JPH0787359A - 映像強調回路 - Google Patents
映像強調回路Info
- Publication number
- JPH0787359A JPH0787359A JP5252161A JP25216193A JPH0787359A JP H0787359 A JPH0787359 A JP H0787359A JP 5252161 A JP5252161 A JP 5252161A JP 25216193 A JP25216193 A JP 25216193A JP H0787359 A JPH0787359 A JP H0787359A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- video
- enhancement
- delay circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像強調回路の回路の簡略化を図る。
【構成】 強調処理回路１、映像遅延回路２、３にはそ
れぞれ撮像装置等から出力されたＧ（緑）、Ｒ（赤）、
Ｂ（青）信号が入力される。強調処理回路１に入力され
た信号Ｇｉには輪郭強調等の強調処理が行われ信号Ｇｏ
として強調処理回路１から出力される。映像遅延回路２
に入力された信号Ｒｉは、強調処理回路１によってＧ信
号が遅れる時間だけ遅延され、信号Ｒｏとして映像遅延
回路２から出力される。映像遅延回路３に入力された信
号Ｂｉも同じ時間だけ遅延され信号Ｂｏとして映像遅延
回路３から出力される。よって、人の色光に対する明る
さの感度が最も高い緑にのみ強調処理を施すことによ
り、複雑な強調処理回路が１つで済むので、大幅な回路
の簡略化を図ることができる。
れぞれ撮像装置等から出力されたＧ（緑）、Ｒ（赤）、
Ｂ（青）信号が入力される。強調処理回路１に入力され
た信号Ｇｉには輪郭強調等の強調処理が行われ信号Ｇｏ
として強調処理回路１から出力される。映像遅延回路２
に入力された信号Ｒｉは、強調処理回路１によってＧ信
号が遅れる時間だけ遅延され、信号Ｒｏとして映像遅延
回路２から出力される。映像遅延回路３に入力された信
号Ｂｉも同じ時間だけ遅延され信号Ｂｏとして映像遅延
回路３から出力される。よって、人の色光に対する明る
さの感度が最も高い緑にのみ強調処理を施すことによ
り、複雑な強調処理回路が１つで済むので、大幅な回路
の簡略化を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン等のカラー
映像の映像強調を行う映像強調回路に関し、特にＲ、
Ｇ、Ｂ信号に分離された映像信号の強調処理を行う映像
強調回路に関する。
映像の映像強調を行う映像強調回路に関し、特にＲ、
Ｇ、Ｂ信号に分離された映像信号の強調処理を行う映像
強調回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より例えば撮像装置から出力された
赤、緑、青（以下、Ｒ、Ｇ、Ｂとする）の信号に輪郭強
調等の強調処理を行って画質改善を図る映像強調回路が
ある。そして、このような映像強調回路では、Ｒ、Ｇ、
Ｂ信号用にそれぞれ強調処理回路を設けることによって
映像強調を行っている。
赤、緑、青（以下、Ｒ、Ｇ、Ｂとする）の信号に輪郭強
調等の強調処理を行って画質改善を図る映像強調回路が
ある。そして、このような映像強調回路では、Ｒ、Ｇ、
Ｂ信号用にそれぞれ強調処理回路を設けることによって
映像強調を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像強調回路は
以上のようにして映像強調を行っているので、画質改善
は可能であるが、全く同じ強調処理回路がＲ、Ｇ、Ｂ信
号用に３つ必要となり回路が複雑になるという問題点が
あった。本発明は、上記課題を解決するために、回路の
簡略化を図ることができる映像強調回路を提供すること
を目的とする。
以上のようにして映像強調を行っているので、画質改善
は可能であるが、全く同じ強調処理回路がＲ、Ｇ、Ｂ信
号用に３つ必要となり回路が複雑になるという問題点が
あった。本発明は、上記課題を解決するために、回路の
簡略化を図ることができる映像強調回路を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、Ｇ信号に強調
処理を行う強調処理回路と、強調処理回路の時間遅れと
同じ時間だけＲ信号を遅延させる第１の映像遅延回路
と、強調処理回路の時間遅れと同じ時間だけＢ信号を遅
延させる第２の映像遅延回路とを有するものである。
処理を行う強調処理回路と、強調処理回路の時間遅れと
同じ時間だけＲ信号を遅延させる第１の映像遅延回路
と、強調処理回路の時間遅れと同じ時間だけＢ信号を遅
延させる第２の映像遅延回路とを有するものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、強調処理回路によってＧ信号
に輪郭強調等の強調処理が行われ、第１の映像遅延回路
によって強調処理回路を通ることによるＧ信号の時間遅
れと同じ時間だけＲ信号が遅延され、同様に第２の映像
遅延回路によってＢ信号が遅延される。
に輪郭強調等の強調処理が行われ、第１の映像遅延回路
によって強調処理回路を通ることによるＧ信号の時間遅
れと同じ時間だけＲ信号が遅延され、同様に第２の映像
遅延回路によってＢ信号が遅延される。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の１実施例を示す映像強調回路
のブロック図、図２はこの映像強調回路の各回路の出力
信号を示す図である。図１において、１は入力されたＧ
信号（Ｇｉ）に輪郭強調処理を行う強調処理回路、２は
強調処理回路１の時間遅れと同じ時間だけ入力されたＲ
信号（Ｒｉ）を遅延させる第１の映像遅延回路、３は同
様にＢ信号（Ｂｉ）を遅延させる第２の映像遅延回路、
１１は強調処理回路１内にあって信号Ｇｉを一定時間遅
延させる遅延回路、１２は遅延回路１１から出力された
信号Ｇａを更に一定時間遅延させる遅延回路である。
のブロック図、図２はこの映像強調回路の各回路の出力
信号を示す図である。図１において、１は入力されたＧ
信号（Ｇｉ）に輪郭強調処理を行う強調処理回路、２は
強調処理回路１の時間遅れと同じ時間だけ入力されたＲ
信号（Ｒｉ）を遅延させる第１の映像遅延回路、３は同
様にＢ信号（Ｂｉ）を遅延させる第２の映像遅延回路、
１１は強調処理回路１内にあって信号Ｇｉを一定時間遅
延させる遅延回路、１２は遅延回路１１から出力された
信号Ｇａを更に一定時間遅延させる遅延回路である。
【０００７】また、１３は信号Ｇｉに負の数（−１）倍
の乗算を行う負の乗算器、１４は遅延回路１１の出力信
号Ｇａに２倍の乗算を行う２倍乗算器、１５は遅延回路
１２の出力信号Ｇｂに負の数（−１）倍の乗算を行う負
の乗算器、１６は負の乗算器１３、１５、及び２倍乗算
器１４の出力を加算する加算器、１７は加算器１６の出
力信号Ｇｃに後述する強調係数倍の乗算を行う強調係数
乗算器、１８は強調係数乗算器１７の出力信号と遅延回
路１１の出力信号Ｇａを加算する加算器、Ｇｏ、Ｒｏ、
Ｂｏはそれぞれ強調処理回路１、映像遅延回路２、映像
遅延回路３の出力信号である。
の乗算を行う負の乗算器、１４は遅延回路１１の出力信
号Ｇａに２倍の乗算を行う２倍乗算器、１５は遅延回路
１２の出力信号Ｇｂに負の数（−１）倍の乗算を行う負
の乗算器、１６は負の乗算器１３、１５、及び２倍乗算
器１４の出力を加算する加算器、１７は加算器１６の出
力信号Ｇｃに後述する強調係数倍の乗算を行う強調係数
乗算器、１８は強調係数乗算器１７の出力信号と遅延回
路１１の出力信号Ｇａを加算する加算器、Ｇｏ、Ｒｏ、
Ｂｏはそれぞれ強調処理回路１、映像遅延回路２、映像
遅延回路３の出力信号である。
【０００８】図２において、ｔは映像遅延回路２、３の
遅延時間である。なお、このような強調処理回路１、映
像遅延回路２、３はディジタル回路又はアナログ回路の
どちらでも構成することができる。
遅延時間である。なお、このような強調処理回路１、映
像遅延回路２、３はディジタル回路又はアナログ回路の
どちらでも構成することができる。
【０００９】次に、このような映像強調回路の動作とし
て、まずＧ信号に強調処理を行う強調処理回路１の動作
を説明する。強調処理回路１に入力された信号Ｇｉは、
遅延回路１１によって一定時間遅延され図２（ｃ）のよ
うな信号Ｇａとして遅延回路１１から出力される。更
に、信号Ｇａは遅延回路１２によって一定時間遅延され
図２（ｄ）のような信号Ｇｂとして遅延回路１２から出
力される。
て、まずＧ信号に強調処理を行う強調処理回路１の動作
を説明する。強調処理回路１に入力された信号Ｇｉは、
遅延回路１１によって一定時間遅延され図２（ｃ）のよ
うな信号Ｇａとして遅延回路１１から出力される。更
に、信号Ｇａは遅延回路１２によって一定時間遅延され
図２（ｄ）のような信号Ｇｂとして遅延回路１２から出
力される。
【００１０】そして、負の乗算器１３は入力信号Ｇｉに
−１倍の乗算を行う。また、２倍乗算器１４は遅延回路
１１から出力された信号Ｇａに２倍の乗算を行い、負の
乗算器１５は遅延回路１２から出力された信号Ｇｂに−
１倍の乗算を行う。そして、負の乗算器１３、１５、及
び２倍乗算器１４の出力を加算する加算器１６の出力信
号Ｇｃは次式によって表される（図２（ｅ））。 Ｇｃ＝−Ｇｉ＋２×Ｇａ−Ｇｂ ・・・（１）
−１倍の乗算を行う。また、２倍乗算器１４は遅延回路
１１から出力された信号Ｇａに２倍の乗算を行い、負の
乗算器１５は遅延回路１２から出力された信号Ｇｂに−
１倍の乗算を行う。そして、負の乗算器１３、１５、及
び２倍乗算器１４の出力を加算する加算器１６の出力信
号Ｇｃは次式によって表される（図２（ｅ））。 Ｇｃ＝−Ｇｉ＋２×Ｇａ−Ｇｂ ・・・（１）
【００１１】次に、強調係数乗算器１７は、加算器１６
から出力された信号Ｇｃに強調係数α倍の乗算を行う。
ここで、強調係数αはα≧０である。したがって、強調
係数乗算器１７の出力信号と遅延回路１１の出力信号Ｇ
ａを加算する加算器１８の出力信号、すなわち強調処理
回路１の出力である出力信号Ｇｏは次式によって表され
る（図２（ｆ））。
から出力された信号Ｇｃに強調係数α倍の乗算を行う。
ここで、強調係数αはα≧０である。したがって、強調
係数乗算器１７の出力信号と遅延回路１１の出力信号Ｇ
ａを加算する加算器１８の出力信号、すなわち強調処理
回路１の出力である出力信号Ｇｏは次式によって表され
る（図２（ｆ））。
【００１２】 Ｇｏ＝Ｇａ＋α×Ｇｃ ＝Ｇａ＋α×（−Ｇｉ＋２×Ｇａ−Ｇｂ） ・・・（２） 図２（ｆ）の信号Ｇｏから分かるように、強調係数αを
適当な値に設定することによりＧ信号の輪郭強調を行う
ことができる。
適当な値に設定することによりＧ信号の輪郭強調を行う
ことができる。
【００１３】一方、映像遅延回路２に入力された信号Ｒ
ｉは、強調処理回路１によってＧ信号が遅れる時間、つ
まり本実施例においては遅延回路１１の時間遅れと同じ
遅延時間ｔだけ遅延され、信号Ｒｏとして映像遅延回路
２から出力される（図２（ｇ））。また、映像遅延回路
３に入力された信号Ｂｉも同様に時間ｔだけ遅延され信
号Ｂｏとなる。
ｉは、強調処理回路１によってＧ信号が遅れる時間、つ
まり本実施例においては遅延回路１１の時間遅れと同じ
遅延時間ｔだけ遅延され、信号Ｒｏとして映像遅延回路
２から出力される（図２（ｇ））。また、映像遅延回路
３に入力された信号Ｂｉも同様に時間ｔだけ遅延され信
号Ｂｏとなる。
【００１４】このようにＧ信号のみ強調処理を行うの
は、視感度特性から明らかなように人の色光に対する明
るさの感度が緑光において最も高いからである。したが
って、Ｇ信号にのみ強調処理を行い、Ｒ、Ｂ信号につい
ては強調処理回路１の時間遅れと同じ時間ｔだけ遅延さ
せることによって、Ｒ、Ｇ、Ｂ信号全てを強調処理する
のと同様の映像強調効果を得ることができる。
は、視感度特性から明らかなように人の色光に対する明
るさの感度が緑光において最も高いからである。したが
って、Ｇ信号にのみ強調処理を行い、Ｒ、Ｂ信号につい
ては強調処理回路１の時間遅れと同じ時間ｔだけ遅延さ
せることによって、Ｒ、Ｇ、Ｂ信号全てを強調処理する
のと同様の映像強調効果を得ることができる。
【００１５】なお、Ｇ信号のみを強調することにより厳
密には強調した部分の画質が低下することがあるが、局
所的なものであり、全体の画質としては無視することが
できる。また、本実施例では強調処理として輪郭強調の
みを行ったが、その他の強調処理を施すこともできる。
密には強調した部分の画質が低下することがあるが、局
所的なものであり、全体の画質としては無視することが
できる。また、本実施例では強調処理として輪郭強調の
みを行ったが、その他の強調処理を施すこともできる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、Ｇ信号に強調処理を行
う強調処理回路と、Ｒ、Ｂ信号を遅延させる第１、第２
の映像遅延回路を用いることにより、複雑な強調処理回
路が１つで済むので、大幅な回路の簡略化を図ることが
でき、低コストで十分な効果を得ることができる。
う強調処理回路と、Ｒ、Ｂ信号を遅延させる第１、第２
の映像遅延回路を用いることにより、複雑な強調処理回
路が１つで済むので、大幅な回路の簡略化を図ることが
でき、低コストで十分な効果を得ることができる。
【図１】本発明の１実施例を示す映像強調回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】図１の映像強調回路の各回路の出力信号を示す
図である。
図である。
１ 強調処理回路 ２ 第１の映像遅延回路 ３ 第２の映像遅延回路 １１、１２ 遅延回路 １３、１５ 負の乗算器 １４ ２倍乗算器 １６、１８ 加算器 １７ 強調係数乗算器
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｒ、Ｇ、Ｂ信号に分離された映像信号の
強調処理を行う映像強調回路において、 Ｇ信号に強調処理を行う強調処理回路と、 前記強調処理回路の時間遅れと同じ時間だけＲ信号を遅
延させる第１の映像遅延回路と、 前記強調処理回路の時間遅れと同じ時間だけＢ信号を遅
延させる第２の映像遅延回路とを有することを特徴とす
る映像強調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5252161A JPH0787359A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 映像強調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5252161A JPH0787359A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 映像強調回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787359A true JPH0787359A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=17233338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5252161A Pending JPH0787359A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 映像強調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787359A (ja) |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5252161A patent/JPH0787359A/ja active Pending
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