JPH0792888B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JPH0792888B2
JPH0792888B2 JP1317229A JP31722989A JPH0792888B2 JP H0792888 B2 JPH0792888 B2 JP H0792888B2 JP 1317229 A JP1317229 A JP 1317229A JP 31722989 A JP31722989 A JP 31722989A JP H0792888 B2 JPH0792888 B2 JP H0792888B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は同時再生機能を有する磁気記録再生装置などに
内装される回転ドラム装置に関する。
従来の技術 業務用ビデオテープレコーダ(VTR)やハイビジョンVTR
などにおいて、同時再生機能が搭載された磁気記録再生
装置が近年注目されている。
同時再生機能とは、録画を行ないながら記録した部分を
再生する所謂モニター機能のことをいう。
第2図は従来のこの種磁気記録再生装置に内装された回
転ドラム装置の断面を示している。
該回転ドラム装置は、回転ドラム51と固定ドラム52とか
らなるドラム本体53と、回転ドラム51の周縁に配設され
た記録再生用の第1の磁気ヘッド54及び再生用の第2の
磁気ヘッド55と、リング形状に形成された第1及び第2
のロータリートランス56、57とを備えている。
第1のロータリートランス56は、第1のステータ56aと
第1のロータ56bとからなり、第1のステータ56aは固定
ドラム52に固着される一方、第1のロータ56bは、ディ
スク58を介して回転ドラム51に固着され、ディスク58に
は中継基板59が取り付けられている。また、第2のロー
タリートランス57は、第2のステータ57aと第2のロー
タ57bとからなり、第2のステータ57aは固定部材66に固
着される一方、第2のロータ57bは回転ドラム51に固着
されている。
また、第1の磁気ヘッド54は、第1のリード線60を介し
て中継基板59に接続されている。一方、第2の磁気ヘッ
ド55は、第2のリード線61を介して中継基板59に接続さ
れ、該中継基板59は第3のリード線62を介して第2のロ
ータ57bに接続されている。
上記回転ドラム装置においては、ドラムモータ63が駆動
して回転ドラム51が回転すると、該回転ドラム51に固着
されている第1及び第2の磁気ヘッド54、55、第1及び
第2のロータ56b、57b等が回転する。そして同時再生を
行なう場合において、記録信号は外部回路から第4のリ
ード線64を経て第1のステータ56a→第1のロータ56b→
中継基板59→第1のリード線60→第1の磁気ヘッド54と
順次伝達され、磁気テープに所定の画像信号が記録され
る。一方、再生信号は第2の磁気ヘッド55→第2のリー
ド線61→中継基板59→第3のリード線62→第2のロータ
57b→第2のステータ57a→第5のリード線65を経て外部
回路に伝達され、表示装置等に再生画像が描き出され
る。
発明が解決しようとする課題 上記回転ドラム装置においては、同時再生を行なう場
合、記録時には数mAの電流が流れるのに対し、再生時に
は数百μVの電圧しか発生しない。
ところが、第1及び第2の磁気ヘッド54、55は、第1及
び第2のリード線60、61を介して共に中継基板59に接続
され、この中継基板59からそれぞれ第1及び第2のロー
タリートランス56、57に接続されている。すなわち、第
1及び第2のリード線60、61は、共に中継基板59に接続
されるため、互いに近接されて配線されることとなる。
このため、同時再生時において、記録信号と再生信号と
の間にクロストークが生じ、再生画面にビート等が発生
しやすいという課題があった。
この課題を解決するための手段としては、 第1及び第2のリード線60、61をシールド線で形成す
る。
第1及び第2のリード線60、61をシールドカバーで被
覆する。
回転ドラム51の上方に増幅回路を配設し、発生電圧の
低い再生電流を増幅させる。
等の方策が考えられる。
しかし、第1及び第2のリード線60、61をシールド線で
形成したり、第1及び第2のリード線60、61をシールド
カバーで被覆しても、完全にシールドすることは困難で
ある。
また、第1のロータリートランス56はリング形状に形成
されているため、第1の磁気ヘッド54を第1のロータ56
bに電気的に接続するためには生産技術的に中継基板59
を介さなければならず、したがって第1のリード線60と
第2のリード線61とが近接配線されることは避けられ
ず、クロストークの影響を低減することは困難であっ
た。
本発明は上記した課題に鑑み発明されたものであって、
同時再生時におけるクロストークを低減して良好な画質
を表示することが可能な回転ドラム装置を提供すること
を目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明に係る回転ドラム装置
は、回転ドラムと固定ドラムとからなるドラム本体と、
少なくとも記録再生用の第1の磁気ヘッドと再生用の第
2の磁気ヘッドを有する複数個の磁気ヘッドと、記録再
生信号を伝達する第1のロータリートランスと、再生信
号を伝達する第2のロータリートランスとを備え、前記
複数個の磁気ヘッドが前記回転ドラムの周縁に配設され
て同時再生可能に構成された回転ドラム装置において、
円筒形状の前記第1のロータリートランスの内側に円筒
形状の前記第2のロータリートランスが配置され、前記
第1のロータリートランスを構成する第1のロータが前
記回転ドラムに直接的に固定される一方、前記第2のロ
ータリートランスを構成する第2のロータが前記回転ド
ラムに取り付けられるディスクに直接的に固定され、増
幅回路が前記回転ドラムの上部に装着されると共に、前
記第1の磁気ヘッドが前記第1のロータの下部に接続さ
れる一方、前記第2の磁気ヘッドが前記増幅回路を介し
て前記第2のロータの上部に接続されていることを特徴
としている。
作用 上記した構成によれば、円筒形状の前記第1のロータリ
ートランスの内側に円筒形状の前記第2のロータリート
ランスが配置され、前記第1のロータリートランスを構
成する第1のロータが前記回転ドラムに直接的に固定さ
れる一方、前記第2のロータリートランスを構成する第
2のロータが前記回転ドラムに取り付けられるディスク
に直接的に固定されているので回転ドラム装置を組み立
て易い。また、増幅回路が前記回転ドラムの上部に装着
されると共に、前記第1の磁気ヘッドが前記第1のロー
タの下部に接続される一方、前記第2の磁気ヘッドが前
記増幅回路を介して前記第2のロータの上部に接続され
ているので、再生信号は増幅されると共に、再生信号を
伝達する信号線とは離隔されて配線されることとなる。
実施例 以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図は本発明の一実施例としての回転ドラム装置を示
した断面図であって、該回転ドラム装置は、回転ドラム
1と固定ドラム2とからなるドラム本体3を備え、この
ドラム本体3の内側には円筒形状に形成された第1のロ
ータリートランス4が配設され、この第1のロータリー
トランス4の内側にはさらに第2のロータリートランス
5が配設されドラム本体3の下方にはドラムモータ6が
配設されている。
回転ドラム1及び固定ドラム2は、共に断面略凹形形状
に形成されて互いに凹部側を対向させて配設されてい
る。
また、回転ドラム1の下面には記録再生用の一対の第1
の磁気ヘッド7、7がビス8、8によりて180゜の角度
で互いに対峙して取り付けられ、さらにこれら第1の磁
気ヘッド7、7の90゜回転した箇所には再生用の一対の
第2の磁気ヘッド9、9がビス10、10により取り付けら
れている。11、(12)は調整ビスであって、第1及び第
2の磁気ヘッド7、9が所定の精度でもって回転ドラム
1に取り付けられるようになっている。さらに、回転ド
ラム1の上面には中継基板13が貼着され、この中継基板
13の表裏両面には増幅回路14a、14bが形成されている。
これら増幅回路14a、14bには、軸15に取り付けられたス
リップリング(図示せず)とこのスリップリングに摺動
するブラシ(図示せず)を介して電力が供給される。16
はシールドケースであって、外部からのノイズを遮断し
ている。また、回転ドラム1にはビス17…によりディス
ク18が装着されている。
しかして、第1のロータリートランス4は、第1のステ
ータ4aとこの第1のステータ4aに外嵌された第1のロー
タ4bとからなり、この第1のロータ4bは回転ドラム1に
固着され、第1のステータ4aは固定ドラム2に固着され
ている。
第2のロータリートランス5は、第2のステータ5aとこ
の第2のステータ5aに外嵌される第2のロータ5bとから
なり、この第2のロータ5bは回転ドラム1に取り付けら
れるディスク18に固着され、第2のステータ5aは固定ド
ラム2に固着されている。
第1の磁気ヘッド7は、第1のリード線19を介して第1
のロータ4bの下端に直接電気的に接続され、また、第1
のステータ4aには第2のリード線20が接続されている。
一方、第2の磁気ヘッド9は、第3のリード線21により
増幅回路14a、14bを経て第2のロータ5bの上端に電気的
に接続され、また第2のステータ5aには第4のリード線
22が接続されている。
また、ドラムモータ6は、先端がディスク18に嵌合され
る軸23と、該軸23の基端に外嵌される予圧カラー24と、
軸23に外嵌されるロータ25と、固定ドラム2に取り付け
られるステータ26と、軸23に固設された上下一対のベア
リング27a、27bと、シールドカバー28等とから構成され
ている。
このように構成された回転ドラム装置においては、ドラ
ムモータ6を駆動させて同時再生を行なう場合、記録信
号は第2のリード線20→第1のステータ4a→第1のロー
タ4b→第1のリード線19を経て第1の磁気ヘッド7に伝
達され、磁気テープに所定の画像信号が記録される。一
方、再生信号は第2の磁気ヘッド9→第3のリード線21
→増幅回路14a、14b→第2のロータ5b→第2のステータ
5a→第4のリード線22を経て外部回路に伝達され、表示
装置等に再生画面が表示される。そして、上記回転ドラ
ム装置においては、第3のリード線21が第1のリード線
19から離隔されて配線されているので、互いに干渉する
こともなくクロストークの抑制を図ることができ、所期
の目的を達成することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることはなく要旨を
逸脱しない範囲において変更可能であり、たとえば上記
実施例では中継基板13の上下両面に増幅回路14a、14bを
形成したが、増幅回路を中継基板13の下面側にのみ形成
してもよい。
発明の効果 以上詳述したように本発明に係る回転ドラム装置にあっ
ては、円筒形状の前記第1のロータリートランスの内側
に円筒形状の前記第2のロータリートランスが配置さ
れ、前記第1のロータリートランスを構成する第1のロ
ータが前記回転ドラムに直接的に固定される一方、前記
第2のロータリートランスを構成する第2のロータが前
記回転ドラムに取り付けられるディスクに直接的に固定
されるので回転ドラム装置の組み立てが容易になる。ま
た、増幅回路が前記回転ドラムの上部に装着されると共
に、前記第1の磁気ヘッドが前記第1のロータの下部に
接続される一方、前記第2の磁気ヘッドが前記増幅回路
を介して前記第2のロータの上部に接続されているの
で、記録再生信号は増幅されると共に、記録再生信号を
伝達する信号線と録画信号を伝達する信号線とは離隔さ
れて配線されることとなる。
したがって、同時再生時において、クロストークの抑制
が可能となり、再生画面にビート等が発生することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転ドラム装置の一実施例を示す
断面図、第2図は従来例を示す断面図である。 1……回転ドラム、2……固定ドラム、3ドラム本体、
4……第1のロータリートランス、5……第2のロータ
リートランス、7……第1の磁気ヘッド、9……第2の
磁気ヘッド、14a、14b……増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムと固定ドラムとからなるドラム
    本体と、少なくとも記録再生用の第1の磁気ヘッドと再
    生用の第2の磁気ヘッドを有する複数個の磁気ヘッド
    と、記録再生信号を伝達する第1のロータリートランス
    と、再生信号を伝達する第2のロータリートランスとを
    備え、前記複数個の磁気ヘッドが前記回転ドラムの周縁
    に配設されて同時再生可能に構成された回転ドラム装置
    において、円筒形状の前記第1のロータリートランスの
    内側に円筒形状の前記第2のロータリートランスが配置
    され、前記第1のロータリートランスを構成する第1の
    ロータが前記回転ドラムに直接的に固定される一方、前
    記第2のロータリートランスを構成する第2のロータが
    前記回転ドラムに取り付けられるディスクに直接的に固
    定され、増幅回路が前記回転ドラムの上部に装着される
    と共に、前記第1の磁気ヘッドが前記第1のロータの下
    部に接続される一方、前記第2の磁気ヘッドが前記増幅
    回路を介して前記第2のロータの上部に接続されている
    ことを特徴とする回転ドラム装置。
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JPS4979228U (ja) * 1972-10-25 1974-07-09
JPS5971103A (ja) * 1982-10-15 1984-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生用シリンダ−装置
JPS6141041A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 Oi Seisakusho Co Ltd 駆動伝達装置

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