JPH0785695B2 - 小動物の送り込み装置 - Google Patents

小動物の送り込み装置

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Publication number
JPH0785695B2
JPH0785695B2 JP3347823A JP34782391A JPH0785695B2 JP H0785695 B2 JPH0785695 B2 JP H0785695B2 JP 3347823 A JP3347823 A JP 3347823A JP 34782391 A JP34782391 A JP 34782391A JP H0785695 B2 JPH0785695 B2 JP H0785695B2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
enclosure
outlet
feeding device
ratchet teeth
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Expired - Lifetime
Application number
JP3347823A
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JPH05153882A (ja
Inventor
鎌田俊成
Original Assignee
東京芝浦臓器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東京芝浦臓器株式会社 filed Critical 東京芝浦臓器株式会社
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小動物の送り込み装置に
関し、特に豚等の小動物の入口通路と送り出し口通路と
が連結され、送り出し口通路が炭酸ガス麻酔装置につな
がっている小動物の送り込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置の一実施例として
は、実開昭52−27882号公報に開示された送り込
み装置がある。
【0003】しかして、この送り込み装置は、入口と出
口とを形成する円形状の囲い板と、この囲い板の中心軸
に放射状に軸支された3枚の仕切板とから成り、前記囲
い板の上方には駆動用リールを設置し、この駆動レール
に駆動装置を取付け、この駆動装置と前記各仕切板とを
連結金具を介して連結し、手元の操作スイッチで駆動装
置を駆動して各仕切板を一方向に自動的に回転させるこ
とを特徴とする。
【0004】しかし、この送り込み装置は、構成が複雑
であること、小動物の戻りを確実に防ぐことができない
こと、小動物を出口からスムースに出口通路へ送り込む
ことができないことなど多くの問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の欠
点に鑑み、本発明は構成が簡単であり、また一旦前進し
た小動物の戻りをその都度阻止するができ、さらに、小
動物を送り出し口からスムースに送り出し口通路へ送り
込むことができ、加えて、作業能率の向上を図ることが
できる小動物の送り込み装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の小動物の送り込み装置は、入口と送り出し
口とを形成する円形状の囲い板と、この囲い板の中心軸
に放射状に軸支された複数の仕切板とを備え、前記囲い
板の入口側から送り出し口側の上端面あるいは外周壁に
ラチェット歯を設け、一方、前記仕切板の上端部には、
前記ラチェット歯と係脱すると共に、少なくとも囲い板
の送り出し口側の適宜箇所で囲い板に設けたストッパー
部と係合する係合体が軸支されていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】小動物が追い込み通路から送り込み装置の入口
へと順次向かう。小動物が入口から送り込み装置に入っ
たならば小動物を一方向へ送り込むように送り出し口側
から回転して来た第1の仕切板を係合体およびストッパ
ー部を介し、一旦左側囲い板の入口端部に固定する。
【0008】一方、入口を通過した第2の仕切板は小動
物に押されて一方向へ動く。この時仕切板の係合体はラ
チェット歯と係脱する。仕切板は一方向に回転すると逆
方向には戻らない。
【0009】この時すでに送り出し口まで回転して行っ
た第3の仕切板は、係合体およびストッパー部を介し、
一旦左側囲い板の送り出し口端部に固定される。そのた
め小動物は送り出し口から強制的に送り出し口通路へと
送り出される。
【0010】
【実施例】以下、図面に基き本発明を詳細に説明する。
【0011】1は豚などの小動物を麻酔する麻酔装置
で、この麻酔装置1には案内室2が設けられている。
【0012】3は小動物の送り込み装置で、この送り込
み装置3は後述する送り出し口通路を介し前記案内室2
と連結している。
【0013】送り込み装置3は、入口4と送り出し口5
とを形成する円形状の囲い板6と、この囲い板6の中心
部に立設された中心軸7と、この中心軸に筒状の枢支部
8a、9a、10aをそれぞれ介して枢支された3枚の
仕切板8、9、10とを備えている。
【0014】11は送り込み装置3の送り出し口5と麻
酔装置1の案内室2とを連結する送り出し口通路であ
り、一方、12は送り込み装置3の入口4と連結する追
い込み通路である。
【0015】しかして、囲い板6は図1を基準とする
と、右側の囲い板6aと、この囲い板6aと対向するよ
うに設けられた左側の囲い板6bとから成り、本実施例
では右側囲い板6aの方が左側囲い板6bよりも円周方
向に長く形成されている。
【0016】13は右側囲い板6aに入口側から送り出
し口側の上端面に所定間隔に設けられたラチェット歯で
ある。このラチェット歯13は、特に図示しないが、右
側囲い板6aの外周壁の上端部に設けてもよい。なお、
本実施例では左側囲い板6bの上端面にはラチェット歯
が設けられておらず、平な面をしている。
【0017】14は前述した3枚の仕切板8、9、10
の各上端部の自由端部に横軸15を介して枢着され、前
記ラチェット歯13と係脱すると共に、少なくとも左側
囲い板6bの送り出し口5側の上端面に突設されたスト
ッパー部16と結合する係合体である。
【0018】なお、ストッパー部16は、本実施例では
入口4および送り出し口5の位置を考慮し、少なくとも
左側囲い板6bの各上端面の両端部にそれぞれ適宜に突
設してある。
【0019】係合体14は、図4で示すように上壁に切
欠部を有する枢支部14aと、この枢支部14aと連設
しラチェット歯13と係脱すると共にストッパー部16
と係合する軽ミゾ軽鋼の係合部14bと、この係合部1
4bの上面に一体的に取付けられた係合体を回動操作す
るための把手14cとから成る。
【0020】上記構成に於いては、まず小動物Aが追い
込み通路12から送り込み装置3の入口4へと順次向か
って来る。しかして、作業員は、小動物Aが入口4から
送り込み装置3に入ったならば、小動物Aを一方向、本
実例では図1を基準にすると、反時針方向へ送り込むこ
とができるように送り出し口5側から回転して来た第1
の仕切板8を係合体14およびストッパー部16を介
し、一旦左側囲い板6bの入口端部に固定する。
【0021】一方、作業員は第2の仕切板9を小動物に
押されて一方向へ動くことができるようにする。この時
すでに送り出し口5まで回転して行った第3の仕切板1
0は図4で示すように係合体14およびストッパー部1
6を介し、一旦左側囲い板6bの送り出し口端部に固定
され、そのため小動物Aは強制的に送り出し口5から送
り出し口通路11へと送り出される。
【0022】なお、各仕切板8、9、10の各係合体1
4は、右側囲い板6aのラチェット歯13の傾斜面13
aを乗り越えると、ラチェット歯の垂直面13bにスト
ッパーされ、そのため各仕切板8、9、10は逆方向へ
動かない。したがって、各仕切板8、9、10は小動物
Aの進行状況に対応し、その都度小動物の戻りを阻止す
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。
【0024】(1)構成が簡単である。したがって、安
価に製作することができる。
【0025】(2)囲い板の上端面にラチェット歯を設
けてあるので、一旦前進した小動物の戻りをその都度阻
止するができる。
【0026】(3)各仕切板の上端部には、ラチェット
歯と係脱すると共に、少なくとも囲い板の送り出し口側
の適宜箇所で囲い板に設けたストッパー部と係合する係
合体が軸支されているので、小動物を送り出し口からス
ムースに送り出し口通路へ送り込むことができる。
【0027】(4)複数の仕切体が中心軸に軸支されて
いるので、作業員は各仕切板を任意の位置に自由に可動
させることができ、したがって、作業能率の向上を図る
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面からの概略説明
図。
【図2】図1の2−2線拡大断面図。
【図3】本発明の係合体とラチェット歯との係脱関係を
示す説明図。
【図4】および
【図5】本発明の係合体とストッパー部との係合関係を
示す各説明図。
【図6】本発明の各仕切板の回転状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…麻酔装置、 3…送り込み装置、 5…送り出し口、 6…囲い板、 7…中心軸、 8、9、10…仕切板、 11…送り出し口通路、 13…ラチェット歯、 14…係合体、 16…ストッパー部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口と送り出し口とを形成する円形状の囲
    い板と、この囲い板の中心軸に放射状に軸支された複数
    の仕切板とを備え、前記囲い板の入口側から送り出し口
    側の上端面にラチェット歯を設け、一方、前記仕切板の
    上端部には、前記ラチェット歯と係脱すると共に、少な
    くとも囲い板の送り出し口側の適宜箇所で囲い板に設け
    たストッパー部と係合する係合体が軸支されていること
    を特徴とする小動物の送り込み装置。
  2. 【請求項2】入口と送り出し口とを形成する円形状の囲
    い板と、この囲い板の中心軸に放射状に軸支された複数
    の仕切板とを備え、前記囲い板の入口側から送り出し口
    側の外周壁にラチェット歯を設け、一方、前記仕切板の
    上端部には、前記ラチェット歯と係脱すると共に、少な
    くとも囲い板の送り出し口側の適宜箇所で囲い板に設け
    たストッパー部と係合する係合体が軸支されていること
    を特徴とする小動物の送り込み装置。
JP3347823A 1991-12-03 1991-12-03 小動物の送り込み装置 Expired - Lifetime JPH0785695B2 (ja)

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JP3347823A JPH0785695B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 小動物の送り込み装置

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JP3347823A JPH0785695B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 小動物の送り込み装置

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JPH05153882A JPH05153882A (ja) 1993-06-22
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JP3347823A Expired - Lifetime JPH0785695B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 小動物の送り込み装置

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EP0706760B1 (de) * 1994-10-10 1998-12-16 Peter Fuchs Technology Group Ag Einrichtung zum Fördern von Tieren
CN109169339A (zh) * 2018-09-13 2019-01-11 安徽省保莱康生物科技有限公司 一种用于猪饲料的送料装置

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JPH05153882A (ja) 1993-06-22

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