JPH0787394B2 - スペクトラム拡散通信用受信機 - Google Patents
スペクトラム拡散通信用受信機Info
- Publication number
- JPH0787394B2 JPH0787394B2 JP61310140A JP31014086A JPH0787394B2 JP H0787394 B2 JPH0787394 B2 JP H0787394B2 JP 61310140 A JP61310140 A JP 61310140A JP 31014086 A JP31014086 A JP 31014086A JP H0787394 B2 JPH0787394 B2 JP H0787394B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spread spectrum
- spectrum communication
- receiver
- communication receiver
- loop
- Prior art date
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スペクトラム拡散波を受信するスペクトラ
ム拡散通信用受信機に関するものである。
ム拡散通信用受信機に関するものである。
周知のように、スペクトラム拡散通信は各種の方式があ
るが、このうちの一つにコヒーレント搬送波システムが
ある。これはR.C.Dixon著、片岡志津雄他訳、ジヤテツ
ク出版刊の「スペクトラム拡散通方式」の227〜229頁に
開示されているように、搬送波とクロツクとを共通の周
波数源から得るようするか、クロツク周波数が搬送周波
数の整数分の1であるようにしたシステムである。
るが、このうちの一つにコヒーレント搬送波システムが
ある。これはR.C.Dixon著、片岡志津雄他訳、ジヤテツ
ク出版刊の「スペクトラム拡散通方式」の227〜229頁に
開示されているように、搬送波とクロツクとを共通の周
波数源から得るようするか、クロツク周波数が搬送周波
数の整数分の1であるようにしたシステムである。
一方、GPS(Global Positioning System)と呼ばれる測
位システムも近年提案されており、このシステムはコヒ
ーレント搬送波システムを使用している。GPSは3〜4
個の衛星からの電波を受信し、その受信情報の時間差か
ら受信地点の位置を表示させるシステムであり、このた
めには複数の衛星からの電波を受信する必要があるが、
このとき衛星からの電波を同時に受信すれば測位のため
の時間が短かくてすむ。
位システムも近年提案されており、このシステムはコヒ
ーレント搬送波システムを使用している。GPSは3〜4
個の衛星からの電波を受信し、その受信情報の時間差か
ら受信地点の位置を表示させるシステムであり、このた
めには複数の衛星からの電波を受信する必要があるが、
このとき衛星からの電波を同時に受信すれば測位のため
の時間が短かくてすむ。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら複数台の受信機を設けることは経済性が悪
いばかりでなく、部品点数が多くなり、信頼性を低下さ
せる要因ともなつていた。
いばかりでなく、部品点数が多くなり、信頼性を低下さ
せる要因ともなつていた。
このような問題を解決するためにこの発明は、同期用の
デイレイロツクループを切換えるようにしたものであ
る。
デイレイロツクループを切換えるようにしたものであ
る。
デイレイロツクループが任意のチヤンネルに切換えによ
つて用いられる。
つて用いられる。
図はこの発明の一実施例を示すブロツク図である。図に
おいてアンテナAで受信された電波はBPF1、増幅器2を
介して周波数変換器3,27に供給される。先ず、スイツチ
10,18,19,23が図の位置にあるとき、周波数変換器3は
シンセサイザ9から供給される局部発振周波数と入力信
号を混合して出力し、このうちBPF4の通過帯域の周波数
成分が増幅器5で増幅され、相関器6に供給される。相
関器6はシフトレジスタ20から供給される疑似雑音符号
と入力信号の相関出力を送出し、そのうちBPF7の通過帯
域の周波数成分がPLL8に供給され、位相同期が行なわれ
る。
おいてアンテナAで受信された電波はBPF1、増幅器2を
介して周波数変換器3,27に供給される。先ず、スイツチ
10,18,19,23が図の位置にあるとき、周波数変換器3は
シンセサイザ9から供給される局部発振周波数と入力信
号を混合して出力し、このうちBPF4の通過帯域の周波数
成分が増幅器5で増幅され、相関器6に供給される。相
関器6はシフトレジスタ20から供給される疑似雑音符号
と入力信号の相関出力を送出し、そのうちBPF7の通過帯
域の周波数成分がPLL8に供給され、位相同期が行なわれ
る。
相関のための疑似雑音符号は相関器11,15,BPF12,16、検
波器13,17、差動増幅器14からなるデイレーロツクルー
プと、シフトレジスタ20、PN符号発生器(疑似雑音符号
発生器)21、位相調整器22からなる疑似雑音符号発生部
とで作られるが、この部分の詳細動作については例えば
前述の文献に記載されており、また本出願の要旨でない
ため、記載を省略する。
波器13,17、差動増幅器14からなるデイレーロツクルー
プと、シフトレジスタ20、PN符号発生器(疑似雑音符号
発生器)21、位相調整器22からなる疑似雑音符号発生部
とで作られるが、この部分の詳細動作については例えば
前述の文献に記載されており、また本出願の要旨でない
ため、記載を省略する。
さて、この装置で受信する電波はコヒーレント搬送波シ
ステムによつて送られているので、疑似雑音符号の同期
は一度確立されたなら、以後は搬送波を基に位相同期が
行なわれるので、デイレーロツクループは不要となる。
そこで、スイツチ10,18,19,23を連動させて図と反対の
位置に切換えると、このデイレーロツクループは周波数
変換器27、BPF28、増幅器29、相関器30、BPF31、PLL3
2、シフトレジスタ24、PN符号発生器25、位相調整器26
からなる受信機の同期用に用いられる。
ステムによつて送られているので、疑似雑音符号の同期
は一度確立されたなら、以後は搬送波を基に位相同期が
行なわれるので、デイレーロツクループは不要となる。
そこで、スイツチ10,18,19,23を連動させて図と反対の
位置に切換えると、このデイレーロツクループは周波数
変換器27、BPF28、増幅器29、相関器30、BPF31、PLL3
2、シフトレジスタ24、PN符号発生器25、位相調整器26
からなる受信機の同期用に用いられる。
このため、シンセサイザ9,33の周波数を異なるチヤンネ
ル用のものとしておけば、2つのチヤンネルが同時に受
信できる。そして、動作中のPN符号発生器21,25の出力
信号が図示しない測定部に供給され、位置測定が行なわ
れる。
ル用のものとしておけば、2つのチヤンネルが同時に受
信できる。そして、動作中のPN符号発生器21,25の出力
信号が図示しない測定部に供給され、位置測定が行なわ
れる。
なお以上の実施例は2チヤンネル受信の場合を示し、こ
の場合、従来6系統必要であつた信号処理部が4系統で
良くなつているか、例えば5チヤンネル受信の場合、従
来の方式であれば5×3=15系統の信号処理部が必要で
あるが、この方式を適用すれば5+2=7系統で良くな
り、チヤンネル数が多くなるほど回路の節減効果が大き
くなる。また、この方式が適用できるものは直接拡散通
信方式が最適であるが、将来の技術進歩によつて他の方
式でもコヒーレント搬送波システムがとれるなら、周波
数ホツピング通信方式など、他の通信方式でも利用でき
る。
の場合、従来6系統必要であつた信号処理部が4系統で
良くなつているか、例えば5チヤンネル受信の場合、従
来の方式であれば5×3=15系統の信号処理部が必要で
あるが、この方式を適用すれば5+2=7系統で良くな
り、チヤンネル数が多くなるほど回路の節減効果が大き
くなる。また、この方式が適用できるものは直接拡散通
信方式が最適であるが、将来の技術進歩によつて他の方
式でもコヒーレント搬送波システムがとれるなら、周波
数ホツピング通信方式など、他の通信方式でも利用でき
る。
以上説明したようにこの発明は、デイレーロツクループ
を複数のチヤンネルを受信する受信機に切換えて使用す
るようにしたので、回路が簡略になり、経済性および信
頼性がともに向上するという効果を有する。
を複数のチヤンネルを受信する受信機に切換えて使用す
るようにしたので、回路が簡略になり、経済性および信
頼性がともに向上するという効果を有する。
図はこの発明の一実施例を示すブロツク図である。 1,4,7,12,16,28,30……BPF、2,5,29……増幅器、3,27…
…周波数変換器、6,11,15,30……相関器、13,17……検
波器、14……差動増幅器、20,24……シフトレジスタ、2
1,25……PN符号発生器、22,26……位相調整器、10,18,1
9,23……スイツチ、9,33……シンセサイザ。
…周波数変換器、6,11,15,30……相関器、13,17……検
波器、14……差動増幅器、20,24……シフトレジスタ、2
1,25……PN符号発生器、22,26……位相調整器、10,18,1
9,23……スイツチ、9,33……シンセサイザ。
フロントページの続き (72)発明者 中野 正夫 東京都世田谷区玉川台2丁目14番9号 京 セラ株式会社東京用賀事業所内 (56)参考文献 昭和61年度電子通信学会総合全国大会講 演論文集「分冊9」,(昭和61−3),第 5頁,第48頁「講演番号1976,ならびに、 2019」
Claims (1)
- 【請求項1】拡散符号による変調速度と搬送周波数がコ
ヒーレントな関係にあるスペクトラム拡散波を受信する
スペクトラム拡散通信用受信機において、複数のチヤン
ネルを受信するためチヤンネル毎に独立に設けられた受
信用ループと、1つの同期用デイレーロツクループと、
デイレーロツクループを任意の受信ループに接続するた
めの選択回路とを備えたことを特徴とするスペクトラム
拡散通信用受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310140A JPH0787394B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61310140A JPH0787394B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63167538A JPS63167538A (ja) | 1988-07-11 |
JPH0787394B2 true JPH0787394B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=18001646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61310140A Expired - Fee Related JPH0787394B2 (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | スペクトラム拡散通信用受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787394B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP61310140A patent/JPH0787394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
昭和61年度電子通信学会総合全国大会講演論文集「分冊9」,(昭和61−3),第5頁,第48頁「講演番号1976,ならびに、2019」 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63167538A (ja) | 1988-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |