JPH0786395B2 - ダクト接続装置 - Google Patents
ダクト接続装置Info
- Publication number
- JPH0786395B2 JPH0786395B2 JP17199793A JP17199793A JPH0786395B2 JP H0786395 B2 JPH0786395 B2 JP H0786395B2 JP 17199793 A JP17199793 A JP 17199793A JP 17199793 A JP17199793 A JP 17199793A JP H0786395 B2 JPH0786395 B2 JP H0786395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral
- duct
- pipe body
- connecting pipe
- packing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、送風装置、熱源装
置、空調装置等に用いられるスパイラルダクトを配管す
るための接続装置に関するものである。
置、空調装置等に用いられるスパイラルダクトを配管す
るための接続装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のスパイラルダクトを配管
する際は、スパイラルダクトを接続用、分岐用等の連結
管体に嵌合して、該嵌合部分を鉄板ビスによって螺着
し、その上より合成樹脂製テープを巻回して嵌合部分を
固定すると共に、気密性を保持するように接続する装置
が知られている。
する際は、スパイラルダクトを接続用、分岐用等の連結
管体に嵌合して、該嵌合部分を鉄板ビスによって螺着
し、その上より合成樹脂製テープを巻回して嵌合部分を
固定すると共に、気密性を保持するように接続する装置
が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のものは、スパイラルダクトと連結管体との嵌合部分
を上記した如く鉄板ビスで螺着するものであるから、そ
の取付け作業に際しては、予めビス孔を穿設し、これに
ビスを螺着して接続するが、このビスの取付けには嵌合
部分の全周に亘って複数箇所に取付けなければならず、
その上、各種配線、配管が複雑に張巡らされている天井
部での組立て作業となことから極めて重労働であるばか
りでなく、使用中にスパイラルダクト内を流れる気体の
振動でビスが浮き上がり脱落する虞があると共に、気密
性も悪いものであって、これを防止するために従来はこ
のビス上より合成樹脂製テープを巻回しなければならな
いので、さらにその取付け作業が煩瑣となって作業能率
が悪いものであった。そこで、この発明は、上記した従
来技術の問題点に鑑み、これを解決したものであって、
スパイラルダクトの連結作業が極めて簡単であって、迅
速に配管することができると共に、妄りに接続部分が分
離することなく、堅牢に取付けられ気密性に優れたダク
ト接続装置を得ることを目的としたものである。
術のものは、スパイラルダクトと連結管体との嵌合部分
を上記した如く鉄板ビスで螺着するものであるから、そ
の取付け作業に際しては、予めビス孔を穿設し、これに
ビスを螺着して接続するが、このビスの取付けには嵌合
部分の全周に亘って複数箇所に取付けなければならず、
その上、各種配線、配管が複雑に張巡らされている天井
部での組立て作業となことから極めて重労働であるばか
りでなく、使用中にスパイラルダクト内を流れる気体の
振動でビスが浮き上がり脱落する虞があると共に、気密
性も悪いものであって、これを防止するために従来はこ
のビス上より合成樹脂製テープを巻回しなければならな
いので、さらにその取付け作業が煩瑣となって作業能率
が悪いものであった。そこで、この発明は、上記した従
来技術の問題点に鑑み、これを解決したものであって、
スパイラルダクトの連結作業が極めて簡単であって、迅
速に配管することができると共に、妄りに接続部分が分
離することなく、堅牢に取付けられ気密性に優れたダク
ト接続装置を得ることを目的としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】これを達成する手段とし
て、この発明は、スパイラルダクトの管端部周縁に間隔
を置いて係止片を突設し、該管端部を夫々接続管体の両
側嵌合部に嵌合して、両嵌合部間に介在した弾性パッキ
ング材を押圧するようにして接続管体に突設した環状当
接部に当接し、両管端部の係止片を連結金具で夫々係止
連結すると共に、その上面に弾性パッキング材を介在し
た締付けバンドを巻付け、該締付けバンドの環状膨出部
で接続管体の環状当接部を挟着するように両スパイラル
ダクトの管端部を圧接緊締して、両スパイラルダクトを
密封連結するものである。
て、この発明は、スパイラルダクトの管端部周縁に間隔
を置いて係止片を突設し、該管端部を夫々接続管体の両
側嵌合部に嵌合して、両嵌合部間に介在した弾性パッキ
ング材を押圧するようにして接続管体に突設した環状当
接部に当接し、両管端部の係止片を連結金具で夫々係止
連結すると共に、その上面に弾性パッキング材を介在し
た締付けバンドを巻付け、該締付けバンドの環状膨出部
で接続管体の環状当接部を挟着するように両スパイラル
ダクトの管端部を圧接緊締して、両スパイラルダクトを
密封連結するものである。
【０００５】
【実施例】この発明の構成を図面に示す実施例について
以下詳細に説明する。１はスパイラルダクトであって、
従来と同様に帯状鋼鈑を膨出シーム２でスパイラル状に
巻回連結して形成し、該スパイラルダクト１の先端には
端縁より２条の切割りを入れ、該切割り部分を外面に向
かって直角に切起して係止片３を突設する。そしてこの
係止片３は円周方向に間隔を置いて３個または４個の複
数個設ける。４は接続管体であって、中央部分に断面コ
状に膨出する環状当接部５を突設すると共に、その基端
に夫々台形状の浅い凹溝６を形成して両側に嵌合部７が
設けられている。８は連結金具であって、中央部分をコ
状に屈折形成した嵌入部９を設け、その両側に夫々係止
片１０が形成され、該係止片１０に上記スパイラルダク
ト１の係止片３を挿入する係止孔１１が穿設されてい
る。１２は締付けバンドであって、帯状金属板を略半円
形状に湾曲して帯状部材１３を形成し、蝶番１４の両端
に夫々該帯状部材１３、１３を連結して開閉可能の欠円
形状に構成されている。そして、帯状部材１３は中央に
断面弧状の環状膨出部１５を形成し、その両側に夫々締
付け平坦部１６、１６を設け、該帯状部材１３の両先端
部に夫々小孔１８が穿設されている締付け片１７を立設
し、さらに、該締付けバンド１２の内面側には厚手の弾
性パッキング材１９が貼着されている。
以下詳細に説明する。１はスパイラルダクトであって、
従来と同様に帯状鋼鈑を膨出シーム２でスパイラル状に
巻回連結して形成し、該スパイラルダクト１の先端には
端縁より２条の切割りを入れ、該切割り部分を外面に向
かって直角に切起して係止片３を突設する。そしてこの
係止片３は円周方向に間隔を置いて３個または４個の複
数個設ける。４は接続管体であって、中央部分に断面コ
状に膨出する環状当接部５を突設すると共に、その基端
に夫々台形状の浅い凹溝６を形成して両側に嵌合部７が
設けられている。８は連結金具であって、中央部分をコ
状に屈折形成した嵌入部９を設け、その両側に夫々係止
片１０が形成され、該係止片１０に上記スパイラルダク
ト１の係止片３を挿入する係止孔１１が穿設されてい
る。１２は締付けバンドであって、帯状金属板を略半円
形状に湾曲して帯状部材１３を形成し、蝶番１４の両端
に夫々該帯状部材１３、１３を連結して開閉可能の欠円
形状に構成されている。そして、帯状部材１３は中央に
断面弧状の環状膨出部１５を形成し、その両側に夫々締
付け平坦部１６、１６を設け、該帯状部材１３の両先端
部に夫々小孔１８が穿設されている締付け片１７を立設
し、さらに、該締付けバンド１２の内面側には厚手の弾
性パッキング材１９が貼着されている。
【０００６】このように構成されているので、スパイラ
ルダクト１を接続するには、接続管体４の両側の嵌合部
７に夫々スパイラルダクト１を挿入嵌合する。その際、
両側の嵌合部７の凹溝６間には中央の環状当接部５を跨
いで弾性パッキング材２０を巻き付け、これを押圧する
ようにして嵌入し、各スパイラルダクト１の先端を弾性
パッキング材２０を介して接続管体４中央の環状当接部
５に当接する。ついで、各スパイラルダクト１の管端部
に突設している係止片３を、連結金具８の係止片１０に
穿設されている係止孔１１に夫々挿入すると共に、連結
金具８の中央部分に屈折形成した嵌入部９を、弾性パッ
キング材２０を押圧するようにして接続管体４の中央の
環状当接部５に嵌入し、この状態で係止孔１１に夫々挿
入した係止片３を折返すように折曲げ係止して、両スパ
イラルダクト１を該連結金具８で分離しないように連結
する。そして、連結された両スパイラルダクト１と接続
管体４との嵌合部分の外周面に、予め蝶番１４部分より
両帯状部材１３、１３を開いた状態とした締付けバンド
８を被せるように巻付けた後、締付けバンド８の両先端
部に設けた締付け片１７の小孔１８にボルト２１を挿通
してナット２２を螺入する。これによって該締付けバン
ド８はその径が縮小されるため、その内面側に貼着した
弾性パッキング材１９は、スパイラルダクト１の先端お
よび接続管体４の環状当接部５上を締付けるように強圧
密着緊締し、スパイラルダクト１と接続管体４との間隙
を緊密に閉止して気密性を保持するように確実に挟着固
定する。その際、締付けバンド８の中央の環状膨出部１
５は圧縮された弾性パッキング材１９を介して接続管体
４中央の環状当接部５上に圧接挟着すると共に、連結金
具８の左右の移動も防止するので、スパイラルダクト１
の移動も確実に防止され、外力を受けても妄りに分離す
ることなく堅牢に連結することができるものである。
ルダクト１を接続するには、接続管体４の両側の嵌合部
７に夫々スパイラルダクト１を挿入嵌合する。その際、
両側の嵌合部７の凹溝６間には中央の環状当接部５を跨
いで弾性パッキング材２０を巻き付け、これを押圧する
ようにして嵌入し、各スパイラルダクト１の先端を弾性
パッキング材２０を介して接続管体４中央の環状当接部
５に当接する。ついで、各スパイラルダクト１の管端部
に突設している係止片３を、連結金具８の係止片１０に
穿設されている係止孔１１に夫々挿入すると共に、連結
金具８の中央部分に屈折形成した嵌入部９を、弾性パッ
キング材２０を押圧するようにして接続管体４の中央の
環状当接部５に嵌入し、この状態で係止孔１１に夫々挿
入した係止片３を折返すように折曲げ係止して、両スパ
イラルダクト１を該連結金具８で分離しないように連結
する。そして、連結された両スパイラルダクト１と接続
管体４との嵌合部分の外周面に、予め蝶番１４部分より
両帯状部材１３、１３を開いた状態とした締付けバンド
８を被せるように巻付けた後、締付けバンド８の両先端
部に設けた締付け片１７の小孔１８にボルト２１を挿通
してナット２２を螺入する。これによって該締付けバン
ド８はその径が縮小されるため、その内面側に貼着した
弾性パッキング材１９は、スパイラルダクト１の先端お
よび接続管体４の環状当接部５上を締付けるように強圧
密着緊締し、スパイラルダクト１と接続管体４との間隙
を緊密に閉止して気密性を保持するように確実に挟着固
定する。その際、締付けバンド８の中央の環状膨出部１
５は圧縮された弾性パッキング材１９を介して接続管体
４中央の環状当接部５上に圧接挟着すると共に、連結金
具８の左右の移動も防止するので、スパイラルダクト１
の移動も確実に防止され、外力を受けても妄りに分離す
ることなく堅牢に連結することができるものである。
【０００７】
【発明の効果】以上、実施例について詳述したように、
この発明はスパイラルダクトに接続管体を挿入嵌合し、
スパイラルダクトの係止片を連結金具の係止孔に挿入し
て折返して係止することで連結したので、その上より締
付けバンドで緊締する作業の際、両スパイラルダクトは
妄りに分離することなく連結状態を保持しているので、
その上面に巻き付ける締付けバンドの取付け作業が極め
て容易となると共に、締付けバンドをスパイラルダクト
の管端部と接続管体との連結部分上に確実に巻き付け密
着緊締することができる。さらにその作業中、スパイラ
ルダクトの管端部と接続管体の嵌合部間に押圧状態に介
在されている弾性パッキング材の移動を確実に防止する
ことができものであり、これにより該締付けバンドの弾
性パッキング材で嵌合部分を強圧密着させ気密性を高め
ることができると共に、締付けバンドの環状膨出部が接
続管体の環状当接部に嵌合してスパイラルダクトが確実
に連結されて移動分離することがない。これにより従来
技術の如くビス孔の穿設、ビスによるダクトの連結、合
成樹脂製テープの巻回等の煩瑣な取付け作業に比べて迅
速、簡単に組立て連結できる上、使用中の気体の流れに
よる振動を受けても妄りに分解することなく気密性に優
れた堅牢なダクト接続装置を安価に提供することができ
るものである。
この発明はスパイラルダクトに接続管体を挿入嵌合し、
スパイラルダクトの係止片を連結金具の係止孔に挿入し
て折返して係止することで連結したので、その上より締
付けバンドで緊締する作業の際、両スパイラルダクトは
妄りに分離することなく連結状態を保持しているので、
その上面に巻き付ける締付けバンドの取付け作業が極め
て容易となると共に、締付けバンドをスパイラルダクト
の管端部と接続管体との連結部分上に確実に巻き付け密
着緊締することができる。さらにその作業中、スパイラ
ルダクトの管端部と接続管体の嵌合部間に押圧状態に介
在されている弾性パッキング材の移動を確実に防止する
ことができものであり、これにより該締付けバンドの弾
性パッキング材で嵌合部分を強圧密着させ気密性を高め
ることができると共に、締付けバンドの環状膨出部が接
続管体の環状当接部に嵌合してスパイラルダクトが確実
に連結されて移動分離することがない。これにより従来
技術の如くビス孔の穿設、ビスによるダクトの連結、合
成樹脂製テープの巻回等の煩瑣な取付け作業に比べて迅
速、簡単に組立て連結できる上、使用中の気体の流れに
よる振動を受けても妄りに分解することなく気密性に優
れた堅牢なダクト接続装置を安価に提供することができ
るものである。
【図１】この発明のダクト接続装置の一部切欠せるダク
ト接続前の縦断側面図
ト接続前の縦断側面図
【図２】この発明のダクト接続装置の一部切欠せるダク
ト接続時の側面図
ト接続時の側面図
【図３】この発明の連結金具の斜視図
【図４】この発明の締付けバンドの側面図
１ スパイラルダクト ２ 膨出シーム ３ 係止片 ４ 接続管体 ５ 環状当接部 ６ 凹溝 ７ 嵌合部 ８ 連結金具 ９ 嵌入部 １０ 係止片 １１ 係止孔 １２ 締付けバンド １３ 帯状部材 １４ 蝶番 １５ 環状膨出部 １６ 締付け平坦部 １７ 締付け片 １８ 小孔 １９ 弾性パッキング材 ２０ 弾性パッキング材 ２１ ボルト ２２ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 スパイラルダクトの管端部周縁に間隔を
置いて係止片を突設し、該管端部を夫々接続管体の両側
嵌合部に嵌合して、両嵌合部間に介在した弾性パッキン
グ材を押圧するようにして接続管体に突設した環状当接
部に当接し、両管端部の係止片を連結金具で夫々係止連
結すると共に、その上面に弾性パッキング材を介在した
締付けバンドを巻付け、該締付けバンドの環状膨出部で
接続管体の環状当接部を挟着するように両スパイラルダ
クトの管端部を圧接緊締して、両スパイラルダクトを密
封連結することを特徴とするダクト接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17199793A JPH0786395B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | ダクト接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17199793A JPH0786395B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | ダクト接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346991A JPH06346991A (ja) | 1994-12-20 |
| JPH0786395B2 true JPH0786395B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15933616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17199793A Expired - Lifetime JPH0786395B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | ダクト接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786395B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3320263B2 (ja) * | 1995-07-11 | 2002-09-03 | 三菱電機株式会社 | 管体保持装置 |
| DE19728655A1 (de) * | 1997-07-04 | 1999-02-04 | Meinig Metu System | Stossverbindung an Luftkanalrohren |
| ATE338237T1 (de) * | 2001-08-14 | 2006-09-15 | Geberit Technik Ag | Verbindung zwischen zwei lüftungsrohrteilen |
| DE502004005987D1 (de) * | 2004-12-14 | 2008-03-06 | Borgwarner Inc | Turbolader-Katalysator-Anordnung |
| JP2007198640A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Tigers Polymer Corp | 断熱ダクト用ジョイント |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP17199793A patent/JPH0786395B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06346991A (ja) | 1994-12-20 |
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