JPH079134B2 - 圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て物及びその製法 - Google Patents

圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て物及びその製法

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JPH079134B2
JPH079134B2 JP1148564A JP14856489A JPH079134B2 JP H079134 B2 JPH079134 B2 JP H079134B2 JP 1148564 A JP1148564 A JP 1148564A JP 14856489 A JP14856489 A JP 14856489A JP H079134 B2 JPH079134 B2 JP H079134B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て物
に関する。圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て
物は、異なった種類のドアを含んでいる。
〔従来の技術〕
先行技術の圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て
物が私の米国特許第4,550,450に開示されており、これ
は1985年11月５日に米国特許が付与された。
圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て物は、例え
ば木のドアの木目感及び肌理に似せた、各スキンの外側
面に肌理パターンを有する、外側圧縮成形ドアスキンを
含んでいる。しばしば、これらはスキンの間に断熱の層
を含む。
圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て物は、寸法
安定性があって温度及び湿度の変化により生じる過度の
曲げ及び歪みに対向する点でしばしば木のドアよりも優
れている。
〔課題を解決する手段〕
本発明は、単一の圧縮成形されたドアスキンで形成され
た１又はそれ以上の中心パネルを有する圧縮成形された
スキンを有するドア組み立て物に関するものである。こ
のドアは中心のパネル（単数又は複数）以外の区域に於
いて断熱物を有している。圧縮成形されたスキンの外側
面は、木のドアの木目感及び肌理に似せた肌理パターン
を形成している。中心パネル（単数又は複数）以外の区
域に於いて断熱材を有する圧縮成形されたスキンを有す
るドア組み立て物を製造する方法も開示されている。
本発明の主要な目的は、魅力的であり、しかも強度及び
寸法安定性を有する圧縮成形されたスキンを有する組み
立て物を提供することである。
本発明の別の目的は単純で製造するのが経済的であるド
ア組み立て物を提供することである。
本発明の更に別の目的は芯に対する多くの異なる中心パ
ネル外形を使用することが出来るドア組み立て物を提供
することである。
最後に、本発明の目的は圧縮成形されたスキンを有する
ドア組み立て物を製造する方法を提供することである。
他の目的及び利点は次の記載及び図面から明かとなるで
あろう。
〔課題を解決する手段〕
本発明に従う圧縮成形されたスキンを有するドア組み立
て物は全体が第１図の参照番号10によって示される。圧
縮成形されたスキンを有するドア組み立て物10は一対の
対向する圧縮成形されたドアスキン11及び12を含んでい
る。ドア組み立て物10の内側は発泡芯13によって満たさ
れるが、繊維状ガラス断熱ブランケット、剛性の発泡し
た膨張された繊維状のガラス断熱物部材を含めた多くの
異なる種類の材料の一つを充填することも出来る。容易
に認め得るように本発明のドア組み立て物は、発泡体の
芯に対して特に適している。
第２図で参照番号12によって命名されるようなスキンの
少なくとも一つは、１又はそれ以上の中心開口14を有す
るように成形されている。
ドア組み立て物は、１又はそれ以上の中心パネル21を有
する。第２〜６図に示される具体例に於いて、中心パネ
ル21は圧縮成形されたスキン11の一体部分として示され
ている。第７〜10図に示される具体例に於いては、圧縮
成形されたドアには中心パネル21′が設けられており、
これはスキン11′又は12′のいずれとも別に成形されて
おり、組み立て操作の間にスキンに固定されている。
第１−６図の具体例で、スキン11（パネル21を含める）
及び12、そして第７−10図の具体例でパネル21′及びス
キン11′、12′の各々は成形樹脂中に15％〜40％の繊維
状のガラス強化物（重量）、及び10％〜40％の不活性な
材料の充填材（重量）を含んでいる圧縮成形されたシー
ト モールディング コンパウンド（SMC）ユニットで
ある。スチレンなどのビニルモノマーとブレンドされた
不飽和ポリエステル重合体が熱硬化された圧縮成形スキ
ンを形成する為に加熱及び加圧下で硬化することの出来
る成形樹脂である。成形樹脂は、例えば米国特許3,772,
241及び3,883,612に開示されるように不飽和ポリエステ
ル樹脂組成物及び改質剤を含んでいる。
不活性充填剤は、例えば炭酸カルシウム又はアルミニウ
ムトリハイドレートであり得る。ある具体例では、材料
に紫外線安定剤及び難燃性添加物を組成物中に含み得
る。
スキン11（パネル21を含める）、12、11′、12′及びパ
ネル21′の各々は0.050インチ（0.127cm）及び0.120イ
ンチ（0.305cm）の間の厚みを有する。本発明の具体例
は、スキンの厚み0.070インチ（0.178cm）を有する。
第１−６図を参照すると圧縮成形されたスキン11は外側
面15、内側面16、上端及び下端17、18及び対向する側方
の端19、20を有する。１又はそれ以上のパネル21が圧縮
成形されたスキン11の一体の部分として形成されてい
る。
同様に圧縮成形されたスキン12は外側面22、内側面23、
上端24、下端25、及び側方の端26、27を有する。
スキン11及び12の外側面15及び22は、成形された木目状
の肌理を含んでいる。この肌理は重要であり、肌理の観
点及び木目感を与えるという観点から木のドアに似せて
いる。外側面15及び22及び各々のパネル21及び21′の両
方の表面の肌理は深さが0.003インチ（0.008cm）と0.00
9インチ（0.023cm）の間である。そのような表面は少な
くとも0.005インチ（0.013cm）の予め決められた深さに
対しガラス繊維が本質的に存在しない。そのような表面
が本質的にガラス繊維を有していないこの予め決められ
た深さは、通常は0.005インチ（0.013cm）と0.009イン
チ（0.023cm）の間である。
スキン11及び12の内側面16及び23もスキンに成形された
規定されたパターン又はランダムな肌理を有することも
出来るが、これは本発明にとって必須ではない。圧縮成
形されたスキン11の各々の縁17、18、19及び20には、一
体の端部部材31、32、33及び34が設けられており、これ
らはドアスキン11の端17、18、19及び20から外方向にそ
れぞれ延びている。同様に一体の端部部材35、36、37及
び38がドアスキン12の端24、25、26及び27からそれぞれ
外方向に伸びている。
第１、３及び５図に示されるようにドアスキン11及び12
は、頂部に於ける31、35、及び底部に於ける32、36の対
向する一体の端部部材、一方の側面に沿った33、37、及
び他方の側面に沿った34、38の対向する端部部材の突き
当り末端によって形成される突き当り継目39によって周
囲をめぐって合体されている。所望により、突き当り継
目の代りに重ね合わせ継目を設け得る。この技術で良く
知られた広範囲な手段を継目を形成するそれぞれの部材
を接着するのに使用することが出来る。
認め得るように、突き当り継目部材によって提供される
継目に於いて周囲をめぐってドアスキンを合体させるこ
とのほか、スキンは開口14の縁の周りで合体させなけれ
ばならない。第１〜５図に示される具体例で、スキン12
には外側表面22によって形成される平面から対向するス
キン11に向かって、一連の相互につながっているセグメ
ント41、42、43及び44としてのびている高低のある区域
が設けられており、これらのセグメントは厚みが減少し
た中心パネル区域を有する木のドアのものと類似の外観
を提供するようにデザインがなされている。最終セグメ
ント44の（自由）端は、開口14の周囲を形成している。
同様に、他方のスキン11にはセグメント46、47、48及び
49を有する類似の高低をつけた区域が設けられており、
そしてこれは最終セグメント49をパネル21に連結してい
る溝付きのセクション50で終っている。溝付きセクショ
ン50は、スキン12のセグメント44の開口14の周囲を規定
している（自由）端を受けるように寸法が決められ、そ
の形をしている。熱硬化性接着剤のような接着剤をセグ
メント44の（自由）端を溝付きセクション50の溝中に接
着する為に用いることが出来る。
第５図から容易にわかるように、そのような突き当たり
継目39と共に使用する密封は、発泡体又は他の種類の芯
材を入れることの出来る部屋51を提供する。
ドア組み立て物に対し、追加的な剛性を提供する為にス
キン11には複数の支柱52が設けられており、スキン12に
は複数の支柱53が設けられている。支柱52及び53は周囲
に、及び周囲より内方向にスキン12のセグメント41及び
スキン11のセグメント46に向かった所望の位置に位置す
る。更に、スキン11の支柱52の各々は、スキン11及びス
キン12が合体されたときにスキン12対応するの支柱53と
揃うように位置する。それぞれの支柱52及び53の長さ
は、各々の支柱52が対応する支柱53と突き当たるような
長さである。
次に第３及び４図を参照すると、芯又は断熱材を形成す
る為に部屋51に発泡プラスチック又はその他の種類の発
泡材料を導入する為の手段が示されている。第３図は、
上から見たドア組み立て物を形成するように組み立てら
れたスキン11及び12を示している。第４図は、スキン11
のみを示している分解した図解であって、この図は発泡
プラスチックの芯材料を部屋51に流す為に望まれる構造
及び流路を示している。ドア組み立て物の頂部には入口
55が設けられ、突合わせされる一体の端部部材31及び35
中に、ぴったりと合う切りかき部によって形成される排
出口56が存在する。入口の穴55は、部屋51の通路51Aと
揃うように突合わせされる一体の端部34及び38によって
形成されるドア組み立て物の側面に沿って位置する。ド
ア組み立て物の頂部に於ける排出口56の他に、底部に排
出口57が設けられている。排出口56及び57の両方とも入
口の穴55とはドアの反対の側面に近い。即ち部屋51の通
路51Bとならぶように、突合される一体の端部33及び37
によって形成される側面に近い。
第４図から分かるように第１図、第４図の具体例のドア
組み立て物は、二つのパネル21及び通路51A及び51Bの間
に伸びている三つのクロスする通路51C、51D及び51Eを
有している。
スキン11には通路51C及び51Bの間に交差点附近に位置す
る堰部材58が設けられており、堰部材59が通路51E及び5
1Bの間に交差点近くに位置する。
堰58及び59の高さ及び形状はスキン12の内側面と接触し
あって、通路51C及び51Bの間、及び通路51Eと51Bの間の
直接の連絡を実質的に閉鎖するようなものである。所望
により、堰58及び59の高さは支柱52の高さと同じでも良
い。この場合に対応する堰を他方のスキン12に揃うよう
に位置させ、通路51Bに隣接する交差通路51C及び51Eの
各々の末端を閉じる。
第４図に図示されるように管60を入口の穴55に挿入し、
発泡したプラスチック材料をそれを通して導入してもよ
い。発泡プラスチック材料はスキン11及び12が合体され
た後に導入される。発泡プラスチック材料は、最も抵抗
の少ない通路を通って通路51A、51C、51D及び51Eを通
り、そして通路51Dからのみ通路51Bに通る。そのような
プラスチック材料の通路51C及び51Eを通る流れは、その
ような通路の末端に位置するそれぞれの堰58及び59によ
って止められる。通路51Dを流れる発泡プラスチック材
料は、通路51B中に流れ、両方の方向に流れる。それぞ
れ排出口56及び57の両方に達した発泡プラスチック材料
は、部屋51が完全に満たされたという印としての役目を
し、そのようなプラスチック材料の導入が止められる。
堰58及び59は、部屋51のすべての部分が実質的に満たさ
れたことを確実にする機能をするので、発泡プラスチッ
ク材料が両方の排出口に到達したときに部屋51中の発泡
プラスチック中に有意義な空所は存在しない。堰が存在
しないときは、発泡プラスチック材料は部屋の一部が完
全に満たされていなくても出口56及び57の両方から排出
されることがあり得る。
審美的な理由で入口55及び排出口56及び57が頂部及び底
部のみに位置することが好ましいが、そのような口を側
面などの他の位置に配置することも可能であり、これも
本発明の範囲から離れるものではない。
第６図を参照すると、修正された態様が示されており、
ここでセグメント49とパネル21の間に溝区域が設けられ
てない。その代りにスキン12のセグメント44の下端が接
合される高くなった突き当り部61が設けられている。
第７〜10図を参照すると、別個に成形され、木のドアの
様な肌理と木目感を有するパネル21′を有する修正され
たドア組み立て物10′が提供される。パネル21′にはそ
の周囲の周りに下方に伸びる壁部材63及び上方にのびる
壁部材64が設けられている。上方に伸びる壁部材64は、
下部64aを有し、その内側表面は下方向に伸びる壁部材6
3の内面と揃えられている。上方に伸びる壁部材64に
は、段64b及び上部64cが設けられており、後者は下部64
aの内面から外側方向にオフセットされている。下方向
に伸びる壁部材63には複数のタブ65が設けられており、
その内面は外側表面63aと揃えられている。タブは壁部
材63の末端を越えて下方向に伸びる。第７図に示される
ように、ドア組み立て物10には当業者に良く知られる手
段によって対向するスキン11′及び12′がそれによって
合体される木製の化粧部材70が設けられ得る。第７図の
具体例でスキン11′及び12′は、それらのそれぞれの端
部の各々から、スキン11′については、ステップ72及び
弓形のセグメント75、スキン12′については、ステップ
74及び弓形のセグメント75からなる高低のつれられた
（窪んだ）区域に向かって、内側方向に伸びている。弓
形のセグメント73は、（自由）末端73aで終り、弓形の
セグメント75は（自由）末端75aで終っている。
スキン11′及び12′が化粧部材70と合体され、パネル67
がその間に位置されたときには（自由）末端73aはパネ
ル21′の段付き部分64bと突き当る。上方に伸びる壁部
材の上部64cは、弓形セグメント73の下端の後に位置す
る。下方向に伸びる壁部材63は、スキン12′の弓形セグ
メント75の（自由）末端75aと突き当る関係で位置し、
タブ65は弓形セグメント75の末端の後に位置する。この
ようにパネル62はそれぞれのスキン11′及び12′の間に
しっかりと係合する。この構成は特に有効な密封を与
え、発泡プラスチック材料が段突き部分64bと突き当っ
ている（自由）末端73a及び下方向に向いた壁部材63の
末端と突き当っている自由末端75aによって形成される
継ぎ目から発泡プラスチック材料が逃げることを防いで
いる。
第10図の概略的分解図で分かるようにスキン11′及び1
2′の各々には開口14′が設けられ、この中にパネル2
1′が位置する。前の具体例と対称的に、スキン11′及
び12′には複数の小さな開口の代りに一つの大きな開口
14が設けられている。この具体例で、所望により装飾的
な目的でパネル21′の各々の側に交差部材77及び78を取
り付けることが出来る。
第９図の具体例に於いて、パネル21′には均一な厚さを
有する壁80が設けられており、その全ての部分は弓形セ
グメント73及び75のそれぞれの末端の後にある。この具
体例に於いて弓形セグメント73及び75の（自由）末端は
パネル21′の反対向きの表面と突き当る。
本発明のドアは容易にそして経済的に組み立てることが
出来、そして内部の成分がそれぞれのスキンの間にぴっ
たりと保持され、機能的で経済的な組み立て物を形成し
ている。
本発明は特定の具体例に関して開示されたが、特許請求
の範囲から離れることなく圧縮成形されたスキンを有す
るドア組み立て物に対し種々の変更、修正が成され得る
ことが理解される。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に従う圧縮成形されたスキンを有するド
ア組み立て物の立面図である。 第２図は本発明に従う圧縮成形されたスキンを有するド
ア組み立て物の一つの具体例の分解部分透視図である。 第３図は断熱材を導入する為の充填及び排出口を示して
いる本発明の圧縮成形されたスキンを有するドア組み立
て物の平面図である。 第４図は圧縮成形されたスキンの一つの内側の概略的な
透視図である。 第５図は第２図と類似の図であるがスキンが裏返しにさ
れ、そして互いに合体された圧縮成形されたスキンを示
している部分的透視図である。 第６図は中心パネルの区域に於ける二つのスキンの間の
継ぎ目の別の種類を示している部分的透視図である。 第７図は中心パネルがスキンと別個に成形されている本
発明の別の圧縮成形されたスキンを有するドア組み立て
物の具体例の部分的透視図であって、パネルとスキンの
間の継ぎ目を示している。 第８図は第７図のパネルの部分透視図である。 第９図は修正された縁を有するパネルの部分的透視図で
あってパネルとスキンの間の継ぎ目を示している。 第10図は第７図に示された具体例の分解透視図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】少なくとも一方に開口を有する第一及び第
    二の圧縮成形されたスキン、上記スキンをつなぎ合わせ
    て上端、下端、及び対向する側方の端を有する構造を形
    成するための手段、該スキンによって形成される部屋、
    及び該開口に位置する反対向きの表面を有する圧縮成形
    されたパネルの組み合わせからなり、 該部屋は長方形をなす少なくとも四つの通路と、該通路
    の少なくとも一つに位置する堰と、流入された発泡材の
    芯とを有し、 該上端、下端、及び対向する側方の端に隣接して、それ
    らと平行な該通路の一つが形成されており、 該堰の位置決めは流入発泡材の芯が該部屋の全てに流れ
    込み易くする位置とし、スキンの該開口は、該通路によ
    り囲まれている、 ドア組み立て物。
  2. 【請求項２】上記パネルが上記反対向きの表面の両方に
    肌理模様を有している特許請求の範囲第１項に記載のド
    ア組み立て物。
  3. 【請求項３】上記パネルが上記スキンのうちの他方の一
    体部分である特許請求の範囲第１項に記載のドア組み立
    て物。
  4. 【請求項４】上記パネルが上記スキンと別個のものであ
    り、更に合体されたスキンにパネルを結合する手段を含
    んでいる特許請求の範囲第１項に記載のドア組み立て
    物。
  5. 【請求項５】合体されたスキンにパネルを結合する手段
    が、上記パネルの反対向きの表面の上下面の上下にこれ
    らの面と垂直の方向にのびている。パネルの周囲にある
    壁部材と、上記開口に隣接する上記スキンの各々にある
    握持手段からなり、 上記握持手段はパネルの該反対向きの両表面と係合して
    おり、該パネルの周囲にある該壁の少なくとも一部は、
    該パネルの反対向き表面からみて握持手段の反対側に位
    置している特許請求の範囲第４項に記載のドア組み立て
    物。
  6. 【請求項６】（ａ）周囲の壁が （ｉ）上部及び下部の突き当り表面、 （ii）上記上部突き当り表面から上にそして外方向に伸
    びている第一の延長部、及び （iii）上記下方の突き当り表面から下方向そして外方
    向に伸びている第二の延長部 を有しており、 （ｂ）握持手段が、 （ｉ）（自由）末端を有している上記スキンの一つにあ
    る下方に伸びている壁、及び （ii）（自由）末端を有している上記スキンの他方にあ
    る上方に伸びている壁 を含んでおり、 上記（自由）末端の各々は上記上部又は下方の突き当り
    表面と係合しており、 上記第一の延長部はパネルの対向表面と反対側で上記下
    方に伸びている壁と互に接合しており、上記第二の延長
    部はパネルの対向表面と反対側で上記上方向に伸びてい
    る壁の側面と接合している特許請求の範囲第５項に記載
    のドア組み立て物。
  7. 【請求項７】芯が上記部屋中に位置する特許請求の範囲
    第１項に記載のドア組み立て物。
  8. 【請求項８】更に、上記部屋中にフォームの芯を注入す
    る為の入口手段、フォームが上記部屋に導入されたとき
    に圧力及び過剰のフォームを放出する為の上記部屋と連
    絡している排出手段、及び部屋を通るフォームの流れを
    方向づける為の上記部屋内に位置する手段を含んでいる
    特許請求の範囲第１項に記載のドア組み立て物。
  9. 【請求項９】一方のスキンにある開口が（自由）端とな
    ってのびる末端セグメントによって形成されており、そ
    して上記他方のスキンのパネルが上記（自由）端となっ
    てのびる末端セグメントと揃いかつぴったり係合する突
    き当り手段を有している特許請求の範囲第３項に記載の
    ドア組み立て物。
  10. 【請求項１０】上記突き当り手段が溝を含んでおり、
    （自由）端となってのびる末端が上記溝中に位置する特
    許請求の範囲第９項に記載のドア組み立て物。
  11. 【請求項１１】上記突き当り手段が上記他方のパネルの
    対向表面の一つから上記一方のスキンに向ってのびてい
    る壁を含んでおり、そして（自由）端となってのびてい
    る末端セグメントが密封的にこれと係合する特許請求の
    範囲第９項に記載のドア組み立て物。
  12. 【請求項１２】それぞれが外側面、下側面、上端及び下
    端及び対向する側方の端を有している樹脂及び繊維状の
    ガラスの第一及び第二の圧縮成形されたスキンを含んで
    おり、上記スキンの少なくとも一つは上記上端、下端及
    び対向する側方の端から内側方向に向かったところに位
    置する内側の周囲の縁によって形成される中心開口を有
    しており、上記第一及び第二のスキンは一緒に合体さ
    れ、そして協力して（ａ）それぞれのスキンの内側面、
    （ｂ）該内側の周囲の縁及び（ｃ）上端、下端又は側方
    の端の少なくとも一つによって形成される少なくとも一
    つの部屋を形成しており、上記部屋には断熱芯手段が含
    まれており、上記中心開口内には樹脂及び繊維状のガラ
    スの圧縮成形されたパネルが位置しており、上記外側面
    の少なくとも一つ又は上記圧縮成形されたパネルの一方
    の側は木のドアの肌理及び木目に似せた肌理パターンを
    形成しているドア組み立て物。
  13. 【請求項１３】上記圧縮成形されたパネルが、上記第一
    及び第二の圧縮成形されたスキンの一つと一体的に形成
    されている特許請求の範囲第12項に記載のドア組み立て
    物。
  14. 【請求項１４】上記圧縮成形されたパネルが、合体され
    た第一及び第二のスキンに固定されている別のユニット
    である特許請求の範囲第12項に記載のドア組み立て物。
  15. 【請求項１５】一連の通路からなる部屋を形成するよう
    に合体される部材、入口の穴、複数の排出口及び上記部
    屋中のフォームの芯を有するドア組み立て物を作る方法
    に於いて、 上記入口の穴を通じて上記通路の一つにフォーム材料を
    流動可能な形態で導入し、 上記通路を通して上記フォームの流れを種々の方向に向
    け、そして 少なくとも一つの通路に於いて上記フォーム材料の流れ
    を封鎖してフォーム材料が上記フォーム材料で部屋が完
    全に満たされる以前に排出口のすべてから流れ出てしま
    うことを防止する、 段階からなる方法。
  16. 【請求項１６】上端、下端及び一対の対向する側方の端
    を有し、そして（ａ）上記側方の端の各々に一つが沿っ
    た、間隔を置いて離れた長手方向の一対の通路、及び少
    なくとも三つの横断方向の通路を含む部屋を形成するよ
    うに合体されるスキン部材を有し、上記横断方向の通路
    の各々は上記長手方向の通路の間にわたって伸びてお
    り、一つの横断方向の通路は上記上端に隣接しており、
    別の横断方向の通路は上記下端に隣接しており、全ての
    他の横断方向の通路は上記一つ及び上記別の横断方向の
    通路の間に位置しており、そして（ｂ）上記部屋の中に
    発泡体の芯を有しているドア組み立て物を製造する方法
    に於いて、 上記長手方向の通路の一つの中に流動可能な形態で発泡
    材料を導入し、 上記発泡材料の流れを上記長手方向の通路を通して各々
    の上記横断方向の通路に向け、 上部及び下部の横断方向の通路に於いて上記発泡材料の
    流れを封じて、発泡材料が上記上部及び下部の横断方向
    の通路から他の長手方向の通路に流れることを防止する
    一方、上記発泡材料の流れを上記他の横断方向の通路の
    少なくとも一つを通して上記長手方向の通路の他方に流
    れることができるようにし、過剰な発泡材料を上記長手
    方向の通路の他方の対向する末端から排出させ、そして 上記過剰の発泡材料が上記対向する末端の両方から排出
    されたときに、上記発泡材料の導入を止めることからな
    る方法。
  17. 【請求項１７】上端、下端及び一対の対向する側方の端
    を有し、そして（ａ）上記上端と下端の間にわたって伸
    びている上記側方の端の各々に一つが隣接している一対
    の間隔を置いて隔てられている長手方向の通路、及び三
    つの横断方向の通路からなる部屋を形成するように合体
    されたスキン部材を有し、上記横断方向の通路の各々は
    上記長手方向の通路の間にわたって伸びており、一つの
    横断方向の通路は上記上端に隣接しており、別の横断方
    向の通路は上記下端に隣接しており、全ての他の横断方
    向の通路は上記一つ及び上記別の横断方向の通路の間に
    位置し、これと平行であり、（ｂ）上記部屋の中に発泡
    体の芯を有し、（ｃ）上記長手方向の通路の一つと連絡
    している入口手段を有し、（ｄ）上記他方の長手方向の
    通路の対向する端部に位置する排出手段を有するドア組
    み立て物を製造する方法に於いて、 上記入口を通し、そして上記長手方向の通路の一方を通
    じて流動可能な形態で発泡材料を上記横断方向の通路の
    各々に導入し、 上記及び下部の横断方向の通路に於いて上記発泡材料の
    流れを封じて発泡材料が上記上部及び下部の横断方向の
    通路から上記他方の長手方向の通路の方に流れることを
    防止する一方、上記他の横断方向の通路を通じて上記長
    手方向の通路の他方に上記発泡材料が流れることができ
    るようにし、 上記排出手段を通じて過剰の発泡材料を排出し、そして 上記過剰の発泡材料が上記排出手段の両方から排出され
    たときに、上記発泡材料の入口手段への導入を止めるこ
    とからなる方法。
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