JPH078613Y2 - 擬音発生装置 - Google Patents

擬音発生装置

Info

Publication number
JPH078613Y2
JPH078613Y2 JP4162788U JP4162788U JPH078613Y2 JP H078613 Y2 JPH078613 Y2 JP H078613Y2 JP 4162788 U JP4162788 U JP 4162788U JP 4162788 U JP4162788 U JP 4162788U JP H078613 Y2 JPH078613 Y2 JP H078613Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
onomatopoeia
opening
toilet
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4162788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01147071U (ja
Inventor
保三 畑崎
行信 佐子
高行 渡辺
芳男 伊東
芳道 福田
寿々江 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4162788U priority Critical patent/JPH078613Y2/ja
Publication of JPH01147071U publication Critical patent/JPH01147071U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH078613Y2 publication Critical patent/JPH078613Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はトイレ室内に設けられ、流水音等の擬音を発
生させる擬音発生装置に関する。
(従来の技術) ケース内に擬音発生のための回路及びスピーカを備え、
流水等の擬音を所定の音量で発生させるようにした擬音
発生装置は知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで一般に擬音発生装置はトイレ内に設けられるた
め、トイレの洗浄水等がかかり易く、従ってその構成に
おいて、ケース内に水等が侵入するのを有効に防止する
手段が要求されることとなる。
そこでこの考案は、かかる要望に応ずるべくなされたも
ので、その目的とする処は、防水性に優れた擬音発生装
置を提供するにある。
(課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するため請求項1記載の考案は、トイレ
室内に設けられ、ケース5,6内に収納された擬音発生回
路により流水音等の擬音を発生するようにし擬音擬音発
生装置において、 前記ケースを、前記トイレの壁面に取付けられる背面ケ
ース6と、回路部等を備え前記背面ケース6に取付けら
れる背面開口状のケース本体部5とから構成し、前記背
面ケース6の外周部の後端部には水滴をケース下方へ案
内する段状溝29を設けてなる。
このような構成によればトイレの壁を伝わって落ちてき
た水滴は、この背面ケースに設けた段状溝に沿って案内
されて下方に落ちるため、該背面ケースからケース内に
水滴が侵入するのを防ぐことができるとともに、取付台
(背面ケース6)をケースの一部としても使用でき部材
点数の削減を図ることができる。
又、上記課題を解決するため請求項3記載の考案は、ト
イレ室に設けられ、ケース内に擬音発生のための回路を
備え、水流音等の擬音を発生するようにした擬音発生回
路において、 前記発生擬音の音量を調節するボリューム49を前記ケー
スの垂直面上に設けた開口部55に臨ませ、該開口部55に
は防水キャップ56を設けてなる。
このような構成によれば、ケースに付着した水滴が下方
に流れ易いケースの垂直面上に開口部を設けるととも
に、この開口部に防水キャップを設けるようにしたた
め、ボリュームの取付部より水が侵入するのを有効に防
ぐことができる。
さらに上記課題を解決するため請求項5記載の考案によ
れば、トイレ室内に設けられ、ケース内に収納された擬
音発生回路により流水音等の擬音を発生するようにした
擬音発生装置において、 前記ケースを、前記トイレの壁面に取付けられる背面ケ
ース6と、回路部等を備え前記背面ケース6に取付けら
れる背面開口状のケース本体部5とから構成し、このケ
ース本体部5の垂直面上に設けた開口部に前記擬音の音
量を調節するボリューム49を臨ませ、該開口部に防水キ
ャップを設ける一方、前記背面ケース6の外周部後端に
は水滴を下方へ案内する段状溝29を設けてなる。
このような構成によれば、上記各作用を共働せしめ、擬
音発生装置の防水効果を極めて優れたものとすることが
できる。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図はこの考案の実施例に係る擬音発生装置を示す正
面図、第2図は擬音発生装置を示す分解斜視図、第3図
は第1図A方向矢視図、第4図は擬音発生装置の電池ボ
ックスを示す斜視図、第5図は第1図B−B線断面図、
第6図は第1図C−C線断面図、第7図乃至第10図は操
作ボタン取付部を示す一部詳細図、第11図、第12図は背
面ケースを示す図、第13図、第14図はケース本体部の背
面ケースへの取付部を示す図、第15図は回路構成を示す
図、第16図乃至第18図はボリュームの取付部近傍を示す
図である。
擬音発生装置1は、横に長い直方体形状をなし、その正
面には左側にスピーカ部2が、又このスピーカ部2の右
側近傍より該装置1の右側端部近傍にかけては操作ボタ
ン3が、そしてこの操作ボタン3の上部近傍には擬音発
生の残時間表示部4が設けられている。
この擬音発生装置1は、前面側ケースをなすケース本体
部5と、このケース本体部5をトイレの壁等に支持する
取付台として作用する背面ケース6とからなるケース内
に、ケース本体部5の側より回路部取付基板7とスピー
カ8、及び中仕切板9を夫々取付けてなり、ケース下部
にはケース本体部5と背面ケース6とにより電池ボック
ス10が形成される。
前記ケース本体部5は背面が開口した直方体形状をな
し、横に長い長方形状の正面左端部より全長Lの3分の
1(L/3)程度にかけて円形状のスピーカ孔部2aが、そ
してそのスピーカ孔部2aの右端部よりケース左端部にか
けての略2L/3の領域に亘って操作ボタン取付部11が、そ
してこの操作ボタン取付部11の上部近傍には残時間表示
部4を構成するご5個のフォトダイオード(以下LEDと
記す)の取付穴12…が設けられている。
前記操作ボタン取付部11は、深さがケース本体部5の深
さDの略4分の1(D/4)程度、高さがケース本体部5
の高さHの略3分の1(H/3)程度に形成された凹部13
に、左右2個の操作ボタン支持部14,14と、その中央に
スイッチ押圧棒15が挿通する挿通孔16が設けられてな
り、この凹部13の左右両端部13a,13bは円形曲面状に形
成されている。一方、操作ボタン3は、前記凹部13の正
面形状と略合致し、前記操作ボタン支持部14,14に対応
する位置にはネジ穴17aを有する円柱状のボス部17,17が
形成され、又前記挿通孔16に対応する位置には断面十字
状でその先端ほど該断面形状が漸近的に小さくなるスイ
ッチ押圧棒15が突設されている。
前記操作ボタン支持部14,14は、第5図乃至第7図に明
らかなように、凹部底部13cより断面形状が円筒状に起
設された膨出部18の先端部に、該円筒径よりも小さな径
のボス挿通穴18aを形成してなり、操作ボタン3は、そ
のボス部17,17をこのボス挿通穴18a,18aに挿通した後、
ワッシャ等の抜け止め部材19をネジ20にて該ボス部17に
締結することにより、該支持部14からの離脱が防止され
るとともに、該支持部14の凹部底部13cと操作ボタン裏
面3aとの間にスプリング21,21を縮挿することでケース
本体部5に対し弾性的に支持される。
このとき、第8図からも明らかなように、操作ボタン3
の外周部には凹部13の外周面13dに若干の隙間を有して
対面する起立面3bが形成され、該凹部13内に外部より水
等が侵入するのを防止するとともに、操作ボタン3の操
作をスムーズに行い得るよう工夫がなされている。又、
スイッチ押圧棒15の挿通孔16の周縁部には、該凹部13の
外周13dを伝わってくる水滴等が該挿通孔16より更に内
部の回路部等に侵入するのを防止すべく前方向へ水返し
用の起立部16aが設けられている。
この水返し用の起立部16aは第8図に示されるようにそ
の断面形状が起立方向のいずれの位置においても一定と
なるような円筒状とする他、例えば第9図のように起立
部16aの外周半径が起立方向に徐々に増大していく形状
のもの、又は、第10図のように起立部16aの基部外周部
の上半円周部に溝16bを形成した形状のものとすること
により、効果をより高めることもできる。
以上のように当該擬音発生装置の操作ボタンによれば、
該ボタン3を左右二点の支持部14,14により支持し、そ
のいずれもが支点として作用し得るように構成したた
め、該ボタン3の任意の位置、例えば周縁部等を押した
場合でもその中央部のスイッチ押圧棒15を効率よく前進
せしめることができ、効率的にスイッチ操作を行うこと
ができるとともに、操作ボタン3を大きく構成すること
ができるため、トイレ使用者にとっては、該トイレ使用
者が集中的に該操作ボタンに接触しているということに
起因する不潔感を感じることが少なく、気持ちよく該擬
音発生装置を操作することができる。
ところでこのケース本体部裏面の前記操作ボタン取付部
11の下部からは、第13図に示されるように後方へ水平に
延出する延出板23が設けられ、該延出板23の先端部に設
けられた左右2個の切欠部23aが前記背面ケース6にそ
の施工時に取付けられる。又ケース本体部5の裏面の適
所には第6図に示される支柱24が設けられ、該支柱24に
先ず回路部取付基板7がケース本体部側に、更にスペー
サ24aを介して前記背面ケース6側に中仕切板9が夫々
取付穴25,26を介して取り付けられる。
前記背面ケース6は、第11図乃至第14図に示されるよう
に前記ケース本体部5の裏面開口部の形状に一致する略
長方形状をなし、その上端部及び左右両端部の三辺上に
は前方向への突出片27,28が形成され、その各突出片27,
28の後端部にはケース内に背面部より水が侵入するのを
防ぐための段状溝29が連続して設けられている。そして
突出片27上の左右二箇所には、ケース本体部5の上面後
端部に形成された係止突起30(第6図参照)を係止する
係止片31,31が設けられ、一方該背面ケースの前面側6a
の左右二箇所には、前記ケース本体部5の延出板23先端
部を取り付けるための取付部33,33が設けられている。
この取付部33,33は、第14図に示されるように背面ケー
ス前面側6aに、上下方向に貫通穴34aを有する前方視略
コ字状の突起34を起設するとともに、該突起34内の一部
を背面ケース裏面にまで貫通せしめ、該貫通部34bの前
記貫通穴34aに対応する位置に、先端部35aが抜け止め用
に平坦とされたネジ35をネジ穴36a下方より螺合させた
状態に支持してなるナット部材36を介在せしめてなる。
しかしてこの取付部33,33への前記ケース本体部5の取
付けは、この延出板先端部に設けた略U字状の切欠部23
a,23aを突起34下方におけるネジ35に当接させた後、該
ネジ35を締め付けることで行なわれ、延出板23は、その
切欠部周縁部23bがネジ35にて突起34,34下部に締結され
る。
かかる背面ケース6は前述した如く、ケース本体部5の
取付台として作用し、その四隅近傍にはトイレ壁面上に
木ネジ等で該背面ケースを固定するためのネジ穴37が穿
設されている。
以上のように背面ケース6にケース本体部5を取り付け
ると、第4図乃至第6図に示されるように、該ケース本
体部5の下部5a、延出板23及び背面ケース6の下部口6a
により下方に開口状の区画部10aが形成され、当該擬音
発生装置は当該区画部10aを電池ボックス10として使用
すべく構成されている。電池は第4図に示されるよう
に、1.5Vの単一電池4個を直列に使用してなり、これら
4個の電池40は円筒ケース41に収納された後、電池ボッ
クス10内に収容される。尚、この電池ボックス内には、
第4図に示される電極方向に電池が収容された場合の
み、後述する回路部に通電が行えるよう、例えば正極側
の端子部周縁には電池の正極側の突出端子40aが位置し
た場合のみケース側の端子に接触し得るような不図示の
溝等が形成されている。
電池ボックス10の開口部10aの蓋42は、ケースの巾及び
長さと略同程度の寸法を有し、その正面側端部の左右二
箇所にケース本体部5の下端部5bに係止する係止片42a,
42aが、一方の背面側端部の左右二箇所には背面ケース
6の下端部に穿設された長穴43に係止される係止突起42
b(第6図参照)が夫々設けられている。
かくして以上の構成によれば、電池ボックス10は下方へ
開口するため、狭いトイレブース内等においても用意に
電池の交換を行うことができるとともに、トイレ室洗浄
用の水しぶき等がかかりにくく従って水滴等が侵入しに
くく、防水上優れた構成とすることができる。又、ケー
ス本体部5の取付けネジ35は、その頭部35bがこの電池
ボックス10内に臨むこととなるため、美観の向上、及び
該装置の盗難防止を図ることができる。
前記回路部取付基板7は、コントロール回路45、メモリ
46、音声合成LSI47、残時間表示部を構成するLED48、音
声調整用のボリューム49及び操作ボタン3のスイッチ押
圧棒15が当接して一時回路を閉成するスイッチ50(第5
図)等を備えてなる。当該装置における音声合成方式
は、波形符号化方式(ADPCM)が採用され、前記メモリ4
6は4ビットでデジタル符号化された音声データを記憶
し、一方音声合成LSI47は、該メモリ46からの音声デー
タをアナログ音声信号に変換する。又、前記コントロー
ル回路45は、ワンチップの4ビットマイコンが使用さ
れ、前記メモリ46及び音声合成LSI46及び音声合成LSI47
を制御し、又LED48…の駆動制御を行う。
この実施例に係る擬音発生装置の擬音発生時間は、操作
ボタン3の操作後略25秒であり、このうち最初の2.5秒
間は水が勢いよく流れ始める最初の流水音を発し、その
後の20秒間は水が定常的に流れている状態の流水音を発
し、最後の2.5秒間は徐々に水の勢いが減り、止水され
るまでの流水音を発生する。
前記LED48…はこの擬音が発生している25秒間を段階的
に表示することで残時間を表示するもので、5個のLED4
8…は操作ボタン3の操作後、左側のLED48aより順次右
側のLEDへと5秒間隔で点灯していき、従ってトイレ使
用者は常時発生音の残り時間を知ることができ便利であ
る。
又、この装置は音声発生時に再度操作ボタン3を操作す
ることにより、水が定常的に流れ始めた状態、即ち第1
回目の操作開始時から2.5後の状態に移行するよう構成
されており(従って再度の操作時には最初のLED48aは2.
5秒間のみ点灯する)、異和感を何ら受けることなく発
生音の残時間を随時延長していくことができる。
更に前記LED48…のうち右即のLED48eは電池の寿命を知
らせる表示部としても使用され、コントロール回路45に
より電池の所定値以上の電圧降下が検出された場合に
は、該コントロール回路45により点滅信号が発せられ、
当該LED48eは点滅を行うべく構成されている。
以上の構成は、例えば第15図に示されるようであり、コ
ントロール回路45は操作ボタン3の操作がなされると、
該操作が最初の操作であるのか否かを判断し、その判断
に基づいて音声合成LSI47に制御信号を出力するととも
に、メモリ46のアドレスを指定し、又コントロール回路
45内のタイマの時計信号に基づいてLED48を駆動する。
又このコントロール回路45は電位検出手段を備え、電源
である電池40の電圧を絶えず監視し、当該電位が一定値
以下に下った場合を検出すると、LED48eを点滅させるべ
く、点滅信号を出力する。
尚、本実施例ではコントロール回路45によるメモリ46の
アドレス指定においては水流の定常状態における前記20
秒間は、5秒に一度ずつ4回にわたって同一のアドレス
を周期的に指定するようにすることでメモリ46の記憶容
量の削減化を図っている。又、前記LED48…は、ケース
本体部5のLEDの取付穴12…に臨むよう、基板7上に支
持台52を介して取付けられるとともに、該取付穴12…に
はLEDレンズ53…を介して取付けられ、その残時間表示
の視認性及び防水性を高めている。
前記音量調整用ボリューム49は、基板7の前方視右端部
にその一部が該基板7よりはみ出すように設けられ、そ
の端部は第16図乃至第18図に示されるようにケース本体
部5の側部に設けた開口部55に臨んでいる。この開口部
55には防水用の防水キャップ56が設けられ、該開口部55
よりケース内部に水が侵入するのを防いでいる。この開
口部55に対する防水キャップ56の取付けは、開口部55の
上方に設けた係止穴57に防水キャップ56に突設した係止
突起56aを挿通させて係止するとともに、開口部55の周
縁部に沿って該開口部55を囲周するように設けた溝58
に、防水キャップ側に該溝58に対応すべく設けた畔状突
起56bを嵌合させることによってなされている。従って
かかる構成によれば、ボリューム調整のための開口部55
を水等が流れ落ち易いケース側部に設けたことと相俟っ
て該開口部55からの水の侵入を防ぐことができる。
前記中仕切板9は、第2図又は第5図、第6図に示され
るように背面ケース6と回路部取付基板7との間を仕切
るべく略長方形状をなし、その周縁部9a,9b,9c,9dには
防水用のシール材60が設けられ、その上端縁9aがケース
本体部5の上壁部5bに、その下端縁9bがケース本体部5
の延出板上面部23b及びその一部が取付部34の突起の上
面部34bに、その左右両端縁9b,9cがケース本体部5の左
右両側壁に当接している。
かかる構成において、中仕切板9は、背面ケース6側よ
り侵入した水滴等が、更に回路部の方へ侵入するのを完
全に防止するとともに、回路部取付基板7を取り付けた
ケース本体部5を背面ケース6に取付ける際に、該回路
部を保護するプロテクターとして作用することとなる。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなようにこの考案によれば、次の
ような効果を奏する。
(1)先ず、請求項1記載による考案によれば、擬音発
生装置のケースを、トイレの壁面に取付けられる背面ケ
ースと、この背面ケースに取付けられる背面開口状のケ
ース本体部とから構成し、背面ケースの外周部後端部に
は水滴をケース下方へ案内する段状溝を設けるようにし
たため、トイレの壁を伝わって落ちてきた水滴は、この
段状溝に沿って案内され下方に落ちるため、背面ケース
からケース内に水滴が侵入するのを防ぐことができると
ともに、背面ケースをケースの一部としても兼用できる
ため部材点数の削減を図ることができ低コスト化をなし
得る。
(2)又、請求項3記載の考案によれば、ボリュームを
ケースの垂直面上に設けた開口部に臨ませ、該開口部に
は防水キャップを設けるようにしたため、該開口部は水
滴が下方に流れ易い面上に位置するとともに、防水キャ
ップにより該開口部より水滴が侵入するのを防止するこ
とができる。
(3)そして第4請求項記載の考案によれば、前記開口
部の周縁部に溝を設ける一方、前記防水キャップには該
溝に嵌合せしめる突起を設けるようにしたため、上記
(2)記載の防水効果をより高めることができる。
(4)更に第5請求項記載の考案によれば上記(1)及
び(2)の効果を共に奏することができ、当該擬音発生
装置の防水効果を極めて優れたものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係る擬音発生装置を示す正
面図、第2図は擬音発生装置を示す分解斜視図、第3図
は第1図A方向矢視図、第4図は擬音発生装置の電池ボ
ックスを示す斜視図、第5図は第1図B−B線断面図、
第6図は第1図C−C線断面図、第7図乃至第10図は操
作ボタン取付部を示す一部詳細図、第11図、第12図は背
面ケースを示す図、第13図、第14図はケース本体部の背
面ケースへの取付部を示す図、第15図は回路構成を示す
図、第16図乃至第18図はボリュームの取付部近傍を示す
図である。 そして図面中、 5はケース本体部、6は背面ケース、7は回路部取付基
板、9は中仕切板、29は溝である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 高行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 伊東 芳男 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)考案者 福田 芳道 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)考案者 遠藤 寿々江 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレ室内に設けられ、ケース内に収納さ
    れた擬音発生回路により流水音等の擬音を発生するよう
    にした擬音発生装置において、 前記のケースを、前記トイレの壁面に取付けられる背面
    ケースと、回路部等を備え前記背面ケースに取付けられ
    る背面開口状のケース本体部とから構成し、前記背面ケ
    ースの外周部の後端部には水滴をケース下方へ案内する
    段状溝を設けたことを特徴とする擬音発生装置。
  2. 【請求項2】前記段状溝は背面ケースの上端面及び両側
    端面に連続して設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の擬音発生装置。
  3. 【請求項3】トイレ室内に設けられ、ケース内に収納さ
    れた擬音発生回路により流水音等の擬音を発生するよう
    にした擬音発生装置において、 前記発生擬音の音量を調節するボリュームを前記ケース
    の垂直面上に設けた開口部に臨ませ、該開口部には防水
    キャップを設けたことを特徴とする擬音発生装置。
  4. 【請求項4】前記開口部周縁部には溝を設ける一方、前
    記防水キャップには該溝に嵌合する突起を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の擬音発生装置。
  5. 【請求項5】トイレ室内に設けられ、ケース内に収納さ
    れた擬音発生回路により流水音等の擬音を発生するよう
    にした擬音発生装置において、 前記ケースを、前記トイレの壁面に取付けられる背面ケ
    ースと、回路部等を備え前記背面ケースに取付けられる
    背面開口状のケース本体部とから構成し、このケース本
    体部の垂直面上に設けた開口部に前記擬音の音量を調節
    するボリュームを臨ませ、該開口部に防水キャップを設
    ける一方、前記背面ケースの外周部後端には水滴を下方
    へ案内する段状溝を設けたことを特徴とする擬音発生装
    置。
JP4162788U 1988-03-29 1988-03-29 擬音発生装置 Expired - Lifetime JPH078613Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162788U JPH078613Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 擬音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162788U JPH078613Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 擬音発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147071U JPH01147071U (ja) 1989-10-11
JPH078613Y2 true JPH078613Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31268063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4162788U Expired - Lifetime JPH078613Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29 擬音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078613Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置
JP2002242271A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温水洗浄便座装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3987946B2 (ja) * 2002-01-15 2007-10-10 株式会社東芝 電気掃除機
JP5483534B2 (ja) * 2009-07-31 2014-05-07 旭電機化成株式会社 入切容易な音発生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置
JP2002242271A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温水洗浄便座装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01147071U (ja) 1989-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3783364A (en) Electric appliance
CA2091599A1 (en) Battery case attaching unit including housing and battery case and stopper for securing battery case in housing
JPH078613Y2 (ja) 擬音発生装置
JPH0738424Y2 (ja) 擬音発生装置
JPH0624455Y2 (ja) 擬音発生装置
JPH0547806Y2 (ja)
JPH0547808Y2 (ja)
JPH0547807Y2 (ja)
JPH01246598A (ja) 擬音発生装置
JP3227504U (ja) 雨傘音響ライト
CN203842309U (zh) 一种电子敲击棒
USD389172S (en) Combined electric guitar tuning light display and component housing therefor
CN212590792U (zh) 一种保护装置
JPS5925036Y2 (ja) 時計を着脱自在にした表示装置
JPH10106344A (ja) アラ−ム機能付きスタンド照明器具
CN219634952U (zh) 一种智能香薰装置
JPH0652691U (ja) トイレットペーパーホルダー
JP3082402U (ja) 視力保護用警報装置
JPH0285459U (ja)
KR200183773Y1 (ko) 리모콘의 건전지수납부 구조
KR900004823Y1 (ko) 어항용 안정기의 보호소켓
JP2574887Y2 (ja) 電池収納ケース
JPS5848943Y2 (ja) 自転車用前照灯装置
JPS5932789Y2 (ja) 電源コ−ド等の収納装置
JPH08284496A (ja) キーヘッドケース