JPH0787878A - 可食性生地の処理装置 - Google Patents

可食性生地の処理装置

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JPH0787878A
JPH0787878A JP30681191A JP30681191A JPH0787878A JP H0787878 A JPH0787878 A JP H0787878A JP 30681191 A JP30681191 A JP 30681191A JP 30681191 A JP30681191 A JP 30681191A JP H0787878 A JPH0787878 A JP H0787878A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 加工すべき菓子の種別に応じて各加工ステ−
ションが容易に交換又は取替えでき、一つの加工ステ−
ションによる加工処理をプログラム化して自動加工が達
成できる可食性生地の処理装置を提供する。 【構成】 搬送軌道15の上方に菓子等の加工ステ−シ
ョン23,25,26を固定して配置する一方、加工さ
れるべき生地をおいた天板14とこの天板14をのせた
搬送軌道15を一つの加工ステ−ション下で搬送軌道1
5の移動方向ならびにそれに直交する方向に単位距離づ
つ送る第1ならびに第2の各移動装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可食性生地の処理装置に
係り、詳しくは、例えば、ショ−トケ−キ、デコレ−シ
ョンケ−キ等の菓子の製造時に、これらケ−キ台等をの
せた天板を予め定められてコンピュ−タ・プログラムに
もとずいて平面レベルで自由に移動させ、各ケ−キ台等
の上に自動的に装飾その他の加工処理ができる可食性生
地の処理装置に係る。
【0002】なお、ここで可食性生地(以下、単に生地
と略称する。)とは菓子のほかに食品一般の生地を含
み、生地は生の状態、焼成等の加熱されたものも含まれ
る。
【0003】
【従来の技術】従来から、菓子や食品等は大方手造りさ
れていた。しかし、最近は、流通の拡大、食品加工技術
の発展等によって、菓子や食品が機械等によって自動的
に製造されていることが多くなっている。一方、電子機
器の分野では、コンピュ−タ技術がめざましい発展をと
げ、これらの技術が各分野に適用され、適用分野は拡大
されている。このところから、菓子その他食品の製造、
加工の分野でも、折からの人手不足も重なって、コンピ
ュ−タ技術等の適用が種々の観点から研究され、コンピ
ュ−タ技術を組込んだものがあらわれている。しかし、
この組込みを合理化するのには、それに適合する機構の
機械の開発が必要になるが、このところが遅れているこ
ともあって、本格的なものがほとんど提案されていな
い。
【0004】すなわち、コンピュ−タ技術を食品製造に
組込む場合、それに適合するよう、処理する方法や、そ
れに合致する構造の機械が開発されることが前提とな
る。この前提が存在しないと、単に、従来の菓子の製造
プロセスにコンピュ−タ技術を適用すると、かえって作
業がはん雑になり、むしろ、適用しない方が好ましいこ
とが多い。例えば、所謂まんじゅうは、生地を成型し、
その中に中味を入れ、その後、生地によってつつんで製
造されている。デコレ−ションケ−キや、ショ−トケ−
キは、カステラ等の台の上にクリ−ムやチョコレ−トで
所定の図案を画き、この図案等を順次に重ねて製造され
る。これらの処理過程を連続化又は自動化するために
は、例えば、まんじゅうでは、まんじゅうの各処理、つ
まり、生地成型、中味注入、生地の閉じ等の各加工ステ
−ションを作製し、これら各加工ステ−ションの下部に
移動軌道を設けて、移動軌道によって生地が順次に送ら
れる間に各加工ステ−ションによって加工されることに
なる。
【0005】これら加工が連続かつ自動化されるため
に、各加工ステ−ションそのものを単に上下に昇降させ
るほか、平面レベルで横方向や縦方向、更に斜めにも動
かすことが必要になり、例えば、加工ステ−ションの一
部、つまり、口金や成型棒を移動させる装置として、例
えば、特開昭51−79778号に示す装置が提案され
ている。
【0006】しかし、この装置にコンピュ−タプログラ
ムを適用するのには、どうしても各加工ステ−ション毎
にそのもの全体または一部の動きに適用することにな
り、その構造がきわめて複雑になる。加工ステ−ション
のうちの一部、例えば、生地を絞るステ−ションや中味
を注入するステ−ションでは、ホッパには生地や中味が
収納されるため重量がきわめて重くなり、この重い加工
ステ−ションを本来の昇降動作のほかに、平面レベルで
自由に動かすことがむづかしく、かえって構造は大型化
し、故障も多く、実用性が乏しくなる。
【0007】更に、それぞれの動きをプログラム化した
加工ステ−ションであると、処理過程の異なる菓子、例
えばまんじゅうの製造でプログラム化された加工ステ−
ションを有する装置によって例えばデコレ−ションケ−
キを製造することはできない。そのときには、デコレ−
ションケ−キの製造過程をプログラム化した加工ステ−
ションを有する専用の装置が必要になる。このため、菓
子や食品は、その製造プロセス毎に専用の装置や機械が
必要になり、小ロッドで多種の菓子などの製造には不適
当で、小ロッド製造のときには、かえって手造りより高
価になることすらある。
【0008】すなわち、一つの装置で多品種の菓子を製
造するときには、ある種の菓子製造終了後、別の菓子を
製造するときには、各加工ステ−ションを取替または交
換する必要がある。しかし、プログラム制御を予め組込
まれた各加工ステ−ションを取替又は交換することは作
業がはん雑化し、相当の専門的知識を持たないと、取替
交換自体も不可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点の解
決を目的とし、具体的には、加工すべき菓子等の目的に
応じた生地の加工プロセスの各処理過程を行なう加工ス
テ−ションを固定して配置する一方、天板を介して生地
をのせて移動する移動軌道をその移動方向のほか移動方
向に移動するよう構成し、この天板ならびに移動軌道の
動きをプログラム化し、更に、各加工ステ−ションが所
望に応じて容易に交換できる連続処理装置を提案する。
【0010】従って、本発明に係る連続処理装置である
と、生地成型、クリ−ム注入等の加工ステ−ションは動
かさずに固定的に設けられている一方、生地をおく天板
が水平レベル内で移動され、この天板の動きのみがプロ
グラム化されるため、このプログラム化がきわめて容易
で、各加工ステ−ションの交換はきわめて容易で、他種
の菓子の製造にも簡単に適用でき、装置そのものもコン
パクト化できる。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、連
続または間欠に移動する無終端の搬送軌道の上方に、こ
の搬送軌道上に天板を介して載せた生地に加工すべき菓
子等の目的に応じた生地の加工プロセスの各処理を行な
う加工ステ−ションを固定して配置する一方、前記搬送
軌道とともに前記天板を前記搬送軌道の移動方向に単位
距離づつ移動させる第1移動装置と、前記搬送軌道とと
もに前記天板を前記搬送軌道の移動方向と直交する方向
に単位距離づつ移動させる第2移動装置とを設けて成る
ことを特徴とする。
【0012】そこで、この課題を解決する手段たる構成
ならびにその作用について図面によって更に具体的に説
明すると、次の通りである。
【0013】まず、図1は本発明の一つの実施例に係る
連続処理装置の一例の正面図であり、図2は図1の矢視
A−A方向からの側面図であり、図3は図を拡大しかつ
その一部を断面で示す側面図である。これら図1、図2
ならびに図3において符号1で示す本体1は下部の車輪
2により移動でき、この可搬性のものとして構成される
本体1の正面に搬送軌道15がその長手の移動方向なら
びにその移動方向に直交する幅方向に移動自在に設けら
れている。
【0014】すなわち、本体1の正面には、例えば、図
1に示す例では3つの基台3が設けられ、各基台3上に
は案内レ−ル4が敷設されている。各案内レ−ル4上に
は、車輪5を介して移動台6が搬送軌道15の移動方向
に直交する幅方向に移動自在に配置され、この移動台6
によって後記の如く搬送軌道15が支承されている。移
動台6には第2移動装置によって幅方向に単位距離づつ
移動できるよう構成されている。第2移動装置は、図3
に示すように、先端が移動台6に結合する連結棒7と、
この連結棒7の周囲に設けたラック7aと、ラック7a
にかみ合うギャ−11と、ギャ−11に同軸で結合され
たプ−リ10と、駆動モ−タ8とから成って、この駆動
モ−タ8とプ−リ10との間にベルト9が巻掛けられて
いる。従って、第2移動装置、とくに、駆動モ−タ8を
駆動すると、連結棒7は幅方向、つまりY−Y方向に往
復動し、これによって移動台6を介して搬送軌道15な
らびにその上にのせられた天板14は後記の如く単位距
離づつY−Y方向に移動する。この第2移動装置はこれ
以外にも何れの態様にも構成できるが、駆動モ−タ8は
通常サ−ボモ−タから構成するのが好ましい。
【0015】更に詳しく説明すると、第2移動装置にお
いては、図3に示す如く、連結棒7の外周にはラック7
aが形成され、ラック7aにギャ−11が噛合されてい
る。ギャ−11には同軸にプ−リ10が結合され、プ−
リ10には駆動モ−タ8の回転がベルト9を介してプ−
リ10に伝達され、更に、このプ−リ10の回転はギャ
−11ならびにラック7aを介して連結棒7の直線運動
として伝達される。つまり、駆動モ−タ8の回転量なら
びに回転方向は連結棒7の矢印Y−Y方向の移動量なら
びに移動方向としてシフトされ、それにもとずいて、移
動台6は図3の矢印Y−Y方向に移動する。この場合、
移動台6の移動量や移動方向を駆動モ−タ8の回転によ
り調整し、とくに、この回転数ならびに回転方向を所定
のプログラム化するときには、駆動モ−タ8としては回
転数ならびに方向が正確に制御できるサ−ボモ−タが好
適である。
【0016】また、移動台6によって搬送軌道15を支
持する場合、移動台6の上部に回転軸13を回転自在に
取付け、この回転軸13の両端に案内レ−ル12を取付
け、この案内レ−ル12で搬送軌道を支承する。搬送軌
道15は、図4、図5ならびに図6に示す如く、通常合
成樹脂、ゴム等の一対のベルトから構成し、その裏面に
はラックを形成し、後記の如く、このラックと駆動プ−
リ18との噛合によって各搬送軌道15の長手の移動方
向、つまり矢印X−X方向の移動量や方向を正確にコン
トロ−ルする。
【0017】また、搬送軌道15の表面には、図5に示
す如く、天板14がおかれ、天板14上にのせられた生
地30は例えば加工ステ−ション23の下で所定のプロ
グラムでX−X方向ならびにY−Y方向に移動し、加工
ステ−ション23の個有の加工処理が行なわれる。この
場合、天板14上の各生地30が正確にプログラム通り
に移動するために、天板14は搬送軌道15と一体に動
くことが要請され、使用すべき天板14(図5参照)の
寸法に合わせて定めたピッチ間隔Pのもとに搬送軌道1
5上に係止片111を設けておくのが好ましい。
【0018】また、搬送軌道15のX−X方向の移動に
おいてピッチ間隔Pだけ移動したときに回転される駆動
プ−リ18の回転数を予め定めておくと、この回転数だ
け駆動プ−リ18が回転したときには、例えば一つの加
工ステ−ション23によっての加工処理が一つの天板1
4上の生地30の全体にゆきわたるだけ搬送軌道15が
X−X方向に移動したことになる。この時期を後記の如
く単位移動量検出装置によって検出すると、容易に複数
の加工ステ−ション下の各加工処理、例えば、一つの加
工ステ−ション23の下における搬送軌道15ならびに
天板14の平面レベルの動きを自動化でき、この動きが
終了したときは単位移動量検出装置によって検出される
ため、隣接加工ステ−ション間の距離だけ駆動プ−リ1
8を回転させて搬送軌道15ならびに天板14を送って
やると、次の加工ステ−ション24下で同様な平面レベ
ルの動きが行なわれ、容易に連続化できる。
【0019】すなわち、搬送軌道15のX−X方向の移
動量やその移動方向は第1移動装置によって制御され、
この第1移動装置は、図6に示す通り、搬送軌道15の
先端に設けられた駆動プ−リ18と、この駆動プ−リ1
8の中心軸19の一端に取付けられたギャ−20と、こ
のギャ−20に噛合されたギャ−21と、このギャ−2
1と結合する例えばサ−ボモ−タの駆動モ−タ22とか
ら構成されている。この構成に係る第1移動装置におい
て駆動プ−リ18が所定回転する毎に、搬送軌道15が
ピッチ間隔PだけX−X方向に移動したときに天板14
上の各生地15の一つの加工ステ−ションの処理が終了
するよう調整し、隣接する加工ステ−ションの間の距離
もこのピッチ間隔P又はその整数倍に設定されているの
が好ましい。このようにすると、単位ピッチPだけ移動
する間に天板14の各生地30の加工処理が終了し、そ
の後、ピッチ間隔P又はその整数倍送ると、天板14は
次の加工ステ−ションの下に送られて次の加工処理が行
なわれる。
【0020】以上の通りに、搬送軌道15を矢印X−X
方向ならびに矢印Y−Y方向に移動できるよう構成する
一方、この移動軌道15の上には1つ若しくは2つ以上
の加工ステ−ション、例えば図1に示す例では、3つの
処理ステ−ション23、24、25を固定状態で配設す
る。
【0021】これら各加工ステ−ションは菓子等の加工
処理を行なうもので、その個数や機能は目的に応じて選
択でき、この面から、何れの態様のものとしても構成で
きる。例えば、加工ステ−ション23で例えばチョコレ
−トを天板14上の各生地30に滴下し、次の加工ステ
−ション24で各生地30上に滴下されたチョコレ−ト
の一部を押圧し、この押圧部分に次の加工ステ−ション
25によりア−モンド等をおく。すなわち、天板14が
搬送軌道15によって矢印X−X方向に送られる際、各
加工ステ−ション23、24、25の下で天板14は停
止し、天板14は所定のプログラムによって平面レベル
で矢印X−X方向とY−Y方向とに移動し、天板14上
に各生地30にはその上部の加工ステ−ションによって
定められた加工処理が行なわれる。従って、天板上の各
生地30がカステラ台等であるときには、カステラ台の
上にチョコレ−トがコ−トされ、その上にア−モンドが
のせられたショ−トケ−キが得られる。
【0022】この場合、以上の通りの各加工ステ−ショ
ン下の平面レベル内の動きと、次の加工ステ−ションへ
の送りは、次の通りにプログラム化し、このプログラム
を予めコンピュ−タ装置(図示せず)に打込んで記憶さ
せておき、これにもとずいて、搬送軌道15とともに天
板14を矢印X−X方向とY−Y方向に移動させる。す
なわち、天板14上におかれた各生地30の配置から、
願板14上の各生地30の一つを原点位置としてこの原
点の生地から他の生地までの矢印X−X方向ならびにY
−Y方向の距離をそれぞれの移動量として求める。これ
ら移動量は例えばパルス数に換算し、各生地についての
X−X方向ならびにY−Y方向の移動量としてコンピュ
−タ装置に打込んで記憶させる。
【0023】また、各加工ステ−ションの下で天板14
をこのようなプログラムで移動させる際に、移動開始な
らびに終了の時期を矢印X−X方向とY−Y方向とで求
め、このところから、X−X方向では単位移動量検出装
置、Y−Y方向では原点位置検出装置を設けると、容易
にプログラム化が達成できる。
【0024】前者の単位移動量検出装置は、図6に示す
ように、駆動プ−リ18に連結するギャ−20には別の
検出ギャ−27を噛合わせ、この検出ギャ−27を介し
て搬送軌道15の送り量を取出し、検出ギャ−27は駆
動プ−リ18の例えば1回転によって2回転するように
し、検出ギャ−27の1回転、つまり、駆動プ−リ18
の1/2回転によって搬送軌道15が一つのピッチ間隔
Pだけ送られるようにする。検出ギャ−27の一部から
検出片27aを突出し、この検出片27aに対向させて
近接スイッチ28を設ける。このように単位移動量検出
装置を構成し、近接スイッチ28からの検出信号によっ
て第1移動装置の駆動モ−タ22の駆動を制御させる
と、各加工ステ−ション下で天板14をのせた搬送軌道
15が所定プログラムのもとでX−X方向に移動し天板
14の生地30が加工処理される間に、駆動プ−リ18
が例えば1/2回転したときは、近接スイッチ28によ
って検出ギャ−27の一回転として検出され、このとき
には、搬送軌道15上の天板14はX−X方向にピッチ
間隔だけ送られたことになり、天板14内の全ての生地
30に対しての加工処理が終了したことになる。なお、
その後は、駆動プ−リ18は連続的に1/2回転する
と、天板14は次の加工ステ−ション下に達し、同様な
平面レベルの動きが行なわれる。
【0025】後者の原点位置検出装置は図3に示す如
く、検出片6aと近接スイッチ29とから構成する。
【0026】すなわち、搬送軌道15ならびに天板14
のY−Y方向の移動若しくは送りは第2移動装置の連結
棒7のY−Y方向の摺動によって移動台6を介して行な
われる。この移動台6に検出片6aを設けると共に、こ
の検出片6aに対応させて近接スイッチ29を設けて、
原点位置検出装置を構成する。このように構成すると、
検出片6aがリミットスイッチ29に当接したときとし
て、天板14のY−Y方向の原点位置が検出でき、とく
に、リミットスイッチ29の信号によって第2移動装置
の移動モ−タ8の駆動をコントロ−ルすると、原点位置
検出後に搬送軌道15ならびに天板14は上記のプログ
ラムによってY−Y方向に移動し送られる。
【0027】以上の通りに構成し、天板上の各生地の移
動量を上記の如くプログラム化してコンピュ−タ装置に
記憶組込ませておくと、一つの処理ステ−ションの下に
達したときに、天板の原点位置が検出され、予め入力し
ておいたプログラムによって天板をのせた搬送軌道がX
−X方向ならびにY−Y方向に送られて、搬送軌道がピ
ッチ間隔Pだけ移動したときには天板上の全ての生地に
ついての加工処理が終了する。このように一つの加工ス
テ−ションの処理の終了後は、第1移動装置の駆動プ−
リは1/2回転して搬送軌道がピッチ間隔Pだけ送られ
て隣接する加工ステ−ションの下に達する。この1/2
回転の回転は単位移動量検出装置によって検出されると
共に、Y−Y方向の原点位置も原点位置検出装置によっ
て検出され、次の加工ステ−ションの下でも、上記のプ
ログラムのもとで天板は移動し、加工処理が行なわれて
いる。
【0028】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、本発明に係る
処理装置は、無終端の搬送軌道の上方に、この搬送軌道
上に天板を介して載せた生地に加工プロセス処理を行な
う加工ステ−ションを固定して配置する一方、この搬送
軌道をその移動方向ならびに直交する幅方向に単位距離
づつ移動させる第1ならびに第2移動装置を設けて成る
ものである。
【0029】従って、各加工ステ−ションは、加工すべ
き菓子の製造プロセスに対するものに取替又は交換して
使用できるため、一台のもので多種の菓子等が容易に製
造できる。また、各加工ステ−ション下において搬送軌
道ならびに天板は所定のプログラムで容易に移動方向な
らびに直交方向に単位距離づつ移送又は送ることができ
るため、天板上にのせられた各生地は連続して加工処理
ができ、全体としても平面レベル内の移動又は送りは、
全て搬送軌道ならびに天板の移動によって達成できるた
め、そのプログラム化が容易で、構造をコンパクトにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に係る処理装置の一例の
正面図である。
【図2】図1の矢視A−A方向からの側面図である。
【図3】図2を拡大しかつその一部を断面で示す側面図
である。
【図4】搬送軌道の一例の斜視図である。
【図5】図4に示す搬送軌道に天板をのせたときの斜視
図である。
【図6】単位量移動検出装置の一例の配置図である。
【符号の説明】
1 本体 2 車輪 3 基台 6 移動台 6a 検出片 7 連結棒 8 駆動モ−タ 14 天板 15 搬送軌道 22 駆動モ−タ 27a 検出片 28 近接スイッチ 30 生地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続または間欠に移動する無終端の搬送
    軌道の上方に、この搬送軌道上に天板を介して載せた生
    地に加工すべき菓子等の目的に応じた生地の加工プロセ
    スの各処理を行なう加工ステ−ションを固定して配置す
    る一方、前記搬送軌道とともに前記天板を前記搬送軌道
    の移動方向に単位距離づつ移動させる第1移動装置と、
    前記搬送軌道とともに前記天板を前記搬送軌道の移動方
    向と直交する方向に単位距離づつ移動させる第2移動装
    置とを設けて成ることを特徴とする可食性生地の処理装
    置。
  2. 【請求項2】 連続または間欠に移動する無終端の搬送
    軌道の上方に、この搬送軌道上に天板を介して載せた生
    地に加工すべき菓子等の目的に応じた生地の加工プロセ
    スの各処理を行なう加工ステ−ションを固定して配置す
    る一方、前記搬送軌道とともに前記天板を前記搬送軌道
    の移動方向に単位距離づつ移動させる第1移動装置と、
    前記搬送軌道とともに前記天板を前記搬送軌道の移動方
    向と直交する方向に単位距離づつ移動させる第2移動装
    置とを設け、前記搬送軌道がその移動方向に移動する際
    に前記天板の長さに相当する単位ピッチだけの移動量を
    検出する単位移動量検出装置と、前記天板が前記搬送軌
    道の移動方向と直交する方向に移動を開始する原点位置
    を検出する原点位置検出装置と、前記天板上にのせられ
    た各生地の位置に対応する前記搬送軌道の移動方向の移
    動量ならびにその移動方向に直交する方向の移動量が予
    め入力されると共に、前記単位移動量検出装置ならびに
    前記原点位置検出装置からの各検出信号が入力され、前
    記第1移動装置ならびに前記第2移動装置に駆動指令を
    与えるコンピュ−タ装置とを設けて成ることを特徴とす
    る可食性生地の処理装置。
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