JPH0792063A - スライドガラス加温装置 - Google Patents
スライドガラス加温装置Info
- Publication number
- JPH0792063A JPH0792063A JP5212059A JP21205993A JPH0792063A JP H0792063 A JPH0792063 A JP H0792063A JP 5212059 A JP5212059 A JP 5212059A JP 21205993 A JP21205993 A JP 21205993A JP H0792063 A JPH0792063 A JP H0792063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- plate
- outer frame
- base plate
- slide glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】検体の観察時において一定温度を保つ必要があ
るものとしてたとえば細胞、精子、微生物等を保温状態
(例えば37℃)でスライドガラス上にて観察する事の
できるスライドガラス加温装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】カーボンを含んだ着色エポキシ系導電塗料膜を
電極の上からベース板に塗布し、表面に絶縁板を設け、
外枠2に組み込まれた加温部の温度をセンサーにてコン
トローラー3へフィードバックする事で一定温度に保温
しつつ観察用ホールにて検体を観察する事ができる構造
よりなるスライドガラス加温装置。
るものとしてたとえば細胞、精子、微生物等を保温状態
(例えば37℃)でスライドガラス上にて観察する事の
できるスライドガラス加温装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】カーボンを含んだ着色エポキシ系導電塗料膜を
電極の上からベース板に塗布し、表面に絶縁板を設け、
外枠2に組み込まれた加温部の温度をセンサーにてコン
トローラー3へフィードバックする事で一定温度に保温
しつつ観察用ホールにて検体を観察する事ができる構造
よりなるスライドガラス加温装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、検体の観察時において
一定温度を保つ必要があるものとして、たとえば細胞、
精子、微生物等を保温状態(例えば37℃)でスライド
ガラス上にて観察する事ができるスライドガラス加温装
置に関する。
一定温度を保つ必要があるものとして、たとえば細胞、
精子、微生物等を保温状態(例えば37℃)でスライド
ガラス上にて観察する事ができるスライドガラス加温装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】検体を恒温室内に置いて観察したり、ニ
クロム線を金属板の周辺部に配置させて、金属の熱伝導
を利用して検体を温めていた。
クロム線を金属板の周辺部に配置させて、金属の熱伝導
を利用して検体を温めていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (イ)恒温室内においては熱源が直接検体を温める事が
できず、多大な時間を要していた。 (ロ)恒温室内では直接観察する事はできず、外部から
観察する事しかできなかった。 (ハ)金属板とニクロム線を用いた方法では、金属板の
熱伝導率が障害となり、検体周辺部の温度を必要以上に
高温にしなければならなく、均一性に問題があった。
点があった。 (イ)恒温室内においては熱源が直接検体を温める事が
できず、多大な時間を要していた。 (ロ)恒温室内では直接観察する事はできず、外部から
観察する事しかできなかった。 (ハ)金属板とニクロム線を用いた方法では、金属板の
熱伝導率が障害となり、検体周辺部の温度を必要以上に
高温にしなければならなく、均一性に問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】カーボンを含んだ着色エ
ポキシ系導電塗料膜9を電極7の上からベース板11に
塗布し、表面に絶縁板10を設け外枠2に組み込まれた
加温部の温度をセンサー8にてコントローラー3へフィ
ードバックする事で、一定温度に保温しつつ観察用ホー
ル6にて検体を観察する事ができる。本考案は、以上の
様な構造よりなるスライドガラス加温装置である。
ポキシ系導電塗料膜9を電極7の上からベース板11に
塗布し、表面に絶縁板10を設け外枠2に組み込まれた
加温部の温度をセンサー8にてコントローラー3へフィ
ードバックする事で、一定温度に保温しつつ観察用ホー
ル6にて検体を観察する事ができる。本考案は、以上の
様な構造よりなるスライドガラス加温装置である。
【0005】
【作用】スライドガラスの上に検体を置き、本装置の絶
縁板10の上に乗せる。コントローラー3の温度設定つ
まみ4にて所定の温度に設定すると、センサー8が加温
面の温度をコントローラ3にフィードバックし一定温度
を保つ。
縁板10の上に乗せる。コントローラー3の温度設定つ
まみ4にて所定の温度に設定すると、センサー8が加温
面の温度をコントローラ3にフィードバックし一定温度
を保つ。
【0006】
【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 (イ)カーボンを含んだ着色エポキシ系導電塗料膜9を
電極7の上からベース板11に塗布する。電極7には銅
箔等を用い、ベース板11にはガラス、プラスチック等
を用いる。 (ロ)導電塗料膜9の上には絶縁板10として、ガラス
又は、プラスチック板を配置し、外枠2に組み込む。 (ハ)ベース板11の下面にセンサー8を設け表面温度
をコントローラー3にフィードバックさせ一定温度に制
御する。 (ニ)絶縁板10の表面は、外枠2より高くなっている
ので検体を置いたスライドガラスは横へずらすだけで容
易に取り出す事が可能である。 (ホ)観察用ホール6が設けられている為、一定温度に
保温された状態で検体を観察する事ができる。 (ヘ)図4に示す様なスライドガラスが一度に3枚収容
できるサイズ等任意の寸法設定が可能である。 本考案は以上の様な構造で、これを使用する時は、スラ
イドガラスの上に検体を置き、本装置の絶縁板10の上
に乗せ、コントローラー3の温度設定つまみ4にて所定
の温度に設定するとセンサー8が加温面の温度をコント
ローラー3にフィードバックして一定温度を保つ。
電極7の上からベース板11に塗布する。電極7には銅
箔等を用い、ベース板11にはガラス、プラスチック等
を用いる。 (ロ)導電塗料膜9の上には絶縁板10として、ガラス
又は、プラスチック板を配置し、外枠2に組み込む。 (ハ)ベース板11の下面にセンサー8を設け表面温度
をコントローラー3にフィードバックさせ一定温度に制
御する。 (ニ)絶縁板10の表面は、外枠2より高くなっている
ので検体を置いたスライドガラスは横へずらすだけで容
易に取り出す事が可能である。 (ホ)観察用ホール6が設けられている為、一定温度に
保温された状態で検体を観察する事ができる。 (ヘ)図4に示す様なスライドガラスが一度に3枚収容
できるサイズ等任意の寸法設定が可能である。 本考案は以上の様な構造で、これを使用する時は、スラ
イドガラスの上に検体を置き、本装置の絶縁板10の上
に乗せ、コントローラー3の温度設定つまみ4にて所定
の温度に設定するとセンサー8が加温面の温度をコント
ローラー3にフィードバックして一定温度を保つ。
【0007】
【考案の効果】本考案により、検体を直接加温する事が
可能となり、検体を温める時間が最少限で済む。加温状
態での観察が直接可能となる。加温部が、均一な温度状
態となる。以上の通り優れた効果を奏するものである。
可能となり、検体を温める時間が最少限で済む。加温状
態での観察が直接可能となる。加温部が、均一な温度状
態となる。以上の通り優れた効果を奏するものである。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の加温プレートの平面図である。
【図3】本考案の加温プレートの断面図である。
【図4】本考案の加温プレートの寸法を広げた状態の平
面図である。
面図である。
1 加温プレート 7 電極 2 外枠 8 センサー 3 コントローラー 9 導電塗料膜 4 温度設定つまみ 10 絶縁板 5 リード線 11 ベース板 6 観察用ホール
Claims (1)
- 【請求項1】カーボンを含んだ着色エポキシ系導電塗料
膜9を電極7の上からベース板11に塗布し、表面に絶
縁板10を設け、外枠2に組み込まれた加温部の温度を
センサー8にてコントローラー3へフィードバックする
事で一定温度に保持しつつ、観察用ホール6にて検体を
観察する事のできるスライドガラス加温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5212059A JPH0792063A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | スライドガラス加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5212059A JPH0792063A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | スライドガラス加温装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792063A true JPH0792063A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16616191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5212059A Pending JPH0792063A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | スライドガラス加温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792063A (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5212059A patent/JPH0792063A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5250046A (en) | Heated forceps | |
JP4119122B2 (ja) | 多数の容器を有する反応装置のための温度制御 | |
US6558947B1 (en) | Thermal cycler | |
JPH04208866A (ja) | 容器を覆う装置および実験室自動ワークステーション | |
CA2308422A1 (en) | Quartz substrate heater | |
JP2004533718A5 (ja) | ||
US6640891B1 (en) | Rapid thermal cycling device | |
AU1455695A (en) | Heat-sensitive resistive compound and method for producing it and using it | |
JPH0792063A (ja) | スライドガラス加温装置 | |
JPH07274938A (ja) | 細胞及び生体成分観察用温度制御装置 | |
JPS63216283A (ja) | 加熱装置 | |
KR101587482B1 (ko) | 화학 기계적 연마 장치 및 방법 | |
JPH05168459A (ja) | 核酸増幅器の加熱冷却装置 | |
JP4171817B2 (ja) | 熱物性測定方法及び装置 | |
EP0378374A3 (en) | Thermal imaging device | |
CN106153209A (zh) | 一种温控表显温度与材料生长温度间偏差的校订方法 | |
JPH0989909A (ja) | ホルダ受および試料ホルダ | |
US3530930A (en) | Heat transfer method and apparatus | |
JPS56160668A (en) | Device for eliminating defective semiconductor device | |
JPH10153739A (ja) | 顕微鏡 | |
JP2771442B2 (ja) | 被処理物の加熱方法および加熱装置 | |
JPS58197719A (ja) | 基板の加熱構造および加熱方法 | |
JPH01235190A (ja) | エレクトロ・ルミネッセンス素子の製造方法 | |
JPS5579866A (en) | Alloy thin film forming method | |
JPH11329687A (ja) | ヒータユニット及び熱処理炉 |