JPH078669Y2 - 間仕切りパネル用爪 - Google Patents

間仕切りパネル用爪

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JPH078669Y2
JPH078669Y2 JP8751691U JP8751691U JPH078669Y2 JP H078669 Y2 JPH078669 Y2 JP H078669Y2 JP 8751691 U JP8751691 U JP 8751691U JP 8751691 U JP8751691 U JP 8751691U JP H078669 Y2 JPH078669 Y2 JP H078669Y2
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locking
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裕 石井
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Comany Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は間仕切りパネルをスタッ
ドに止着するための爪、又はパネル片をフレームに止着
してパネルを構成する場合の爪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はパネル片の裏側を表わしたもの
で、その角には爪(イ) 、(イ) 、(ロ) 、(ロ) が取着されて
いる。このパネル片は枠組みしたフレームに複数枚が止
着されてパネルを構成し、該パネルはスタッドに連結さ
れる。勿論、作業上はスタッドを間にして連結したフレ
ームに、後でパネル片を止着する訳であるが、パネル片
の止着作業が容易であるのみならず、上記爪の取着も簡
単であることが必要となる。又該爪の取着が簡単である
ことは逆に離脱し易いことになるが、一旦取着した爪が
パネル片から独りでに離脱してはならない。上記爪は
(イ) 、(ロ) の2種類用いられ、爪(ロ) はパネル片の重量
を支え、爪(イ) は倒れ防止として機能する訳であるが、
最初に爪(ロ) を係止孔に係合した状態でパネル片を表面
から押圧すれば爪(イ) は変形して所定の係止孔に嵌入す
る。
【0003】ここで、本考案が対象とする爪は後者の爪
(イ) であるが、従来では図6に示すような形状をした爪
が多用され、パネル片に取着されている。該爪(イ) は同
図に示すごとく取付けプレート(ハ) に穿設した係止孔
(ニ) に嵌入し、両脚(ホ) 、(ホ)が係止して離脱防止を図
っているが、該脚(ホ) の長さを大きくすれば離脱しにく
い一方、逆に取着が困難となる。又、取付けプレート
(ハ) には上記係止孔(ニ) を穿設しなければならないが、
このような孔を形成することの出来ないパネル片では該
爪(イ) の取着手段を失ってしまう。例えば、パネル片を
アルミ枠で構成する場合、上記係止孔(ニ) を設けること
が容易でない。
【0004】
【本考案が解決しようとする課題】このようにパネル片
を止着するための爪には上記のごとき問題がある。本考
案が解決しようとする課題はこれら問題点であって、取
着が簡単であるにもかかわらず離脱することのない爪を
提供する。ここで、該爪はパネル片の止着のみならず、
パネルの止着にも使用可能なものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のパネル用爪は、
その取着が簡単で離脱しないために次の特徴をもって構
成している。勿論、本考案の爪と該爪を取着するための
係止孔の組合わせによって所期の目的が達成される訳で
あるが、該爪は背板と嵌合部及び係止片から成り、バネ
鋼板を打抜き後、曲げ成形したものである。ここで、背
板の上端にはカギを屈曲して形成し、嵌合部はフレーム
のスリット溝へ嵌入する部分で、上記背板の下端から水
平に伸びた底片、底片の先端から上方へ立ち上り前傾斜
片と後傾斜片を連続して形成し、後傾斜片からは上方へ
係止片を伸ばしている。該係止片は背板と近接し、互い
に平行を成している。そして上記底片と後傾斜片には切
欠きが両側に形成され、背板から等距離に位置する。
【0006】このように、形成される爪はパネル片の取
付けプレートに取着されることになる訳で、取付けプレ
ートには背板の幅より僅かに大きい挿入孔を有し、該挿
入孔の下方に幅の狭いガイド溝が連続して形成されてい
る。上記ガイド溝の幅は背板及び係止片の幅より狭く、
両切欠きの底間距離より僅かに大きくなっている。した
がって、本考案の爪は挿入孔へ背板と係止片を入れて降
下させ、上記切欠きにガイド溝を形成するガイド片が挿
通して止着される。ある程度降下したところで背板上端
に形成したカギがガイド片上端に係止して位置決めされ
る。
【0007】
【作用】ところで、このように取付けプレートのガイド
溝へ挿入されて取着した爪は、フレームに形成したスリ
ット溝へ嵌入してパネル片を止着するが、切欠きにガイ
ド片が嵌入しているため該爪が離脱することはない。又
スリット溝に嵌合している嵌合部は後傾斜片が変形し、
そのバネ力は爪を押下げるように作用して、上記カギが
ガイド片から外れることもない。以下、本考案に係る実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本考案のパネル用爪を表わす実施例
で、同図において1は背板、2は嵌合部、3は係止片を
示している。該爪はバネ鋼板を材質としてプレス打抜き
後、曲げ加工することで簡単に製作出来る。上記背板1
は上部にて僅かに屈曲し、上端を曲げてカギ4を有し、
又背板1の下端から水平に底片5を設け、底片5の先端
から上方へ伸ばし前傾斜片6及び後傾斜片7をそれぞれ
連続して形成し、該後傾斜片7からはさらに上方へ係止
片3を伸ばしている。
【0009】図2は上記爪をパネル片8に取着した状態
であり、該爪はパネル片8の裏面に溶接した取付けプレ
ート9のガイド溝10に取着されている。取付けプレー
ト9はその一部に膨出部11を形成し、該膨出部11の
上部に挿入孔12を、下部には上記ガイド溝10を連続
して形成し、ガイド溝10は挿入孔12に比べてその幅
を狭くしている。したがって、ガイド溝10が狭くなっ
た分だけガイド片13、13となり、このガイド片1
3、13は爪に設けた切欠き14、14に嵌入し、該爪
の離脱を防止する。上記切欠き14は図1に示すごと
く、底片5と後傾斜片7に形成され、これら両切欠き14
a、14bは背板1から等距離に設けられ、ガイド片13
が嵌入した状態では係止片3がガイド片13に当接する
位置関係にある。
【0010】ところで、上記取付けプレート9に爪を取
着する場合、形成されている挿入孔12へ該爪の背板1
と係止片3を挿入し、ガイド片13、13が切欠き14
a、14bに嵌入するように降下させる。この場合、上記
背板1の上部は嵌合部2側へ僅かに屈曲しているため、
挿入孔12に該背板1全体を挿入可能とする高さを必要
としないが、幅寸法は背板1より大きくなっており、ガ
イド溝10の幅寸法は背板1及び係止片3の幅より十分
に小さく、その高さは背板高さより十分大きくしてい
る。そして、ガイド溝10に取着した図2に示す状態
は、背板1上端のカギ4がガイド片13の上端に係止
し、切欠き14a、14bに嵌入したガイド片13は背板1
と係止片3を膨出部11の内側へ収め、爪の嵌合部2は
パネル片8の裏側へ突出する。このように、爪の取着に
際してはスムーズに行なわれ、従来のように該爪を無理
に圧縮して係止孔へ嵌合させるものではない。
【0011】図3は爪の嵌合部2がフレーム15のスリ
ット溝16へ嵌合した場合を部分的に示すもので、スリ
ット溝16には後傾斜片7が当接して多少変形した状態
にある。したがって、そのバネ力は爪を下方へ押下げ、
背板1のカギ4は常にガイド片13上端に係止し、特に
着脱時には上記嵌合部2の変形が大きくなって、押下げ
力は一段と高くなるため、該爪は安定し、離脱現象を生
じない。
【0012】図4は本考案の爪をアルミ枠から成るパネ
ル片に取着した実施例であり、該アルミ枠17には膨出
部11及び該膨出部11にはガイド溝10が押出し成形
され、ガイド溝10も全長にわたっている。すなわち、
アルミ枠では前記図2に示すような挿入孔12やガイド
溝10を打抜き加工することが出来ないため、ガイド溝
10は全長にわたっているが、上部にカギ4が係止する
だけの係止溝18を切削すれば、本考案の爪は図4に示
すように取着可能である。ましてや、アルミ枠の場合、
従来型式の図6に示すような係止孔(ニ) を加工すること
は出来ない。以上述べたように本考案の爪は背板と嵌合
部及び係止片を有し、背板の上端にはカギを、嵌合部の
底片と後傾斜片には切欠きを形成したもので、次のよう
な効果を得ることが出来る。
【0013】
【考案の効果】本考案の爪は挿入孔に入れて、ガイド片
が切欠きに嵌入するように降下させるだけで簡単に取着
することが出来る。又一旦取着された爪は安定し、独り
でに離脱することはない。すなわち、爪の嵌合部は嵌合
状態で常に変形していて、この変形に基づくバネ力は爪
を押下げ、背板上端のカギが外れることはなく、特に着
脱時には嵌合部の変形が大きくなって、押下げ力は一段
と高くなる。又、本考案のように爪を構成することで、
アルミ枠から成るパネル片であっても、図4のごとくガ
イド溝および係止溝を形成するならば、該爪の取着が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の爪を示す実施例
【図2】爪を取付けプレートに取着した状態
【図3】爪を取着した縦断面
【図4】アルミ枠で構成したパネル片に爪を取着した例
【図5】パネル片の角に爪を取着した場合
【図6】従来型式の爪
【符号の説明】
1 背板 2 嵌合部 3 係止片 4 カギ 5 底片 6 前傾斜片 7 後傾斜片 8 パネル片 9 取付けプレート 10 ガイド溝 11 膨出部 12 挿入孔 13 ガイド片 14 切欠き 15 フレーム 16 スリット溝 17 アルミ枠 18 係止溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル片又はパネルの裏側に取着される
    爪において、該爪は背板と嵌合部及び係止片から成り、
    背板の上端にはカギを有し、又嵌合部は上記背板の下端
    に設けた底片、該底片先端から上方へ伸び、さらに前傾
    斜片、後傾斜片をもって構成し、後傾斜片から上方へ屈
    曲して上記係止片を形成し、上記底片及び後傾斜片の両
    側には背板から等距離に切欠きを設けたことを特徴とす
    る間仕切りパネル用爪。
JP8751691U 1991-09-30 1991-09-30 間仕切りパネル用爪 Expired - Fee Related JPH078669Y2 (ja)

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JP8751691U JPH078669Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 間仕切りパネル用爪

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JP8751691U JPH078669Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 間仕切りパネル用爪

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JPH0532516U JPH0532516U (ja) 1993-04-27
JPH078669Y2 true JPH078669Y2 (ja) 1995-03-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997018362A1 (fr) * 1995-11-15 1997-05-22 Kokuyo Co., Ltd. Panneau

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997018362A1 (fr) * 1995-11-15 1997-05-22 Kokuyo Co., Ltd. Panneau

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JPH0532516U (ja) 1993-04-27

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