JPH0786153A - 基板フォトレジスト処理装置 - Google Patents

基板フォトレジスト処理装置

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Publication number
JPH0786153A
JPH0786153A JP5252488A JP25248893A JPH0786153A JP H0786153 A JPH0786153 A JP H0786153A JP 5252488 A JP5252488 A JP 5252488A JP 25248893 A JP25248893 A JP 25248893A JP H0786153 A JPH0786153 A JP H0786153A
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JP
Japan
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substrate
arm
unit
held
carried
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Pending
Application number
JP5252488A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutoshi Ogami
信敏 大神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0786153A publication Critical patent/JPH0786153A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置構成を変更せずに、簡単な改良で、後続
する基板が無い状態の最終基板をも他の基板と同様の温
度条件で基板回転式フォトレジスト処理部に搬入するこ
とができ、同一の温度条件で均一な処理ができるように
する。 【構成】 移動台11に設けた第1および第2のアーム
12,13によって保持した基板を、第1の基板加熱部
5、第1の基板冷却部6および基板回転式フォトレジス
ト処理部に搬入・搬出していくに際し、基板加熱部に後
続して搬入される基板が無いことを後続基板有無判別手
段によって判別したときに、最終基板Wを第1の基板冷
却部6から取り出す前に、その最終基板を第1の基板冷
却部6から取り出す第1のアーム12を第1の基板加熱
部5に挿入して加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハや液晶表
示装置用のガラス基板やフォトマスク用ガラス基板等の
基板に対してフォトレジスト液を塗布処理したり、基板
に塗布されたフォトレジストを現像処理するなどのよう
なフォトレジスト処理装置に関し、特に、基板を収納す
る基板収納部と、基板を加熱処理する基板加熱部と、基
板を冷却する基板冷却部と、基板回転式フォトレジスト
処理部と、基板搬送手段とを備えて構成され、前記基板
搬送手段が前記各部の間を移動することにより、前記各
部間で基板の搬送を行うようにした基板フォトレジスト
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような基板フォトレジスト処理装
置では、基板を多段に収納するカセットから基板処理部
に基板を受け渡すための基板受渡し位置を有する基板収
納部から、基板を基板加熱部、基板冷却部および基板回
転式フォトレジスト処理部に搬入・搬出する場合、従来
一般に、先ず、基板収納部から1番目の基板を基板搬送
手段の第1のアームに保持させて第1の基板加熱部内に
搬入し、加熱することにより基板表面に付着した水分を
蒸発させる。なお、ここでは、基板加熱部は脱水ベーク
用である第1の基板加熱部と、プリベーク用である第2
の基板加熱部との2個備え、また、基板冷却部も、脱水
ベーク後の基板を冷却する第1の基板冷却部と、プリベ
ーク後の基板を冷却する第2の基板冷却部との2個備
え、基板回転式フォトレジスト処理部を1個備えている
場合で考える。
【0003】次いで、基板収納部から2番目の基板を第
1のアームに保持させ、第1の基板加熱部に搬送し、先
に第1の基板加熱部内に搬入されている1番目の基板を
第2のアームで搬出するとともに、第1のアームに保持
されている2番目の基板を第1の基板加熱部内に搬入
し、かつ、第2のアームに保持されている1番目の基板
を第1の基板冷却部内に搬入して所定の温度まで冷却す
る。
【0004】その後、基板収納部から3番目の基板を第
1のアームに保持させて第1の基板加熱部に搬送し、先
に第1の基板加熱部内に搬入されている2番目の基板を
第2のアームで搬出するとともに、第1のアームに保持
されている3番目の基板を第1の基板加熱部内に搬入
し、かつ、第2のアームに2番目の基板を保持した状態
で、先に第1の基板冷却部内に搬入されている1番目の
基板を第1のアームで搬出してから第2のアームに保持
されている2番目の基板を第1の基板冷却部に搬入し、
更に、第1のアームに保持されている1番目の基板を基
板回転式フォトレジスト処理部に搬入する。
【0005】しかる後、基板収納部から4番目の基板を
第1のアームに保持させて基板加熱部に搬送し、先に第
1の基板加熱部内に搬入されている3番目の基板を第2
のアームで搬出するとともに、第1のアームに保持され
ている4番目の基板を第1の基板加熱部内に搬入し、か
つ、第2のアームに3番目の基板を保持した状態で、先
に第1の基板冷却部内に搬入されている2番目の基板を
第1のアームで搬出してから第2のアームに保持されて
いる3番目の基板を第1の基板冷却部に搬入し、更に、
第1のアームに2番目の基板を保持した状態で、先に基
板回転式フォトレジスト処理部に搬入されている1番目
の基板を第2のアームで搬出してから第1のアームに保
持されている2番目の基板を基板回転式フォトレジスト
処理部に搬入し、第2のアームに保持されている1番目
の基板を第2の基板加熱部に搬入する。
【0006】次いで、基板収納部から5番目の基板を第
1のアームに保持させて第1の基板加熱部に搬送し、先
に第1の基板加熱部内に搬入されている4番目の基板を
第2のアームで搬出するとともに、第1のアームに保持
されている5番目の基板を第1の基板加熱部内に搬入
し、かつ、第2のアームに4番目の基板を保持した状態
で、先に第1の基板冷却部内に搬入されている3番目の
基板を第1のアームで搬出してから第2のアームに保持
されている4番目の基板を第1の基板冷却部に搬入し、
更に、第1のアームに3番目の基板を保持した状態で、
先に基板回転式フォトレジスト処理部に搬入されている
2番目の基板を第2のアームで搬出してから第1のアー
ムに保持されている3番目の基板を基板回転式フォトレ
ジスト処理部に搬入し、第2のアームに2番目の基板を
保持した状態で、先に第2の基板加熱部に搬入されてい
る1番目の基板を第1のアームで搬出してから第2のア
ームに保持されている2番目の基板を第2の基板加熱部
に搬入し、第1のアームに保持されている1番目の基板
を第2の基板冷却部に搬入する。
【0007】その後、基板収納部から6番目の基板を第
1のアームに保持させて第1の基板加熱部に搬送し、先
に第1の基板加熱部内に搬入されている5番目の基板を
第2のアームで搬出するとともに、第1のアームに保持
されている6番目の基板を第1の基板加熱部内に搬入
し、かつ、第2のアームに5番目の基板を保持した状態
で、先に第1の基板冷却部内に搬入されている4番目の
基板を第1のアームで搬出してから第2のアームに保持
されている5番目の基板を第1の基板冷却部に搬入し、
更に、第1のアームに4番目の基板を保持した状態で、
先に基板回転式フォトレジスト処理部に搬入されている
3番目の基板を第2のアームで搬出してから第1のアー
ムに保持されている4番目の基板を基板回転式フォトレ
ジスト処理部に搬入し、第2のアームに3番目の基板を
保持した状態で、先に第2の基板加熱部に搬入されてい
る2番目の基板を第1のアームで搬出してから第2のア
ームに保持されている3番目の基板を第2の基板加熱部
に搬入し、第1のアームに2番目の基板を保持した状態
で先に第2の基板冷却部に搬入されている1番目の基板
を第2のアームで搬出してから、第1のアームに保持さ
れている2番目の基板を第2の基板冷却部に搬入し、第
2のアームに保持されている1番目の基板を、基板収納
部から元のカセットの収容位置などに処理済み基板とし
て回収する。
【0008】その後、7番目の基板、8番目の基板と同
様の手順を繰り返し、第1のアームと第2のアームとに
基板を保持させることにより、各部において、処理の済
んだ基板を取り出した直後に未処理の基板を搬入し、基
板にフォトレジスト液を塗布処理して回収していくよう
に制御されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
基板フォトレジスト処理装置では、後続する基板が存在
する基板の場合には、第1のアームに、基板冷却部から
搬出した基板が保持されている状態で、他方の第2のア
ームに、基板加熱部から搬出された基板が保持され、そ
の第2のアームに保持された基板が基板冷却部に搬入さ
れるまでの間、第1のアームに保持された基板が、第2
のアームに保持された加熱処理後の基板からの輻射熱を
受けることになる。
【0010】これに対して、後続する基板が無い最終の
基板を処理するときに、それを基板加熱部を経て基板冷
却部に搬入した後、基板冷却部から第1のアームで搬出
して保持するときに、後続する基板が無いために他方の
第2のアームには基板が保持されていず、上述のような
輻射熱を受けない。
【0011】このため、最終の基板においてのみ、基板
回転式フォトレジスト処理部に搬入したときに、基板の
温度が 0.2〜0.3 ℃低くなるといったように他の基板と
温度条件が異なることになってしまう。一方、近年試み
られているフォトリソグラフィ工程においては、例え
ば、16MビットDRAM等の製造工程ではハーフミクロ
ンレベルのパターン形成を必要とするなど、パターンの
微細化が進んでいるが、上述のような温度条件の変化が
起こるとそれに起因してフォトレジストの膜厚が変動
し、所望の微細パターンの形成ができなくなったり、後
処理における、露光量とか現像条件などに影響を与える
欠点があった。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、装置構成を変更せずに、簡単な改良
で、後続する基板が無い状態の最終基板をも他の基板と
同様の温度条件で基板回転式フォトレジスト処理部に搬
入することができ、同一の温度条件で均一な処理ができ
るようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
目的を達成するために、基板を収納する基板収納部と、
基板を加熱処理する基板加熱部と、基板を冷却する基板
冷却部と、基板回転式フォトレジスト処理部と、基板を
保持する第1のアームと第2のアームとを移動台に設
け、前記各部に対して基板を搬入・搬出する基板搬送手
段とを備えた基板フォトレジスト処理装置において、基
板収納部から基板加熱部に後続して搬入される基板が無
いことを判別する後続基板有無判別手段と、後続基板有
無判別手段による後続して搬入される基板が無いことの
判別に基づいて、最終基板を基板冷却部から取り出す前
に第1のアームと第2のアームのうちの最終基板を基板
冷却部から取り出す側となるアームを基板加熱部に挿入
して加熱するアーム加熱制御手段とを備えて構成する。
【0014】
【作用】本発明の基板フォトレジスト処理装置の構成に
よれば、後続する基板が無い最終基板を基板冷却部から
取り出す場合に、その取り出しに先立って、最終基板を
基板冷却部から取り出す側となるアームを基板加熱部に
挿入して加熱し、最終基板以外の他の基板において、そ
れに近接した他方のアームに保持された基板加熱部から
搬出された加熱後の基板からの輻射熱を受けるのとほぼ
同様の温度条件を現出し、基板回転式フォトレジスト処
理部に搬入する前段階における、最終基板とそれ以外の
基板との間での温度条件の差を無くすことができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0016】<第1実施例>図1は本発明に係る基板フ
ォトレジスト処理装置の実施例を示す全体概略斜視図で
ある。
【0017】この基板フォトレジスト処理装置は、半導
体ウエハや液晶装置用のガラス基板やフォトマスク用ガ
ラス基板等の基板Wに対してフォトレジスト液を塗布処
理するとともに乾燥処理するための装置であり、大きく
分けて、未処理基板や処理済み基板を保管する基板収納
部1と、基板Wを処理する各種処理部5,6,7,8,
9と、基板搬送手段10から構成されている。
【0018】基板収納部1は、基板を収納するカセット
Cを一列状態に載置する固定の基台3と、カセットCに
対して基板Wを出し入れするとともに、後述する基板搬
送手段10の基板受渡し位置Pと各カセットCの間で基
板Wを運ぶインデクサー搬送ロボット4から構成されて
いる。前記カセットC…それぞれ内には、基板Wを多段
に収納できるようになっている。
【0019】各種処理部5,6,7,8,9は、例え
ば、 120℃などの所定温度で基板Wを加熱処理して水分
などを除去する第1の基板加熱部5と、その下方に設け
られて加熱処理後の基板Wを、例えば、23℃などの所定
温度まで冷却して常温に戻す第1の基板冷却部6と、基
板Wを回転しながら保持してその表面にフォトレジスト
液を塗布する基板回転式フォトレジスト処理部7と、フ
ォトレジスト液を塗布した基板Wを、例えば、 100℃な
どの所定温度で基板Wを加熱処理してフォトレジスト膜
を基板Wに密着させる第2の基板加熱部8と、その下方
に設けられて加熱処理後の基板Wを、例えば、23℃など
の所定温度まで冷却して常温に戻す第2の基板冷却部9
から構成されている。
【0020】また、基板搬送手段10は、基板収納部1
や前記各種処理部5,6,7,8,9と向かい合うよう
に、前記各部1,5,6,7,8,9が取り囲むような
配置に備えられ、基板受渡し位置Pから、第1および第
2基板加熱部5,8、第1および第2基板冷却部6,
9、基板回転式フォトレジスト処理部7それぞれに基板
Wを搬入・搬出するように構成されている。
【0021】基板搬送手段10は、図2の斜視図、図3
の一部切欠側面図、および、図4の断面図それぞれに示
すように、第1および第2の基板加熱部5,8の並設方
向に移動可能で、かつ、鉛直方向の軸芯周りで回転可能
で更に昇降可能に設けられた移動台11に、基板Wを保
持する第1のアーム12と第2のアーム13とを上下に
重なる状態で設けて構成されている。
【0022】第1および第2のアーム12,13それぞ
れがガイド14に沿って出退可能に設けられるととも
に、第1および第2の電動モータ15,16によって個
別に駆動移動するように構成されている。すなわち、図
面では、第2のアーム13についてのみ示しているが、
第2の電動モータ16に一体回転自在に設けられた駆動
ローラ17と従動ローラ18,18およびガイドローラ
19にわたってワイヤー20が巻回されるとともに、こ
のワイヤー20に第2のアーム13が連結されている。
第1のアーム12と第1の電動モータ15についても同
様に構成されている。
【0023】第1および第2のアーム12,13それぞ
れの先端側は円弧状に形成され、その円弧部分の内周面
に、基板Wを載置支持する支持ピン21…が円弧中心側
に突出する状態で設けられている。
【0024】図5のブロック図に示すように、前記基板
収納部1に設けられてカセットC…内の基板Wの収容状
況および枚数を検出する基板センサ22…がメインコン
トローラ23に接続されるとともに、そのメインコント
ローラ23に、移動台11を移動する移動モータ24、
移動台11を鉛直方向の軸芯周りで回転する回転モータ
25、移動台11を昇降する昇降モータ26、ならび
に、前記第1および第2のアーム12,13を出退する
第1および第2の電動モータ15,16それぞれが接続
されている。
【0025】メインコントローラ23には、後続基板有
無判別手段27と制御手段28とアーム加熱制御手段2
9とが備えられている。
【0026】後続基板有無判別手段27は、基板センサ
22…それぞれからの基板検出信号に応じて、初期にお
ける基板Wの処理枚数を記憶するとともに、基板搬送手
段に渡すために取り出される基板Wの枚数を計測し、そ
れが何枚目の基板Wであるかを判別して枚数信号を出力
するとともに、後続する基板が無い最終基板であること
を判別してアーム加熱信号を出力するようになってい
る。
【0027】制御手段28は、前記枚数信号に応答し
て、処理枚数に応じて予め設定した指令信号を各モータ
15,16,24,25,26に出力し、処理枚数に応
じた動作を行うようになっている。
【0028】アーム加熱制御手段29は、前記アーム加
熱信号に応答して、第1の電動モータ15と昇降モータ
26とに指令信号を出力し、最終基板を第1の基板冷却
部6から取り出すときに、それに先立って第1のアーム
12を第1の基板加熱部5に挿入して加熱するようにな
っている。
【0029】次に、上述メインコントローラ23による
動作につき、図6のフローチャートを用いて説明する。
【0030】先ず、後続基板有無判別手段27におい
て、処理すべき基板W、即ち、インデクサー搬送ロボッ
ト4によりカセットCから基板受け渡し位置Pに搬送さ
れている基板Wが、1番目の基板Wかどうかを判別し
(S1)、1番目の基板Wであれば、第1の処理ルーチ
ンR1に移行する。
【0031】第1の処理ルーチンR1では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されている1番目の基板Wを第1の
アーム12に保持させる。そして、移動台11が第1の
基板加熱部5の前に移動し、基板表面の水分を蒸発させ
て取り除くために、その基板Wを第1の基板加熱部5内
に搬入してからステップS1に戻す。
【0032】ステップS1において、1番目の基板Wで
無いと判断したときには、ステップS2に移行し、後続
基板有無判別手段27において、処理すべき基板Wが2
番目の基板Wかどうかを判別し(S2)、2番目の基板
Wであれば、第2の処理ルーチンR2に移行する。
【0033】第2の処理ルーチンR2では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されている2番目の基板Wを第1の
アーム12に保持させる。そして、移動台11が第1の
基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板加熱部5内
に搬入されている1番目の基板Wを第2のアーム13で
搬出するとともに、第1のアーム12に保持されている
2番目の基板Wを第1の基板加熱部5内に搬入する。そ
して、移動台11が第1の基板冷却部6の前に移動し、
第2のアーム13に保持されている1番目の基板Wを所
定の温度まで冷却するために、その基板Wを第1の基板
冷却部6内に搬入してからステップS1に戻す。
【0034】ステップS2において、2番目の基板Wで
無いと判断したときには、ステップS3に移行し、後続
基板有無判別手段27において、処理すべき基板Wが3
番目の基板Wかどうかを判別し(S3)、3番目の基板
Wであれば、第3の処理ルーチンR3に移行する。
【0035】第3の処理ルーチンR3では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されている3番目の基板Wを第1の
アーム12に保持させる。そして、移動台11が第1の
基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板加熱部5内
に搬入されている2番目の基板Wを第2のアーム13で
搬出するとともに、第1のアーム12に保持されている
3番目の基板Wを第1の基板加熱部5内に搬入する。そ
して、第2のアーム13に2番目の基板Wを保持した状
態で移動台11が第1の基板冷却部6の前に移動し、先
に第1の基板冷却部6内に搬入されている1番目の基板
Wを第1のアーム12で搬出してから、第2のアーム1
3に保持されている2番目の基板Wを第1の基板冷却部
6に搬入する。更に、移動台11が基板回転式フォトレ
ジスト処理部7の前に移動し、第1のアーム12に保持
されている1番目の基板Wに回転塗布処理を施すため
に、その基板Wを基板回転式フォトレジスト処理部7に
搬入してからステップS1に戻す。
【0036】ステップS3において、3番目の基板Wで
無いと判断したときには、ステップS4に移行し、後続
基板有無判別手段27において、処理すべき基板Wが4
番目の基板Wかどうかを判別し(S4)、4番目の基板
Wであれば、第4の処理ルーチンR4に移行する。
【0037】第4の処理ルーチンR4では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されている4番目の基板Wを第1の
アーム12に保持させる。そして、移動台11が第1の
基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板加熱部5内
に搬入されている3番目の基板Wを第2のアーム13で
搬出するとともに、第1のアーム12に保持されている
4番目の基板Wを第1の基板加熱部5内に搬入する。そ
して、第2のアーム13に3番目の基板Wを保持した状
態で移動台11が第1の基板冷却部6の前に移動し、先
に第1の基板冷却部6内に搬入されている2番目の基板
Wを第1のアーム12で搬出してから、第2のアーム1
3に保持されている3番目の基板Wを第1の基板冷却部
6に搬入する。更に、第1のアーム12に2番目の基板
Wを保持した状態で移動台11が基板回転式フォトレジ
スト処理部7の前に移動し、先に基板回転式フォトレジ
スト処理部7に搬入されている1番目の基板Wを第2の
アーム13で搬出してから、第1のアーム12に保持さ
れている2番目の基板Wを基板回転式フォトレジスト処
理部7に搬入する。続いて、移動台11が第2の基板加
熱部8の前に移動し、第2のアーム13に保持されてい
る1番目の基板Wを、フォトレジスト液を基板に強固に
密着させるために、第2の基板加熱部8に搬入してから
ステップS1に戻す。
【0038】ステップS4において、4番目の基板Wで
無いと判断したときには、ステップS5に移行し、後続
基板有無判別手段27において、処理すべき基板Wが5
番目の基板Wかどうかを判別し(S4)、5番目の基板
Wであれば、第5の処理ルーチンR5に移行する。
【0039】第5の処理ルーチンR5では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されている5番目の基板Wを第1の
アーム12に保持させる。そして、移動台11が第1の
基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板加熱部5内
に搬入されている4番目の基板Wを第2のアーム13で
搬出するとともに、第1のアーム12に保持されている
5番目の基板Wを第1の基板加熱部5内に搬入する。そ
して、第2のアーム13に4番目の基板Wを保持した状
態で移動台11が第1の基板冷却部6の前に移動し、先
に第1の基板冷却部6内に搬入されている3番目の基板
Wを第1のアーム12で搬出してから、第2のアーム1
3に保持されている4番目の基板Wを第1の基板冷却部
6に搬入する。更に、第1のアーム12に3番目の基板
Wを保持した状態で移動台11が基板回転式フォトレジ
スト処理部7の前に移動し、先に基板回転式フォトレジ
スト処理部7に搬入されている2番目の基板Wを第2の
アーム13で搬出してから、第1のアーム12に保持さ
れている3番目の基板Wを基板回転式フォトレジスト処
理部7に搬入する。続いて、第2のアームに2番目の基
板Wを保持した状態で移動台11が第2の基板加熱部8
の前に移動し、先に乾燥用の第2の基板加熱部8に搬入
されている1番目の基板Wを第1のアーム12で搬出し
てから、第2のアーム13に保持されている2番目の基
板Wを第2の基板加熱部8に搬入する。さらに、移動台
11が第2の基板冷却部9の前に移動し、第1のアーム
12に保持されている1番目の基板Wを第2の基板冷却
部9に搬入してからステップS1に戻す。
【0040】ステップS5において、5番目の基板Wで
無いと判断したときには、ステップS6に移行し、後続
基板有無判別手段27において、処理すべき基板Wが、
後続する基板Wが無い最終基板Wかどうかを判別し、最
終基板WであればステップS7を経てフラグFを立てて
(F←1)から,それ以外はフラグFを立てずに、第6
の処理ルーチンR6に移行する。
【0041】第6の処理ルーチンR6では、移動台11
が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、イ
ンデクサー搬送ロボット4によりカセットCから基板受
け渡し位置Pに搬送されているN番目(N≧6)の基板
Wを第1のアーム12に保持させる。そして、移動台1
1が第1の基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板
加熱部5内に搬入されている(N−1)番目の基板Wを
第2のアーム13で搬出するとともに、第1のアーム1
2に保持されているN番目の基板Wを第1の基板加熱部
5内に搬入する。そして、第2のアーム13に(N−
1)番目の基板Wを保持した状態で移動台11が第1の
基板冷却部6の前に移動し、先に第1の基板冷却部6内
に搬入されている(N−2)番目の基板Wを第1のアー
ム12で搬出してから、第2のアーム13に保持されて
いる(N−1)番目の基板Wを第1の基板冷却部6に搬
入し、更に、第1のアーム12に(N−2)番目の基板
Wを保持した状態で移動台11が基板回転式フォトレジ
スト処理部7の前に移動し、先に基板回転式フォトレジ
スト処理部7に搬入されている(N−3)番目の基板W
を第2のアーム13で搬出してから、第1のアーム12
に保持されている(N−2)番目の基板Wを基板回転式
フォトレジスト処理部7に搬入する。続いて、第2のア
ーム13に(N−3)番目の基板Wを保持した状態で移
動台11が第2の基板加熱部8の前に移動し、先に乾燥
用の第2の基板加熱部8に搬入されている(N−4)番
目の基板Wを第1のアーム12で搬出してから、第2の
アーム13に保持されている(N−3)番目の基板Wを
第2の基板加熱部8に搬入する。さらに、第1のアーム
12に(N−4)番目の基板Wを保持した状態で移動台
11が第2の基板冷却部9の前に移動し、先に第2の基
板冷却部9に搬入されている(N−5)番目の基板Wを
第2のアーム13で搬出してから、第1のアーム12に
保持されている(N−4)番目の基板Wを第2の基板冷
却部9に搬入する。そして、移動台11が基板収納部1
の基板受け渡し位置Pの前に移動し、第2のアーム13
に保持されている(N−5)番目の基板Wを基板受け渡
し位置Pを経由してカセットCに処理済み基板として回
収する。
【0042】その後、ステップS8に移行し、フラグF
が立っているかどうか(F=1?)を判別し、フラグF
が立っていなければステップS1に戻し、一方、フラグ
Fが立っていれば、第7の処理ルーチンR7に移行す
る。
【0043】第7の処理ルーチンR7では、インデクサ
ー搬送ロボット4によりカセットCから基板受け渡し位
置Pに搬送されている基板Wが無い。そのために、第1
のアーム12に基板Wを保持しない状態で移動台11が
第1の基板加熱部5の前に移動し、先に第1の基板加熱
部5内に搬入されている最終基板Wを第2のアーム13
で搬出する。そして、第2のアーム13に最終基板Wを
保持した状態で移動台11が第1の基板冷却部6の前に
移動し、先に第1の基板冷却部6内に搬入されている最
終よりも1個前の基板Wを第1のアーム12で搬出して
から、第2のアーム13に保持されている最終基板Wを
第1の基板冷却部6に搬入する。更に、第1のアーム1
2に最終よりも1個前の基板Wを保持した状態で移動台
11が基板回転式フォトレジスト処理部7の前に移動
し、先に基板回転式フォトレジスト処理部7に搬入され
ている最終よりも2個前の基板Wを第2のアーム13で
搬出してから、第1のアーム12に保持されている最終
よりも1個前の基板Wを基板回転式フォトレジスト処理
部7に搬入する。続いて、第2のアーム13に最終より
も2個前の基板Wを保持した状態で、移動台11が第2
の基板加熱部8の前に移動し、先に乾燥用の第2の基板
加熱部8に搬入されている最終よりも3個前の基板Wを
第1のアーム12で搬出してから、第2のアーム13に
保持されている最終よりも2個前の基板Wを第2の基板
加熱部8に搬入する。さらに、第1のアーム12に最終
よりも3個前の基板Wを保持した状態で先に第2の基板
冷却部9に搬入されている最終よりも4個前の基板Wを
第2のアーム13で搬出してから、第1のアーム12に
保持されている最終よりも3個前の基板Wを第2の基板
冷却部9に搬入する。そして、移動台11が基板収納部
1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、第2のアーム1
3に保持されている最終よりも4個前の基板Wを基板受
け渡し位置Pを経由してカセットCに処理済み基板とし
て回収する。
【0044】ここまでの処理においては、第1のアーム
12によって第1の基板冷却部6から基板Wを搬出する
ときには、図7の一部切欠側面図に示すように、第2の
アーム13には、第1のアーム12によって保持されて
いる基板Wに次いで処理されるべき、第1の基板加熱部
5から取り出されたばかりの基板Wが載置保持されてお
り、その別の基板Wを第1の基板冷却部6内に搬入する
までの間、第1のアーム12に保持されている基板Wが
第2のアーム13に保持されている基板Wの輻射熱を受
けている。
【0045】この第7の処理ルーチンR7における次の
処理では、第1の基板加熱部5から搬出する基板Wが無
い。したがって、第1の基板冷却部6から最終基板Wを
第1のアーム12によって搬出する際には、次いで処理
されるべき基板Wが無く、その基板Wから最終基板Wが
輻射熱を受けることも無い。そのため、ここでの処理に
おいては、後続基板有無判別手段27によって後続して
搬入される基板が無いことを判別するに伴ってアーム加
熱制御手段29を自動的に作動させ、移動台11が第1
の基板加熱部5の前に移動し、図8の(a)の概略側面
図に示すように、基板Wを保持しない状態で第1のアー
ム12を第1の基板加熱部5内に所定時間挿入してそれ
を加熱する。そして、その後に、図8の(b)および
(c)の概略側面図に示すように、その第1のアーム1
2によって先に第1の基板冷却部6内に搬入されている
最終基板Wを第1のアーム12で搬出する。このとき、
第1のアーム12は、第1の基板加熱部5によって加熱
された状態であるので、最終基板Wはその第1のアーム
12から輻射熱を受け、結果として、最終基板Wはそれ
まで処理した基板Wとこの時点での温度が等しく、熱的
な履歴も等しい状態で処理される。続いて、第1のアー
ム12に最終基板Wを保持した状態で、移動台11が基
板回転式フォトレジスト処理部7の前に移動し、先に基
板回転式フォトレジスト処理部7に搬入されている最終
よりも1個前の基板Wを第2のアーム13で搬出してか
ら、第1のアーム12に保持されている最終基板Wを基
板回転式フォトレジスト処理部7に搬入し、第2のアー
ム13に最終よりも1個前の基板Wを保持した状態で、
移動台11が第2の基板加熱部8の前に移動し、先に乾
燥用の第2の基板加熱部8に搬入されている最終よりも
2個前の基板Wを第1のアーム12で搬出してから、第
2のアーム13に保持されている最終よりも1個前の基
板Wを第2の基板加熱部8に搬入する。さらに、第1の
アーム12に最終よりも2個前の基板Wを保持した状態
で先に第2の基板冷却部9に搬入されている最終よりも
3個前の基板Wを第2のアーム13で搬出してから、第
1のアーム12に保持されている最終よりも2個前の基
板Wを第2の基板冷却部9に搬入する。そして、移動台
11が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動
し、第2のアーム13に保持されている最終よりも3個
前の基板Wを基板受け渡し位置Pを経由してカセットC
に処理済み基板として回収する。
【0046】上述した第1のアーム12に対する加熱時
間は、前述した第2のアーム13に保持されている基板
Wから受ける輻射熱に相当する熱を第1のアーム12か
らそれに保持された基板Wに伝達するに足る熱量を付与
するに必要な時間を設定すれば良い。
【0047】しかる後、基板Wを保持しない状態で移動
台11が基板回転式フォトレジスト処理部7の前に移動
し、第2のアーム13によって基板回転式フォトレジス
ト処理部7内に搬入されている最終基板Wを搬出する。
続いて、第2のアーム13に最終基板Wを保持した状態
で、移動台11が第2の基板加熱部8の前に移動し、先
に乾燥用の第2の基板加熱部8に搬入されている最終よ
りも1個前の基板Wを第1のアーム12で搬出してか
ら、第2のアーム13に保持されている最終基板Wを第
2の基板加熱部8に搬入する。さらに、第1のアーム1
2に最終よりも1個前の基板Wを保持した状態で先に第
2の基板冷却部9に搬入されている最終よりも2個前の
基板Wを第2のアーム13で搬出してから、第1のアー
ム12に保持されている最終よりも1個前の基板Wを第
2の基板冷却部9に搬入する。そして、移動台11が基
板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に移動し、第2の
アーム13に保持されている最終よりも2個前の基板W
を基板受け渡し位置Pを経由してカセットCに処理済み
基板として回収する。
【0048】次いで、基板Wを保持しない状態で移動台
11が第2の基板加熱部8の前に移動し、第1のアーム
12によって第2の基板加熱部8内に搬入されている最
終基板Wを搬出する。続いて、第1のアーム12に最終
基板Wを保持した状態で先に第2の基板冷却部9に搬入
されている最終よりも1個前の基板Wを第2のアーム1
3で搬出してから、第1のアーム12に保持されている
最終基板Wを第2の基板冷却部9に搬入する。そして、
移動台11が基板収納部1の基板受け渡し位置Pの前に
移動し、第2のアーム13に保持されている最終よりも
1個前の基板Wを基板受け渡し位置Pを経由してカセッ
トCに処理済み基板として回収する。
【0049】最終的に、基板Wを保持しない状態で、移
動台11が第2の基板冷却部9の前に移動し、第2のア
ーム13によって第2の基板冷却部9内に搬入されてい
る最終基板Wを搬出して、移動台11がインデクサー搬
送ロボット4の前に移動して基板受け渡し位置Pを介し
てカセットCに処理済み基板として回収する。そして、
この第7の処理ルーチンR7を経た後、フラグFを降ろ
して(F←0)、一連のフォトレジスト液の塗布処理を
完了する。
【0050】次に、実験結果について説明する。実験
は、1カセット25枚の基板Wに回転塗布する処理を合計
5回、すなわち、第7の処理ルーチンR7における、第
1の基板加熱部5による第1のアーム12の加熱時間を
1,2,3,4,5秒間と変更した条件で、各加熱時間
につき1回、合計5回行った。そして、各基板の膜厚を
それぞれ測定したところ、次のような結果が得られた。
膜厚測定は各基板それぞれにおいて30点測定し、その平
均値を採った。但し、1〜24枚目の基板の膜厚は、5回
分の平均値を求めた。
【0051】1〜24枚目の基板の平均膜厚は11,005オン
グストロームであった。これに対して、各加熱時間で処
理した25枚目の基板の平均膜厚は、1秒間の場合T1が
10,954オングストローム、2秒間の場合T2が10,967オ
ングストローム、3秒間の場合T3が10,981オングスト
ローム、4秒間の場合T4が11,004オングストローム、
5秒間の場合T5が11,090オングストロームであった。
このことから、加熱時間を4秒間にした場合に好適な結
果を得られることが判った。
【0052】上記実施例では、各カセットCにおける収
容枚数を基板センサ22で計測し、その合計枚数に基づ
いて、最終基板Wを判別するように後続基板有無判別手
段27を構成しているが、例えば、基板受渡し位置Pに
おいて基板センサを設け、そこでの基板の有無に基づい
て、最終基板Wを判別するように後続基板有無判別手段
27を構成しても良く、また、予め処理枚数が判ってい
る場合であれば、その処理枚数を初期設定し、その設定
枚数に基づいて最終基板Wを判別するように後続基板有
無判別手段27を構成しても良い。
【0053】また、上記の実施例では、第2の基板冷却
部9から搬出した基板WをカセットCに回収した後に、
次に処理する基板WをカセットCから基板受け渡し位置
Pを介して搬送して第1のアーム12に保持させていた
が、この基板受け渡し位置Pでの受け渡しにおいても、
他部での受け渡しと同様にしても良い。すなわち、次に
処理する基板Wを予めカセットCから基板受け渡し位置
Pへ搬送しておいて、その基板Wを第1のアーム12で
保持した後に、第2のアーム13で保持している第2の
基板冷却部9から搬出してきた基板Wを基板受け渡し位
置Pを介してカセットCに回収する構成としても良い。
【0054】また、上記の実施例では、基板回転式フォ
トレジスト処理部7が、フォトレジスト液の塗布処理を
為す処理部であったが、基板に塗布されたフォトレジス
トを現像する現像処理部でも良い。
【0055】また、上記の実施例では、基板収納部1
が、処理前の基板を収納していて供給する基板供給機能
と、処理後の基板を回収する基板回収機能を兼ね備えて
いたが、本発明に係る基板フォトレジスト処理装置を例
えば露光機等のようなその他の装置と連設する場合に
は、基板収納部1は、基板供給機能か基板回収機能のど
ちらか一方だけを有するようにしても良い。
【0056】また、本発明としては、カセットCを備え
ずに、例えば、基板ボートなどから基板受渡し位置Pに
ローダ等によって基板Wを供給するような場合にも適用
できる。
【0057】本明細書でいうところの最終基板とは、カ
セットCごとに処理する場合であれば、そのカセットC
に収容されている枚数の最後の処理を行う基板に相当
し、また、複数個のカセットCや基板ボートなど、同一
レシピの基板を連続的に処理する場合であれば、その同
一レシピの基板の最後になる基板に相当し、要するに複
数枚の基板を連続して処理する場合の最後に処理する基
板を指す。
【0058】
【発明の効果】本発明の基板フォトレジスト処理装置に
よれば、後続する基板が無い最終基板を基板冷却部から
取り出す場合に、その取り出しに先立って、最終基板を
基板冷却部から取り出す側となるアームを基板加熱部に
挿入して加熱するように制御することで、基板回転式フ
ォトレジスト処理部に搬入する前段階における、最終基
板とそれ以外の基板との間での温度条件を均一化するか
ら、基板冷却部から基板を取り出すための専用のアーム
を別途備えるといった装置構成を変更せずに、簡単な改
良でもって、後続する基板が無い状態の最終基板をも他
の基板と同様の温度条件で基板回転式フォトレジスト処
理部に搬入して処理できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板フォトレジスト処理装置の実
施例を示す全体概略斜視図である。
【図2】基板搬送手段の斜視図である。
【図3】基板搬送手段の一部切欠側面図である。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】ブロック図である。
【図6】フローチャートである。
【図7】第1および第2のアームに基板を保持した状態
を示す基板搬送手段の一部切欠側面図である。
【図8】動作説明図である。
【符号の説明】
5…第1の基板加熱部 6…第1の基板冷却部 7…基板回転式フォトレジスト処理部 10…基板搬送手段 11…移動台 12…第1のアーム 13…第2のアーム 27…後続基板有無判別手段 29…アーム加熱制御手段 W…基板 P…基板収納部としての供給受渡し位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を収納する基板収納部と、 前記基板を加熱処理する基板加熱部と、 前記基板を冷却する基板冷却部と、 基板回転式フォトレジスト処理部と、 前記基板を保持する第1のアームと第2のアームとを移
    動台に設け、前記各部に対して前記基板を搬入・搬出す
    る基板搬送手段と、 を備えた基板フォトレジスト処理装置において、 前記基板収納部から前記基板加熱部に後続して搬入され
    る基板が無いことを判別する後続基板有無判別手段と、 前記後続基板有無判別手段による後続して搬入される基
    板が無いことの判別に基づいて、最終基板を前記基板冷
    却部から取り出す前に前記第1のアームと第2のアーム
    のうちの最終基板を前記基板冷却部から取り出す側とな
    るアームを前記基板加熱部に挿入して加熱するアーム加
    熱制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板フォトレジスト処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376321B1 (ko) * 1996-09-02 2003-06-09 동경 엘렉트론 주식회사 냉각처리시스템및처리장치
JP2007251198A (ja) * 2007-05-16 2007-09-27 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体ウエハの搬送方法
JP2011253973A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置及び熱処理方法

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