JPH0787387B2 - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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JPH0787387B2
JPH0787387B2 JP60289517A JP28951785A JPH0787387B2 JP H0787387 B2 JPH0787387 B2 JP H0787387B2 JP 60289517 A JP60289517 A JP 60289517A JP 28951785 A JP28951785 A JP 28951785A JP H0787387 B2 JPH0787387 B2 JP H0787387B2
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signal
receiver
distortion
circuit
input
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JP60289517A
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ハインツ・リンダーレ
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テレフンケン・エレクトロニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
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    • H04B1/109Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference by improving strong signal performance of the receiver when strong unwanted signals are present at the receiver input
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/34Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
    • H03G3/345Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 入力回路と、受信信号が混合により中間周波信号および
/またはベースバンド信号に変換される混合段とを備え
た無線受信機に関する。
従来の技術 受信機は公知のように電磁波の受信のために用いられ
る。受信機は例えば、ラジオ受信機、テレビジョン受信
機または無線通話機器である。
無線受信機においては周知のように、スペクトル成分が
120dBまでのレベル差を有する可能性がある信号スペク
トルを受信機によって処理しなければならないという問
題が生じる。その際レベルの強い信号成分によって大
抵、例えば高周波混合および相互変調のような干渉障害
が生ずる。この種の障害は周知のように、非直線性の信
号路に設けられた素子の信号に基づいての制御が原因で
生じる。
相互変調障害は特に問題である。というのは比較的低い
障害信号レベルにおいて既に相互変調障害が発生する可
能性があるからである。相互変調は、少なくとも2つの
障害信号によって惹起されかつ例えば周波数fs1ないしf
s2を有する2つの障害信号の周波数が、次の2つの条件
のうち一方、すなわち 2fs1−fs2=feまたは2fs2−fs1=fe を満足するような相互関係を有しているとき、障害とな
って現れる障害である。その際feは、有効信号の周波数
ないし設定された受信周波数である。
この場合有効信号に基づいて、−2つの障害信号の場合
−典型的には2つの障害信号の変調内容を含んでいる
“見かけ上の”有効信号が受信されることがある。その
場合この種の受信信号は、利用者によって、例えばラジ
オ聴取者によって大抵、受信機の選択度が悪いためと理
解される。相互変調の別の障害作用は、比較的弱い有効
信号との干渉の発生であるが、これは例えば相互変調が
ないかまたはあっても僅かであれば申し分なく受信でき
るはずである。受信機入力者におけるレベルの強い信号
成分の障害作用のおそれは、一般にレベルの強い信号成
分の数およびそのレベルにしたがって過比例的に増大す
る。無線受信機における相互変調障害は、大抵受信機に
おいてチャネル選択の前に、すなわち受信機入力段(H
F)または混合段において形成される。この種の障害を
惹き起こす原因となる素子は、例えばバイポーラトラン
ジスタ、電界効果トランジスタおよびダイオードであ
る。その他の同調ダイオードも相互変調を形成する素子
に挙げられる。
無線受信機の相互変調特性は、専門文献においていわゆ
るインタセプト点によって特徴付けられる。インタセプ
ト点は、第1図の線図から明らかである。この線図にお
いて横座標には有効信号Peのレベル並びに相互変調を惹
起する2つの障害信号レべルPs1およびPs2が図示されて
おり、縦座標には受信機混合段の出力側における中間周
波信号レベルPzfが例として図示されている。曲線1
は、有効信号Peに依存した出力信号レベルPzfを示す。
曲線2は、相互変調を惹き起こす障害信号レべルPs1
よびPs2に対する出力レベルPzfの依存関係を示す。この
依存性の表示に対しては2つのことを仮定してある。す
なわち第1図の2つの座標は対数目盛を有し、さらに2
つの障害信号レベルは同じ大きさであり、かつさらに信
号路における増幅度調整は行われない。さらに、線図に
おける最小の有効信号レベルとして(横座標の零点)、
前以って決められた有効信号変調と関連して、受信機出
力側において30dBのSN比が生じるようなレベルを考えて
いるものと仮定してある。2つの曲線の接線の交点から
線図において仮想点、いわゆるインタセプト点が生じ
る。この点は、所定の入力レベル、相互変調を形成する
障害信号の仮想レベルおよび所定の仮想の中間周波出力
レベルに対応している。典型的な場合2つの曲線の接線
の勾配は係数3だけ異なっている。一般に無線受信機に
おいてインタセプト点のデータは受信機入力レベル(IP
3)に関連付けられる。
無線受信機に対して、インタセプト点のレベル値は大き
くするように配慮される。この値が大きければ大きい
程、一層大きな障害信号レベルを受信機は相互変調の障
害作用なしに処理することができる。しかし受信機のイ
ンタセプトレベルの高めることには経済的な理由により
制約を受ける。
相互変調障害または一般に干渉障害を低減するために、
入力信号に依存して、受信機入力側における増幅度を調
整することが公知である。このことは例えば増幅器素子
の制御または、例えばPINダイオードから形成されてい
る減衰素子の制御によって行われる。増幅度または減衰
度を制御する調整量の発生は、公知の無線受信機におい
て例えば増幅された中間周波信号の整流および/または
信号の整流によってチャネル選択の前に、例えば入力段
の出力側または混合段の入力側または出力側を介して生
じるように行われる。
しかし干渉障害を低減するためのこの種の調整の肯定的
な作用は、増幅度ないし減衰度を制御する素子が、干渉
を形成する受信機段の前に設けられておりかつ制御され
る素子自体が干渉となる障害作用をしないときにしか成
立たない。
調整量が、受信部の信号路における中間周波信号の整流
によって生じる、公知の無線受信機回路の欠点は、干渉
信号の復調の完全な抑圧が基本的には不可能であるとい
う点にある。その理由は、干渉の抑圧のために必要な調
整量は調整回路において干渉信号自体によって発生する
ことができないからである。干渉信号が既に有効な調整
量を発生すると、干渉信号も復調され、したがって障害
となる。この場合干渉障害は、相応に強い有効信号によ
ってしか抑圧することができない。記述の形式の無線受
信機において、干渉による障害発生確率は、調整量の調
整ないし発生に使用される信号レベルを相応に小さく選
択することによってしか低減することができない。
しかしこの手段は、受信される有効信号の得られる最大
のSN比も相応に小さく抑えられるという欠点を有する。
というのは有効信号に対して調整の初期の段階からSN比
が実際にもはやそれ以上信号レベルにしたがって上昇し
ないからである。
調整量が信号の整流によって中間周波数選択の前に広帯
域で行われる公知の無線受信機回路の欠点は、次の点に
ある。すなわち有効信号でありかつ相応に有効な調整量
を発生するレベルの強い信号が存在する場合、全体の混
成信号、受信機入力側における有効信号も減衰され、し
かも障害信号の周波数配置に基づいて障害が発生するば
ずのないときでも減衰されることである。したがって相
互変調積を形成する可能性のない唯一の強い障害信号自
体が比較的弱い有効信号の受信を劣化するかまたは妨げ
る。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、干渉障害、殊に相互変調による干渉障
害と殆ど生じないように抑圧することができ、しかも公
知の受信機に比べて比較的弱い信号でも受信することが
できるようにした無線受信機、殊にラジオ受信機を提供
することである。
問題点を解決するための手段 この課題は、冒頭に述べた形式の無線受信機において、 a) 入力信号を一時的に歪化する歪化手段が設けられ
ており、 b) 前記変換された受信信号が供給される信号整流器
が設けられており、 c) 歪化期間中に該信号整流器の出力側から取出され
る値をその都度次の歪化まで蓄積する回路部が設けられ
ており、 d) 該回路部は、干渉障害を抑圧または低減するため
に、前記蓄積された値から調整値を取出して、前記入力
回路に供給する ことによって解決される。
発明の作用 歪化とは、受信機の信号路における素子の特性曲線の非
直線性を高めることと同義である。意図的に惹き起こさ
れ(所定の程度の歪み周知のように回避される)かつ歪
みが生じる時間の間歪の強調を意味する一時的な歪は、
有利にはパルス信号によって発生される。パルス信号は
パルス持続時間の期間中連続的に、1つまたは複数の素
子の特性曲線の相応の非直線性が生じるようにするが、
1つまたは複数の障害信号のレベルが比較的大きな値を
有するときにしか信号歪を来たさない。
本発明の受信機においては、受信機の信号整流器から供
給される、本発明による歪が生じる時間の期間に存在し
ている調整値のみが受信機の入力増幅器に供給される点
が重要である。これに対して信号整流器の出力側におけ
る歪の間に生じる調整量は、入力増幅器には供給される
べきでない。このことは実現するために、歪の期間中生
じる調整量をその都度次の歪が生じるまで記憶しかつこ
のように記憶された値を入力増幅器に送出することが必
要である。この課題に対しては例えばいわゆるサンプル
・アンド・ホールド回路が適している。この回路は、発
明の歪化を発生するパルス信号のパルスも発生するとき
にしかパルスを発生しないようなパルス信号によって制
御される。したがってサンプルパルス信号は、歪化作用
をするパルス信号が存在しないときには存在している必
要はない。サンプルパルスの幅は、歪化作用をするパル
ス信号のパルスの幅より短くすることができる。最も簡
単な構成によれば、2つのパルス信号は同じパルス発生
器によって発生される。
本発明により行われる一時的な信号歪化(歪の強調)
は、受信機において混合器の入力側と出力側との間の信
号路において行われる。この信号歪は例えば受信機の混
合器および/または入力増幅器において例えば相応に低
い信号負帰還(低い信号負帰還とは、通例の信号負帰還
より低いということである)および/または入力増幅器
および/または混合器における素子の相応の動作点調整
によって、行われる。
所望の歪を得るために、歪化を行う構成要素を入力増幅
器および/または混合器に付加接続する方法もある。付
加接続された素子は、それらが所望の歪を惹き起こすよ
うに構成される。しかしこのことは混合器の素子および
/または入力増幅器の素子に対しても当嵌まる。
本発明により発生される、受信機の入力段に供給される
調整値は、受信機の信号路における信号減衰のために利
用される。この目的のために例えば受信機の信号路にお
いて存在する制御可能な素子は調整値を用いて制御され
る。調整値は例えば受信機の予選択度を高めるためにも
用いることができる。受信機の予選択度を高めるには例
えば信号源(アンテナ)と選択手段との間の信号変換を
変化させる。
本発明の無線受信機は、相互変調障害の低減作用を行う
のみならず、例えば受信周波数より、中間周波数の1/2
または2/3だけ大きい周波数を有するレベルの強い障害
信号が存在する場合に生じるような、高周波混合によっ
て生じる障害も抑圧することができる。
歪を生ぜしめる回路のインタセプトレベルの低減と同義
である信号に歪を意図的に惹き起こすことは、素子の非
直線性を意図的に高めてやるかまた付加的な素子を付加
接続することによって実現される。例えばトランジスタ
において、負帰還を行わないかまたは弱くしか負帰還さ
せないことによって非直線性を特別強く実現することが
できる。受信機段の非直線性の増幅は例えば、段の能動
的な増幅器素子の動作点の変化によって簡単に惹き起こ
すことができる。
本発明の装置において有効信号の受信の際調整量は、既
に申し分ないSN比を示している有効信号レベルにおいて
漸く有効になり、一方干渉信号、殊に相互変調積の発生
の際、受信区間は障害を受けないかまたはほんの僅かし
か障害を受けないような障害レベルにおいて既に調整値
が有効になる。さらに、障害信号の周波数配置が有効信
号の障害を生ぜしめるときようやく有効になる。
実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説
明する。
第2図は、有効信号、相互変調を形成する障害信号レベ
ル並びに調整開始点との関連において受信機の特性を示
す。第2図の曲線は、中間周波レベルPzfの有効信号レ
ベルPe並びに障害信号レベルPsに対する依存性を対数表
示において示す。曲線3は、中間周波レベルの、受信機
の有効信号レベルPeに対する依存性を示す。曲線4は、
相互変調によって惹起される中間周波レベルの依存性を
示す。曲線3および4の交点は、受信機のインタセプト
点IP1を形成する。
ところで増幅器の特性曲線ないし混合器の特性曲線は実
質的にリニヤな部分とノンリニヤな部分とを含んでい
る。増幅器ないし混合器の動作点は、それが特性曲線の
リニヤな領域にあるように調整されている。即ち歪みを
加えるために動作点を特性曲線のノンリニヤな部分にシ
フトする。即ち非線形性が増大すると歪の度合が高めら
れる。非線形性を信号路に挿入された付加的な素子によ
って発生しても同等の効果が得られる。従って歪みを加
えることによって、以下に説明する本発明による特性の
変化が得られる。即ち本発明により入力信号を一時的に
歪化すると、第2図において曲線3に代わって曲線6が
発生され、曲線4に代わって曲線5が発生される。即ち
本発明により調整量が入力増幅器に供給されると受信機
は、曲線5および6の接線の交点に相応して一時的に一
層低いインタセプト点IR2を有する。第2図において、P
zfthは、調整値が発生する中間周波レベルである。この
破線7と、曲線5との交点の有効信号レベルPe(b)に
おいて調整値の発生が始まり、この破線7と曲線6との
交点の障害信号のレベルPs(b)において調整値の発生
が始まる。公知の無線受信機回路におけるように制御信
号を発生しようとする場合、例えば有効信号Pe(b)ま
たは障害信号レベルPs(a)において調整の相応の開始
点が生じる。
本発明によれば、調整値の発生は次のようにして実現さ
れる。すなわち受信機の増幅度または減衰度または予選
択度の制御は、より低い障害信号レベルにおいて開始さ
れ、他方より高い有効信号レベルにおいて漸く開始され
るようにする。これに対して干渉生成波が受信チャネル
にはいらないレベルの大きい障害信号または障害信号対
は、調整値を発生しない。このようにして、一方におい
て障害となる相互変調積は効果的に回避され、他方にお
いて弱い信号の受信は、有効信号でない“障害とならな
い”レベルの大きい信号によって妨害されない。調整を
比較的高い有効信号レベルにおいて開始することによ
り、受信機の出力側において得られるSN比が申し分のな
い値になるようにすることができる。
本発明の回路によれば、歪を生ぜしめるために必要であ
る非直接性の相応の選択、したがって調整値を発生する
装置の、インタセプト点の相応の選択によって、調整の
開始点を、受信機によって相互変調障害が認められかつ
障害信号の比較的大きなレベル範囲において抑圧が行な
われる以前に、既に調整が始められるように調整するこ
とが可能になる。
第3図は、第3図に示すように入力増幅器段8、バンド
パスフィルタ9、混合器10、スーパヘテロダイン発振器
11、選択増幅器12(中間周波増幅器)および復調器13か
ら成る公知の無線受信機の信号部を示す。バンドパスフ
ィルタ9は一般に同調可能に構成されている。入力信号
はアンテナ14から受信機の入力段8の入力側に供給さ
れ、バンドパスフィルタ9において予選択されかつ混合
段10においてスーパヘテロダイン発振器11を用いて中間
周波信号に変換される。中間周波信号は選択増幅器12に
おいて増幅されかつ復調器13において復調される。信号
整流器15は中間周波信号から、例えば受信機の入力段8
において信号減衰のための調整素子を制御するために用
いられる調整量16を発生する。
第4図は、第3図の公知の受信機とは次の点で異なって
いる本発明の受信機を示す。すなわち本発明によれば、
信号路において信号は、パルス信号17を用いて強く歪ま
せられる。本発明による歪化は、パルス信号17が例えば
入力段増幅器トランジスタの動作点および/または混合
器の動作点を相応にシフトするかおよび/または歪を惹
起する素子をこのパルス持続時間の期間中に挿入接続す
ることによって行なわれる。パルス信号は例えば、第4
図には参照番号18によって示されているパルス発生器に
よって発生される。
パルス発生器18は有利にはパルス列を発生する。パルス
のパルス幅は、本発明による歪化が行なわれる時間に相
応する。パルス持続時間と、パルス休止時間との比、す
なわちパルスオンオフ比は有利には小さく選択される
(例えば5%以下)。
第4図の本発明の無線受信機は、入力増幅器8、バンド
パスフィルタ9、混合器10、スーパヘテロダイン発振器
11、選択増幅器12、復調器13、信号整流器15および上述
のパルス発生器18の他に、回路部19を有する。この回路
部19は、本発明の歪化(パルス持続時間)の期間中入力
段に調整値20を供給するために用いられる。調整値20
は、信号整流器15から取り出される調整量16から導出さ
れる。調整値20は、歪化(パルス持続時間)の期間中存
在している調整量の値に対応する。
歪化(パルス持続時間)の期間にしか回路部19の出力側
には調整量が現われないので、回路部19の出力信号は付
加的な処置を講じなければ、時間的に歪を惹き起こすパ
ルス信号17の相応するパルス信号である。しかしこの種
のパルス信号は、信号減衰の制御のための調整値として
適してはいない。したがって、サンプルパルス17によっ
て制御されるサンプル・アンド・ホールド回路が必要で
ある。サンプルパルス信号17′は有利には、本発明の歪
作用をするパルス信号17と同一であるか、またはその都
度信号17と同じ時間的なパルス列を有する。サンプル・
アンド・ホールド回路は、歪化の期間中存在する調整量
が検出されかつ次のサンプルパルス17′の開始まで保持
されているように作用する。新しいサンプルパルス17′
が到来すると、そのとき生じている調整量が検出されか
つ同様に再び新しいサンプルパルスまで保持される。
(蓄積される)。
信号整流器15から取り出される調整量16を、時間に存在
して整理すると、次のように説明された複数の場合を区
別することができる。既に説明したように、アンテナ信
号は有効信号成分の他に、障害信号成分を含んでいる
が、それらは所定の周波数配置関係において漸く、しか
もそれらが所定の周波数配置のため有効信号内に入ると
きに干渉障害として作用する。
第1の場合有効信号は存在するべきであるが、干渉障害
は存在しない(その理由は干渉障害成分は有効チャネル
には入らないからである)。さらに本発明の歪化は実施
されるべきでなく、その結果したがって公知の受信機の
状態が生じる。第5図はこの場合に対して調整量経過を
時間に依存して示す。第5図の曲線は、受信信号の整流
によって取り出される、振幅が時間的に変化する整流さ
れた信号を示す。
第6図は、干渉障害が存在するが、有効信号は存在しな
い例について示す。さらにこの場合も本発明の歪化が行
なわれない公知の受信機が扱われている。障害は第6図
の例では一定と仮定され、その結果調整量の経過も一定
である。
第7図は、有効信号は存在するが、干渉障害は存在せず
かつ本発明の一時的な歪化(強い障害信号の存在の場
合)が行なわれ、それにより歪の強調が生じる例につい
て示す。というのは確かに意図的な歪化を行なわれない
場合でも所定の歪率が常時存在し、したがって回避不能
である。第7図によれば、上記の場合において(有効信
号有、干渉障害無、ただし本発明の歪化が行なわれ
る)、本発明の歪化作用(パルス持続時間)の期間中、
第5図に示す公知の受信機において(本発明の歪化がな
い場合)、同じ場合に存在していない調整量低減16′が
行なわれる。第7図において存在している調整量低減1
6′は、パルス持続時間の期間中増幅度が(例えば動作
点変化によって)低下することが原因で生じる。
第8図は、干渉障害のみ(有効信号なし)が存在しかつ
本発明の歪化が行なわれた場合を示す。第8図によれ
ば、本発明の歪化の期間中次のことが原因で生じる調整
量の強調が行なわれる。つまりパルス持続時間の期間中
歪が本発明により強調されかつこれによって有効チャネ
ルにおける干渉成分が歪率の相応し増加するからであ
る。しかし有効チャネルにおける干渉成分の増加は、調
整量の増加と同義であり、その結果調整量は第8図の例
において(本発明の歪化が行なわれた、有効信号のなし
の干渉障害)パルス持続時間の間上昇する。
第9図は、有効信号の他に、干渉成分(有効チャネルに
おいて)が存在しかつさらに本発明の歪化が行なわれる
場合を示す。この場合は第7図および第8図の曲線の重
畳の結果生じる曲線が得られる。すなわち第9図の調整
量経過において調整量は第1のパルス持続時間の期間中
干渉障害のレベルによって規定され、一方第2パルスの
持続時間の期間中調整量は、有効信号のレベルによって
規定される。
第10図は、第4図の回路部分19に対する実施例を示す。
第4図の回路部19は、抵抗23および24を介してサンプル
信号17′によって導通制御されるトランジスタ21および
22を有するトランジスタ回路から成る。サンプルパルス
17′の持続時間の期間中蓄積コンデンサ25は調整量16′
の値に充電される。コンデンサ25に蓄積された量は、既
述のように、次のサンプルパルスの到来まで保持され
る。それからコンデンサ25は、その時生じている調整量
値16′に充電される。コンデンサ25は受信機に対する調
整値20を送出する。蓄積コンデンサ25が歪化の期間中調
整されかつ複数のパルスに基いている調整量16′の平均
値に充電されるようにすると有利である。調整値20は例
えば第11図に実線で示す経過26を有する。曲線27は、同
じ例に対して(干渉障害なしの有効信号)に対して調整
量16の経過を示す。
第12図は、パルス17″が選択増幅器12に供給される、第
4図の受信機回路の実施例を示す。このパルス17″は、
パルス17によって生じる増幅度変化を、有効信号の存在
の際に補償するために用いられる。このために必要な増
幅度変化(反対方向)は、パルスの強調によってまた
は、例えばパルスを用いて選択増幅器内の負帰還率を切
換えることによって行なうことができる。第12図はさら
に、受信機において復調器に後置接続されている低周波
増幅器28並びにスピーカ29を示している。
第13図は、上述の増幅度補償に対する実施例を示す。第
13図においては本来の受信機のうち単に混合器10、振動
回路30とセラミックフィルタ31とから成るバンドパスフ
ィルタ、および増幅器12′だけが図示されている。混合
器10は、入力信号32およびスーパヘテロダイン発振器信
号33によって制御される。増幅度補償のためにパルス17
は回路部34に供給される。この回路部は、トランジスタ
35および抵抗36および37から成る。トランジスタ35は、
パルス持続時間の期間中、抵抗36を短絡し、したがって
増幅器段12′に対する電流を高めるために用いられる。
同時に反転されたパルス17は、トランジスタ39および抵
抗40および41から成る回路部38に達する。回路部38にお
いてトランジスタ39は、回路部34のトランジスタ35が閉
成されている時間の間は開放状態に維持される。これに
より混合段10における電流は同じ時間間隔において低減
される。というのはこの時間間隔において抵抗として抵
抗40および41の和が有効になるからである。
第14図は、パルス時間の期間中発生する障害を抑圧する
ために、パルス17が低周波増幅器28に供給される実施例
を示す。このことは、パルス持続時間の期間中低周波増
幅器28の増幅度を低減することによって行なわれる。
第15図は、受信機の入力段8に、回路部19によって発生
された信号20と、入力段8の出力側またはバンドパスフ
ィルタ9の出力側から取り出される信号の整流によって
発生される信号43とから組み合わされて成る調整値42が
供給される、本発明の実施例を示す。整流は、整流器回
路44を用いて行われる。2つの信号は加算器45において
加算されかつ調整値42を発生する。信号43は、回路部19
によって発生される信号が作用しないとき、受信機の入
力段および/または混合段の過制御を回避するために用
いられる。
第16図は、加算回路45の構成を示す。それは、出力側48
において接続されている2つのダイオード46および47か
ら成る。端子49および49′に、信号20および43が供給さ
れる。第16図の回路においては、最も強い入力信号が出
力側48における調整量を決める。
第17図の実施例において、2つの信号は加算器に供給さ
れず、乗算器50に供給される。乗算器に代わって、AND
回路を設けることもできる。
第18図は、乗算ないしAND回路に対する1例を示す。第1
8図の回路は、直列接続されたトランジスタ51および52
並びに出力抵抗53から成る。乗算またはAND回路は、こ
の場合、2つの信号から結果的に生じる調整量が、整流
器44を介して第2信号が発生されるときようやく生じる
という利点を有する。第2信号は有利には、比較的強い
入力信号(アンテナからの)においてはじめて生じる。
その結果として、装置において発生される信号は比較的
強い有効信号においてようやく働くようになる。
第19図の回路構成では、結合回路として乗算器50と加算
器45との組合せが設けられている。このような組合せ
は、一方において受信機の入力段および/または混合段
の過制御が妨げられ、他方において信号20は比較的強い
有効信号においてようやく有効になるという利点を有す
る。
第20図は、第19図の結合回路50並びに第15図の整流器回
路44に対する実施例を示す。第20図の回路は、トランジ
スタ54,55および56を含んでいる。第2信号43はトラン
ジスタ54のベースに供給され、一方回路部19の出力信号
20はトランジスタ54および56のベースに供給される。結
果的に生じる調整量は、回路点57から取り出される。
第21図は、制御可能な信号減衰が行なわれる受信機入力
段の実施例を示す。第21図の前段は、同調可能に構成さ
れている予選択回路58、増幅器59および同調可能に構成
されている出力回路60を含んでいる。アンテナ14は、コ
ンデンサ61を介して予選択回路58に結合されている。信
号の減衰は、制御可能なインピーダンスとしてコンデン
サ63を介して予選択回路58に並列に接続されているPIN
ダイオード62によって行なわれる。PINダイオードの制
御のために用いられる電流は、段59の作動電流64から導
出される。PINダイオード62に供給される電流の制御の
ために、制御可能な分路抵抗として作用しかつ調整値20
ないし42から取り出される制御量によって制御されるト
ランジスタ65が用いられる。振動回路58および60の同調
は、バラクタダイオード66および67によって行なわれ
る。
第21図の回路は、予選択回路58における信号の減衰によ
て受信機回路全体が調整量によって障害となる干渉形成
から保護されるという利点を有する。PINダイオードの
使用は、比較的高い周波数においてそれ自体歪みを惹き
起こすことがないので、有利である。第21図の回路は、
FMラジオ受信機に対して特に適している。
第22図の回路構成は、第21図の回路構成とは、PINダイ
オード62が回路点68に作用するという点で相異してい
る。回路点68を介して、アンテナ抵抗の、予選択回路58
に対する変換が行なわれる。制御可能なPINダイオード6
2を用いて信号の減衰は、信号の減衰が大きくなるにし
たがってアンテナ14と増幅器59との間の選択性が高めら
れるように制御される。信号の減衰の制御によって同時
に、アンテナ抵抗の、予選択回路58に対する変換は、信
号減衰が大きくなっていくにしたがって拡大された選択
度が高められるように制御される。
アンテナ抵抗の、選択回路58に対する変換のために設け
られている回路網は、コンデンサ69および70並びにコイ
ル71から成る。この回路網は、−回路点68との関連にお
いて−受信バンド内の最高のインピーダンスが発生しか
つこのインピーダンスは、アンテナ抵抗より著しく大き
いという特性を有する。
第23図は、第2のPINダイオード72が設けられている、
受信機の入力段の入力側における信号の減衰を行う実施
例を示す。2つのPINダイオードによって、第23図の回
路は、第21図および第22図の回路の特性を組合せた特性
を有するように作用する。付加抵抗73は、PINダイオー
ド62による信号の減衰がPINダイオード72による信号の
減衰より高いレベルにおいて行なわれるように作用す
る。制御信号は、接続点74に供給される。接続点74は抵
抗75を介して信号周波数に対してアースされている。
第24図の回路は、第23図の回路とは、次の点で異なって
いる。すなわち第24図の回路では第23図の回路の抵抗73
は省略されておりかつそれに代わって抵抗76がコイル71
の一方の端部とPINダイオード72のカソードとの間に設
けられている。これにより状態の反転が実現される。す
なわちPINダイオード72による信号減衰は、PINダイオー
ド62による信号減衰より高いレベルにおいて開始され
る。
第25図は、トランジスタ77が増幅器トランジスタとして
ベース接地形回路に設けられている、受信機入力段の入
力回路を示す。アンテナ14は回路網を介してトランジス
タ77のエミッタに結合される。この回路網は、コンデン
サ69、コイル71およびコイル78から成る。この回路網
は、受信バンドのバンド中心周波数において−回路点68
との関連において−最大のインピーダンスが発生するよ
うに設定されている。PINダイオード62は、回路点68と
基準点との間に設けられている。PINダイオードの制御
は、分路トランジスタ65を介して、調整量20ないし42か
ら導出される信号を用いて行なわれる。第25図の回路
は、同調可能には構成されていない入段回路が必要であ
る。
第26図は、受信機の入力信号が中間周波信号ではなくて
直接ベースバンド信号に変換される、本発明の実施例を
示している。受信部は、入力増幅器79、混合器80および
81、発振器部82および能動的な低域通過フィルタ83およ
び84から成る。入力増幅器79は有利には同調可能な選択
増幅器として構成されている。発振器部82は、それぞれ
混合器80および81に供給される、互いに90゜ずれている
2つの信号85および86を発生する。入力信号の同期検波
の場合、増幅器83の出力側に生じる信号を、周波数制御
可能な発振器部82に帰還することが必要である。混合器
81、能動的な低域通過フィルタ83(増幅器)および制御
可能な発振器部82は、位相調整ループを形成する。この
位相調整ループは、受信部の同期検波を監視する。これ
により能動的な低域通過フィルタ83の出力側に、信号の
周波数変調に相応する低周波信号87が現われ、一方能動
的な低域フィルタ84の出力側に、信号の振幅に相応する
信号量88が生じる。増幅された入力信号は混合器80およ
び81に供給される。
本発明の信号歪化は、混合器80および81の入力側から出
力側へ至る信号路において行なわれる。調整量24を取り
出すために、出力信号87および88が論理的結合回路89に
おいて相互に論理結合されかつこの論理結合回路89の出
力信号16は、回路部19において調整値20に変換される。
第27図は、増幅回路89に対する実施例を示す。論理結果
回路は、最も簡単な場合には、抵抗90および91を有する
加算回路から成る。信号87および88から形成される和信
号は、ダイオードリング回路92に供給される。このリン
グ回路の出力信号は、演算増幅器93に供給される。調整
量16は、信号87と88の間の電位差の絶対値に比例し、し
たがって電位差の正負の極性に無関係である。このよう
にしてこの回路は、受信信号の振幅に相応する調整量16
を発生する。
最後に、受信機の信号路における受信機信号の、本発明
により意図的に惹き起こされた(時間的な)歪化を、第
28図に基いて説明する。第28図は、トランジスタの特性
曲線とは、相応の負帰還によって実現される比較的直線
的な領域が存在している点で、トランジスタの特性曲線
とは異なっているトランジスタ増幅器の伝達特性曲線を
示す。歪化は第28図の実施例において作動点のシフトに
よって行なわれる。しかし動作点は歪化の期間中通例の
動作点A1から歪化動作点A2にシフトされる。動作点1で
は、比較的直線的な特性曲線部分を有する領域において
動作するが、動作点A2では、非直線的な特性曲線部分を
用いて所望の(一時的な)歪化を実現するために、比較
的非直線的な特性曲線部分において動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、無線受信機の相互変調特性を表わすインタセ
プト点を説明するための曲線図であり、第2図は、有効
信号、相互変調を形成する障害信号レベル並びに調整開
始点との関係において受信機の特性を示す曲線図であ
り、第3図は、公知の無線受信機の信号部のブロック回
路図であり、第4図は、本発明の受信機のブロック回路
図であり、第5図は、受信信号の整流によって取り出さ
れる、振幅が時間的に変化する整流された信号の経過を
示す図であり、第6図は、干渉障害は存在するが、有効
信号が存在しない例の調整量の経過を示す図であり、第
7図は、有効信号は存在するが、干渉障害は存在せずか
つ本発明の一時的な歪化が行なわれる調整量の経過を示
す図であり、第8図は、干渉障害のみが存在し、本発明
の歪化が行なわれなかった場合の調整量の経過を示す図
であり、第9図は、有効信号の他に、干渉成分が存在
し、かつ本発明の歪化が行なわれなかった場合の調整量
の経過を示す図であり、第10図は、第4図の調整量発生
回路の実施例の回路図であり、第11図は本発明による調
整量の経過を示す図であり、第12図は、第4図の受信機
の別の実施例のブロック回路図であり、第13図は、増幅
動補償が行なわれる実施例の回路図であり、第14図は、
パルス期間の期間中発生する障害を抑圧するために、パ
ルスが低周波増幅器に供給される実施例の示す図であ
り、第15図は、受信機の入力段に組合された調整値が供
給される、本発明の実施例のブロック回路図であり、第
16図は、加算回路の構成を示す図であり、第17図は、加
算回路に代わって乗算器が使用されている別の実施例の
ブロック回路図であり、第18図は、乗算ないしAND回路
の構成例を示す図であり、第19図は、結合回路として乗
算器と加算器との組合せが設けられている実施例のブロ
ック回路図であり、第20図は、第19図の結合回路と第15
図の整流器回路に対する実施例の回路図であり、第21図
は、制御可能な信号減衰が行なわれる受信機入段の実施
例を示す回路図であり、第22図は第21図の変形実施例の
回路図であり、第23図は、第2PINダイオードが設けられ
ている、受信機の入力段の入力側における信号減衰の実
施例の回路図であり、第24図は、第23図の実施例の変形
実施例の回路図であり、第25図はトランジスタが増幅器
トランジスタとしてベース接地形回路に設けられてい
る、受信機入力段の入力回路の回路図であり、第26図
は、受信機の入力信号が中間周波信号ではなくて直接ベ
ースバンド信号に変換される、本発明の実施例のブロッ
ク回路図であり、第27図は、増幅回路の実施例の回路図
であり、第28図は、本発明により惹き起こされる歪化を
説明するための特性曲線図である。 8……入力増幅器、9,12……バンドパスフィルタ、10…
…混合器、11……発振器、13……復調器、15……整流
器、16……調整量、17,17′,17″……パルス、19……調
整値発生回路、20……調整値

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力回路と、受信信号が混合により中間周
    波信号および/またはベースバンド信号に変換される混
    合段とを備えた無線受信機において、 a) 入力信号を一時的に歪化する歪化手段が設けられ
    ており、 b) 前記変換された受信信号が供給される信号整流器
    が設けられており、 c) 歪化期間中に該信号整流器の出力側から取出され
    る値をその都度次の歪化まで蓄積する回路部が設けられ
    ており、 d) 該回路部は、干渉障害を抑圧または低減するため
    に、前記蓄積された値から調整値を取出して前記入力回
    路に供給する ことを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】一時的な歪化はパルス信号によって行われ
    る特許請求の範囲第1項記載の無線受信機。
  3. 【請求項3】歪化時間の期間中検出された調整量の蓄積
    および転送のために、歪化作用をするパルス信号が現れ
    ている時間内に発生するパルス信号によって制御される
    サンプル・アンド・ホールド回路が設けられている特許
    請求の範囲第2項記載の無線受信機。
  4. 【請求項4】信号の歪化は、受信機の入力側と混合器の
    出力側との間の信号路において行われる特許請求の範囲
    第1項から第3項までのいずれか1項記載の無線受信
    機。
  5. 【請求項5】信号の歪化は、混合器および/または入力
    増幅器において行われる特許請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれか1項記載の無線受信機。
  6. 【請求項6】信号の歪化は、入力増幅器および/または
    混合器において信号負帰還度を相応に低下させることで
    生じるようにする特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項記載の無線受信機。
  7. 【請求項7】信号の歪化は、入力増幅器および/または
    混合器における素子の相応の動作点調整によって行われ
    る特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項
    記載の無線受信機。
  8. 【請求項8】入力増幅器および/または混合器に付加接
    続されている歪を発生する構成要素が設けられている特
    許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記載
    の無線受信機。
  9. 【請求項9】発生された調整量は、受信機の予選択の向
    上のために用いられる特許請求の範囲第1項から第8項
    までのいずれか1項記載の無線受信機。
  10. 【請求項10】受信機の予選択の向上は、信号源と選択
    手段との間の信号変換の変化によって行われる特許請求
    の範囲第9項記載の無線受信機。
  11. 【請求項11】入力回路は入力増幅器でありかつバンド
    パスフィルタが設けられておりかつ前記回路部が発生す
    る信号の他に、受信機の入力増幅器の出力側、受信機の
    バンドパスフィルタの出力側または受信機の混合段の出
    力側から取り出される信号の整流によって第2の信号が
    発生される特許請求の範囲第1項から第10項までのいず
    れか1項記載の無線受信機。
  12. 【請求項12】2つの信号を相互に論理結合する論理結
    合回路が設けられており、かつ該論理結合回路の出力信
    号は受信機の入力段に供給される特許請求の範囲第11項
    記載の無線受信機。
  13. 【請求項13】結合回路として、加算器、乗算器、AND
    回路または加算器と乗算器との組合せが設けられている
    特許請求の範囲第12項記載の無線受信機。
  14. 【請求項14】信号減衰および/または予選択度変化を
    実現するために少なくとも1つのPINダイオードが設け
    られている特許請求の範囲第1項から第13項までのいず
    れか1項記載の無線受信機。
  15. 【請求項15】PINダイオードに対する制御電流は、入
    力段の作動電流から取り出される特許請求の範囲第14項
    記載の無線受信機。
  16. 【請求項16】受信機の入力回路は、同調可能に構成さ
    れている特許請求の範囲第1項から第15項までのいずれ
    か1項記載の無線受信機。
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