JPH0787334B2 - デイジタル信号処理装置 - Google Patents

デイジタル信号処理装置

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JPH0787334B2
JPH0787334B2 JP62002362A JP236287A JPH0787334B2 JP H0787334 B2 JPH0787334 B2 JP H0787334B2 JP 62002362 A JP62002362 A JP 62002362A JP 236287 A JP236287 A JP 236287A JP H0787334 B2 JPH0787334 B2 JP H0787334B2
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JP
Japan
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digital signal
digital
sampling frequency
control
signal
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JP62002362A
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English (en)
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JPS63171013A (ja
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健司 村木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルオーディオ機器に用いられるディ
ジタル信号処理装置に関するものである。
従来の技術 近年、コンパクトディスクプレーヤ,衛生放送受信機な
どのディジタル機器が普及してきている。また、ディジ
タルオーディオテープレコーダ(以下DATと略す)も実
用化される予定である。このようにディジタルソースの
充実を背景に、ディジタル信号を処理することのできる
ディジタルコントロールアンプが開発されている。この
ディジタルコントロールアンプは、アナログ,ディジタ
ルの入出力に対応できるように作られている。
以下図面を参照しながら、従来のディジタルコントロー
ルアンプで、アナログ入力,ディジタル出力の場合のデ
ィジタル信号処理装置について説明を行う。
第2図は、従来のディジタル信号処理装置の構成を示す
ものである。第2図において、6はアナログ信号の入力
端子、7は前記アナログ信号を一定のサンプリング周波
数のディジタル信号に変換するアナログディジタルコン
バータ(以下ADCと略す)、8は前記ディジタル信号を
処理するディジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと略
す)、9はDSP8が出力するディジタル信号を後段のディ
ジタル機器のサンプリング周波数に変換するサンプリン
グレートコンバータ(以下SRCと略す)、10はSRC9から
のディジタル信号の出力端子である。
以上のように構成されたディジタル信号処理装置につい
て、以下その動作を説明する。
まず、アナログ信号入力端子6にアナログ信号が入力さ
れる。このアナログ信号は、ADC7によりディジタル信号
に変換される。現在のディジタルコントロールアンプで
はサンプリング周波数は、コンパクトディスクと同じ4
4.1KHzが多い。このディジタル信号は、DSP8でメーンコ
ントロール、残響付加などのディジタル信号処理を施さ
れてSRC9に入力される。SRC9は、ディジタル信号のサン
プリング周波数を後段に接続する機器のサンプリング周
波数(たとえばDATならば48KHz)に変換する。そして、
ディジタル信号出力端子10から出力する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、一定のサンプリ
ング周波数でAD変換するため、後段のディジタル機器の
性能が十分に生かせないという問題点がある。すなわち
たとえば44.1KHzサンプリングのディジタル信号処理装
置の出力を48KHzサンプリングのDATへ入力するような場
合である。
本発明は上記問題に鑑み、後段のディジタル機器の性能
に合うディジタル信号を出力するディジタル信号処理装
置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のディジタル信号処
理装置は、制御信号により、ADCとDSPのサンプリング周
波数を制御する制御装置と、前記制御装置の制御に応じ
たサンプリング周波数でアナログ信号をディジタル信号
に変換するADCと、前記ディジタル信号を前記制御装置
の制御に応じたプログラムで処理するDSPとから構成さ
れている。
作用 この構成により、後段のディジタル機器のサンプリング
周波数でAD変換,信号処理が行なわれ、後段の機器の性
能が十分生かされるディジタル信号出力が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるディジタル信号処
理装置を示すものである。第1図において、1は外部か
らの制御信号に応じて後述のDAC,DSPを制御する制御装
置、2はアナログ信号入力端子、3はアナログ信号を制
御装置1の制御に応じたサンプリング周波数のディジタ
ル信号に変換するADC、4はADC3からのディジタル信号
を処理するDSP、5はDSP4からのディジタル信号の出力
端子である。
以上のように構成されたディジタル信号処理装置につい
て、以下その動作について説明する。
まず制御装置1に制御信号が入力される。この制御信号
は後段に接続するディジタル機器のサンプリング周波数
の情報を持っている。
次にアナログ信号入力端子2に入力されたアナログ信号
はADC3でディジタル信号に変換される。この時のサンプ
リング周波数は制御装置1からの制御に従っており、後
段に接続されるディジタル機器のサンプリング周波数と
同一である。ADC3が出力したディジタル信号は、DSP4で
処理する。DSP4には複数のサンプリング周波数に対応し
たプログラムが用意されており、制御装置1からの制御
により処理プログラムが選ばれる。DSPの最大処理可能
ステップ数nはサンプリング周波数をfs[Hz]、DSPの
処理周波数をfc[Hz]とすれば、n=fc/fsステップで
ある。すなわち、同一のDSPを用いてもサンプリング周
波数が低い方が処理ステップ数を多くとることができ
る。たとえば、サンプリング周波数が44.1[kHz]の場
合は48[kHz]の場合に比べて最大処理可能ステップ数
が約10[%]増える。この増加分で、別の処理をした
り、処理の質を向上させる事ができる。残響付加を例に
考えると、オールパスフィルタを多段接続して残響音を
発生させる方式があるが、段数を多くして残響音の品質
を向上させることができる。
DSP4で処理されたディジタル信号は、ディジタル信号出
力端子5から出力される。
以上のように、本実施例によれば、ADC3とDSP4を複数の
サンプリング周波数に対応させることによりそのサンプ
リング周波数で処理可能な最大ステップ数のプログラム
で処理した高品質なディジタル信号を出力でき、さら
に、SRCを省略することにより、SRCによる信号の劣化を
なくし、部品数も減らせる優れたディジタル信号処理装
置を提供するものである。
なお本実施例では、ディジタル信号を出力する場合につ
いて述べたが、ディジタル信号をアナログ信号に変換し
て出力としても良い。再生されるアナログ信号の帯域は
ディジタル信号のサンプリング周波数が高い方が広くな
る。したがって、44.1KHzの固定サンプリング周波数の
場合に較べて、ディジタル信号処理装置を48KHzに対応
させている場合にはアナログ入力の再生帯域が広くな
る。
発明の効果 本発明は、ADCとDSPを複数の周波数に対応させること
で、そのサンプリング周波数で処理可能な最大ステップ
数のプログラムで処理した高品質なディジタル信号を供
給することができる優れたディジタル信号処理装置を実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタル信号処理
装置のブロック図、第2図は従来のディジタル信号処理
装置のブロック図である。 1……制御装置、2,6……アナログ信号入力端子、3,7…
…アナログディジタルコンバータ、4,8……ディジタル
シグナルプロセッサ、5,10……ディジタル信号出力端
子、9……サンプリングレートコンバータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの制御信号を入力する制御装置
    と、アナログ信号を入力し、前記制御装置からの制御に
    応じたサンプリング周波数のディジタル信号に変換する
    アナログディジタルコンバータと、それぞれのサンプリ
    ング周波数用の複数のプログラムを持ち、前記制御装置
    の制御に対応したプログラムで前記ディジタル信号を処
    理するディジタルシグナルプロセッサとを備えたディジ
    タル信号処理装置。
JP62002362A 1987-01-08 1987-01-08 デイジタル信号処理装置 Expired - Lifetime JPH0787334B2 (ja)

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JPS63171013A JPS63171013A (ja) 1988-07-14
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JP2000357930A (ja) 1999-06-15 2000-12-26 Yamaha Corp オーディオ装置、制御装置、オーディオシステム及びオーディオ装置の制御方法
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