JPH0789696B2 - ガス絶縁開閉装置の制御回路 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の制御回路

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JPH0789696B2
JPH0789696B2 JP60194841A JP19484185A JPH0789696B2 JP H0789696 B2 JPH0789696 B2 JP H0789696B2 JP 60194841 A JP60194841 A JP 60194841A JP 19484185 A JP19484185 A JP 19484185A JP H0789696 B2 JPH0789696 B2 JP H0789696B2
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茂 木谷
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、ガス絶縁開閉装置の制御回路に関するもので
あり、特にガスしゃ断器の制御回路に改良を施して信頼
性を高めたものに係る。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、半導体・集積回路及びその応用技術の著しい進歩
に伴い、送電系統に配設されるガス絶縁開閉装置の制御
回路においても、電子化が進められてきている。この様
な制御回路として具体的にはプログラム可能な制御装置
いわゆるプログラマブルコントローラ(以下PCと称す
る)の適用が考えられている。このPCは、従来リレーの
組合せによりシーケンス回路を構成していた部分をプロ
グラム方式で構成するため、リレーの数を格段に減少
し、小型・単純化を実現するものである。
ところで、ガス絶縁開閉装置としてのガスしゃ断器は変
電設備における事故電流をしゃ断する責務を有してお
り、常時待機状態にある。従って、いつガスしゃ断器へ
引き外し指令が送られるかは、末端な制御回路ではわか
らない。また、PCは引き外し指令のみを常時待機してい
るわけではなく、他の機器のプログラム処理も行なって
いるため、PCを通して引き外しを行なったのでは、時間
遅れしゃ断器の不動作が生じる可能性があり、緊急を要
するガスしゃ断器の事故時引き外しにおいて不都合であ
る。
更に、ガスしゃ断器は、大電流を内部でしゃ断すること
より、内部にガス圧力上昇が生じてしまい、従来ガス絶
縁母線等に取付けられていた衝撃ガス圧力リレーによる
地絡検出装置では誤動作が考えられるため、同装置をガ
スしゃ断器に取付けることはできなかった。
[発明の目的] 本発明は上述の如き従来技術の欠点を除去するために提
案されたものであり、その目的は、時間遅れやしゃ断器
の不動作・誤動作等を生じることのない高い信頼性を有
するガス絶縁開閉装置の制御回路を提供することであ
る。
[発明の概要] 本発明は、プログラム可能な制御装置を適用したガス絶
縁開閉装置の制御回路において、ガス遮断器制御回路の
引き外し回路をプログラム可能な制御装置と独立に設
け、この引き外し回路に遠隔引き外し指令の接点を前記
プログラム可能な制御装置からの引き外し指令の接点と
並列に設け、この引き外し回路から前記遠隔引き外し指
令を前記プログラム可能な制御装置にも入力したことを
特徴とする。
そして、以上の様な構成を有することにより、ガスしゃ
断器の事故時に、PCを通さずにしゃ断器の引き外しを行
えるため、時間遅れやしゃ断器の不動作・誤動作等を生
ずることがない。
[発明の実施例] 以上説明した様な本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。
*構成 第1図は、本実施例を示す回路図で、ガスしゃ断器1相
分の制御回路である。まず、PC1の入力には、手動操作
スイッチ6a、ガスしゃ断器補助接点7a、操作ロック接点
8a、補助リレー9cの接点9a、衝撃ガス圧力リレー接点10
aが夫々接続されている。PC1の出力には、出力接点11b,
12b,13bがあり、出力接点11bは補助リレー11cに、出力
接点12bは補助リレー12cに、出力接点13bは地絡発生警
報用リレー13cに接続されている。
補助リレー11cの接点11dは、しゃ断器引き外し回路の抵
抗2、コンデンサ3、及びしゃ断器引き外しコイル4に
接続されている。補助リレー接点11dと別に独立して遠
隔引き外し指令端子5、補助リレー9c、補助リレー12c
の接点12dが接続され、それらは補助リレー接点11dと並
列に接続されている。
第2図は、第1図の実施例におけるPC1のプログラムの
一例である。第1図における手動操作スイッチ6a、しゃ
断器補助接点7a、及び操作ロック接点8aは、夫々内部a
接点6b、内部a接点7b、及び内部a接点8aとして、ま
た、第1図における補助リレー9cの接点9a及び衝撃ガス
圧リレー接点10aは、内部b接点9b及び内部a接点10bと
して夫々プログラムされている。出力も同様に、第2図
における内部リレー11a,12a,13aは、第1図における出
力接点11b,12b,13bに夫々対応している。また、内部リ
レー12aの出力として内部a接点12eがあり、同接点がMA
KEすることにより、内部カウンタ14の値を1増加させる
様になっている。
*作用 以上の様な構成を有する本実施例の作用は次の通りであ
る。
まず、手動操作の場合について考えると、ガスしゃ断器
補助接点7a及び操作ロック接点8aが共にMAKEしている状
態で手動引き外しスイッチ6aをONすると、内部リレー11
aが励磁され、出力接点11bがMAKEする。出力接点11bがM
AKEすることによって、補助リレー11cが励磁され、補助
リレー接点11dがMAKEし、ガスしゃ断器引き外しコイル
4を励磁し、ガスしゃ断器が引き外される。
次に、遠隔操作においては、PC1を通さず、遠隔引き外
し指令端子5へ指令が入力されるので、PC1の動作時間
の影響は全く受けない。第2図において、内部a接点7
b,8bは、ガスしゃ断器を引き外すか否かの条件を構成し
ており、手動操作の場合の内部リレー11aとは別に内部
リレー12aを持っている。内部リレー12aの出力は出力接
点12bから補助リレー12c、補助リレー接点12dに至る。
従って、遠隔引き外し指令端子5に遠隔引き外し指令が
入力された時、補助リレー接点12dがMAKEしていれば、
直ちに引き外しコイル4を励磁する。この場合、遠隔引
き外し指令端子5と補助接点12dの間に入っている補助
リレー9cの補助接点9aはPC1に入力され、その内部b接
点9bが衝撃ガス圧力リレー接点10aの内部a接点10bとAN
D条件を構成するため、ガスしゃ断器動作時にガス圧力
が変化し、衝撃ガス圧力リレー接点10aがMAKEしても内
部リレー13aがロックされ、地絡発生警報用リレー13cが
誤警報を出すことはない。また、遠隔引き外し指令が入
力されると、内部リレー12aの出力により内部接点12eが
MAKEし、内部カウンタ14の値を増加させ、事故しゃ断回
数を累積する。
この様に、本実施例では、遠隔引き外し指令回路をPCと
は独立して設け、PCにも遠隔引き外し指令を入力する様
にしているため、PCを通さずに引き外しを行なえ、時間
遅れやしゃ断器の不動作を生じる恐れがなく、また、衝
撃ガス圧力リレー接点とも別に回路構成されているた
め、内部のガス圧力上昇による誤動作の恐れもない。従
って、信頼性の高い制御回路を構成できる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、遠隔引き外し回路を
PCとは独立して設けたことにより、特に遠隔操作の際に
は、PCを通さずにしゃ断器の引き外しを行なえるため、
時間遅れや不動作・誤動作等の問題もなく、信頼性の高
いガス絶縁開閉装置の制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガス絶縁開閉装置の制御回路の一
実施例を示す回路図であり、第2図は第1図の実施例に
おけるPCのプログラム例を示す回路図である。 1……PC、2……抵抗、3……コンデンサ、4……引き
外しコイル、5……遠隔引き外し指令端子、6a……手動
引き外しスイッチ、6b,7b,8b,10b,12e……内部a接点、
7a……ガスしゃ断器補助接点、8a……操作ロック接点、
9a,11d,12d……補助リレー接点、9b……内部b接点、9
c,11c,12c,……補助リレー、10a……衝撃ガス圧力リレ
ー接点、11a,12a,13a……内部リレー、11b,12b,13b……
出力接点、14……内部カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム可能な制御装置を適用したガス
    絶縁開閉装置の制御回路において、ガス遮断器制御回路
    の引き外し回路をプログラム可能な制御装置と独立に設
    け、この引き外し回路に遠隔引き外し指令の接点を前記
    プログラム可能な制御装置からの引き外し指令の接点と
    並列に設け、この引き外し回路から前記遠隔引き外し指
    令を前記プログラム可能な制御装置にも入力したことを
    特徴とするガス絶縁開閉装置の制御回路。
JP60194841A 1985-09-05 1985-09-05 ガス絶縁開閉装置の制御回路 Expired - Lifetime JPH0789696B2 (ja)

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JPS6258826A JPS6258826A (ja) 1987-03-14
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JP3541921B2 (ja) * 1998-03-02 2004-07-14 三菱電機株式会社 開閉機器動作診断装置

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JPS6258826A (ja) 1987-03-14

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