JPH0789393A - 車輌用成形天井の取付構造 - Google Patents
車輌用成形天井の取付構造Info
- Publication number
- JPH0789393A JPH0789393A JP23633593A JP23633593A JPH0789393A JP H0789393 A JPH0789393 A JP H0789393A JP 23633593 A JP23633593 A JP 23633593A JP 23633593 A JP23633593 A JP 23633593A JP H0789393 A JPH0789393 A JP H0789393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- clip
- ceiling
- molded ceiling
- roof frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コスト削減が図れるとともに部品の共通化を
図ることができる車輌用成形天井の取付構造を提供する
こと。 【構成】 ルーフパネルの室内側に設けられたルーフフ
レームに配設する車輌用成形天井の取付構造において、
成形天井４の前端部をルームミラー取付座面Ｚ内でクリ
ップ５を介してルーフフレーム２に固定し、上記クリッ
プ５の取付部をルームミラー取付座７ａで覆ったことに
ある。
図ることができる車輌用成形天井の取付構造を提供する
こと。 【構成】 ルーフパネルの室内側に設けられたルーフフ
レームに配設する車輌用成形天井の取付構造において、
成形天井４の前端部をルームミラー取付座面Ｚ内でクリ
ップ５を介してルーフフレーム２に固定し、上記クリッ
プ５の取付部をルームミラー取付座７ａで覆ったことに
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は成形天井を確実に固定し
得る車輌用成形天井の取付構造に関する。
得る車輌用成形天井の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、普通車は、勿論のこと軽自動車で
も高級化が進み、天井の装飾として成形天井が多く用い
られてきている。図４に示した天井構造は、低価格車に
用いられる接着剤を用いた貼り天井仕様の断面を示した
ものである。
も高級化が進み、天井の装飾として成形天井が多く用い
られてきている。図４に示した天井構造は、低価格車に
用いられる接着剤を用いた貼り天井仕様の断面を示した
ものである。
【０００３】天井構造はルーフパネル１００の前後にフ
ロントルーフフレーム１０１、リヤルーフフレーム１０
２を配設したもので、上記ルーフパネル１００の室内側
に接着剤を介して貼り天井１０３を接着したものであ
る。この従来技術によるとルーフパネル１００の前後に
フロントルーフフレーム１０１、リヤルーフフレーム１
０２が室内に露出し、高級感がない。
ロントルーフフレーム１０１、リヤルーフフレーム１０
２を配設したもので、上記ルーフパネル１００の室内側
に接着剤を介して貼り天井１０３を接着したものであ
る。この従来技術によるとルーフパネル１００の前後に
フロントルーフフレーム１０１、リヤルーフフレーム１
０２が室内に露出し、高級感がない。
【０００４】つぎに、図５に示した天井構造は、上級車
用に用いられる成形天井仕様の断面を示したものであ
る。成形天井１０４の組み付けはルーフパネル１００の
天井中央部に両面テープ等を利用して仮付けする。
用に用いられる成形天井仕様の断面を示したものであ
る。成形天井１０４の組み付けはルーフパネル１００の
天井中央部に両面テープ等を利用して仮付けする。
【０００５】そして、成形天井１０４の周囲は、図示し
ない固定用クリップ、サンバイザ、ルームミラー、アシ
ストグリップで固定し、端末は、内装トリム（フロント
ピラートリム、センターピラートリム等）で覆いながら
支持している。
ない固定用クリップ、サンバイザ、ルームミラー、アシ
ストグリップで固定し、端末は、内装トリム（フロント
ピラートリム、センターピラートリム等）で覆いながら
支持している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、成形天
井１０４は大物部品であり、現在の分業ラインシステム
の中で迅速に仮付けする必要があるが、共締めを行うサ
ンバイザ等のネジ留め部品は工具を用いるため、仮付け
にはふさわしくない。そのため、両面テープで仮付けし
ているが、テープ価格、離けい紙のはがし作業、貼付後
の押し付け作業等、工数、部品費の面で大幅なコストア
ップとなっている。代替えとして、運転席前部の内装の
目立つ部分にワンタッチクリップで仮付けするのも外観
上好ましくない。また、同じボディで貼り天井仕様を作
る場合、クリップ組み付け用の穴が残り外観上好ましく
なく、クリップ用の穴を設ければ部品の共通化ができな
くなる。
井１０４は大物部品であり、現在の分業ラインシステム
の中で迅速に仮付けする必要があるが、共締めを行うサ
ンバイザ等のネジ留め部品は工具を用いるため、仮付け
にはふさわしくない。そのため、両面テープで仮付けし
ているが、テープ価格、離けい紙のはがし作業、貼付後
の押し付け作業等、工数、部品費の面で大幅なコストア
ップとなっている。代替えとして、運転席前部の内装の
目立つ部分にワンタッチクリップで仮付けするのも外観
上好ましくない。また、同じボディで貼り天井仕様を作
る場合、クリップ組み付け用の穴が残り外観上好ましく
なく、クリップ用の穴を設ければ部品の共通化ができな
くなる。
【０００７】本発明は上記課題を解決し、コスト削減が
図れるとともに部品の共通化を図ることができる車輌用
成形天井の取付構造を提供することを目的とする。
図れるとともに部品の共通化を図ることができる車輌用
成形天井の取付構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ルーフパネルの室内側に設けられたルーフフ
レームに配設する車輌用成形天井の取付構造において、
成形天井の前端部をルームミラー取付座面内でクリップ
を介してルーフフレームに固定し、上記クリップの取付
部をルームミラー取付座で覆ったことにある。
するため、ルーフパネルの室内側に設けられたルーフフ
レームに配設する車輌用成形天井の取付構造において、
成形天井の前端部をルームミラー取付座面内でクリップ
を介してルーフフレームに固定し、上記クリップの取付
部をルームミラー取付座で覆ったことにある。
【０００９】
【作用】成形天井の前端部をルームミラー取付座面内で
クリップを介してルーフフレームに固定する。そして、
クリップの取付部をルームミラー取付座で覆う。
クリップを介してルーフフレームに固定する。そして、
クリップの取付部をルームミラー取付座で覆う。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３
図を参照しながら詳細に説明する。
図を参照しながら詳細に説明する。
【００１１】図１は自動車本体、図２は図１の矢視図、
図３は自動車の天井部の断面図を示したもので、１はル
ーフパネルであり、このルーフパネル１の前後にはフロ
ントルーフフレーム２、およびリヤルーフフレーム３が
配設されている。４はルーフパネル１の室内側に配設さ
れた成形天井である。この成形天井４は前後をワンタッ
チクリップ等のクリップ５、６でフロントルーフフレー
ム２およびリヤルーフフレーム３に留められている。
図３は自動車の天井部の断面図を示したもので、１はル
ーフパネルであり、このルーフパネル１の前後にはフロ
ントルーフフレーム２、およびリヤルーフフレーム３が
配設されている。４はルーフパネル１の室内側に配設さ
れた成形天井である。この成形天井４は前後をワンタッ
チクリップ等のクリップ５、６でフロントルーフフレー
ム２およびリヤルーフフレーム３に留められている。
【００１２】成形天井４の前部をフロントルーフフレー
ム２に留めるクリップ５はルームミラー７の取付座７ａ
を固定する取付座面Ｚ内で留められており、クリップ５
が室内から見えないように配慮してある。
ム２に留めるクリップ５はルームミラー７の取付座７ａ
を固定する取付座面Ｚ内で留められており、クリップ５
が室内から見えないように配慮してある。
【００１３】上記成形天井４の周囲は上記クリップ５、
６の他にルームミラー７、サンバイザ８、アシストグリ
ップ９で固定し、端末は、フロントピラートリム１０、
センターピラートリム１１等の内装トリムで覆いながら
支持している。
６の他にルームミラー７、サンバイザ８、アシストグリ
ップ９で固定し、端末は、フロントピラートリム１０、
センターピラートリム１１等の内装トリムで覆いながら
支持している。
【００１４】上記構成によると、成形天井４を共締めす
る部品のない後部は比較的乗員に目立ちにくいのでクリ
ップ６で固定する。成形天井４の前部は運転席前部に必
ず装備されるルームミラー７の取付座７ａを固定する取
付座面Ｚ内にクリップ５で仮留めを行う。こうして、成
形天井４の前後がワンタッチで仮留めができるので、そ
の後クリップ５の取付位置にルームミラー７を取り付け
ればルームミラー７の取付座７ａでクリップ５が覆われ
るので室内からは見えない。また、貼り天井を使用する
場合にもクリップ取付穴はルームミラー７の取付座７ａ
で覆われるので、部品の共通化を図ることができる。
る部品のない後部は比較的乗員に目立ちにくいのでクリ
ップ６で固定する。成形天井４の前部は運転席前部に必
ず装備されるルームミラー７の取付座７ａを固定する取
付座面Ｚ内にクリップ５で仮留めを行う。こうして、成
形天井４の前後がワンタッチで仮留めができるので、そ
の後クリップ５の取付位置にルームミラー７を取り付け
ればルームミラー７の取付座７ａでクリップ５が覆われ
るので室内からは見えない。また、貼り天井を使用する
場合にもクリップ取付穴はルームミラー７の取付座７ａ
で覆われるので、部品の共通化を図ることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による車輌用
成形天井の取付構造によれば、ルーフパネルの室内側に
設けられたルーフフレームに配設する車輌用成形天井の
取付構造において、成形天井の前端部をルームミラー取
付座面内でクリップを介してルーフフレームに固定し、
上記クリップの取付部をルームミラー取付座で覆ったの
で、仮留めテープを廃止して大幅なコストおよび工数の
削減を図ることができる。また、ルームミラー取付座面
内に仮留めするので、貼り天井、成形天井のいずれの仕
様にも適用して、外観の向上を図ることができる。クリ
ップ穴の有無により部品を区別する必要がないので、部
品の共通化を図ることができる。両面テープを用いずに
クリップによって成形天井を固定するので、成形天井の
交換、あるいは部品交換等のメンテナンスが簡単とな
る。
成形天井の取付構造によれば、ルーフパネルの室内側に
設けられたルーフフレームに配設する車輌用成形天井の
取付構造において、成形天井の前端部をルームミラー取
付座面内でクリップを介してルーフフレームに固定し、
上記クリップの取付部をルームミラー取付座で覆ったの
で、仮留めテープを廃止して大幅なコストおよび工数の
削減を図ることができる。また、ルームミラー取付座面
内に仮留めするので、貼り天井、成形天井のいずれの仕
様にも適用して、外観の向上を図ることができる。クリ
ップ穴の有無により部品を区別する必要がないので、部
品の共通化を図ることができる。両面テープを用いずに
クリップによって成形天井を固定するので、成形天井の
交換、あるいは部品交換等のメンテナンスが簡単とな
る。
【図１】自動車の車体を示す概念図である。
【図２】図１の矢視図である。
【図３】本発明の車輌用成形天井の取付構造の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】従来の貼り天井の取付構造を示す断面図であ
る。
る。
【図５】従来の成形天井の取付構造を示す断面図であ
る。
る。
１ ルーフパネル ２ フロントルーフフレーム ３ リヤルーフフレーム ４ 成形天井 ５ クリップ ６ クリップ ７ ルームミラー ７ａ 取付座 Ｚ 取付座面
Claims (1)
- 【請求項１】 ルーフパネルの室内側に設けられたルー
フフレームに配設する車輌用成形天井の取付構造におい
て、成形天井の前端部をルームミラー取付座面内でクリ
ップを介してルーフフレームに固定し、上記クリップの
取付部をルームミラー取付座で覆ったことを特徴とする
車輌用成形天井の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23633593A JPH0789393A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 車輌用成形天井の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23633593A JPH0789393A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 車輌用成形天井の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789393A true JPH0789393A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16999286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23633593A Pending JPH0789393A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 車輌用成形天井の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789393A (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23633593A patent/JPH0789393A/ja active Pending
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