JPH0792465B2 - スピード検出装置の取付け構造 - Google Patents

スピード検出装置の取付け構造

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JPH0792465B2
JPH0792465B2 JP60118387A JP11838785A JPH0792465B2 JP H0792465 B2 JPH0792465 B2 JP H0792465B2 JP 60118387 A JP60118387 A JP 60118387A JP 11838785 A JP11838785 A JP 11838785A JP H0792465 B2 JPH0792465 B2 JP H0792465B2
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JP
Japan
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case
bevel gear
crankshaft
acg
output shaft
Prior art date
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JP60118387A
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JPS61277065A (ja
Inventor
克彦 伊藤
利夫 土屋
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/869,427 priority patent/US4718510A/en
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Publication of JPH0792465B2 publication Critical patent/JPH0792465B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のスピード検出装置の取付け構造に関す
る。
(従来の技術) 一般に車輌のスピードメータ用ケーブルの取出しは、車
軸近傍にギヤケースを設け、このギヤボックスから取出
すようにしている。
例えば実公昭44-22938号に示す如く、車輪のハブにギヤ
ケースを取付け、このギヤケース内に車軸と一体的に回
転するウォームホイールを配設し、このウォームホイー
ルにウォームを噛合せしめ、このウォームにスピードメ
ータ用ケーブルの基端を連結するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように車軸にウォームホイールを嵌合し、この
ウォームホイールにウォームを噛合してスピードメータ
用ケーブルを取出すようにした場合、走行時に取出し部
にはね石(飛び石)や乗員の足操作等による外力を受け
ることがあるばかりか乗員の足操作の邪魔になってしま
う。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、クランク軸の一端に
備えたACGを収めたACGケースを出力軸周囲まで延出する
クランクケースに取付け、このクランクケースに出力軸
と接続するベベルギヤを収めたベベルギヤケースを取付
けて、このベベルギヤケースと前記ACGケースとの間に
凹部を形成し、この凹部に突出して前記ベベルギヤと接
続するスピード検出装置を備える取出し部材を取付け、
この取出し部材を取付けた前記ベベルギヤケースの後方
に前記ベベルギヤと接続し後輪へ出力を伝達する手段を
収納したケースを取付け、また、前記スピード検出装置
を前記ACGケース外端面より内側に配置した。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るスピード検出装置の取付け構造を
適用した鞍乗り型四輪車の側面図、第2図は同鞍乗り型
四輪車の平面図であり、鞍乗り型四輪車(1)のフレー
ム(2)の前部にはハンドル(3)によって操向される
前輪(4),(4)が、フレーム(2)の後部には駆動
輪としての後輪(5),(5)が支持され、これら前・
後輪(4),(5)は幅広且つ低圧のバルーンタイヤを
装着している。
また、フレーム(2)は縦フレーム(2a)、下部フレー
ム(2b)及び図示しない上部フレームを備え、上部フレ
ーム上にはシート(6)を載置し、このシート(6)の
前方には燃料タンク(7)を設け、更にフレーム(2)
全体をカバー(8)で覆っている。
また、フレーム(2)の前部にはフロントキャリア
(9)を固着し、このフロントキャリア(9)の後部一
側にブラケット(10)を介してスピードメータ(11)を
取付けている。
一方、前記下部フレーム(2b)からは横方向にステップ
(12)が突出し、この下部フレーム(2b)と縦フレーム
(2a)及び上部フレームに囲まれる空間にパワーユニッ
ト(13)を搭載している。
パワーユニット(13)はエンジン(14)、クランクシャ
フトを収めたクランクケース(15)、交流発電機を収め
たACGケース(16)、出力軸を収めたミッションケース
(17)、出力軸端に嵌着されるベベルギヤを収めたベベ
ルギヤケース(18)及び前記ベベルギヤを介して回転す
るドライブシャフトを収めたケース(19)を一体化する
ことで構成され、ACGケース(16)にはセルモータ(2
0)を付設し、ミッションケース(17)からはチェンジ
ペダル(21)が前方に向って延出され、更にベベルギヤ
ケース(18)からはスピードメータ用ケーブル(22)が
取出され、このスピードメータ用ケーブル(22)はカバ
ー(8)内を通り、カバー(8)に形成した開口(23)
から外部に引き出され前記スピードメータ(11)接続さ
れている。
次に第3図及び第4図に基づいてスピードメータ用ケー
ブル(22)の取出し構造を詳細に説明する。ここで第3
図はパワーユニット(13)の要部平断面図、第4図はケ
ーブル取出し部の縦断面図である。
即ち、クランクケース(15)内にはエンジン(14)のコ
ンロッド(24)と連結するクランクシャフト(25)が回
転自在に支持され、このクランクシャフト(25)の一端
はACGケース(16)に収められた交流発電機(26)に連
結し、更にミッションケース(17)内に設けたカウンタ
ーシャフト(27)を介して出力軸(28)に連結してい
る。そして出力軸(28)の一端はミッションケース(1
7)クランクケース(15)の一側から突出しこの突出端
にギヤケース(18)内に回転自在に支持した駆動ベベル
ギヤ(29)が嵌着し、この駆動ベベルギヤ(29)に出力
伝達手段としての被動ベベルギヤ(30)が嵌合し、この
被動ベベルギヤ(30)にドライブシャフトがスプライン
嵌合し、このドライブシャフトを介して後輪が回転せし
められる。
一方、前記ACGケース(16)とベベルギヤケース(18)
との間には凹部(31)が形成され、この凹部(31)には
スピードメータ用ケーブル(22)の取出し部材(32)を
固着している。この取出し部材(32)内にはウォームギ
ヤ(33)及びこのウォームギヤ(33)と噛合するピニオ
ン(34)が設けられ、ウォームギヤ(33)の軸部(33
a)はベベルギヤケース(18)に向って伸び、前記被動
ベベルギヤ(30)にスプライン嵌合等した連結シャフト
(35)の端部にピン(36)を介して係合している。また
ピニオン(34)の一端はスピードメータ用ケーブル(2
2)に連結している。
前記ウォームギヤ(33)、ピニオン(34)および連結シ
ャフト(35)でスピード検出装置を構成している。
而して、エンジンが駆動することで、前述した如くクラ
ンクシャフト(25)、カウンターシャフト(27)を介し
て出力軸(28)が回転し、この回転によって駆動ベベル
ギヤ(29)及びこれと噛合する被動ベベルギヤ(30)が
回転する。すると被動ベベルギヤ(30)と連結するウォ
ームギヤ(33)及びピニオン(34)が回転し、スピード
メータ用ケーブル(22)が回転してスピードメータ(1
1)に被動ベベルギヤ(30)の回転速度に応じたスピー
ド表示がなされる。
以上説明したように本実施例によれば、パワーユニット
の一部をなす被動ベベルギヤの部分からスピードメータ
用ケーブルを取り出すようにしたため、スピードメータ
とケーブル取出し部との距離を近くすることができ、そ
の結果、ケーブルの取り回しが極めて楽になる。
また、ケーブルが短くなることと、後輪の回転速度に近
い被動ベベルギヤから取出すことによって速度表示の誤
差が少なくなる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、スピード検出装置
と出力伝達手段をACGケース外側端より内側に配設した
ので、シートに跨がってステップに足を載せた乗員のギ
ヤチェンジやブレーキ時の足操作の邪魔になることがな
く、例え乗員の足操作等による外力が加わったときでも
有効に保護することができる。
また、ACGケースを取付けたクランクケースがクランク
軸のある前方から出力軸のある後方まで延出しているの
で、出力軸の端部に設ける出力伝達手段を収納したケー
ス、スピード検出装置のケースの取付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスピード検出装置の取付け構造を
適用した鞍乗り型四輪車の側面図、第2図は同鞍乗り型
四輪車の平面図、第3図はパワーユニットの要部平断面
図、第4図はスピードメータ用ケーブルの取出し部材の
縦断面図である。 尚、図面中(1)は鞍乗り型四輪車、(2)はフレー
ム、(8)はカバー、(11)はスピードメータ、(13)
はパワーユニット、(14)はエンジン、(15)はクラン
クケース、(16)はACGケース、(17)はミッションケ
ース、(18)はベベルギヤケース、(22)はスピードメ
ータ用ケーブル、(25)はクランクシャフト、(27)は
カウンターシャフト、(28)は出力軸、(29)は駆動ベ
ベルギヤ、(30)は被動ベベルギヤ(31)は凹部、(3
2)はケーブル取出し部材、(33)はウォームギヤ、(3
4)はピニオンギヤである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−137764(JP,A) 特開 昭59−162306(JP,A) 実開 昭56−92858(JP,U) 実開 昭57−202330(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーハンドルによって操向され、前輪と後
    輪間にエンジンを備えるとともにこのエンジンの上方に
    シートを、更に該シートの両側にステップを備え、前記
    エンジンは平面視でクランク軸を車体の前後方向に対し
    直交させて配置し、前記クランク軸の後方にこのクラン
    ク軸に平行に配設した出力軸を備えた変速機を設け、前
    記クランク軸と変速機とを一体のケース内に配設した鞍
    乗り型車両のスピード検出装置の取付け構造において、
    前記クランク軸の一端に備えたACGを収めたACGケースを
    出力軸周囲まで延出するクランクケースに取付け、この
    クランクケースに出力軸と接続するベベルギヤを収めた
    ベベルギヤケースを取付けて、このベベルギヤケースと
    前記ACGケースとの間に凹部を形成し、この凹部に突出
    して前記ベベルギヤと接続するスピード検出装置を備え
    る取出し部材を取付け、この取出し部材を取付けた前記
    ベベルギヤケースの後方に前記ベベルギヤと接続し後輪
    へ出力を伝達する手段を収納したケースを取付け、ま
    た、前記スピード検出装置を前記ACGケース外端面より
    内側に配置したことを特徴とするスピード検出装置の取
    付け構造。
JP60118387A 1985-05-31 1985-05-31 スピード検出装置の取付け構造 Expired - Lifetime JPH0792465B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60118387A JPH0792465B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 スピード検出装置の取付け構造
US06/869,427 US4718510A (en) 1985-05-31 1986-06-02 Motor vehicle with improved coupling structure for speedometer cable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60118387A JPH0792465B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 スピード検出装置の取付け構造

Publications (2)

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JPS61277065A JPS61277065A (ja) 1986-12-08
JPH0792465B2 true JPH0792465B2 (ja) 1995-10-09

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JP60118387A Expired - Lifetime JPH0792465B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 スピード検出装置の取付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839413Y2 (ja) * 1979-12-15 1983-09-05 マツダ株式会社 スピ−ドメ−タの駆動装置
JPS58137764A (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 Fuji Tekkosho:Kk スピ−ドメ−タギヤ装置の固定構造

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JPS61277065A (ja) 1986-12-08

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