JPS61170755A

JPS61170755A - 現像装置

Info

Publication number: JPS61170755A
Application number: JP60009946A
Authority: JP
Inventors: Noboru Sawayama; 昇沢山; Koji Hirakura; 平倉　浩治; Mitsuo Hasebe; 光雄長谷部
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-01-24
Filing date: 1985-01-24
Publication date: 1986-08-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複数色のトナーの混色により任意の色のモノ
カラー現像を行なう複写機の現像装置に関する。

従来技術最近、単色複写機で、コピーの画像の色を黒色と異る色
に変えられるようにしたモノカラーｇ写機が漸次発売づ
ｎるようになった。その多くのものに、現像ユニソトヲ
交換して、あらかじめメーカーにより準備畑れた色、例
えば黒、青、セピア、赤等を選択することができるよう
にされており、その他の任意の色を自由に選ぶことはで
きなかつグこ。

この要請に対して、イエロー、マゼンタ、シアンの３原
色のトナーを保有するトナーホッパぐを１つの現像装置
に備え、夫々のトナーホッパのトナー補給量を調整可能
とし、各色トナーを適当な割合で混合することにより、
任意の色で現像できるようにした複写機の現像装置が提
案されている。

これによって、コピーの色を所望の色相にすることが可
能となったが、明度及び彩度を自由に調整することはで
きなかった。又、頻度の多い白黒コピーの場合にも、イ
エロー、マゼンタ、シアン０３色を混合して黒色を出す
必要があり、繁瑣であるばかりか、純黒色を得ることが
難しかった。

又、文字や線図などのライン画像のシャープネスを向上
させたり、ハーフトーン部の色あいを微妙に変えること
はできなかった。

目　　　的本発明は、従来提案された異る色のトナーの混色による
任意の色でのモノカラー現像装置の上記の欠点を除去し
た、任意の色相で、しかも明度、彩度を調整可能な現像
装置を提供することを目的とする。

構　成本発明は、上記の目的を達成させるため、現像装置に、
夫々トナー補給量を調整可能な互いに異る色のトナーを
保有する複数のトナーホッパを備えた現像装置において
、上記の複数のトナーの色をイエロー、マゼンタ、シア
ン及び黒の４色とし　　ｌたことを特徴とする。

こ（Ｄように構成したことにより、イエロー、マゼンタ
、シアンの各色トナーを適当な割合で混合することによ
り、所望の色相を作り、これに黒トナーを４当な割合で
加えることにより、明度及び彩度を変えて、望みの色調
を得ることが可能となる。

を記の構成に加えて、ライン画像の現像能力を向上させ
るように現像条件を調整可能とすることにより、ライン
の地肌部に対するコントラストを大きくし、見掛けのシ
ャープネスを向上させ、又、ハーフトーン部の色あいを
微妙に変えることが可能となる。

以下、本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する
。

第１図は屈子写真複写機の２戊分現像装置に本発明を適
用した実施例を示す図である。

現像器ハウジング１５内には、図において左端部の開口
部を介して感光体ドラム２０に対向して、矢印で示す如
く反時計方向に回動する非磁性スリーブ１が設けられ、
その内部には固定されたマグイ・ソト２乃至６及び磁性
板７が配設されている。

スリーブ］の右側のハウジング１５の底部に対向してパ
ドルホイール８が設けられ、反時計方向に回動すること
により、ハウジング１５の底部の現像剤溜りにある現像
剤１６を汲上げるようになっている。７ぐドルホイール
８によって汲上げられ、マグネツ、ト２．３の磁場に保
持された現像剤はスリーブ１との摩擦力によってスリー
ブ１とともに反時計方向に搬送される。マグネット３の
外側方でスリーブ１に対向して、上述の反時計方向に搬
送される現像剤を適度に圧縮するための整流板９が設け
られ、さらにその下流側には、現像剤の層厚を一定に整
えるドクター１０が設けらｎている。

ドクター１０で排除された過剰現像剤を剤溜りへ案内す
るガイド板１１がパドルホイール８の上方に設けられ、
ガイド板１１の傾斜部上面にはガイド板１１上を戻る現
像剤を片側に寄せるフィン１２が設けられている。ガイ
ド板１１の右端部と間隔を置いてスクリュー１３及びと
い１４が設けられ、スクリュー１３は上記のフィン１２
と反対方向に現像剤を寄せるように回転する。

現像器ハウジング１５の上部には４つのトナータンク２
１．２２．２３．２４が設けられ各トナータンクの下端
のトナー補給口は、ガイド板１１の傾斜部及びスクリュ
ー１３の上方に開口するノ・ウジング１５の開口に接続
てれている。各トナータンク２１，２２，２３．２４の
補給口には夫々トナー補給量を調整可能なトナー補給ロ
ーラ２５゜２６．２７．２８が設けられている。トナー
タンク２１に他のトナータンクより大きく、その内部に
は黒色トナーが貯溜され、池のトナータンク２２゜２３
　、２４ニｎ夫々イエロー、マゼンタ、シアンのカラー
トナーが貯溜されている。

この現像装置は以上の如く構成されているので、現像時
、スリーブ１．ノぐドルホイール８、スクリュー１３が
回転すると、ノ・ウジング底部の現像剤溜りにある現像
剤１６はパドルホイール８に汲上げらｎ、スリーブ１に
供給され、マグネット２〜６に吸引されてスリーブ１０
表面に保持され、スリーブの回転と共に反時計方向に搬
送され、整流板９で適度に圧縮され、ドクター１０で層
厚を規制され、マグネット５の磁力圏に送られ、マグネ
ット５によって、現像に適した穂立ちが形成でれ、感光
体２０と接触し、感光体上の潜像はトナーＧこよって現
像される。現像を終えた現像剤はマグネット５．６の磁
場に保持されつ一感光体２０から離脱し、現像器ハウジ
ング１５内に戻される。磁性板７の範囲でスリーブ面の
磁場はある値以下となり、現像剤は回転運動に伴う遠心
力でスリーブｌより離脱し、ノルドルホイール８の下部
の剤溜りへ戻る。現像により消費されたトナーハ、トナ
ータンク２１〜２４よつ補給されフィン１２、スクリュ
ー１３により、ガイド板ｌｌ上を戻る現像剤と攪拌され
、ガイド板１１ととい１４の間から２ぐドルホイール８
上に落下し、パドルホイール８により汲上げられた現像
剤と混合され、スリーブ】に供給される。

こ＼迄に述べた作用は従来の２成分現像装置と何ら異る
所はない。　　　　　　　　　　　　　　　　　−この
装置では、トナータンクは２１　、２２．２３゜２４と
４個設けられているが、通常最も多く行なわれる白黒コ
ピ一時には、黒色トナータンク２１のトナー補給ローラ
２５により、現像器に黒色トナーのみを補給して現像が
行なわれる。トナー補給ローラ２５はローラの周囲に軸
方向の溝が例えば２条設けられており、回転に伴い溝の
中の定量のトナーが現像器内に落下し、ローラの回転回
数によりトナー補給量を調整することができる。

有彩色にモノカラー現像を行なう場合は、トナータンク
２２．２３．２４の中のイエロー、マゼンタ、シアント
ナーを夫々のタンクの補給口に設けられた補給ローラ２
６，２７．２８により適当な割合いで混合して所望の色
相を作り、これにトナータンク２１内の黒トナーをトナ
ー補給ローラ２５により適当に加えることにより明度、
彩度を変えて、望みの色調とする。

従来提案された、イエロー、マゼンタ・シアン色のトナ
ータンクのみを設けた装置で、３色のトナーのみを混合
し、黒トナーを含まない場合は、トナー付着量と明度、
彩度との関係は第２図に示す如く、トナー付着量の増加
に伴い、彩度はは寸直線的に増加し、明度ははソ直線的
に減少する。

これに対して、本発明により黒トナーを適当な比率で付
加した場合には、トナー付着量の増加に伴い、彩度は−
たん増加するが、トナーの付着量が一層になる当りで飽
和し、それを超して付着量が増加すると逆に彩度は低下
する。明度はは〈直線的に減少するが、その傾きは黒ト
ナーの比率に応じて変化し、黒トナーの比率が大きくな
る程大きくなる。

以上のことより、黒トナーを適当な比率で加えることに
より、色に深みを出すことができる。

上記の現象を利用し、さらに文字、線図等のライン画像
部の現像能力を高くするように現像条件を制御すること
によって、ライン画像と地肌部とのコントラストを大き
くシ、見掛けのシャープ性ヲ上ケ、シかもハーフトーン
部の色あいを微妙に変えることができる。

ライン画像部の現像能力を高める現像料一方法としては
、２成分現像剤を用いたり、フロート電極を用いてエツ
ジ部を強調現像することにより、ライン画像では全体が
エツジに相当することにより現像量を多くする方法が知
られている。

ライン部の現像能力が高まる結果、ライン部は色相がは
つきりしないことになるが、フルカラーでない複写機の
場合は、それが却って好ましい場合が多い。

本発明により、複数のカラートナーと黒トナーとを適度
の比率で混合して所望の色調を出す現像方法では、各色
のトナーの帯電能力を揃えることが肝腎である。トナー
の帯電能力を揃えるには、よく知られているように、ト
ナー樹脂の主成分を同じにする方法や、トナーの帯こ制
御剤を同類のものを使用すればよい。

第１図には・、１つの現像スリーブが１つの現像器ハウ
ジング内に設けられて成る現像ユニットに、イエロー、
マゼンタ、シアン及ヒ黒の４　色（１）　）＋−のトナ
ータンクが備えられて成る現像装置の実施例を示したが
、感光体に沿って、２組の現像ユニットを設け、−万を
黒色現像専用とし、他方にイエロー、マゼンタ、シアン
のトナータンクを設ケ、黒白コピ一時には黒用現像ユニ
ットのみで現像し、モノカラー現像時には、両方の現像
ユニットで同一の静電潜像を相継いで現像し、両方の現
像ユニットにより現像し潜像に付着したトナーの混色に
より所望の色調が得られるようにすることもできる。こ
のよ、うにすることにより、黒白コピーとモノカラーコ
ピーとを切換える場合、色替えに手数と時間を要しない
。

又、２組の現像ユニットを用いて、−万に黒と、３原色
の中の１色のトナータンクを設け、他方に残りの２色の
トナータンクを設けるようにしてもよい。この場合は、
黒白コピーとモノカラーコピーとの間の互換えにや一時
間はか−るが、トナーの帯電能力を合せるのが容易で、
現像剤の設計が簡単になる利点がある。

効　　果ａ、ｐｏｍ　＜　％　＊ｉｍ°、：、、ｅｎｕ゛ｍｅａ
ｎｔ”ｒａ　　／像ユニットの交換をすることなく、あ
らゆる所望の色調でのモノカラーコピーが可能となり、
又、ライン画像の尖鋭度の優れたコピーを得ることがで
き、コストの低減にも効果が得ら、れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実に例を示す断面図、第２図は黒トナ
ーを混合しないモノカラーコピーにおけるトナー付着量
に対する画像の彩度と明度の関係の一例を示す曲線図Ｌ
′第３図は本発明により黒トナーを混合したモノカラー
コピーにおケルトナー付着量に対する画像の彩度と明度
の関係の一列を示す曲線図である。１・・・現像スリーブ、１５・・・現像器ハウジング、
２０・・・感光体、２１．２２．２３．２４・・・トナータンク、２５．２
６．２７．２８・・・トナー補給ローラ第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）夫々トナー補給量を調整可能な互いに異る色のト
ナーを保有する複数のトナーホッパを備え、上記各色ト
ナーの混色により任意の色のモノカラー現像を行なう複
写機の現像装置において、上記の複数のトナーの色が、
イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の４色のトナーであ
ることを特徴とする現像装置。
（２）上記の現像装置は１つの現像スリーブを１つの現
像器に備えた現像ユニット１つより成り、上記４色のト
ナーホッパーが１つの現像器に備えられていることを特
徴とする特許請求（１）範囲第１項に記載の現像装置。
（３）上記の現像装置は１つの現像スリーブを１つの現
像器に備えた現像ユニットの２つより成り、上記の黒色
トナーホッパはその１つに備えられ、他の色のトナーホ
ッパは他方の現像ユニットに備えられていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項に記載の現像装置。
（４）上記の現像装置は１つの現像スリーブを１つの現
像器に備えた現像ユニットの２つより成り、上記の黒色
トナーホッパと、他の１つの色トナーホッパとが１つの
現像ユニットに備えられ、残りの色のトナーホッパが他
方の現像ユニットに備えられていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の現像装置。
（５）上記の複数の色のトナーの帯電能力を概ね同じに
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の現
像装置。
（６）上記の現像装置の現像条件がライン画像部への現
像量がベタ画像部への現像量より多くなるように制御可
能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の現像装置。