JP2542233Y2 - 電気コネクタ構造 - Google Patents
電気コネクタ構造Info
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- JP2542233Y2 JP2542233Y2 JP1990401476U JP40147690U JP2542233Y2 JP 2542233 Y2 JP2542233 Y2 JP 2542233Y2 JP 1990401476 U JP1990401476 U JP 1990401476U JP 40147690 U JP40147690 U JP 40147690U JP 2542233 Y2 JP2542233 Y2 JP 2542233Y2
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- Japan
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- connector
- terminal
- shield
- socket
- outer cylinder
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子制御機器などに用い
られるシールドケーブル用ライトアングルディップコネ
クタのような電気コネクタ構造に関するものである。
られるシールドケーブル用ライトアングルディップコネ
クタのような電気コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタ構造におけ
るコネクタソケットaは、図40に示すように金属製の
外筒bを備えていて、この外筒b内に絶縁体(図示せ
ず)を介してコンタクト(図示せず)を設けた構成であ
り、このコネクタソケットaは、外筒bに形成されたフ
ランジdをスクリュウeにより取付パネルcに固定して
この取付パネルcに取り付けられており、このコネクタ
ソケットaにコネクタプラグ(図示せず)を結合する場
合には、外筒bに形成された雄螺子部fにコネクタプラ
グの雌螺子部を螺合するようにしていた。
るコネクタソケットaは、図40に示すように金属製の
外筒bを備えていて、この外筒b内に絶縁体(図示せ
ず)を介してコンタクト(図示せず)を設けた構成であ
り、このコネクタソケットaは、外筒bに形成されたフ
ランジdをスクリュウeにより取付パネルcに固定して
この取付パネルcに取り付けられており、このコネクタ
ソケットaにコネクタプラグ(図示せず)を結合する場
合には、外筒bに形成された雄螺子部fにコネクタプラ
グの雌螺子部を螺合するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、コネクタソケットaのコネク
タプラグへの結合が螺子結合であるために、その結合、
結合解除をワンタッチで行うことが出来ないという問題
点があった。
うな従来技術にあっては、コネクタソケットaのコネク
タプラグへの結合が螺子結合であるために、その結合、
結合解除をワンタッチで行うことが出来ないという問題
点があった。
【0004】本考案は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、コネクタソ
ケットのコネクタプラグへの結合およびこの結合解除を
ワンタッチで行うことができ、しかも、コネクタソケッ
トにコネクタプラグを差し込み、また、外す場合に生じ
るこじりに対して強いものになるし、コネクタプラグの
コネクタソケットへの結合が強固なものになり、振動に
対しても強いものとなって、自動車の電子機器などへの
使用に適したものとなるばかりか、シールド効果が向上
する電気コネクタ構造を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、コネクタソ
ケットのコネクタプラグへの結合およびこの結合解除を
ワンタッチで行うことができ、しかも、コネクタソケッ
トにコネクタプラグを差し込み、また、外す場合に生じ
るこじりに対して強いものになるし、コネクタプラグの
コネクタソケットへの結合が強固なものになり、振動に
対しても強いものとなって、自動車の電子機器などへの
使用に適したものとなるばかりか、シールド効果が向上
する電気コネクタ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、信号線の接続を行う中心端子とこの中
心端子を保持する絶縁体とを有する複合絶縁体をシール
ド外筒に圧入嵌合して構成された電気接触端子部と、外
筒部と先端部が前記外筒部の先端部より後方に位置する
内筒部とをその後端部で一体に連結して前記内、外筒部
間をプラグ嵌入凹部にし、前記内筒部内を端子収容部に
してこの内筒部に前記電気接触端子部を係止する係止部
を設けると共に、前記内筒部の前端部に前記電気接触端
子部の前方への飛び出しを阻止するストッパ部を設け、
前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が嵌入
して係止されるロック用凹部を設けたソケットハウジン
グと、前記ソケットハウジングの前記内筒部の後端に形
成されたシールドカバー装着部と、前記シールドカバー
装着部に装着されて前記電気接触端子部のシールド外筒
に接触するシールドカバーと、前記ソケットハウジング
の前記外筒部の底面部側に形成された実装面とを備えた
ことを特徴とする。
めに、本考案は、信号線の接続を行う中心端子とこの中
心端子を保持する絶縁体とを有する複合絶縁体をシール
ド外筒に圧入嵌合して構成された電気接触端子部と、外
筒部と先端部が前記外筒部の先端部より後方に位置する
内筒部とをその後端部で一体に連結して前記内、外筒部
間をプラグ嵌入凹部にし、前記内筒部内を端子収容部に
してこの内筒部に前記電気接触端子部を係止する係止部
を設けると共に、前記内筒部の前端部に前記電気接触端
子部の前方への飛び出しを阻止するストッパ部を設け、
前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が嵌入
して係止されるロック用凹部を設けたソケットハウジン
グと、前記ソケットハウジングの前記内筒部の後端に形
成されたシールドカバー装着部と、前記シールドカバー
装着部に装着されて前記電気接触端子部のシールド外筒
に接触するシールドカバーと、前記ソケットハウジング
の前記外筒部の底面部側に形成された実装面とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、コネクタソケットのプラグ
嵌入凹部にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタ
プラグの端子をコネクタソケットの中心端子に接触させ
ると共に、コネクタプラグのロック片をコネクタソケッ
トのロック用凹部に嵌合し係合してロック状態にするこ
とができて、コネクタソケットのコネクタプラグへの結
合およびこの結合解除をワンタッチで行うことができ、
また、電気接触端子部がソケットハウジング内に収容さ
れるようになり、このために、電気接触端子部のプリン
ト基板への実装にあたって、ソケットハウジングがプリ
ント基板に、その底面部の実装面で固着されることにな
って、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、
また、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのロック片が嵌入して係止されるロ
ック用凹部がソケットハウジングに設けてあるために、
コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固なも
のになり、振動に対しても強いものとなって、自動車の
電子機器への使用に適したものとなる。しかも、電子接
触端子部はソケットハウジング内にあってシールドカバ
ーにより閉塞されるためにシールド効果が向上する。
嵌入凹部にコネクタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタ
プラグの端子をコネクタソケットの中心端子に接触させ
ると共に、コネクタプラグのロック片をコネクタソケッ
トのロック用凹部に嵌合し係合してロック状態にするこ
とができて、コネクタソケットのコネクタプラグへの結
合およびこの結合解除をワンタッチで行うことができ、
また、電気接触端子部がソケットハウジング内に収容さ
れるようになり、このために、電気接触端子部のプリン
ト基板への実装にあたって、ソケットハウジングがプリ
ント基板に、その底面部の実装面で固着されることにな
って、コネクタソケットにコネクタプラグを差し込み、
また、外す場合に生じるこじりに対して強いものになる
し、コネクタプラグのロック片が嵌入して係止されるロ
ック用凹部がソケットハウジングに設けてあるために、
コネクタプラグのコネクタソケットへの結合が強固なも
のになり、振動に対しても強いものとなって、自動車の
電子機器への使用に適したものとなる。しかも、電子接
触端子部はソケットハウジング内にあってシールドカバ
ーにより閉塞されるためにシールド効果が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0008】本考案に係わる電気コネクタ構造はシール
ドケーブル用ライトアングルディップコネクタであり、
この電気コネクタ構造は、コネクタソケット1とコネク
タプラグ2とより構成されている(図39参照)。
ドケーブル用ライトアングルディップコネクタであり、
この電気コネクタ構造は、コネクタソケット1とコネク
タプラグ2とより構成されている(図39参照)。
【0009】コネクタソケット1は図1乃至図5に示す
ようにソケットハウジング3とこのソケットハウジング
3内に嵌合固定される電気接触端子部4とソケットハウ
ジング3の後面側に装着されるシールドカバー52とよ
り成る。
ようにソケットハウジング3とこのソケットハウジング
3内に嵌合固定される電気接触端子部4とソケットハウ
ジング3の後面側に装着されるシールドカバー52とよ
り成る。
【0010】ソケットハウジング3は図6乃至図12に
示すようにソケット本体5を備えており、このソケット
本体5は、正面四角形状の外筒部6と内筒部7とをその
後端部で一体にして合成樹脂により成形されており、外
筒部6の底面部6a側が実装側になされていて、この底
面部6aの左右および中央には実装面8が形成してあ
り、外筒部6の左右面部6b、6cの下縁部には実装面
8に連続して取付用脚部8aが突設してある。外筒部6
の上面部には、その前縁部から後部にかけて切欠部10
が形成してあり、外筒部6の上面部側には、切欠部10
の中間部から後部を覆うようにして覆い部11が形成し
てあり、この覆い部11の内面部には係合突起11aが
突設してある。この覆い部11の後端はソケット本体5
の後面部5aに連なっている。
示すようにソケット本体5を備えており、このソケット
本体5は、正面四角形状の外筒部6と内筒部7とをその
後端部で一体にして合成樹脂により成形されており、外
筒部6の底面部6a側が実装側になされていて、この底
面部6aの左右および中央には実装面8が形成してあ
り、外筒部6の左右面部6b、6cの下縁部には実装面
8に連続して取付用脚部8aが突設してある。外筒部6
の上面部には、その前縁部から後部にかけて切欠部10
が形成してあり、外筒部6の上面部側には、切欠部10
の中間部から後部を覆うようにして覆い部11が形成し
てあり、この覆い部11の内面部には係合突起11aが
突設してある。この覆い部11の後端はソケット本体5
の後面部5aに連なっている。
【0011】内筒部7は正面四角形状になされており、
外筒部6との間にプラグ嵌入凹部12が形成してある。
また、内筒部7の上面部7aと覆い部11との間にはロ
ック用凹部13が形成してある。内筒部7の上面部7a
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット14が入れ
てあって、スリット14の端部に舌片部15が形成して
あり、この舌片部15の先部内側には係止部である係合
突起16が突設してある。また、内筒部7の下面部7b
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット17が入れ
てあって、スリット17の端部に舌片部18が形成して
あり、この舌片部18の先部内側には係止部である係合
突起19が突設してある。また、内筒部7の後端は開口
していて、シールドカバー装着部28になされている。
また、内筒部7の前端部には、その上下、左右面部7
a、7b、7c、7dの前端に内側に突出する突出部か
ら成るストッパ部21が形成してある。また、内筒部7
のカバー装着部28の後端には二つの端子挿入凹部2
2、23が形成してあり、内筒部7の左右面部7c、7
dおよびシールドカバー装着部28の内面には圧入溝2
4、25が直線状に形成してあり、圧入溝24、25間
に段差26が形成してある。そして、内筒部7内は端子
収容部にしてある。
外筒部6との間にプラグ嵌入凹部12が形成してある。
また、内筒部7の上面部7aと覆い部11との間にはロ
ック用凹部13が形成してある。内筒部7の上面部7a
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット14が入れ
てあって、スリット14の端部に舌片部15が形成して
あり、この舌片部15の先部内側には係止部である係合
突起16が突設してある。また、内筒部7の下面部7b
にはこれの前縁から中間部にかけてスリット17が入れ
てあって、スリット17の端部に舌片部18が形成して
あり、この舌片部18の先部内側には係止部である係合
突起19が突設してある。また、内筒部7の後端は開口
していて、シールドカバー装着部28になされている。
また、内筒部7の前端部には、その上下、左右面部7
a、7b、7c、7dの前端に内側に突出する突出部か
ら成るストッパ部21が形成してある。また、内筒部7
のカバー装着部28の後端には二つの端子挿入凹部2
2、23が形成してあり、内筒部7の左右面部7c、7
dおよびシールドカバー装着部28の内面には圧入溝2
4、25が直線状に形成してあり、圧入溝24、25間
に段差26が形成してある。そして、内筒部7内は端子
収容部にしてある。
【0012】電気接触端子部4は図13乃至図17に示
すようにシールド外筒29と絶縁体30と中心端子であ
る端子31とより成る。
すようにシールド外筒29と絶縁体30と中心端子であ
る端子31とより成る。
【0013】シールド外筒29は、図18乃至図24に
示すように金属板材を折り曲げ成形した外筒本体33を
備えており、この外筒本体33の上、下面部33a、3
3bには、中央部前側に位置させて後方に向いた切り起
こし舌片より成る係止片34、35が形成してあり、ま
た、上、下面部33a、33bには、係止片34、35
を中にして左右に位置させて内方に突出する凸条36、
37が形成してある。さらに、上、下面部33a、33
bの絶縁部中央には長方形状の切欠部38、39が形成
してある。また、外筒本体33の左、右面部33c、3
3dには、その中央部前側に位置させて前方に向いた切
り起こし舌片より成る係止片40、41が形成してあ
り、また、左、右面部33c、33dの後部中央には長
方形状の係止片42、43が内側に向けて形成してあ
る。さらに、シールド外筒29にはその下面部の後縁部
に連なるシールド端子44が一体に形成してあり、この
シールド端子44はその基部で下面部33bに対して直
角に曲げてある。
示すように金属板材を折り曲げ成形した外筒本体33を
備えており、この外筒本体33の上、下面部33a、3
3bには、中央部前側に位置させて後方に向いた切り起
こし舌片より成る係止片34、35が形成してあり、ま
た、上、下面部33a、33bには、係止片34、35
を中にして左右に位置させて内方に突出する凸条36、
37が形成してある。さらに、上、下面部33a、33
bの絶縁部中央には長方形状の切欠部38、39が形成
してある。また、外筒本体33の左、右面部33c、3
3dには、その中央部前側に位置させて前方に向いた切
り起こし舌片より成る係止片40、41が形成してあ
り、また、左、右面部33c、33dの後部中央には長
方形状の係止片42、43が内側に向けて形成してあ
る。さらに、シールド外筒29にはその下面部の後縁部
に連なるシールド端子44が一体に形成してあり、この
シールド端子44はその基部で下面部33bに対して直
角に曲げてある。
【0014】絶縁体30に端子31をインサート成形に
より埋め込んで成る複合絶縁体70を図25乃至図28
に示す。絶縁体30は四角形状のブロック体であり、そ
の後部には上下、左右面部30a、30b、30c、3
0dより一段高くなったストッパ部47が形成してあ
り、上、下面部30a、30bの中央部後側には位置決
め用突起48が、また、中央部前側には凹部45、46
が形成してあり、左、右面部30c、30dには係止凹
部50、51が形成してある。
より埋め込んで成る複合絶縁体70を図25乃至図28
に示す。絶縁体30は四角形状のブロック体であり、そ
の後部には上下、左右面部30a、30b、30c、3
0dより一段高くなったストッパ部47が形成してあ
り、上、下面部30a、30bの中央部後側には位置決
め用突起48が、また、中央部前側には凹部45、46
が形成してあり、左、右面部30c、30dには係止凹
部50、51が形成してある。
【0015】端子31は図29および図30に示すよう
にコンタクト部32と端子脚部49とを備えており、コ
ンタクト部32に対して端子脚部49は直角をなしてい
る。そして、この端子31が絶縁体30に埋め込まれた
状態ではコンタクト部32は絶縁体30の前面部30e
の中央に位置しており、また、端子脚部49は絶縁体3
0の下面部30b後側に下方に突出している。
にコンタクト部32と端子脚部49とを備えており、コ
ンタクト部32に対して端子脚部49は直角をなしてい
る。そして、この端子31が絶縁体30に埋め込まれた
状態ではコンタクト部32は絶縁体30の前面部30e
の中央に位置しており、また、端子脚部49は絶縁体3
0の下面部30b後側に下方に突出している。
【0016】このような複合絶縁体70をシールド外筒
29に圧入嵌合して電気接触端子部4が構成されてお
り、この場合、複合絶縁体70はシールド外筒29に後
部から圧入されていて、位置決め用突起48がシールド
外筒29の切欠部38、39に挿入され、また、係止片
42、43が係止凹部50、51に係止されていてスト
ッパ部47がシールド外筒29の後縁部に接している。
そして、コンタクト部32がシールド外筒29の中央部
に位置しており、端子脚部49はシールド端子44と左
右に並んで配置してある。
29に圧入嵌合して電気接触端子部4が構成されてお
り、この場合、複合絶縁体70はシールド外筒29に後
部から圧入されていて、位置決め用突起48がシールド
外筒29の切欠部38、39に挿入され、また、係止片
42、43が係止凹部50、51に係止されていてスト
ッパ部47がシールド外筒29の後縁部に接している。
そして、コンタクト部32がシールド外筒29の中央部
に位置しており、端子脚部49はシールド端子44と左
右に並んで配置してある。
【0017】シールドカバー52は図31乃至図36に
示すように金属性の板材より成り、その長方形状の面部
53の左、右縁部に折り曲げ成形した挟持片54と面部
53の上、下縁部に折り曲げ形成した係止片55とを備
えていて、係止片55には係止突起56が内方に向けて
突設してある。
示すように金属性の板材より成り、その長方形状の面部
53の左、右縁部に折り曲げ成形した挟持片54と面部
53の上、下縁部に折り曲げ形成した係止片55とを備
えていて、係止片55には係止突起56が内方に向けて
突設してある。
【0018】そして、上記のように構成された電気接触
端子部4をソケットハウジング3の内筒部7にこれの後
方より挿入し、さらにシールドカバー52をソケットハ
ウジング3の後面部のシールドカバー装着部28に装着
してコネクタソケット1が構成されている。この場合、
電気接触端子部4のシールド外筒29の前縁部は内筒部
7に形成したストッパ部21に衝接しており、内筒部7
の上下に設けた舌片部15、18の係合突起16、19
はシールド外筒29の凹部34、35に係合しており、
前記端子脚部49およびシールド端子44はソケットハ
ウジング3の端子挿入凹部22、23に挿入されてい
る。また、シールドカバー52の挟持片54はシールド
カバー装着部28内に差し込まれてシールド外筒29の
左、右面部を接触挟持しており、また、シールドカバー
52の係止片55はシールドカバー装着部28内に差し
込まれてその係止突起56がシールド外筒29に形成し
た切欠部38、39に係止している。
端子部4をソケットハウジング3の内筒部7にこれの後
方より挿入し、さらにシールドカバー52をソケットハ
ウジング3の後面部のシールドカバー装着部28に装着
してコネクタソケット1が構成されている。この場合、
電気接触端子部4のシールド外筒29の前縁部は内筒部
7に形成したストッパ部21に衝接しており、内筒部7
の上下に設けた舌片部15、18の係合突起16、19
はシールド外筒29の凹部34、35に係合しており、
前記端子脚部49およびシールド端子44はソケットハ
ウジング3の端子挿入凹部22、23に挿入されてい
る。また、シールドカバー52の挟持片54はシールド
カバー装着部28内に差し込まれてシールド外筒29の
左、右面部を接触挟持しており、また、シールドカバー
52の係止片55はシールドカバー装着部28内に差し
込まれてその係止突起56がシールド外筒29に形成し
た切欠部38、39に係止している。
【0019】コネクタプラグ2は図37および図38に
示すようにプラグ本体57を備えており、このプラグ本
体57の前側部は正面四角形状で枠形の嵌入部58に成
されており、また、プラグ本体57の上面部中央にはロ
ック片59がその基部を上面部後側に連ねて設けてあ
り、このロック片59の先部には係合孔60が形成して
あり、ロック片59の後部外面には滑り止め61が形成
してある。また、プラグ本体57の下面部には滑り止め
62が形成してある。そして、プラグ本体57内には端
子63が設けてあり、端子63にはケーブル64が接続
してある。
示すようにプラグ本体57を備えており、このプラグ本
体57の前側部は正面四角形状で枠形の嵌入部58に成
されており、また、プラグ本体57の上面部中央にはロ
ック片59がその基部を上面部後側に連ねて設けてあ
り、このロック片59の先部には係合孔60が形成して
あり、ロック片59の後部外面には滑り止め61が形成
してある。また、プラグ本体57の下面部には滑り止め
62が形成してある。そして、プラグ本体57内には端
子63が設けてあり、端子63にはケーブル64が接続
してある。
【0020】次に、コネクタプラグ2とコネクタソケッ
ト1との接続を説明する。
ト1との接続を説明する。
【0021】コネクタソケット1は、その実装面8をプ
リント基板65の実装面65Aに接触させて、端子脚部
49およびシールド端子44をプリント基板65に設け
たスルーホール66に挿入して半田付けによりそれぞれ
の接続パターンに接続され、さらに、取付用脚部8aを
スクリュ67によりプリント基板65に固定してこのプ
リント基板65に実装されている。
リント基板65の実装面65Aに接触させて、端子脚部
49およびシールド端子44をプリント基板65に設け
たスルーホール66に挿入して半田付けによりそれぞれ
の接続パターンに接続され、さらに、取付用脚部8aを
スクリュ67によりプリント基板65に固定してこのプ
リント基板65に実装されている。
【0022】このように実装されたコネクタソケット1
のプラグ嵌入凹部12にコネクタプラグ2の嵌入部58
を嵌入して端子63をコンタクト部32に接触させると
共に、コネクタプラグ2のロック片59をコネクタソケ
ット1のロック用凹部13に嵌合して、これの係合孔6
0に係合突起11aを係合しロック状態にする。
のプラグ嵌入凹部12にコネクタプラグ2の嵌入部58
を嵌入して端子63をコンタクト部32に接触させると
共に、コネクタプラグ2のロック片59をコネクタソケ
ット1のロック用凹部13に嵌合して、これの係合孔6
0に係合突起11aを係合しロック状態にする。
【0023】上記の実施例によれば、コネクタソケット
1のプラグ嵌入凹部12にコネクタプラグ2の嵌入部5
8を嵌入してコネクタプラグ2の端子63をコネクタソ
ケット1のコンタクト部32に接触させると共に、コネ
クタプラグ2のロック片59をコネクタソケット1のロ
ック用凹部13に嵌合して、係合しロック状態にするこ
とができて、コネクタソケット1のコネクタプラグ2へ
の係合およびこの結合解除をワンタッチで行うことがで
き、また、電気接触端子部4がソケットハウジング3内
に収容されるようになり、このために、電気接触端子部
4のプリント基板65への実装にあたって、ソケットハ
ウジング3がプリント基板65に、その底面部の実装面
8で固着されることになって、コネクタソケット1にコ
ネクタプラグ2を差し込み、また、外す場合に生じるこ
じりに対して強いものになるし、コネクタプラグ2のロ
ック片59が嵌入して係止されるロック用凹部13がソ
ケットハウジング3に設けてあるために、コネクタプラ
グ2のコネクタソケット1への結合が強固なものにな
り、振動に対しても強いものとなって、自動車の電子機
器への使用に適したものとなる。しかも、電子接触端子
部4はソケットハウジング3内にあってシールドカバー
52により閉塞されるためにシールド効果が向上する。
1のプラグ嵌入凹部12にコネクタプラグ2の嵌入部5
8を嵌入してコネクタプラグ2の端子63をコネクタソ
ケット1のコンタクト部32に接触させると共に、コネ
クタプラグ2のロック片59をコネクタソケット1のロ
ック用凹部13に嵌合して、係合しロック状態にするこ
とができて、コネクタソケット1のコネクタプラグ2へ
の係合およびこの結合解除をワンタッチで行うことがで
き、また、電気接触端子部4がソケットハウジング3内
に収容されるようになり、このために、電気接触端子部
4のプリント基板65への実装にあたって、ソケットハ
ウジング3がプリント基板65に、その底面部の実装面
8で固着されることになって、コネクタソケット1にコ
ネクタプラグ2を差し込み、また、外す場合に生じるこ
じりに対して強いものになるし、コネクタプラグ2のロ
ック片59が嵌入して係止されるロック用凹部13がソ
ケットハウジング3に設けてあるために、コネクタプラ
グ2のコネクタソケット1への結合が強固なものにな
り、振動に対しても強いものとなって、自動車の電子機
器への使用に適したものとなる。しかも、電子接触端子
部4はソケットハウジング3内にあってシールドカバー
52により閉塞されるためにシールド効果が向上する。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による電気
コネクタ構造は、信号線の接続を行う中心端子とこの中
心端子を保持する絶縁体とを有する複合絶縁体をシール
ド外筒に圧入嵌合して構成された電気接触端子部と、外
筒部と先端部が前記外筒部の先端部より後方に位置する
内筒部とをその後端部で一体に連結して前記内、外筒部
間をプラグ嵌入凹部にし、前記内筒部内を端子収容部に
してこの内筒部に前記電気接触端子部を係止する係止部
を設けると共に、前記内筒部の前端部に前記電気接触端
子部の前方への飛び出しを阻止するストッパ部を設け、
前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が嵌入
して係止されるロック用凹部を設けたソケットハウジン
グと、前記ソケットハウジングの前記内筒部の後端に形
成されたシールドカバー装着部と、前記シールドカバー
装着部に装着されて前記電気接触端子部のシールド外筒
に接触するシールドカバーと、前記ソケットハウジング
の前記外筒部の底面部側に形成された実装面とを備えた
ことにより、コネクタソケットのプラグ嵌入凹部にコネ
クタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタプラグの端子を
コネクタソケットの中心端子に接触させると共に、コネ
クタプラグのロック片をコネクタソケットのロック用凹
部に嵌合し係合してロック状態にすることができて、コ
ネクタソケットのコネクタプラグへの結合およびこの結
合解除をワンタッチで行うことができ、また、電気接触
端子部がソケットハウジング内に収容されるようにな
り、このために、電気接触端子部のプリント基板への実
装にあたって、ソケットハウジングがプリト基板に、そ
の底面部の実装面で固着されることになって、コネクタ
ソケットにコネクタプラグを差し込み、また、外す場合
に生じるこじりに対して強いものになるし、コネクタプ
ラグのロック片が嵌入して係止されるロック用凹部がソ
ケットハウジングに設けてあるために、コネクタプラグ
のコネクタソケットへの結合が強固なものになり、振動
に対しても強いものとなって、自動車の電子機器への使
用に適したものとなる。しかも、電子接触端子部はソケ
ットハウジング内にあってシールドカバーにより閉塞さ
れるためにシールド効果が向上する。
コネクタ構造は、信号線の接続を行う中心端子とこの中
心端子を保持する絶縁体とを有する複合絶縁体をシール
ド外筒に圧入嵌合して構成された電気接触端子部と、外
筒部と先端部が前記外筒部の先端部より後方に位置する
内筒部とをその後端部で一体に連結して前記内、外筒部
間をプラグ嵌入凹部にし、前記内筒部内を端子収容部に
してこの内筒部に前記電気接触端子部を係止する係止部
を設けると共に、前記内筒部の前端部に前記電気接触端
子部の前方への飛び出しを阻止するストッパ部を設け、
前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が嵌入
して係止されるロック用凹部を設けたソケットハウジン
グと、前記ソケットハウジングの前記内筒部の後端に形
成されたシールドカバー装着部と、前記シールドカバー
装着部に装着されて前記電気接触端子部のシールド外筒
に接触するシールドカバーと、前記ソケットハウジング
の前記外筒部の底面部側に形成された実装面とを備えた
ことにより、コネクタソケットのプラグ嵌入凹部にコネ
クタプラグの嵌入部を嵌入してコネクタプラグの端子を
コネクタソケットの中心端子に接触させると共に、コネ
クタプラグのロック片をコネクタソケットのロック用凹
部に嵌合し係合してロック状態にすることができて、コ
ネクタソケットのコネクタプラグへの結合およびこの結
合解除をワンタッチで行うことができ、また、電気接触
端子部がソケットハウジング内に収容されるようにな
り、このために、電気接触端子部のプリント基板への実
装にあたって、ソケットハウジングがプリト基板に、そ
の底面部の実装面で固着されることになって、コネクタ
ソケットにコネクタプラグを差し込み、また、外す場合
に生じるこじりに対して強いものになるし、コネクタプ
ラグのロック片が嵌入して係止されるロック用凹部がソ
ケットハウジングに設けてあるために、コネクタプラグ
のコネクタソケットへの結合が強固なものになり、振動
に対しても強いものとなって、自動車の電子機器への使
用に適したものとなる。しかも、電子接触端子部はソケ
ットハウジング内にあってシールドカバーにより閉塞さ
れるためにシールド効果が向上する。
【図1】本考案の一実施例に係わる電気コネクタ構造の
コネクタソケットの正面図である。
コネクタソケットの正面図である。
【図2】同コネクタソケットの側面図である。
【図3】同コネクタソケットの平面図である。
【図4】同コネクタソケットの底面図である。
【図5】同コネクタソケットの後面図である。
【図6】電気コネクタ構造のソケットハウジングの正面
図である。
図である。
【図7】同ソケットハウジングの側面図である。
【図8】同ソケットハウジングの平面図である。
【図9】同ソケットハウジングの底面図である。
【図10】同ソケットハウジングの後面図である。
【図11】図8のA−A線に沿う断面図である。
【図12】図7のB−B線に沿う断面図である。
【図13】電気コネクタ構造の電気接触端子部の側面図
である。
である。
【図14】同電気接触端子部の平面図である。
【図15】同電気接触端子部の正面図である。
【図16】同電気接触端子部の後面図である。
【図17】図13のC−C線に沿う断面図である。
【図18】電気接触端子部のシールド外筒の側面図であ
る。
る。
【図19】同シールド外筒の平面図である。
【図20】同シールド外筒の正面図である。
【図21】同シールド外筒の後面図である。
【図22】同シールド外筒の底面図である。
【図23】図22のD−D線に沿う断面図である。
【図24】図18のE−E線に沿う断面図である。
【図25】電気接触端子部の複合絶縁体の側面図であ
る。
る。
【図26】同複合絶縁体の平面図である。
【図27】同複合絶縁体の正面図である。
【図28】同複合絶縁体の後面図である。
【図29】端子の正面図である。
【図30】同端子の側面図である。
【図31】シールドカバーの正面図である。
【図32】同シールドカバーの側面図である。
【図33】同シールドカバーの平面図である。
【図34】同シールドカバーの背面図である。
【図35】図32F−F線に沿う断面図である。
【図36】図33G−G線に沿う断面図である。
【図37】電気コネクタ構造のコネクタプラグの縦断面
図である。
図である。
【図38】同コネクタプラグの正面図である。
【図39】本考案の電気コネクタ構造においてコネクタ
ソケットにコネクタプラグを結合した状態の側面図であ
る。
ソケットにコネクタプラグを結合した状態の側面図であ
る。
【図40】従来の電気コネクタ構造のコネクタソケット
の側面図である。
の側面図である。
1 コネクタソケット 2 コネクタプラグ 3 ソケットハウジング 4 電気接触端子部 6 外筒部 7 内筒部 12 プラグ嵌入凹部 13 ロック用凹部 28 カバー装着部 29 シールド外筒 30 絶縁体 31 端子 70 複合絶縁体
Claims (1)
- 【請求項1】 信号線の接続を行う中心端子とこの中心
端子を保持する絶縁体とを有する複合絶縁体をシールド
外筒に圧入嵌合して構成された電気接触端子部と、 外筒部と先端部が前記外筒部の先端部より後方に位置す
る内筒部とをその後端部で一体に連結して前記内、外筒
部間をプラグ嵌入凹部にし、前記内筒部内を端子収容部
にしてこの内筒部に前記電気接触端子部を係止する係止
部を設けると共に、前記内筒部の前端部に前記電気接触
端子部の前方への飛び出しを阻止するストッパ部を設
け、前記外筒部の一部に、コネクタプラグのロック片が
嵌入して係止されるロック用凹部を設けたソケットハウ
ジングと、 前記ソケットハウジングの前記内筒部の後端に形成され
たシールドカバー装着部と、 前記シールドカバー装着部に装着されて前記電気接触端
子部のシールド外筒に接触するシールドカバーと、 前記ソケットハウジングの前記外筒部の底面部側に形成
された実装面とを備えたことを特徴とする電気コネクタ
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401476U JP2542233Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990401476U JP2542233Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487186U JPH0487186U (ja) | 1992-07-29 |
JP2542233Y2 true JP2542233Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=31879563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990401476U Expired - Lifetime JP2542233Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 電気コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542233Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000012165A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | シールドコネクタ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5140837B2 (ja) * | 2009-06-05 | 2013-02-13 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU4580972A (en) * | 1971-08-30 | 1974-02-28 | Itt Industries Inc | Electrical connector grounding spring |
JPS5511573Y2 (ja) * | 1975-08-11 | 1980-03-13 | ||
JPH0616405Y2 (ja) * | 1988-10-31 | 1994-04-27 | ミツミ電機株式会社 | コネクタソケット |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP1990401476U patent/JP2542233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000012165A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | シールドコネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487186U (ja) | 1992-07-29 |
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