JPH0786882A - 逓倍回路 - Google Patents

逓倍回路

Info

Publication number
JPH0786882A
JPH0786882A JP23208793A JP23208793A JPH0786882A JP H0786882 A JPH0786882 A JP H0786882A JP 23208793 A JP23208793 A JP 23208793A JP 23208793 A JP23208793 A JP 23208793A JP H0786882 A JPH0786882 A JP H0786882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
sine wave
input
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23208793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shibazaki
武 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23208793A priority Critical patent/JPH0786882A/ja
Publication of JPH0786882A publication Critical patent/JPH0786882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧の変動や温度変化に係わらずデュー
ティが安定し、入力信号の繰り返し周波数の逓倍された
信号を生成する逓倍回路を得る。 【構成】 入力されるパルス信号を信号変換回路により
正弦波信号に変換し、その信号変換回路から出力される
正弦波信号の1/4デューティであると共に180゜位
相差が付与されたパルス信号を、上記正弦波信号の振幅
値と位相とを基にパルス信号生成回路により生成し、さ
らにそのパルス信号生成回路で生成した上記パルス信号
を合成し、上記入力されたパルス信号の繰り返し周波数
の2逓倍されたパルス信号を生成する逓倍回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力されるパルス信
号からその繰り返し周波数が2逓倍されたパルス信号を
安定して生成することの出来る逓倍回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の逓倍回路の一例を示す回
路ブロック図である。図において、1は遅延回路であ
り、図7に示すように抵抗RやコンデンサCや波形整形
用のインバータ回路3,4からなる積分回路により構成
されている。2は排他的論理和回路であり、遅延回路1
の出力Yと遅延回路1に入力される入力信号Aとの排他
的論理和演算を行ないその結果得られたパルス信号を出
力する回路である。
【0003】図6は、図5に示した逓倍回路の動作を示
すタイミングチャートであり、遅延回路1に入力される
入力信号Aと、遅延回路1において抵抗Rやコンデンサ
Cにより規定される時定数に応じた期間遅延された遅延
信号Yと、排他的論理和回路2により2逓倍された信号
Dの波形を示している。
【0004】次に動作について説明する。この逓倍回路
では、図6の(イ)に示すような入力信号Aが、図7に
示す遅延回路1のコンデンサCと抵抗Rにより規定され
る時間tだけ遅延され、インバータ回路4から同図
(ロ)に示す遅延信号Yとして排他的論理和回路2の一
方の入力端子に出力される。また、排他的論理和回路2
の他方の入力端子には、入力信号Aがそのまま供給さ
れ、前記遅延信号Yと入力信号Aとの排他的論理和演算
が行なわれ、この結果、同図(ハ)に示すような信号D
が生成され出力される。この信号Dは、入力信号Aの繰
り返し周波数が2倍になった信号であり、図5に示す逓
倍回路は2逓倍回路として機能している。また、この場
合、信号Dのデューティは遅延回路1を構成するコンデ
ンサCの容量値や抵抗Rの値により規定される前記遅延
時間tにより決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の逓倍回路は以上
のように構成されているので、入力信号Aを遅延回路に
より遅延させ整形した結果得られた遅延信号Yと入力信
号Aとを、排他的論理和演算することで入力信号Aの2
逓倍された信号Dを生成するため、電源電圧の変動や温
度変化により前記遅延時間tが変化し遅延信号Yのデュ
ーティが変動してしまい、排他的論理和回路2から出力
される信号Dのデューティ比が不安定となる問題点があ
った。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、電源電圧の変動や温度変化にか
かわらずデューティの安定した、入力信号の繰り返し周
波数の2逓倍された信号を生成することのできる、逓倍
回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る逓倍回路
は、入力されるパルス信号を正弦波信号に変換する信号
変換回路と、その信号変換回路から出力される正弦波信
号の1/4デューティであると共に180゜位相差が付
与されたパルス信号を、上記正弦波信号の振幅値と位相
とを基に生成するパルス信号生成回路とを具備し、パル
ス信号合成回路により、上記パルス信号生成回路で生成
したそれぞれ位相差の異なったパルス信号を合成し、上
記入力されたパルス信号の繰り返し周波数の2逓倍され
たパルス信号を生成するようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における逓倍回路は、入力されるパル
ス信号が正弦波信号に変換され、その正弦波信号の振幅
値と位相とを基に1/4のデューティであると共に18
0゜位相差の異なったパルス信号が生成され、さらにこ
のパルス信号が合成され、上記入力されたパルス信号の
繰り返し周波数が2逓倍されたパルス信号が生成される
ため、遅延回路を用いた場合のようにコンデンサの容量
値や抵抗値などにより規定される遅延時間が電圧変動や
温度変化により変動し出力されるパルス信号のデューテ
ィが不安定になるなどの現象が回避され、電源電圧の変
動や温度変化に係わらずデューティの安定した、入力信
号の繰り返し周波数の2逓倍されたパルス信号を生成す
ることが可能となる。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は、本実施例の逓倍回路を説明す
るための概念図である。図において10はパルス信号を
最大振幅値Eの波形歪のない正弦波信号Dに変換するた
めの低域通過フィルタ回路(信号変換回路)、11は逓
倍回路である。図2は、図1に示した逓倍回路11の構
成を示す回路図であり、図において12および13はオ
ペアンプ(パルス信号生成回路)であり、低域通過フィ
ルタ回路10から出力される正弦波信号Dが供給される
オペアンプ12の反転入力端子には抵抗RS1が挿入さ
れている。またオペアンプ12の出力端子と反転入力端
子間には抵抗Rf1が接続されている。オペアンプ12
の非反転入力端子には基準電圧E/√2が供給されてい
る。
【0010】さらに、正弦波信号Dが供給されるオペア
ンプ13の反転入力端子には抵抗RS2が挿入されてい
る。またオペアンプ13の出力端子と反転入力端子間に
は抵抗Rf2が接続されている。オペアンプ13の非反
転入力端子には基準電圧−E/√2が供給されている。
【0011】14はインバータ回路(パルス信号生成回
路)、15は2入力オア回路(パルス信号合成回路)で
ある。
【0012】次に動作について説明する。図3の(イ)
に示すパルス信号が入力信号Aとして低域通過フィルタ
回路10に供給されると、このパルス信号は同図(ロ)
に示すような正弦波信号Dに変換され、さらに抵抗RS
1を介してオペアンプ12の反転入力端子に供給される
と共に、抵抗RS2を介してオペアンプ13の反転入力
端子にも供給される。オペアンプ12は差動増幅回路と
して動作し、反転入力端子に供給される正弦波信号Dと
非反転入力端子に供給されている基準電圧E/√2との
差動分を増幅し、正弦波信号D〉基準電圧E/√2のと
きに‘L’レベル、正弦波信号D〈基準電圧E/√2の
ときに‘H’レベルの信号を出力する。この場合、信号
Eはオペアンプ12の出力が反転された信号であり、オ
ペアンプ12が出力する信号は正弦波信号Dと基準電圧
E/√2とを演算した結果得られた信号であり、正弦波
信号Dの振幅値の最大値はEであることから、出力信号
Bのデューティは25%になっている。
【0013】一方、オペアンプ13も差動増幅回路とし
て動作し、反転入力端子に供給される正弦波信号Dと非
反転入力端子に供給される基準電圧−E/√2との差動
分が演算され増幅され、正弦波信号D〉基準電圧−E/
√2のときに‘L’レベル、正弦波信号D〈基準電圧E
/√2のときに‘H’レベルのロジックレベルの図3の
(ニ)に示す信号Fとして出力する。この場合、出力信
号Fの位相はオペアンプ12から出力される信号に比べ
て180゜の位相差を有しており、また正弦波信号Dと
基準電圧−E/√2とを演算した結果得られた信号であ
り、正弦波信号Dの振幅値の最大値はEであることか
ら、出力信号Fのデューティは25%になっている。
【0014】オペアンプ12から出力された信号はイン
バータ回路14により反転され、同図(ハ)に示す出力
信号Bとして2入力オア回路15の一方の入力端子に供
給される。また、2入力オア回路15の他方の入力端子
には、前記出力信号Fが供給される。従って、2入力オ
ア回路15から出力される出力信号Gの波形は、出力信
号Bと出力信号Fの論理和演算された図3の(ホ)に示
すような波形となり、その繰り返し周波数は入力信号A
の繰り返し周波数の2逓倍されたものとなる。
【0015】以上説明したようにこの実施例によれば、
入力信号Aが正弦波信号Dに変換され、この正弦波信号
Dの振幅値と基準電圧値との演算結果により入力信号A
の繰り返し周波数の2逓倍されたデューティの安定した
出力信号Gが得られる。なお、入力されるパルス信号を
正弦波信号Dに変換するための回路として低域通過フィ
ルタ回路10を用いるものとして説明したが、パルス信
号を正弦波信号Dに変換する回路であれば低域通過フィ
ルタ回路10に限らないことはいうまでもない。
【0016】実施例2.以下、この発明の他の実施例を
図について説明する。図4は、本実施例の逓倍回路であ
り、図4において図2と同一または相当の部分について
は同一の符号を付し説明を省略する。図において21と
22はコンパレータである。コンパレータ21,22の
反転入力端子には、図3の(ロ)に示す正弦波信号Dが
供給される。コンパレータ21の非反転入力端子には比
較電圧E/√2が供給されている。また、コンパレータ
22の非反転入力端子には比較電圧−E/√2が供給さ
れている。
【0017】従って、コンパレータ21では図3の
(ロ)に示す正弦波信号Dと比較電圧E/√2とが比較
され、正弦波信号Dの振幅値が比較電圧E/√2より大
きい期間‘L’レベルであり、正弦波信号Dの振幅値が
比較電圧E/√2より小さい期間‘H’レベルとなるパ
ルス信号が出力され、インバータ回路14により反転さ
れて、2入力オア回路15の一方の入力端子に供給され
る。2入力オア回路15の他方の入力端子には、コンパ
レータ22で正弦波信号Dと比較電圧−E/√2とが比
較された結果得られた図3に示す出力信号Fとしてのパ
ルス信号が出力される。この結果、2入力オア回路15
からは前記実施例1と同様に図3の(ホ)に示す入力信
号Aの繰り返し周波数が2逓倍された出力信号Gが出力
される。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
されるパルス信号が正弦波信号に変換され、その正弦波
信号の振幅値と位相とを基に1/4デューティであると
共に180゜位相差が付与されたパルス信号を生成し、
それらパルス信号を合成することで上記入力されたパル
ス信号の繰り返し周波数が2逓倍されたパルス信号を生
成するように構成したので、電源電圧の変動や温度変化
に係わらずデューティが安定し、入力信号の繰り返し周
波数の逓倍された信号を安定して生成することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の逓倍回路の一実施例を示す概念図で
ある。
【図2】図1に示す逓倍回路の構成を示す回路図であ
る。
【図3】この発明の逓倍回路の一実施例の動作を説明す
るためのタイミングチャート図である。
【図4】この発明の逓倍回路の他の実施例を示す回路図
である。
【図5】従来の逓倍回路の一例を示す回路ブロック図で
ある。
【図6】従来の逓倍回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャート図である。
【図7】従来の逓倍回路における遅延回路の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
10 低域通過フィルタ回路(信号変換回路) 11 逓倍回路 12,13 オペアンプ(パルス信号生成回路) 14 インバータ回路(パルス信号生成回路) 15 2入力オア回路(パルス信号合成回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるパルス信号を正弦波信号に変
    換する信号変換回路と、その信号変換回路から出力され
    る正弦波信号の1/4デューティであると共に180゜
    位相差が付与されたパルス信号を上記正弦波信号の振幅
    値と位相とを基に生成するパルス信号生成回路と、その
    パルス信号生成回路で生成した上記パルス信号を合成
    し、上記入力されたパルス信号の繰り返し周波数が2逓
    倍されたパルス信号を生成するパルス信号合成回路とを
    備えた逓倍回路。
JP23208793A 1993-09-17 1993-09-17 逓倍回路 Pending JPH0786882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23208793A JPH0786882A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 逓倍回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23208793A JPH0786882A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 逓倍回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0786882A true JPH0786882A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16933800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23208793A Pending JPH0786882A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 逓倍回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0786882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9571072B2 (en) 2014-07-23 2017-02-14 Seiko Epson Corporation Frequency multiplication circuit, electronic device and moving object

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9571072B2 (en) 2014-07-23 2017-02-14 Seiko Epson Corporation Frequency multiplication circuit, electronic device and moving object

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7538607B2 (en) Class D amplifier
KR100822537B1 (ko) D급 증폭기
US7436254B2 (en) Class D amplifier
EP0457496A2 (en) Digital-to-analogue converter
JP4882353B2 (ja) パルス幅変調増幅器
JPH0629853A (ja) デジタル/アナログ変換器
KR940704082A (ko) 스위칭 증폭기
US6307431B1 (en) PWM bridge amplifier with input network configurable for analog or digital input not needing a triangular wave generator
EP0534638A1 (en) Low jitter clock phase adjust system
JPH05127672A (ja) 倍音付与回路
JPH0786882A (ja) 逓倍回路
JPH03104481A (ja) ビデオカメラにおけるインターポレーションを利用した画質改善回路
JP2004312606A (ja) D級増幅回路
RU2160903C2 (ru) Схема измерения тока
JPH01320814A (ja) 一連の入力パルスの周波数を逓倍するための回路
US6483449B2 (en) Digital-analog converter comprising a third order sigma delta modulator
JP2675455B2 (ja) 可変遅延装置
JP3535899B2 (ja) デューティ補正回路
JP3125225B2 (ja) デジタル/アナログ変換器
JPH0323708Y2 (ja)
JP2003198373A (ja) Pwm変換回路、d/a変換器およびpwm変換方法
JP3104738B2 (ja) 搬送波pwm形振幅変調装置
KR100207509B1 (ko) Fir 필터를 이용한 안정화 체배기
JPH08265112A (ja) デユーテイ比補正回路
JPH05327511A (ja) デジタル/アナログ変換器