JP2789726B2 - カラー画像強調回路 - Google Patents

カラー画像強調回路

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JP2789726B2 JP1277696A JP27769689A JP2789726B2 JP 2789726 B2 JP2789726 B2 JP 2789726B2 JP 1277696 A JP1277696 A JP 1277696A JP 27769689 A JP27769689 A JP 27769689A JP 2789726 B2 JP2789726 B2 JP 2789726B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロボットの目やファクトリ・オートメーショ
ン用監視カメラなどからの信号から画像強調処理により
鮮明なカラー画像信号を得るためのカラー画像強調回路
に関する。
(従来の技術) 従来、不鮮明画像から鮮明な画像を得る方式として、
プロシーディングス オブ アイシーエイエスエスピー
(Proceedings of ICASSP)1981年1117頁より1120頁記
載の方式が知られている。この方式は画像が不鮮明とな
る理由が、第2図(a)に示すようにインテンシティの
極端に弱い部分もしくは強い部分において映写機のダイ
ナミックレンジの制約から画像の細かい変動信号が十分
に記録されないまま画像信号として出力される点に有す
るとして、好ましい処理は第2図(b)に示すようにイ
ンテンシティの極端に弱い部分や強い部分は各々大きく
又は小さくし、その分、細かい変動信号を増強するよう
にしている。
第3図は以上の方式を実現する従来の画像強調回路の
構成図であり、端子31から入力された画像信号は低域空
間フィルタ32に入力され、低域空間フィルタ32により平
均的局部インテンシティ信号が出力される。一方、端子
31より入力された画像信号は減算器33に入力され、減算
器33において低域空間フィルタ32から平均的局部インテ
ンシティ信号が除去され、画像の細部信号のみが得られ
る。この画像の細部信号を強調すべく、平均的局部イン
テンシティ信号は非線形な重み付けを行なう第1の変換
回路34を介して乗算器35に伝えられる。つまり第1の変
換回路34は平均局部インテンシティ信号が極端に弱い部
分または強い部分における画像の細部信号のみを選択的
に増幅すべく大きな値を出力するようになっている。ま
た、この様に画像の細部信号を強調して平均的局部イン
テンシティ信号に加えると画像のダイナミックレンジの
範囲を超える可能性があるため、第2の変換回路36によ
り平均的局部インテンシティ信号を修正し、修正された
平均的局部インテンシティと乗算器35の出力である強調
された画像の細部信号を加算器37で加えあわせ、出力端
子38から出力する。この結果、インテンシティの適切な
部分はそのまま、また、インテンシティの強すぎたり弱
すぎたりする部分は調整を加え細部信号を強調して出力
でき、画像強調が行なえることになる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来方式では、入力画像信号がモノク
ロ信号に限られていた。またカラー画像を扱う場合、色
度を保存した強調を行なうとすると強調後の各信号(輝
度信号、第1の色信号、第2の色信号)の比を入力カラ
ー信号の信号間の比と同じにする必要がある。しかしな
がら輝度レベルの低い暗い影の部分における色度は誤差
を多く含むから、この色度を保って強調を行なうとカラ
ー画質が多く劣化することになる。一方輝度信号だけを
強調すると色相は保存されるが影以外の部分での色(鮮
度)の劣化が生じることになる。
本発明の目的は、カラー画像に応じて色信号の強調を
行なえる画像強調回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のカラー画像強調回路は、入力輝度信号を受け
て細かい変動成分を強調する単色信号強調回路と、該単
色信号強調回路の出力である強調輝度信号を入力輝度信
号で割る除算回路と、第1の入力色信号に該除算回路の
出力を乗ずる第1の乗算器と、第2の入力色信号に該除
算回路の出力を乗ずる第2の乗算器と、入力輝度信号を
入力とし、該入力輝度信号の値が小さいときに0に近い
値を出力するとともに大きいときは1に近い値を出力す
る重み付け値計算回路と、前記第1の乗算器の出力に該
重み付け値計算回路の出力を乗ずる第3の乗算器と、前
記第2の乗算器の出力に前記重み付け値計算回路の出力
を乗ずる第4の乗算器と、1から前記重み付け値計算回
路の出力を減ずる補数計算回路と、第1の入力色信号に
該補数計算回路の出力を乗ずる第5の乗算器と、第2の
入力色信号に前記補数計算回路の出力を乗ずる第6の乗
算器と、前記第3の乗算器の出力と前記第5の乗算器の
出力との加算を行なって第1の強調色信号を求める第1
の加算器と、前記第4の乗算器の出力と前記第6の乗算
器の出力との加算を行なって第2の強調色信号を求める
第2の加算器とから構成される。
(作用) 本発明の原理はカラー画像信号の輝度信号成分レベル
に応じて色信号成分の強調の度合いを適応的に変化させ
て強調を行なうことによりカラー画像を鮮明にすること
にある。具体的には、輝度レベルが低いときは色信号成
分の強調を抑えることにより色信号に含まれる誤差によ
る劣化を防ぎ、一方輝度レベルが十分高いときは色度を
保った強調を行なうことにより鮮明なカラー画像を得る
ものである。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック回路図であ
り、この実施例は単色信号強調回路1、除算回路2、第
1の乗算器3、第2の乗算器4、重み付け値計算回路
5、第3の乗算器6、第4の乗算器7、補数計算回路
8、第5の乗算器9、第6の乗算器10、第1の加算器11
及び第2の加算器12から構成される。
単色信号強調回路1は入力輝度信号の強調を行なう。
この単色信号強調回路1としては第3図に示した回路を
用いる。除算回路2は単色信号強調回路1の出力を被除
数とし入力輝度信号を除数とした除算を行なう。第1の
乗算器3は第1の色信号に除算回路2の出力を乗ずる。
第2の乗算器4は第2の色信号に除算回路2の出力を乗
ずる。重み付け値計算回路5は輝度信号を入力とし、輝
度信号の値が小さいときは0に近い値を、大きいときは
1に近い値を出力する。第3の乗算器6は第1の乗算器
3の出力に重み付け値計算回路5の出力を乗ずる。第4
の乗算器7は第2の乗算器4の出力に重み付け値計算回
路5の出力を乗ずる。補数計算回路8は重み付け値計算
回路5の出力を値1から引いた値を出力する。第5の乗
算器9は第1の色信号に補数計算回路8の出力を乗ず
る。第6の乗算器10は第2の色信号に補数計算回路8の
出力を乗ずる。第1の加算器11は第3の乗算器6の出力
と第5の乗算器9の出力との加算を行なう。第2の加算
器12は第4の乗算器7の出力と第6の乗算器9の出力と
の加算を行なう。
本発明のカラー画像強調回路では入力輝度信号Yは単
色信号強調回路1により強調されて強調輝度信号Y′が
得られ、第1の色信号C1に対しては第1の乗算器3によ
り除算回路2の出力(Y′/Y)が乗ぜられることにより
色度を保存する第1の色信号C1′が得られ、第2の色信
号C2に対しては第2の乗算器4により除算回路2の出力
(Y′/Y)が乗ぜられることにより色度を保存する第2
の色信号C2′が得られる。
次に第1の乗算器3の出力C1′に重み付け値計算回路
5の出力αをかけたものと、第1の色信号C1に補数計算
回路8の出力1−αをかけたものを加算することにより
強調された第1の色信号が得られる。同様に、第2の乗
算器4の出力C2′に重み付け値計算回路5の出力αをか
けたものと、第2の色信号C2に補数計算回路8の出力1
−αをかけたものを加算することにより強調された第2
の色信号が得られる。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明に従えば入力カラー画
像の性質に応じて適応的に色信号を強調させることが可
能となり入力カラー画像を鮮明化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図は従来の方式の原理を示す図、第3図は従来の画像強
調回路の一例を示す回路ブロック図である。 1……単色信号強調回路、2……除算回路、3……第1
の乗算器、4……第2の乗算器、5……重み付け値計算
回路、6……第3の乗算器、7……第4の乗算器、8…
…補数計算回路、9……第5の乗算器、10……第6の乗
算器、11……第1の加算器、12……第2の加算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号並びに第1及び第2の色信号から
    構成されるカラー画像信号を入力信号として受けて色信
    号成分を強調するカラー画像強調回路において、入力輝
    度信号を受けて細かい変動成分を強調する単色信号強調
    回路と、該単色信号強調回路の出力である強調輝度信号
    を入力輝度信号で割る除算回路と、第1の入力色信号に
    該除算回路の出力を乗ずる第1の乗算器と、第2の入力
    色信号に該除算回路の出力を乗ずる第2の乗算器と、入
    力輝度信号を入力とし、該入力輝度信号の値が小さいと
    きに0に近い値を出力するとともに大きいときは1に近
    い値を出力する重み付け値計算回路と、前記第1の乗算
    器の出力に該重み付け値計算回路の出力を乗ずる第3の
    乗算器と、前記第2の乗算器の出力に前記重み付け値計
    算回路の出力を乗ずる第4の乗算器と、1から前記重み
    付け値計算回路の出力を減ずる補数計算回路と、第1の
    入力色信号に該補数計算回路の出力を乗ずる第5の乗算
    器と、第2の入力色信号に前記補数計算回路の出力を乗
    ずる第6の乗算器と、前記第3の乗算器の出力と前記第
    5の乗算器の出力との加算を行なって第1の強調色信号
    を求める第1の加算器と、前記第4の乗算器の出力と前
    記第6の乗算器の出力との加算を行なって第2の強調色
    信号を求める第2の加算器を少なくとも備えてなること
    を特徴とするカラー画像強調回路。
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