JP2606661Y2 - 電気コネクタ及びそのキャップハウジング - Google Patents

電気コネクタ及びそのキャップハウジング

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JP2606661Y2
JP2606661Y2 JP4245793U JP4245793U JP2606661Y2 JP 2606661 Y2 JP2606661 Y2 JP 2606661Y2 JP 4245793 U JP4245793 U JP 4245793U JP 4245793 U JP4245793 U JP 4245793U JP 2606661 Y2 JP2606661 Y2 JP 2606661Y2
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JP
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housing
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cap
cap housing
plug housing
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良英 松坂
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Tyco Electronics AMP KK
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気コネクタを構成す
るプラグハウジング及びキャップハウジングに関し、特
に基板に取付けられる基板用のプラグハウジング及び
ャップハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】電気コネクタはワイヤ
(電線)同士を接続する形式のもの、隔壁内に配置され
る形式のもの、基板に取付けられる形式のもの等の種類
のものが知られている。基板に取付けられるコネクタ及
びキャップハウジングとしては例えば自動車のエンジン
コントロール用のコンピュータユニットに用いられる形
式のものがある。このコンピュータユニットの筐体は小
型であり、電気コネクタも小型、低背のものが要求され
る。一般に基板用のキャップハウジングには基板に取付
ける為に基板側からねじが累入される取付脚が設けられ
ている。例えば、実開平4-8265号公報には図3に示す如
き基板に取付けられるキャップハウジング250 及びプラ
グハウジング201 を有する。プラグハウジング201 の平
坦な上面202 にはキャップハウジング250 と係合する突
起204 を有するラッチアーム206 及び嵌合方向に延びる
2本のリブ208 が形成されている。他方、キャップハウ
ジング250 はプラグハウジング201 を受容する開口252
を有する。キャップハウジング250 の下部には基板(図
示せず)側に突出する取付脚254 が設けられている。取
付脚254 の下面256 は基板に当接するように平坦になっ
ている。取付脚254 には、キャップハウジング250 を取
付ける為のねじ穴258 が穿設されている。ハウジング25
0 を基板に取付けるにはねじ(図示せず)を基板側から
基板を挿通してこのねじ穴258 に螺入して取付ける。ね
じ穴258 に強度をもたせるにはねじ穴258 を含むように
取付脚254 の高さ方向を増大させることが必要であり、
取付脚254 はこの為にキャップハウジング250 の下面か
ら突出した形状となっている。
【0003】しかし、この取付脚254 が突出しているこ
とによりキャップハウジング250 の全高が高くなり、高
さ方向に制約を受ける取付場所ではコネクタの取付が困
難となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のプラグハウジン
グは、ハウジング本体の後面から前面に延び、端子を
れぞれ受容保持する少なくとも1列の端子受容通路と
前記ハウジング本体の前記列と略平行な一側壁に一体的
に形成され、相手方のキャップハウジングと係合するラ
ッチアームとを具備するプラグハウジングにおいて、前
記ラッチアームは、前記一側壁に前記後面から前記前面
まで延びて形成される凹部内に配置され、前記一側壁と
反対側の前記ハウジング本体の他側壁には前記凹部
の位置に略対応する位置に外方に突出する膨出部が設け
られ、前記少なくとも1列の端子受容通路のうち、前記
膨出部と前記凹部との間の端子受容通路が残余の端子受
容通路より前記他側壁寄りにずれして配置されたことを
特徴とする。
【0005】また、本考案のキャップハウジングは
側壁のラッチアームを有するプラグハウジングを一括し
て受容し、前記ラッチアームとラッチ係合部とにより前
記プラグハウジングを保持し、相互に電気的接続をする
基板取付用のキャップハウジングにおいて、前記ラッチ
係合部は、前記キャップハウジングの上壁の下面に配置
され、前記上壁とは反対側の底壁に前記プラグハウジ
ングの膨出部を受容する凹部を有する別の膨出部を設
、該別の膨出部の両側に、前記キャップハウジングを
基板に取り付けるための取付脚を少なくとも各1個設け
たことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、添付図を参照して本考案の電気コネク
タ(以下、単にコネクタという)及びキャップハウジン
グの好適実施例について詳細に説明する。
【0007】図1に、本考案のプラグハウジング(コネ
クタ)2及びキャップハウジング100 を示す。プラグハ
ウジング2にはハウジング本体3の後面4から前面6に
かけて端子(図示せず)を受容保持する2列の端子受容
通路8が形成されている。プラグハウジング2の上壁
(一側壁)10には嵌合方向に延びる凹部12が形成されて
いる。この凹部12内には前面6側に固定端18を有する片
持梁状のラッチアーム14が形成されている。ラッチアー
ム14の上面には自由端側に指で押圧可能な押圧部16が僅
かに突出した平坦状に形成されている。また自由端と固
定端18との間には押圧部よりに上向きに突出するラッチ
20が形成されている。このラッチ20は嵌合時他方のキャ
ップハウジング100 の上壁104 の下面106 に形成された
ラッチ係合部(図示せず)と係合して、ハウジング2、
100 同士を互いに係止させる。
【0008】凹部12近傍の端子受容通路8は凹部12の深
さに応じて下方へ位置ずれして連続的に配置されてお
り、底壁21と反対側の側壁の下面22側が凹部12の深さに
対応して突出した膨出部24となっている。この為、凹部
12が形成されてもプラグハウジング2に装着される端子
の数を減らさずにすむ。
【0009】他方のキャップハウジング100 は、プラグ
ハウジング2の端子と接触する端子(図示せず)を有
し、且つプラグハウジング2を受容するようにプラグハ
ウジング2の外形と同様の形状の開口102 を有する。端
子はこの開口102 内にプラグハウジング2の端子と整合
して配置される。開口102 の上部、即ち上壁104 の下面
106 にはリブ108 が上壁104 から垂下した状態に形成さ
れている。このリブ108はハウジング2、100 同士の嵌
合時、凹部12の側壁26を案内して両ハウジング2、100
が円滑に嵌合するようになっている。キャップハウジン
グ100 の底壁110にはプラグハウジング2の膨出部24に
対応して凹部112 を有する膨出部124 が形成されてお
り、膨出部24を凹部112 内に受容するようになってい
る。この膨出部124 はキャップハウジング100 の前面
(嵌合面)114 から後面116 にかけて延在している。こ
の底壁110 の下方には取付脚118 が突出している。取付
脚118 は膨出部124 の両側の底壁110 に下方に突出する
ように一体に設けられており、取付脚118 の底面120 は
平坦な形状となっている。
【0010】図2(A)に本考案のキャップハウジング
100 を前面114 側からみた正面図を模式的に示す。図中
仮想線で示す輪郭はキャップハウジング100 内に、挿入
係止された場合のプラグハウジング2の位置を示す。取
付脚118 の配置状態が図から容易に理解できよう。取付
脚118 はねじ穴122 を有し基板(図示せず)側からねじ
(図示せず)が螺入されキャップハウジング100 が基板
に固定される。取付脚118 の高さh1は膨出部124 の突出
高さh0と同等又はそれより僅かに高ければよい。従って
取付脚118 を含むキャップハウジング100 の高さHはキ
ャップハウジング100 の膨出部124 の底面126 から突出
する脚部118 の僅かな突出量h2が取付脚118 を除くキャ
ップハウジングの高さH1 に追加されるだけである。し
かも端子の装着個数を減らさなくともよい。これを前述
の図3に示す従来のキャップハウジング250 と比較する
と以下の如くなる。
【0011】図2(B)には従来のキャップハウジング
250 を嵌合面側から見た図2(A)と同様の正面図を示
す。図中仮想線で示す輪郭はプラグハウジング201 を示
す。端子の数を減らさないようにする為、従来例はラッ
チアーム206 をプラグハウジング201 の上面202 から突
出させている。その為キャップハウジング250 の上壁26
0 の肉厚が厚くなり取付脚254 を除くキャップハウジン
グ250 の高さH1'は本考案のキャップハウジング100 の
高さH1 と同程度になる。そのキャップハウジング250
に取付脚254 を取付ける為、取付脚254 を含むキャップ
ハウジング250の高さH’はH1'に取付脚の高さh1'
加えたものになり、略取付脚254 の高さぶんだけ高さが
高くなる。即ちH' ≒H+h1' となる。
【0012】以上、本考案のコネクタ及びキャップハウ
ジングの好適実施例について詳細に説明したが本考案は
前述の実施例に限定されるものではない。本考案のコネ
クタ及びキャップハウジングは本考案の趣旨を逸脱しな
い範囲内で種々、変形変更が可能であることは当業者に
とって容易に理解できよう。例えば取付脚118 はキャッ
プハウジングとは別部材をねじ止め、或いは接着等によ
り取付けてもよい。更に取付脚は基板の取付部の形状に
よっては膨出部より低くてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案のプラグハウジングによれば、ラ
ッチアームは、一側壁に後面から前面まで延びて形成さ
れる凹部内に配置され、一側壁とは反対側のハウジング
本体の他側壁には、凹部の位置に略対応する位置に外方
に突出する膨出部が設けられ、少なくとも1列の端子受
容通路のうち、前記膨出部と前記凹部との間の端子受容
通路が残余の端子受容通路より前記他側壁寄りにずれし
て配置されたことを特徴とするので、ラッチアームの操
作性に影響を与えることなく、所与の容積内における端
子実装数が最大である高密度のプラグハウジングが得ら
れる利点がある。
【0014】本発明のキャップハウジングによれば、ラ
ッチ係合部は、キャップハウジングの上壁の下面に配置
され、上壁とは反対側の底壁に、プラグハウジングの膨
出部を受容する凹部を有する別の膨出部を設け、別の膨
出部の両側に、キャップハウジングを基板に取り付ける
ための取付脚を少なくとも各1個設けたことを特徴とす
るので、ラッチアームの操作性に影響を与えることな
く、所与の容積内における端子実装数が最大である高密
度のキャップハウジングが得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【図2】(A)は本考案のキャップハウジングを嵌合面
側からみた正面図である。(B)は従来例のキャップハ
ウジングを嵌合面側からみた正面図である。
【図3】従来例の電気コネクタ及びキャップハウジング
の斜視図である。
【符号の説明】
2 プラグハウジング 3 ハウジング本体4 後面 6 前面 8 端子受容通路 10 一側壁 12、112 凹部 14 ラッチアーム 21 他側壁 24、124 膨出部 100 キャップハウジング 104 上壁106 下面 110 底壁 118 取付脚

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング本体の後面から前面に延び、
    子をそれぞれ受容保持する少なくとも1列の端子受容通
    路と、前記ハウジング本体の前記列と略平行な一側壁に
    一体的に形成され、相手方のキャップハウジングと係合
    するラッチアームとを具備するプラグハウジングにおい
    て、 前記ラッチアームは、前記一側壁に前記後面から前記前
    面まで延びて形成される凹部内に配置され、 前記一側壁と反対側の前記ハウジング本体の他側壁に
    前記凹部の位置に略対応する位置に外方に突出する
    膨出部が設けられ、 前記少なくとも1列の端子受容通路のうち、 前記膨出部
    と前記凹部との間の端子受容通路が残余の端子受容通路
    より前記他側壁寄りにずれして配置されたことを特徴と
    するプラグハウジング
  2. 【請求項2】一側壁のラッチアームを有するプラグハウ
    ジングを一括して受容し、前記ラッチアームとラッチ係
    合部とにより前記プラグハウジングを保持し、相互に電
    気的接続をする基板取付用のキャップハウジングにおい
    て、前記ラッチ係合部は、前記キャップハウジングの上壁の
    下面に配置され、 前記上壁とは反対側の 底壁に前記プラグハウジング
    出部を受容する凹部を有する別の膨出部を設け 該別の膨出部の両側に、前記キャップハウジングを基板
    に取り付けるための 取付脚を少なくとも各1個設けたこ
    とを特徴とするキャップハウジング。
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