JPH079216U - 全自動炊飯装置 - Google Patents

全自動炊飯装置

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JPH079216U
JPH079216U JP4367993U JP4367993U JPH079216U JP H079216 U JPH079216 U JP H079216U JP 4367993 U JP4367993 U JP 4367993U JP 4367993 U JP4367993 U JP 4367993U JP H079216 U JPH079216 U JP H079216U
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rice cooker
rice
cooker
upper lid
cooking
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Application number
JP4367993U
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Inventor
典彦 細井
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全自動炊飯装置において、炊飯装置が、たと
えば、ガス燃焼式の場合、ガス管、電源コード等の損傷
等をなくす。 【構成】 精米の計量から炊飯までの炊飯作業工程を予
め設定したプログラムに従って自動処理する全自動炊飯
装置において、炊飯装置Aのこんろ部1に備えた燃焼制
御部の感熱部4を上蓋開閉用の操作レバー14とワイヤ
ー23を介して連結し、操作レバー14による上蓋3の
上昇開放と同時に感熱部4が降下し釜底から離間して炊
飯釜2と縁切りし、かつ、こんろ部1と炊飯釜2との間
に隙間aを設けて、こんろ部1は固定設置のままで炊飯
釜2だけの引き出し、収納を可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、精米の計量から炊飯までの炊飯作業工程を予め設定したプログラ ムに従って自動処理する全自動炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より精米の貯蔵、計量、洗米、水加減、浸漬吸水、炊飯、蒸らしに至る一 連の炊飯作業工程を予め設定したプログラムに従って自動処理する全自動炊飯装 置は、たとえば、特開平1−110314号公報、特開平4−218112号公 報、特開平4−218115号公報等に示されているように公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の全自動炊飯装置にあっては、炊飯釜の引き出し、収納時にこんろ部 も一体となって水平方向移動する構造となっている。これは、釜底に密接する感 熱部と炊飯釜との縁切りが不可能なため、炊飯装置全体を水平方向移動させてい る。
【0004】 したがって、炊飯装置がガス燃焼式であると、燃焼制御部、ガスバーナ等を備 えたこんろ部にガス管、電源コード等が接続されているため、炊飯装置の前後方 向への水平移動にともないガス管、電源コード等が炊飯装置の載置台とそのガイ ドレールとの間等に挟まってその破損及び損傷が著しく、また、ガス管が押しつ ぶされてガス供給が妨げられる等の問題点があった。
【0005】 前記従来の技術の有する問題点に鑑み、ガス管を案内する屈伸体を設けるか、 ガス管に螺旋体を嵌装するなどしてガス管の保護を図ったものは、たとえば、特 開平4−272714号公報に示されているが、この考案は、感熱部と炊飯釜を 上蓋の上昇開放と同調して一時的に離間するとともに、こんろ部と炊飯釜との間 に隙間を設けた構造として、炊飯釜の引き出し及び収納時にはこんろ部と炊飯釜 とを完全に縁切りし、こんろ部は固定設置のままで必要な炊飯釜だけの水平方向 移動を可能として上記課題を解決した全自動炊飯装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の全自動炊飯装置は、上記目的を達成するために、精米の計量から炊 飯までの炊飯作業工程を予め設定したプログラムに従って自動処理する全自動炊 飯装置において、こんろ部1と炊飯釜2及びその上蓋3とを分離可能に備えた炊 飯装置Aの感熱部4を上蓋開閉手段Bと連動して昇降させる感熱部昇降手段Cを 設け、該感熱部4が上蓋3の上昇開放と同時に降下離間して炊飯釜2と縁切りし 、炊飯釜2だけの水平方向移動を可能とした構成を主要な特徴とする。
【0007】 前記特定考案に関連して、こんろ部1と炊飯釜2との間に炊飯釜2の水平方向 移動を許容し、かつ、燃焼及び炊飯に影響のない程度の隙間aを設けた構成をも 特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成を有するこの考案の全自動炊飯装置は、上蓋の上昇開放と同時に感熱 部が降下離間して炊飯釜2と縁切りするから、特に、ガス燃焼式の炊飯装置の場 合、燃焼制御部等を備え、ガス管、電源コード等が接続されているこんろ部は固 定設置のままで必要な炊飯釜だけを水平方向移動できるために、炊飯釜2の引き 出し、収納にともなうガス管、電源コード等の破損及び損傷、ガス供給不良等が 生ずることはない。
【0009】
【実施例】
以下この考案の全自動炊飯装置の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 全自動炊飯装置は、一般に、米を貯える貯米槽5と、この貯米槽5の米を計量 して排出する計量部6と、この計量部6から排出した米を洗う洗米部7と、この 洗米部7から排出した米を炊飯する炊飯部8と、前記計量から炊飯までのプログ ラムが任意に設定できる制御部9とからなり、炊飯部8にはガス炊飯器等の炊飯 装置Aが引き出し、収納可能に設置されている。
【0011】 そして、前記各機能部5、6、7、8、9は本体フレーム10に略同一軸心を 保って配備され、制御部9はタッチスイッチ方式の押釦を軽く押すだけで設定や 運転ができる操作パネルと、運転進行状況をランプ表示する表示パネルとからな っており、該制御部9で予め設定したプログラムに従って前記各機能部5、6、 7、8が作動し、精米の計量から炊飯までの炊飯作業工程を自動処理するように なっている。
【0012】 前記炊飯装置Aとして実施例はガス炊飯器を用い、該ガス炊飯器は、燃焼制御 部、ガスバーナ21等を備えたこんろ部1と、内釜2aと外釜2とからなる炊飯 釜2と、該炊飯釜2の上蓋3とからなり、これらは相互に分離可能に備えられ、 こんろ部1は本体フレーム10の下部基台11上に固定設置されている。
【0013】 また、炊飯釜2は本体フレーム10に固定されたガイドレール12に沿って進 退する載置台13上に載置され、前記こんろ部1との間に炊飯釜2の水平方向移 動、すなわち、炊飯釜2の引き出し及び収納を許容し、かつ、外気の吹込み等に よって燃焼及び炊飯に悪影響を及ぼすことのない程度の隙間aを設けている。な お、27は前記載置台13の前端に備えた把手である。
【0014】 さらに、上蓋3は上蓋開閉手段Bにより昇降できるようになっている。すなわ ち、上蓋3を操作レバー14とリンク15を介して連結し、操作レバー14の枢 軸16を支点とした上下揺動操作で上蓋3が所定の位置まで昇降して炊飯釜2の 開口を上昇開放又は降下閉止するように設けられている。なお、17は操作レバ ー14の上限位置と下限位置を決めるガイド孔で、上端には上蓋3を上昇開放位 置に保持する係止孔17aを備えている。
【0015】 こんろ部1に備えた燃焼制御部の感熱部4は、固定筒状体18に上下摺動自由 に挿通支持された摺動軸19の先端に固定され、発条20により内釜2aの底面 に常時密接するよう付勢されており、該感熱部4は感熱部昇降手段Cにより前記 上蓋開閉手段Bと連動して昇降できるようになっている。なお、感熱部4が接離 する内釜2aの底面には、図1及び図2の実施例は凸状の密接部24を設けてお り、図3の実施例では凹状の密接部25を設けているが実施上はいずれでもよい 。
【0016】 前記感熱部昇降手段Cとして実施例は、前記上蓋開閉手段Bのリンク15に固 定した作動杆22と上端に感熱部4を備えた摺動軸19の基端部とをワイヤー2 3で連結し、操作レバー14の上下揺動操作による上蓋3の昇降と同時に感熱部 4が昇降して、上蓋3の上昇開放と同時に感熱部4が降下して釜底から離間する ことにより炊飯釜2との縁切りが完全に行える構造となしている。なお、26は ワイヤー23のテンションを兼ねたガイドロールである。
【0017】 前記感熱部昇降手段Cについては、実施例の構造のものに限定されず、感熱部 4が上蓋3の上昇開放と同時に降下離間して炊飯釜2と縁切りするその他任意の 構造とするも実施上は自由である。
【0018】 前記構成において、制御部9で予め設定したプログラムにより、御飯が炊き上 がり、かつ、蒸らし時間が経過した後、炊飯釜2を前方へ引き出すときは、操作 レバー14の先端部をガイド孔17に沿って上方へ移動し係止孔17aに係止せ しめると、リンク15を介して上蓋3が所定の位置まで持上げられて炊飯釜2の 開口を開放すると同時にリンク15に固定した作動杆22及びワイヤー23を介 して感熱部4は摺動軸19とともに発条20に抗して所定の位置まで引き下げら れ、釜底から離間する(図1の鎖線の位置から実線の位置参照)。
【0019】 前記操作レバー14の操作により上蓋3は炊飯釜2の引き出しに支障のない位 置まで上昇して炊飯釜2の開口を開放し、また、感熱部4は釜底の密接部24か ら炊飯釜2の引き出しに支障のない位置まで降下して離間し炊飯釜2とは完全に 縁切りされる。
【0020】 その後、載置台13を把手27でガイドレール12に沿って前方へ引き出すと 、載置台13上に載置されている炊飯釜2だけが引き出される。したがって、炊 飯釜2内の御飯28の処理が本体フレーム10の外において容易に行える(図1 の鎖線の位置から実線の位置参照)。
【0021】 次に、新しく御飯を炊くときは、清掃された空の炊飯釜2を載置台13上に載 せ、載置台13をガイドレール12に沿って後方へ押込み、炊飯釜を所定のセッ ト位置に収納した後、操作レバー14の先端部をガイド孔17に沿って下方へ移 動させると、上蓋3は所定の位置まで主として自重で降下し炊飯釜2の開口を閉 止すると同時に感熱部4はその引下げ力が解かれるため、発条20の力で所定の 位置まで上昇して内釜2aの釜底密接部24に密着する(図1の実線の位置から 鎖線の位置参照)。
【0022】 その後、制御部9で炊飯量、水加減、炊き上げ時間等を設定すれば、該設定の プログラムにより次の炊飯が自動的に行われるものである。
【0023】 前記実施例では、炊飯装置Aとしてガス燃焼式の自動炊飯器を用いたが、電気 式の自動炊飯器を用い、この考案を適用することも可能である。
【0024】
【考案の効果】
この考案の全自動炊飯装置によれば、炊飯釜の上蓋の上昇開放と同時に感熱部 が降下して釜底から離間し炊飯釜と縁切りするから、特に、ガス燃焼式の炊飯装 置の場合、燃焼制御部、ガスバーナ等を備え、ガス管、電源コード等が接続され ているこんろ部は固定設置のままで必要な炊飯釜だけの水平方向移動が可能なた め、炊飯釜の引き出し、収納にともなうガス管、電源コード等の破損及び損傷、 ガス供給不良等の弊害は全く生じない。
【0025】 また、こんろ部と炊飯釜との間に炊飯釜の水平方向移動を許容し、燃焼及び炊 飯に影響のない程度の隙間を設けたので、前記炊飯釜だけが水平方向移動するこ とと相まって炊飯釜の引き出し、収納が軽快、かつ、確実に行え、かつ、隙間に より燃焼及び炊飯に悪影響を及ぼすこともない。
【0026】 さらに、感熱部が上蓋の昇降と連動して昇降するため、炊飯釜の引き出し、収 納時における上蓋の上昇開放と感熱部の降下離間とが、たとえば、操作レバーの 上下揺動操作だけで簡易に行え、その構造も感熱部を既存の上蓋開閉手段とワイ ヤー等を介して連設するだけであるから、極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の全自動炊飯装置の一実施例を示した
炊飯釜を引き出した状態の一部切欠側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】炊飯装置だけの断面図である。
【符号の説明】
1 こんろ部 2 炊飯釜 3 上蓋 A 炊飯装置 4 感熱部 B 上蓋開閉手段 C 感熱部昇降手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米の計量から炊飯までの炊飯作業工程
    を予め設定したプログラムに従って自動処理する全自動
    炊飯装置において、こんろ部(1)と炊飯釜(2)及び
    その上蓋(3)とを分離可能に備えた炊飯装置(A)の
    感熱部(4)を上蓋開閉手段(B)と連動して昇降させ
    る感熱部昇降手段(C)を設け、該感熱部(4)が上蓋
    (3)の上昇開放と同時に降下離間して炊飯釜(2)と
    縁切りし、炊飯釜(2)だけの水平方向移動を可能とし
    たことを特徴とする全自動炊飯装置。
  2. 【請求項2】 こんろ部(1)と炊飯釜(2)との間に
    炊飯釜(2)の水平方向移動を許容し、かつ、燃焼及び
    炊飯に影響のない程度の隙間(a)を設けた請求項1記
    載の全自動炊飯装置。
JP4367993U 1993-07-15 1993-07-15 全自動炊飯装置 Pending JPH079216U (ja)

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JP4367993U JPH079216U (ja) 1993-07-15 1993-07-15 全自動炊飯装置

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JPH079216U true JPH079216U (ja) 1995-02-10

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JP4367993U Pending JPH079216U (ja) 1993-07-15 1993-07-15 全自動炊飯装置

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