JPH0787183A - 多重中継装置 - Google Patents

多重中継装置

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JPH0787183A
JPH0787183A JP22847093A JP22847093A JPH0787183A JP H0787183 A JPH0787183 A JP H0787183A JP 22847093 A JP22847093 A JP 22847093A JP 22847093 A JP22847093 A JP 22847093A JP H0787183 A JPH0787183 A JP H0787183A
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Tetsuo Hayashi
哲夫 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開こうとする音声回線が多重化により効率的
に伝送されるのか、それとも1回線のみで伝送され効率
化に寄与しないのかを発信者に伝達することによって、
伝送線の通信容量の効率的な使用が可能になる多重中継
装置を得る。 【構成】 トーンX発振器54と、トーンY発振器とが
多重中継装置50に含まれている。発信者が送受話器を
取り上げ、通話を開始すると、多重中継装置50は、そ
の新たに設けられる音声回線が新たなチャネルを使用す
るものであるときは、トーンX発振器54によるトーン
Xを発信者の電話機52に送出する。したがって、発信
者は、音声回線が、新たに使用されるチャネルに設けら
れるのか、それとも既存のチャネルの空きスロットに割
り当てられて多重化されるのかを知ることができる。そ
の結果、新たにチャネルが使用される場合、緊急でない
通話は延期することによって、通信コストの削減が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(サービス統
合ディジタル網)において用いられる多重中継装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信網の1つとして、ISDN
(サービス統合ディジタル網)が広く利用されている。
このISDNは、伝送路及び交換器をディジタルで総合
化し、電話、データ、画像等の各種通信サービスを統一
的なインターフェースにより提供しようとするものであ
る。例えば、NTTの提供するISDNとして、INS
64等がある。
【0003】ISDNにおけるネットワークと、ユーザ
端末との接続を規定したものはIインターフェースと呼
ばれる。このIインターフェースの基本インターフェー
スは、2つのBチャネル(64kbps)と1つのDチ
ャネル(16kbps)とを備えている。この1つのB
チャネルの通信容量である64kbpsは、1つの電話
回線に相当する。すなわち、電話回線の音声を通常のP
CMで伝送する場合には、電話回線の周波数帯域幅であ
る4kHzの2倍の8kHzでサンプリングし、8ビッ
ト×8kHzで64kbpsとなる。
【0004】このように、1つのBチャネルは1つの音
声通話に相当するが、音声信号は一般に極めて冗長なた
め、その情報量を圧縮することにより、1つのBチャネ
ルに2つ以上の音声回線を設けることが提案されてい
る。
【0005】例えば、ADPCM(適応差分パルス変
調)を用いて、音声を32kbpsに圧縮し、1つのB
チャネルに音声回線を2回線載せることや、LD−CE
LP(低遅延符号励振線形予測音声符号化方式)を用い
て、音声を16kbpsに圧縮し、1つのBチャネルに
音声回線を4回線載せることが提案されている。さらに
近年では高い圧縮率が望まれていることから、LD−S
ELP方式等を用いて音声を8kbpsまで圧縮し、1
つのBチャネルに音声回線を8本載せることもある。
【0006】このように複数個の音声回線を多重化する
ことによって、伝送路の伝送容量の効率的な利用が可能
となり通信コストの低減が図れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重中継装置
は、以上のように構成されていた。したがって、多重化
する音声回線の個数(多重化数)の倍数となる音声回線
が開かれている場合、伝送線の利用効率は極めて良好な
ものとなる。しかしながら、例えば音声を16kbps
に圧縮する場合には、4本の音声回線を1本のBチャネ
ルに多重化するが、音声回線が1本しか使用されないと
きでも、1本のBチャネルを占有することになる。すな
わち、1本のBチャネルに多重化される音声回線が少な
い場合には、必ずしも伝送容量の効率的な使用ができる
とは限らない。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的は、現在、開こうとしている音声回線が多重化
により効率的に伝送されるのか、それとも1個のみで伝
送され効率化に寄与しないのかを発信者に伝達すること
によって、伝送線の通信容量の効率的な使用が可能にな
る多重中継装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、入力した複数の通話信号を所定の複数の
個数ごとに多重化し、得られた多重化信号を伝送路に中
継出力する多重中継装置において、外部の通信端末から
前記通話信号を入力し、前記所定の複数の個数ごとにグ
ループ分けする分類手段と、前記各グループに属する通
話信号の個数を監視し、グループに属する通話信号が1
個のみの場合には、そのグループは非効率状態であると
判断し、2個以上の場合には、そのグループは効率的状
態であると判断するグループ監視手段と、前記グループ
監視手段が非効率状態であると判断したグループに属す
る通話信号に対しては、第一の音色によるリングバック
トーンを外部の前記通信端末に返し、前記グループ監視
手段が効率的状態であると判断したグループに属する通
話信号に対しては、第二の音色によるリングバックトー
ンを外部の前記通信端末に返すリングバックトーン返送
手段と、を備えることを特徴とする多重中継装置であ
る。
【0010】
【作用】本発明におけるリングバックトーン返送手段が
外部の通信端末に返送するリングバックトーンが第一の
音色であるかそれとも第二の音色であるかによって、発
信者は開けようとしている回線が新たなチャネルを使用
するのか、それとも既存のチャネルを使用するのかを知
ることができる。
【0011】そのため、例えば発信者が電話をかけよう
とするときに、第一の音色のリングバックトーンが聞こ
えた場合、新たなチャネルが使用されると判断すること
ができる。その場合、その通話が緊急のものではない場
合、その通話を後回しにすることが可能である。そし
て、後程、改めて他の通話と多重化されるようなタイミ
ングで電話をかけることにより、通信コストを抑えた効
率的な通話が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0013】図1は、本発明の好適な一実施例である多
重中継装置を利用した通信ネットワークの一例を示す構
成ブロック図である。図に示されているように、本実施
例においては、最も単純な例として2個の多重中継装置
50が接続されている構成例を示す。各多重中継装置5
0の間には、例えばISDNの基本インターフェースの
Bチャネルが敷設されており、そのBチャネルは16k
bpsの音声回線4本を多重化して用いられているもの
とする。そして、各多重中継装置50には、複数の電話
機52が図示されていないPBX等を介して接続されて
いる。
【0014】まず、図1に示されているように、発信者
は、電話機52aから電話機52bに通話をしようとし
て、電話機52aの送受話器をあげる。すると、受話器
から「ツー」といういわゆるリングバックトーンが聞こ
える。図1に示された例においては、このリングバック
トーンとしてトーンX発振器54によって、トーンX
(「ツー」という音色の音)が電話機52aに供給され
る。そして、このトーンXは、新たなBチャネルの使用
が開始されることを意味する。
【0015】本実施例において特徴的なことはまさにこ
の点である。すなわち、このトーンXを聞くことによっ
て、送信者は、新たなBチャネルの使用が開始されるこ
とを知る。そのため、もし緊急の通話でなければ、その
通話を延期することができる。この結果、新たにチャネ
ルを増やしてしまう場合を減少させることができ、通信
コストを減少させることが可能である。
【0016】次に、図2に示されているように、発信者
が新たに、電話機52aから電話機52bに通話をした
いときに、1本の電話回線が既に設けられている場合を
説明する。図2に示されているように、既に、電話機5
2cと52dとが通話している場合、Bチャネルの中に
空きが生じている。すなわち、多重化により1個のBチ
ャネルの中には4本の音声回線が含められるが、電話機
52cと52dとの間の1本の音声回線しか含まれてい
ないため、新たに開始される通話は、既に設けられてい
る音声回線と同一のBチャネルに含められることができ
る。したがって、新たにBチャネルを使用する必要がな
い。
【0017】このような場合には、多重中継装置50a
は、電話機52aに対し、トーンYのリングバックトー
ンを返送する。これは、多重中継装置50a内のトーン
Y発振器56によって供給され、トーンY(例えば「ツ
ツツツー」という音色)は上記トーンXと異なる音色に
設定されている。このように、新たにBチャネルが使用
されないのであれば、多重中継装置50aは、電話機5
2aに対し、トーンYのリングバックトーンを供給す
る。
【0018】本実施例において特徴的なことは、まさに
この点である。このトーンYによって、送信者は、この
通話のための音声回線が開かれても新たにBチャネルが
使用されることがないことを知ることが可能である。
【0019】本実施例において特徴的なことは、以上の
ように、、発信者がこの通話によって、新たにチャネル
が使用されるのか否かを、リングバックトーンの音色に
よって知ることができることである。したがって、新た
にチャネルが使用される場合(すなわちそのぶん料金が
加算される場合)、急用でないときには、通話を後回し
にすることが可能である。この結果、チャネルが一個の
音声回線のみを拭くというような効率の悪いチャネルの
利用状況となる確率が減少し、通信コストの削減が可能
である。
【0020】図2において、トーンYがリングバックト
ーンとして聞こえることにより、発信者は、使用するチ
ャネル数を増加させることなしに音声回線の確保ができ
ることが分かるので、そのまま相手の呼び出しを続行
し、その結果、1つのBチャネルの中に2本の音声回線
が多重化されることになる。
【0021】以上述べたように、本実施例においては、
リングバックトーンを2種類用意し、その通話によっ
て、新たにチャネルを使用しなければならないのか否か
を発信者に知らせる。したがって、発信者は、新たにチ
ャネルが使用される場合に、通話の内容が緊急のもので
なければ、通話をする時刻を延期することによりチャネ
ルの利用効率の上昇を期待することが可能である。した
がって、通信コストの減少が図れる通信ネットワークを
構築することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の多重中継装
置によれば、開始しようとする音声回線が新たなチャネ
ルを使用するのか、それとも既存のチャネルの中に多重
化して取り込まれるのかを知ることが可能である。
【0023】したがって、発信者は新たにチャネルを使
用しなければならない場合に、その通話が緊急のもので
なければ通話の時刻を延期することにより、非効率なチ
ャネルの使用状況を減らすことができる。その結果、通
信コストの減少が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例である多重通信装置を
用いた通信ネットワークの構成図である。
【図2】図1の通信ネットワークにおいて、既に音声回
線が1個開かれている場合に、新たに電話をかけようと
した様子を表す説明図である。
【図3】図1の通信ネットワークにおいて、2つの音声
回線が開かれ、通話が行われている様子を表す説明図で
ある。
【符号の説明】
50 多重中継装置 52 電話機 54 トーンX発振器 56 トーンY発振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した複数の通話信号を所定の複数の
    個数ごとに多重化し、得られた多重化信号を伝送路に中
    継出力する多重中継装置において、 外部の通信端末から前記通話信号を入力し、前記所定の
    複数の個数ごとにグループ分けする分類手段と、 前記各グループに属する通話信号の個数を監視し、グル
    ープに属する通話信号が1個のみの場合には、そのグル
    ープは非効率状態であると判断し、2個以上の場合に
    は、そのグループは効率的状態であると判断するグルー
    プ監視手段と、 前記グループ監視手段が非効率状態であると判断したグ
    ループに属する通話信号に対しては、第一の音色による
    リングバックトーンを外部の前記通信端末に返し、前記
    グループ監視手段が効率的状態であると判断したグルー
    プに属する通話信号に対しては、第二の音色によるリン
    グバックトーンを外部の前記通信端末に返すリングバッ
    クトーン返送手段と、 を備えることを特徴とする多重中継装置。
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