JPH0792332A - 光ケーブル接続箱 - Google Patents
光ケーブル接続箱Info
- Publication number
- JPH0792332A JPH0792332A JP5238137A JP23813793A JPH0792332A JP H0792332 A JPH0792332 A JP H0792332A JP 5238137 A JP5238137 A JP 5238137A JP 23813793 A JP23813793 A JP 23813793A JP H0792332 A JPH0792332 A JP H0792332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- optical cable
- optical
- main body
- accordion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ケーブルを接続する際に生じる余長を収納
する余長収納ケースを必要最小限の空間で収納できるよ
うにする。それにより光ケーブル接続箱を小型にする。 【構成】 吊り線などに取付けるようにした箱状本体1
1と、この本体11の開口を閉じる開閉自在の蓋15
と、後端を上記箱状本体11の奥に固定したアコーデオ
ン状のプラスチックシート20からなる。光ケーブルを
接続する際に生ずる光ファイバの余長を収納する余長収
納ケース24を上記アコーデオン状のプラスチックシー
ト20に挟み込んで保持し、本体11内に押し込んで蓋
15を閉じる。
する余長収納ケースを必要最小限の空間で収納できるよ
うにする。それにより光ケーブル接続箱を小型にする。 【構成】 吊り線などに取付けるようにした箱状本体1
1と、この本体11の開口を閉じる開閉自在の蓋15
と、後端を上記箱状本体11の奥に固定したアコーデオ
ン状のプラスチックシート20からなる。光ケーブルを
接続する際に生ずる光ファイバの余長を収納する余長収
納ケース24を上記アコーデオン状のプラスチックシー
ト20に挟み込んで保持し、本体11内に押し込んで蓋
15を閉じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、架空あるいは地中用
光ケーブルの接続部に用いる光ケーブル接続箱に関す
る。なお、ここで言う接続箱には、光カプラーなどを収
納して複数の光ケーブルの芯線に光信号を分岐する光分
岐箱等も含まれる。
光ケーブルの接続部に用いる光ケーブル接続箱に関す
る。なお、ここで言う接続箱には、光カプラーなどを収
納して複数の光ケーブルの芯線に光信号を分岐する光分
岐箱等も含まれる。
【0002】
【従来の技術】図5、図6は従来の光ケーブル接続箱の
一例を示すもので、1は箱状の本体で、その中に複数の
余長収納ケース2が格納されている。上記各ケース2は
ヒンジ3により下部が連結されていて、ヒンジ3を中心
に回動し、下方に開いて光ケーブル余長を次々に収納し
たのち、上方へ回動していくようになっている。
一例を示すもので、1は箱状の本体で、その中に複数の
余長収納ケース2が格納されている。上記各ケース2は
ヒンジ3により下部が連結されていて、ヒンジ3を中心
に回動し、下方に開いて光ケーブル余長を次々に収納し
たのち、上方へ回動していくようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の接
続箱は、図5で明らかなように、余長収納ケース2を回
転させるための空間を前方に設ける必要があり、ケース
2を開いたときに必要な空間として、下方にも大きな空
間を設けなければならないため大型化するという問題が
あった。
続箱は、図5で明らかなように、余長収納ケース2を回
転させるための空間を前方に設ける必要があり、ケース
2を開いたときに必要な空間として、下方にも大きな空
間を設けなければならないため大型化するという問題が
あった。
【0004】この発明の課題は上記のような従来の接続
箱の問題点を解決してきわめて小型でしかも光ファイバ
の余長収納が容易な光ケーブル接続箱を提供することで
ある。
箱の問題点を解決してきわめて小型でしかも光ファイバ
の余長収納が容易な光ケーブル接続箱を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は吊り線などに取付けるようにした箱状
本体と、この本体の開口を閉じる開閉自在の蓋と、後端
を上記箱状本体の奥に固定したアコーデオン状のプラス
チックシートからなり、光ケーブルを接続する際に生ず
る光ファイバの余長を上記アコーデオン状のプラスチッ
クシートに挟み込んで保持する構成を採用した。
めに、この発明は吊り線などに取付けるようにした箱状
本体と、この本体の開口を閉じる開閉自在の蓋と、後端
を上記箱状本体の奥に固定したアコーデオン状のプラス
チックシートからなり、光ケーブルを接続する際に生ず
る光ファイバの余長を上記アコーデオン状のプラスチッ
クシートに挟み込んで保持する構成を採用した。
【0006】
【作用】光ケーブルの接続作業に際しては、蓋を開き、
箱状本体の内部に収納されているプラスチックシートを
引出す。そして、光ケーブルの接続の際に生じる光ファ
イバの余長を収納した余長収納ケースをプラスチックシ
ートの折目の間の隙間に入れて本体内に入れる。
箱状本体の内部に収納されているプラスチックシートを
引出す。そして、光ケーブルの接続の際に生じる光ファ
イバの余長を収納した余長収納ケースをプラスチックシ
ートの折目の間の隙間に入れて本体内に入れる。
【0007】上記の作業の繰り返しにより全ての余長収
納ケースをプラスチックシートの折目の間の隙間に収納
した状態でプラスチックシートを余長収納ケースととも
に本体内に格納して蓋により開口を閉じる。
納ケースをプラスチックシートの折目の間の隙間に収納
した状態でプラスチックシートを余長収納ケースととも
に本体内に格納して蓋により開口を閉じる。
【0008】
【実施例】図1ないし図4に示す実施例において、11
は前部を開口とした箱状本体で、その上部には架空用と
して図1のように吊り線12への留め金具13を設けた
ものや地中用として図2のような取付金具14を設けた
ものがある。
は前部を開口とした箱状本体で、その上部には架空用と
して図1のように吊り線12への留め金具13を設けた
ものや地中用として図2のような取付金具14を設けた
ものがある。
【0009】15は本体11の開口の下部にヒンジ16
により開閉自在に取付けた蓋で、本体11の開口を閉じ
たときの水密を保つためのシール材や蓋15を閉鎖位置
に固定する係脱自在の止め金具を有している。17は本
体11の側面に設けた光ケーブル導入部で、この導入部
を介して上流側光ケーブル26の芯線が下流側光ケーブ
ル27の芯線と直接に、または、複数分岐が必要な芯線
については光カプラ28を経由して間接的に接続され
る。この部分も適当なシール材による水密構造となって
いる。
により開閉自在に取付けた蓋で、本体11の開口を閉じ
たときの水密を保つためのシール材や蓋15を閉鎖位置
に固定する係脱自在の止め金具を有している。17は本
体11の側面に設けた光ケーブル導入部で、この導入部
を介して上流側光ケーブル26の芯線が下流側光ケーブ
ル27の芯線と直接に、または、複数分岐が必要な芯線
については光カプラ28を経由して間接的に接続され
る。この部分も適当なシール材による水密構造となって
いる。
【0010】20はアコーデオン状に折り曲げて伸縮自
在としたプラスチックシートで、その内端部21は図
3、図4のように本体11の奥に固定されている。ま
た、上記プラスチックシート20の内端付近は引出した
とき、本体11内にあるので、この部分の下部の折目2
2は鋭角状とし、引出したとき本体11の外に出る部分
の下部には平面部23を設けて余長収納ケース24の収
容を容易としている。
在としたプラスチックシートで、その内端部21は図
3、図4のように本体11の奥に固定されている。ま
た、上記プラスチックシート20の内端付近は引出した
とき、本体11内にあるので、この部分の下部の折目2
2は鋭角状とし、引出したとき本体11の外に出る部分
の下部には平面部23を設けて余長収納ケース24の収
容を容易としている。
【0011】また、図4ではプラスチックシート20の
各収容部毎に両面テープあるいはベルベットファスナの
ような面ファスナ25を取付けてある。上記の各実施例
の場合、蓋15を開き、開口からアコーデオン状プラス
チックシート20を図3(I)のように引出し、上記シ
ート20に収納されていた全ての余長収納ケース24を
取り外す。
各収容部毎に両面テープあるいはベルベットファスナの
ような面ファスナ25を取付けてある。上記の各実施例
の場合、蓋15を開き、開口からアコーデオン状プラス
チックシート20を図3(I)のように引出し、上記シ
ート20に収納されていた全ての余長収納ケース24を
取り外す。
【0012】そして1個のケース24をシート20の最
も奥に近いところの平面部23上に載せてシート20の
隙間に挟み込み、光ケーブル導入部17に挿入された光
ケーブルの光ファイバどうし、または、複数分岐が必要
な場合には光ケーブルと光カプラの光ファイバどうしの
接続部およびその余長を余長収納ケース24に収納した
のち、シート20のケース収納部を押し込んで、光ファ
イバを収納した余長収納ケース24をシート20ととも
に本体11内に押し込む。
も奥に近いところの平面部23上に載せてシート20の
隙間に挟み込み、光ケーブル導入部17に挿入された光
ケーブルの光ファイバどうし、または、複数分岐が必要
な場合には光ケーブルと光カプラの光ファイバどうしの
接続部およびその余長を余長収納ケース24に収納した
のち、シート20のケース収納部を押し込んで、光ファ
イバを収納した余長収納ケース24をシート20ととも
に本体11内に押し込む。
【0013】上記の作業を繰り返して全ての光ファイバ
を収納した全てのケース24を本体11内に収納したの
ち、蓋15を閉じる。図4のように面ファスナ25を設
けたものではアコーデオン状のプラスチックシート20
を引出して、本体11の奥に納めている余長収納ケース
24を取出す際に、それより手前の余長収納ケース24
がシート20からずり落ちることを防止する。
を収納した全てのケース24を本体11内に収納したの
ち、蓋15を閉じる。図4のように面ファスナ25を設
けたものではアコーデオン状のプラスチックシート20
を引出して、本体11の奥に納めている余長収納ケース
24を取出す際に、それより手前の余長収納ケース24
がシート20からずり落ちることを防止する。
【0014】
【効果】アコーデオン状のプラスチックシートに余長収
納ケースを挟み込んで保持するため、接続箱本体内に余
分な空間を作る必要がなくなる。従って光ケーブル接続
箱の大きさを従来の光ケーブル接続箱よりも小さくでき
る。
納ケースを挟み込んで保持するため、接続箱本体内に余
分な空間を作る必要がなくなる。従って光ケーブル接続
箱の大きさを従来の光ケーブル接続箱よりも小さくでき
る。
【図1】実施例の斜視図
【図2】他の実施例の斜視図
【図3】実施例の作用を示す縦断側面図
【図4】他の実施例の作用を示す縦断側面図
【図5】従来例の縦断側面図
【図6】同上の余長収納ケースの斜視図
11 箱状本体 15 蓋 20 プラスチックシート 24 余長収納ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 不動 弘幸 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 岸尾 伸一 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 田村 立博 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 吊り線などに取付けるようにした箱状本
体と、この本体の開口を閉じる開閉自在の蓋と、後端を
上記箱状本体の奥に固定したアコーデオン状のプラスチ
ックシートからなり、光ケーブルを接続する際に生ずる
光ファイバの余長を上記アコーデオン状のプラスチック
シートに挟み込んで保持するようにしてある光ケーブル
接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238137A JPH0792332A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光ケーブル接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5238137A JPH0792332A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光ケーブル接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792332A true JPH0792332A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17025748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238137A Pending JPH0792332A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光ケーブル接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10232319A (ja) * | 1997-02-18 | 1998-09-02 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブル成端箱 |
JP2001166154A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Shodensha Co Ltd | 光ファイバ心線余長収納ケース |
JP2007047330A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Maspro Denkoh Corp | 光ファイバ収納ケースの取付機構 |
KR100892422B1 (ko) * | 2007-04-09 | 2009-04-10 | 주식회사 씨티네트웍스 | 광케이블 접속함체 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238137A patent/JPH0792332A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10232319A (ja) * | 1997-02-18 | 1998-09-02 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブル成端箱 |
JP2001166154A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Shodensha Co Ltd | 光ファイバ心線余長収納ケース |
JP2007047330A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Maspro Denkoh Corp | 光ファイバ収納ケースの取付機構 |
JP4589842B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2010-12-01 | マスプロ電工株式会社 | 光ファイバ収納ケースの取付機構 |
KR100892422B1 (ko) * | 2007-04-09 | 2009-04-10 | 주식회사 씨티네트웍스 | 광케이블 접속함체 |
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