JPH0790045B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフクラブ

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JPH0790045B2
JPH0790045B2 JP1052624A JP5262489A JPH0790045B2 JP H0790045 B2 JPH0790045 B2 JP H0790045B2 JP 1052624 A JP1052624 A JP 1052624A JP 5262489 A JP5262489 A JP 5262489A JP H0790045 B2 JPH0790045 B2 JP H0790045B2
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ball
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ground
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徳三 ▲廣▼瀬
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徳三 ▲廣▼瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ゴルフクラブ、特にサンドウエツジやピツチ
ングウエツジに関する。
従来の技術 第7図は典型的な先行技術の側面図であり、第8図は第
7図に示されるゴルフクラブ1の正面図である。従来か
ら、ゴルフクラブ1は、一直線状の鉄または炭素繊維な
どから成るシヤフト2の一端部には把持するためのグリ
ツプ3が設けられ、他端部には金属製のヘツド4が固着
されている。ヘツド4には、打球面であるフエース6が
形成され、フエース6には横方向に複数のグルービング
と呼ばれる溝7が形成されている。このようなフエース
6は、シヤフト2の軸線7に対してロフト角θ1を有し
ており、このロフト角θ1はボール5を打出す距離に応
じて決定されている。最もロフト角θ1が大きいサンド
ウエツジと呼ばれるゴルフクラブは、θ1=55〜60度程
度である。
このような先行技術では、たとえばガードバンカーなど
と称される凹所地内でボール5を打出す方向の直前で地
形がほぼ垂直に立上がっているとき、あるいは高い樹木
などの障害物を越えなければならないときには、そのボ
ール5をほぼ垂直に近い角度で打上げることが望まし
く、ロフト角θ1が55〜60度程度ではその障害物を容易
に飛び越すことができず、競技不可能であるいわゆるア
ンプレアブルとなつてしまう。発明が解決しようとする
課題 したがつて本発明の目的は、ボールをほぼ垂直に打上げ
て高い障害物を容易に飛び越えて打球することができる
ようにしたゴルフクラブを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明はフエース最前部および最後部が鋭角でなく、ロ
フト角が70〜90度であり、フエースとは反対側の背面に
緩い膨らみがあることを特徴とするゴルフクラブであ
る。
また本発明は、フエース最前部および最後部が鋭角でな
く、ロフト角が70〜90度であり、フエースに緩い膨らみ
があることを特徴とするゴルフクラブである。
また本発明は、フエース最前部および最後部が鋭角でな
く、ロフト角が70〜90度であり、フエースと背面とに緩
い膨らみがあることを特徴とするゴルフクラブである。
作 用 本発明に従えば、ロフト角を70〜90度にしたのでボール
を垂直に近い角度で打上げることができる。ボールの最
初の飛行方向は、ロフト角に略直角であるので、大きい
飛距離が必要なときはロフト角の小さいゴルフクラブが
用いられ、飛距離が小さくなるに従つて、またボールを
高く打上げるとき、ロフト角が大きいものが用いられ
る。したがつてガードバンカーや直前にある障害物を飛
び越すためには、ロフト角が70〜90度ものが有効に用い
られる。ロフト角が90度の場合でも、ボールはゴルフク
ラブの慣性によつて真上には飛ばず若干前方に飛ぶので
前方の障害物を容易に飛び越すことができる。またフエ
ースの最前部および最後部が鋭角ではないので、それら
のフエース最前部および最後部は鋭利となつておらず、
人体に軽く当接してもその人体に容易に切傷を生じさせ
てしまうおそれはなく、安全性が向上される。さらにフ
エースとは反対側の背面に緩い膨らみがあるので、たと
えば砂地などの比較的柔らかい地盤上で打球するとき
に、使用するサンドウエツジに好適で、地面下に部分的
に入り込んだボールをフエースですくい易く、したがつ
てそのボールの下半部にフエースを当接させて打出し易
くなり、容易にほぼ水平な地面に対して垂直に近い角度
で前方に打球することができる。
また本発明に従えば、フエースに緩い膨らみがあるの
で、たとえば砂地以外の比較的堅い地盤で打球するとき
に使用するピツチングウエツジに好適で、地面下にフエ
ースをもぐり込ませることなく容易にボールの下半分に
フエースを当接されて打出すことができ、これによつて
容易にほぼ水平な地面に対して垂直に近い角度で前方に
打球することができる。
また本発明に従えば、フエースとその背面の両方に緩い
膨らみがあるので、前記サンドウエツジとピツチングウ
エツジの両方を1本のゴルフクラブで兼ねることができ
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例の側面図であり、第2図は第
1図に示されるゴルフクラブ20の正面図である。たとえ
ばサンドウエツジなどと称されるグルフクラブ20は、直
線状の鉄または炭素繊維などから成るシヤフト21を有
し、シヤフト21の一端部にはグリツプ22が設けられる。
またシヤフト21の他端部には金属製のヘツド23が固定さ
れる。ヘツド23は、前記シヤフト21に固定されるホーゼ
ル24と、このホーゼル24に一体的に連なるブレード19と
を有し、ブレード19には平坦状のフエース25が形成され
る。フエース25には相互に平行なグリービングと呼ばれ
る凹溝26が形成される。前記フエース25とシヤフト22の
軸線27とが成すロフト角θ2は70〜90度に選ばれる。ヘ
ツド23のフエース最前部28および最後部29は緩やかな円
弧状に形成されており、これによつて打球時に最前部28
または最後部29が人体に当接しても容易に人体を損傷し
てしまうおそれはなく、安全である。
第3図は、凹所地30にボール31が落下した状態を示す断
面図である。凹所地30は、たとえば砂地であり、ほぼ平
坦な底面32に落下したボール31に近接して立上り面33が
あつても、前記ヘツド23のフエース25とは反対側の背面
43をわずかに膨らんだ略円弧状に形成されるので、ゴル
フクラブ20を用いて打球することによつて容易に仮想線
34で示されるように地表面35上に打上げることができ
る。
また第3図(2)に示されるように、砂地でない凹所地
36にボール31が落下しても、ゴルフクラブ20のヘツド23
をボール31の下半部に打込むことによつて、そのボール
31を仮想線34aで示されるようにほぼ垂直に打上げるこ
とができ、容易に地表面37上にボール31を打出してゲー
ムを続行することができる。
第4図は、ボール31がゴルフクラブ20によつて打上げら
れる状態を示す図である。第4図(1)に示されるよう
に底面32,32a上に落下したボール31を立上り面33,33aを
乗越えて地表面35,37上に打出すために、ゴルフクラブ2
0を打出し方向D1方向に操作すると、第4図(2)に示
されるように、ボール31はフエース25上にすくい上げら
れ、ボール31をほぼ水平な底面32に対してほぼ垂直に打
上げることができる。プロゴルフアであつても深いバン
カーで10回以上たたくこともあり、非常に高い木を越す
ことは今まで不可能であつたが、本発明のクラブを用い
ることによつて、いわばドライバでミスシヨツトして天
ぷらというほぼ真上に上がる打球が出るのと同じ原理
で、深いバンカー内からボールを打出すことができる。
つまり深いバンカーでフエースをひらいてロフトをねか
せて打つているのも同じ理由である。
第5図は本発明の他の実施例のゴルフクラブ20a,20bの
側面図であり、第6図は第5図に示されるゴルフクラブ
20a,20bの正面図である。本実施例のゴルフクラブ20a
は、フエース25aが平面であり、背面43aが下方に僅かに
膨らんだ略円弧状に形成される。このゴルフクラブ20a
は、バンカーなど砂地の比較的柔らかな地盤上で打球す
るときに、地面下に入り込んだボールをフエース25aで
すくい易く、ボールの下半分にフエース25aを当接させ
て打出すサンドウエツジに好適である。
また第5図および第6図の点線で示されるゴルフクラブ
20bは、フエース25bが上方に僅かに膨らんだ略円弧状で
あり、背面43bが平面に形成される。このゴルフクラブ2
0bは、比較的堅い地盤で打球するときに、地面下にフエ
ース25bをもぐり込ませることなく容易にボールの下半
分にフエース25bを当接させて打出すピツチングウエツ
ジとして好適である。
さらにフエースを25bのように、また背面を43aのように
両方を僅かに厚み方向に膨らませて、サンドウエツジと
ピツチングウエツジを兼ねるようにしてもよい。
発明の効果 本発明によれば、ロフト角を70〜90度にしたので、ボー
ルをほぼ垂直に打上げることができ、これによつてその
ボールを直前にある障害物を容易に飛び越えて打球する
ことができる。またフエースの最前部および最後部が鋭
角ではないのでこそれらのフエース最前部および最高部
は鋭利となつておらず、人体に軽く当接してもその人体
に容易に切傷を生じさせてしまうおそれはなく、安全性
が向上される。さらにフエースとは反対側の背面に緩い
膨らみがあるので、たとえば砂地などの比較的や柔らか
い地盤上で打球するときに、地面下に部分的に入り込ん
だボールをフエースですくい易く、したがつてそのボー
ルの下半部にフエースを当接させて打出し易くなり、容
易にほぼ水平な地面に対して垂直に近い角度で前方に打
球することができる。
また本発明によれば、フエースに緩い膨らみがあるの
で、たとえば砂地以外の比較的堅い地盤で打球するとき
に、地面下にフエースをもぐり込ませることなく容易に
ボールの下半部にフエースを当接させて打出すことがで
き、これによつて容易にほぼ水平な地面に対して垂直に
近い角度で前方に打球することができる。
また本発明によれば、フエースとその背面の両方に緩い
膨らみがあるので、前記サンドウエツジとピツチングウ
エツジの両方を1本のゴルフクラブで兼ねることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のゴルフクラブ20の側面図、
第2図は第1図に示されるゴルフクラブ20の正面図、第
3図はゴルフクラブ20によつて打上げられるボール31の
動作を示す図、第4図はボール31の打出し動作を説明す
るための図、第5図は本発明の他の実施例のゴルフクラ
ブ20a,20bの側面図、第6図は第5図に示されるゴルフ
クラブ20a,20bの正面図、第7図は典型的な先行技術の
側面図、第8図は第7図に示される先行技術の正面図で
ある。 20,20a,20b……ゴルフクラブ、25,25a,25b……フエー
ス、28,28b……最前部、29,29b……最後部、43,43a,43b
……背面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フエース最前部および最後部が鋭角でな
    く、ロフト角が70〜90度であり、フエースとは反対側の
    背面に緩い膨らみがあることを特徴とするゴルフクラ
    ブ。
  2. 【請求項2】フエース最前部および最後部が鋭角でな
    く、ロフト角が70〜90度であり、フエースに緩い膨らみ
    があることを特徴とするゴルフクラブ。
  3. 【請求項3】フエース最前部および最後部が鋭角でな
    く、ロフト角が70〜90度であり、フエースと背面とに緩
    い膨らみがあることを特徴とするゴルフクラブ。
JP1052624A 1989-03-03 1989-03-03 ゴルフクラブ Expired - Fee Related JPH0790045B2 (ja)

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JPS6020263U (ja) * 1983-07-21 1985-02-12 金陵エンジニアリング株式会社 ゴルフクラブ
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