JPH0777538B2 - 可食性生地の処理装置 - Google Patents

可食性生地の処理装置

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JPH0777538B2
JPH0777538B2 JP711685A JP711685A JPH0777538B2 JP H0777538 B2 JPH0777538 B2 JP H0777538B2 JP 711685 A JP711685 A JP 711685A JP 711685 A JP711685 A JP 711685A JP H0777538 B2 JPH0777538 B2 JP H0777538B2
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文彦 増田
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Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 産業上の利用分野 本発明は可食性生地の処理装置に係り、詳しくは、例え
ば、ショートケーキ、デコレーションケーキ等の菓子を
自動的に製造する装置であって、ケーキ台等の生地が搬
送軌道の天板の上にのせられて搬送される間に、この搬
送軌道の上に設けられた加工ステーションによって滴
下、押圧、成型などが加工され、しかも、搬送軌道上の
天板の上におかれる生地が、予め定めたプログラムにも
とずいて、各生地毎の搬送軌道の送り方向またはそれに
直交する方向の移動量づつ、移動して、各生地について
加工処理を行なう可食性生地の処理装置に係る。
なお、ここで可食性生地(以下、単に生地と略称す
る。)とは菓子のほかに食品一般の生地を含み、生地は
生の状態、焼成等の加熱されたものも含まれる。
従来の技術 従前では、菓子や食品等は大方手造りされていたが、最
近は、流通の拡大、食品加工技術の発達によって、菓子
や食品が機械等によって自動的に製造されていることが
多くなっている。
一方、電子機器の分野では、コンピュータ技術がめざま
しい発展をとげ、これらの技術が各分野に適用され、適
用分野は拡大されている。
このところから、菓子その他食品の製造、加工の分野で
も、折からの人手不足も重なって、コンピュータ技術等
の適用が種々の観点から研究され、コンピュータ技術を
組込んだものがあらわれている。
しかし、コンピュータ技術を合理的に組込んだ自動化機
械、所謂ロボットが開発されるためには、ロボット化に
適合する機構の開発が必要である。しかし、このところ
の開発が遅れているため、本格的なコンピュータ塔載自
動化機がほとんど提案されていない。
すなわち、コンピュータ技術を食品製造機械に組込む場
合、この組込みに適合する構造の機械の開発が前提にな
る。
例えば、まんじゅうは、生地を成型し、その中に中味を
入れ、それをつつんで製造される。この過程を自動化す
るには、各処理、つまり、生地成型、中味注入、閉じ等
の各加工ステーションを順次に並べて配置し、その下に
ベルトコンベアその他の移動軌道を設け、移動軌道によ
って生地が順次に送られる間に、3つの加工ステーショ
ンによってそれぞれ生地成型、中味注入、閉じ等の加工
が行なわれることになる。更に、各加工ステーションそ
のものを上下に昇降自在に構成し、その上で各加工ステ
ーションを横方向やそれに直交する縦方向、更に斜めに
も動かすことができるように構成することが必要であ
る。
しかし、このように構成すると、各加工ステーションに
はそれぞれ複雑な駆動機構が付随し、全体としての構造
がきわめて複雑になる。
ある種の加工ステーション、例えば、生地を絞るステー
ションや、中味を注入するステーション、更に、まんじ
ゅうなどを直接成型するステーションでは、そのホッパ
には生地や中味が収納される。このために、各ステーシ
ョンの重量は使用時にはきわめて重くなり、この重量物
を動かす機構や駆動機構は大型化し、とくに、駆動機構
には故障が多発する。
更に、上記のように各加工ステーションを並べて配置し
た場合、処理過程の異なる菓子を製造することができな
い。例えば、まんじゅう製造の加工ステーションでは、
例えばデコレーションケーキを製造することはできな
い。このため、加工ステーションの少なくとも一部を取
替または交換する必要がある。
しかし、各加工ステーションにはそれぞれのプログラム
制御が組込まれ、構造が複雑化し、大型化していること
もあって、各加工ステーションを取替又は交換自在に構
成することがきわめてむづかしい。更に、仮りに、交換
自在に構成できたとしても、交換や取替作業がはん雑化
し、コンピュータなどの分野で相当の専門的知識を持っ
ていないと、取替又は交換が不可能に近い。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、少な
くとも1つの加工ステーションが固定状態で配置される
一方、天板をのせて間欠的に移動する搬送軌道が移動台
で支承され、この移動台は搬送軌道の移動方向と直交す
る幅方向にわたる天板上の各生地毎の移動量づつ移動さ
れ、移動台上に支承される搬送軌道はその移動方向にわ
たる天板上の各生地毎の移動量づつ移動され、これら移
動台ならびに搬送軌道の天板上の各生地の移動量にもと
ずいて、容易にプログラム化でき、各加工ステーション
は静止状態で配置されるため、所望に応じて各加工ステ
ーションは容易に交換できる処理装置を提案する。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明に係る処理装置は、天板上の可食性生
地を加工処理する1つまたは2つ以上の処理ステーショ
ンが固定状態で配置され、これら処理ステーションの下
で天板を送る間に、この天板上の可食性生地を加工処理
する可食性生地の処理装置において、天板をのせ、天板
上に置かれる各可食性生地毎に求めた天板送り方向の移
動量づつ移動する搬送軌道と、この搬送軌道を支持し、
天板上におかれる各可食性生地毎に求めた搬送軌道の移
動方向と直交する搬送軌道幅方向の移動量づつ移動する
移動台とを具えて成ることを特徴とする。
そこで、この課題を解決する手段たる構成ならびにその
作用について図面によって更に具体的に説明すると、次
の通りである。
なお、第1図は本発明の一つの実施例に係る連続処理装
置の一例の正面図である。第2図は第1図の矢視A−A
方向からの側面図である。第3図は第2図を拡大しかつ
その一部を断面で示す側面図である。第4図は搬送軌道
の一例の斜視図である。第5図は搬送軌道の上の天板に
生地をのせた場合の斜視図である。第6図は搬送動の駆
動装置の一例の側面図である。
これら第1、第2ならびに第3の各図において、符号1
で示す本体1は下部の車輪2により移動できる可搬性の
ものとして構成される。本体1の一つの側面には移動台
6は配置され、この移動台6によって搬送軌道15が支持
される。
搬送軌道15はその送り方向、つまり、長手の移動方向に
間欠的に移動自在に設けられ、移動台6は搬送軌道15の
送り方向に直交する幅方向にも移動できるよう、設けら
れている。
搬送軌道15の上には順次に天板14がのせられ、後記のよ
うに、搬送軌道15が送り方向に沿って移動するとともに
移動台6が幅方向に移動し、これによって、天板上の所
定の各位置には順次に生地30が滴下される。(第5図参
照)。
本体1の一つの側面には、第1図に示す例では、例え
ば、3つの基台3が設けられ、各基台3上には案内レー
ル4が敷設されている。
各案内レール4上には、車輪5を介して、移動台6が搬
送軌道15の長手移動方向に直交する幅方向、Y−Y方向
に移動自在に配置されている。この移動台6によって搬
送軌道15が間欠的に移動自在に支承されている。
移動台6には幅方向の移動量変換装置が結合され、この
幅方向の移動量変換装置によって移動台6の幅方向の移
動量は回転量に変換され、取出される。
すなわち、幅方向の移動量変換装置は、移動台6の移動
量を回転量に変換できれば何れの態様にも構成できる
が、第3図に示す通りにも構成できる。第3図に示すよ
うに、先端が移動台6に結合する連結棒7と、この連結
棒7の周囲に設けたラック7aと、ラック7aにかみ合うギ
ャー11から構成する。ギャー11は、同軸で結合されたプ
ーリ10ならびにプーリ10に巻付けられたベルト9を介し
て、第2駆動モータ8に連結されている。第2駆動モー
タ8、例えばサーボモータ8を回転駆動すると、移動台
6は、幅方向、つまりY−Y方向で、天板14上の各生地
30毎の移動量Yi(第5図参照)づつ、移動して往復動す
る。なお、この移動量Yiづつの移動を以下においてY−
Y方向のピッチ移動という。
更に詳しく説明すると、第3図に示す如く、連結棒7の
外周にはラック7aが形成され、ラック7aにギャー11が噛
合されている。ギャー11には同軸にプーリ10が結合さ
れ、プーリ10には、駆動モータ8の回転がベルト9を介
してプーリ10に伝達される。従って、第2駆動モータ8
の回転運動はギャー11ならびにラック7aを介して連結棒
7の直線運動に変換されて移動台6に伝達される。
つまり、第2駆動モータ8の回転量ならびに回転方向と
して連結棒7のY−Y方向の移動量ならびに移動方向は
シフトされる。それにもとずいて、移動台6は第3図の
Y−Y方向にピッチ移動し、天板14の各生地30が後記の
ように処理される。この場合、移動台6の移動量Yi(第
5図参照)や移動方向は、第2駆動モータ22の回転数や
回転方向とともに、容易に所定のプログラム化でき、こ
れをコンピュータ装置に記憶させておく。このように記
憶させておくと、移動台6は第3図のY−Y方向にピッ
チ移動する。
次に、搬送軌道15を間欠的に移動自在に支持する移動台
6は、次の通りに、支持枠として構成することができ
る。
移動台6の上に軸13を取付け、軸13の両端に案内レール
12を取付けて支持枠を構成し、この移動台6の支持枠、
なかでも、案内レール12で搬送軌道15を間欠的に移動自
在に支承する。搬送軌道15は、第4図、第5図ならびに
第6図に示す如く、通常合成樹脂、ゴム等の一対のベル
トから構成し、裏面にはラックを形成する。このように
構成すると、後記の如く、ラックと駆動プーリ18との噛
合によって、搬送軌道15は、その長手方向、つまり、X
−X方向に間欠的に送られるほか、天板14上の各生地30
毎のX−X方向の移動量Xi(第5図参照)づつ移動し、
この移動量や移動方向を予めコンピュータ装置(図示せ
ず)に記憶させて、正確にコントロールする。なお、こ
の各生地30毎のX−X方向の移動量Xiづつの移動を以下
においてX−X方向のピッチ移動という。
また、搬送軌道15の表面には、第5図に示す如く、天板
14がおかれる。この天板14は、第5図に示すように、コ
ンピュータ装置に記憶させておいたプログラム通りに、
原点Ao(X=0、Y=0)から終了点An(X=3XXi、Y
=0)までの各点Ai(X=K1XXi、Y=K2XYi)が、処理
ステーション23の下に位置するように、ピッチ移動し、
これら各点のところに、処理ステーション23から生地30
が順次に滴下されておかれる。
次の処理ステーション24の下でも、コンピュータ装置に
記憶させておいた所定のプログラムのもとで、搬送軌道
15がその移動方向、つまりX−X方向にピッチ移動する
とともに、移動台6が幅方向、つまりY−Y方向にピッ
チ移動することによって、天板14は同様なX−X方向な
らびにY−Y方向のピッチ移動し、このピッチ移動にと
もなって、天板14上の各生地30は順次に次の処理ステー
ション24の直下に存在することになって、加工処理が行
なわれる。
この場合、天板14とその上の各生地30を間欠的に送ると
ともに、X−X方向ならびにY−Y方向にピッチ移動さ
せるため、とくに、正確にプログラム通りに送るため
に、搬送軌道15の上に係止片11を設け、この係止片11に
よって天板14を固定する。とくに、天板14と搬送軌道15
とを一体に動かすために、使用すべき天板14(第5図参
照)の寸法に合わせて定めた間隔Pに合わせて搬送軌道
15上に係止片111を設けるのが好ましい。
また、上記のように、Y−Y方向に移動台6をピッチ移
動させる一方、移動台6上で搬送軌道15は、X−X方向
にピッチ移動される。このX−X方向の移動装置は、第
6図に示すように、搬送軌道15の先端を巻回する駆動プ
ーリ18と、これを駆動する第1駆動モータ22とが設けら
れ、第1駆動モータ22の回転はギャー20ならびに21を介
して駆動プーリ18に伝達される。
また、搬送軌道15のX−X方向のピッチ移動や、間欠移
動による搬送軌道15の送りは駆動プーリ18によって次の
ように行なわれる。
すなわち、駆動プーリ18の中心軸19の一端にギャー20を
取付ける。このギャー20にはギャー21が噛合わされ、ギ
ャー21は第1駆動モータ22、例えば、サーボモータに連
結する。このように構成すると、第1駆動モータ22の駆
動によって、搬送軌道15はX−X方向にピッチ移動や間
欠的移動して送られ、とくに、駆動プーリ18が所定回転
数だけ回転する毎に、搬送軌道15が単位間隔PだけX−
X方向に間欠的に送られ、更に、単位間隔P内において
天板14はX−X方向にピッチ移動する。
次に、移動軌道15の上にのせられた天板14には上流側か
ら下流側に向って1つ若しくは2つ以上の処理ステーシ
ョン、例えば、第1図を例にとると、3つの処理ステー
ション23、24、25を設けられている。
これら各処理ステーションは菓子等の加工処理を行なう
もので、その個数や機能は目的に応じて選択でき、何れ
の態様のものとしても構成できる。
例えば、はじめの処理ステーション23は、天板14の上に
のせられて生地30の上に、例えばチョコレートを滴下す
るものとして構成し、次の処理ステーション24はその滴
下されたチョコレートの一部を押圧するものとして構成
し、この押圧部分に、最後の処理ステーション25により
アーモンド等をおくよう構成することもできる。
このように処理ステーションを構成すると、生地30が天
板14上にのせられて搬送軌道15によって送られる間に、
各処理ステーション23、24、25の下では、移動台6なら
びにそれによって支承される搬送軌道15が所定のプログ
ラムによってY−Y方向ならびにX−X方向にピッチ移
動する。すなわち、天板14上のカステラ台等の全ての生
地30上に処理ステーション23によってチョコレートコー
トされてから、搬送軌道15とともに天板14が間欠的移動
により次の処理ステーション24のところに送られ、次の
処理ステーション24によって、アーモンドがのせられ、
ショートケーキが自動的に得られる。
更に詳しく説明すると、天板14上の各生地30毎にX−X
軸方向ならびにY−Y軸方向の各ピッチ移動量を回転数
に変換し、この回転数に対応させて個別的にパルス数と
して換算して求めておく。このパルス数との各生地30の
ピッチ移動量(X−X軸とY−Y軸)としてのプログラ
ムをコンピュータ装置(図示せず)に記憶させておく。
このようにコンピュータ製造に記憶させておくと、天板
14は、例えば、はじめの処理ステーション23下におい
て、プログラム通り、X−X軸ならびにY−Y軸にピッ
チ移動し、処理ステーション23により天板14上の各生地
30に対し所定の処理が行なわれる。はじめの処理ステー
ション23での処理後、次の処理ステーション24で天板14
上の各生地30を更に処理する場合がある。また、処理ス
テーション23による処理のみで処理を終了し、この処理
後の天板を排出し後続の天板を搬入して処理する場合が
ある。
これらいずれの場合にも、次の通りに、天板14上の生地
30がおかれる点Aiを終了点Anから原点Aoに復帰させ、そ
の後、搬送軌道15を送って天板14を送るか、排出する。
すなわち、搬送軌道15をX−X方向に送る駆動プーリ18
から回転数を検出するために、連結するギャー20に、回
転数検出装置として、検出ギャー27を噛み合わせ、この
検出ギャー27を介して搬送軌道15の送り量を検出ギャー
27の回転数として取出し、この値によって搬送手段15の
X−X軸方向の送り量を制御する。例えば、搬送軌道15
は、駆動プーリ18が所定の回転数だけ回転したときに、
1つのピッチP(なお、処理ステーション23、24、25の
間隔がこのピッチPに合わせて配置されている場合だけ
送られる。検出ギャー27の一部から検出片27aを突出
し、この検出片27aに対向近接させて近接スイッチ28を
設ける。
このように検出ギャー27、検出片27aならびに近接スイ
ッチ28から回転数検出装置を構成し、近接スイッチ28を
第1駆動モータ22に連動させる。
したがって、例えば処理ステーション23下で天板14がピ
ッチ移動して原点Aoから終了点Anに達したときには、Y
方向ではY=0であるが、X方向では3XXiだけ移動して
ある。このため、搬送軌道15は、1つの天板14内の全て
の生地30に対しての処理が終了したときには、X−X方
向(とくに、天板の送り又は排出方向と反対の方向)に
3XXiだけ移動していることになる。そこで、駆動プーリ
18が逆回転されて搬送軌道15や天板14が送り方向に戻
る。回転数検出装置においては、検出ギャー27が回転
し、天板14や搬送軌道15が送り方向に戻り、天板14で原
点位置Aoに達する。このときは、第6図に示すように、
検出片27aの位置を近接スイッチ28で検出することによ
って、検出される。
なお、近接スイッチ28によって原点位置検出後は、近接
スイッチ28からの指令によって第1駆動モータ22が所定
数の回転をする。搬送軌道15ならびにその上の天板14は
所定ピッチ(m×p)だけ送り方向に送られる。
また、同様に、搬送軌道15やその上の天板14のY−Y軸
方向へのピッチ移動、例えば、第5図で原点Aoから終了
点AnまでのYiづつの移動は、移動台6によって行なわ
れ、移動台6は連結棒7のY−Y軸方向のピッチ移動に
よって移動される。移動台6の原点位置(Y=0のとこ
ろ)は、移動台6に設けた検出片6aに対応させて近接ス
イッチ29(第3図参照)を設けると、容易に原点位置が
検出できる。近接スイッチ29に連結棒7の第2駆動モー
タ8に連動させると、原点位置検出後、上記の通り、搬
送軌道15が所定ピッチだけ送り方向に送られたのち、搬
送軌道15がX−X方向にピッチ移動し、移動台6がY−
Y方向にピッチ移動し、搬送軌道15上の天板14は所定の
プログラムによりY−Y軸方向やX−X軸方向にピッチ
移動する。
すなわち、以上の通りの構成に係る処理装置において、
予め、所定のプログラムを設定し、このプログラムをコ
ンピュータ製造に組込む。例えば、天板14は搬送軌道15
にのせる。そこで、コンピュータ装置からの指令によっ
て、搬送軌道15は送り方向、つまり、X−X軸方向に送
られ、例えば、処理ステーション23の下で天板14で原点
位置Aoに対応するはじめの生地30の位置が、X−X軸方
向では近接スイッチ28、Y−Y軸方向は近接スイッチ29
により原点位置Aoとして検出され、所定のコンピュータ
・プログラムによって第1駆動モータ22が作動して、移
動台6はY−Y軸方向にピッチ移動し、第2駆動モータ
8により搬送軌道15はX−X軸方向にピッチ移動する。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明に係る可食性生地の処
理装置は、少なくとも1つの加工ステーションが固定状
態に配置され、天板をのせて間欠的に移動する軌道が移
動台で支承され、この移動台は搬送軌道の移動方向と直
交する幅方向にわたって天板上の各生地毎の移動量づつ
ピッチ移動する一方、移動台上で搬送軌道はその移動方
向にわたる天板上の各生地毎の移動量づつピッチ移動さ
せて成るものである。
従って、各加工ステーションは、静止状態で配置される
ために、加工ステーションの取替又は交換はきわめて容
易で、一台で多種の菓子等が容易に製造できる。
一方、生地がのせられる天板の平面レベルの移動は、そ
の方向によって、移動台と搬送軌道とに分けて行なわれ
るため、分けられた各方向の移動量は、それぞれ個別的
に回転数として取出してパルス化できる。このため、こ
のパルスとして所定のプログラム化が容易にできる。
更に、移動台上で搬送軌道を支承するため、搬送軌道の
間欠的移動とピッチ移動とをプログラム化でき、X−X
方向のピッチ移動でも原点を検出すると、高精度でプロ
グラム化できる。
また、移動するのは、移動台とその上の搬送軌道である
ため、加工ステーションとしては何れのもので使用で
き、加工ステーションの構造もコンパクトになるため、
装置全体の構造がコパパクトになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一つの実施例に係る連続処理装置の一
例の正面図である。 第2図は第1図の矢視A−A方向からの側面図である。 第3図は第2図を拡大しかつその一部を断面で示す側面
図である。 第4図は搬送軌道の一例の斜視図である。 第5図は搬送軌道の上の天板に生地をのせた場合の斜視
図である。 第6図は搬送動の駆動装置の一例の側面図である。 符号1……本体 2……車輪 3……基台 6……移動台 7……連結棒 8……第2駆動モータ 14……天板 15……搬送軌道 22……第1駆動モータ 27a……検出片 28……近接スイッチ 6a……検出片 29……近接スイッチ 30……生地 111……係止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板上の可食性生地を加工処理する1つま
    たは2つ以上の処理ステーションが固定状態で配置さ
    れ、これら処理ステーションの下で天板を送る間に、こ
    の天板上の可食性生地を加工処理する可食性生地の処理
    装置において、 前記天板をのせ、前記天板上に置かれる各可食性生地毎
    に求めた前記天板送り方向の移動量づつ移動する搬送軌
    道と、 この搬送軌道を支持し、前記天板上におかれる各可食性
    生地毎に求めた前記搬送軌道の移動方向と直交する搬送
    軌道幅方向の移動量づつ移動する移動台と、 を具えて成ることを特徴とする可食性生地の処理装置。
  2. 【請求項2】天板上の可食性生地を加工処理する1つま
    たは2つ以上の処理ステーションが固定状態で配置さ
    れ、これら処理ステーションの下で天板を送る間に、こ
    の天板上の可食性生地を加工処理する可食性生地の処理
    装置において、 前記天板をのせ、前記天板上に置かれる各可食性生地毎
    に求めた前記天板送り方向の移動量づつ移動する搬送軌
    道と、 この搬送軌道を支持し、前記天板上におかれる各可食性
    生地毎に求めた前記搬送軌道の移動方向と直交する搬送
    軌道幅方向の移動量づつ移動する移動台と、 前記天板上の各可食性生地毎に求めた前記天板の送り方
    向の移動量と前記天板の送り方向に直交する搬送軌道幅
    方向の移動量とを個別的にパルス数に換算して打込み記
    憶し、このパルス数に基づいてコンピュータ・プログラ
    ムにより前記搬送軌道を駆動して前記天板送り方向に移
    動させる一方、前記移動台を駆動して前記搬送軌道幅方
    向に移動させるコンピュータ装置と、 を具えて成ることを特徴とする可食性生地の処理装置。
  3. 【請求項3】天板上の可食性生地を加工処理する1つま
    たは2つ以上の処理ステーションが固定状態で配置さ
    れ、これら処理ステーションの下で天板を送る間に、こ
    の天板上の可食性生地を加工処理する可食性生地の処理
    装置において、 前記天板をのせ、前記天板上に置かれる各可食性生地毎
    に求めた前記天板送り方向の移動量づつ移動する搬送軌
    道と、 この搬送軌道を支持し、前記天板上におかれる各可食性
    生地毎に求めた前記搬送軌道の移動方向と直交する搬送
    軌道幅方向の移動量づつ移動する移動台と、 この移動台に取付けられて、回転量を前記移動台の幅方
    向移動量に変換する連結棒を有する幅移動量変換機構
    と、 を具えて成ることを特徴とする可食性生地の処理装置。
JP711685A 1985-01-18 1985-01-18 可食性生地の処理装置 Expired - Lifetime JPH0777538B2 (ja)

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JP711685A JPH0777538B2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18 可食性生地の処理装置

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JP711685A JPH0777538B2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18 可食性生地の処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS61166344A JPS61166344A (ja) 1986-07-28
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