JPH0785794B2 - 濾過器 - Google Patents

濾過器

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Publication number
JPH0785794B2
JPH0785794B2 JP61090424A JP9042486A JPH0785794B2 JP H0785794 B2 JPH0785794 B2 JP H0785794B2 JP 61090424 A JP61090424 A JP 61090424A JP 9042486 A JP9042486 A JP 9042486A JP H0785794 B2 JPH0785794 B2 JP H0785794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cartridge
raw water
filtration
filter material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61090424A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62247886A (ja
Inventor
朋信 大津
一幸 猿渡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61090424A priority Critical patent/JPH0785794B2/ja
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は飲料水等を濾過するための濾過器に関するもの
である。
従来の技術 本体に瀘材として活性炭が封入された濾過用カートリッ
ジ(以下カートリッジとする)を備えたカートリッジ式
の濾過器が一般家庭などで使用されている。このような
濾過器において、同じカートリッジを長時間使用すると
活性炭の濾過性能は低下してしまうため、新しいカート
リッジと交換する必要性が出てくる。通常、カートリッ
ジの交換は予めメーカーによって設定された使用期間
(例えば4ヶ月)毎に行われるようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、メーカーによって設定される使用期間は
平均的な家庭での使用頻度をもとに設定されているた
め、水の濁り度合いや使用頻度が著しく異なる場合では
条件が著しく異なってくる。たとえば非常に頻繁に使用
する家庭では前記使用期間が経つ前に濾過性能が著しく
低下してしまい、濾過性能の低下に気付かずに使用する
という不合理が生じていた。また非常に使用頻度が少な
い家庭では、濾過性能がそれほど低下していないにもか
かわらずカートリッジを交換してしまう事になってしま
う。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、カ
ートリッジの濾過性能の低下を的確に把握することの出
来る濾過器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の問題点を解決するため、濾過用カートリ
ッジの原水入口から濾過用カートリッジの瀘材収容部に
至る水路中に原水の濁りにより変色するとともに瀘材と
非接触に濾過性樹脂表示用のプレフィルタを設け、プレ
フィルタを収容するプレフィルタ収容部にプレフィルタ
が目視できる透明部を設けた。
以上のように構成することにより、濾過性能表示用のプ
レフィルタには徐々に原水中の濁りの成分が付着してい
き、長時間使用した場合にこの濁りの成分によってプレ
フィルタが変色する。そして濾過用カートリッジに設け
られた目視用の透明部を通してプレフィルタの変色の度
合いが確認できるので、プレフィルタの変色の度合に基
づいてカートリッジの交換期間を判断することが出来
る。
実施例 以下、本発明の実施例における濾過器について説明す
る。
第1図において、1は切替弁部、2はカートリッジケー
ス、3はカートリッジケース2の蓋である。カートリッ
ジケース2は切替弁部1に固定されている。蓋3はカー
トリッジケース2にねじによって取り付けられる。そし
てカートリッジケース2及び蓋3によってカートリッジ
収容部が形成される。4は円柱状の弁体であり、切替弁
部1内に形成された弁ケーシング内に回転自在となるよ
うに収容されている。弁体4の内部には流入して来る原
水をカートリッジ収容部側へ導くための水路6が形成さ
れ、また外側部には流入して来る原水をそのまま外部に
導くための凹部7が形成されている。弁体4が濾過状態
となっている場合には原水流入口1a,水路6,水路1bを通
る水路が形成される。一方、弁体4を原水流出状態とな
るように変位させた場合には、原水流入口1aより凹部7
と弁ケーシング内壁との間に形成される水路を経て原水
吐出管1cに至る水路が形成される。5は濾過用カートリ
ッジ(以下カートリッジとする)であり、前記カートリ
ッジ収容部に収容される。カートリッジ5内の濾材収容
部には瀘材として活性炭8が封入されている。またカー
トリッジ5の瀘材収容部の活性炭8よりも濾過水流出口
9側には水中の濁りの成分を除去するためのフィルタ10
が設けられている。11は活性炭8が外部に漏れるのを防
止するためのネットである。12はカートリッジ5内に流
入した原水を瀘材収容部に導くための水路である。13は
切替弁部からカートリッジケース2内に突出した原水注
入用のパイプであり、カートリッジ5の原水入口と結合
する。14はカートリッジケース2の底部に設けられた濾
過水吐出管で、カートリッジ5の濾過水流出口9と結合
する。
水路12の端部に面するカートリッジ外壁には第2図に表
されているように開口5aが設けられる。そして開口5aか
ら水路12を塞ぐように原水中の濁りの成分が付着し変色
する濾過性能表示用のプレフィルタ15が挿入されてい
る。プレフィルタ15は合成樹脂製の繊維で構成される。
そして、プレフィルタ15を挿入してから、上記開口を塞
ぐような透明な栓16が取り付けられる。水路12の上部の
プレフィルタ収容部の側壁には第1図に示されるように
瀘材収容部側に貫通する原水流入用の側孔17が設けられ
る。
次に本実施例における濾過器のプレフィルタ15の作用に
ついて説明する。水路12に流れ込んだ原水はプレフィル
タ15を貫通し、側孔17から瀘材収容部へ流入する。その
際、原水中の鉄錆等の濁りの成分がプレフィルタ15に付
着する。
長時間使用することにより、活性炭8及びフィルタ10の
濾過性能は低下していき、それに伴ってプレフィルタ15
にも濁りの成分が付着してプレフィルタ15はしだいに変
色していく。そこで、プレフィルタ15の材質及び厚さ等
を適当に選定することによって活性炭8及びフィルタ10
の濾過性能をプレフィルタ15の変色の度合より予測でき
るようにする。これにより、カートリッジ5の外部より
透明な栓16を通してプレフィルタ15を目視してプレフィ
ルタ15の変色の度合を監視することができるため、プレ
フィルタ15の変色の度合より活性炭8及びフィルタ10の
濾過性能の低下度合いを予測することが出来る。
発明の効果 本発明は、カートリッジの原水入口から瀘材収容部に至
る水路に、原水中の濁りの成分が付着して変色する濾過
性能表示用のプレフィルタを設け、プレフィルタを目視
するための透明部を設けたことにより、透明部を通して
プレフィルタを目視することが出来、プレフィルタの変
色の度合いよりカートリッジの交換時期を容易に判断す
ることが出来る。そして、水中の濁りの成分を除去する
瀘材と非接触に濾過性能表示用のプレフィルタを設ける
ことにより、瀘材の汚れ等がプレフィルタに付着するこ
とがなく、プレフィルタの材質及び厚さ等を自由に選択
できるので濁りによるフィルタの変色よりもプレフィル
タの変色の度合を濃くすることが出来、変色の度合が見
やすく、フィルタの濾過性能の低下度合を的確に予測で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における濾過器の断面図、第
2図は同濾過器のカートリッジの斜視図である。 1……切替弁部、2……カートリッジケース 3……蓋、4……弁体 5……濾過用カートリッジ 8……活性炭、12……水路 13……パイプ、14……濾過水吐出管 15……プレフィルタ、16……栓 17……側孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原水を濾過する瀘材を収容する瀘材収容部
    を設けた濾過用カートリッジを備えた濾過器であって、
    前記濾過用カートリッジの原水入口から前記瀘材収容部
    に至る水路中に原水の濁りにより変色し前記瀘材の交換
    時期を示すとともに前記瀘材と非接触に濾過性能表示用
    のプレフィルタを設け、前記プレフィルタを収容するプ
    レフィルタ収容部に前記プレフィルタが目視できる透明
    部を設けたことを特徴とする濾過器。
JP61090424A 1986-04-18 1986-04-18 濾過器 Expired - Lifetime JPH0785794B2 (ja)

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JP61090424A JPH0785794B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 濾過器

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JP61090424A JPH0785794B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 濾過器

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JPS62247886A JPS62247886A (ja) 1987-10-28
JPH0785794B2 true JPH0785794B2 (ja) 1995-09-20

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ID=13998223

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JP61090424A Expired - Lifetime JPH0785794B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 濾過器

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651182B2 (ja) * 1988-04-15 1994-07-06 株式会社日立製作所 浄水器
US4998228A (en) * 1990-02-09 1991-03-05 Douglas R. Eger Drinking water filter
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JPS60179187A (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 Hitachi Ltd 浄水器

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JPS60179389U (ja) * 1984-05-10 1985-11-28 松下電工株式会社 浄水器

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JPS60179187A (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 Hitachi Ltd 浄水器

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JPS62247886A (ja) 1987-10-28

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