JPH078967U - 電気コネクタ及びそのキャップハウジング - Google Patents

電気コネクタ及びそのキャップハウジング

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JPH078967U
JPH078967U JP4245793U JP4245793U JPH078967U JP H078967 U JPH078967 U JP H078967U JP 4245793 U JP4245793 U JP 4245793U JP 4245793 U JP4245793 U JP 4245793U JP H078967 U JPH078967 U JP H078967U
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cap housing
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良英 松坂
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラッチアームを一側壁内に収容し、反対側の
側壁を突出させたプラグハウジングと、そのプラグハウ
ジングを受容するキャップハウジングを用いた低背の基
板用の電気コネクタ及びキャップハウジングを提供する
こと。 【構成】 プラグハウジング2の上壁10には、ラッチア
ーム14を収容する凹部12と底壁21には膨出部24が形成さ
れる。端子受容通路8は凹部12と膨出部24間に位置ずれ
させて連続的に配置される。キャップハウジング100 は
上壁104 の下面106 にラッチ係合部を有しプラグハウジ
ング2を受容する開口102 を有し底壁110には膨出部124
が形成され、その両側には基板に取付けられる取付脚1
18 が各1個設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気コネクタに関し、特に基板に取付けられる基板用の電気コネクタ 及びそれに使用する基板用のキャップハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
電気コネクタはワイヤ(電線)同士を接続する形式のもの、隔壁内に配置され る形式のもの、基板に取付けられる形式のもの等の種類のものが知られている。 基板に取付けられるコネクタ及びキャップハウジングとしては例えば自動車のエ ンジンコントロール用のコンピュータユニットに用いられる形式のものがある。 このコンピュータユニットの筐体は小型であり、電気コネクタも小型、低背のも のが要求される。一般に基板用のキャップハウジングには基板に取付ける為に基 板側からねじが累入される取付脚が設けられている。例えば、実開平4-8265号公 報には図3に示す如き基板に取付けられるキャップハウジング250 及びプラグハ ウジング201 を有する。プラグハウジング201 の平坦な上面202 にはキャップハ ウジング250 と係合する突起204 を有するラッチアーム206 及び嵌合方向に延び る2本のリブ208 が形成されている。他方、キャップハウジング250 はプラグハ ウジング201 を受容する開口252 を有する。キャップハウジング250 の下部には 基板(図示せず)側に突出する取付脚254 が設けられている。取付脚254 の下面 256 は基板に当接するように平坦になっている。取付脚254 には、キャップハウ ジング250 を取付ける為のねじ穴258 が穿設されている。ハウジング250 を基板 に取付けるにはねじ(図示せず)を基板側から基板を挿通してこのねじ穴258 に 螺入して取付ける。ねじ穴258 に強度をもたせるにはねじ穴258 を含むように取 付脚254 の高さ方向を増大させることが必要であり、取付脚254 はこの為にキャ ップハウジング250 の下面から突出した形状となっている。
【0003】 しかし、この取付脚254 が突出していることによりキャップハウジング250 の 全高が高くなり、高さ方向に制約を受ける取付場所ではコネクタの取付が困難と なる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので次の構成を特徴とする。即ち本考案 の電気コネクタは、端子を保持する少なくとも1列の端子受容通路を有するハウ ジング本体の前記列と略平行な一側壁に、相手方のキャップハウジングと係合す るラッチアーム及び該ラッチアームを受容する凹部を設け、前記一側壁と反対側 の側壁には前記凹部に略対応する位置に外方に突出する膨出部を設け、該膨出部 と前記凹部との間に前記列の対応する端子受容通路を位置ずれさせて連続的に形 成することを特徴とする
【0005】 また、本考案のキャップハウジングは一側壁にラッチアームを有するプラグハ ウジングを一括して受容すると共にラッチ係合して保持し、相互に電気的接続を する基板取付用のキャップハウジングにおいて、前記キャップハウジングの上壁 の内面にはラッチ係合部を設け、基板側の底壁には前記プラグハウジングの位置 ずれさせた端子受容通路を含む膨出部を受容する同様の他の膨出部を設けると共 に、基板に取付けられる取付脚を前記他の膨出部の両側に少なくとも各1個設け ることを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、添付図を参照して本考案の電気コネクタ(以下、単にコネクタという) 及びキャップハウジングの好適実施例について詳細に説明する。
【0007】 図1に、本考案のプラグハウジング(コネクタ)2及びキャップハウジング10 0 を示す。プラグハウジング2にはハウジング本体3の後面4から前面6にかけ て端子(図示せず)を受容保持する2列の端子受容通路8が形成されている。プ ラグハウジング2の上壁(一側壁)10には嵌合方向に延びる凹部12が形成されて いる。この凹部12内には前面6側に固定端18を有する片持梁状のラッチアーム14 が形成されている。ラッチアーム14の上面には自由端側に指で押圧可能な押圧部 16が僅かに突出した平坦状に形成されている。また自由端と固定端18との間には 押圧部よりに上向きに突出するラッチ20が形成されている。このラッチ20は嵌合 時他方のキャップハウジング100 の上壁104 の下面106 に形成されたラッチ係合 部(図示せず)と係合して、ハウジング2、100 同士を互いに係止させる。
【0008】 凹部12近傍の端子受容通路8は凹部12の深さに応じて下方へ位置ずれして連続 的に配置されており、底壁21と反対側の側壁の下面22側が凹部12の深さに対応し て突出した膨出部24となっている。この為、凹部12が形成されてもプラグハウジ ング2に装着される端子の数を減らさずにすむ。
【0009】 他方のキャップハウジング100 は、プラグハウジング2の端子と接触する端子 (図示せず)を有し、且つプラグハウジング2を受容するようにプラグハウジン グ2の外形と同様の形状の開口102 を有する。端子はこの開口102 内にプラグハ ウジング2の端子と整合して配置される。開口102 の上部、即ち上壁104 の下面 106 にはリブ108 が上壁104 から垂下した状態に形成されている。このリブ108 はハウジング2、100 同士の嵌合時、凹部12の側壁26を案内して両ハウジング2 、100 が円滑に嵌合するようになっている。キャップハウジング100 の底壁110 にはプラグハウジング2の膨出部24に対応して凹部112 を有する膨出部124 が形 成されており、膨出部24を凹部112 内に受容するようになっている。この膨出部 124 はキャップハウジング100 の前面(嵌合面)114 から後面116 にかけて延在 している。この底壁110 の下方には取付脚118 が突出している。取付脚118 は膨 出部124 の両側の底壁110 に下方に突出するように一体に設けられており、取付 脚118 の底面120 は平坦な形状となっている。
【0010】 図2(A)に本考案のキャップハウジング100 を前面114 側からみた正面図を 模式的に示す。図中仮想線で示す輪郭はキャップハウジング100 内に、挿入係止 された場合のプラグハウジング2の位置を示す。取付脚118 の配置状態が図から 容易に理解できよう。取付脚118 はねじ穴122 を有し基板(図示せず)側からね じ(図示せず)が螺入されキャップハウジング100 が基板に固定される。取付脚 118 の高さh1は膨出部124 の突出高さh0と同等又はそれより僅かに高ければよい 。従って取付脚118 を含むキャップハウジング100 の高さHはキャップハウジン グ100 の膨出部124 の底面126 から突出する脚部118 の僅かな突出量h2が取付脚 118 を除くキャップハウジングの高さH1 に追加されるだけである。しかも端子 の装着個数を減らさなくともよい。これを前述の図3に示す従来のキャップハウ ジング250 と比較すると以下の如くなる。
【0011】 図2(B)には従来のキャップハウジング250 を嵌合面側から見た図2(A) と同様の正面図を示す。図中仮想線で示す輪郭はプラグハウジング201 を示す。 端子の数を減らさないようにする為、従来例はラッチアーム206 をプラグハウジ ング201 の上面202 から突出させている。その為キャップハウジング250 の上壁 260 の肉厚が厚くなり取付脚254 を除くキャップハウジング250 の高さH1'は本 考案のキャップハウジング100 の高さH1 と同程度になる。そのキャップハウジ ング250 に取付脚254 を取付ける為、取付脚254 を含むキャップハウジング250 の高さH’はH1'に取付脚の高さh1' を加えたものになり、略取付脚254 の高さ ぶんだけ高さが高くなる。即ちH' ≒H+h1' となる。
【0012】 以上、本考案のコネクタ及びキャップハウジングの好適実施例について詳細に 説明したが本考案は前述の実施例に限定されるものではない。本考案のコネクタ 及びキャップハウジングは本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々、変形変更が 可能であることは当業者にとって容易に理解できよう。例えば取付脚118 はキャ ップハウジングとは別部材をねじ止め、或いは接着等により取付けてもよい。更 に取付脚は基板の取付部の形状によっては膨出部より低くてもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案の電気コネクタはハウジング本体の一側壁にラッチアーム及びラッチア ームを収容する凹部を設け、反対側の側壁を突出させて膨出部を形成し、凹部と 膨出部の間の対応する端子受容通路を位置ずれさせて同数列に形成した構成を有 し、また、キャップハウジングは、上壁の内面にラッチ係合部を設け、底壁にプ ラグハウジングの膨出部を収容する他の膨出部を設けると共に、取付脚を他の膨 出部の両側に設けた構成であるので次の効果を奏する。
【0014】 即ち電気コネクタとキャップハウジングを端子の実装数を少なくすることなく 低背の組合せにすることができ小型機器用として応用範囲が広い。低背ではあっ ても十分な取付強度を有する取付脚が得られるので、キャップハウジングを確実 に基板に取付けることができる。膨出部は電気コネクタとキャップハウジングの 嵌合時の案内となるのでこじりを防止し円滑な挿抜を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【図2】(A)本考案のキャップハウジングを嵌合面側
からみた正面図である。
【図2】(B)従来例のキャップハウジングを嵌合面側
からみた正面図である。
【図3】従来例の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【符号の説明】
2、201 電気コネクタ(プラグハウジング) 3 ハウジング本体 8 端子受容通路 10 一側壁 12 凹部 14、206 ラッチアーム 21 反対側の側壁 24、124 膨出部 100 、250 キャップハウジング 104 上壁 110 底壁 118 、254 取付脚
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【図2】(A)は本考案のキャップハウジングを嵌合面
側からみた正面図である。(B)は従来例のキャップハ
ウジングを嵌合面側からみた正面図である。
【図3】従来例の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【符号の説明】 2、201 電気コネクタ(プラグハウジング) 3 ハウジング本体 8 端子受容通路 10 一側壁 12 凹部 14、206 ラッチアーム 21 反対側の側壁 24、124 膨出部 100、250 キャップハウジング 104 上壁 110 底壁 118、254 取付脚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を保持する少なくとも1列の端子受
    容通路を有するハウジング本体の前記列と略平行な一側
    壁に、相手方のキャップハウジングと係合するラッチア
    ーム及び該ラッチアームを受容する凹部を設け、前記一
    側壁と反対側の側壁には前記凹部に略対応する位置に外
    方に突出する膨出部を設け、該膨出部と前記凹部との間
    に前記列の対応する端子受容通路を位置ずれさせて連続
    的に形成することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 一側壁にラッチアームを有するプラグハ
    ウジングを一括して受容すると共にラッチ係合して保持
    し、相互に電気的接続をする基板取付用のキャップハウ
    ジングにおいて、 前記キャップハウジングの上壁の内面にはラッチ係合部
    を設け、基板側の底壁には前記プラグハウジングの位置
    ずれさせた端子受容通路を含む膨出部を受容する同様の
    他の膨出部を設けると共に、基板に取付けられる取付脚
    を前記他の膨出部の両側に少なくとも各1個設けること
    を特徴とするキャップハウジング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009289618A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd レセプタクルコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009289618A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd レセプタクルコネクタ
JP4678422B2 (ja) * 2008-05-29 2011-04-27 パナソニック電工株式会社 レセプタクルコネクタ

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