JPH0787938B2 - 圧延機制御装置 - Google Patents

圧延機制御装置

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JPH0787938B2
JPH0787938B2 JP62058493A JP5849387A JPH0787938B2 JP H0787938 B2 JPH0787938 B2 JP H0787938B2 JP 62058493 A JP62058493 A JP 62058493A JP 5849387 A JP5849387 A JP 5849387A JP H0787938 B2 JPH0787938 B2 JP H0787938B2
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JP
Japan
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roll
detector
rolling mill
signal
work rolls
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JP62058493A
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JPS63224811A (ja
Inventor
恒 本城
英夫 松村
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は圧延機制御装置に関するものである。
[従来の技術] 圧延機において、圧延ロールのロールギャップの変化を
正確に知ることは、精度の高い圧延材を圧延するために
は非常に重要である。
しかし、ロールギャップの変化を直接計測することはで
きない。このため、近年、実際のロールギャップの変化
に近い状態を検出できる方式として第4図に示すような
方法が提案されている。
即ち、流体圧シリンダaのピストンロッドb先端にブロ
ック状の検出ヘッドcを固着し、該検出ヘッドcの上下
面を、ワークロールd,eのロールバレルf,gにおける外周
接線方向と略平行な傾斜形状にし、該傾斜形状部に穿設
した孔に、高さ方向に対し位置調整し得るようにし、且
つ前記ロールバレルf,g外周面との間隔を非接触にて検
出し得るようにした渦電流式のロール間隙検出器h,iを
嵌合、固定するようにしている。図中jは圧延材、k,l
はワークロール軸箱を示す。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来方式においては、検出ヘッドcを、ワ
ークロールd,eのロールバレルf,g間に配置するようにし
ているために、圧延材jのワークロールd,eへの噛込
み、尻抜け時、及び圧延材jの破断発生時などに、圧延
材jが蛇行して前記検出ヘッドcを叩いて壊してしまう
事故がしばしば発生していた。
又、前記ロールバレルf,g間の間隔が小さいために、そ
の間に検出ヘッドcを配置し、ロールギャップの変動
を、ロールバレルf,gの軸線を結ぶ線上で検出すること
ができず、傾斜した状態で検出することになるため、検
出値を補正演算することによりロールギャップの変化を
求める必要があり、従って、制御が面倒でしかも検出誤
差を生じ易い等の問題を有していた。
本発明は上記従来の問題点に着目してなしたもので、圧
延材の蛇行などから検出器を保護し、且つより正確なロ
ールギャップの制御を行うことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
各ワークロールの反圧延材側におけるワークロール相互
の軸線を結ぶ線上位置にロール変位検出器を支持する検
出器支持装置を圧延機ハウジングに設け、且つ前記ロー
ル変位検出器からの変位信号を加算する加算器、該加算
器からの信号を設定信号と比較する比較器、該比較器か
らの信号により油圧圧下シリンダの圧下を調整する位置
調整装置を備えたことを特徴とする圧延機制御装置、に
係るものである。
[作用] 従って、本発明では、ロール変位検出器が各ワークロー
ルの反圧延材側にあるため、圧延材の蛇行や破断等によ
って損傷するようなことを防止でき、又、ロール変位検
出器をワークロール相互の軸線を結ぶ線上に配置してい
るために、ワークロールの変位を直接検出して誤差の減
少と、制御の簡略化を図れる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1〜3図は本発明の一例を示すもので、図中、1,2は
ワークロール、3,4はワークロールチョック、5,6は控え
ロール、7,8は控えロールチョック、9は圧延材を表わ
し、控ロール5,6のロールバレル10,11がワークロール1,
2の圧延面両端より内側まで延びた形状を有している。
上記構成において、前記ワークロール1,2外周面と控え
ロールバレル10,11との間で、しかもワークロール1,2の
軸線を結ぶ線S上位置に、ロール変位検出器12,13を配
置する。
上記検出器12,13は、圧延機ハウジング14に設けた検出
器支持装置15,16を介して支持されている。
検出器支持装置15,16は、ハウジング14に固定した支持
ブロック17,18に摺動自在に設けられその先端に前記検
出器12,13を取付けてなる支持アーム19,20と、該支持ア
ーム19,20を摺動させて、前記控えロールバレル10,11と
ワークロール1,2外周面との間に検出器12,13を挿入し、
又取出すための押し引きシリンダ21,22と、前記各支持
アーム19,20を各支持ブロック17,18に押付けて固定する
ガタ殺しシリンダ23,24と、前記支持アーム19,20の先端
側同志を連結する連結バー25とを設けている。
又、前記検出器12,13からの検出信号を加算器26にて加
算し、該加算信号と設定信号27とを比較器28で比較し、
その比較結果に基づいて、控ロールチョック7,8に設け
た油圧圧下シリンダ29の油圧流路30に設けてなる位置調
整装置31を調整する如く構成する。
又、上記油圧流路30に圧力検出計32を設け、該圧力検出
計32からの検出圧力からワークロール1,2の撓みを P=KZ P:荷重 Z:ロール撓み変位 K:撓みバネ変数 から求める撓み演算器33、及びその撓み量によって前記
加算器26からの信号を補正する補正演算器34を設ける。
更に、前記油圧圧下シリンダ29にシリンダ位置検出器35
を設け、該検出器35からの検出信号により前記比較器28
からの信号を調整する演算器36を設ける。
上記構成において、押し引きシリンダ21,22によりロー
ル変位検出器12,13をワークロール1,2と控ロールバレル
10,11との間に挿入し、ワークロール1,2の軸線を結ぶ線
S上に位置させ、この状態でガタ殺しシリンダ23,24に
より支持アーム19,20を支持ブロック17,18に固定する。
これにより、検出器12,13の動きは押えられ、しかも支
持アーム19,20が連結バー25により連結されていること
により、検出器12,13の相互間隔は一定に保たれる。
従って、ロールギャップが変化するワークロール1,2の
上下方向の変位は、検出器23,24の検出信号を加算器26
にて加算することにより求めることができ、求めた値
を、比較器28にて設定信号27と比較し、その差に基づい
て位置調整装置31を調整して油圧圧下シリンダ29の圧下
位置を調整し、これによりロールギャップを調整する。
又、ワークロール1,2は圧下力の大きさによって撓み量
が変化するので、圧力検出器32からの検出圧力から撓み
演算器33により撓み量を求め、その撓み分を補正演算器
34によって補正する。
更に、油圧圧下シリンダ29に設けたシリンダ位置検出器
35からの検出信号を演算器36にフィードバックすること
により油圧圧下シリンダ29の位置制御を行う。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得るものである。
[発明の効果] 上記したように、本発明の圧延機制御装置によれば、ロ
ール変位検出器が各ワークロールの反圧延材側にあるた
め、圧延材の蛇行や破断等によって損傷するようなこと
を防止でき、又、ロール変位検出器をワークロール相互
の軸線を結ぶ線上に配置しているために、ワークロール
の変位を直接検出することができ、より正確な検出と、
制御の簡略化が図れる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は第1
図のII方向矢視図、第3図は第1図のIII方向矢視図、
第4図は従来のロール間隙検出方式の一例を示す説明図
である。 1,2はワークロール、5,6は控ロール、9は圧延材、10,1
1は控ロールバレル、12,13はロール変位検出器、14は圧
延機ハウジング、15,16は検出器支持装置、17,18は支持
ブロック、19,20は支持アーム、21,22は押し引きシリン
ダ、23,24はガタ殺しシリンダ、25は連結バー、26は加
算器、27は設定信号、28は比較器、29は油圧圧下シリン
ダ、31は位置調整装置、32は圧力検出計、33は撓み演算
器、34は補正演算器、35はシリンダ位置検出器、36は演
算器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ワークロールの反圧延材側におけるワー
    クロール相互の軸線を結ぶ線上位置にロール変位検出器
    を支持する検出器支持装置を圧延機ハウジングに設け、
    且つ前記ロール変位検出器からの変位信号を加算する加
    算器、該加算器からの信号を設定信号と比較する比較
    器、該比較器からの信号により油圧圧下シリンダの圧下
    を調整する位置調整装置を備えたことを特徴とする圧延
    機制御装置。
JP62058493A 1987-03-13 1987-03-13 圧延機制御装置 Expired - Lifetime JPH0787938B2 (ja)

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JPS63224811A JPS63224811A (ja) 1988-09-19
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