JPH0790898A - 排水栓の開閉構造 - Google Patents

排水栓の開閉構造

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JPH0790898A
JPH0790898A JP23861093A JP23861093A JPH0790898A JP H0790898 A JPH0790898 A JP H0790898A JP 23861093 A JP23861093 A JP 23861093A JP 23861093 A JP23861093 A JP 23861093A JP H0790898 A JPH0790898 A JP H0790898A
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JP
Japan
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drain
kelep
pipe
drainage
operation knob
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23861093A
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English (en)
Inventor
Jiro Koshijima
越島次郎
Yukio Ozawa
小澤幸生
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビネット内の収納スペースが広く、簡単
に施工できるとともに、レリーズを使用しても簡単な構
造でかつ低コストな排水栓の開閉構造の提供。 【構成】 ボウル1より下方に排水管3を導出するとと
もにケレップ4を排水口に挿入し、操作ノブ7の操作に
よりケレップ4を上下させて排水および止水を行う排水
栓の開閉構造において、ケレップ4の下方部に排水流下
路を有する押し上げ部材5を上下動自在に内配するとと
もに、前記の操作ノブ7と押し上げ部材5とはコントロ
ールケーブル6により連結され、押し上げ部材5は操作
ノブ7の引き上げ操作により引き上げられて、ケレップ
4を押し上げることを特徴とする排水栓の開閉構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗面化粧台や手洗い機等
の洗い場におけるボウルに取り付けて使用される排水栓
の開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】操作ノブ操作によりケレップを上下させ
て、排水および止水を行う排水栓の開閉構造において、
排水は操作ノブの押し下げにより実施されていた。この
ような排水栓の開閉構造の一例としては、実公昭51−
32686号に示されるようなキックレバー方式があ
る。この排水栓の開閉構造では、図7に示すように操作
ノブ7を押し下げることにより、ロッド17が排水管路
の外に支点を有するキックレバー18の一端を押し下
げ、他端がケレップ4を押し上げることにより排水操作
を行うものである。
【0003】また、レリーズ方式として図8および図9
に示す例もある。これは図9に示すように、操作ノブ7
に連結されたレリーズ19の先端部はケレップ4の下部
に導入され、レリーズ19によりケレップ4を押し上げ
るものである。図10はレリーズ19の先端部の詳細図
であり、ケレップ4を押し上げるロッド20とインナー
ワイヤー21の先端部をシリンダー22に挿通し、ケレ
ップ4の押し上げ操作時にシリンダー22内を摺動させ
るような構造になっている。この従来の構成に用いられ
るインナーワイヤー21は、ケレップ4を押し上げるに
十分な太さと強度を持ったものでコイルスプリング状ワ
イヤー等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
キックレバーを使用した従来例では、施工現場で操作ノ
ブと一体のロッドとキックレバーの連結を行う必要があ
る。これは工場で組み立てておくと、現場での配管作業
の邪魔になるためであり、このようなキャビネット内の
狭いスペースにおいて、ロッドとキックレバーとの位置
決め作業を行って連結することは、難しい作業である。
また、キャビネット内でロッドとキックレバーとが大き
なスペースをとり、キャビネットの収納スペースが減少
するという欠点もある。
【0005】一方、レリーズを使用する従来では、上記
の欠点を解消することができる。しかし、ケレップを上
下させるためにプッシュプルタイプのレリーズを使用す
る必要がある。従って、インナーワイヤーにコイルスプ
リング状ワイヤー等のように、十分な強度を有するもの
を使用する必要があった。また、インナーワイヤー先端
部には、シリンダーおよびロッド等の部品が必要であ
り、構造が複雑になるため、コスト高の原因となってい
た。
【0006】本発明は、上記従来例の欠点を解決するた
めになされたものであり、キャビネット内の収納スペー
スが広く、簡単に施工できるとともに、レリーズを使用
しても簡単な構造でかつ低コストな排水栓の開閉構造を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ボウルより下方に排水管を導出するとともにケレップを
排水口に挿入し、操作ノブの操作によりケレップを上下
させて排水および止水を行う排水栓の開閉構造におい
て、ケレップの下方部に排水流下路を有する押し上げ部
材を配設するとともに、前記の操作ノブと押し上げ部材
とをコントロールケーブルで連結し、操作ノブの引き上
げ操作により押し上げ部材を引き上げ、この押し上げ部
材によりケレップを押し上げて排水することを特徴とし
て構成している。
【0008】なお、ここで言う排水流下路とは、押し上
げ部材の表面に穿設された溝または内部を貫通する穴等
のもの、若しくは押し上げ部材と排水管との隙間であっ
て、排水の流下する通路となるものである。また、ここ
で言うコントロールケーブルとは、従来のレリーズに対
応するものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ボウルの排水口より下方に接続管を導出
し、この接続管に押し上げ部材を配設する排水管を接続
することを特徴として構成している。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、ボウルの下方部に押し上げ部材を配設する
接続管を導出し、この接続管に排水管を接続することを
特徴として構成している。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ボウルの下方に導出した排水管に箱体を取
着し、その排水管の下端を箱体の低部に位置させるとと
もに、箱体の上側の端部に排水口を設けてボトルトラッ
プを構成し、前記の排水管の下端に押し上げ部材を配設
することを特徴として構成している。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、押し上げ部材として、一端を排水
管内壁に枢着し、他端をコントロールケーブルに連結し
たレバーを用いることを特徴として構成している。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、押し上げ部材として、排水流下路
を有し、連結棒下部の排水管内を摺動自在に上下する移
動体を用いることを特徴として構成している。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は、コントロールケーブル
を介して、押し上げ部材に連結された操作ノブを引き上
げることにより、押し上げ部材がケレップを押し上げて
排水される。従って、排水操作時においてコントロール
ケーブルは引っ張りの力を受けるだけである。また、止
水操作は操作ノブを押し下げることによって行うが、押
し上げ部材およびケレップの自重が働き、コントロール
ケーブルに掛かる力が小さくなる。
【0015】請求項2記載の発明は、排水管をボウルの
排水口より下方に導出した接続管に接続する。したがっ
て、あらかじめ押し上げ部材を排水管に内配した後、接
続管に接続することができる。また、押し上げ部材は排
水管の開口部付近に取り付けられる。
【0016】請求項3記載の発明は、ボウルの排水口よ
り下方に導出された接続管の下方部の開口部付近に押し
上げ部材が配設される。
【0017】請求項4記載の発明は、一端が排水管内壁
に軸止され他端がコントロールケーブルに連結されてい
るレバーにおいて、操作ノブの引っ張り力がコントロー
ルケーブルを介してレバーの他端を引き上げることによ
り、ケレップが押し上げられて排水される。また、排水
はレバーと排水管内壁との隙間を通って流下する。
【0018】請求項5記載の発明は、摺動自在に排水管
内を上下する移動体が、コントロールケーブルに連結さ
れ、操作ノブの引っ張り力がコントロールケーブルを介
して前記の移動体を引き上げることにより、ケレップが
押し上げられて排水される。また、排水は移動体に設け
られる排水流下路を通って流下する。
【0019】請求項6記載の発明は、ボトルトラップ内
部の排水管に押し上げ部材が設けられている。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図を基に説明す
る。
【0021】第一の実施例を図1ないし図5を用いて説
明する。図1および図2は本発明の排水栓の開閉構造を
示すものであり、図1はケレップが押し下げられた止水
状態を示し、図2はケレップが押し上げられた排水状態
を示している。
【0022】図1において、1はボウルであり、このボ
ウル1の排水口より下方に接続管2が導出され、さらに
排水管3がこの接続管2に接続されている。4はケレッ
プであり、上部のケレップ本体4aとその下方に垂設さ
れる連結棒4bと髪の毛等のゴミを取るためのヘアーキ
ャッチャー4cとからなっており、ケレップ本体4aは
ボウル1の排水口にはめられて排水栓の役割をするもの
である。5は押し上げ部材として用いられる移動体であ
り、排水管内を摺動自在に上下し、かつ排水を流下させ
る排水流下路が設けられており、連結棒4bの下部にあ
って上方に動くことによりケレップ2を押し上げ排水す
るものである。
【0023】6はコントロールケーブルであり、チュー
ブ状のアウターケーシング6aにインナーワイヤー6b
が挿通された構成となっている。7は操作ノブであり、
インナーワイヤー6bが連結されている。またインナー
ワイヤー6bの他端は移動体5に連結されている。操作
ノブ7を引き上げることにより、インナーワイヤー6b
を介して移動体5が上方に引き上げられることにより、
ケレップ2を押し上げるものである。従って、図2に示
すように、排水は押し上げられたケレップ2と排水口と
の隙間を通って流下し、さらに、移動体5に設けられた
排水流下路を通って排水される。
【0024】図3(A)は本実施例の移動体5の斜視図
である。この図に示すように薄肉の断面略十字形の柱状
体をしており、排水が流下しやすい形状にしている。ま
た上部をインナーワイヤー6bに連結され、引き上げら
れるようになっている。なお、移動体5はこの形状に限
る訳ではなく、図3(B)のように内部を排水の流路と
した筒状体であってもよいし、卵形、球形等で排水管内
を摺動しやすく、かつその表面または内部に排水流路を
有し、排水が流下しやすい形状のものであればよい。
【0025】図4は移動体5、コントロールケーブル6
および操作ノブ7の連結状態を示している。8は操作ノ
ブケーシングであり、ボウル1に螺着され、操作ノブ7
のシャフト9が挿通されている。シャフト9の下方にイ
ンナーワイヤー6bの一端が連結され、他端は排水管3
に設けられたインナーワイヤー導入口10を通り、移動
体5に連結されている。アウターケーシング6aは一端
が操作ノブケーシング8の下方に接続され、他端はイン
ナーワイヤー導入口10に接続されている。
【0026】本実施例の排水操作は操作ノブ7を引き上
げることにより行われるが、この状態において、操作ノ
ブ7から手を放してもケレップ2は下がることなく排水
状態が保持される。これはコントロールケーブル6のア
ウターケーシング6aとインナーワイヤー6bとの摩擦
力および操作ノブ7のシャフト9と操作ノブケーシング
8との摩擦力によって保持されるものである。また、操
作ノブ7を押し下げることにより、移動体5とケレップ
2とは自重で下がることにより、排水口を閉じて止水状
態となる。
【0027】以上に説明したように、インナーワイヤー
6bに働く力は、主に引っ張り力である。従って、安価
な細いワイヤーで十分であり、従来の押し下げに用いら
れるようなコイルスプリング状のワイヤーは必要としな
い。また、従来例の図10に示すような、アウターケー
シング5の末端部で摺動させるためのシリンダー22も
不要であり、簡単な構造になっている。
【0028】次に、図5(A)および(B)を用い、本
実施例による排水栓装置の組み立て手順を、以下に説明
する。まず、ボウル1への接続管2の取り付けと、操作
ノブ7のナット11によるボウル1への固定を行う。次
にインナーワイヤー6bの末端に移動体5を取り付けて
排水管3に組み込み、この排水管3を接続管2に螺着す
る。最後にインナーワイヤー6bのもう一方の末端にあ
る凸部をシャフト9の凹部に挿入し、アウターケーシン
グ固定ナット12により操作ノブケーシング8に固定し
て組み立ては完了する。
【0029】このように本実施例では、コントロールケ
ーブル6を構成するインナーワイヤー6bの末端に移動
体5を取り付けて排水管3に組み込む作業は、キャビネ
ットの外で行ってからボウル1に取り付けられた接続管
2に螺着すればよく、従来のキックレバー方式に比較し
て簡単である。
【0030】なお、本実施例では移動体5を排水管3の
上部に取り付けたが、接続管2の下方に取り付けること
もできる。この場合は、接続管2をボウル1に取り付け
た後、移動体5を取り付けるか、先に接続管2に移動体
5を取り付けた後、ボウル1の下方からこの接続管2を
挿入して取り付けてもよい。
【0031】第二の実施例を図6を用いて以下に説明す
る。13はケレップ4を押し上げて排水させるための、
押し上げ部材の働きをするレバーである。このレバー1
3は一端を排水管3の内壁に枢着し、他端をインナーケ
ーブル6bに接続されている。第一の実施例と同様に、
操作ノブ7を引き上げることにより、レバー13が引き
上げられ、これによってケレップ4を押し上げて排水
し、操作ノブ7を押し下げることにより、レバー13と
ケレップ4とは自重で下がり止水するものである。
【0032】第三の実施例を図7を用いて以下に説明す
る。本実施例ではボウル1より下方に導出した排水管1
4の下部に箱体15を取着し、排水管14の下端を箱体
15の低部に位置させるとともに、箱体15の上側部に
排水口を設けることによりボトルトラップを構成してい
る。そして、第一の実施例に示したものと類似の移動体
16を前記の排水管14の下部より挿入し、移動体16
の下部にインナーワイヤー6bを接続しいる。
【0033】排水、止水操作は、第一の実施例と同様で
あり、操作ノブ7を引き上げることにより、移動体16
が引き上げられ、これによってケレップ4を押し上げて
排水し、操作ノブ7を押し下げることにより、ケレップ
4と移動体16とは自重で下がって止水するものであ
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、操作ノブにより
コントロールケーブルを介してケレップを操作し、排
水、止水を行っている。従って、キャビネット内にコン
トロールケーブルが引かれるだけであり、そのスペース
を広くとって、収納スペースとして利用することができ
る。また、操作ノブからの引っ張り力をコントロールケ
ーブルを介して押し上げ部材が受け、この押し上げ部材
がケレップを押し上げて排水されるように構成してい
る。従って、コントロールケーブルに働く力は主に引っ
張り力であることから、細いインナーワイヤーを使用で
き、低コストになる。
【0035】請求項2記載の発明は、あらかじめ排水管
に押し上げ部材およびコントロールケーブルを取り付け
てから、この排水管をボウルの排水口の下方に導出した
接続管に接続することができる。従って、押し上げ部材
の取り付けは、排水管の入口の開放部付近であるため簡
単である。また、この作業を工場で行うことにより施工
性が向上する。
【0036】請求項3記載の発明は、接続管の下方部の
開口部に押し上げ部材を取り付けるので、簡単に作業が
できる。また、先に接続管に押し上げ部材を取り付け、
ボウルの排水口に下方よりこの接続管を挿入して取り付
けることにより、施工性が向上する。
【0037】請求項4記載の発明は、レバーの一端を配
水管内壁に枢着し、他端をインナーワイヤーに連結する
だけの簡単な構造でケレップの押し上げがなされてい
る。従って、従来のインナーワイヤー先端部のシリンダ
ー等の複雑な構造は必要とせず、低コストになる。
【0038】請求項5記載の発明は、移動体にインナー
ワイヤーを連結するだけの簡単な構造で、ケレップの押
し上げがなされている。従って、請求項3記載の発明の
レバーよりもさらに構造が簡単になる。
【0039】請求項6記載の発明は、簡単な構造の押し
上げ部材がボトルトラップに組み込まれることにより、
トラップを含めたコンパクトな構成となり、キャビネッ
ト内の収納空間を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における止水状態を示す
一部断面図である。
【図2】同上実施例の排水状態を示す一部断面図であ
る。
【図3】同上実施例の移動体を示す斜視図であり、
(A)は同上実施例の移動体、(B)はその変形例を表
している。
【図4】同上実施例の移動体、コントロールケーブルお
よび操作ノブの接続状体を示す斜視図である。
【図5】同上実施例の組み立て手順を示す一部断面図
で、(A)は全体図であり、(B)はコントロールケー
ブルと操作ノブとの接続を示す詳細図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図7】本発明の第三の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図8】従来のキックレバー方式を示す一部断面図であ
る。
【図9】従来のレリーズ方式を示す一部断面図である。
【図10】従来のレリーズ方式のインナーワイヤー先端
部の構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 ボウル 2 接続管 3 排水管 4 ケレップ 5 移動体 6 コントロールケーブル 7 操作ノブ 8 操作ノブケーシング 9 シャフト 10 インナーワイヤー導入口 11 ナット 12 アウターケーシング固定ナット 13 レバー 14 排水管 15 箱体 16 移動体 17 ロッド 18 キックレバー 19 レリーズ 20 ロッド 21 インナーワイヤー 22 シリンダー
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 排水栓の開閉構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗面化粧台や手洗い機等
の洗い場におけるボウルに取り付けて使用される排水栓
の開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】操作ノブ操作によりケレップを上下させ
て、排水および止水を行う排水栓の開閉構造において、
排水は操作ノブの押し下げにより実施されていた。この
ような排水栓の開閉構造の一例としては、実公昭51−
32686号に示されるようなキックレバー方式があ
る。この排水栓の開閉構造では、図に示すように操作
ノブ7を押し下げることにより、ロッド17が排水管路
の外に支点を有するキックレバー18の一端を押し下
げ、他端がケレップ4を押し上げることにより排水操作
を行うものである。
【0003】また、レリーズ方式として図および図
に示す例もある。これは図9に示すように、操作ノブ
7に連結されたレリーズ19の先端部はケレップ4の下
部に導入され、レリーズ19によりケレップ4を押し上
げるものである。図10はレリーズ19の先端部の詳細
図であり、ケレップ4を押し上げるロッド20とインナ
ーワイヤー21の先端部をシリンダー22に挿通し、ケ
レップ4の押し上げ操作時にシリンダー22内を摺動さ
せるような構造になっている。この従来の構成に用いら
れるインナーワイヤー21は、ケレップ4を押し上げる
に十分な太さと強度を持ったものでコイルスプリング状
ワイヤー等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
キックレバーを使用した従来例では、施工現場で操作ノ
ブと一体のロッドとキックレバーの連結を行う必要があ
る。これは工場で組み立てておくと、現場での配管作業
の邪魔になるためであり、このようなキャビネット内の
狭いスペースにおいて、ロッドとキックレバーとの位置
決め作業を行って連結することは、難しい作業である。
また、キャビネット内でロッドとキックレバーとが大き
なスペースをとり、キャビネットの収納スペースが減少
するという欠点もある。
【0005】一方、レリーズを使用する従来では、上記
の欠点を解消することができる。しかし、ケレップを上
下させるためにプッシュプルタイプのレリーズを使用す
る必要がある。従って、インナーワイヤーにコイルスプ
リング状ワイヤー等のように、十分な強度を有するもの
を使用する必要があった。また、インナーワイヤー先端
部には、シリンダーおよびロッド等の部品が必要であ
り、構造が複雑になるため、コスト高の原因となってい
た。
【0006】本発明は、上記従来例の欠点を解決するた
めになされたものであり、キャビネット内の収納スペー
スが広く、簡単に施工できるとともに、レリーズを使用
しても簡単な構造でかつ低コストな排水栓の開閉構造を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ボウルより下方に排水管を導出するとともにケレップを
排水口に挿入し、操作ノブの操作によりケレップを上下
させて排水および止水を行う排水栓の開閉構造におい
て、ケレップの下方部に排水流下路を有する押し上げ部
材を上下動自在に内配するとともに、前記の操作ノブと
押し上げ部材とはコントロールケーブルにより連結され
て成ることを特徴として構成している。
【0008】なお、ここで言う排水流下路とは、押し上
げ部材の表面に穿設された溝または内部を貫通する穴等
のもの、若しくは押し上げ部材と排水管との隙間であっ
て、排水の流下する通路となるものである。また、ここ
で言うコントロールケーブルとは、従来のレリーズに対
応するものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ボウルの排水口より下方に接続管を導出
し、この接続管に押し上げ部材が内配される排水管
されて成ることを特徴として構成している。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項記載の発
明において、ボウルより下方に押し上げ部材が内配され
る接続管を導出し、この接続管に排水管接続されて成
ことを特徴として構成している。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ボウルの下方に導出した排水管に箱体を取
着し、その排水管の下端を箱体の底部に位置させるとと
もに、箱体の上側の端部に排水口を設けてボトルトラッ
プを構成し、前記の排水管の下端に押し上げ部材が内配
されて成ることを特徴として構成している。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、押し上げ部材として、一端を排水
管内壁に枢着し、他端をコントロールケーブルに連結し
たレバーが具備されて成ることを特徴として構成してい
る。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1ないし4
記載の発明において、押し上げ部材として、ケレップの
連結棒下部の排水管内を摺動自在に上下する移動体が具
備されて成ることを特徴として構成している。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は、コントロールケーブル
を介して、押し上げ部材に連結された操作ノブを引き上
げることにより、押し上げ部材がケレップを押し上げて
排水される。従って、排水操作時においてコントロール
ケーブルは引っ張りの力を受けるだけである。また、止
水操作は操作ノブを押し下げることによって行うが、押
し上げ部材およびケレップの自重が働き、コントロール
ケーブルに掛かる力が小さくなる。
【0015】請求項2記載の発明は、排水管をボウルの
排水口より下方に導出した接続管に接続する。したがっ
て、あらかじめ押し上げ部材を排水管に内配した後、接
続管に接続することができる。また、押し上げ部材は排
水管の開口部付近に取り付けられる。
【0016】請求項3記載の発明は、ボウルの排水口よ
り下方に導出された接続管の下方部の開口部付近に押し
上げ部材が配設される。
【0017】請求項4記載の発明は、ボトルトラップ内
部の排水管に押し上げ部材が設けられている。
【0018】請求項5記載の発明は、一端が排水管内壁
に軸止され他端がコントロールケーブルに連結されてい
るレバーにおいて、操作ノブの引っ張り力がコントロー
ルケーブルを介してレバーの他端を引き上げることによ
り、ケレップが押し上げられて排水される。また、排水
はレバーと排水管内壁との隙間を通って流下する。
【0019】請求項6記載の発明は、摺動自在に排水管
内を上下する移動体が、コントロールケーブルに連結さ
れ、操作ノブの引っ張り力がコントロールケーブルを介
して前記の移動体を引き上げることにより、ケレップが
押し上げられて排水される。また、排水は移動体に設け
られる排水流下路を通って流下する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図を基に説明す
る。
【0021】第一の実施例を図1ないし図5を用いて説
明する。図1および図2は本発明の排水栓の開閉構造を
示すものであり、図1はケレップが押し下げられた止水
状態を示し、図2はケレップが押し上げられた排水状態
を示している。
【0022】図1において、1はボウルであり、このボ
ウル1の排水口より下方に接続管2が導出され、さらに
排水管3がこの接続管2に接続されている。4はケレッ
プであり、上部のケレップ本体4aとその下方に垂設さ
れる連結棒4bと髪の毛等のゴミを取るためのヘアーキ
ャッチャー4cとからなっており、ケレップ本体4aは
ボウル1の排水口にはめられて排水栓の役割をするもの
である。5は押し上げ部材として用いられる移動体であ
り、排水管内を摺動自在に上下し、かつ排水を流下させ
る排水流下路が設けられており、連結棒4bの下部にあ
って上方に動くことによりケレップを押し上げ排水す
るものである。
【0023】6はコントロールケーブルであり、チュー
ブ状のアウターケーシング6aにインナーワイヤー6b
が挿通された構成となっている。7は操作ノブであり、
インナーワイヤー6bが連結されている。またインナー
ワイヤー6bの他端は移動体5に連結されている。操作
ノブ7を引き上げることにより、インナーワイヤー6b
を介して移動体5が上方に引き上げられることにより、
ケレップを押し上げるものである。従って、図2に示
すように、排水は押し上げられたケレップと排水口と
の隙間を通って流下し、さらに、移動体5に設けられた
排水流下路を通って排水される。
【0024】図3(A)は本実施例の移動体5の斜視図
である。この図に示すように薄肉の断面略十字形の柱状
体をしており、排水が流下しやすい形状にしている。ま
た上部をインナーワイヤー6bに連結され、引き上げら
れるようになっている。なお、移動体5はこの形状に限
る訳ではなく、図3(B)のように内部を排水の流路と
した筒状体であってもよいし、卵形、球形等で排水管内
を摺動しやすく、かつその表面または内部に排水流路を
有し、排水が流下しやすい形状のものであればよい。
【0025】図4は移動体5、コントロールケーブル6
および操作ノブ7の連結状態を示している。8は操作ノ
ブケーシングであり、ボウル1に螺着され、操作ノブ7
のシャフト9が挿通されている。シャフト9の下方にイ
ンナーワイヤー6bの一端が連結され、他端は排水管3
に設けられたインナーワイヤー導入口10を通り、移動
体5に連結されている。アウターケーシング6aは一端
が操作ノブケーシング8の下方に接続され、他端はイン
ナーワイヤー導入口10に接続されている。
【0026】本実施例の排水操作は操作ノブ7を引き上
げることにより行われるが、この状態において、操作ノ
ブ7から手を放してもケレップは下がることなく排水
状態が保持される。これはコントロールケーブル6のア
ウターケーシング6aとインナーワイヤー6bとの摩擦
力および操作ノブ7のシャフト9と操作ノブケーシング
8との摩擦力によって保持されるものである。また、操
作ノブ7を押し下げることにより、移動体5とケレップ
とは自重で下がることにより、排水口を閉じて止水状
態となる。
【0027】以上に説明したように、インナーワイヤー
6bに働く力は、主に引っ張り力である。従って、安価
な細いワイヤーで十分であり、従来の押し下げに用いら
れるようなコイルスプリング状のワイヤーは必要としな
い。また、従来例の図10に示すような、アウターケー
シング5の末端部で摺動させるためのシリンダー22も
不要であり、簡単な構造になっている。
【0028】次に、図5(A)および(B)を用い、本
実施例による排水栓装置の組み立て手順を、以下に説明
する。まず、ボウル1への接続管2の取り付けと、操作
ノブ7のナット11によるボウル1への固定を行う。次
にインナーワイヤー6bの末端に移動体5を取り付けて
排水管3に組み込み、この排水管3を接続管2に螺着す
る。最後にインナーワイヤー6bのもう一方の末端にあ
る凸部をシャフト9の凹部に挿入し、アウターケーシン
グ固定ナット12により操作ノブケーシング8に固定し
て組み立ては完了する。
【0029】このように本実施例では、コントロールケ
ーブル6を構成するインナーワイヤー6bの末端に移動
体5を取り付けて排水管3に組み込む作業は、キャビネ
ットの外で行ってからボウル1に取り付けられた接続管
2に螺着すればよく、従来のキックレバー方式に比較し
て簡単である。
【0030】なお、本実施例では移動体5を排水管3の
上部に取り付けたが、接続管2の下方に取り付けること
もできる。この場合は、接続管2をボウル1に取り付け
た後、移動体5を取り付けるか、先に接続管2に移動体
5を取り付けた後、ボウル1の下方からこの接続管2を
挿入して取り付けてもよい。
【0031】第二の実施例を図6を用いて以下に説明す
る。13はケレップ4を押し上げて排水させるための、
押し上げ部材の働きをするレバーである。このレバー1
3は一端を排水管3の内壁に枢着し、他端をインナーケ
ーブル6bに接続されている。第一の実施例と同様に、
操作ノブ7を引き上げることにより、レバー13が引き
上げられ、これによってケレップ4を押し上げて排水
し、操作ノブ7を押し下げることにより、レバー13と
ケレップ4とは自重で下がり止水するものである。
【0032】第三の実施例を図7を用いて以下に説明す
る。本実施例ではボウル1より下方に導出した排水管1
4の下部に箱体15を取着し、排水管14の下端を箱体
15の低部に位置させるとともに、箱体15の上側部に
排水口を設けることによりボトルトラップを構成してい
る。そして、第一の実施例に示したものと類似の移動体
16を前記の排水管14の下部より挿入し、移動体16
の下部にインナーワイヤー6bを接続しいる。
【0033】排水、止水操作は、第一の実施例と同様で
あり、操作ノブ7を引き上げることにより、移動体16
が引き上げられ、これによってケレップ4を押し上げて
排水し、操作ノブ7を押し下げることにより、ケレップ
4と移動体16とは自重で下がって止水するものであ
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、操作ノブにより
コントロールケーブルを介してケレップを操作し、排
水、止水を行っている。従って、キャビネット内にコン
トロールケーブルが引かれるだけであり、そのスペース
を広くとって、収納スペースとして利用することができ
る。また、操作ノブからの引っ張り力をコントロールケ
ーブルを介して押し上げ部材が受け、この押し上げ部材
がケレップを押し上げて排水されるように構成してい
る。従って、コントロールケーブルに働く力は主に引っ
張り力であることから、細いインナーワイヤーを使用で
き、低コストになる。
【0035】請求項2記載の発明は、あらかじめ排水管
に押し上げ部材およびコントロールケーブルを取り付け
てから、この排水管をボウルの排水口の下方に導出した
接続管に接続することができる。従って、押し上げ部材
の取り付けは、排水管の入口の開放部付近であるため簡
単である。また、この作業を工場で行うことにより施工
性が向上する。
【0036】請求項3記載の発明は、接続管の下方部の
開口部に押し上げ部材を取り付けるので、簡単に作業が
できる。また、先に接続管に押し上げ部材を取り付け、
ボウルの排水口に下方よりこの接続管を取り付けること
により、施工性が向上する。
【0037】請求項4記載の発明は、簡単な構造の押し
上げ部材がボトルトラップに組み込まれることにより、
トラップを含めたコンパクトな構成となり、キャビネッ
ト内の収納空間を広くすることができる。
【0038】請求項5記載の発明は、レバーの一端を配
水管内壁に枢着し、他端をインナーワイヤーに連結する
だけの簡単な構造でケレップの押し上げがなされてい
る。従って、従来のインナーワイヤー先端部のシリンダ
ー等の複雑な構造は必要とせず、低コストになる。
【0039】請求項6記載の発明は、移動体にインナー
ワイヤーを連結するだけの簡単な構造で、ケレップの押
し上げがなされている。従って、請求項5記載の発明の
レバーよりもさらに構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における止水状態を示す
一部断面図である。
【図2】同上実施例の排水状態を示す一部断面図であ
る。
【図3】同上実施例の移動体を示す斜視図であり、
(A)は同上実施例の移動体、(B)はその変形例を表
している。
【図4】同上実施例の移動体、コントロールケーブルお
よび操作ノブの接続状体を示す斜視図である。
【図5】同上実施例の組み立て手順を示す一部断面図
で、(A)は全体図であり、(B)はコントロールケー
ブルと操作ノブとの接続を示す詳細図である。
【図6】本発明の第二の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図7】本発明の第三の実施例を示す一部断面図であ
る。
【図8】従来のキックレバー方式を示す一部断面図であ
る。
【図9】従来のレリーズ方式を示す一部断面図である。
【図10】従来のレリーズ方式のインナーワイヤー先端
部の構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】 1 ボウル 2 接続管 3 排水管 4 ケレップ 5 移動体 6 コントロールケーブル 7 操作ノブ 8 操作ノブケーシング 9 シャフト 10 インナーワイヤー導入口 11 ナット 12 アウターケーシング固定ナット 13 レバー 14 排水管 15 箱体 16 移動体 17 ロッド 18 キックレバー 19 レリーズ 20 ロッド 21 インナーワイヤー 22 シリンダー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボウルより下方に排水管を導出するとと
    もにケレップを排水口に挿入し、操作ノブの操作により
    ケレップを上下させて排水および止水を行う排水栓の開
    閉構造において、ケレップの下方部に排水流下路を有す
    る押し上げ部材を上下動自在に内配するとともに、前記
    の操作ノブと押し上げ部材とはコントロールケーブルに
    より連結され、押し上げ部材は操作ノブの引き上げ操作
    により引き上げられて、ケレップを押し上げることを特
    徴とする排水栓の開閉構造。
  2. 【請求項2】 ボウルの排水口より下方に接続管を導出
    し、この接続管に押し上げ部材が内配される排水管を接
    続することを特徴とする請求項1記載の排水栓の開閉構
  3. 【請求項3】 ボウルより下方に押し上げ部材が内配さ
    れる接続管を導出し、この接続管に排水管を接続するこ
    とを特徴とする請求項1記載の排水栓の開閉構造
  4. 【請求項4】 ボウルの下方に導出した排水管に箱体を
    取着し、その排水管の下端を箱体の底部に位置させると
    ともに、箱体の上側の端部に排水口を設けてボトルトラ
    ップを構成し、前記の排水管の下端に押し上げ部材を内
    配することを特徴とする請求項1記載の排水栓の開閉構
    造。
  5. 【請求項5】 押し上げ部材として、一端を排水管内壁
    に枢着し、他端をコントロールケーブルに連結したレバ
    ーを用いることを特徴とする請求項1ないし4記載の排
    水栓の開閉構造。
  6. 【請求項6】 押し上げ部材として、連結棒下部の排水
    管内を摺動自在に上下する移動体を用いることを特徴と
    する請求項1ないし4記載の排水栓の開閉構造。
JP23861093A 1993-09-27 1993-09-27 排水栓の開閉構造 Withdrawn JPH0790898A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204264A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Lixil Corp 排水栓装置

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JP2013204264A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Lixil Corp 排水栓装置

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