JPH0786718B2 - 感光性トナーの濃度検出方法および検出装置 - Google Patents

感光性トナーの濃度検出方法および検出装置

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JPH0786718B2
JPH0786718B2 JP1058939A JP5893989A JPH0786718B2 JP H0786718 B2 JPH0786718 B2 JP H0786718B2 JP 1058939 A JP1058939 A JP 1058939A JP 5893989 A JP5893989 A JP 5893989A JP H0786718 B2 JPH0786718 B2 JP H0786718B2
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photosensitive
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light
photosensitive toner
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佳伸 梅谷
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1回の露光および現像によりカラー画像を形
成する際に使用される複数種類の感光性トナーの混合物
における各種類の感光性トナーの濃度を検出する方法お
よびその検出装置に関し、例えば、シアン、マゼンタ、
イエローの各色に着色されそれぞれが各色とは補色の関
係にある所定の波長の光が露光されることにより導電性
となる3種類の感光性トナーの混合物における各種類の
感光性トナーの濃度を検出する方法およびその検出装置
に関する。
(従来の技術) 近時、感光性トナーを用いて、1回の露光および現像に
よりカラー画像を形成する方法が注目されている。この
ようなカラー画像の形成方法には、シアン、マゼンタ、
およびイエローの各色にそれぞれ着色された3種類の感
光性トナーが用いられる。各種類の感光性トナーは、そ
れぞれの色とは、補色の関係にある色の光に感度を有し
ており、シアントナーは赤色光に、マゼンタトナーは緑
色光に、イエロートナーは青色光に、それぞれ感度を有
し、それぞれの光が露光されることにより各トナーが導
電性となる。そして、帯電状態の各感光性トナーに、感
度を有する光が露光されることにより各感光性トナーは
導電性となって電荷を消失する。
このような感光性トナーの混合物を用いたカラー画像形
成方法の一例を説明する。まず、上記3種類の感光性ト
ナーの混合物を一様に帯電させた状態で、該混合感光性
トナーにカラー画像の情報を有する光を露光する。例え
ば、形成すべき画像の緑色部分に対応して緑色光が照射
されると、緑色光に感度を有するマゼンタトナーが導電
性となって電荷を消失するが、イエロートナーとシアン
トナーは導電性とならず、帯電状態を維持する。同様
に、青色光ではイエロートナーが電荷を消失するがシア
ントナーとマゼンタトナーが帯電状態を維持し、さら
に、赤色光ではシアントナーが電荷を消失しマゼンタト
ナーとイエロートナーが帯電状態を維持する。このよう
にして、カラー画像の情報を有する光の露光により非帯
電状態となった感光性トナーを、帯電状態の感光性トナ
ーから分離して、帯電状態の感光性トナーを転写紙に転
写することにより、所望のカラー画像が形成される。
(発明が解決しようとする課題) このようなカラー画像形成方法に使用される感光性トナ
ーでは、全ての種類のトナーが均等に消費されるもので
はなく、形成すべき画像の色調により、感光性トナーの
消費量が異なる。このため、画像形成が繰り返されるこ
とにより、混合感光性トナーにおける各種類の感光性ト
ナーが均等な割合で画像形成に供給されず、例えば、一
種類のトナーの混合割合(混合感光性トナーに対する濃
度)が低下するおそれがある。このように、一種類の感
光性トナーの濃度が低下すれば、その感光性トナーによ
る色彩が不鮮明となり、形成される画像の品位が損われ
る。
特開昭62−209560号公報には、各種類のカラートナーの
転写量を検出する方法が開示されている。しかし、この
方法は、数種類のカラートナーが混合された混合カラー
トナーを用いるものではなく、カラートナーそれぞれ毎
に露光して現像するというカラー画像形成方法にのみ適
用できるものであり、上述のように、複数種類の感光性
トナーが混合された混合感光性トナーによる1回の画像
露光および現像にてカラー画像を形成する方法には適用
できない。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、1回の画像露光および現像によりカラー画像を形
成するために使用される複数種類の感光性トナーを混合
した混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーの
濃度を容易に検出し得る方法および装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明の感光性トナーの濃度検出方法は、それぞれが所
定の波長の光に露光されることにより導電性となる複数
種類の感光性トナーが混合された混合感光性トナーにお
ける各種類の感光性トナーの濃度を検出する方法であっ
て、該混合感光性トナーを一様に帯電させる工程と、帯
電された混合感光性トナーに、各種類の感光性トナーが
それぞれ感度を有する波長の光における所定の光を選択
的に露光する工程と、露光された混合感光性トナーにお
ける非帯電状態の感光性トナーを帯電状態の感光性トナ
ーから分離する工程と、帯電状態の感光性トナーの量を
検出する工程と、を包含してなり、そのことにより上記
目的が達成される。
また、本発明の感光性トナーの濃度検出装置は、それぞ
れが所定の波長の光に露光されることにより導電性とな
る複数種類の感光性トナーが混合された混合感光性トナ
ーにおける各種類の感光性トナーの濃度を検出する装置
であって、該混合感光性トナーを一様に帯電させる手段
と、該混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナー
それぞれが感度を有する波長の光を選択的に帯電された
混合感光性トナーに照射し得る光源と、該光源にて露光
された混合感光性トナーにおける非帯電状態の感光性ト
ナーを帯電状態の感光性トナーから分離する手段と、帯
電状態の感光性トナー量を検出するトナー量検出器と、
を具備してなり、そのことにより上記目的が達成され
る。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の感光性トナーの濃度検出方法は、例えば、赤色
光に感光して導電性となるシアンに着色されたシアント
ナー、緑色光に感光して導電性となるマゼンタに着色さ
れたマゼンタトナー、青色光に感光して導電性となるイ
エローに着色されたイエロートナーの3種類の感光性ト
ナーが混合された混合感光性トナーを用いて、1回の画
像露光および現像によりカラー画像を形成する、例え
ば、第1図に示す装置により実施される。この画像形成
装置は、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナ
ーの各感光性トナーがそれぞれ収容された各トナーホッ
パー11c、11m、11yを有する。各トナーホッパ11c、11
m、11y内の各感光性トナー14は、トナー補給ローラ12
c、12m、12yにより、混合容器13内に送給される。該混
合容器13は、その下部に混合室13aを有し、該混合室13a
内には、スリーブ13bおよび攪拌器13cが配設されてい
る。該混合室13a内には、キャリア15が予め収容されて
おり、混合室13a内に送給される各種類の感光性トナー1
4それぞれとキャリア15とが、該攪拌器13cにて攪拌され
て摩擦帯電される。摩擦帯電された感光性トナー14は、
キャリア15とともに、混合室13aの側部に回転可能に配
設されたスリーブ13bへ送給され、該スリーブ13bの回転
によりその周面を搬送され、磁気ブラシを形成する。該
スリーブ13bには所定極性のバイアス電圧が印加されて
いる。
該混合室13aの側方には、該混合室13a内に配設されスリ
ーブ13bに対向して、透明な導電性支持ドラム16が回転
可能に配設されている。該導電性支持ドラム16は、混合
室13a内のスリーブ13bとの対向部において該スリーブ13
bの回転方向とは順方向へ回転する。該支持ドラム16に
は、スリーブ13bとの間に電位差を有するように電圧が
印加されているか、または接地されており、両者の間に
は電界が形成されている。
ここで感光性トナーを用いたカラー画像形成方法の一例
を説明する。
上述したように、感光性トナーとキャリアとの摩擦帯電
により、スリーブ13b上に磁気ブラシが形成され、この
磁気ブラシが支持ドラム16に接触する。このとき、支持
ドラム16には、スリーブ13bとは電位差を有するよう
に、電圧が印加されているが、接地されているため、支
持ドラム16上に混合感光性トナー層が形成される。この
混合感光性トナー層に対して支持ドラム16を介してスリ
ット露光が行われる。該スリット露光により、画像の緑
色部分では、緑色光が、支持ドラム16を介して、帯電状
態の混合感光性トナーに照射され、該混合感光性トナー
におけるマゼンタトナーは導電性となって電荷を消失す
るが、イエロートナーおよびシアントナーが導電性にな
らずに帯電状態を維持する。同様に、画像の青色部分で
は、青色光が帯電状態の混合感光性トナーに照射され、
イエロートナーが導電性になって電荷を消失するが、シ
アントナーおよびマゼンタトナーが導電性にならずに帯
電状態を維持する。さらに、画像の赤色部分では、赤色
光が帯電状態の混合感光性トナーに照射され、シアント
ナーは導電性になって電荷を消失するが、マゼンタトナ
ーおよびイエロートナーが帯電状態を維持する。そし
て、電荷を消失した感光性トナーは、磁気ブラシ側に移
動する。つまり、支持ドラム16における緑色光が照射さ
れた領域では、イエロートナーとシアントナーが支持ド
ラム16上に保持され、同様に、支持ドラム16における青
色光が照射された支持ドラム16の領域ではシアントナー
とマゼンタトナーが該支持ドラム16上に保持され、さら
に支持ドラム16上における赤色光が照射された領域では
マゼンタトナーとイエロートナーが該支持ドラム16上に
保持される。
該支持ドラム16上に保持された帯電状態の各感光性トナ
ーは、転写装置18と対向する部分にまで搬送され、所定
極性の電圧が印加されている該転写装置18により転写紙
20上に転写される。このとき、支持ドラム16の緑色光が
照射された領域に付着するイエロートナーとシアントナ
ーが転写紙20上に転写されると緑色に着色し、同様に、
青色光が照射された支持ドラム16上に付着するシアント
ナーとマゼンタトナーが転写紙20上に転写されると青色
に着色し、さらに赤色光が照射された支持ドラム16上に
付着するマゼンタトナーとイエロートナーが転写紙20上
に転写されると赤色に着色する。その結果、該転写紙20
には所望のカラー画像が形成される。転写装置18が対向
する領域を通過した支持ドラム16は、クリーニング装置
19によりその周面に残留する各感光性トナー14が除去さ
れて、混合容器13に送給され、再使用される。
該支持ドラム16内には、混合室13a内のスリーブ13bとは
該支持ドラム16を挟んで対向する光源30が配設されてい
る。該光源30は、混合感光性トナーにおける各種類の感
光性トナーがそれぞれ感度を有する波長の光を出力し得
る三種類の光源、すなわち、緑色光源31、青色光源32、
および赤色光源33を有している。該光源30は、支持ドラ
ム16における非画像領域に、各色の光源31、32、および
33から投射される光が照射されるようになっており、透
明な支持ドラム16を介して、該支持ドラム16の非画像領
域上の混合感光性トナーに、各光源31〜33における所定
の二つの光源から選択的に光が照射される。
光源30から投射された光が照射される支持ドラム16とス
リーブ13bとの対向領域よりも支持ドラム16の回転方向
下流側には、トナー量検出器40が配設されている。該ト
ナー量検出器40は、支持ドラム16における画像が形成さ
れない非画像領域を挟んで相互に対向された発光素子41
および受光素子42を有する。発光素子41からは、例えば
赤外線が受光素子42に向けて照射される。受光素子42
は、該発光素子41から照射されて透明な支持ドラム16に
おける感光性トナーが付着していない部分を透過した光
が受光される。そして、該受光素子42は、受光した光量
に対応した信号を出力する。
該受光素子42の出力は、演算制御器50に与えられてい
る。該演算制御器50の出力は、シアントナー、マゼンタ
トナー、イエロートナーがそれぞれ収容された各トナー
ホッパー11c、11m、11yの下部に配設されたトナー補給
ローラ12c、12m、12yに与えられており、各出力信号に
基づいて各トナー補給ローラ12c、12m、12yが駆動され
る。演算制御器50は、受光素子42の検出結果に基づい
て、各トナー補給ローラ12c、12m、12yを選択的に駆動
する。該演算制御器50の出力は、光源30における緑色光
源31、青色光源32、赤色光源33それぞれに与えられてお
り、また、発光素子41にも与えられている。
次に、該演算制御器50による制御を、第2図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。例えば、所定のカラー
画像を形成するプロセスに先立ち、演算制御器50は、混
合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーの濃度を
検出して、該混合感光性トナーにおける各種類の感光性
トナーの濃度を制御する。演算制御器50は、まず、光源
30における二種類の光源、例えば、青色光源32と赤色光
源33を点灯し、透明な支持ドラム16を介して、該支持ド
ラム16上に帯電状態の混合感光性トナーを、非画像領域
で青色光および赤色光により露光する。これにより、該
混合感光性トナーにおけるイエロートナーおよびシアン
トナーが導電性になって、それぞれの電荷が消失し、磁
気ブラシ側に移動する。従って、混合感光性トナーにお
けるマゼンタトナーのみが支持ドラム16に保持される。
支持ドラム16上にマゼンタトナーが保持された状態で該
支持ドラム16が、トナー濃度検出器40における発光素子
41と受光素子42との間に達すると、演算制御器50は、発
光素子41を点灯するとともに、受光素子42の出力信号を
読み込む。発光素子41から発せられた光は、マゼンタト
ナーが付着していない透明な支持ドラム16部分を透過し
て受光素子42に受光されるため、受光素子42が受光する
光量は、支持ドラム16に付着いたマゼンタトナー量に反
比例し、マゼンタトナー量が多くなるほど、該受光素子
42に受光される光量が減少する。該受光素子42は、受光
する光量に対応した信号を、演算制御器50に出力する。
演算制御器50は、該受光素子42が検出した受光量に基づ
いてマゼンタトナー量を演算し、演算されるマゼンタト
ナー量と、予め設定されたマゼンタトナー濃度の基準値
とを比較し、マゼンタトナー量が基準値以下となってい
る場合には、マゼンタトナーが収容されているトナーホ
ッパー11mの下部に配設されたトナー補給ローラ12mを所
定時間にわたって駆動するべく、該トナー補給ローラ12
mの駆動源に所定信号を出力する。これにより、マゼン
タトナーホッパー11mからは、トナー補給ローラ12mによ
りマゼンタトナーが混合室13a内へ供給され、該混合室1
3a内のマゼンタ量が増加される。
次いで、演算制御器50は、非画像領域の光源30における
緑色光源31と青色光源32とを点灯して、支持ドラム16上
の帯電状態の混合感光性トナーにおけるマゼンタトナー
およびイエロートナーの電荷を消失させてシアントナー
のみを支持ドラム16上に保持させる。そして、前述のマ
ゼンタトナー量を検出する場合と同様にして、トナー量
検出器40における受光素子42の検出結果に基づいて、支
持ドラム16に付着したシアントナー量が演算され、その
量が、予め設定されたシアントナー濃度の基準値より低
下している場合には、シアントナーホッパー11cの下部
に配設されたトナー補給ローラ12cが所定時間にわたっ
て駆動される。
さらに、その後、非画像領域の光源30における緑色光源
31と赤色光源33とを点灯して、支持ドラム16上の帯電状
態の混合感光性トナーにおけるマゼンタトナーおよびシ
アントナーの電荷を消失させてイエロートナーのみを支
持ドラム16上に保持させる。そして、該支持ドラム16上
に保持されたイエロートナー量を、トナー量検出器40に
おける受光素子42の検出結果により演算して、該イエロ
ートナー量が予め設定されたイエロートナー濃度の基準
値以下になっている場合には、イエロートナーホッパー
11yの下部のトナー補給ローラ12yが所定時間にわたって
駆動される。
このようにして、スリーブ13b上のマゼンタトナー、シ
アントナー、イエロートナーそれぞれが混合された混合
感光性トナーにおける各種類のトナーの濃度がそれぞれ
検出され、その検出結果に基づいて混合室13a内に、各
種類のトナー濃度が略等しくなるように供給される。そ
して、混合室13a内におけるそれぞれの種類のトナー濃
度が略等しくされた状態で、カラー画像形成プロセスが
実行され、転写紙20には鮮明な色調のカラー画像が形成
される。
次に、本発明の他の実施例について、第3図のフローチ
ャートに基づいて説明する。演算制御器50は、光源30に
おける一種類の光源、例えば、赤色光源33のみを点灯し
て、透明な支持ドラム16上の非画像領域にある帯電状態
の混合感光性トナーを赤色光により露光する。これによ
り、該混合感光性トナーにおけるシアントナーが導電性
になって電荷が消失し、磁気ブラシ側に移動する。従っ
て、マゼンタトナーとイエロートナーが支持ドラム16上
に保持される。そして、トナー量検出器40における受光
素子42の検出結果に基づいて、支持ドラム16に付着した
マゼンタトナーとイエロートナーとを合わせた量(Aと
する)が演算される。
次いで、演算制御器50は、光源30における緑色光源31の
みを点灯し、支持ドラム16上の非画像領域にある帯電状
態の混合感光性トナーにおけるマゼンタトナーの電荷を
消失させて、イエロートナーとシアントナーを支持ドラ
ム16上に保持させる。そして、トナー量検出器40におけ
る受光素子42の検出結果に基づいて、支持ドラム16に付
着したイエロートナーとシアントナーとを合わせた量
(Bとする)が演算される。
さらに、その後、光源30における青色光源32のみを点灯
し、支持ドラム16上の非画像領域にある帯電状態の混合
感光性トナーにおけるイエロートナーの電荷を消失させ
て、シアントナーとマゼンタトナーを支持ドラム16上に
保持させる。そして、トナー量検出器40における受光素
子42の検出結果に基づいて、支持ドラム16に付着したシ
アントナーとマゼンタトナーとを合わせた量(Cとす
る)が演算される。
演算制御器50は、上記演算結果A、B、Cに基づいて、
シアン、マゼンタ、イエローの各トナー量が計算され
る。
例えば、シアントナー量をx、マゼンタトナー量をy、
イエロートナー量をzとすると、 x+y=C y+z=A z+x=B が成立する。この式に基づいて、x、y、zを演算する
と、 x=(B+C−A)/2 y=(C+A−B)/2 z=(A+B−C)/2 となり、上記各演算結果A、B、Cに基づいて各トナー
量x、y、zが得られる。
このようにして得られた各トナー量を予め設定された各
トナー濃度の基準値と比較し、基準値以下になっている
場合には、各ホッパー11c、11m、11yの下部のトナー補
給ローラ12c、12m、12yがそれぞれ所定時間にわたって
駆動される。
本発明に使用される感光性トナーとしては、電気絶縁性
樹脂定着媒質中に、光導電性顔料を分散させた組成物か
らなる粒子が使用される。該光導電性顔料としては、例
えば、酸化亜鉛、硫化カドミウム(Cds)等の無機光導
電体や、ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料、ジスア
ゾ系顔料、トリスアゾ系顔料等の光導電性有機顔料が使
用される。該光導電性顔料は、定着媒質100重量部当
り、3〜600重量部、特に5〜500重量部の割合で用いる
のが好ましい。光導電性顔料の量が上記範囲よりも低下
すると、画像の濃度やトナー感度が低下する傾向にあ
る。また、上記範囲を越えると、電荷保持特性が低下す
る傾向にある。
定着媒質としては、それ自体公知の電気絶縁性の定着用
樹脂、例えば、ポリスチレン、スチレン−アクリル共重
合体、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレー
ト(ビスフェノールAとイソまたはテレフタレート酸と
のポリエステル)、ポリビニルブチラール、ポリスルホ
ンを用いることができ、また、ポリビニルカルバゾール
等の光導電性樹脂も、単独であるいは電気絶縁性樹脂と
組合せて使用し得る。
前述した光導電性顔料が可視域波長に感度を有しない場
合には、それ自体公知の染料増感剤や化学的増感剤を配
合することができる。
また、定着媒質として電荷輸送媒質を用い、この電荷輸
送媒質中に前述した光導電性顔料を電荷発生顔料として
分散させ、この分散系を感光性トナーとしてもよい。電
荷輸送媒質としては、前述した電気絶縁性樹脂と電荷輸
送物質、例えば、ポリビニルカルバゾール、フェナント
レン、N−エチルカルバソール、2,5−ジフェニル−1,
3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス−(4−ジエチルア
ミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、ビス−ジ
エチルアミノフェニル−1,3,6−オキサジアゾール、4,
4′−ビス(ジエチルアミノ)−2,2′−ジメチルトリフ
ェニルメタン、2,4,5−トリアミノフェニルイミダゾー
ル、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4
−トリアゾール、1−フェニル−3−(4−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(4−ジエチルアミノフェニル)
−2−ピラゾリン、p−ジエチルアミノベンツアルデヒ
ド−(ジフェニルヒドラゾン)等の正孔輸送物質や、2
−ニトロ−9−フルオレノン、2,7−ジニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、
2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2−ニト
ロベンゾチオフェン、2,4,8−トリニトロチオキサント
ン、ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、ジニ
トロアントラキノン等の電子輸送物質の少なくとも一種
以上の組合せが使用される。電荷輸送物質は、一般に、
樹脂100重量部当り、100〜200重量部、特に30〜120重量
部の割合が好適である。
感光性トナーには、上述した成分に、それ自体公知の、
ワックス類等のオフセット防止剤、圧力定着性付与剤等
の助剤を公知の処方に従って配合してもよい。
前記実施例における各種感光性トナーでは、電気絶縁性
樹脂定着媒質としてスチレン−アクリル共重合体(三井
東圧化学社製、商品名,PA525)を用い、該定着媒質中
に、光導電性顔料として酸化亜鉛を分散させ、さらに、
色素として、イエロートナーではフルオレッセインを、
シアントナーではシアニン色素を、マゼンタトナーでは
エリトロシンBを配合している。
なお、上記実施例では、各感光性トナーの濃度の検出結
果を予め設定された基準値と比較するようにしたが、例
えば、各種類の感光性トナーの濃度をそれぞれ検出して
それらを比較することにより、最も減少した感光性トナ
ーを検出し、そのトナーを補給するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明の感光性トナーの濃度検出方法および検出装置
は、このように、複数種類の感光性トナーが混合された
混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーの濃度
を容易にかる確実に検出し得る。しかも、本発明方法お
よび本発明装置により、1回の画像露光および現像にて
カラー画像を形成する装置に容易に適用でき、そのカラ
ー画像形成装置により、常に鮮明な色調のカラー画像を
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感光性トナーの濃度検出方法の実施に
使用される装置を用いたカラー画像形成装置の概略図、
第2図はそのカラー画像形成装置に使用される演算制御
器の制御内容を示すフローチャート、第3図は本発明の
他の実施例の制御内容を示すフローチャートである。 11c…シアントナーホッパー、11m…マゼンタトナーホッ
パー、11y…イエロートナーホッパー、12c、12m、12y…
トナー補給ローラ、13…混合容器、13a…混合室、14…
感光性トナー、15…キャリア、16…支持ドラム、30…光
源、31…緑色光源、32…青色光源、33…赤色光源、40…
トナー量検出器、41…発光素子、42…受光素子、50…演
算制御器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 13/08 15/01 J 15/05 G03G 9/08 391 361 15/00 119

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが所定の波長の光に露光されるこ
    とにより導電性となる複数種類の感光性トナーが混合さ
    れた混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーの
    濃度を検出する方法であって、 該混合感光性トナーを一様に帯電させる工程と、 帯電された混合感光性トナーに、各種類の感光性トナー
    がそれぞれ感度を有する波長の光における所定の光を選
    択的に露光する工程と、 露光された混合感光性トナーにおける非帯電状態の感光
    性トナーを帯電状態の感光性トナーから分離する工程
    と、 帯電状態の感光性トナーの量を検出する工程と、 を包含する感光性トナーの濃度検出方法。
  2. 【請求項2】それぞれが所定の波長の光に露光されるこ
    とにより導電性となる複数種類の感光性トナーが混合さ
    れた混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーの
    濃度を検出する装置であって、 該混合感光性トナーを一様に帯電させる手段と、 該混合感光性トナーにおける各種類の感光性トナーそれ
    ぞれが感度を有する波長の光を選択的に帯電された混合
    感光性トナーに照射し得る光源と、 該光源にて露光された混合感光性トナーにおける非帯電
    状態の感光性トナーを帯電状態の感光性トナーから分離
    する手段と、 帯電状態の感光性トナー量を検出するトナー量検出器
    と、 を具備する感光性トナーの濃度検出装置。
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