JPH0787016B2 - 磁気カードの判別方法 - Google Patents

磁気カードの判別方法

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JPH0787016B2
JPH0787016B2 JP1124766A JP12476689A JPH0787016B2 JP H0787016 B2 JPH0787016 B2 JP H0787016B2 JP 1124766 A JP1124766 A JP 1124766A JP 12476689 A JP12476689 A JP 12476689A JP H0787016 B2 JPH0787016 B2 JP H0787016B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は磁気カードが正規のものであるか否かを判別す
る磁気カードの判別方法に関する。
<従来技術と解決すべき課題> 磁気カードの普及によって機器の利用や支払い等が非常
に便利になっているが、この磁気カードの読書きを行な
う装置等も大量に製造されており、このような装置によ
って磁気カードの偽造が比較的容易にできる状況にあ
る。
このような偽造を防ぐため、例えば第6図に示すよう
に、記録されたデータの読取信号の波高値(p1、p2、…
…)を隣合うもの同士で比較して、その比較結果に応じ
て“1"、“0"の検出コードを作成し、この検出コードを
このカード固有の識別情報として記録しておく方式が本
願出願人によって提案されている(特開昭63−7563
号)。
この識別方式は、磁気カードの磁性体のバラツキ等に起
因して読取レベルに差が生じることを利用しているもの
であるが、磁性体の製造技術の進歩は著しく、前記のよ
うなレベル差が生じにくくなってきており、正規の磁気
カードに記録されている識別コードと検出コードとの一
致確率を高くすることが困難な状態にあり、偽造カード
の発見率も低くなっている。
このため、このような読取レベルに差のない従来の磁気
カードの代りに、磁性層の厚さを不均一にしたり、異な
る残留磁束密度をもつ物質を磁性層中に混入させたりし
て、読取レベルが不均一となるようにした磁気カードを
使用することが考えられるが、読取レベルの均一な磁気
カードに対応した判定基準でこの不均一な磁気カードの
正偽判別を行なった場合には、ほとんどの磁気カードが
正規カードと判定され、逆に不均一な磁気カードに対応
した判定基準で均一な磁気カードの正偽判別を行なうと
ほとんどの磁気カードが不正なものと判定されてしまい
両カードを併用することができないことになる。
本発明はこの課題を解決した磁気カードの判別方法を提
供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 前記課題を解決するため、本発明の磁気カードの判別方
法は、 読取レベルに基づいて予め決められた方法で作成された
カード固有の識別情報と、均一度に対応した種別情報と
を予め磁気カードに記録しておき、 磁気カードから読取った所定情報の読取レベルから、前
記決められた方法と同一方法で作成した参照識別情報と
この磁気カードから読取った識別情報との一致率を求
め、種別情報に対応する判定基準とこの一致率との比較
によりこの磁気カードの正偽を判別するようにしてい
る。
<作用> したがって、読取レベルの均一度に応じた判別基準でカ
ードの正偽を判別することができる。
<本発明の実施例>(第1〜4図) 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明を適用したカード読取装置の構成を示す
ブロック図である。
このカード読取装置は、第2図に示すように利用情報
(金額データや取引No等)が書込まれた第1のトラック
T1と、この利用情報の読取レベルの均一度を示す種別コ
ード、および利用情報の隣合うビット間の読取レベルの
大小を比較することによって得られたこのカード固有の
識別コードとが書込まれた第2のトラックT2とを有する
磁気カードの読取りを行なうように構成されている。
なお、ここで使用される正規の磁気カードは2種類であ
り、第3図は第1種の磁気カード10の第1のトラックT1
部分の断面を示したもので、カード基板11の一様に仕上
げられた表面11aに所定厚の磁性層12で第1のトラックT
1が形成されており、この第1のトラックT1に書込まれ
た利用情報の読取レベルはほぼ均一でビット間で大きな
レベル差はない。
この磁気カード10の第2のトラックT2の種別コードは均
一なカードであることを示すコード(例えば“0000")
が予め記録されており、識別コードは僅かなレベル差の
比較によって得られたコードが予め記録されている。
また、第4図は第2種の磁気カード15の第1のトラック
T1部分の断面を示したもので、カード基板16の表面16a
は第1種の磁気カード10に比べて非常に粗な状態に仕上
げられており、その表面16a上に表面高さが一様の磁性
層17による第1のトラックT1が形成されている。
したがって、第2種の磁気カードの第1のトラックT1に
書込まれた利用情報の読取レベルは不均一でビット間で
大きなレベル差がある。
この磁気カード15の第2のトラックT2の種別コードは不
均一なカードであることを示すコード(例えば“111
1")が記録されており、識別コードは大きなレベル差の
比較によって得られたコードが予め記録されている。
このような2種類の磁気カード10、15の正偽判別および
利用情報の読取りを行なうカード読取装置は、第1図に
示すように2つの磁気ヘッド20、21を備えている。
磁気ヘッド20は第1のトラックT1から利用情報を読取る
ためのヘッドで、この読取信号は増幅器22で増幅され、
波形整形回路23およびレベル検出器24に入力される。
波形整形回路23は、増幅された読取信号から元のデータ
(論理レベル)を再生してデータ記憶器25に記憶させ
る。
レベル検出器24は、読取信号の波高値(連続する極大値
と極小値との差)を検出して、レベル記憶器26およびレ
ベル比較器27に送出する。
レベル比較器27は、レベル記憶器26に記憶されているレ
ベル値が新たに検出されたレベル値(波高値)より大き
いとき“1"、小さいとき“0"の比較結果を出力する。
利用情報の読取中にレベル比較器27から出力される比較
結果は2進の参照識別コードとして参照コード記憶器28
に記憶される。
一方、第2のトラックT2から磁気ヘッド21を介して読取
られる読取信号は、増幅器29で増幅され、前記同様の波
形整形回路30で論理レベルの情報信号として再生され、
種別コードは種別コード記憶器31、識別コードは識別コ
ード記憶器32にそれぞれ記憶される。
参照コード記憶器28に記憶された参照識別コードと識別
コード記憶器32に記憶された識別コードは、一致判別器
33に入力され、各ビット毎に論理レベルの一致判別が行
なわれ、その一致率が算出されて、判定器34に出力され
る。
判定器34は、入力される一致率が、判定基準記憶器35か
ら種別コードに応じて出力される判定基準値より小さい
時、読取った磁気カードが不正なものとして返却を促す
エラー信号を出力する。
なお、この判定基準記憶器35には、使用される正規の2
種の磁気カードの読取レベルの均一度(種別コード)に
対応した2種の判定基準値が予め記憶されているが、第
1種の磁気カード10の場合はレベルの均一度が高く、識
別コードの再現性が低いため例えば“70"が判定基準と
して記憶され、第2種の磁気カード15の場合はレベル均
一度が低く、識別コードの再現性が高いため例えば“9
0"が判定基準値として記憶されている。このように構成
されたカード読取装置で正規の第1種の磁気カード10
(識別コードが2進コードで“A1A2……An")の読取り
を行なった場合、利用情報の読取信号のレベルから得ら
れた参照識別コード“a1a2……an"と識別コード“A1A2
……An"との一致判別が行なわれる。
ここで、一致したビット数がm個あると一致率m/n(正
規カードなら“70"以上)が判定器34に出力され、この
一致率が“70"より大きいか小さいかによってこの磁気
カード10の正偽が判別される。
第2種の磁気カード15の場合も同様に読取った識別コー
ド“B1B2……Bn"と利用情報のレベルから得られた参照
識別コード“b1b2……bn"との一致率が“90"を越えた場
合に正規カードと判別されることになる。
ここで、例えば第2種の磁気カード15から不当に読取っ
た情報(利用情報、種別コードおよび識別コード)をそ
のまま第1種の磁気カードに書込んで作成した偽造カー
ドが使用された場合、このカード読取装置は、読取った
種別コードから、この偽造カードを第2種の磁気カード
と判別し、判定基準値“90"で識別コードの一致率を判
定する。
この偽造カードの利用情報のビット間のレベル値の差と
識別コードとは全く相関がなく、しかも高い判定基準で
判定されるため、このカードが不正なものであることが
容易に判別される。
逆に、第1種の磁気カード10から不当に読取った情報を
第2種の磁気カード15に書込んで作成した偽造カードが
使用された場合も、利用情報の読取レベルと識別コード
の相関がないため、一致率が判定基準を越えることはな
い。
このことは、同種カード間で情報のコピーを行なった場
合も同様であり、特に固有差の大きい第2種の磁気カー
ド15同士で情報のコピーを行なった場合は、非常に高い
確率で不正カードの使用を防ぐことができ、第2種の磁
気カードを普及させることによりカード情報のコピーに
よる不正利用をほぼ完全に防止することが可能である。
<本発明の他の実施例>(第5図) なお、前記実施例は読取レベルが不均一な第2種の磁気
カード15として磁性層の厚さを不均一にしたものを用い
たが、書込み信号のレベルを不規則に変えながら情報を
記録させたり、磁性層内に異なる残留磁束密度の物質を
不均一に混入させたりして、読取レベルの均一度を低く
した磁気カードを用いるようにしてもよい。
また、このようにレベル均一度の異なる3種以上の磁気
カードを併用する場合は、その種類毎に均一度に対応し
た種別コードをその磁気カードに記憶しておき、この種
別コードに応じた判別基準でそれぞれの磁気カードの正
偽判別を行なうようにすればよい。
また、前記実施例では、カードの利用情報とカード識別
のための情報とが別のトラックに記録された磁気カード
を用いていたが、これは本発明を限定するものでなく、
第5図と示すように1つのトラックT3内に利用情報とカ
ード識別のための情報(種別コードおよび識別コード)
が記録された磁気カード40についても同様に適用するこ
とが可能である。
また、前記実施例ではカード個有の識別コードおよび参
照識別コードを、隣り合う読取信号のレベル差に対応し
て各ビット毎に作成するようにしていたが、これは本発
明を限定するものではなく、所定ビット離れた読取信号
間のレベル差で識別コードを作成するようにしてもよい
し、複数ビット連続した読取信号のレベルの積算値同士
の差で識別コードを作成するようにしてもよい。
<本発明の効果> 本発明の磁気カードの判別方法は、前記説明のように、
読取レベルの均一度が異なる複数種の磁気カードに、予
め所定情報の読取レベルに基づいて決められた方法で作
成された識別コードと読取レベルの均一度に対応した識
別コードとを記録しておき、これらの磁気カードから読
取った所定情報の読取レベルから同一方法で作成され参
照識別コードと、カードに記録されている識別コードと
の一致率を求め、その磁気カードの種別コードに応じた
判定基準でこの一致率の判別を行なうことで磁気カード
の正偽を判別するようにしている。
このため、均一度の異なる磁気カードが併用される場合
でも、これらの磁気カードの正偽の判別を容易に且つ正
確に行なうことができ、磁気カードの不正利用を未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したカード読取装置の構成を示
すブロック図、第2図は第1図装置に用いる磁気カード
の情報フォーマットを示す平面図である。 第3図および第4図は第1図装置に用いる種類の異なる
磁気カードの断面図である。 第5図は、本発明の他の実施例を説明するための磁気カ
ードの情報フォーマットを示す平面図である。 第6図は、識別コードの作成を説明するための磁気カー
ドの読取信号図である。 10……第1種の磁気カード、15……第2種の磁気カー
ド、20、21……磁気ヘッド、24……レベル検出器、26…
…レベル記憶器、27……レベル比較器、28……参照コー
ド記憶器、31……種別コード記憶器、32……識別コード
記憶器、33……一致判別器、34……判定器、35……判定
基準記憶器、T1、T2……トラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書込まれた所定情報の読取レベルの均一度
    が異なる複数種の磁気カードの正偽を判別する磁気カー
    ドの判別方法であって、 前記読取レベルに基づいて予め決められた方法で作成さ
    れたカード固有の識別情報と、前記均一度に対応した種
    別情報とを予め磁気カードに記録しておき、 磁気カードから読取った所定情報の読取レベルから前記
    決められた方法と同一方法で作成した参照識別情報と該
    磁気カードから読取った識別情報との一致率を求め、該
    磁気カードから読取った種別情報に対応する所定基準と
    前記一致率との比較により該磁気カードの正偽を判別す
    る磁気カードの判別方法。
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