は無音状態で
あることで検出し、曲中の無音と区別するために所定時
間(曲間判定時間)t1以上無音が続くことを確認して初
めて曲間とし、その後、次の曲の頭を検知して早送りが
中止され以後惰走するテープが完全停止するまでにはヘ
ッドが次の曲に入っているので、図示のように早送りを
停止したら若干巻戻しREWを行ない、然るのち演奏PLAY
状態にしている。
必要巻戻し量は、早送り、停止、となったテープが戻っ
て、ヘッドが曲間にある状態で停止する、そのような長
さであり、テープ速度、制御系の動作遅れなどによって
異なる。しかし従来の早送り頭出しでは、テープ巻き初
め部分での所要巻戻し時間とテープ巻き終り部分でのそ
れとの平均巻戻し時間を求めてテープ中のどこでも該時
間で巻戻しをしていた。しかしテープ量が少なく、始端
部、終端部での各巻取り速度に差が余りないものではよ
いが、テープ量の多いもの例えば120分カセットテープ
などでは始端部と終端部でかなりの速度差があり、一定
時間の巻戻しでは曲の頭が出ないことが多い。
第5図でこれを更に説明するに、(a)はテープ始端部
での早送り頭出しの説明図、(b)は中間でのそして
(c)は終端部での早送り頭出しを説明する図である。
(a)の場合は早送りでも、テープ始端部で、巻取り側
コイル径は小であるからテープ速度は小さく、従って行
き過ぎ量は小である。しかしこの状態では巻戻し速度は
大になるから一定時間の巻戻しでは可成りの量が巻戻さ
れ、ヘッドは曲間を過ぎて手前の曲の後端に入ってしま
う恐れがある。第6図(a)はこの状態を示す。(b)
の場合は早送り、巻戻し共ほヾ同じ速度であり、行き過
ぎ量だけ巻戻され(このように設計される)、適切であ
る。
次に(c)の場合は早送りのテープ速度は大であり、行
き過ぎ量は大きい。そして巻求戻しのテープ速度は小な
ので一定時間の巻戻しでは十分巻戻すことができず、ヘ
ッドが曲間に出ることができず、演奏すべき曲の始端部
に入ってしまっている恐れがある。第6図(b)はこの
状態を示す。
巻戻し頭出しは第4図(b)に示すように、巻戻して行
って曲間数が指定数になったその曲間で巻戻しを中止
し、テープ送り方向を反転して演奏PLAYにすればよい。
曲間検出はやはり無音状態が所定時間t2だけ続くことで
行なう。数値例を挙げると曲間判定時間t2は約80mSであ
り、これは演奏時に換算すると2.4Sである。ヘッドプラ
ンジャー吸着時間は200mS、チャネル切替プランジャー
吸着時間は50msであり、これらの時間の間は巻戻し方向
に惰走し、その後反転するが、チャネル切替え時間が50
0mSであるので、演奏状態になるのはその後である。こ
れらの時間関係を第7図に示す。こうして、巻戻し頭出
しでは演奏すべき曲が始まる約2秒前から演奏状態とな
り、確実に頭出しを行なうことができる。また、第4図
の(c)は早送りの尻尾出しの例であるが、この場合、
長い曲間の存在するテープでは曲の頭がなかなか出ない
欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
巻戻し頭出しでは曲の頭を検出した直後、反転、PLAY状
態にしてやればよく、早送り頭出しのように巻戻し操作
は必要でない。このため巻戻しの頭出しは早送りの頭出
しに比べるとテープ巻き初め、巻み終りに関係なく確実
な頭出しを行なうことができる。そこで早送り頭出しで
曲の頭を検出した後停止までに行き過ぎが生じるなら、
これを逆に利用して積極的に大きく行き過ぎを生じさ
せ、それを戻して頭出しすれば巻戻し頭出しになり、テ
ープ始端、後端に関係なく確実に動作する早送り頭出し
が可能になる。本発明はかゝる着想に基ずくものであ
り、早送り頭出しを巻戻し頭出しに変換して確実な頭出
しを行なおうとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、曲間に無音部をおいて複数の曲を録音した磁
気テープの早送り頭出し制御方法において、早送りして
演奏すべき曲の前の曲間を、無音部が第1の所定時間
(t1)継続することで検出した後、該曲の頭が検出され
てから該曲内で第3の所定時間(t3)が経過するまで早
送りを継続し、該第3の所定時間が経過したとき巻戻し
に切換え、その後該曲内で第4の所定時間(t4)が経過
してから巻戻し処理に入って、該曲の頭が検出されてか
ら無音部が第2の所定時間(t2)継続することで曲間と
判断し、テープ走行方向を反転して演奏に切り換えるこ
とを特徴とするものである。
以下実施例を参照しながら構成及び作用を詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の早送り頭出しを説明する図である。図
示のように本発明では曲間を検出したら、次の曲(演奏
すべき曲)に入ってもテープ送り方向を反転せず、時間
t3の間早送りを継続させる。その後巻戻しREWとしてテ
ープ送り方向を反転させ、巻戻し頭出しに入る。t1は前
述の早送りでの曲間判定時間で、これは巻戻しでの曲間
判定時間t2と同様にPLAY換算で2.4秒上とする。積極的
に早送りを継続させる時間t3は例えば500mSとする。早
送りで曲間が検出されてもなお曲間(無音)が続く場合
は早送りを続け、時間t3の計時も始めない。時間t3の計
時開始は次の曲の頭が検出されてからである。時間t3経
過後に早送り停止、巻戻しに入るが、このときヘッドは
曲中にあっても無音を出力する恐れがあり、これと曲の
無音部分が重なったりすると曲中でありながら曲間と誤
判断する恐れがある。時間t4はこれを避けるための巻戻
し頭出し禁止区間で、例えば200mSとする。
第2図はカセットテープのプレーヤの構成を示すブロッ
ク図で、10はテープデッキの機構部、12はそのコントロ
ーラで具体的には1チップマイクロコンピュータからな
る。14はキー操作部、16は表示器で、これらはプレーヤ
の表面パネルなどの適所に設けられる。18はコントロー
ラ12に対するリセット回路、20はコントローラにクロッ
クを供給するクロック回路、22は表示器16を駆動するド
ライバ、24はデッキ機構部10を駆動するドライバであ
る。26はスピーカで、イコーライザ30及び増幅器30を経
てヘッド10aの出力により駆動される。32は曲間検知回
路である。コントローラ12で行なわれる本発明の早送り
頭出しを第3図のフローチャートで以下説明する。
先ずAPS(オートプログラムサーチ:頭出し)か否かを
チェックし、APSでなければ(N)、図示の頭出しは行
なわれない。APSモードなら(Y)テープを巻戻しか否
かをチェックし、巻戻しでないなら(N)次は早送りか
否かをチェックし、早送りなら早送りでの頭出し処理に
入り、曲間判定を行なう。無音がt1時間継続すれば曲間
であり、セットされた数だけ曲間が検出されると曲の頭
検出に入る。曲の頭は無音から有音になることで検出さ
れ、この時は曲間のように判定時間を設けることはな
く、有音になれば直ちに曲の頭とする。曲の頭が検出さ
れると次はt3時間を計時し、タイムアウトになると巻戻
し頭出し処理に移る。
巻戻し頭出しは、第3図のフローチャートに示すように
APSモードでありかつ巻戻し中の条件でも行なわれ、早
送り頭出しは早送り動作処理後は巻戻し頭出しへ帰着す
る。先ず早送りから巻戻しへ切換って時間t4経過か否か
をチェックし、t4本例では0.2秒経過すれば曲間判定に
移り、曲間が検出されゝば反転、PLAYとなる。こゝでAP
Sモードオフ即ちAPSフラグがおろされる。
APSモードであっても、巻戻し中でなく、早送り中でも
なく、そしてPLAYでもなければ頭出しは行なわれず、逆
に、PLAYであれば曲数計時処理、PLAY動作処理が行なわ
れる。つまりAPSの実行はREWまたはFFキーが押下された
とき、である。
APSモードはAPSスイッチを押すことによりセットされ、
飛び越す曲数はAPSスイッチの押下回数でセットされ
る。この第3図の処理はコントローラ12が行なう各種処
理の1つとして行なわれ、第3図の処理が終ると次の処
理へ移っていく。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば早送り頭出しをテー
プの何処からでも確実に行なうことができ、甚だ有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の早送り頭出し操作の説明図、第2図は
テーププレーヤの構成を示すブロック図、第3図はコン
トローラが行なう処理のフローチャート、第4図〜第7
図は従来の頭出しの説明図である。 図面で、t3は第1の所定時間、t4は第2の所定時間、FF
は早送り、REWは巻戻し、PLAYは演奏を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲間に無音部をおいて複数の曲を録音した
    磁気テープの早送り頭出し制御方法において、 早送りして演奏すべき曲の前の曲間を、無音部が第1の
    所定時間(t1)継続することで検出した後、該曲の頭が
    検出されてから該曲内で第3の所定時間(t3)が経過す
    るまで早送りを継続し、該第3の所定時間が経過したと
    き巻戻しに切換え、その後該曲内で第4の所定時間
    (t4)が経過してから巻戻し頭出し処理に入って、該曲
    の頭が検出されてから無音部が第2の所定時間(t2)継
    続することで曲間と判断し、テープ走行方向を反転して
    演奏に切り換えることを特徴とした早送り頭出し制御方
    法。
JP59114749A 1984-06-05 1984-06-05 早送り頭出し制御方法 Expired - Lifetime JPH0792951B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS60258751A JPS60258751A (ja) 1985-12-20
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