JPH0786860B2 - インターロック制御システム - Google Patents

インターロック制御システム

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JPH0786860B2
JPH0786860B2 JP62247796A JP24779687A JPH0786860B2 JP H0786860 B2 JPH0786860 B2 JP H0786860B2 JP 62247796 A JP62247796 A JP 62247796A JP 24779687 A JP24779687 A JP 24779687A JP H0786860 B2 JPH0786860 B2 JP H0786860B2
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幸二 中村
昌宏 北野
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記憶装置を共有する複数の処理装置を備えた
データ処理システムに関し、特に、共有される記憶装置
のインターロツクの制御に関する。
〔従来の技術〕 複数のアクセス元装置(命令処理装置、入出力処理装置
等)が記憶装置を共有するマルチプロセツサシステムに
とつては、あるアクセス元装置がある記憶領域にアクセ
スしている間(例えば、内容を読出してテストし、修正
して書込む間)、その領域をロツクする機能、すなわ
ち、他のアクセス元装置がこの領域にアクセスするのを
禁止する機能が必要であり、これはインターロツクと呼
ばれる。
ある型のインターロツク機構においては、各アクセス元
装置に属するバツフア記憶装置のアドレスアレイ(キヤ
ツシユデイレクトリ)の各エントリ中に、対応する記憶
ブロツクがロツクされているか否かを示すロツクビツト
が設けられる(特開昭57−158081号)。他の型の機構に
おいては、記憶制御装置中に、各アクセス元装置に対応
して、それによりロツクされた領域のアドレスを保持す
るロツクアドレスレジスタが設けられる(特開昭51−10
7042号((特公昭58−34856号)),同60−144855
号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
いずれにしても、従来のインターロツク機構において
は、あるアクセス元装置により設定されたロツクは、そ
の同じアクセス元装置のみが解除することができる。も
ちろん、ロツクが他のアクセス元装置によりみだりに解
除されたのでは、インターロツクの意義が失われるか
ら、前記のような制約は当然のように思える。しかしな
がら、その結果として、ロツクを設定したアクセス元装
置が障害等のためにそのロツクを解除できなくなると、
システム全体がデツドロツクに陥る。例えば、入出力処
理装置がある記憶領域をロツクしたままで、障害により
停止すると、中央処理装置がこの領域にアクセスする必
要が生じた時に、それが許されず、したがつて、システ
ム全体が停止を余儀なくされる。
本発明の目的は、このような、各アクセス元装置のロツ
ク解除能力の喪失に起因するシステムのデツドロツク
を、インターロツク機能の基本的意義を損なうことなく
回避することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、アクセス元装置の動作状態を監視する
監視装置に、動作状態によりアクセス元装置を指定して
それにより設定されたロツクの解除をインターロツク制
御装置に要求する手段が設けられ、インターロツク制御
装置には、監視装置からのこの要求に応答して指定され
たアクセス元装置が設定したロツクを解除する手段が設
けられる。
〔作用〕
監視装置は、各アクセス元装置の動作状態を監視し、障
害等によりロツク解除能力を失つたアクセス元装置が発
見されると、そのアクセス元装置を指定して、その装置
が設定したロツクの解除をインターロツク制御装置に要
求する。この要求を受けたインターロツク制御装置は、
指定されたアクセス元装置が設定したロツクを解除し
て、ロツクされていた記憶領域に他のアクセス元装置が
アクセスするのを可能にし、これにより、デツドロツク
が回避される。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例の一つを示すブロツクダイヤ
グラムである。複数の処理装置(アクセス元装置)1,2,
3が、インターロツク制御装置4を介して記憶装置5を
共有する。これらの処理装置は、命令処理装置、入出力
処理装置等を含み、互いに独立に動作し、それぞれが、
記憶装置5の領域のロツクとロツク解除をインターロツ
ク制御装置4に要求することができ、インターロツク制
御装置4は、これらの要求に応じて、指定された記憶領
域のロツクとロツク解除を実行する。処理装置1,2,3か
らの記憶装置5へのアクセス要求は、インターロツク制
御装置4に送られる。インターロツク制御装置4は、あ
る処理装置からアクセスが要求された領域が他の処理装
置によりロツクされているか否かを調べ、ロツクされて
いなければ、そのアクセス要求を許可し、ロツクされて
いれば、そのアクセス要求を拒絶する。
監視装置6は、処理装置1,2,3の動作状態を常時監視す
る。そして、いずれかの処理装置がロツク解除を行なえ
ないような状態(例えば、障害等による停止)に入つた
ことを発見すると、ロツク解除要求回路61を起動して、
その処理装置の識別情報とロツク解除要求を、インター
ロツク制御装置4に送る。これを受けたインターロツク
制御装置4は、指定された処理装置の要求により設定し
てあつたロツクを解除する。
第2図は、インターロツク制御装置4の本発明に関連す
る部分の一例の詳細を示す。この例は、ロツクアドレス
レジスタを用いる型のものである。処理装置1,2,3に対
してそれぞれインターロツク制御回路41,42,43が設けら
れ、それらの構造は同一であつて、図には、処理装置1
に対する回路41のみが詳細に示されている。
各処理装置からの信号中、信号210,220,230はロツクリ
セツト要求であり、信号211,221,231はロツクセツト要
求信号であり、信号212,222,232はロツクすべき領域の
アドレスである。処理装置1に対するインターロツク制
御回路41において、セツト要求信号211は、ロツクアド
レスレジスタ205へのロツクアドレス212のセツトを制御
するとともに、ORゲート202を介して、有効性フラグレ
ジスタ204のセツト動作を制御する。セツト要求211が
“1"の時、リセツト要求210は“0"である。また、後述
するANDゲート310〜312の出力は、通常は“0"である。
したがつて、リセツト要求210の“0"値は、ORゲート320
と否定ゲート201を経てANDゲート203の一方の入力に
“1"を供給する。他方の入力にセツト要求211の値“1"
を受けたANDゲート203は、有効性フラグレジスタに“1"
を供給して、それにより、ロツクアドレスレジスタ205
にセツトされたアドレスのロツクが確定する。
リセツト要求210が“1"になると、ORゲート202は再びセ
ツト制御信号を有効性フラグレジスタ204に供給し、こ
の時、セツト要求211と否定ゲート201の出力は“0"であ
る。したがつて、有効性フラグレジスタ204は“0"にリ
セツトされ、それにより、ロツクは解除される。
処理装置1,2,3のどれかがアクセス要求を発行すると、
他の処理装置に対応するインターロツク制御回路中の有
効性フラグレジスタが調べられる。“1"値を持つフラグ
が発見されると、それに対応するロツクアドレスレジス
タの内容がアクセス要求アドレスと比較されて、それら
が一致すると、そのアクセス要求は拒絶され、それ以外
の場合にそのアクセス要求が受付けられる。各処理装置
に対して、有効性フラグレジスタとロツクアドレスレジ
スタの複数の組を設けることができる。なお、このよう
なアクセス要求の処理のための回路は、前出公報に記載
されており、図示は省略されている。
以上に説明した部分は公知であり、本発明によつて、回
路部分(300〜312)がORゲート320〜322を介して追加さ
れている。信号300〜303は、監視装置6のロツク解除要
求回路61(第1図)から供給され、信号300はロツクリ
セツト要求であり、信号301〜303はそれそれ処理装置1
〜3の識別信号で、どの処理装置により設定されたロツ
クを解除すべきかを示す。したがつて、ANDゲート310,3
11,312の出力は、処理装置1,2,3により設定されたロツ
クの解除をそれぞれ要求し、ORゲート320,321,322によ
り、処理装置1,2,3からのリセツト要求210,220,230とそ
れぞれ結合され、後者と同様に機能する。
監視装置6は、監視専用の装置でよいが、また、それ自
身が処理装置1,2,3と同様な処理装置であつてもよい。
後者の場合、更に、各処理装置が互いに他の処理装置を
監視してロツク解除を行なうように、システムを構成し
てもよい。本発明は、キヤツシユデイレクトリにロツク
ビツトを持つ型のインターロツク機構にも適用できる。
第3図は、本発明の他の実施例を示すブロツクダイヤグ
ラムである。主記憶装置11は、記憶制御装置12を介し
て、入出力処理装置13と中央処理装置14に接続される。
記憶制御装置12は、キヤツシユメモリ121と、キヤツシ
ユデイレクトリ122と、インターロツク制御装置123と、
プライオリテイ論理124を有する。インターロツク制御
装置123は、第2図を用いて説明したものと同様であ
る。プライオリテイ論理124は、入出力処理装置13と中
央処理装置14からの要求(アクセス要求、ロツクのセツ
ト要求とリセツト要求)の処理の順序を決定する。入出
力処理装置13と中央処理装置14は、インタフエース線20
と21によりサービスプロセツサ15に接続される。サービ
スプロセツサ15中のロツク解除要求回路(図示省略)
は、インタフエース線22によりインターロツク制御装置
123に接続される。
入出力処理装置13が、ある主記憶領域をインターロツク
制御装置123によりロツクした後、それを解除する前
に、障害により緊急停止したとする。この緊急停止によ
り、割込要求がインタフエース線20を経てサービスプロ
セツサ15に送られ、これを受けたサービスプロセツサ15
は、インタフエース線22を経て、インターロツク制御装
置123に、入出力処理装置13により設定されたロツクの
解除を要求する。インターロツク制御装置123は、第2
図を用いて説明したように、この要求に従つて、入出力
処理装置13により設定されたすべてのロツクを解除す
る。次いで、サービスプロセツサ15は、インタフエース
線21を経て、中央処理装置14に、入出力処理装置13の緊
急停止を報告する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、正常状態においては各処理装置のイン
ターロツク機能が保障され、いずれかの処理装置が障害
等によりロツク解除能力を失つた時には、その処理装置
により設定されたロツクが解除されて、システムがデツ
ドロツクに陥るのが回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツクダイヤグラム、第
2図は本発明によるインターロツク制御装置の一例のブ
ロツクダイヤグラム、第3図は本発明の他の実施例のブ
ロツクダイヤグラムである。 1〜3…処理装置、4…インターロツク制御装置、5…
記憶装置、6…監視装置、61…ロツク解除要求回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置と、この記憶装置を共有する複数
    のアクセス元装置と、これらアクセス元装置の動作状態
    を監視する監視装置とを備えるデータ処理システムにお
    いて、各アクセス元装置からの要求に従つて前記記憶装
    置の指定された領域のロツクとロツク解除を行なう手段
    及び前記監視装置からの要求に従つて指定されたアクセ
    ス元装置による前記ロツクを解除する手段を持つインタ
    ーロツク制御装置と、各動作状態から決定されたアクセ
    ス元装置を指定してそれによるロツクの解除を前記イン
    ターロツク制御装置に要求する前記監視装置中の手段と
    を有するインターロツク制御シテスム。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲1において、前記記憶装置
    は記憶制御装置を介して前記複数のアクセス元装置に接
    続され、前記インターロツク制御装置は前記記憶制御装
    置内に設けられ、前記監視装置はサービスプロセツサで
    あるインターロツク制御システム。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲2において、前記複数のア
    クセス元装置は中央処理装置と少なくとも1台の入出力
    処理装置からなり、前記サービスプロセツサは前記入出
    力処理装置の障害を検出した時にそれによるロツクの解
    除を前記インターロツク制御装置に要求するとともにそ
    の障害を前記中央処理装置に報告するインターロツク制
    御システム。
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