JPH0787395B2 - スペクトラム拡散通信用受信機 - Google Patents

スペクトラム拡散通信用受信機

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JPH0787395B2
JPH0787395B2 JP61310141A JP31014186A JPH0787395B2 JP H0787395 B2 JPH0787395 B2 JP H0787395B2 JP 61310141 A JP61310141 A JP 61310141A JP 31014186 A JP31014186 A JP 31014186A JP H0787395 B2 JPH0787395 B2 JP H0787395B2
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昭彦 遠藤
重喜 武田
浩 武田
正夫 中野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スペクトラム拡散波を受信するスペクトラ
ム拡散通信用受信機に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のように、スペクトラム拡散通信は各種の方式があ
るが、このうちの一つにコヒーレント搬送波システムが
ある。これはR.C.Dixoh著、片岡志津雄他訳、ジヤテツ
ク出版刊の「スペクトラム拡散通信方式」の227〜229頁
に開示されているように、搬送波とクロツクとを共通の
周波数源から得るようするか、クロツク周波数が搬送周
波数の整数分の1であるようにしたシステムである。
一方、GPS(Global Positioning System)と呼ばれる測
位システムも近年提案されており、このシステムはコヒ
ーレント搬送波システムを使用している。GPSは3〜4
個の衛星からの電波を受信し、その受信情報の時間差か
ら受信地点の位置を表示させるシステムであり、このた
めには複数の衛星からの電波を受信する必要があるが、
このとき衛星からの電波を同時に受信すれば測位のため
の時間が短かくてすむ。
第2図はコヒーレント搬送波方式のスペクトラム拡散波
を受信する受信機の一例を示すブロツク図である。図に
おいてアンテナAで受信された電波はBPF1、増幅器2を
介して周波数変換器3,27に供給される。先ず、スイツチ
10,18,19,23が図の位置にあるとき、周波数変換器3は
シンセサイザ9から供給される局部発振周波数と入力信
号とを混合して出力し、このうちBPF4の通過帯域の周波
数成分が増幅器5で増幅され、相関器6に供給される。
相関器6はシフトレジスタ20から供給される擬似雑音符
号と入力信号の相関出力を送出し、そのうちBPF7の通過
帯域の周波数成分がPLL8に供給され、位相同期が行なわ
れる。
相関のための擬似雑音符号は相関器11,15,BPF12,16、検
波器13,17、差動増幅器14からなるデイレーロツクルー
プと、シフトレジスタ20、PN符号発生器(擬似雑音符号
発生器)21、位相調整器22からなる擬似雑音符号発生部
とで作られるが、この部分の詳細動作については例えば
前述の文献に記載されており、また本出願の要旨でない
ため、記載を省略する。
さて、この装置で受信する電波はコヒーレント搬送波シ
ステムによつて送られているので、擬似雑音符号の同期
は一度確立されたなら、以後は搬送波を基に位相同期が
行なわれる、デイレーロツクループは不要となる。そこ
で、スイツチ10,18,19,23を連動させて図と反対の位置
に切換えると、このデイレーロツクループは周波数変換
器27、BPF28、増幅器29、相関器30、BPF31、PLL32、シ
フトレジスタ24、PN符号発生器25、位相調整器26からな
る受信機の同期用に用いられる。
このため、シンセサイザ9,33の周波数を異なるチヤンネ
ル用のものとしておけば、2つのチヤンネルが同時に受
信できる。そして、動作中のPN符号発生器21,25の出力
信号が図示しない測定部に供給され、位置測定が行なわ
れる。
なお、以上の実施例は2チヤンネル受信の場合を示し、
この場合、従来6系統必要であつた信号処理部が4系統
で良くなつているか、例えば5チヤンネル受信の場合、
従来の方式であれば5×3=15系統の信号処理部が必要
であるが、この方式を適用すれば5+2=7系統で良く
なり、チヤンネル数が多くなるほど回路の節減効果が大
きくなる。また、この方式が適用できるものは直接拡散
通信方式が最適であるが、将来の技術進歩によつて他の
方式でもコヒーレント搬送波システムがとれるなら、周
波数ホツピング通信方式など、他の通信方式でも利用で
きる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながらこのような従来の装置は、デイレーロツク
ループの入力がそれぞれのチヤンネル毎に設けられた中
間周波フイルタを通つているため、そのフイルタの遅延
時間のバラツキによつて測定精度が支配されてしまうと
いう問題を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題を解決するためにこの発明は、デイレー
ロツクループの入力をある1つのチヤンネルだけから取
出し、そのチヤンネルの局部発振器はそのチヤンネルの
受信ループと他のチヤンネルの受信ループとを切換えて
周波数制御するようにしたものである。
〔作 用〕
チヤンネルによつてフイルタ遅延時間のバラツキがなく
なる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図であり、
2チヤンネルの場合を示している。相関器11,15の入力
信号は第2チヤンネルの中間周波信号を用い、第2チヤ
ンネルのシンセサイザ33はスイツチ34によりそのチヤン
ネルの受信ループ出力であるPLL32の出力と、第1チヤ
ンネルのPLL8の出力がスイツチ34によつて切換えて供給
されるようになつている。
このように構成された装置は先ず、スイツチ18,19,23,3
4が図の位置に設定され、シンセサイザ9,33とも第1チ
ヤンネル用の周波数となるように制御される。このため
両方のチヤンネルの回路とも第1チヤンネルの電波を受
信することになり、デイレーロツクループは第2チヤン
ネルの中間周波数から信号を取出しているが、実際に供
給される情報の内容は第1チヤンネルのものとなつてい
る。
このようにして第1チヤンネルの同期が確立した後、各
スイツチを図と反対側に切換えると、シンセサイザ33は
第2チヤンネルのPLL32の出力で制御され、そこで発生
する信号の周波数は第2チヤンネルを受信するためのも
のとなる。このため、第2チヤンネル用の受信部は第1
チヤンネルを受信していたものが第2チヤンネルを受信
するようになり、第2チヤンネルの同期が確立する。
デイレーロツクループはいずれのチヤンネルを受信して
いるときでも第2チヤンネルの中間周波段の信号を取出
しているので、チヤンネルが変つても、デイレーロツク
ループに供給される信号の遅延時間のバラツキは全く生
じない。
なお、以上の実施例は2チヤンネル用受信機の例を示し
ているが、チヤンネル数が増えても同様の動作を行な
う。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、デイレーロツクループ
の入力をある1つのチヤンネルの中間周波段だけから取
出し、そのチヤンネルの局部発振器をそのチヤンネルと
他の1つのチヤンネルの受信ループ出力に切換えて周波
数制御するようにしたので、デイレーロツクループに供
給される信号の遅延時間がチヤンネルを変えることによ
つて変動せず、精度の良い測定が行なえるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図、第2図
は従来装置のブロツク図である。 1,4,7,12,16,28,31……BPF、2,5,29……増幅器、3,27…
…周波数変換器、6,11,15,30……相関器、13,17……検
波器、14……差動増幅器、20,24……シフトレジスタ、2
1,25……PN符号発生器、22,26……位相調整器、10,18,1
9,23,34……スイツチ、9,33……シンセサイザ。
フロントページの続き (72)発明者 中野 正夫 東京都世田谷区玉川台2丁目14番9号 京 セラ株式会社東京用賀事業所内 (56)参考文献 昭和61年度電子通信学会総合全国大会講 演論文集「分冊9」,(昭和61−3),第 5頁,第48頁「講演番号1976,ならびに, 2019」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送周波数をもとに擬似雑音符号を作り出
    しスペクトラム拡散波を受信するスペクトラム拡散通信
    用受信機において、複数のチヤンネルを受信するためチ
    ヤンネル毎に独立に設けられた局部発振器を制御して搬
    送周波数の同期をとる受信ループと、任意のチヤンネル
    における中間周波信号が入力され、全チヤンネルで共用
    して用いられるデイレーロツクループと、デイレーロツ
    クループの出力を各チヤンネルの擬似雑音符号発生器に
    切換えて送出する第1の選択回路と、デイレーロツクル
    ープに信号を供給したチヤンネルの局部発振器の制御を
    そのチヤンネルの受信ループ出力と,そのチヤンネルを
    除く任意の1つのチヤンネルの受信ループ出力とを切換
    えて行なうための第2の選択回路とを備えたことを特徴
    とするスペクトラム拡散通信用受信機。
JP61310141A 1986-12-29 1986-12-29 スペクトラム拡散通信用受信機 Expired - Fee Related JPH0787395B2 (ja)

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JPS63167539A JPS63167539A (ja) 1988-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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昭和61年度電子通信学会総合全国大会講演論文集「分冊9」,(昭和61−3),第5頁,第48頁「講演番号1976,ならびに,2019」

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