JPH0786083B2 - 培養された菌株による農作物へのうどん粉病の蔓延・感染の制御方法 - Google Patents

培養された菌株による農作物へのうどん粉病の蔓延・感染の制御方法

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JPH0786083B2
JPH0786083B2 JP1201125A JP20112589A JPH0786083B2 JP H0786083 B2 JPH0786083 B2 JP H0786083B2 JP 1201125 A JP1201125 A JP 1201125A JP 20112589 A JP20112589 A JP 20112589A JP H0786083 B2 JPH0786083 B2 JP H0786083B2
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    • A01N63/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
    • A01N63/30Microbial fungi; Substances produced thereby or obtained therefrom
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/14Fungi; Culture media therefor
    • C12N1/145Fungal isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は害虫の生物化学的制御(抑制)に関する。さら
に詳しくは、うどん粉病(以下、PMDという)の原因と
なる微生物(病原体)の重複寄生生物(二次寄生体)
(a hyperparasite of the causative microorganism)
によるPMDの生物化学的制御に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] 近年、農作物の害虫に対する生物化学的制御についての
関心が高まりつつある。すなわち、従来の化学的殺虫剤
の環境に対する悪影響に鑑み、害虫に対して敵対する微
生物の利用に関心が高まってきている。そのような制御
は対象物が特定され、かつ環境汚染がない点で有利であ
る。
PMDは各種タイプの菌類により世界中にわたった発生し
ている植物の病気であり、該菌類は各種の樹木、花植
物、野菜、果実植物および以下において集合的に「農作
物」といわれる各種の田畑(field)の穀物に感染しう
る。PMDによる感染は、葉、芽、若い枝、花(infloresc
ences)、果実およびさらには花の表面に白色またはう
すい灰色の粉末またはフェルト状物が成長することによ
って外見的にわかる。多くのばあい、PMDに感染するこ
とにより、農作物の収穫の減少および穀物の品質の低下
が招来される。
今日まで、PMDに敵対する微生物は見出されていない。P
MDの病原体の二次寄生体を利用する技術が提案されてい
る(ウォルフ−ディーター・フィリップ(Wolf-Dieter
Philipp)およびゲルド・クルーガー(Gerd Cruger)、
ジャーナル・オブ・プラント・ディジージーズ・アンド
・プロテクション(Journal of Plant Diseases and Pr
otection)86(3/4)、129-142(1979))。しかし、本
発明以前に分離されたすべての二次寄生体は、田畑など
の野外または温室の農作物中のPMDの制御に対し効果が
不充分である。
本発明の目的は、PMDの制御に使用しうるPMDの病原体の
二次寄生体である菌株またはそれの突然変異株の分生子
を含んでなる抗うどん粉病水性組成物ならびに前記菌株
またはそれの突然変異株の分生子を適用するうどん粉病
の蔓延および感染を制御する方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明にしたがった菌種アムペロミシス キスカリス
Ampelomyces quisqualis)に属する新規な菌株が分
離され、AQ10と命名された。AQ10はPMDの病原菌の二次
寄生体であることが発見された。さらに本発明にしたが
ったAQ10の分生子(conidia)は強力な抗PMD剤であり、
該剤は農作物中のPMDと戦うために効果的に使用するこ
とができ、それにより長期間にわたって切望されていた
ことが初めて達成されることが見出された。
このように本発明によれば、AQ10株の純粋培養株が利用
される。このAQ10株はパストゥール研究所の微生物株保
存機関(コレクシオン・ナショナール・ドゥ・クルトゥ
ール・ドゥ・ミクロオルガニスム(Collection Nationa
le de Culture de Microorganismes-CNCM))に1988年1
0月10日に寄託され、I−807という名称が付与された。
AQ10の純粋培養株はAQ10株の突然変異株をうるために種
々の放射性物質、突然変異誘発性化学物質(chemical m
utagens)あるいはγ線かX線の照射による制御された
突然変異処理を受けてもよい。該AQ10株の分生子はまた
PMDの原因となる微生物の拮抗物質(antagonist)であ
り、それはより高いポテンシー(potency)、すぐれた
再生率、貯蔵中の改良された感染性などをもっている。
分生子は菌微生物の無性生殖再生胞子(asexual reprod
uctive spores of fungal microorganisms)である。AQ
10の分生子はAQ10の純粋培養株から容易に実質上純粋な
形でえられる。
このように、本発明はまたAQ10の分生子の本質的に純粋
な水性懸濁液を利用する。
本発明はAQ10またはそれの突然変異体の分生子の有効量
からなる水性抗PMD組成物を提供する。もし必要なら
ば、前記分生子と植物薬理学上(phytologically)適合
しうるたとえば界面活性剤のような添加物を含有しう
る。
さらにまた、本発明は農作物に有効量のAQ10またはその
突然変異体の分生子を適用することよりなる農作物にお
けるPMDを制御する方法をも提供する。そのような方法
は定期的に繰返されることによって、PMDの病源体を破
壊することに対し、その増殖の抑制に対し、また招来の
PMDの蔓延防止に対して効果がある。
本発明のPMDの制御は田畑などの野外または温室におい
て有効でありうる。予防措置的適用のために、分生子は
PMDの蔓延(infestation)の開始まではその活性力を温
存し、そののち直ちにその非常なる寄生活力(hyper-pa
rasitic activity)を発揮するようフォーミュレートさ
れるべきである。
[実施例] I 培養株の保存および貯蔵 AQ10の純粋培養株(培養菌)は、菌の成長および増殖に
適した培地中でしばらくの間保存されてもよい。そのよ
うな培地の一例として、小麦ぬかの抽出物からの寒天培
養基(agar substrate)があげられる。
AQ10による栄養の消費および老廃物の分泌のために、AQ
10またはそれにより生成された分生子の細胞からなる培
養菌のサンプルは、定期的に、たとえば3〜4週間に1
回、新しい寒天培養基(培地)に移されるべきである。
もし培養菌が寒天培養基で成長(増殖)すれば、微生物
により製造された分生子は収穫されることができ、そし
て新しい寒天培養基に接種されることができる。分生子
の収穫は寒天培養基に蒸留水を加えることにより好適に
実施することができる。浸透圧により成熟した分生子は
上澄み液の中に溶けこんでいき、そしてそこで分生子は
容易に収集される。
しかしながら、新しい培地への分生子の定期的移送は、
突然変異に対するストレスを高め、そしてその結果培養
菌の遺伝子浮動(geneticdrift)が起こりうる。このよ
うに、このような培養菌の保存は主として短期間の保存
に適している。
約6月までの貯蔵期間のために、ぬか抽出寒天(BEA:br
an extract agar)などのようなソリッドマトリックス
上のAQ10細胞の単層(mono layer)は4℃に保持され
る。
発酵(下記参照)によりえられる分生子濃度が約107
生子/mlからなる水溶液中のAQ10分生子の懸濁液は、よ
り長い期間、すなわち約12月間貯蔵されうる。分生子は
おそらく他の微生物の成長を抑制する抗生物質を分泌
し、そして抑制が効果的になるようにするために、特定
されたオーダの分生子の濃縮が要求される。
長期間の貯蔵は、分生子を凍結乾燥することによっても
達成されうる。凍結乾燥された分生子は延長された貯蔵
期間をこえて生存能力(viability)を保持する。
II 発酵 抗PMD組成物の調製用として大量のAQ10をうるためには
発酵が必要とされる。発酵はジャガイモのだし汁からな
る流体培地(liquid media)(該培地は煮たジャガイモ
の溶解生抽出物である)、トウモロコシのひたし汁(該
汁は澱粉工業におけるトウモロコシ種を煮こんだのちに
残っているシロップである)、綿のひき割抽出物(綿実
の粉末の煮込後の抽出物)、乳しょう、小麦ぬか、もし
くはそれらの混合物などのような流体培地を用いて行な
ってもよいし、または半固体培地(semi-solid mediu
m)、すなわち湿った微粒子固体基材、たとえばバーミ
キュライト(vermiculite)およびピート−モス(peat-
moss)などのような粉末キャリア内またはモロコシ、小
麦、もしくは大麦の粒などのような湿った粉体マトリッ
クス内で行なってもよい。
液体発酵はAQ10のサンプルを増殖培地に接種し、かつ培
地を充分な時間好気培養することにより行なわれる。発
酵のための最適な温度は約25℃であり、そして最適なpH
は約6.5〜約8.0である。発酵は撹拌のもと、たとえばフ
ラスコを振りながら行なわれるのが好ましい。そのよう
な最適の条件のもとでは、7〜9日間で約1.5〜2.0×10
7の分生子/mlの割で発酵させることができる。
発酵させるための好適な培地は、ジャガイモのだし汁で
ある。この培地中では、7〜9日間の培養後の分生子の
生産量は前記の他の培地のそれの約10倍である。しかし
ながら、前記されていない、乳しょうとトウモロコシだ
し汁の相対体積割合を2:1としたトウモロコシだし汁を
追加された乳しょう培地においても分生子の同様の生産
量が達成されることが見出された。これに対して本発明
により、ある条件のもとにAQ10が成長しそして暗所にお
いてよりよく増殖することが見出された。それゆえ、本
発明では、AQ10の発酵はときおり暗所でなされるのが好
ましい。
半固体発酵は前記の特定された多数のキャリア上におい
て行なってもよい。そのような発酵後に収穫されること
ができる分生子の最終的数量は、液体発酵によりえられ
る量よりも多いが、発酵時間は、キャリアの形式にもよ
るが、通常はより長い。
III 抗PMD組成物の発酵 AQ10分生子は、濃度が約106分生子/mlである水性組成物
をスプレイすることにより一般的に農作物に適用され
る。
効果的な処理のために、AQ10の分生子の水性組成物は、
PMDに侵される葉および花、果実、花などのような他の
植物器管の全表面をカバーするように散布すべきであ
る。水が葉などのようなつるつるした表面にスプレイさ
れるときは、水滴が形成されやすいので濡れが不充分と
なる。そのため、本発明の水性抗PMD組成物は、界面活
性剤や湿潤剤、たとえばシンナーなどのような添加物を
含有しているのが好ましく、そして該添加物は典型的に
は約0.2重量%の量で添加されている。
本発明に用いる抗PMD AQ10微生物はPMDの病原体の二次
寄生体であるので、組成物中に栄養素を添加する必要は
ない。しかしながら、ときどきそのような栄養素を添加
することは望ましく、そして微生物を長期間生育させて
おくことが必要なプロフィラクティック(prophylacti
c)処理に使用されるようなばあいには、分生子の生育
の維持を助けるプロテクタントを添加することもまた望
ましい。
以下にいくつかの特定の態様を記述するが、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、特許請求の範囲内で数
々の修飾が可能である。
参考例1(AQ10の培養) AQ10はBEA培養基を含むプレート(plate)上で培養され
た。
BEAの調製は次のように行なった。すなわち、100gの小
麦ぬかが1の蒸留水に溶解され、その溶液が小麦のぬ
かを抽出するために20分間オートクレーブ中で滅菌され
た。そののち20μm穴のゲージフィルターを使って過
された。オートクレーブ処理とそれに続く過ののち、
その溶液が1になるまで水が加えられ、20gのモルト
抽出物、2gのDL−アスパラギンおよび20gの寒天がその
溶液に混合された。そののち、その溶液はオートクレー
ブ処理後寒天平板上に注がれ冷却された。
3週間の培養ののち、各プレートに10mlの蒸留水が加え
られ、浸透圧のゆえにその熟成した分生子は上澄み液の
中へ排出され、集められた。収量はおよそ107〜108分生
子/mlであった。
えられた分生子はそののち再び新しいBEAプレートに再
接種され凍結乾燥後4℃で保存されるか、または発酵に
使用されるかした。
参考例2(AQ10の保存) (a) AQ10単層の保存 AQ10分生子は参考例1のように準備されたBEAプレート
上に接種され、AQ10の単層がえられるまで、14日間培養
された。寒天プレートは4℃で保存されたが、少なくと
も6カ月間は細胞の生存能力が減少しなかった。
(b) 分生子懸濁液の保存 AQ10のBEAプレート上への接種とその収穫は参考例1と
同様に行なわれた。およそ107〜108分生子/mlを含む分
生子の懸濁液は4℃で12ヵ月間保存されたが、その活性
の明白な低下は認められなかった。
この期間中、他の菌や殺菌による汚染は観察されなかっ
た。多分分生子調製中に分泌された抗生物質によるため
であろう。
(c) 分生子の凍結乾燥 106分生子/mlの懸濁液は12000gで10分間遠心分離され
た。そののち、えられた固形物は10%の脱脂乳(skimme
d milk)で再懸濁された。そののち、懸濁液はドライア
イス−アセトン中で凍らされ、凍結乾燥されたのち、−
4℃で保存された。再水和化(rehydration)は凍結乾
燥された分生子に滅菌水を加えることにより行なわれ
た。
3ヵ月後、BEAプレートの上に再プレート(replated)
されたとき、活性の低下の徴候は本質的に認められなか
った。
参考例3 (a) 種々の増殖培地(growth media)中での流体発
酵(liquid fermentation) 約106分生子/mlを含む100mlの分生子の試料は、それぞ
れ、pHが6.5〜8.0の間の発酵培地1が入ったフラスコ
の中に接種された。培養温度は25℃であった。培養中フ
ラスコは振盪され、9日後分生子の収量が測定された。
結果は第1表のとおりであった。
前記結果から、一種の原料を用いた培地での最高種収量
は、20%のジャガイモ抽出物でえられた。しかし20%の
乳しょうとCSLの組み合わせのばあいは、さらに高い収
量がえられた。
(b) AQ10の成長についての光の効果 106分生子/mlを含むAQ10分生子の懸濁液の試料が、1つ
の実験ではペトリ皿の中のBEA基質の上に接種(seed)
され、他の実験ではジャガイモ/ブドー糖(PD)液状培
地の中に接種された。また別の実験では、液状のショ糖
培地の中に接種された。AQ10の培養株のいくつかは、培
養中、日中は日光に露出し、一方残りのものについて
は、アルミ箔で覆って暗くした。温度とpHは前記のごと
くであった。10〜14日の培養後、分生子の収量が測られ
た。結果は第2表に示す。
前記の結果から、前記条件下におけるはるかによい収量
は、AQ10を暗所で培養したばあいに達成されることは明
らかである。
(c) 半固体発酵 さとうもろこしの穀粒が約106分生子/mlを含むAQ10分生
子懸濁液と混ぜられた。この混合物はそれから暗箱中で
培養された。
20日間の培養ののち、6×107分生子/mlがえられた。
(d) AQ10の培養的・形態的性質 AQ10は麦芽エキス寒天培地またはポテト・グルコース寒
天培地において培養される。両培地においてAQ10は辺縁
がはっきりしない暗緑色のマットなコロニーとして観察
された。適切な生育培地はBEA培地(g/L):小麦ぬかエ
キス寒天、45分間オートクレーブされたH2O1L中100gの
小麦ぬかの抽出物、20の麦芽エキス;2のDL−アスパラギ
ン;20の寒天である(CNCMへのAQ10寄託に関する、CNCM
により規則7.1に準じて交付された原寄託の受託証に添
付された「特許手続を目的とする細菌株寄託申請書(Ap
plication form for bacterial strain deposit for th
e prupose of patent procedure)」参照)。
AQ10の主な性質はうどん粉病においてマイコパラサイト
(mycoparasite)でありBEA培地において分生子殻(pyc
nidia)を生じる。
参考例4 本願発明に用いるAQ10を以下の第3表に示す他のAQ菌株
と酵素の電気泳動パターンおよび制限断片長さの多形
(restriction fragment length polymorphism)(RFL
P)パターンについて比較した。第3表にはAQ菌株の起
源、国(地方)名、単離のソースおよび日付を示す。
1.AQ菌株の酵素についての電気泳動分析 新たに凍結したAQ菌糸体(5.7g)を氷冷抽出バッファー
中ポリトロン装置によってホモジナイズし、25,000×
g、30分間4℃の遠心分離した。ついで上清を集め再度
45,000×g、30分間4℃で遠心分離した。えられた上清
の総タンパク質濃度を測定し、そのアリコットを−80℃
で電気泳動分析に用いるまで保存した。
タンパク質抽出物を含有するサンプルはネィティブな条
件下でトリス−グリシン(pH8.3)バッファーシステム
を用いて不連続ゲル電気泳動に付した。酵素を分離する
ために、サンプルを4℃で25mAの一定の電流下で7.5〜1
0%ポリアクリルアミドゲル上で泳動した。電気泳動が
終了したのち、ゲルを菌類同定に通常用いられる22の試
験酵素の各々について個別に染色した。第4表にAQ10に
染色結果を示す。
AQ菌株の酵素についての電気泳動に行なった(ミカレ
ス、ジェイ エイ(Micales,J.A.)、ボンデ、エム ア
ール(Bonde,M.R.)およびピーターソン、ジー エル
(Peterson,G.L.)、「ザ ユース オブ アイソザイ
ム アナリシス イン ファンガル タキソノミー ア
ンド ジェネティックス(The use of isozyme analysi
s in fungal taxonomy and genetics)」、マイコタキ
ソン(Mycotaxon.)、XXVII巻、405〜449頁(1986)お
よびショー、シーアール(Shaw,C.R.)、プラサド、ア
ール)Prsasd,R.)、「スターチ ゲル エレクトロフ
ォレーシス オブ エンザイムズ−ア コンピレーショ
ン オブ レシピズ(Starch gel electrophoresis of
enzymes-A compilation of recipes)」、バイオケミカ
ル ジェネティックス(Biochemical Genetics)、4
巻、297〜320頁(1970))。AQ10の抽出物および試験が
行われた他の7つのAQ菌株の抽出物における6種の酵素
についての電気泳動パターンを第1〜6図に示す。図か
ら明らかなように、ジアホラーゼ(DIA)活性だけはAQ1
0と残りの7つの菌株との間で区別できる。さらに、3
つの酵素、アルカリホスファターゼ(ALP)、α−エス
テラーゼ(α−EST)およびジアホラーゼの組み合わせ
によって8つのAQ菌株のそれぞれを独自に区別すること
ができる。
酵素およびグルコース−6−リン酸脱水素酵素は強い染
色活性を示すが、単離物間でいかなる多形現象も明らか
にはされなかった(データは示さず)。酵素、リンゴ酸
脱水素酵素(MDH)、過酸化ジスムターゼ(SOD)および
グルタミン酸脱水素酵素(GDH)はいくつかの菌株にお
いてAQ10と同様の染色パターンを示したが、AQ10とその
ほかの菌株との間に有意な差は示さなかった。
2.RFLPパターン 以下のように、種々のAQ単離物からDNAが単離された。
凍結乾燥した菌糸体(dried frozen mycelium)(250〜
500mg)を粉状にし、えられた粉末を4mlのホモジナイゼ
ーションバッファー(0.1M NaCl、0.2M スクロースお
よび10mM EDTA)、ついでリーシスバッファー(0.25M E
DTA、0.5Mトリス(Tris).Cl pH9.2、2.5%SDS)1.0ml
に懸濁した。100μg/mlのプロテイナーゼ−K(ベーリ
ンガーマンハイム(Boehringer-Mannheim製)とともに6
0分間55℃でホモジネートをインキュベートし、そのの
ち一容量のフェノール−クロロホルム−イソアミルアル
コール(50:48:2)で4回抽出した。一容量のエタノー
ルでDNAを沈殿させ、遠心分離により集めた。70%エタ
ノールでペレットを洗浄し、TEバッファー(10mMトリス
(Tris).Cl、1mM EDTA pH7.5)0.5ml中に再び懸濁し
た。さらに、アガロースゲル電気泳動および電気溶離に
より高分子量DNA(>30kb)を精製した。精製産物のA
260NM/A280NMは1.7〜2.0であり、乾燥菌糸体500mgから
の収量は高分子量DNA約100μgであった。
AQ10のゲノムDNAライブラリーはブレイスウェイト(Bra
ithwaite)ら(ブレイスウェイト、エスケー(Braithwa
ite,S.K.)、イルウィン、ジェイエイジー(Irwin,J.A.
G.)およびマナーズ、ジェイエム(Manners,J.M.)、オ
ーストラリア マイコル レス(Australia Mycol.Re
s.)、94巻、1129〜1137頁(1991))により記載された
ように、制限酵素としてEcoRIおよびベクターとしてpUC
19を用いて調製した。高速アルカリ手順(rapid alkali
ne procedure)を用いて組換えプラスミドからDNAを抽
出し、挿入サイズをスクリーニングした(ビルンボイ
ム、エイチシー(Birnboim,H.C.)、ドーリー、ジェイ
(Doly,J.)、ヌクレイック アシッズ レス(Nucleic
Acids Res.)、7巻、1513〜1523頁(1979))。32 Pで標識されたAQ10の全ゲノムDNAとそれらの組換え
プラスミドからえられたDNAのハイブリダイゼーション
によって判定されるような最も強い放射能信号(autora
digram signals)を与えるクローンをRFLP試験、前出
(ファインベルグ、エイピー(Feinberg,A.P.)、フォ
ーゲルシュタイン、ビー(Vogelstein,B.)、ア テク
ニック フォー ラジオラベリング ディエヌエイ リ
ストリクション エンドヌクレアーゼ フラグメンツ
トゥー ハイ スペシフィック アクティビティ(A te
chnique for radiolabelling DNA restriction endonuc
lease fragments to high specific activity.)、アナ
リティカル バオケミストリー(Analytical Biochemis
try)、132巻、6〜13頁、(1983))のために選択し
た。このようなプローブ15を試験に用いた。ハイブリダ
イゼーション手順を以下に示す。
制限酵素(ベーリンガー−マンハイム製、ユナイテッド
ステイツ バイオケミカルズ(United States Bioche
micals)製)10単位を用いて16時間37℃で完了するまで
DNAサンプルを消化した。以下の制限酵素、BamHi、EcoR
I、HindIIIおよびPstIを用いた。1.0%アガロースゲル
上で切断されたDNA(2.5μg)を分離し、エレクトロブ
ロッティングデバイス(ファルマシア(Pharmacia)−L
KB)を用いてハイボンド−Nナイロン膜(Hybond-N nyl
on membranes)(アマシャム(Amersham)製)に移し
た。HindIIIで消化されたラムダDNAおよびHaeIIIで消化
されたφXDNAを分子量の参考として用いた。2時間80℃
で膜を焼いたのち、0.75M NaCl、75mM クエン酸ナトリ
ウム、100倍のデンハーツ溶液(Denhardt′s solutio
n)(2%ゼラチン、2%フィコール、2%ポリビニル
ピロリドン)およびDNA10μg/mlの超音波処理されたサ
ケ精子を含む「ハイブリダイゼーションバッファー」中
16時間68℃でフィルターのハイブリダイゼーションを行
った。そののち、結合していないDNAを除去するため、
厳重な条件(60分間63〜65℃で、0.1×SSC+0.1 SDS)
下でフィルターを洗浄し、1〜5日間−80℃でX線フィ
ルムを暴露した。ゲル中の位置にしたがってDNAバンド
を示した。最終的に、異なるAQ単離物間の相同性の度合
をネイ(Nei)(ネイ、エム(Nei,M.)およびリー、ダ
ブリュー(Li,W.)、マテマティカル モデル フォー
スタディング ジェネティック バリエーションズ イ
ン タームズ オブ リストリクション、エンドヌクレ
アーゼズ(Mathematical model for studying genetic
variations in terms of restriction endonuclease
s)、プロク ナトル アカド サイ(Proc.Natl.Acad.
Sci.)、米国(USA)、76巻、5269〜5273頁(1979)に
したがって評価した。
その結果(RFLPパターン)を第5表に示す。
第5表の結果はAQ10とその他の菌株との間には決定的な
遺伝子上の違いがあることを示しており、それは菌株AQ
10が遺伝的に独特、すなわち、既知のAQ菌株とは異なる
新規な菌株であることを示している。
実施例1(AQ10分生子のフォーミュレーション) (a) 野外テスト 野外のかぼちゃがPMDに感染させられた。0.25エーカー
地区の植物はそれぞれ約40株のグループに分けられ、そ
れぞれのグループは下記の処理のうちの1つを受けた。
1.参考例3(a)で第1表の増殖培地(b)にしたがっ
て発酵させてえられたAQ10分生子の水性懸濁液を散布。
全体で4回、間隔を置いた散布が行なわれ、それぞれは
前回の散布から5日以内に実施された。
2.下記の市販されている化学殺菌剤の散布:Afugan(ヘ
キスト社、西独(FRG))、Magen(日本ソーダ(株)、
日本)、San619(サンド社、スイス)、Ofir(チバガイ
ギー社、スイス)。それぞれのばあい、前記(1)のば
あいと同様に、間隔を置いて3回散布が行なわれた。
3.Tilt(チバガイギー社、スイス)の散布。この薬品は
体組織の殺菌剤(systemic fungicide)である。(1)
のばあいと同様に、全体で3回の散布が行なわれた。
4.無処理のコントロール かぼちゃは2日ごとに手で採取され、4つのグループの
収穫は別々に保管され、それぞれは第1、第2等級の品
質に分けられ、計量された。結果はつぎの第6表にまと
められている。
乾燥あるいは暑い天気であっても、AQ10がPMDに対して
良好な寄生性(hyperparasitism)を示すことが、葉の
試料の顕微鏡観察で証明されたようにシーズンを通して
観察された。
最高の収穫はTiltの使用時にえられた。この化合物は新
しい化学殺菌剤であって、これまでにまだ耐性菌が現わ
れていない。AQ10はその他の殺菌剤と同様の収量を与え
た。そして収理をしなかったものに比べて有意によい結
果を与えた。
(b)マンゴ樹でのPMDの抑制 北イスラエルのゴラン高原にある有機農場の36本のマン
ゴの木は9本づつの4つのグループに分けられた。2つ
のグループの木は本発明にによるAQ10組成物で処理され
た。この2つのグループには異なった反復散布割合(re
petition rate)が用いられた。第3のグループは無処
理のコントロールとして提供され、第4のグループは有
機農業でPMDに対して通常の処理であるイオウによる処
理を行なった。PMD抑制の程度は、1本ごとの木の全果
実の平均重量を決めるのと同じように果実の数をかぞえ
ることで評価された。結果はつぎの第7表に示されてい
る。
AQ10処理の木からの果実の収量は処理をしなかった対照
よりも有意に高かった。そしてまた通常のイオウ処理に
もまさっていた。
[発明の効果] 本発明によるとAQ10またはその突然変異株の純粋培養株
を用いると有効な生物化学的抗うどん粉病剤が調製さ
れ、うどん粉病の感染および蔓延が制御されうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はAQ菌株のALPについての電気泳動パターンを示
す図である。第2図はAQ菌株のSODについての電気泳動
パターンを示す図である。第3図はAQ菌株のMDHについ
ての電気泳動パターンを示す図である。第4図はAQ菌株
のα−ESTについての電気泳動パターンを示す図であ
る。第5図はAQ菌株のDIAについての電気泳動パターン
を示す図である。第6図はAQ菌株のGDHについての電気
泳動パターンを示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効量の菌株AQ10(CNCM,I-807)またはそ
    れの突然変異株の分生子、および必要に応じて前記分生
    子と適合しうる植物薬理学上許容しうる少なくとも1種
    の添加物を含むことを特徴とする抗うどん粉病水性組成
    物。
  2. 【請求項2】添加物が界面活性剤である請求項1記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】農作物に有効量の菌株AQ10(CNCM,I-807)
    またはそれの突然変異株の分生子を適用することからな
    る、野外または温室における農作物へのうどん粉病の蔓
    延および感染を制御する方法。
JP1201125A 1988-08-02 1989-08-02 培養された菌株による農作物へのうどん粉病の蔓延・感染の制御方法 Expired - Lifetime JPH0786083B2 (ja)

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IL87323 1988-08-02

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