JPH079236U - おろし装置の刃物盤 - Google Patents

おろし装置の刃物盤

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JPH079236U
JPH079236U JP4319993U JP4319993U JPH079236U JP H079236 U JPH079236 U JP H079236U JP 4319993 U JP4319993 U JP 4319993U JP 4319993 U JP4319993 U JP 4319993U JP H079236 U JPH079236 U JP H079236U
Authority
JP
Japan
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grater
board
blade
knives
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP4319993U
Other languages
English (en)
Inventor
吉弘 塩谷
宰 尾崎
勇作 稲山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kunimori Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Kunimori Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kunimori Kagaku Co Ltd filed Critical Kunimori Kagaku Co Ltd
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Publication of JPH079236U publication Critical patent/JPH079236U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】すりおろされた食材を確実、かつ効率的にボー
ル容器内へ回収する。すり下ろされた食材がおろし刃に
付着したままの状態になるのを回避してすりおろし作業
を効率的に行う。おろし刃の切削性を保って食材の味が
悪くなることを防止する。 【構成】おろし盤の偏心位置に少なくとも2個の刃物盤
を回転可能に支持する。刃物盤に多数のおろし刃を形成
すると共におろし刃の回転方向上手側及び下手側の少な
くとも一方に開口部を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、大根、山芋等の各種食材をすりおろすおろし装置の刃物盤に関す る。
【0002】
【従来技術】
本出願人は、例えば実公平5−20275号において本体ケースに回転可能に 支持された電動モーターの回転軸に対し、少なくとも2個のおろし盤が回転可能 に支持された回転体を取り付け、電動モーターの駆動に伴って回転体を回転させ ながらおろし盤を自転させて食材をすりおろすおろし装置を提案した。
【0003】 このおろし装置のおろし盤にあっては、上面に多数のおろし刃が切り起し、或 いは一体に形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のおろし装置にあっては、すりおろされた食材を回転体の 開口を介してボール容器内に落下させているため、おろし盤に付着したすりおろ された食材を効率良くボール容器内へ落下させることが困難であった。
【0005】 特に上記おろし盤は、回転体に対しておろし刃が、上面から突出するように支 持されているため、すりおろされた食材の多くが回転体に付着してボール容器内 への落下が困難であった。
【0006】 この結果、おろし盤に付着したすりおろされた食材がすりおろし作業の邪魔に なって作業時間が長くなったり、大根等の繊維を多く含む食材にあっては、付着 したすりおろされた食材が障害になって繊維を有効に切断することが困難になり 、食材の味を低下させる要因にもなっていた。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記した従来の欠点を解決するため、おろし盤の偏心位置に回転可 能に支持された少なくとも2個の刃物盤を回転させて食材をすりおろすおろし装 置において、上記刃物盤には多数のおろし刃を有すると共に該おろし刃の回転方 向上手側及び下手側の少なくとも一方に開口部を設けたことを特徴としている。
【0008】
【考案の作用】
本考案は上記のように構成されるため、食材が回転する刃物盤に押し付けられ ると、該食材は刃物盤のおろし刃によりすりおろされる。そしてすりおろされた 食材は刃物盤におけるおろし刃の回転方向上手側及び下手側の少なくとも一方に 設けられた開口部を介して刃物盤から排出されて回収される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0010】 請求項1及び2 図1はおろし装置の分解斜視図である。
【0011】 図2はおろし装置の中央縦断面図である。
【0012】 図3はおろし盤の斜視図である。
【0013】 おろし装置1のボール容器3は有底円筒形状で、その上部開口縁には円筒スペ ーサー5が着脱可能に取り付けられている。該円筒スペーサー5の下端部に一体 形成された平面部7の外周側下面には垂下部9がボール容器3の上部開口内縁に 挿嵌可能に一体形成されている。また、平面部7の内周側正面には4個の突部1 1が周方向の等分割位置に一体形成されている。
【0014】 円筒スペーサー5の下端部内にはおろし盤13が着脱可能で、外周に形成され た切欠15が突部11に係合して回り止め可能に取り付けられている。該おろし 盤13はリング状で、多数のリブ13aが開口13bを有するように一体形成さ れている。
【0015】 おろし盤13のリブ13aには3個の軸支部21・23刃物盤28の軸支部は 図示せず)が中心から偏位した箇所に一体形成されている。また、外周側のリブ 13a上面には2個の案内リブ13dが、ほぼ対角位置で、かつ後述する円筒回 転体33の下部内周面に摺接するように一体形成されている。
【0016】 各軸支部21・23には刃物盤25・27・28の軸29・31・32が、回 転可能で、かつ放射方向の外周がおろし盤13の中心から等しい距離をおいた外 周側に位置するように支持されている。そして各刃物盤25・27・28の上面 には多数のおろし刃列25a・27a・28aが放射方向へ延出し、かつ周方向 へ等しい間隔をおいて形成されている。
【0017】 また、おろし刃列25a・27a・28aの回転方向下手側に位置する刃物盤 25・27・28には放射方向へ延出する開口部としての長孔25b・27b・ 28bが形成されている。各長孔25b・27b・28bは周方向に対する放射 方向側の幅が中心側の幅より広く設定されている。そして各刃物盤25・27・ 28の外周面には外歯25c・27c・28cが形成されている。
【0018】 おろし盤13の外周壁13c内には円筒回転体33が回転可能に支持されてい る。該円筒回転体33の下部外周面には内歯33aが、各刃物盤25・27・2 8の外歯25c・27c・28cと噛み合うように形成されている。また、円筒 回転体33の内周面には複数のリブ33bが周方向へ等しい間隔をおき、かつ上 下方向へ延出するように一体形成されている。
【0019】 円筒回転体33が取り付けられた円筒スペーサー5の上部開口には蓋体35が 、着脱可能に取り付けられている。該蓋体35の上部中心には回転軸39が軸受 40を介して軸線方向へ摺動可能で、かつ回転可能に支持され、該回転軸39の 上部にはハンドル37が取り付けられると共に下部には押圧板41が取り付けら れている。
【0020】 該押圧板41は円筒回転体33の内径とほぼ一致する大きさで、その外周縁に は切欠部41aが、円筒回転体33のリブ33bと係合可能に形成されている。 また、押圧板41の下面には爪部41bが食材(図示せず)に突刺するように一 体形成されている。
【0021】 次に、上記のように構成されたおろし装置1の作用を説明する。
【0022】 ボール容器3の上部に取り付けられた円筒スペーサー5内におろし盤13を、 切欠15が突部11に係合するように取り付けて回り止めした後、該おろし盤1 3の外周壁13c内に対して円筒回転体33を、その内歯33aが刃物盤25・ 27・28の外歯25c・27c・28cに夫々噛み合うように、また下部内周 面に案内リブ13dが摺接するように取り付ける。
【0023】 次に、上記状態にて刃物盤25・27・28の上面に、例えば山芋等の食材を 乗せた後に、円筒スペーサー5の上部に対して蓋体35を、押圧板41の切欠部 41aが円筒回転体33のリブ33bと係合するように取り付ける。
【0024】 次に、上記状態にてハンドル37を介して回転軸39を軸線下方へ押し下げな がら所定の方向へ回動させると、押圧板41により食材を刃物盤25・27・2 8に押し付けながら所定の方向へ回転させると共に該押圧板41の回転に伴って 回転する円筒回転体33により夫々の刃物盤25・27・28を押圧板41と同 一の方向へ回転させる。
【0025】 これにより所定の方向へ回転する食材は同一方向へ回転する刃物盤25・27 ・28のおろし刃列25a・27a・28aによりすりおろされた後、すりおろ された食材は長孔25b・27b・28bからボール容器3内へ落下される。ま た、円筒回転体33の下部内周面に付着したすりおろされた食材は、摺接する案 内リブ13dにより掻き落とされておろし盤13の開口13bを介してボール容 器3内に落下される。
【0026】 このように本実施例は、すりおろされた食材を、各おろし刃列25a・27a ・28aの回転方向下手側に設けられた開口25b・27b・28bを介して排 出することができるため、すり下ろされた食材を確実にボール容器3内に回収す ることができると共にすりおろされた食材がおろし刃列25a・27a・28a に付着したままの状態になることにより障害を回避して作業を効率的に行なうこ とができる。
【0027】 上記説明は、ハンドル駆動形式で、おろし盤が回転不能に取り付けられたおろ し装置について説明したが、本考案は、例えば実公平5−20275号に示すお ろし装置のように電動モーター等によりおろし盤自体を所定の方向へ回転させる と共に該おろし盤の回転に伴って刃物盤を従転或いは回転させる構造であっても よい。
【0028】 刃物盤自体を回転させる構造としては、電動モーターの回転軸に歯車を取り付 けると共に夫々の刃物盤の軸に、回転軸の歯車と噛み合う歯車を設ける構成、或 いは本実施例のような構成にあっては、図4に示すように1つの刃物盤51の外 歯51aを円筒回転体33の内歯33aに噛み合わせ、他の刃物盤53・55の 外歯53a・55aを該内歯33aと非噛み合わせ状態にすると共に相互の外歯 53a・55aを噛み合わせることにより夫々の刃物盤51・53・55を回転 させる構成であってもよい。
【0029】
【考案の効果】
このため本考案は、すりおろされた食材を確実、かつ効率的にボール容器内へ 回収することができる。
【0030】 また、すり下ろされた食材がおろし刃に付着したままの状態になるのを回避し て効率的にすり下ろすことを可能にすると共におろし刃の切削性を保って食材の 味が悪くなることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】おろし装置の分解斜視図である。
【図2】おろし装置の中央縦断面図である。
【図3】おろし盤の斜視図である。
【図4】本考案の変更実施例を示す部分斜視図である
【符号の説明】
1 おろし装置 13 おろし盤 25・27・28 刃物盤 25a・27a・28a おろし刃列 25b・27b・28b 開口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】おろし盤の偏心位置に回転可能に支持され
    た少なくとも2個の刃物盤を回転させて食材をすりおろ
    すおろし装置において、上記刃物盤には多数のおろし刃
    を有すると共に該おろし刃の回転方向上手側及び下手側
    の少なくとも一方に開口部を設けたことを特徴とする刃
    物盤。
  2. 【請求項2】上記おろし装置は、駆動手段によりおろし
    盤を回転可能とすると共に該おろし盤に対して刃物盤を
    従転可能に支持した請求項1のおろし装置の刃物盤。
  3. 【請求項3】上記おろし装置は、駆動手段によりおろし
    盤を回転可能とすると共に該おろし盤に対して刃物盤を
    おろし盤の回転方向と同一方向或いは反対方向へ回転可
    能に支持した請求項1のおろし装置の刃物盤。
JP4319993U 1993-07-12 1993-07-12 おろし装置の刃物盤 Pending JPH079236U (ja)

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JP4319993U JPH079236U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 おろし装置の刃物盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP4319993U JPH079236U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 おろし装置の刃物盤

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Publication Number Publication Date
JPH079236U true JPH079236U (ja) 1995-02-10

Family

ID=12657266

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4319993U Pending JPH079236U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 おろし装置の刃物盤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015527907A (ja) * 2012-07-12 2015-09-24 スウィツカット アーゲーSwizzzcut Ag ディスク式おろし金

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015527907A (ja) * 2012-07-12 2015-09-24 スウィツカット アーゲーSwizzzcut Ag ディスク式おろし金

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