JPH0786040A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

電子部品及びその製造方法

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JPH0786040A
JPH0786040A JP24880393A JP24880393A JPH0786040A JP H0786040 A JPH0786040 A JP H0786040A JP 24880393 A JP24880393 A JP 24880393A JP 24880393 A JP24880393 A JP 24880393A JP H0786040 A JPH0786040 A JP H0786040A
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JP
Japan
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magnetic
coil conductor
coil
layer
insulating layer
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JP24880393A
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Inventor
Masayoshi Okuma
将義 大熊
Minoru Takatani
稔 高谷
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TDK Corp
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TDK Corp
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル導体接合部における積層厚み変動、盛
り上がり、及び、磁性層、非磁性絶縁層もしくはコイル
導体層のにじみ等を防止する。 【構成】 非磁性絶縁体2は筒状である。磁性体1は非
磁性絶縁体2の内外を満たしている。コイル導体3は非
磁性絶縁体2の内部に配置され、非磁性絶縁体2の軸方
向に巻き上げられ、1ターンが軸方向O1で見た高さ位
置の異なる複数のコイル片301〜312を連続させて
構成されており、各コイル片301〜312は軸方向と
直交する平面に関して平行な平面位置を保っており、隣
接する各コイル片301〜312は、一方のコイル片3
01〜312の終端と他方のコイル片301〜312の
始端とが互いに重なり、終端と始端が非磁性絶縁体2に
開けられた孔を貫通する貫通導体501〜511によっ
て互いに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル導体を含む電子
部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル導体を含む電子部品、特に、コイ
ル部品に関する代表的な従来技術としては、特公昭57
ー39521号公報等に開示された技術がある。この従
来技術は、フェライト層と、非磁性絶縁層と、コイル導
体層とを交互に印刷して積層し、積層後に、焼成焼結す
る製造工程を経て得られる。積層化に当っては、約半タ
ーン分のコイル導体層を印刷する工程と、印刷された導
体の端部を残して、その上に非磁性絶縁層とを印刷する
工程と、非磁性絶縁層の周りに磁性層を印刷する工程
と、残された端部に導通するようにして非磁性絶縁層の
上に残りの半ターン分の導体を印刷する工程とを繰返し
て、積層方向に螺旋状に変位するコイル導体を形成す
る。積層工程を終了した後、焼成することにより、磁性
体の内部に非磁性絶縁体によって支持されたコイル導体
を有する高密度集積の電子部品が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法による
と、半ターン分のコイル導体を印刷によって形成した
後、次の半ターン分を、先に印刷された半ターン分のコ
イル導体層の終端部に、始端が重なるように印刷し、終
端と始端とを接合するので、この接合部分で積層厚み変
動、厚み盛り上がり、磁性層、非磁性絶縁層及びコイル
導体層のにじみ等を生じる。これらは、積層面の面変動
を招き、積層不良を生じる原因となる。従って、積層工
程において、接合部に生じるかも知れない上記問題を常
に注意深く監視し、管理しなければならない。これは積
層工程の能率を低下させる。しかも、注意深く監視して
も、上記問題を完全に解消することは困難である。
【0004】本発明の課題は、コイル導体を含む高密度
集積の電子部品及びこのような電子部品を製造するのに
好適な製造方法を提供することである。
【0005】本発明のもう一つの課題は、コイル導体と
鎖交すべき磁束に対して、磁気効率の高い磁路が形成さ
れる電子部品及びその製造方法を提供することである。
【0006】本発明の更にもう一つの課題は、コイル導
体接合部における積層厚み変動、盛り上がり、及び、磁
性層、非磁性絶縁層もしくはコイル導体層のにじみ等を
生じることのない電子部品及びその製造方法を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る電子部品は、非磁性絶縁体と、磁性体
と、コイル導体とを含む電子部品であって、前記非磁性
絶縁体は、筒状であり、前記磁性体は、前記非磁性絶縁
体の内外を満たしており、前記コイル導体は、前記非磁
性絶縁体の内部に配置され、前記非磁性絶縁体の軸方向
に巻き上げられ、1ターンが前記軸方向で見た高さ位置
の異なる複数のコイル片を連続させて構成されており、
各コイル片は前記軸方向と直交する平面に関して平行な
平面位置を保っており、隣接する各コイル片は、一方の
コイル片の終端と他方のコイル片の始端とが互いに重な
り、前記終端と前記始端が前記非磁性絶縁体に対して前
記軸方向と平行する方向に開けられた孔を貫通する貫通
導体によって互いに接続されている。
【0008】上記電子部品を得るため、本発明に係る製
造方法は、非磁性絶縁層形成工程と、コイル溝形成工程
と、コイル導体形成工程と、磁性層形成工程とを含み、
前記非磁性絶縁層形成工程は、前記非磁性絶縁層を無端
状に形成する工程であり、前記コイル溝形成工程は、凹
溝と、貫通孔とを形成する工程であって、前記凹溝は、
前記非磁性絶縁層内において、当該非磁性絶縁層の下に
位置することのある他のコイル導体層の終端部に対応す
る位置を始端として、前記他のコイル導体層と同一の方
向にその全周よりは短い経路を有するように形成し、前
記貫通孔は前記始端から前記コイル導体の前記終端に達
する貫通孔を形成する工程であり、前記コイル導体形成
工程は、前記凹溝及び前記貫通孔内に導電材料を埋め込
む工程であり、前記磁性層形成工程は、前記非磁性絶縁
層の内外に磁性層を形成する工程であり、前記各工程
は、前記コイル導体の要求されるターン数に応じて繰り
返される。
【0009】
【作用】非磁性絶縁体は磁性体の内部に配置され、コイ
ル導体は非磁性絶縁体の内部に配置されているから、高
密度集積の電子部品が得られる。
【0010】非磁性絶縁体は、磁性体の内部に筒状の形
状を保って配置されており、コイル導体は非磁性絶縁体
の軸方向に巻き上げられているから、非磁性絶縁体及び
コイル導体の内側及び外側を埋める磁性体が磁路とな
る。この磁路により、コイル導体と鎖交すべき磁束に対
して、磁気効率の高い磁路が形成される。
【0011】コイル導体は、1ターンが軸方向で見た高
さ位置の異なる複数のコイル片を連続させて構成されて
おり、各コイル片は軸方向と直交する平面に関して平行
な平面位置を保っており、隣接する各コイル片は、一方
のコイル片の終端と他方のコイル片の始端とが互いに重
なり、終端と始端が非磁性絶縁体に対して軸方向と平行
する方向に開けられた孔を貫通する貫通導体によって互
いに接続されているから、コイル導体及びこれを支持す
る非磁性絶縁体を平面状に形成したうえで、隣接するコ
イル片を、貫通導体で接続できる。貫通導体は非磁性絶
縁体に対して軸方向と平行する方向に開けられた孔を貫
通するから、コイル導体接合部における積層厚み変動、
盛り上がり、及び、磁性層、非磁性絶縁層もしくはコイ
ル導体層のにじみ等を生じることがない。
【0012】本発明に係る製造方法は、非磁性絶縁層形
成工程において非磁性絶縁層を無端状に形成し、コイル
導体形成工程において凹溝及び貫通孔内に導電材料を埋
め込み、磁性層形成工程において非磁性絶縁層の内外に
磁性層を形成する。この工程を、コイル導体の要求され
るターン数に応じて繰り返すから、磁性体の内部に非磁
性絶縁体によって支持されたコイル導体を有する高密度
集積の電子部品を製造できる。
【0013】コイル溝形成工程において、凹溝と、貫通
孔とを形成する。凹溝は非磁性絶縁層内において、当該
非磁性絶縁層の下に位置することのある他のコイル導体
層の終端部に対応する位置を始端として、他のコイル導
体層と同一の方向にその全周よりは短い経路を有するよ
うに形成し、貫通孔は始端からコイル導体の終端に達す
るように形成する。コイル導体形成工程では、凹溝及び
貫通孔内に導電材料を埋め込む。これにより、コイル導
体接合部における積層厚み変動、盛り上がり、及び、磁
性層、非磁性絶縁層もしくはコイル導体層のにじみ等を
生じることのない電子部品が得られる。
【0014】本発明に係る電子部品には、コイル部品単
独、コンデンサもしくは抵抗等の受動回路素子と組合せ
た複合部品、または、これらと集積回路部品と組合せた
混成集積回路部品等が含まれる。コイル部品単独の用途
例としては、インダクタ、トランス、ロータリートラン
ス、ミキサートランス、もしくはモータ用ステータ等の
磁界発生手段があり、複合部品の用途例としては、トラ
ップ素子、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バン
ドパスフィルタ、イコライザまたはIFT等があり、混
成集積回路部品としては、高集積度、高性能及び超小型
のイコライザアンプ、DC/DCコンバータ、アクティ
ブフィルタ等がある。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る電子部品の断面図、図2
は図1に示された電子部品のコイル導体をモデル化して
示す斜視図、図3は図1に示した電子部品において非磁
性絶縁体の周方向に沿って切断し展開して示した断面図
である。各図はその役割に従って、寸法を変更して示し
てある。本発明に係る電子部品は、磁性体1と、非磁性
絶縁体2と、コイル導体3とを含んでいる。
【0016】非磁性絶縁体2は、磁性体1の内部に筒状
の形状を保って配置され、内外が磁性体1で満たされて
いる。磁性体1は例えばフェライトで構成され、非磁性
絶縁体2は非磁性フェライト材料、誘電体材料、ガラス
またはその他の無機質絶縁材料によって構成される。
【0017】コイル導体3は非磁性絶縁体2の内部に配
置され、非磁性絶縁体2の軸方向O1に巻き上げられて
いる。コイル導体3は電気抵抗値が低い導電材料、例え
ばAg等によって例えば100μm前後の膜厚となるよ
うに構成される。コイル導体3は、1ターンが軸方向O
1で見た高さ位置の異なる複数のコイル片(301、3
02)〜(311、312)を連続させて構成されてい
る(図2参照)。各コイル片301〜312は軸方向O
1と直交する平面に関して平行な平面位置を保ってい
る。隣接する各コイル片、例えばコイル片301とコイ
ル片302はコイル片301の終端aとコイル片302
の始端bとが互いに重なり、コイル片301の終端aと
コイル片302の始端bとが非磁性絶縁体2を軸方向O
1と平行する方向に開けられた孔401〜411を貫通
する貫通導体501〜511によって互いに接続されて
いる(図2及び図3参照)。
【0018】上述のように、非磁性絶縁体2は磁性体1
の内部に配置され、コイル導体3は非磁性絶縁体2の内
部に配置されているから、高密度集積の電子部品が得ら
れる。
【0019】また、非磁性絶縁体2は、磁性体1の内部
に筒状の形状を保って配置されており、コイル導体3は
非磁性絶縁体2の軸方向O1に巻き上げられているか
ら、非磁性絶縁体2及びコイル導体3の内側及び外側を
埋める磁性体1が磁路φを構成する(図1参照)。この
磁路φにより、コイル導体3と鎖交すべき磁束に対し
て、磁気効率の高い磁路が形成される。
【0020】更に、コイル導体3は、1ターンが軸方向
O1で見た高さ位置の異なる複数のコイル片(301、
302)〜(311、312)を連続させて構成されて
おり、各コイル片(301〜312)は軸方向O1と直
交する平面に関して平行な平面位置を保っており、隣接
する各コイル片(201と202)〜(211と31
2)は、例えばコイル片201の終端aとコイル片(2
02)の始端bとが互いに重なり、終端aと始端bが非
磁性絶縁体2に対して軸方向O1と平行する方向に開け
られた孔401〜411を貫通する貫通導体501〜5
11によって互いに接続されているから、コイル導体3
及びこれを支持する非磁性絶縁体2を平面状に形成した
うえで、隣接するコイル片、例えばコイル片201とコ
イル片202とを、貫通導体501〜511で接続でき
る。貫通導体501〜511は非磁性絶縁体2に対して
軸方向O1と平行する方向に開けられた孔401〜41
1を貫通するから、コイル導体接合部における積層厚み
変動、盛り上がり、及び、磁性層、非磁性絶縁層もしく
はコイル導体層のにじみ等を生じることがない。
【0021】図4〜図23は本発明に係る電子部品の製
造方法を説明する図である。まず、図4及び図5に示す
ように、磁性層101を所定のパターン及び厚みとなる
ように形成する。磁性層101はフェライト粉末、バイ
ンダ及び必要に応じて添加物を含有するフェライトペー
ストを印刷することによって形成される。
【0022】次に、図6及び図8に示すように、磁性層
101の表面に非磁性絶縁層201をリング状に形成す
る。非磁性絶縁層201は非磁性フェライト材料、誘電
体材料、ガラスまたはその他の無機質絶縁材料などの粉
末、バインダ及び必要に応じて添加物を含有するセラミ
ック系ペーストを、印刷することによって形成する。
【0023】次に、図8及び図9に示すように、非磁性
絶縁層201の面内に、その全周よりは短い経路を有す
るように、凹溝701を形成する。凹溝701はレーザ
を用いて形成することができる。図示の凹溝701は非
磁性絶縁層201の全長の半分よりは少し長く形成され
ている。
【0024】次に、図10及び図11に示すように、凹
溝701の内部にコイル導体層301を形成する。コイ
ル導体層301は、例えば銀等のように、電気導電性に
優れた導電材料によって構成する。このコイル導体層3
01は上述のような導電材料、バインダ及び必要により
添加物を加えてペースト化した導電性ペーストを、印刷
等の手段によって凹溝701内に埋め込むことによって
形成する。
【0025】次に、図12及び図13に示すように、非
磁性絶縁層201の内外に磁性層102を形成する。磁
性層102は磁性層101と同一の材料を用い同一の手
段に従って形成できる。磁性層102は、理想的には非
磁性絶縁層201及びコイル導体層301と同一の平面
となるように形成する。
【0026】次に図14及び図15に示すように、非磁
性絶縁層201の表面に、コイル導体層301を完全に
覆うように、非磁性絶縁層202を形成する。非磁性絶
縁層202は非磁性絶縁層201と同一の材料及び手段
に従って形成する。
【0027】次に図16及び図17に示すように、非磁
性絶縁層202の内外に磁性層103を形成する。磁性
層103は磁性層102と同一の材料を用い同一の手段
に従って形成できる。磁性層103は、理想的には非磁
性絶縁層202と同一の平面となるように形成する。
【0028】次に、図18〜図20に示すように、非磁
性絶縁層202に凹溝702と貫通孔401とを形成す
る。凹溝702は、非磁性絶縁層202内において、当
該非磁性絶縁層202の下に位置するコイル導体層30
1の終端部に対応する位置を始端として、コイル導体層
301と同一の方向にその全周よりは短い経路を有する
ように形成する。貫通孔401は始端からコイル導体層
301の終端に達する貫通孔を形成する。
【0029】次に、図21〜図23に示すように、凹溝
702及び貫通孔401内にコイル導体層302を埋め
込む。コイル導体層302はコイル導体層301と同一
の材料を用い同一の手段に従って形成できる。この工程
において、コイル導体層302が貫通導体を介してコイ
ル導体層301に導通する。
【0030】上記の各工程を、コイル導体の要求される
ターン数に応じて繰り返す。これにより、図1〜図3に
示したように、磁性体1の内部に非磁性絶縁体2によっ
て支持されたコイル導体3を有する高密度集積の電子部
品を製造できる。
【0031】上述のように、コイル溝形成工程におい
て、凹溝702は非磁性絶縁層202内において、当該
非磁性絶縁層202の下に位置することのある他のコイ
ル導体層301の終端部に対応する位置を始端として、
他のコイル導体層301と同一の方向にその全周よりは
短い経路を有するように形成し、貫通孔401はコイル
導体層302の始端からコイル導体301の終端に達す
るように形成し、コイル導体形成工程では、凹溝701
及び貫通孔401内に貫通導体501を形成するから、
コイル導体接合部における積層厚み変動、盛り上がり、
及び、磁性層101〜103、非磁性絶縁層201、2
02もしくはコイル導体層301、302のにじみ等を
生じることのない電子部品が得られる。
【0032】実施例の外にも、ミキサートランス、モー
タ用ステータ等の磁界発生装置、トラップ素子、ローパ
スフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、
イコライザまたはIFT、イコライザアンプ、DC/D
Cコンバータまたはアクティブフィルタ等の各種電子部
品が実現できる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にによれば、
次のような効果を得ることができる。 (a)高密度集積のコイル導体を含む電子部品及びこの
ような電子部品を製造するのに好適な製造方法を提供で
きる。 (b)コイル導体と鎖交すべき磁束に対して、磁気効率
の高い磁路が形成される電子部品及びその製造方法を提
供できる。 (c)コイル導体接合部における積層厚み変動、盛り上
がり、及び、磁性層、非磁性絶縁層もしくはコイル導体
層のにじみ等を生じることのない電子部品及びその製造
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の断面図である。
【図2】図1に示された電子部品のコイル導体をモデル
化して示す斜視図である。
【図3】図1に示した電子部品において非磁性絶縁体の
周方向に沿って切断し展開して示した断面図である。
【図4】本発明に係る電子部品の製造方法を示す図であ
る。
【図5】図4の正面断面図である。
【図6】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を示
す図である。
【図7】図6のA7ーA7線上における断面図である。
【図8】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を示
す図である。
【図9】図8のA9ーA9線上における断面図である。
【図10】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図11】図10のA11ーA11線上における断面図
である。
【図12】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図13】図12のA13ーA13線上における断面図
である。
【図14】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図15】図14のA15ーA15線上における断面図
である。
【図16】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図17】図16のA17ーA17線上における断面図
である。
【図18】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図19】図18のA19ーA19線上における断面図
である。
【図20】図18のA20ーA20線上における断面図
である。
【図21】本発明に係る電子部品の製造方法の一工程を
示す図である。
【図22】図21のA22ーA22線上における断面図
である。
【図23】図21のA23ーA23線上における断面図
である。
【符号の説明】
1 磁性体 2 非磁性絶縁体 3 コイル導体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性絶縁体と、磁性体と、コイル導体
    とを含む電子部品であって、 前記非磁性絶縁体は、筒状であり、 前記磁性体は、前記非磁性絶縁体の内外を満たしてお
    り、 前記コイル導体は、前記非磁性絶縁体の内部に配置さ
    れ、前記非磁性絶縁体の軸方向に巻き上げられ、1ター
    ンが前記軸方向で見た高さ位置の異なる複数のコイル片
    を連続させて構成されており、各コイル片は前記軸方向
    と直交する平面に関して平行な平面位置を保っており、
    隣接する各コイル片は、一方のコイル片の終端と他方の
    コイル片の始端とが互いに重なり、前記終端と前記始端
    が前記非磁性絶縁体に対して前記軸方向と平行する方向
    に開けられた孔を貫通する貫通導体によって互いに接続
    されている電子部品。
  2. 【請求項2】 非磁性絶縁層形成工程と、コイル溝形成
    工程と、コイル導体形成工程と、磁性層形成工程とを含
    み、請求項1に記載の電子部品を製造する方法であっ
    て、 前記非磁性絶縁層形成工程は、前記非磁性絶縁層を無端
    状に形成する工程であり、 前記コイル溝形成工程は、凹溝と、貫通孔とを形成する
    工程であって、前記凹溝は、前記非磁性絶縁層内におい
    て、当該非磁性絶縁層の下に位置することのある他のコ
    イル導体層の終端部に対応する位置を始端として、前記
    他のコイル導体層と同一の方向にその全周よりは短い経
    路を有するように形成し、前記貫通孔は前記始端から前
    記コイル導体の前記終端に達する貫通孔を形成する工程
    であり、 前記コイル導体形成工程は、前記凹溝及び前記貫通孔内
    にコイル導体層を形成する工程であり、 前記磁性層形成工程は、前記非磁性絶縁層の内外に磁性
    層を形成する工程であり、 前記各工程は、前記コイル導体の要求されるターン数に
    応じて繰り返される電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310777A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Kyocera Corp コイル内蔵基板
US10340073B2 (en) 2015-07-29 2019-07-02 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil component and method of manufacturing the same

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