JPH079218Y2 - 磁気記録再生装置における記録一時停止制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置における記録一時停止制御装置

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JPH079218Y2
JPH079218Y2 JP20121287U JP20121287U JPH079218Y2 JP H079218 Y2 JPH079218 Y2 JP H079218Y2 JP 20121287 U JP20121287 U JP 20121287U JP 20121287 U JP20121287 U JP 20121287U JP H079218 Y2 JPH079218 Y2 JP H079218Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、磁気記録再生装置における記録一時停止制
御装置に関し、特にVTR等において磁気記録媒体への記
録動作の一時停止を制御するための装置に関する。
[従来の技術] 第3図は記録中の記録トラックパターンの一例を示す図
である。この第3図を参照して、従来のVTRにおける記
録一時停止制御について説明する。記録中にポーズ(中
断)キーが押圧されると、記録を停止し、磁気テープ
(以下、単にテープと称す)の走行を停止する。次に、
一定時間Tだけテープを巻戻す。記録中断中にポーズキ
ーが再度押圧されると、上記の一定時間Tだけテープを
再生し、時間T経過後、記録を再開する。なお、従来の
上記のような「つなぎ撮り」技術では、テープの巻戻し
量は、一定時間Tとして固定されている。
次に、上記のごとく記録一時停止時に予め一定時間Tだ
けテープを巻戻し、さらに記録再開時には一定時間Tだ
けテープを再生する理由を、第4図を参照して説明す
る。第1の理由は、テープの速度が所定の記録スピード
(標準または3倍)に達し、安定するまで遅延時間があ
るためである。すなわち、第4図(a)に示すごとく、
テープ速度が正常な記録スピードに達していないと、そ
のトラック角度θ′が正常な記録スピードにおけるトラ
ック角度θに比べて、θ′>θとなり、正しいトラック
を記録できなくなる。第2の理由は、回転ドラムに取付
けられたヘッドの位置と予め記録されたトラックの位置
の位相を合わせ込むために遅延時間があるためである。
すなわち、第4図(b)に示すごとく、ヘッド位置とト
ラック位置の位相が合っていないと、トラックとトラッ
クの間にブランクや重なりが生じてしまう。上記2つの
理由により、テープ走行開始直後に記録を再開できない
ため、予めテープを巻戻しておく必要がある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のごとく、従来のVTRでは、記録一時停止時におけ
るテープ巻戻し量は一定時間Tとして固定されている。
そのため、たとえば映画を記録している最後にCM等に画
面が切換わった場合、タイミングよくポーズキーを押圧
しないと、不必要なCMが記録されたまま残ってしまうと
いう問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、不必要な記録を残さずに「つなぎ撮り」動作
が行なえるような磁気記録再生装置における記録一時停
止制御装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る磁気記録再生装置における記録一時停止
制御装置は、たとえば第5図に示されるごとく構成され
る。すなわち、この考案では、種々の指令および情報を
入力するための入力手段(1)と、磁気記録媒体への記
録情報の付与と停止を切換えるための記録情報切換手段
(2)と、磁気記録媒体の走行状態を、正転と逆転と走
行停止とに切換えるための走行状態切換手段(3)と、
磁気記録媒体への記録動作中に、入力手段から記録一時
停止指令が入力されたことに応答して記録情報切換手段
に記録情報停止指令を与えるとともに走行状態切換手段
に逆転指令を与える第1の指令手段(4a)と、第1の指
令手段による逆転指令の付与に応答して起動され予め定
める一定時間を計時する第1の計時手段(5a)と、第1
の計時手段の計時終了に応答して起動され予め入力手段
からの入力情報によって設定された重ね記録時間を計時
する第2の計時手段(5b)と、第2の計時手段の計時終
了に応答して起動され走行状態切換手段に走行停止指令
を与える第2の指令手段(4b)とを備えており、これら
の各手段によって磁気記録媒体への記録動作が一時停止
される。さらに、この考案では、記録動作の一時停止中
に前記入力手段から入力される記録一時停止解除指令に
応答して走行状態切換手段に正転指令を与える第3の指
令手段(4c)と、第3の指令手段による正転指令の付与
に応答して起動され予め定める一定時間を計時する第3
の計時手段(5c)と、第3の計時手段の計時終了に応答
して記録情報切換手段に記録情報付与指令を与える第4
の指令手段(4d)とを備えている。
[作用] この考案では、記録中に入力手段から記録一時停止指令
があると、磁気記録媒体への記録情報の付与が停止され
るとともに、磁気記録媒体が第1の計時手段で計時され
る予め定める一定時間だけ逆転される。この逆転後、さ
らに第2の計時手段で計時される任意に設定可能な重ね
記録時間だけ磁気記録媒体が逆転され、その後停止され
る。記録停止中に入力手段から記録一時停止解除指令が
入力されると、第3の計時手段で計時される予め定める
一定時間だけ磁気記録媒体を正転させた後記録が再開さ
れる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。図において、キー入力装置11は、使用者によって操
作される種々のキーを含み、このキー操作に応答して種
々の指令および情報をCPU8に入力する。CPU8は、ROM9に
格納されているプログラム、たとえばキー入力処理ルー
チン,記録制御ルーチン,テープ走行正転/逆転制御ル
ーチンおよびテープ走行/停止制御ルーチン等に従っ
て、各構成要素の動作を制御する。RAM10は、記録ある
いは再生等の動作制御のために必要な種々の情報を記憶
するほか、クロック発生器16から供給されるクロックパ
ルスの数を記憶する。このクロック発生器16から供給さ
れるクロックパルスは、CPU8において一定時間の計時の
ために用いられる。記録制御装置12は、ヘッドに記録情
報を付与するか停止するかによってテープへの記録/記
録停止を制御するための装置である。正転/逆転切換装
置13は、テープの走行状態を正転状態と逆転状態とに切
換えるための装置である。走行/停止制御装置14は、テ
ープを走行させるか停止させるかを切換えるための装置
である。これら記録制御装置12,正転/逆転切換装置13,
走行/停止切換装置14は、各動作状態に応じたプログラ
ムに従って、CPU8が出力する記録制御信号17,テープ正
転信号18,テープ停止信号19によって動作する。重ね記
録時間発生装置15は、CPU8から供給される重ね記録時間
を計時するもので、計時開始信号20を受けると計時を開
始し、計時を終了すると計時終了信号21をCPU8に送り返
す。なお、この重ね記録時間は、キー入力装置11からの
入力情報によって任意に設定可能である。本実施例にお
いては、重ね記録時間発生装置15を設けたこと、および
この重ね記録時間発生装置15の計時動作に伴うCPU8での
制御動作が最も大きな特徴となる。
第2図は、第1図に示すCPU8が実行する動作の中で、記
録一時停止時におけるテープの巻戻し動作および記録再
開時の動作を示すフローチャートである。以下、この第
2図に示すフローチャートに従って、上記実施例の動作
を説明する。
まず、テープへの記録動作中CPU8はRAM10に所定の記録
モードフラグを立てており、この記録モードフラグに基
づいて記録動作中か否かを判断する(ステップS1)。上
記記録モードフラグが立っていれば記録中と判断され、
キー入力装置11から入力されるキーデータがポーズキー
かどうか判断される(ステップS2)。もし、ポーズキー
でなければ、テープ正転信号18を設定し(ステップS
3)、テープ停止信号19を解除し(ステップS4)、記録
制御信号17を設定し(ステップS5)、記録モードを継続
する。
一方、前記ステップS2でポーズキーのキーデータの入力
が判断されれば、記録制御信号17を解除すなわち記録を
停止し(ステップS6)、テープ停止信号19を設定すなわ
ちテープの走行を停止し(ステップS7)、記録を中断す
る。さらに、テープ正転信号18を解除すなわち逆転を設
定し(ステップS8)、テープ停止信号19を解除すなわち
テープを走行させ(ステップS9)、テープの巻戻しを開
始する。そして、クロック発生器16からのクロックパル
スCLKのカウントを開始し、1パルスごとにRAM10の所定
のデータをカウントアップし(ステップS10)、その結
果と所定の時間Tに相当するカウント値を比較し(ステ
ップS11)、一致していなければクロックパルスCLKのカ
ウントに戻り、一致していれば巻戻し時間Tの計時動作
を終了する。次に、重ね記録時間発生装置15に対し予め
キー入力装置11から設定された重ね記録時間を供給する
とともに、計時開始信号20を設定し、重ね記録時間発生
装置15における計時動作を起動する(ステップS12)。
重ね記録時間発生装置15から計時終了時間21が入力され
なければ、計時終了信号21の入力に戻り、入力されれば
重ね記録時間の巻戻し動作を終了し(ステップS13)、
テープ停止信号19を設定し(ステップS14)、テープの
巻戻し動作を終了する。そして、RAM10の記録モードフ
ラグを解除し(ステップS15)、記録中断モードフラグ
をRAM10に立て(ステップS16)、前記ステップS1の動作
に戻る。
次に、ステップS1でRAM10に記録モードフラグが立って
いないとき、記録中断モードフラグが立っているか否か
が判断される(ステップS17)。このとき、記録中断モ
ードフラグが立っていれば記録中断中と判断し、立って
いなければ前記ステップS1の動作に戻る。記録中断中と
判断された場合は、キー入力装置11から入力されるキー
データがポーズキーか否かを判断し(ステップS18)、
ポーズキーでなければ前記ステップS1の動作に戻り、記
録中断モードを継続する。一方、前記ステップS18でポ
ーズキーの入力が判断されれば、テープ正転信号18を設
定し(ステップS19)、テープ停止信号19を解除し(ス
テップS20)、テープの正転方向への走行を開始する。
そして、前記ステップS10における所定時間Tと同様の
所定時間Tの計測を開始し(ステップS21)、この所定
時間Tの計時終了をステップS22で判断すると、RAM10の
記録中断モードフラグを解除し(ステップS23)、記録
モードフラグをRAM10に立てる(ステップS24)。そし
て、前記ステップS3の動作に移行し、記録を再開する。
なお、参考のために、第5図に示す各手段と上記実施例
との対応関係を以下に示しておく。
入力手段1…キー入力装置11 切換情報切換手段2…記録制御装置12 走行状態切換手段3……正転/逆転切換装置13および走
行/停止切換装置14 第1の指令手段4a〜第4の指令手段4d…CPU8(特に、第
1の指令手段4aはステップS6〜S9、第2の指令手段4bは
ステップS14、第3の指令手段4cはステップS19およびS2
0、第4の指令手段4dはステップS5) 第1の計時手段5aおよび第2の計時手段5b…CPU8(特
に、第1の計時手段5aはステップS10および11、第2の
計時手段5bはステップS21およびS22) 第3の計時手段5c…重ね記録時間発生装置15 なお、上記実施例では重ね記録時間発生装置15で計時さ
れる重ね記録時間を、キー入力装置11からの入力情報に
よって任意に設定し得るように構成したが、キー入力装
置11とは別に重ね記録時間設定用のスイッチ等を設けて
もよい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、記録一時停止時にお
ける一定時間の磁気記録媒体の逆転後、さらに磁気記録
媒体を余分に逆転させる時間を外部から使用者によって
任意に設定し得るように構成したので、不必要な記録
(たとえばCM等)を残さずにつなぎ撮り動作が行なえ、
また使用者は設定した余分の逆転時間に応じて、記録に
不必要な映像部分に切換わったことを充分に確認しつつ
余裕をもって記録一時停止操作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す概略ブロック図で
ある。 第2図は第1図に示すCPU8が実行する動作の中で、記録
一時停止時におけるテープの巻戻し動作および記録再開
動作を示すフローチャートである。 第3図は、従来のVTRにおける記録一時停止時における
巻戻しおよび記録再開動作を説明するための図である。 第4図は、記録一時停止時における巻戻し動作が必要な
理由を説明するための図である。 第5図は、この考案の理解を容易にするための図であ
る。 図において、1は入力手段、2は記録情報切換手段、3
は走行状態切換手段、4aは第1の指令手段、4bは第2の
指令手段、4cは第3の指令手段、4dは第4の指令手段、
5aは第1の計時手段、5bは第2の計時手段、5cは第3の
計時手段、8はCPU、9はROM、10はRAM、11はキー入力
装置、12は記録制御装置、13は正転/逆転切換装置、14
は走行/停止切換装置、15は重ね記録時間発生装置、16
はクロック発生器、17は切換制御信号、18はテープ正転
信号、19はテープ停止信号、20は計時開始信号、21は計
時終了信号を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体への記録動作の一時停止を制
    御するための装置であって、 種々の指令および情報を入力するための入力手段、 前記記録媒体への記録情報の付与と停止を切換えるため
    の記録情報切換手段、 前記磁気記録媒体の走行状態を、正転と逆転と走行停止
    とに切換えるための走行状態切換手段、 前記磁気記録媒体への記録動作中に、前記入力手段から
    記録一時停止指令が入力されたことに応答して、前記記
    録情報切換手段に記録情報停止指令を与えるとともに、
    前記走行状態切換手段に逆転指令を与える第1の指令手
    段、 前記第1の指令手段による逆転指令の付与に応答して起
    動され、予め定める一定時間を計時する第1の計時手
    段、 前記第1の計時手段の計時終了に応答して起動され、予
    め前記入力手段からの入力情報によって設定された重ね
    記録時間を計時する第2の計時手段、および 前記第2の計時手段の計時終了に応答して起動され、前
    記走行状態切換手段に走行停止指令を与える第2の指令
    手段を備え、それによって前記磁気記録媒体への記録動
    作が一時停止され、さらに 前記記録動作の一時停止中に前記入力手段から入力され
    る記録一時停止解除指令に応答して、前記走行状態切換
    手段に正転指令を与える第3の指令手段、 前記第3の指令手段による正転指令の付与に応答して起
    動され、前記予め定める一定時間を計時する第3の計時
    手段、ならびに 前記第3の計時手段の計時終了に応答して、前記記録情
    報切換手段に記録情報付与指令を与える第4の指令手段
    を備える、磁気記録再生装置における記録一時停止制御
    装置。
JP20121287U 1987-12-28 1987-12-28 磁気記録再生装置における記録一時停止制御装置 Expired - Lifetime JPH079218Y2 (ja)

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JPH01107026U JPH01107026U (ja) 1989-07-19
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