JPH0790629B2 - 農業用塩化ビニル樹脂フィルム - Google Patents
農業用塩化ビニル樹脂フィルムInfo
- Publication number
- JPH0790629B2 JPH0790629B2 JP3032344A JP3234491A JPH0790629B2 JP H0790629 B2 JPH0790629 B2 JP H0790629B2 JP 3032344 A JP3032344 A JP 3032344A JP 3234491 A JP3234491 A JP 3234491A JP H0790629 B2 JPH0790629 B2 JP H0790629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- chloride resin
- film
- weight
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業用ビニルハウスある
いはトンネルに使用するに適した農業用塩化ビニル樹脂
フィルムに関する。
いはトンネルに使用するに適した農業用塩化ビニル樹脂
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】現代の農業においてはハウス栽培が広く
普及している。その掩蓋資材としては、ガラス、塩化ビ
ニル樹脂フィルム、ポリエチレンフィルム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体フィルム等が使用されている。その
中で塩化ビニル樹脂フィルムは透明性、保温性、物理的
強度のバランスが良く、価格も比較的安価なために掩蓋
資材の代表的存在となっている。しかし、通常、塩化ビ
ニル樹脂フィルムは、この中に含まれているフタル酸ジ
−2−エチルヘキシルを主体とする可塑剤やその他の添
加剤の影響によって特に夏場などの高温時にフィルムの
表面にベタツキが生じ、このベタツキを生じたフィルム
には土壌や塵埃が付着して透明性が失われ、掩蓋資材と
しての機能が低下する結果、1〜2年置きに張り替えが
必要であった。また経時的に伸び率が低下する結果ハウ
ス等の巻き上げ作業等で張力により破れ等の問題があっ
た。
普及している。その掩蓋資材としては、ガラス、塩化ビ
ニル樹脂フィルム、ポリエチレンフィルム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体フィルム等が使用されている。その
中で塩化ビニル樹脂フィルムは透明性、保温性、物理的
強度のバランスが良く、価格も比較的安価なために掩蓋
資材の代表的存在となっている。しかし、通常、塩化ビ
ニル樹脂フィルムは、この中に含まれているフタル酸ジ
−2−エチルヘキシルを主体とする可塑剤やその他の添
加剤の影響によって特に夏場などの高温時にフィルムの
表面にベタツキが生じ、このベタツキを生じたフィルム
には土壌や塵埃が付着して透明性が失われ、掩蓋資材と
しての機能が低下する結果、1〜2年置きに張り替えが
必要であった。また経時的に伸び率が低下する結果ハウ
ス等の巻き上げ作業等で張力により破れ等の問題があっ
た。
【0003】この農業用塩化ビニル樹脂フィルムのベタ
ツキに端を発する1〜2年毎の張り替え作業は農業者の
高齢化が進む中で大きな負担となってきており、フィル
ムの透明性を損なう土壌や塵埃の付着の防止すなわち防
塵性の改善は、省力化の点で強く望まれるところであ
る。また伸びの経時的低下についても農ビフィルムの長
期使用の観点から強く望まれる所である。これらを改善
するため、ベタツキについては可塑剤添加量の低減、主
体となる可塑剤の種類の選択、更にはフィルム表面への
アクリル樹脂等のコーティングによる防塵性の付与等の
種々の方法が提案されてきた。また伸びの低下を改善す
る為には可塑剤の増量、主体となる可塑剤の種類の選択
等が提案されている。
ツキに端を発する1〜2年毎の張り替え作業は農業者の
高齢化が進む中で大きな負担となってきており、フィル
ムの透明性を損なう土壌や塵埃の付着の防止すなわち防
塵性の改善は、省力化の点で強く望まれるところであ
る。また伸びの経時的低下についても農ビフィルムの長
期使用の観点から強く望まれる所である。これらを改善
するため、ベタツキについては可塑剤添加量の低減、主
体となる可塑剤の種類の選択、更にはフィルム表面への
アクリル樹脂等のコーティングによる防塵性の付与等の
種々の方法が提案されてきた。また伸びの低下を改善す
る為には可塑剤の増量、主体となる可塑剤の種類の選択
等が提案されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする問題点】上記の、農業用塩
化ビニル樹脂フィルムのベタツキを改善するための方法
は、それぞれに欠点がある。即ち、可塑剤添加量の低減
は特に冬場などの低温時の柔軟性低下によるトラブルの
原因となる。主力となる可塑剤の種類の選択について
は、フタル酸ジイソノニルを利用する方法が提案されて
いる[特公平1-43,778]。この方法はベタツキの改善に
効果はあるが、フィルムの引裂荷重が低いのが難点であ
り、防塵性の点で十分ではない。伸びの改良の方法につ
いてもそれぞれ欠点があり即ち可塑剤の増量は伸び率は
大きくなるもののベタツキが低下する。
化ビニル樹脂フィルムのベタツキを改善するための方法
は、それぞれに欠点がある。即ち、可塑剤添加量の低減
は特に冬場などの低温時の柔軟性低下によるトラブルの
原因となる。主力となる可塑剤の種類の選択について
は、フタル酸ジイソノニルを利用する方法が提案されて
いる[特公平1-43,778]。この方法はベタツキの改善に
効果はあるが、フィルムの引裂荷重が低いのが難点であ
り、防塵性の点で十分ではない。伸びの改良の方法につ
いてもそれぞれ欠点があり即ち可塑剤の増量は伸び率は
大きくなるもののベタツキが低下する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、農業用塩
化ビニル樹脂フィルムの持つ優れた性質を損なう事なく
防塵性を改善する方法について検討を重ねた結果、塩化
ビニル樹脂に可塑剤としてフタル酸ジ−2−プロピルヘ
プチルを配合しフィルムの少なくとも一面にアクリル系
重合体の被覆剤を塗布することによって所期の目的が達
成される事を見いだした。本発明は、フタル酸エステル
系可塑剤および界面活性剤を含む農業用フィルムにおい
て、フタル酸エステル系可塑剤としてフタル酸ジ−2−
プロピルヘプチルを塩化ビニル樹脂100重量部に対し
10〜60重量部配合しフィルムの少なくとも一面にア
クリル系重合体の被覆剤を塗布することを特徴とする農
業用塩化ビニル樹脂フィルムを提供するものである。
化ビニル樹脂フィルムの持つ優れた性質を損なう事なく
防塵性を改善する方法について検討を重ねた結果、塩化
ビニル樹脂に可塑剤としてフタル酸ジ−2−プロピルヘ
プチルを配合しフィルムの少なくとも一面にアクリル系
重合体の被覆剤を塗布することによって所期の目的が達
成される事を見いだした。本発明は、フタル酸エステル
系可塑剤および界面活性剤を含む農業用フィルムにおい
て、フタル酸エステル系可塑剤としてフタル酸ジ−2−
プロピルヘプチルを塩化ビニル樹脂100重量部に対し
10〜60重量部配合しフィルムの少なくとも一面にア
クリル系重合体の被覆剤を塗布することを特徴とする農
業用塩化ビニル樹脂フィルムを提供するものである。
【0006】本発明においてフタル酸ジ−2−プロピル
ヘプチルとは、フタル酸または無水フタル酸と2−プロ
ピルヘプタノールの反応によって得られるエステルであ
る。2−プロピルヘプタノールは、例えば、オレフィン
としてブテン−1を用いるオキソ合成によってn−バレ
ルアルデヒドを製造し、n−バレルアルデヒドのアルド
ール縮合とその生成物の脱水反応によって2−プロピル
ヘプテナールを製造し、この2−プロピルヘプテナール
の水素添加反応によって合成する事ができる。本発明に
おいて塩化ビニル樹脂とは、ポリ塩化ビニルおよび塩化
ビニルコポリマーであり、塩化ビニルコポリマーとは塩
化ビニルを主体としこれと他のモノマー、例えばエチレ
ン、プロピレン、酢酸ビニル、アルキルビニルエーテ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等との
コポリマーが挙げられるが、本発明は上記の樹脂の種類
に制限されるものではない。
ヘプチルとは、フタル酸または無水フタル酸と2−プロ
ピルヘプタノールの反応によって得られるエステルであ
る。2−プロピルヘプタノールは、例えば、オレフィン
としてブテン−1を用いるオキソ合成によってn−バレ
ルアルデヒドを製造し、n−バレルアルデヒドのアルド
ール縮合とその生成物の脱水反応によって2−プロピル
ヘプテナールを製造し、この2−プロピルヘプテナール
の水素添加反応によって合成する事ができる。本発明に
おいて塩化ビニル樹脂とは、ポリ塩化ビニルおよび塩化
ビニルコポリマーであり、塩化ビニルコポリマーとは塩
化ビニルを主体としこれと他のモノマー、例えばエチレ
ン、プロピレン、酢酸ビニル、アルキルビニルエーテ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等との
コポリマーが挙げられるが、本発明は上記の樹脂の種類
に制限されるものではない。
【0007】本発明において、フタル酸エステル系可塑
剤のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチルの配合量は、塩
化ビニル樹脂100重量部に対し10〜60重量部配合
することを特長とし、30〜55重量部が特に好まし
い。配合量が10重量部未満ではフィルム柔軟性が不十
分であり、60重量部を超える場合はフィルムの機械的
強度が低下し、ベタツキも出てくるため好ましくない。
本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムには、フタル酸
エステル系可塑剤を含有しており、さらに一般に塩化ビ
ニル樹脂に使用される可塑剤を併用することができる。
この場合、塩化ビニル樹脂100重量部に対しフタル酸
ジ−2−プロピルヘプチルの10〜60重量部を含め、
可塑剤の全体量として40〜60重量部を配合するのが
好ましい。
剤のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチルの配合量は、塩
化ビニル樹脂100重量部に対し10〜60重量部配合
することを特長とし、30〜55重量部が特に好まし
い。配合量が10重量部未満ではフィルム柔軟性が不十
分であり、60重量部を超える場合はフィルムの機械的
強度が低下し、ベタツキも出てくるため好ましくない。
本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムには、フタル酸
エステル系可塑剤を含有しており、さらに一般に塩化ビ
ニル樹脂に使用される可塑剤を併用することができる。
この場合、塩化ビニル樹脂100重量部に対しフタル酸
ジ−2−プロピルヘプチルの10〜60重量部を含め、
可塑剤の全体量として40〜60重量部を配合するのが
好ましい。
【0008】本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムに
併用することができる可塑剤としては、リン酸トリオク
チル、リン酸トリクレジル、リン酸トリフェニル、リン
酸トリキシレニルなどのリン酸エステル系可塑剤を挙げ
ることができ、このリン酸エステル系可塑剤は、耐候安
定性と可塑化効果を兼ねそなえたものである。さらに可
塑剤としては、例えば、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジ−2−エチル
ヘキシル、エポキシ化大豆油、など一般に用いるものを
挙げることができ、これらを2種以上併用してもよい。
本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムに用いられる界
面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパル
ミテートが挙げられることができ、この界面活性剤は防
曇効果のためである。
併用することができる可塑剤としては、リン酸トリオク
チル、リン酸トリクレジル、リン酸トリフェニル、リン
酸トリキシレニルなどのリン酸エステル系可塑剤を挙げ
ることができ、このリン酸エステル系可塑剤は、耐候安
定性と可塑化効果を兼ねそなえたものである。さらに可
塑剤としては、例えば、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジ−2−エチル
ヘキシル、エポキシ化大豆油、など一般に用いるものを
挙げることができ、これらを2種以上併用してもよい。
本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムに用いられる界
面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパル
ミテートが挙げられることができ、この界面活性剤は防
曇効果のためである。
【0009】本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムに
は、塩化ビニル樹脂、可塑剤および界面活性剤ほか、必
要に応じて安定剤、安定化助剤、酸化防止剤、滑剤、紫
外線吸収剤、着色剤等を配合することができる。安定剤
としては、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、リシノール酸カルシ
ウム、ラウリン酸バリウムのような金属石鹸系安定剤
類、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレイン酸エ
ステル、ジオクチル錫メルカプタイドのような有機錫系
安定剤類等を挙げることができる。安定化助剤としては
例えば、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸トリ−2−エ
チルヘキシル、亜リン酸トリノニルフェニルのような亜
リン酸エステル類、酸化防止剤としては、例えば、t−
ブチルヒドロキシトルエン、ジラウリルチオジプロピオ
ネートが挙げられる。滑剤としては、例えば、ステアリ
ン酸、ステアリン酸アミド、ポリエチレンワックスが挙
げられ、紫外線吸収剤としては、例えば、2−(5−メ
チル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールが挙げられ
る。着色剤としては、例えば、フタロシアニンブルー、
酸化チタン、カーボンブラックが挙げられる。
は、塩化ビニル樹脂、可塑剤および界面活性剤ほか、必
要に応じて安定剤、安定化助剤、酸化防止剤、滑剤、紫
外線吸収剤、着色剤等を配合することができる。安定剤
としては、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、リシノール酸カルシ
ウム、ラウリン酸バリウムのような金属石鹸系安定剤
類、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレイン酸エ
ステル、ジオクチル錫メルカプタイドのような有機錫系
安定剤類等を挙げることができる。安定化助剤としては
例えば、亜リン酸トリフェニル、亜リン酸トリ−2−エ
チルヘキシル、亜リン酸トリノニルフェニルのような亜
リン酸エステル類、酸化防止剤としては、例えば、t−
ブチルヒドロキシトルエン、ジラウリルチオジプロピオ
ネートが挙げられる。滑剤としては、例えば、ステアリ
ン酸、ステアリン酸アミド、ポリエチレンワックスが挙
げられ、紫外線吸収剤としては、例えば、2−(5−メ
チル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシフ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールが挙げられ
る。着色剤としては、例えば、フタロシアニンブルー、
酸化チタン、カーボンブラックが挙げられる。
【0010】本発明のアクリル系重合体の被覆剤におい
て、アクリル系重合体とは、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル類、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等
のメタクリル酸アルキルエステル類、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、
フマール酸等のα,β−不飽和酸類またはこれらのエス
テル類、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
等のα,β−不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル類
を主成分として得られる重合体または共重合体またはこ
れらの混合物であり、好ましくはメチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、メタクリル酸および2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレートを主成分とする共重合体
である。これらの共重合体の副成分としてはエチレン、
プロピレン、アクリルアミド、スチレン、プロピオン酸
ビニル等を挙げることができる。上記のアクリル系重合
体の被覆剤には、アクリル系重合体に塩化ビニル系樹脂
を添加してもよい。
て、アクリル系重合体とは、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル類、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチル
メタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等
のメタクリル酸アルキルエステル類、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、
フマール酸等のα,β−不飽和酸類またはこれらのエス
テル類、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート
等のα,β−不飽和酸のヒドロキシアルキルエステル類
を主成分として得られる重合体または共重合体またはこ
れらの混合物であり、好ましくはメチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、メタクリル酸および2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレートを主成分とする共重合体
である。これらの共重合体の副成分としてはエチレン、
プロピレン、アクリルアミド、スチレン、プロピオン酸
ビニル等を挙げることができる。上記のアクリル系重合
体の被覆剤には、アクリル系重合体に塩化ビニル系樹脂
を添加してもよい。
【0011】アクリル系重合体の被覆剤の塗布量は、厚
さで0.2〜10μを塗布するのが好ましい。0.2μ
より少ない場合には均一な塗布が困難になり防塵効果が
減少し、10μより多いと価格が増大するばかりか塗布
が困難になることがある。また塗布を行なうには、アク
リル系重合体を溶解する溶剤に溶かして行なえば容易で
ある。溶剤としては、一般に、アセトン、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、メチルセロソルブ等が単独また
は混合して使用される。溶剤中のアクリル系重合体の濃
度は使用する重合体の性質によって異なりとくに限定し
ないが10〜30重量%が好ましい。
さで0.2〜10μを塗布するのが好ましい。0.2μ
より少ない場合には均一な塗布が困難になり防塵効果が
減少し、10μより多いと価格が増大するばかりか塗布
が困難になることがある。また塗布を行なうには、アク
リル系重合体を溶解する溶剤に溶かして行なえば容易で
ある。溶剤としては、一般に、アセトン、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、メチルセロソルブ等が単独また
は混合して使用される。溶剤中のアクリル系重合体の濃
度は使用する重合体の性質によって異なりとくに限定し
ないが10〜30重量%が好ましい。
【0012】本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルム
は、上記のように塩化ビニル樹脂にフタル酸エステル系
可塑剤、リン酸エステル系可塑剤および界面活性剤を配
合したものを、フィルム状に成形し、さらにその少なく
とも一面にアクリル系重合体の被覆剤を塗布したもので
あり、製造手段としては、一般に使用されているリボン
ブレンダーやヘンシェル型ミキサー等の混合設備、バン
バリーミキサーや2本ロール等の混練設備、カレンダー
ロールやTダイを装備した押出機といったフィルム成形
設備、スクイズコーター、グラビヤコーター等の塗布設
備を用いることができる。本発明の農業用塩化ビニル樹
脂フィルムは、ハウスやトンネルの外側が必ず被覆剤の
塗布面になるように設置する。
は、上記のように塩化ビニル樹脂にフタル酸エステル系
可塑剤、リン酸エステル系可塑剤および界面活性剤を配
合したものを、フィルム状に成形し、さらにその少なく
とも一面にアクリル系重合体の被覆剤を塗布したもので
あり、製造手段としては、一般に使用されているリボン
ブレンダーやヘンシェル型ミキサー等の混合設備、バン
バリーミキサーや2本ロール等の混練設備、カレンダー
ロールやTダイを装備した押出機といったフィルム成形
設備、スクイズコーター、グラビヤコーター等の塗布設
備を用いることができる。本発明の農業用塩化ビニル樹
脂フィルムは、ハウスやトンネルの外側が必ず被覆剤の
塗布面になるように設置する。
【0013】
【発明の効果】本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルム
は、フタル酸ジ−2−プロピルヘプチルを特定量配合し
フィルムの少なくとも一面にアクリル系重合体の被覆剤
を塗布することを特長とするもので、従来の農業用塩化
ビニル樹脂フィルムのベタツキ性、伸びの経時的低下が
改善され、ベタツキによつて生じる塵の付着や汚染が防
止され防塵性が改善された。また同様に伸びの経時的低
下が改善され長い期間の使用が改善された。
は、フタル酸ジ−2−プロピルヘプチルを特定量配合し
フィルムの少なくとも一面にアクリル系重合体の被覆剤
を塗布することを特長とするもので、従来の農業用塩化
ビニル樹脂フィルムのベタツキ性、伸びの経時的低下が
改善され、ベタツキによつて生じる塵の付着や汚染が防
止され防塵性が改善された。また同様に伸びの経時的低
下が改善され長い期間の使用が改善された。
【0014】
【実施例】本発明の農業用塩化ビニル樹脂フィルムの優
れた性質について、実施例によって更に具体的に説明す
る。なお、実施例と比較例の配合に使用したフタル酸ジ
−2−プロピルヘプチルは、市販のバレルアルデヒドの
アルドール縮合と脱水反応によって得られた2−プロピ
ルヘプテナールに水素添加を行なって2−プロピルヘプ
タノールを得、これと市販の無水フタル酸とのエステル
化反応により合成した。これらの品質の評価および判定
法は次のとうりとした。
れた性質について、実施例によって更に具体的に説明す
る。なお、実施例と比較例の配合に使用したフタル酸ジ
−2−プロピルヘプチルは、市販のバレルアルデヒドの
アルドール縮合と脱水反応によって得られた2−プロピ
ルヘプテナールに水素添加を行なって2−プロピルヘプ
タノールを得、これと市販の無水フタル酸とのエステル
化反応により合成した。これらの品質の評価および判定
法は次のとうりとした。
【0015】〔ベタツキ剥離荷重〕50×120mmに裁
断した厚さ0.075mmの試験用フィルムを2枚アクリ
ル系重合体の被覆剤の塗布面と非塗布面が接するように
して重ね合わせ、その片側50×50mmを上下から平滑
な50×50mmのガラス板(厚さ1mm)で挟む。更に上
のガラス板に1Kgの荷重を乗せ、これを温度70℃、湿
度80%の恒温恒湿槽に入れて2時間放置する。2時間
後これを恒温恒湿槽より取出し、直ちに荷重とガラス板
を取り除き、23℃、湿度50%の部屋に24時間放置
する。その後、この2枚重ねのフィルムサンプルの荷重
を乗せなかった側の端を1枚づつそれぞれ引張試験機の
つかみ金具の上下に取り付け、重ね合わせた2枚のフィ
ルムを剥離させるのに要する力を測定した。3組のフィ
ルムサンプルについて測定を行い、その値の平均を測定
値とした。測定値の数値が小さい程ベタツキが少なくフ
ィルム同士の剥離が良好となる。
断した厚さ0.075mmの試験用フィルムを2枚アクリ
ル系重合体の被覆剤の塗布面と非塗布面が接するように
して重ね合わせ、その片側50×50mmを上下から平滑
な50×50mmのガラス板(厚さ1mm)で挟む。更に上
のガラス板に1Kgの荷重を乗せ、これを温度70℃、湿
度80%の恒温恒湿槽に入れて2時間放置する。2時間
後これを恒温恒湿槽より取出し、直ちに荷重とガラス板
を取り除き、23℃、湿度50%の部屋に24時間放置
する。その後、この2枚重ねのフィルムサンプルの荷重
を乗せなかった側の端を1枚づつそれぞれ引張試験機の
つかみ金具の上下に取り付け、重ね合わせた2枚のフィ
ルムを剥離させるのに要する力を測定した。3組のフィ
ルムサンプルについて測定を行い、その値の平均を測定
値とした。測定値の数値が小さい程ベタツキが少なくフ
ィルム同士の剥離が良好となる。
【0016】〔防塵性〕塗布面を外側にハウス張り(ト
ンネル式、長さ2 m、直径1 mに昭和63年10月より翌年
平成元年3 月迄の5 ヵ月間)した。そのフィルムサンプ
ルの曇価をヘイズメ−タ{日本電色(株)ASTM−D
−1003}で測定した。測定は3回繰り返しその平均
値を測定値とした。測定値の数値が小さい程防塵性が良
好となる。 〔伸び特性〕塗布面を外側に屋外暴露張り
(JIS−A−1410)した。屋外暴露は昭和63年
7月12日より平成2年9月14日迄の約26ヵ月間熊
本にて実施した。伸びの測定方法はJIS−K−673
2を用い伸び残率(屋外暴露後の伸び÷屋外暴露前の伸
び×1 0 0 )として表−1に示した。測定は縦方向で3
回繰り返しその平均値を測定値とした。測定値の数値が
大きい程伸び特性が良好となる。
ンネル式、長さ2 m、直径1 mに昭和63年10月より翌年
平成元年3 月迄の5 ヵ月間)した。そのフィルムサンプ
ルの曇価をヘイズメ−タ{日本電色(株)ASTM−D
−1003}で測定した。測定は3回繰り返しその平均
値を測定値とした。測定値の数値が小さい程防塵性が良
好となる。 〔伸び特性〕塗布面を外側に屋外暴露張り
(JIS−A−1410)した。屋外暴露は昭和63年
7月12日より平成2年9月14日迄の約26ヵ月間熊
本にて実施した。伸びの測定方法はJIS−K−673
2を用い伸び残率(屋外暴露後の伸び÷屋外暴露前の伸
び×1 0 0 )として表−1に示した。測定は縦方向で3
回繰り返しその平均値を測定値とした。測定値の数値が
大きい程伸び特性が良好となる。
【0017】実施例1〜3 平均重合度1300のポリ塩化ビニル(共同塩ビ販売
(株);SM)100重量部に対し、フタル酸ジ−2−プ
ロピルヘプチル(DPHP)30〜55重量部、トリク
レジルフォスフェート(TCP)5重量部、エポキシ化
大豆油3重量部、バリウム−亜鉛系複合安定剤1.5重
量部、ソルビタンモノパルミテート1.5重量部、メチ
レンビスステアリン酸アミド0.5重量部よりなる組成
物に表−1に示した重量部の可塑剤を配合し、これを1
75℃の試験ロールにて5分間混練し、厚さ0.075
mmのフィルムサンプルを作成した。次にメタクリル酸メ
チル系被覆剤(大阪有機化学工業;OCVR−001)
を、酢酸エチル溶剤に17重量%溶解し上記のフィルム
サンプルの片面にグラビヤコーターで塗布した後、80
〜100℃の熱風乾燥炉で30秒間乾燥し、1.7μ前
後のメタクリル酸メチル系被覆剤の塗膜で被覆した。
(株);SM)100重量部に対し、フタル酸ジ−2−プ
ロピルヘプチル(DPHP)30〜55重量部、トリク
レジルフォスフェート(TCP)5重量部、エポキシ化
大豆油3重量部、バリウム−亜鉛系複合安定剤1.5重
量部、ソルビタンモノパルミテート1.5重量部、メチ
レンビスステアリン酸アミド0.5重量部よりなる組成
物に表−1に示した重量部の可塑剤を配合し、これを1
75℃の試験ロールにて5分間混練し、厚さ0.075
mmのフィルムサンプルを作成した。次にメタクリル酸メ
チル系被覆剤(大阪有機化学工業;OCVR−001)
を、酢酸エチル溶剤に17重量%溶解し上記のフィルム
サンプルの片面にグラビヤコーターで塗布した後、80
〜100℃の熱風乾燥炉で30秒間乾燥し、1.7μ前
後のメタクリル酸メチル系被覆剤の塗膜で被覆した。
【0018】比較例1 実施例1のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチル(DPH
P)45重量部を、65重量部に変更した他は実施例1
と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1に示す通
りであった。 比較例2 実施例1のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチル(DPH
P)45重量部を、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル
(DOP)45重量部に変更し、その他は実施例1と同
様の試験を行なった。測定の結果は表−1に示す通りで
あった。
P)45重量部を、65重量部に変更した他は実施例1
と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1に示す通
りであった。 比較例2 実施例1のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチル(DPH
P)45重量部を、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル
(DOP)45重量部に変更し、その他は実施例1と同
様の試験を行なった。測定の結果は表−1に示す通りで
あった。
【0019】比較例3 実施例1のフタル酸ジ−2−プロピルヘプチル(DPH
P)45重量部を、フタル酸ジイソノニル(積水化学工
業(株)製:DINP)45重量部に変更し、その他は実
施例1と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1に
示す通りであった。 比較例4 実施例1のフィルム(被覆剤無し)を用い、その他は実
施例−1と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1
に示す通りであった。
P)45重量部を、フタル酸ジイソノニル(積水化学工
業(株)製:DINP)45重量部に変更し、その他は実
施例1と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1に
示す通りであった。 比較例4 実施例1のフィルム(被覆剤無し)を用い、その他は実
施例−1と同様の試験を行なった。測定の結果は表−1
に示す通りであった。
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 フタル酸エステル系可塑剤および界
面活性剤を含む農業用フィルムにおいて、フタル酸エス
テル系可塑剤としてフタル酸ジ−2−プロピルヘプチル
を塩化ビニル樹脂100重量部に対し10〜60重量部
配合する塩化ビニル樹脂フィルムの少なくとも一面にア
クリル系重合体の被覆剤を塗布することを特長とする農
業用塩化ビニル樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032344A JPH0790629B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032344A JPH0790629B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299924A JPH04299924A (ja) | 1992-10-23 |
JPH0790629B2 true JPH0790629B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12356346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3032344A Expired - Fee Related JPH0790629B2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790629B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07331008A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-19 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 印刷用塩化ビニル系樹脂フィルム |
US7291748B2 (en) | 2005-07-28 | 2007-11-06 | Basf Corporation | C10/C7 ester mixtures based on 2-propylheptanol |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2921089A (en) * | 1957-11-27 | 1960-01-12 | Eastman Kodak Co | 2-propylheptanol and its esters |
JPS52141330A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-25 | Mitsui Toatsu Chemicals | Polyvinyl chloride film for farming |
JPS62178341A (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-05 | 三菱化学エムケーブイ株式会社 | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム |
JPS6366250A (ja) * | 1986-09-08 | 1988-03-24 | Achilles Corp | ナス裁培方法 |
JPS6443778A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-16 | Furuno Electric Co | Position display device for drifting body |
JP2773290B2 (ja) * | 1988-10-25 | 1998-07-09 | 三菱化学株式会社 | 可塑剤及び可塑剤用アルコール |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP3032344A patent/JPH0790629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04299924A (ja) | 1992-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CZ299401B6 (cs) | Kapalné kompozice s obsahem glykolbenzoatu a polymerní smesi, které je obsahují | |
DE69308296T2 (de) | Weichmacherbeständiger haftkleber für markierungsfilm aus vinyl-polymer | |
US5676742A (en) | Mono and dibenzoate ester blends as caulk plasticizers that are bioresistant to fungal growth | |
US5191007A (en) | PVC membrane for swimming pool liner | |
JPH0790629B2 (ja) | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム | |
DE2826099B2 (de) | Zerstörbarer Markierungsfilm | |
DE69931668T2 (de) | Druckempfindlicher Klebstoff und Oberflächenschutz | |
KR100406623B1 (ko) | 감압 접착제 및 표면 보호재 | |
JPH05306343A (ja) | 軟質ポリ塩化ビニル樹脂系防水シート | |
JPS6351458B2 (ja) | ||
JPH04104740A (ja) | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム | |
DE2317652B2 (de) | Schlagfeste PVC-Mischungen Bayer AG, 5090 Leverkusen | |
JP2575463B2 (ja) | 農業用合成樹脂被覆材 | |
JPH05194761A (ja) | 塩化ビニル樹脂フィルム | |
JPH0820698A (ja) | 塩化ビニル樹脂組成物 | |
US3943097A (en) | Polyvinyl chloride compositions containing trixylyl phospate and a second plasticizer | |
JPS5819348A (ja) | 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム | |
US2874145A (en) | Vinyl resin compositions stabilized with lead chloride-lead silicate complexes | |
JP2587280B2 (ja) | ポリ塩化ビニル系樹脂粘着フイルム | |
JP2001061356A (ja) | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム | |
US2632746A (en) | Fungi and bacteria resistant polyvinyl halide compositions | |
JPH04258641A (ja) | 軟質塩化ビニル樹脂フィルム | |
JPH05194810A (ja) | 農業用塩化ビニル樹脂フィルム | |
JP2001016996A (ja) | 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム | |
JP2654097B2 (ja) | 農業用合成樹脂被覆材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071004 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081004 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |