JP3638617B2 - スロット付き楔カムを有する改良バンド - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は一般に管継手用のシール構造体に関し、より詳細には、管とマンホールとの間にシールを行うための改良締めつけ装置に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】
管を下水系のマンホールに連結するための種々提案がある。例えば、1976年5 月25日に本願と同じ譲受人に発行された改良管ーマンホールシール方法、装置および部材と称する米国特許第3,958,313 号は下水管と強化コンクリートマンホール上昇管との地下継手を開示している。可撓性ブーツが管の自由端に滑り嵌めし、外部クランプがシールを管に圧縮してブーツ/管シールを行う。ブーツの他端部は上昇管壁部の通常心部穿設開口部を通ってマンホールの孔を貫通する。ブーツの端部はこの孔に嵌合する。締めつけバンドおよび一体のトグルエキスパンダを有する締めつけ組立体が上昇管壁部と整合してブーツの内側に嵌合する。トグルエキスパンダを作動すると、このトグルエキスパンダはバンドをブーツの中へ伸張し、ブーツを上昇管に圧縮してブーツ/上昇管シールを行う。
【0003】
時々、シールの不適切な装着のため、あるいは不正確に寸法決めされた締めつけ組立体のため、コネクタを上昇管から取り外すことが必要である。これらの場合、一体ユニットを構成する締めつけバンドおよびトグルの両方を交換しなければならなかった。シールを行うためのバンドと称する1990年4 月23日付けの本出願人の出願中の米国特許出願第07/513,216号(本願と同じ譲受人に譲渡済み)に開示されているように、一体成形トグルがバンドの端部分に嵌入しており、液圧ジャッキまたは他の手段がトグルのV字形中心部分を押すと、一体成形トグルがバンドを伸張する。
【0004】
コンクリート上昇管壁部を貫通する心部穿孔により、公称直径のマンホールを形成しているが、時々、損傷により心部穿孔の外方の丸みが生じるため、実際の大きさは場所によって変化する。変化の全範囲にわたって最適なシールが行われなければならない。ホールの大きさの変化が狭い範囲を越えれば、上記いずれかの引例のトグルおよびクランプでは最適なシールを達成し難い。
【0005】
下水管用の締めつけバンドの他の構成は締めつけバンドのフォロアとともに作用する楔状カム部材を利用している。後で開示するように、この解決策はホールの大きさの変化の広い範囲を容易に受け入れる。本質的に2つの楔状部材がボルトおよびナットにより引き寄せられる。カム部材は周方向に離れてバンドに取付けられたフォロア部材を駆動する。この構造体は、多年の間、有利であって、トグル構造体に対する優れたシールを行うが、かかる構造体のコストが小径の管に正当ではないため、特に小径の管用の圧縮バンドでは、広く受入れられなかった。このコストは一部、各管直径ごとの別々の締めつけ構造体の在庫を維持する必要を招く。かくして、2つの基本締めつけバンド構造体が使用され続けており、小径管では、低下コストのために最適なシール力が妥協される。
【0006】
従って、本発明の目的は広い締めつけ調整範囲の伸張可能な締めつけバンドを提供することである。
本発明の他の目的は製造費がさほど高価ではない伸張可能な締めつけバンドを提供することである。
本発明の更に他の目的は経済的に利用され、広範囲の管の大きさに対処した伸張可能な締めつけバンドを提供することである。
【0007】
【課題を解決する手段】
本発明によれば、締めつけバンド用の改良作動機構は締めつけバンドの端部に挿入されてこれらの端部により固定される第1および第2フォロア手段を有している。末広縁部を有する第1および第2楔部材がフォロア手段の対応する末広縁部に係合し、締めつけバンドの中心に沿って周方向に延びる中心線に対して横方向の軸線に沿って整合される。圧縮手段が楔手段を中心線に向けて横方向の軸線に沿って押し寄せる。楔手段はフォロア手段と協働して締めつけバンドの端部を分離し、それにより締めつけバンドの第1および第2端部間の離隔を増大し、シール力を生じる。
【0008】
【実施例】
図1および図2は米国特許第3,958,313号の図16および図18に相当し、同一参照数字を使用している。背景としては、図1は基部201に設けられたマンホール上昇管200を示しており、このマンホール上昇管200には、管203の末端部が挿入されるポート穴が心部穿孔又は他の同様な手順により形成されている。管203の外径はポート穴の内径よりも多少小さい。
【0009】
管203および上昇管200は矢印204で示す締めつけ管コネクタブーツ組立体によりシール接合関係で保持されている。コネクタブーツ組立体204および従来技術の締めつけバンドが図2に上昇管および管から取り外された状態でより詳細に示されている。
図2にもっと明確に示すように、コネクタブーツ204はポート穴内に遊嵌するのに適した円筒形状および大きさの内部締めつけ端部206を有する細長い可撓性の管状ボディよりなる。締めつけ端部206の外面のまわりには、間隔を隔てたビーズまたはリブ209が位置決めされており、これらのビーズまたはリブ209は完全締めつけ位置で上昇管ポート穴縁部に不規則に埋まるように圧力下で変形できる。
【0010】
トグルアーム212A、212Bよりなるトグルエキスパンダ装置を有する内部締めつけバンド212により圧力を締めつけ端部206に及ぼす。バンド212を比較的高い圧力下で伸張させ、それによりコネクタブーツ204の端部206をポート穴縁部にしっかり押しつけるように、バンドおよびトグルアームを本質的に整合させる位置に押すことができる。外部装置がトグルエキスパンダアーム212A、212Bを整合位置にすると、これらのトグルアームはポート穴の半径方向外方に移動し、締めつけバンド212に圧力を絶えず維持するようにアームを自己係止位置に位置決めするオーバセンタ走行を行う。
【0011】
管状コネクタボディ204の反対端部には、外部締めつけ端部208が形成されており、この外部締めつけ端部208は円筒形状であるが、図1の管203の外周に緩く係合するように端部206多少小さい。また、この端部208には、一連のビーズ208Aが形成されている。チャンネル208Bに位置決めされた外部締めつけバンド211が締めつけねじ213により及ぼされるねじ回しの圧力によりしっかり締めつけられる。この圧力によりベーズ208Aを変形させ、端部208を管のまわりにシール関係で締めつける。
【0012】
コネクタブーツの部分206、208間には、中間の可撓性管状ボディ部分210が延びており、このボディ部分210は大きさが次第に減少しており、いろいろな応力下で互いに対する相対移動が起こるように部分206、208を撓み可能に相互に接合するように設計されている。
図3はシールを行うのに使用する従来技術の伸張機構210を示している。この伸張機構210は締めつけバンド220(一部が図3に示されている)と相互に作用し、この締めつけバンド220は端部分221、222と、半径方向の強さのための周方向に延びる内向きリップ223、224とを有している。端部分221、222はは、夫々、型打ち成形された金属楔フォロア225、226が溶接されている。これらの楔フォロア225、226はバンド220を通って概ね周方向中心線227に沿って延びている。
【0013】
楔フォロア225について説明すると、リップ223、224間に軸部226が嵌合している。台形のヘッド231は周方向中心線227上で頂点234から分岐した縁構造体232、233を有している。縁構造体232、233は軸部230に向けて延びるように末広がりになっている。ヘッド231の一方の基部がリップ223、224の縁部に当接しており、バンド220の一部がヘッド部分231を支持している。縁構造体232、233はチャンネル状形状を有している。
【0014】
楔フォロア226は軸部235、ヘッド236と、頂点239から後方に延びる末広縁部237、238とを有する同様な構成を有している。両楔フォロア225、226はバンド220の製造時にバンド220に永久的に溶接される。
また、楔伸張装置は駆動楔部すなわちカム240を有しており、この駆動楔部すなわちカム240はその全体形状が互いに溶接された外板241および内板242により形成された台形である。内板242は外板241とともに円筒体244を形成するサドル243を有している。この円筒体は雌ねじ245を構成するようにねじ立てされている。更に、楔部240は横方向中心線から外方にテーパになっている末広縁部246、247を有しており、台形の楔部材240の小辺はバンドに面しており、中心線227と平行である。
【0015】
相補駆動楔部250は外板251、中央サドル253を持つ内板252とを有している。サドルは端ぐり孔付きの円筒体を構成している。末広縁部256、257が外方且つ中心線248に対して横方向に延びている。ボルト260が駆動楔部250の隙間穴254を通っており、楔部240のねじ部245に係合している。末広縁部246、247が夫々楔フォロア226、235のチャンネル233、238に係合している。同様に、駆動楔部250の末広縁部256、257は楔フォロア226、235の末広縁部237、232に係合している。ボルト260が締まると、ボルトヘッド261が駆動楔部250の上縁部262に係合し、駆動楔部240、250が互いに且つ中心線227に向けて引き寄せられる。これにより、フォロア225、226を中心線227と平行な方向に周方向に離れるように移動させる。
【0016】
締めつけバンド220の一端部分に形成された細長いタブ263は、半径方向外方に作用するシール力を生じるために連続シールバンドを構成するために、駆動楔部240、250が生じることがあるいずれの隙間をも覆うのに充分な長さを有している。
先に述べたように、この構成は優れたシールを行うが、製造費が高価である。この費用は小径管のシールに使用するには経済的に正当ではない。かかる用途におけるシールを行うのにそのようなトグル構造体が使用され続けてきた。
【0017】
図4はトグルエキスパンダを備えた締めつけバンドのコストに匹敵するコストで図3の構造体の利点をもたらす締めつけバンド/伸張機構を示している。図4に示すように、図1および図2のコネクタブーツ204と同様な構成を有するコネクタブーツ20はマンホール上昇管の心部穴あけ開口部に挿入されるようになっている第1端部21と、管を取り囲み、図2に示す締めつけバンド211と同様な締めつけバンド211によりこの管にシールされるようになっている第2端部22とを有している。
【0018】
図4の環状締めつけバンド24は強度のためにその周方向に延び、半径方向に延びる内向きリップ25、26を有している。端部分27、28間には、伸張機構30が位置決めされている。この伸張機構30の構造を図5により詳細に示してある。
より詳細には、バンド24のリップ部分25、26はバンドと平行になるように圧延加工され、端部分27、28の長さにわたってバンドから間隔を隔てられている。従って、端部分27、28は夫々、楔フォロア31、32を受け入れるためのガイドとして機能する。図5に示すように、楔フォロア31は軸部35および台形のヘッド部分34を有している。強化リブ35が線36に沿って軸部およびヘッドを通って延びている。楔フォロア32は台形のヘッド37、軸部38および強化リブ39を備えた同様な構造を有している。これらの楔フォロア31、32は平らなステンレス鋼または同様な金属から容易に型打ち成形されるので、低コストで量産される。
【0019】
更に、伸張機構30は駆動楔部40、41を備えている。この特定な実施例では、駆動楔部40は外板42および内板43を有している。内板には、ボルト46用の隙間を構成する一対の間隔を隔てたサドル44、45が形成されている。更に、駆動楔部40は先縁部47と、後基部分52まで延びている末広縁部分50、51とを備えた概ね台形の形状を有している。縁部分50、51は台形のヘッド部分34、37により形成された末広縁部54、55に係合するようにU字形チャンネルとして形成されている。サドル44、45と内板43との中間で孔が板42、43を通って延びており、ボルト46が回る軸線60と平行な縁部に沿ってタブ56、57が形成されている。
【0020】
駆動楔部41は同じ構造を有しており、末広縁部を構成するU字形チャンネル63、64が形成された外板61および内板62を有している。チャンネル63、64は楔フォロア31、32の台形ヘッド部分34、37に形成された末広縁部65、66に係合する。駆動楔部41は間隔を隔てたサドル71、72間に位置決めされた標準の六角形ナット70を有している。駆動楔部40と同一の駆動楔部41のタブ(後で詳細に述べる)がナット70の縁部に係合し、それによりナット70の回転を防ぐ。
【0021】
両駆動楔部40、41は金属型打ち成形体である。この特定な実施例では、板61、62と同様に、板42、43が互いに溶接されている。しかしながら、この伸張機構30の構成要素はすべて製造費が安価である。そのうえ、所定組の機構構成要素が直径の異なるバンド23用の伸張機構を構成する。型打ち成形楔フォロア31、32および駆動楔部40、41を型打ちダイに設置して、機構がバンドの輪郭に一致し、この輪郭から突出しないようにバンドの曲率半径に相当するこれらの部片各々の曲率半径を生じることが必要なだけである。図3に示す構造では、異なる輪郭の駆動楔部240、250に適合するこのような型打ち操作の使用によれば、隙間穴254を閉じるか、あるいは円筒体241を変形し、それによりねじ連結の保全性を失う。本発明によるねじ係合は、図4ないし図6に示すように、構造体を曲げた後に挿入される標準ナットの保全性にのみ制限される。
【0022】
図6は締めつけバンド23の端部分27、28の中間に位置する組付け機構30示している。図示のように、端部分28は楔フォロア31を固定している。リップ25、26がバンド23と平行に圧延加工され、それにより軸部分33に係合するチャンネル部分80、81を形成している。ヘッド部分34の基部はチャンネル部分80、81の端部に当接している。同様なチャンネル部分82、83は、ヘッド部分37がこれらのチャンネル82、83の端部に当接するように、楔フォロア32の軸部分36を固定している。
【0023】
組立て形態では、末広縁部50、51のU字形チャンネルは楔フォロア32、31の末広縁部55、54の上に位置している。同様に、縁部63、64の末広U字形チャンネルは縁部フォロア31、32の夫々の末広縁部分65、66に係合してこれらを固定している。ボルト46はサドル43、44を通って延び、駆動楔部40、41間の空間を横切り、次いでサドル71、72を通っている。ボルト46を締めつけ方向に回わすと、このボルトは駆動楔部41の孔にあるナット90に作用する。孔の縁部にあるタブ91、92がナット90を回転しないようにしている。駆動楔部40、41は互いおよび中心線36に向かって移動する。これにより力を楔フォロア31、32に加えて端部分27、28を軸線36に沿って分離する。力がヘッド部分34、37の基部からチャンネル部分80、81、82、83の端部に加えられてかかる変位を行う。
【0024】
図4および図7は作動機構30に対して改良作動をもたらすように端部分21、22を変更したコネクタブーツ20を示している。より詳細には、ブーツ20はこれに第1および第2ポケットを形成することにより変更されている。図7に示すように、第1ポケットは端部分21の内壁部のまわりに延びる周チャンネル94と同一広がりである。このチャンネル94はバンド24を軸線95に沿って位置決めする。ポケット93は機構と同一広がりであって、端面96から延びている。第2ポケット97はボルトの寸法に相当する周領域にわたって端部22に向かって延びている。ポケット93、97により、この機構は小径管にでも、また大きいテーパを有するコネクタブーツにでも使用することができる。機構30が延びて締まると、ボルト46ハコネクタブーツ20の材料を貫通したり、これに係合したりせず、それによりその保全性を保持する。
【0025】
図5に仮想で示すように、タブ100が端部分27、28間の隙間のところでバンド23の外面の上に位置する。このタブ100により、コネクタブーツの周囲全体にわたって圧力を均等に加えることができる。
従って、本発明によれば、簡単で製造費が安価な下水管コネクタの場合にシールを行うためのバンド用伸張機構が開示される。この伸張機構はさほど効果的でないトグルエキスパンダの製造コストでより高価な従来技術の装置の優れたシールを行う。多くの変形例が可能であり、特許請求の範囲の目的は本発明の精神および範囲内に入るような変形例および変更例すべてを含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4ないし図7に示すようにコネクタバンドおよび伸張機構を利用するようになっている図2に示す種類のコネクタブーツによって互いにシール可能に接合される下水管およびマンホール上昇管の斜視図である。
【図2】従来技術の一実施例のシール用継手構成要素を示す分解斜視図である。
【図3】従来技術の伸張機構の他の実施例を示す分解図である。
【図4】本発明により構成された伸張機構の分解図である。
【図5】本発明で使用するようになっている伸張機構を有する圧縮バンドの分解図である。
【図6】図5に示す伸張機構の拡大組み立て平面図である。
【図7】図4ないし図6の伸張機構とともに使用するようになっているコネクタブーツの横断面図である。
【符号の説明】
20 コネクタブーツ
21 第1端部
22 第2端部
23 締めつけバンド
24 環状締めつけバンド
25、26 リップ
27、28 端部分
30 伸張機構
31、32 楔フォロア
33、38 軸部分
34、37 ヘッド部分
35、39 強化用リブ
36 中心線
40、41 駆動楔部
42 内板
43 外板
44、45 サドル
46 ボルト
50、51 末広縁部分
56、57 タブ
63、64 U字形チャンネル
70 サドル
71、72 サドル
Claims (9)
- 曲率半径を持つ輪郭を有する締めつけ部材であって、間隔を隔てた第1および第2端部分を有して、締めつけ部材の中心線が周方向に延びているものを備えた締めつけ装置における第1および第2端部分間の間隔を変えて締めつけ部材の曲率半径を変えるための改良伸張装置において、
(1)前記中心線に沿って前記第1端部分に挿入するための第1のフォロア及び前記第2端部分に挿入するための第2のフォロアを備え、前記第1のフォロアは、前記第1端部分に挿入される側と反対側に、前記第1端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、前記第2のフォロアは、前記第2端部分に挿入される側と反対側に、前記第2端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、
(2)前記締めつけ部材の前記中心線に対して横方向軸線に沿って位置し、前記フォロア同士の間隔を制御するための第1および第2楔を備え、該第1および第2楔の各々は、前記中心線から間隔を隔てられており、また前記横方向軸線に対して前記中心線から離れる向きに末広がりの縁を有しており、前記第1および第2楔の縁は、前記フォロアの縁に係合し、
(3)さらに、前記締めつけ部材の前記第1および第2端部分間の間隔を変えるための圧縮手段を有する、ことを特徴とする伸張装置。 - 前記楔の各々は、これが前記締めつけ部材の輪郭に一致するように前記曲率半径に相当する曲率半径で形成された一体の部材よりなることを特徴とする請求項1に記載の締めつけ部材の第1および第2端部分の間隔を制御するための伸張装置。
- 前記フォロアの各々は、締めつけバンドの端部分に挿入されるための軸部と、端部分の上に位置する基部および末広縁部を有する台形のヘッド部分とよりなり、この末広縁部がこのヘッド部分の辺を構成することを特徴とする請求項1に記載の締めつけ部材の第1および第2端部分の間隔を制御するための伸張装置。
- パイプをマンホール上昇管にその壁部を通る開口部のところで連結する装置において、
(1)壁部の前記開口部と実質的に等しい外径を有し、マンホール上昇管の前記開口部に挿入されるための第1円形端部、パイプを受け入れるための第2円形端部、および前記第1および第2円形端部を相互に連結する中央の変化部を有するコネクタブーツと、
(2)曲率半径を持つ輪郭を有する締めつけバンドであって、間隔を隔てた第1および第2端部分を有し、この締めつけバンドの中心線が周方向に延びているものと、
(3)前記締めつけバンドの前記第1および第2端部分間の間隔を変え、それにより前記コネクタブーツの前記第1円形端部とマンホール上昇管の壁部の前記開口部との間にシールを行うシール力を生じるための伸張機構とを備え、前記伸張機構は、
(i)前記中心線に沿って前記締めつけバンドの前記第1端部分に挿入するための第1の楔フォロア及び前記締めつけバンドの前記第2端部分に挿入するための第2の楔フォロアを有し、前記第1の楔フォロアは、前記第1端部分に挿入される側と反対側に、前記第1端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、前記第2の楔フォロアは、前記第2端部分に挿入される側と反対側に、前記第2端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、
(ii)前記中心線に対して横方向軸線に沿って位置し、前記楔フォロアの間隔を制御するための第1および第2駆動楔を備え、該第1および第2駆動楔の各々が、前記中心線から間隔を隔てられており、前記横方向軸線に対して前記中心線から離れる向きに末広である縁を有しており、前記駆動楔の前記縁は、前記楔フォロアの前記縁に係合し、
(iii)前記締めつけバンドの前記第1および第2端部分間の間隔を変えるための圧縮機構を備え、前記中心線に向かう前記駆動楔の変位がシール力を生じ、
(4)前記コネクタブーツ端部分をパイプに締めつける機構を備えたことを特徴とするパイプをマンホール上昇管に連結する装置。 - 前記楔フォロアの各々は、前記締めつけバンドの前記第1および第2端部分の一方に挿入される軸部と、端部分の上に位置した基部および末広縁部を有する台形のヘッド部分よりなり、この末広縁部がこのヘッド部分の辺を構成することを特徴とする請求項4に記載のパイプをマンホール上昇管に連結する装置。
- 前記コネクタブーツは、前記第1円形端部に近接して形成されて前記伸張機構を受け入れるための第1ポケットを有することを特徴とする請求項4に記載のパイプをマンホール上昇管に連結する装置。
- パイプをマンホール上昇管にその壁部を通る開口部のところで連結する装置において、
壁部の前記開口部の内径と実質的に等しい外径を有し、マンホール上昇管の前記開口部に挿入されるための第1円形端部、パイプを受け入れるための第2円形端部、および前記第1および第2円形端部を相互に連結する中央の変化部を有するコネクタブーツと、
間隔を隔てた第1および第2端部分を有する締めつけバンドであって、その中心線が周方向に沿って延びている締めつけバンドと、
前記第1および第2端部分間の間隔を変え、それにより前記コネクタブーツの前記第1円形端部とマンホール上昇管の壁部の前記開口部との間にシールを行うシール力を生じるための伸張機構と、
前記コネクタブーツの前記第1円形端部に近接して形成された、前記伸張機構を受け入れるための第1ポケットとを有し、
前記伸張機構は、第1および少なくとも第2楔と、第1および少なくとも第2フォロアとを有し、
前記第1及び第2フォロアは、前記中心線に沿って前記締めつけバンドの第1及び第2端部分に挿入可能な大きさ及び形状にされ、
前記第1のフォロアは、前記第1端部分に挿入される側と反対側に、前記第1端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、前記第2のフォロアは、前記第2端部分に挿入される側と反対側に、前記第2端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、
第1および第2楔は、前記フォロア同士の間隔を制御するために前記中心線に対して横方向軸線に沿って配置され、該第1および第2楔の各々は、前記中心線から間隔を隔てられており、また該第1および第2楔の各々は、前記フォロアが前記楔に係合するよう前記横方向軸線に対して前記中心線から離れる向きに末広がりの縁を有している、ことを特徴とするパイプをマンホール上昇管に連結する装置。 - 曲率半径を持つ輪郭を有する締めつけ部材であって、間隔を隔てた第1および第2端部分を有して、締めつけ部材の中心線が周方向に延びているものを備えた締めつけ装置における第1および第2端部分間の間隔を変えて締めつけ部材の曲率半径を変えるための改良伸張装置において、
(1)前記中心線に沿って前記第1端部分に挿入するための第1のフォロア及び前記第2端部分に挿入するための第2のフォロアを備え、前記第1のフォロアは、前記第1端部分に挿入される側と反対側に、前記第1端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、前記第2のフォロアは、前記第2端部分に挿入される側と反対側に、前記第2端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、
(2)前記締めつけ部材の前記中心線に対して横方向軸線に沿って位置し、前記フォロア同士の間隔を制御するための第1および第2楔を備え、該第1および第2楔の各々は、前記中心線から間隔を隔てられており、また前記横方向軸線に対して前記中心線から離れる向きに末広がりの縁を有しており、前記縁は、前記フォロアに係合し、
(3)さらに、前記締めつけ部材の前記第1および第2端部分間の間隔を変えるための圧縮手段を有する、ことを特徴とする伸張装置。 - パイプをマンホール上昇管にその壁部を通る開口部のところで連結する装置において、
(1)壁部の前記開口部と実質的に等しい外径を有し、マンホール上昇管の前記開口部に挿入されるための第1円形端部、パイプを受け入れるための第2円形端部、および前記第1および第2円形端部を相互に連結する中央の変化部を有するコネクタブーツと、
(2)曲率半径を持つ輪郭を有する締めつけバンドであって、間隔を隔てた第1および第2端部分を有し、この締めつけバンドの中心線が周方向に延びているものと、
(3)前記締めつけバンドの前記第1および第2端部分間の間隔を変え、それにより前記コネクタブーツの前記第1円形端部とマンホール上昇管の壁部の前記開口部との間にシールを行うシール力を生じるための伸張機構とを備え、前記伸張機構は、
(i)前記中心線に沿って前記締めつけバンドの前記第1端部分に挿入するための第1の楔フォロア及び前記締めつけバンドの前記第2端部分に挿入するための第2の楔フォロアを有し、前記第1の楔フォロアは、前記第1端部分に挿入される側と反対側に、前記第1端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、前記第2の楔フォロアは、前記第2端部分に挿入される側と反対側に、前記第2端部分に向かって前記中心線に対して末広がりの縁部を有し、
(ii)前記中心線に対して横方向軸線に沿って位置し、前記楔フォロアの間隔を制御するための第1および第2駆動楔を備え、該第1および第2駆動楔の各々が、前記中心線から間隔を隔てられており、前記横方向軸線に対して前記中心線から離れる向きに末広である縁を有しており、前記駆動楔は、前記楔フォロアに係合し、
(iii)前記締めつけバンドの前記第1および第2端部分間の間隔を変えるための圧縮機構を備え、前記中心線に向かう前記駆動楔の変位がシール力を生じ、
(4)前記コネクタブーツ端部分をパイプに締めつける機構を備えたことを特徴とするパイプをマンホール上昇管に連結する装置。
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