JPH0791367A - 真空ポンプ装置 - Google Patents

真空ポンプ装置

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JPH0791367A
JPH0791367A JP25653793A JP25653793A JPH0791367A JP H0791367 A JPH0791367 A JP H0791367A JP 25653793 A JP25653793 A JP 25653793A JP 25653793 A JP25653793 A JP 25653793A JP H0791367 A JPH0791367 A JP H0791367A
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JP
Japan
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check valve
discharge
suction
pump
passage
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JP25653793A
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Inventor
Shuichi Kudo
修一 工藤
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Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 往復形真空ポンプの動作安定化、小形化、性
能向上を計る。 【構成】 二つのシリンダ2,6のピストン3,7を揺
動腕13に係合した一本のピストンロッド10で同時に
同方向へ駆動させ安定した動作でポンプ作用を行なわ
せ、且つ四つの室を全てポンプ室4,5,8,9とし小
形で大きなピストン行程容積を得るようにした。更に吸
込、吐出が同時に各二つのポンプ室4,9と5,8とを
二つの主通路22,26に吸込逆止弁23,27と吐出
逆止弁24,28との間でそれぞれ接続し構成を簡単化
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダおよびピストン
を具え共通のピストンロッドによって互いに一体となっ
て作動する二台の真空ポンプからなる真空ポンプ装置、
およびそれらのポンプ室に接続された吸込逆止弁、吐出
逆止弁の組合せからなる真空ポンプ装置に関するもので
あって、主に自動車の制動倍力装置の負圧源に利用され
る。
【0002】
【従来の技術】往復形真空ポンプは負圧源として広い分
野で使用されており、自動車の分野においてもブレーキ
ペダルを小さい力で踏込んで大きな制動力が得られるよ
うにした制動倍力装置の作動力に使用する負圧をエンジ
ン吸気マニホルド負圧に代えて発生させることに使用さ
れている。
【0003】図7は自動車用制動倍力装置の負圧源とし
ての往復形真空ポンプの一例を示すものであって、エン
ジンの吸・排気弁を駆動するカム軸101を覆ったロッ
カ・カバー103にポンプハウジング104を取付け、
そのシリンダ105に気密に篏装したピストン106か
ら延びポンプハウジング104を気密に貫通してロッカ
・カバー103へ向かって延びるピストンロッド107
の先端に取付けたコロからなるカムフオロワ108を、
ピストンロッド107に設けたばね受109とポンプハ
ウジング104との間に装入した圧縮コイルばねからな
る戻しばね110のばね力によってカム軸101の偏心
カム102に接触させ、、ピストン106を偏心カム1
02の偏心量に対応するストロークで往復動させるよう
になっている。シリンダ105のピストン106によっ
て区画された二つの空間はそれぞれがポンプ室111,
112を形成しており、それぞれに吸込逆止弁113,
115を有する吸込通路114,116と吐出逆止弁1
17,119を有する吐出通路118,120とが接続
され、一方が吸込行程のときもう一方が吐出行程となる
ものである。
【0004】即ち、前記構成の真空ポンプによると、ピ
ストン106の一往復当り二回の吸込、吐出が行なわれ
る利点があるが、ピストン106はカムフオロワ108
と戻しばね110とによって駆動されるので、駆動軸で
あるカム軸101のエンジンによる被駆動トルク変動を
増大したり、高回転域で戻しばね110にサージングが
発生してピストン106の動きを不安定、不確実にしや
すい、という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ピストンロッドの軸線上に配置されたカム
フオロワと偏心カムおよび軸線方向へ働く戻しばねによ
ってピストンを駆動する前記従来の真空ポンプがもって
いる駆動軸の被駆動トルク変動の増大や高回転域におけ
る戻しばねのサージング発生を招きやすく、安定した動
作で確実なポンプ作用を行なわせることが困難である、
という点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
することを目的とするものであって、第一にピストンを
カムフオロワや戻しばねを用いることなく駆動軸の回転
に応じて駆動することにより安定した動作で確実なポン
プ作用を行なわせることができ、併せてシリンダ径やピ
ストンストロークを小さくしても従来品と少なくとも同
程度のピストン行程容積が確保できる真空ポンプ装置を
提供するものであり、第二にこれに加えて簡単な構造で
高い最高到達真空度が得られる真空ポンプ装置を提供す
るものである。
【0007】即ち、本発明は第一の手段として、二つの
シリンダを同一中心軸線上に配置してそれぞれに気密に
嵌装したピストンを一本のピストンロッドで連結し、こ
のピストンロッドに駆動軸の回転に伴い揺動する揺動腕
を係合して二つのピストンを同時に同方向へ駆動するよ
うにし、そして、二つのシリンダのピストンによって区
画された各二つのポンプ室のそれぞれに吸込、吐出のた
めの通路を接続するとともに、この通路に気体を所定方
向へ送るための逆止弁を具える、という構成とした。
【0008】また、本発明は第二の手段として、第一の
手段における通路を吸込端から吐出端に至る二つの主通
路と各ポンプ室から延びる四つの枝通路とによって形成
し、主通路のそれぞれに吸込逆止弁と吐出逆止弁とを設
け、そして四つのポンプ室の内で吸込および吐出の行程
が同時に行なわれる二つのポンプ室からの枝通路を一つ
の主通路に吸込逆止弁と吐出逆止弁との間で接続する、
という構成とした。
【0009】更に、本発明は第三の手段として、第二の
手段における二つの主通路の吸込逆止弁と吐出逆止弁と
の間に吐出端へ向かって開く第三の逆止弁を設けるとと
もに、これらの主通路の少なくとも吸込逆止弁と吐出逆
止弁との間の部分をそれらに接続した二つのポンプ室の
一つの端面に接近させ、そして接近側のポンプ室からの
枝通路を吸込逆止弁と第三の逆止弁の間、遠方側のポン
プ室からの枝通路を第三の逆止弁と吐出逆止弁との間で
それぞれ主通路に接続する、という構成とした。
【0010】
【作用】駆動軸を回転させ揺動腕を揺動するとピストン
ロッドが一定ストロークで直線往復動し、二つのピスト
ンを各シリンダ内で同時に同方向へ駆動する。膨張する
二つのポンプ室に吸込逆止弁を開いて気体が吸込まれ、
収縮する二つのポンプ室から吐出逆止弁を開いて気体が
吐出される。即ち、ピストンはカムフオロワや戻しばね
によることなく揺動腕で強制的に駆動され安定した動作
でポンプ作用を行ない、またピストンロッドの一往復で
四つのポンプ室がそれぞれ一回の吸込、吐出を行ないシ
リンダ径更にピストンストロークを小さくしても大形ポ
ンプに匹敵するピストン行程容積が得られる。
【0011】加えて、第二の手段の構成とするとポンプ
室の数に対して通路構成の簡単化と逆止弁使用数の減少
とを計ることができ、更に加えて第三の手段の構成とす
るとすきま容積を小さくして最高真空到達度の上昇を計
ることができる。
【0012】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する
と、図1において同一寸法の二つのシリンダ2,6が同
一中心軸線上に或る間隔をもって対向配置され、それら
に気密に嵌装したピストン3,7が一本のピストンロッ
ド10の両端に固着されることによって互いに連結さ
れ、各シリンダ2,6のピストン3,7で区画された両
側の部分はそれぞれポンプ室4,5,8,9を形成して
いる。
【0013】一方、支軸12に中央部を回動自由に支持
させた揺動腕13の一端部に形成した二又状の係合部1
4がピストンロッド10の中央部に突設したピン11に
挟み係合しているとともに、もう一端部に係合した二又
状の挟持部15が駆動軸16の偏心カム17を挟んでそ
の直径上反対側の外側周面に接触している。これによ
り、駆動軸16の回転に伴い偏心カム17が揺動腕13
を揺動し、ピストンロッド10を直線往復動させて二つ
のピストン2,6を同時に同方向へ駆動する。
【0014】また、真空タンク20から延びる管通路2
1が二つの主通路22,26に分岐してそれらの終端は
大気に開放しており、これらの主通路22,26は吸入
端である真空タンク20へ向かって閉じる吸込逆止弁2
3,27,吐出端である大気側へ向かって開く吐出逆止
弁24,28およびこれらの間に設置されて吐出端へ向
かって開く第三の逆止弁25,29を具えている。
【0015】二つのピストン3,7の動きにより、第一
のシリンダ2のピストン3内側に位置する第一のポンプ
室4と第二のシリンダ6のピストン7外側に位置する第
二のポンプ室9とは吸込および吐出の行程が同時に行な
われ、それぞれの内側端面および外側端面に開口させて
接続した第一の枝通路30および第二の枝通路33が一
つの主通路22に吸込逆止弁23と第三の逆止弁25と
の間および第三の逆止弁25と吐出逆止弁24との間で
それぞれ接続されている。
【0016】従って、ポンプ室4,9の容積が膨張する
吸込行程時に第一のポンプ室4は吸込逆止弁23を開い
て第一の枝通路30より、また第二のポンプ室9は更に
第三の逆止弁25を開いて第二の枝通路33より空気を
吸込む。ポンプ室4,9の容積が収縮する吐出行程時に
第二のポンプ室9の空気は吐出逆止弁24を開いて吐出
端より、また第一のポンプ室4の空気は更に第三の逆止
弁25を開いて吐出端より大気へ排出される。
【0017】第一のシリンダ2のピストン3外側に位置
する第二のポンプ室5と第二のシリンダ6のピストン7
内側に位置する第一のポンプ室8とは吸込および吐出の
行程が前記と逆のタイミングで同時に行なわれ、それぞ
れの外側端面および内側端面に開口させて接続した第二
の枝通路31および第一の枝通路32がもう一つの主通
路26に吸込逆止弁27と第三の逆止弁29との間およ
び第三の逆止弁29と吐出逆止弁28との間でそれぞれ
接続されている。これらのポンプ室5,8も吸込逆止弁
27、吐出逆止弁28、第三の逆止弁29を開閉して真
空タンク20の空気を大気へ排出するものであり、前記
と同じポンプ作用を行なう。
【0018】このように、二つのシリンダ2,6のピス
トン3,7で区画された両側の室を全てポンプ室4,
5,8,9としたことにより、シリンダ2,6を小径と
し且つピストン3,7のストロークを小さくしてもピス
トン行程容積の合計が大きく、従って大形ポンプに匹敵
する能力をもたせることができる。しかも、ピン11と
偏心カム17とを揺動腕13の両端でそれぞれ挟ませピ
ストン3,7を駆動するので、駆動軸16の回転に応じ
て安定した動作で確実なポンプ作用を行なわせることが
できる。
【0019】また、図7に示した従来例のように一つの
ポンプ室毎に吸込逆止弁を有する吸込通路と吐出逆止弁
を有する吐出通路とを設けることもできるが、本実施例
の構成にすると、一つのポンプ室に一つの枝通路を設け
且つ二つのポンプ室に各一個の吸込逆止弁、吐出逆止弁
を具えればよいため、通路構成の簡単化と逆止弁使用数
の減少とを計ることができる。
【0020】図2,図3,図4,図5は図1に示したシ
リンダ2,6と各通路22,26,30,31,32,
33と各逆止弁23,24,25,27,28,29と
を一つのポンプハウジング1に内蔵させた具体的構成を
示すものであって、二つのシリンダ2,6の外側端面は
シリンダふた35,36によって気密に塞がれ、ポンプ
ハウジング1の中央部に下方へ開放して形成した空所3
7を通ってピストンロッド10がポンプハウジング1に
気密且つ摺動可能にメタル軸受38によって支持され、
この空所37の部分において揺動腕13が係合してい
る。また、ポンプハウジング1は空所37を挟んで下方
へ突出した支持台39、および図7に示したようなロッ
カ・カバーの上面に重ねて固定されるフランジ40を一
体に有しており、支持台39は支軸12を固定状態で支
持している。
【0021】二つの主通路22,26はピストンロッド
10の両側方に配置され、第一の主通路22は第一のシ
リンダ2の第一のポンプ室4の内側端面に接近した位
置、第二の主通路26は第二のシリンダ6の第一のポン
プ室8の内側端面に接近した位置でポンプハウジング1
の内部を上下に貫通して互いに平行に延びており、ロッ
カ・カバーの内部に開放した下端は吐出端を形成してい
るとともに上端はプラグ41,42により気密に塞がれ
且つ連通路43により互いに接続されている。第二の主
通路26の上端部は継手管44を介して真空タンクから
延びる管通路21が接続されている。
【0022】吸入逆止弁23,27,吐出逆止弁24,
28,第三の逆止弁25,29は全て同じ寸法、構造で
あって、主に図6に示すように弁座45とディスク形の
弁体46と弁座45に固着したばね受47と閉弁ばね4
8とからなり、軸線方向の収容くぼみ部52および主流
路50と放射方向の側流路51とを有するスペーサ49
と交互に上端から吸込逆止弁23,27,スペーサ4
9,第三の逆止弁25,29,スペーサ49,吐出逆止
弁24,28の順に各主通路22,26に積重ねて装入
される。即ち、吸入逆止弁23,27および第三の逆止
弁25,29の弁体46、ばね受47、閉弁ばね48が
収容くぼみ部52に嵌込まれ、各弁座45とスペーサ4
9の周縁部とが互いに接し吐出端近くの段部22a,2
6aとプラグ41,42とに挟まれた状態で固定されて
いる。
【0023】第一のシリンダ2の第一ポンプ室4および
第二のシリンダ6の第一のポンプ室8から延びる第一の
枝通路30、32はそれぞれポンプハウジング1の内部
に形成されており、吸込逆止弁23,27と第三の逆止
弁25,29との間のスペーサ49の側流路51に連通
することにより最寄りの主通路22,26にそれぞれ接
続されている。また、第一のシリンダ2の第二のポンプ
室5および第二のシリンダ6の第二のポンプ室9の各外
側端面から延びる第二の枝通路31,33はシリンダふ
た35,36およびポンプハウジング1の内部に形成さ
れており、第三の逆止弁25,29と吐出逆止弁24,
28との間のスペーサ49の側流路51に連通すること
により第二の主通路26,第一の主通路22にそれぞれ
接続されている。
【0024】この構成により、第一のポンプ室4,8の
側は第一の枝通路30,32がきわめて短い長さとさ
れ、且つスペーサ49を挟んで吸込逆止弁23,27と
第三の逆止弁25,29とが配置されていることにより
すきま容積が小さく、高い最高到達真空度を得ることが
できる。
【0025】一方、第二のポンプ室5,9の側は第二の
枝通路31,33がポンプハウジング1のほぼ二分の一
長に亘って延びているためすきま容積がかなり大きく、
最高到達真空度は前記よりも低い。しかし、第三の逆止
弁25,29は第二のポンプ室5,9が第一のポンプ室
4,8よりも高真空となった時点で開かれるので、真空
タンク20の真空度は第一のポンプ室4,8の側の最高
到達真空度に依存することとなる。
【0026】即ち、主通路22,26をそれぞれシリン
ダ2,6の第一のポンプ室4,8の端面に接近させてそ
のすきま容積を小さくし、第二のポンプ室5,9の側の
すきま容積の増大による最高到達真空度の低下を第三の
逆止弁25,29によって真空タンク20に影響させな
い構成としたものであり、これによりポンプ室の数に比
べて尚少数の逆止弁で高い最高到達真空度を得ることが
できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よると被駆動トルク変動の増大や高回転域におけるサー
ジング発生などの問題を生じる部品を用いない構成とし
たため、安定した動作で確実なポンプ作用を行なわせる
ことができるばかりか、二つのシリンダのピストン両側
をそれぞれポンプ室としたためシリンダ径およびピスト
ンストロークが小さくても充分大きなピストン行程容積
が得られ、小形で高能力を発揮させることができるもの
であり、殊に狭いエンジンルーム内に設置される自動車
用制動倍力装置の負圧源に適する。
【0028】また、これに加えて吸込逆止弁と吐出逆止
弁とを有する二つの主通路を設けて吸込、吐出の行程が
同時の二つのポンプ室を一方の主通路に接続したため、
通路構造が簡単になるとともにポンプ室に対する逆止弁
使用数が少なくて足り、全体の構成の簡単化が計れるも
のである。更に、主通路に第三の逆止弁を設けたことに
より一部のすきま容積を小さくしそのために別のすきま
容積が大きくなっても高い最高到達真空度が得られ、性
能を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す配置図。
【図2】図1の実施例の具体的構成を示す縦断面図。
【図3】図2の横断面図。
【図4】図3の矢視A−A方向に見た断面図。
【図5】図3の矢視B−B方向に見た断面図。
【図6】逆止弁とスペーサの縦断面図。
【図7】従来例の縦断面図。
【符号の説明】
1 ポンプハウジング, 2,6 シリンダ, 3,7
ピストン, 4,5,8,9 ポンプ室, 10 ピ
ストンロッド, 13 揺動腕, 16 駆動軸, 2
2,26 主通路, 23,27 吸込逆止弁, 2
4,28 吐出逆止弁, 25,29 第三の逆止弁,
30,31,32,33 枝通路,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一中心軸線上に配置された二つのシリ
    ンダと、前記各シリンダにそれぞれ気密に嵌装されたピ
    ストンと、前記二つのピストンを互いに連結した一本の
    ピストンロッドと、前記ピストンロッドに係合し駆動軸
    の回転に伴い振動して前記二つのピストンを同時に同方
    向へ駆動する揺動腕と、前記二つのシリンダの前記ピス
    トンによって区画された各二つのポンプ室のそれぞれに
    接続された吸込、吐出のための通路および気体を所定方
    向へ送るため前記通路に設けられた逆止弁とを具えたこ
    とを特徴とする真空ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 吸込、吐出のための通路が吸込端から吐
    出端に至る二つの主通路と前記二つのシリンダの各ポン
    プ室から延びる四つの枝通路とからなり、前記二つの主
    通路はそれぞれに吸込逆止弁と吐出逆止弁とを具えてお
    り、前記四つのポンプ室の内で吸込および吐出の行程が
    同時に行なわれる二つのポンプ室から延びる二つの枝通
    路が前記主通路の一つにその吸込逆止弁と吐出逆止弁と
    の間で接続されているとともに、別の二つのポンプ室か
    ら延びる二つの枝通路が前記主通路のもう一つにその吸
    込逆止弁と吐出逆止弁との間で接続されていることを特
    徴とする請求項1記載の真空ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成に加えて、二つの主
    通路は吸込逆止弁と吐出逆止弁との間に吐出端へ向かっ
    て開く第三の逆止弁をそれぞれ具えており、且つ前記二
    つの主通路は少なくとも吸込逆止弁と吐出逆止弁との間
    の部分をそれらに接続された二つのポンプ室の一つの端
    面に接近させて設けられ、前記接近側のポンプ室から延
    びる枝通路が前記吸込逆止弁と第三との間で、またもう
    一つの遠方側のポンプ室から延びる枝通路が前記第三の
    逆止弁と吐出逆止弁との間で前記主通路に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の真空ポンプ装置。
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