JPH0790759A - ワッペンの製造方法 - Google Patents
ワッペンの製造方法Info
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- JPH0790759A JPH0790759A JP4303819A JP30381992A JPH0790759A JP H0790759 A JPH0790759 A JP H0790759A JP 4303819 A JP4303819 A JP 4303819A JP 30381992 A JP30381992 A JP 30381992A JP H0790759 A JPH0790759 A JP H0790759A
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- JP
- Japan
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- patch
- shape
- lining
- wappen
- cushion
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- Woven Fabrics (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は厚く立体的であるにも拘らず細くシ
ャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されているワ
ッペンの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。 【構成】 本発明は、裏地12にワッペン11の外郭形
状よりも大きな外周を有する表地14の形状とクッショ
ン材13の形状とをマークし、このマークの位置に合わ
せて裏地12上にクッション材13を介して表地14を
載置し、これら表地14及び裏地12をワッペン11の
外郭形状に刺繍縫いして一体化した後、刺繍縫い線18
に沿って周囲をカットすることを特徴とするワッペンの
製造方法をその要旨としている。
ャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されているワ
ッペンの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。 【構成】 本発明は、裏地12にワッペン11の外郭形
状よりも大きな外周を有する表地14の形状とクッショ
ン材13の形状とをマークし、このマークの位置に合わ
せて裏地12上にクッション材13を介して表地14を
載置し、これら表地14及び裏地12をワッペン11の
外郭形状に刺繍縫いして一体化した後、刺繍縫い線18
に沿って周囲をカットすることを特徴とするワッペンの
製造方法をその要旨としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厚く立体的であるにも拘
らず細くシャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合さ
れているワッペンの製造方法に関する。
らず細くシャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合さ
れているワッペンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワッペン1は、図7及び図8に示
すように、ワッペンの外郭形状よりも大きな外周を有す
る裏地2上にクッション材3を介してワッペン1の外郭
形状と同じ外周を有する表地4を載置し、これら表地4
及び裏地2をワッペン1の外郭形状にかがり縫いして一
体化した後、かがり縫い線5に沿って裏地2の周囲を溶
断によりカットするという方法によって製造されてい
た。
すように、ワッペンの外郭形状よりも大きな外周を有す
る裏地2上にクッション材3を介してワッペン1の外郭
形状と同じ外周を有する表地4を載置し、これら表地4
及び裏地2をワッペン1の外郭形状にかがり縫いして一
体化した後、かがり縫い線5に沿って裏地2の周囲を溶
断によりカットするという方法によって製造されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のワッ
ペンの製造方法にあっては、ワッペンの外郭形状と同じ
外周を有する表地4をワッペンの外郭形状よりも大きな
外周を有する裏地2上にかがり縫いするという方法をと
っているので、厚く立体的なワッペンを製造しようとす
る場合にはかがり縫い部分の幅を広くとる必要があっ
た。具体的には従来の製造方法では、4mmの厚さのワ
ッペンを製造しようとする場合、少なくとも3.5mm
の幅のかがり縫い部分を必要としていた。このため、従
来の製造方法では4mm以上の厚さでかがり縫い部分の
縫い幅が3.5mm以下のワッペンは製造することがで
きなかった。
ペンの製造方法にあっては、ワッペンの外郭形状と同じ
外周を有する表地4をワッペンの外郭形状よりも大きな
外周を有する裏地2上にかがり縫いするという方法をと
っているので、厚く立体的なワッペンを製造しようとす
る場合にはかがり縫い部分の幅を広くとる必要があっ
た。具体的には従来の製造方法では、4mmの厚さのワ
ッペンを製造しようとする場合、少なくとも3.5mm
の幅のかがり縫い部分を必要としていた。このため、従
来の製造方法では4mm以上の厚さでかがり縫い部分の
縫い幅が3.5mm以下のワッペンは製造することがで
きなかった。
【0004】本発明は、この様な事情に鑑み成されたも
のであり、厚く立体的であるにも拘らず細くシャープな
刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されているワッペンの
製造方法を提供することを目的とするものである。
のであり、厚く立体的であるにも拘らず細くシャープな
刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されているワッペンの
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、裏地にワッペンの外郭形状よりも大きな
外周を有する表地の形状とクッション材の形状とをマー
クし、このマークの位置に合わせて裏地上にクッション
材を介して表地を載置し、これら表地及び裏地をワッペ
ンの外郭形状に刺繍縫いして一体化した後、刺繍縫い線
に沿って周囲をカットすることを特徴とするワッペンの
製造方法をその要旨とした。
め、本発明は、裏地にワッペンの外郭形状よりも大きな
外周を有する表地の形状とクッション材の形状とをマー
クし、このマークの位置に合わせて裏地上にクッション
材を介して表地を載置し、これら表地及び裏地をワッペ
ンの外郭形状に刺繍縫いして一体化した後、刺繍縫い線
に沿って周囲をカットすることを特徴とするワッペンの
製造方法をその要旨とした。
【0006】
【実施例】以下、本発明のワッペンの製造方法を図5及
び図6に示すような頭部を立体的にした猫のワッペン1
1を製造する場合を例にとって説明する。まず、図1、
図2、図5及び図6に示すように、裏地12にクッショ
ン材13の形状15と表地14の形状16とをミシンの
ステッチなどでマークしておく。
び図6に示すような頭部を立体的にした猫のワッペン1
1を製造する場合を例にとって説明する。まず、図1、
図2、図5及び図6に示すように、裏地12にクッショ
ン材13の形状15と表地14の形状16とをミシンの
ステッチなどでマークしておく。
【0007】次いで、この裏地12上にクッション材1
3と表地14とを載せる。クッション材13は立体感を
出そうとする頭部の形状に合わせて裁断されたものであ
る。表地14にはワッペンの外郭形状よりも大きな外周
を有するものを用い、この表地14には予め刺繍などに
よって猫の目と鼻からなる模様17を描いておく。そし
て、裏地12のマーク15、16の位置に合わせてクッ
ション材13を置き、更にこれを覆うように表地14を
裏地12上に載置する。この後、これらクッション材1
3及び表地14の位置がずれないように表地14を仮止
めする。
3と表地14とを載せる。クッション材13は立体感を
出そうとする頭部の形状に合わせて裁断されたものであ
る。表地14にはワッペンの外郭形状よりも大きな外周
を有するものを用い、この表地14には予め刺繍などに
よって猫の目と鼻からなる模様17を描いておく。そし
て、裏地12のマーク15、16の位置に合わせてクッ
ション材13を置き、更にこれを覆うように表地14を
裏地12上に載置する。この後、これらクッション材1
3及び表地14の位置がずれないように表地14を仮止
めする。
【0008】次いで、図3、図5及び図6に示すよう
に、表地14及び裏地12をワッペン11の外郭形状に
刺繍縫いして一体化する。本発明では、従来法のように
ワッペン11の外郭形状に裁断された表地14及び裏地
12の縁をかがり縫うのではなく、表地14及び裏地1
2の中央にワッペン11の外郭形状に沿って刺繍を施し
てこれらを一体化している。このため、表地14及び裏
地12を一体化する刺繍縫い線18の幅は、従来法のか
がり縫い線の幅に比べ、より細くシャープなものとな
り、しかも機械的強度の向上も計られることになる。
尚、ワッペン11の外郭形状に沿って刺繍を施すとき、
ワッペン11の外郭形状だけではなく、ワッペン11の
その他の必要な箇所(例えば手や足など)も図柄に沿っ
て刺繍していく。又、クッション材13を配置した箇所
の周囲を刺繍するときは、クッション材13の外縁から
1mm程外側を刺繍するとよい。
に、表地14及び裏地12をワッペン11の外郭形状に
刺繍縫いして一体化する。本発明では、従来法のように
ワッペン11の外郭形状に裁断された表地14及び裏地
12の縁をかがり縫うのではなく、表地14及び裏地1
2の中央にワッペン11の外郭形状に沿って刺繍を施し
てこれらを一体化している。このため、表地14及び裏
地12を一体化する刺繍縫い線18の幅は、従来法のか
がり縫い線の幅に比べ、より細くシャープなものとな
り、しかも機械的強度の向上も計られることになる。
尚、ワッペン11の外郭形状に沿って刺繍を施すとき、
ワッペン11の外郭形状だけではなく、ワッペン11の
その他の必要な箇所(例えば手や足など)も図柄に沿っ
て刺繍していく。又、クッション材13を配置した箇所
の周囲を刺繍するときは、クッション材13の外縁から
1mm程外側を刺繍するとよい。
【0009】次に、図4、図5及び図6に示すように、
裏地12に熱融着性のフィルムを張り付け、この後表地
14及び裏地12の刺繍縫いされた線18に沿ってその
外側周囲を高周波シール又は熱シールしてカットしワッ
ペン11を得ることができる。
裏地12に熱融着性のフィルムを張り付け、この後表地
14及び裏地12の刺繍縫いされた線18に沿ってその
外側周囲を高周波シール又は熱シールしてカットしワッ
ペン11を得ることができる。
【0010】尚、本発明のワッペンの製造方法は上記実
施例に記載のものに限定されるものではなく、例えば裏
地12への熱融着性フィルムの張り付けを省略するな
ど、特許請求の範囲に記載した範囲で自由に変更するこ
とができる。
施例に記載のものに限定されるものではなく、例えば裏
地12への熱融着性フィルムの張り付けを省略するな
ど、特許請求の範囲に記載した範囲で自由に変更するこ
とができる。
【0011】
【発明の効果】上記構成を備えたことにより、本発明の
ワッペンの製造方法にあっては、裏地にワッペンの外郭
形状よりも大きな外周を有する表地の形状とクッション
材の形状とをマークし、このマークの位置に合わせて裏
地上にクッション材を介して表地を載置し、これら表地
及び裏地をワッペンの外郭形状に刺繍縫いして一体化し
た後、刺繍縫い線に沿って周囲をカットするようにした
ので、例えば厚さが30mmで周囲の刺繍縫い線の幅が
1mmのワッペンなど、厚く立体的であるにも拘らず細
くシャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されてい
るワッペンを製造することができる。
ワッペンの製造方法にあっては、裏地にワッペンの外郭
形状よりも大きな外周を有する表地の形状とクッション
材の形状とをマークし、このマークの位置に合わせて裏
地上にクッション材を介して表地を載置し、これら表地
及び裏地をワッペンの外郭形状に刺繍縫いして一体化し
た後、刺繍縫い線に沿って周囲をカットするようにした
ので、例えば厚さが30mmで周囲の刺繍縫い線の幅が
1mmのワッペンなど、厚く立体的であるにも拘らず細
くシャープな刺繍縫い線でワッペン周囲が縫合されてい
るワッペンを製造することができる。
【図1】表地の形状とクッション材の形状とをマークし
た裏地と表地とを示した平面図
た裏地と表地とを示した平面図
【図2】裏地上にクッション材と表地とを載置した状態
を示す平面図
を示す平面図
【図3】裏地及び表地をワッペンの外郭形状に刺繍縫い
して一体化した状態を示す平面図
して一体化した状態を示す平面図
【図4】裏地に熱融着性のフィルムを張り付けた状態を
示す一部破断平面図
示す一部破断平面図
【図5】本発明のワッペンの製造方法により製造された
ワッペンを示す平面図
ワッペンを示す平面図
【図6】図5のAB線で切断した拡大断面図
【図7】従来のワッペンの製造方法に従って表地と裏地
とをかがり縫いした状態を示す拡大断面図
とをかがり縫いした状態を示す拡大断面図
【図8】同じく従来のワッペンの製造方法に従って裏地
をカットした状態を示す拡大断面図
をカットした状態を示す拡大断面図
12・・・裏地 13・・・クッション材 14・・・表地 15、16・・・マーク 18・・・刺繍縫いされた線
Claims (1)
- 【請求項1】 裏地にワッペンの外郭形状よりも大きな
外周を有する表地の形状とクッション材の形状とをマー
クし、このマークの位置に合わせて裏地上にクッション
材を介して表地を載置し、これら表地及び裏地をワッペ
ンの外郭形状に刺繍縫いして一体化した後、刺繍縫い線
に沿って周囲をカットすることを特徴とするワッペンの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303819A JP2719871B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ワッペンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303819A JP2719871B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ワッペンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0790759A true JPH0790759A (ja) | 1995-04-04 |
JP2719871B2 JP2719871B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=17925691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4303819A Expired - Fee Related JP2719871B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ワッペンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719871B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100771371B1 (ko) * | 2007-01-18 | 2007-10-30 | 권보애 | 장식용 걸이 및 그 제조 방법 |
FR2905125A1 (fr) * | 2006-08-25 | 2008-02-29 | Cyril Weill | Procede de fabrication d'un element textile de type boutis |
KR101403792B1 (ko) * | 2013-04-02 | 2014-06-03 | 조하나 | 직물 장신구의 제작 방법 및 그 직물 장신구 |
JP2014231655A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | ハマナカ株式会社 | フェルティング刺繍用下絵シート、フェルティング刺繍方法、並びにこのフェルティング刺繍方法を用いて製作された刺繍生地及びワッペン |
JP2019002115A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 陽一 合田 | 立体刺繍品及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102817191A (zh) * | 2012-09-11 | 2012-12-12 | 际华三五四三针织服饰有限公司 | 立体绣制作方法以及立体绣 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834545U (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-25 | ||
JPS5841962A (ja) * | 1981-09-05 | 1983-03-11 | 株式会社東京宝来社 | 刺繍型ワツペンの製法 |
JPS5994665A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-31 | 株式会社 ピリカ | アツプリケの刺繍方法 |
JPS61172198U (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-25 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP4303819A patent/JP2719871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4834545U (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-25 | ||
JPS5841962A (ja) * | 1981-09-05 | 1983-03-11 | 株式会社東京宝来社 | 刺繍型ワツペンの製法 |
JPS5994665A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-31 | 株式会社 ピリカ | アツプリケの刺繍方法 |
JPS61172198U (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-25 |
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KR100771371B1 (ko) * | 2007-01-18 | 2007-10-30 | 권보애 | 장식용 걸이 및 그 제조 방법 |
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JP2014231655A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | ハマナカ株式会社 | フェルティング刺繍用下絵シート、フェルティング刺繍方法、並びにこのフェルティング刺繍方法を用いて製作された刺繍生地及びワッペン |
JP2019002115A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 陽一 合田 | 立体刺繍品及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2719871B2 (ja) | 1998-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |