JP2710475B2 - メモリ制御回路 - Google Patents

メモリ制御回路

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JP2710475B2
JP2710475B2 JP3073517A JP7351791A JP2710475B2 JP 2710475 B2 JP2710475 B2 JP 2710475B2 JP 3073517 A JP3073517 A JP 3073517A JP 7351791 A JP7351791 A JP 7351791A JP 2710475 B2 JP2710475 B2 JP 2710475B2
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琢己 山崎
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茨城日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリの制御回路、特
に、複数の中央処理装置によって共有される主記憶装置
の読出しと書込みを連続して行うためのメモリ制御回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の中央処理装置(以下CPUと記
す)が存在するコンピュータシステムでCPU間の制御
方法の一つとして、主記憶上に共通のエリアを設け、こ
のエリアの使用状況を表示するフラグデータを所定のア
ドレスに割り当てる。そして、共通エリアを使用する場
合には、このフラグデータをチェックして使用可能かど
うかを判断し、使用可能ならば同時に使用中を示すフラ
グデータを書込む方法がある。この時、フラグデータの
読出しから書込みの間に他CPUから書込みが実行され
るとコンピュータシステムの動作が保証できなくなる場
合がある。
【0003】そこで従来、メモリ制御回路には、上述し
た様なフラグデータの読出しから書込みの間は、他CP
Uからの主記憶アクセスを禁止する為にバス使用権のロ
ック機構を設けている。
【0004】つまり、あるCPUから主記憶アクセスと
同時にバスのロック要求が出力される。この主記憶アク
セスが受付けられると同時にバスの使用権は本アクセス
を行ったCPUからのみ有効となる(バスがロックされ
た)。CPUはこ間に読出しデータをチェックし、主記
憶書込みが必要か(可能か)どうかを判断し、必要なら
ば主記憶書込みを行う。そして、処理終了時にバスのロ
ック解除を行う。尚、このロック解除は主記憶アクセス
と同時に行うこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメモリ
制御回路では、他CPUが全く別のアドレスへアクセス
する場合には、他CPUからのアクセスを有効としても
問題はないが、バスがロックされている為に、主記憶ア
クセスはロックが解除されるまで待たされ、更にCPU
が、読み出したデータをチェックし、主記憶書き込みが
必要か(可能か)どうかを判断するのに時間がかかる
と、バスをロックしている時間が長くなり、他CPUの
主記憶アクセスが低下するという欠点がある。
【0006】更に、バスロックを要求したCPUに障害
等が発生すると、ロック解除を行うことができず、すべ
ての主記憶アクセスができなくなってしまいシステムが
ストールしてしまうという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ制御回路
は、主記憶から読出したデータと比較される所定のデー
タを中央処理装置から書込み可能なデータレジスタと、
前記データレジスタを使用中かどうかを示すロックフリ
ップフロップと、主記憶からの読出しデータと前記デー
タレジスタとを比較する比較回路と、主記憶読出しデー
タを中央処理装置に送出するとともに、前記データレジ
スタと該読出しデータが等しい時には、中央処理装置か
ら出力された新たな主記憶書込みデータを主記憶へ書込
むことを指示する主記憶アクセス特殊コマンドが定義さ
れたコマンドバスと、前記比較回路からの信号及び前記
コマンドバスからの特殊コマンドを含むすべての主記憶
アクセスコマンドを解析し、前記データレジスタと前記
ロックフリップフロップの書込み制御及び主記憶へのデ
ータ書込み制御と主記憶からのデータ読出し制御、更に
中央処理装置とのデータ送受タイミング制御を行う制御
回路と、中央処理装置から前記データレジスタと同時に
書込み可能なモードフリップフロップとを有し、前記特
殊コマンドによる主記憶アクセス時の書込みデータの書
込み条件を主記憶読出しデータの前記データレジスタと
の比較の結果が等しい時あるいは等しくない時を前記モ
ードフリップフロップで指定することができるとを特徴
とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0010】1はCPU、2はデータバス、3は主記憶
アクセスコマンドが出力されるコマンドバス、4はマス
クデータが出力される補助信号バス、5はデータ送受の
双方向制御を行うバッファである。
【0011】6は主記憶読出しデータと比較するデータ
が格納されるデータレジスタ、7はデータレジスタ6の
使用中を示すロックフリップフロップであり、CPU1
からデータレジスタ6へデータ書込み要求時にロックフ
リップフロップ7が‘1’(データレジスタ6を使用中
=ロック状態)であるとデータレジスタ6へ書込みは行
われない。ロックフリップフロップ7が‘0’(データ
レジスタ6未使用=アンロック状態)であるとデータレ
ジスタ6へデータをセットすることができ、同時にロッ
クフリップフロップ7は‘1’にセットされる。
【0012】尚、データレジスタ6への書込み要求の結
果、データレジスタ6が使用可能になったかどうかは、
データレジスタ6への書込み要求の応答として送出され
るロックフリップフロップ7の値(書込み要求受付け時
の値)によってCPU1が判断する。
【0013】8はCPU1からデータレジスタ6と同時
に書込みが行われるモードフリップフロップで、9はデ
ータレジスタ6と主記憶からの読出しデータとを比較す
る比較回路である。
【0014】10はデータレジスタ6と読出しデータの
比較及び主記憶への書込みの対象をバイト単位に指定可
能なマスクレジスタであり、CPU1から主記憶アクセ
ス毎にセットされる。
【0015】11は主記憶読出し動作を行う読出し回
路、12は主記憶への書込み動作を行う書込み回路、1
3は主記憶回路である。
【0016】14はコマンドバス3から入力される主記
憶アクセスコマンドの解析と、データレジスタ6,ロッ
クフリップフロップ7,モードフリップフロップ8への
データのセットを指示する制御信号6aの出力を行い、
また主記憶読出し時の読出し指示信号11a,主記憶へ
の書込み指示信号12aを出力する制御回路である。
【0017】次に本発明の動作について説明する。
【0018】CPU1は最初にデータレジスタ6,モー
ドフリップフロップ8へのデータセットを行う。この
時、応答として送出されるロックフリップフロップ7の
値でCPU1は、データレジスタ6,モードフリップフ
ロップ8へデータがセットできたかどうか判断する。
【0019】データレジスタ6,モードフリップフロッ
プ8へのデータのセットができると、CPU1は主記憶
からのデータ読出し、データレジスタ6との比較、主記
憶書込みを連続して実行する主記憶アクセス特殊コマン
ドと主記憶への書込みデータ及びマスクレジスタ10へ
のセットデータを出力する。
【0020】制御回路14でこの主記憶アクセス特殊コ
マンドが解析されると、読出し回路11に対し読出し指
示信号11aが出力される。そして、主記憶回路13か
ら読出したデータはバッファ5を経由してCPU1に送
出され、更に比較回路9でデータレジスタ6と比較さ
れ、比較結果信号9aが制御回路14に出力される。
【0021】制御回路14で比較結果信号9aとマスク
レジスタ10の内容とによって、主記憶読出しデータの
データレジスタ6が等しいかどうかを判断し、更にモー
ドフリップフロップ8の値によって等しいときに書込む
か等しくないときに書込むのかが決定される。
【0022】これらの条件が成立すると、書込み回路1
2に対して書込み信号12aを出力し、CPU1から出
力された主記憶書込みデータを主記憶回路13に書込
む。
【0023】尚、この時、マスクレジスタ10に書込み
対象バイトが設定されているので対象外のバイトに対し
ては元のデータを再書込みするか、あるいは書込み信号
を有効としないことにより実現する。
【0024】そして、CPU1は主記憶読出しデータ
と、データレジスタ10への書込みデータをチェックす
ることにより、この主記憶アクセス特殊コマンドの実行
結果を判断することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUか
ら書き込み可能なデータレジスタと、データレジスタ使
用状況を示すロックフリップフロップと、データ比較が
等しい時あるいは等しくない時を指定するモードフリッ
プフロップと、比較および書き込み対象をバイト単位に
指定可能なマスクレジスタとを設け、予め主記憶読み出
しデータとの比較データを書き込んでおき、主記憶読み
出し、読み出したデータとデータレジスタの比較し、こ
の比較結果によって主記憶書き込みを行う主記憶アクセ
ス特殊コマンドを発行することにより、バスをロックす
ることなく一回の主記憶アクセスで、CPU間での通信
制御時に使用されるフラグデータを書き込むことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 データバス 3 コマンドバス 4 補助信号バス 5 バッファ 6 データレジスタ 6a 制御信号 7 ロックフリップフロップ 8 モードフリップフロップ 9 比較回路 9a 比較結果信号 10 マスクレジスタ 11 読出し回路 11a 読出し指示信号 12 書込み回路 12a 書込み指示信号 13 主記憶回路 14 制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶から読出したデータと比較される
    所定のデータを中央処理装置から書込み可能なデータレ
    ジスタと、前記データレジスタを使用中かどうかを示す
    ロックフリップフロップと、主記憶からの読出しデータ
    と前記データレジスタとを比較する比較回路と、主記憶
    読出しデータを中央処理装置に送出するとともに、前記
    データレジスタと該読出しデータが等しい時には、中央
    処理装置から出力された新たな主記憶書込みデータを主
    記憶へ書込むことを指示する主記憶アクセス特殊コマン
    ドが定義されたコマンドバスと、前記比較回路からの信
    号及び前記コマンドバスからの特殊コマンドを含むすべ
    ての主記憶アクセスコマンドを解析し、前記データレジ
    スタと前記ロックフリップフロップの書込み制御及び主
    記憶へのデータ書込み制御と主記憶からのデータ読出し
    制御、更に中央処理装置とのデータ送受タイミング制御
    を行う制御回路と、中央処理装置から前記データレジス
    タと同時に書込み可能なモードフリップフロップとを有
    し、前記特殊コマンドによる主記憶アクセス時の書込み
    データの書込み条件を主記憶読出しデータの前記データ
    レジスタとの比較の結果が等しい時あるいは等しくない
    時を前記モードフリップフロップで指定することができ
    ことを特徴とするメモリ制御回路。
  2. 【請求項2】 主記憶読出しデータと前記データレジス
    タとの比較の対象及び主記憶へのデータ書込みバイト単
    位に指定するマスクレジスタを設け、中央処理装置が前
    記特殊コマンド送出時に前記マスクレジスタに値をセッ
    トすることにより、バイト単位の比較及び主記憶書込み
    ができることを特徴とした請求項1記載のメモリ制御回
    路。
JP3073517A 1991-04-08 1991-04-08 メモリ制御回路 Expired - Lifetime JP2710475B2 (ja)

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JP3073517A JP2710475B2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 メモリ制御回路

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JPH04309148A JPH04309148A (ja) 1992-10-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140862A (ja) * 1982-02-16 1983-08-20 Toshiba Corp 相互排他方式
JPH01109425A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Nec Corp Fifoメモリ
JP2587468B2 (ja) * 1988-08-23 1997-03-05 株式会社日立製作所 ロツクデータ設定装置

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